JPH075752Y2 - スピーカ受口の被覆構造 - Google Patents

スピーカ受口の被覆構造

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JPH075752Y2
JPH075752Y2 JP8059089U JP8059089U JPH075752Y2 JP H075752 Y2 JPH075752 Y2 JP H075752Y2 JP 8059089 U JP8059089 U JP 8059089U JP 8059089 U JP8059089 U JP 8059089U JP H075752 Y2 JPH075752 Y2 JP H075752Y2
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JP
Japan
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speaker
rib
clip
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support member
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Application number
JP8059089U
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JPH0320595U (ja
Inventor
哲基 木村
寛一 松山
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はスピーカ受口の被覆構造に関するものである。
[従来の技術] 自動車の車内には、左右にラジオもしくはカーステレオ
用のスピーカを装着するためのスピーカ受台が設けられ
ている。
第9図はフロントガラス1の車内上方に形成したオーバ
ヘッドコンソール2の車幅方向端部に、内部にスピーカ
を装着可能なスピーカ受台3aを設けた事例で、図はオー
バヘッドコンソール2の右半分を示し、図示されていな
い左半分の端部にもスピーカ受台3aと対称形状のものが
設けられている。
従来、カーステレオを装備しないで工場より出荷される
自動車では第9図に示す車内右側(運転席側)のスピー
カ受台3aのみにスピーカが装着されていて、ラジオ放送
をモノラルで聞くことができるようになっている。
一方、第10図に示すように、スピーカが装着されてない
車内左側(助手席側)のスピーカ受台3bにおいては、ス
ピーカからの音を車内へ流すために開口されたスピーカ
受口4の反車内側(図中A側)を受口カバー5にて被覆
してスピーカ受台3bの内部が車内側(図中B側)より見
えないようにしている。
受口カバー5は周縁部に複数の取付孔6を穿設した板状
体で、その取付孔6を合成樹脂よりなるスピーカ受台3b
のA側に一体的に形成したピン状の突起部7に嵌合させ
た後、該突起部7の先端を熱加工してかしめ、受口カバ
ー5をスピーカ受口4に形成した格子部材8に密着する
ように固定している。
格子部材8はスピーカを取付けた場合におけるスピーカ
の保護と、スピーカ受口4近傍の補強を目的として、ス
ピーカ受台3と一体的に形成されている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、需要者が自動車購入後にカーステレオを装備し
ようとする場合には、スピーカ受台3bを車体より離脱さ
せ、熱加工によりかしめた突起部7の先端を削りとらな
いと受口カバー5を取外すことができず、容易にスピー
カを取付けることができないという問題点がある。
本考案は上述の問題点を解決するもので、受口カバーを
容易に着脱できるようにすることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案はスピーカ受台の裏面にスピーカ受口を囲むよう
に延びるリブを設け、該リブに内接可能な受口カバー本
体の周縁部にスピーカ受台内方へ向って延びる支持部材
を複数形成し、前記リブと各支持部材とを着脱自在にク
リップにて挾持したものである。
[作用] 受口カバー本体に形成した支持部材とリブとをクリップ
にて挾持することによりスピーカ受口を被覆する。
スピーカを装着するときにはクリップを取外せば、受口
カバー本体をスピーカ受口より離脱させることができ
る。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図から第7図は本考案の一実施例であり、図中第10
図と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
スピーカ受台3bの裏面にスピーカ受口4を囲むように延
びる環状のリブ9を一体的に形成する。
リブ9に内接可能な平板状の受口カバー本体10の周縁部
に、反車内側(A側)に延びる支持部材11を複数形成す
る。
受口カバー本体0と支持部材11とは所定の強度を備えた
紙にて一体的に形成されている。
受口カバー本体10を格子部材8のA側に当接するように
