JPH075744U - サーマルヘッドの押圧機構 - Google Patents

サーマルヘッドの押圧機構

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Publication number
JPH075744U
JPH075744U JP042436U JP4243693U JPH075744U JP H075744 U JPH075744 U JP H075744U JP 042436 U JP042436 U JP 042436U JP 4243693 U JP4243693 U JP 4243693U JP H075744 U JPH075744 U JP H075744U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
head
frame
spring assembly
pressing mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP042436U
Other languages
English (en)
Inventor
幹夫 守谷
好造 安部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP042436U priority Critical patent/JPH075744U/ja
Priority to GB9413476A priority patent/GB2280874B/en
Priority to KR1019940015983A priority patent/KR100331117B1/ko
Publication of JPH075744U publication Critical patent/JPH075744U/ja
Priority to HK97101654A priority patent/HK1000134A1/xx
Priority to KR1020010053172A priority patent/KR100322141B1/ko
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルヘッドの押圧をスプリングにより均
一に行なうことができ、しかもスプリングを取り付けた
ヘッドスプリングアッセンブリの着脱をワンタッチで行
なえるサーマルヘッドの押圧機構を提供することを目的
とする。 【構成】 ヘッドスプリングを取り付けたヘッドスプリ
ングアッセンブリに袖片及び位置決め穴を設け、さらに
フレームには前記袖片が嵌入される受け窓及び位置決め
穴が嵌合される突起を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サーマルヘッドの熱により用紙に印字する熱転写プリンタにおいて 、均一な印字を得るためにフレームに取り付けられたサーマルヘッドを均一にプ ラテン側に押圧するためのサーマルヘッドの押圧機構の改良に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来のサーマルヘッドの押圧機構としては、特開昭62−11670及び特開 平01−294081等をあげることができる。 これらのものはいずれもスプリングの弾性を利用してサーマルヘッドを押圧す るものである。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、これらはサーマルヘッドをフレームに取り付ける際にスプリン グも同時に組み込む必要があるため、プリンタの組立てが複雑となり、またサー マルヘッドの交換等が容易に行なえない等から、メンテナンス性が劣るという問 題があった。
【0004】 本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、サーマルヘッ ドを押圧するヘッドスプリングアッセンブリのフレームへの着脱をワンタッチで 行なうことができ、しかもサーマルヘッドを均一にプラテン側に押圧することが できるサーマルヘッドの押圧機構を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、サーマルヘッドがフレームに位置決め固 定されたヘッドスプリングを取り付けたヘッドスプリングアッセンブリによりプ ラテン側に押圧されることを特徴とし、さらに該ヘッドスプリングアッセンブリ は、後方に形成した位置決め穴をフレームに形成した突起に嵌合し、さらに両端 に形成した袖片をフレームの両側壁に形成した受け窓に嵌入することにより位置 決め固定されることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