配設し、前記支持部材11の先端部を車内側(B側)へ向
ってリブ9の外周面に当接するように折曲げて支持部材
11がリブ9をまたぐようにするとともに、クリップ12に
て支持部材11及びリブ9を挾持して受口カバー本体10を
スピーカ受台3bに固定してスピーカ受口4を裏面より被
覆する。
クリップ12は長手方向(リブ9の延長方向)端面から見
て、リブ9の厚さ方向に延びる頂上部13と、該頂上部13
の両肩からスピーカ受台3bの裏面に向って互いに近接す
るように延びる中間部14と、該中間部14から反頂上部13
側へスピーカ受台3bの裏面に向って互いに離反するよう
延びる下端部15とが、略Ω字形状になるように弾性体に
て一体的に形成されている。
クリップ12を長手方向側面から見ると、前記中間部14に
は所定の形状の切欠き16が形成され、各切欠き16の中に
は互いにリブ9に近接するように頂上部13へ向って延び
る挾持部17がそれぞれ下端部15と一体的に形成されてい
て、第4図及び第5図に示すように挾持部17の先端で支
持部材11及びリブ9を挾持できるようになっている。
上述の構成によれば、クリップ12にて支持部材11及びリ
ブ9を挾持ことにより受口カバー本体10をスピーカ受台
3bに固定しているので、カーステレオを装備しようとす
る場合においては、スピーカ受台3bを車体より離脱させ
た後、クリップ12を取外せは受口カバー本体10を容易に
スピーカ受口4より離脱させることができる。
また、自動車の組立て時においては、クリップ12の下端
部15はスピーカ受台3bの裏面に向って互いに離反するよ
うに延び、また挾持部17は互いにリブ9に近接するよう
に頂上部13へ向って延びるているので、クリップ12を支
持部材11及びリブ9に容易に嵌合させることができ、ま
た支持部材11及びリブ9を挾持する挾持部17の先端はク
リップ12が抜け落ちるのを防止する。
第8図はクリップ12による支持部材11及びリブ9の挾持
構造の他の実施例であり、第5図に示す如く、リブ9を
またぐように支持部材11を折曲げることに替えて、支持
部材11をリブ9に内接させ、クリップ12にて挾持するよ
うにしたものであり、第8図に示す挾持構造において
も、前述した実施例と同様な作用効果を奏し得る。
なお、本考案のスピーカ受口の被覆構造は、上述の実施
例にのみ限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
[考案の効果] 以上説明したように本考案のスピーカ受口の被覆構造に
よれば、スピーカ受台にスピーカを装着する際に、スピ
ーカ受口を被覆している受口カバーを容易に取外すこと
ができる優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は第1図の
II-II矢視図、第3図はクリップの詳細を示す側面図、
第4図は第3図のIV-IV矢視図、第5図は第3図のV-V矢
視図、第6図はクリップの斜視図、第7図は受口カバー
本体の斜視図、第8図はクリップによる支持部材及びリ
ブの挾持構造の他の実施例を示す断面図、第9図は自動
車車内におけるスピーカ受台を示す図、第10図は従来の
スピーカ受口の被覆構造を示すスピーカ受台の断面図で
ある。 図中、3bはスピーカ受台、4はスピーカ受口、9はリ
ブ、10は受口カバー本体、11は支持部材、12はクリップ
を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピーカ受台の裏面にスピーカ受口を囲む
    ように延びるリブを設け、該リブに内接可能な受口カバ
    ー本体の周縁部にスピーカ受台内方へ向って延びる支持
    部材を複数形成し、前記リブと各支持部材とを着脱自在
    にクリップにて挾持したことを特徴とするスピーカ受口
    の被覆構造。
JP8059089U 1989-07-07 1989-07-07 スピーカ受口の被覆構造 Expired - Lifetime JPH075752Y2 (ja)

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JP8059089U JPH075752Y2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07 スピーカ受口の被覆構造

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JP8059089U JPH075752Y2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07 スピーカ受口の被覆構造

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Publication Number Publication Date
JPH0320595U JPH0320595U (ja) 1991-02-28
JPH075752Y2 true JPH075752Y2 (ja) 1995-02-08

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