サーマルヘッドが取り付けられているフレームの受け窓内にヘッドスプリング アッセンブリの両端の袖片を入れ、該受け窓のスリット部内を滑らせつつ下方に 押し下げた後、全体を手前にずらし角穴をフレームの突起に嵌入し位置決めをす る。ヘッドスプリングアッセンブリは、時計方向に作用するヘッドスプリングに よるモーメントによりフレームに確実に固定され、同時にヘッドスプリングはサ ーマルヘッドをプラテン側に押圧する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照しつつ説明する。 図1は、本考案の一実施例を示す全体分解斜視図である。 図2は、サーマルヘッドをプリンタ本体に取り付け、ヘッドスプリングアッセ ンブリがサーマルヘッドを押圧している印字状態を示す要部の断面図である。 図3は、サーマルヘッドのプラテンへの押圧を解除した状態を示す要部の断面 図である。
【0008】 先ずその構成を説明する。 1は、その前方に回動自在のプラテン2が軸支されたプリンタ本体のフレーム である。3は、ヒートシンク部4を有するサーマルヘッドである。 5は、フレ ーム1に保持されたサーマルヘッド3をプラテン側に押圧するヘッドスプリング アッセンブリである。
【0009】 ヘッドスプリングアッセンブリ5は、その前方にフレーム1に取り付けたサー マルヘッド3を押圧するヘッドスプリング6を取り付ける。 ヘッドスプリング 6は、サーマルヘッド3全体を上方より均一に押圧するために、サーマルヘッド 3の幅とほぼ同一の大きさとする。
【0010】 さらにヘッドスプリングアッセンブリ5の両端にはストッパー部としての袖片 7、7をそれぞれ設け、後方のホルダー8にフレーム1の位置決め突起9、9に 嵌合される角穴10、10を穿設する。 なお、ヘッドスプリング6としては、サーマルヘッド3を押圧する際に全体を 均一に押圧できるものであればよく、したがって板バネであっても問題はない。
【0011】 フレーム1には、前記角穴10、10が嵌合される突起9、9を形成し、さら に両側壁の内側に袖片7、7が嵌め込まれる受け窓11、11を設ける。 これらの突起9及び受け窓11は、ヘッドスプリングアッセンブリ5をフレー ム1に固定する際に角穴10及び袖片7に相応する位置に設ける。 なお、フレーム1には、サーマルヘッド3のヒートシンク部4の長手方向両端 の下方に形成されているサーマルヘッド保持用のブッシュ12、12がを嵌め込 まれる係止穴13、13が穿設されている。 このブッシュ12としては、その外周の一側を切り落とした断面D形状のもの を用い、さらに係止穴13はその下方に穿設した挿入溝13aと、上方のブッシ ュ12の断面D形状が回転できる直径である穴13bとからなっている。 なお、14はサーマルヘッド3の印字側への押圧を解除するヘッドアップレバ ーである。
【0012】 以上の構成からなる本考案のサーマルヘッドの押圧機構の使用の実際について 説明する。 フレーム1の下側からヒートシンク部4を入れ、さらにブッシュ12、12を 各係止穴13、13の挿入溝13a、13aに入れ上方にスライドし、ブッシュ 12、12の全体が穴13b、13bに入り込んだ状態で、サーマルヘッド3を プラテン2側に倒す。 次にヘッドスプリングアッセンブリ5の後方のホルダー8をフレーム1の位置 決め突起9、9の上に置き、さらにストッパー部の袖片7、7をフレーム1の受 け窓11、11に入れ押し下げ、角穴10、10を位置決め突起9、9に入れる ようにヘッドスプリングアッセンブリ5をずらすことによりヘッドスプリングア ッセンブリ5はフレーム1に取り付けられ、同時にヘッドスプリング6はサーマ ルヘッド4をプラテン2側に押圧する。
【0013】 以上により、フレーム1にサーマルヘッド3及びヘッドスプリングアッセンブ リ5が組み込まれたプリンタ本体はヘッドアップレバー14を手前に引いた状態 で、図3に矢印で示すように下側もしくは後ろ側から用紙を供給した後、図2に 示すようにヘッドアップレバー14をプラテン2側に倒し、印字を開始する。 なお、図3のようにヘッドアップレバー14を手前に引くのは、用紙の供給時 のみに限らない。 印字を行なわないときに手前に引いておけば、サーマルヘッ ドのヒートシンク部に無用な負担をかけることがなく、歪みによる狂い等を未然 に防止することができる。
【0014】 ヘッドスプリングアッセンブリ5及びサーマルヘッド3のフレーム1からの取 り外しは上記と逆の手順により行なわれる。 すなわち、ヘッドスプリングアッセンブリ5のホルダー8を上方に持ち上げ、 角穴10、10を位置決め突起9、9から外しヘッドスプリングアッセンブリ5 全体を前方にずらすと、ストッパー部の袖片7、7もフレーム1の受け窓11、 11から外れる。 さらに、ヒートシンク部4を手前に引きブッシュ12、12のDカットの直線 部と挿入溝13aの直線面とを一致させるとヒートシンク4は下側へ抜け落ちサ ーマルヘッド3がフレーム1から外れる。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案によるサーマルヘッドの押圧機構は、ヘッドスプリングア ッセンブリの角穴によりフレーム上に正確に位置決めされ、さらにその袖片を受 け窓内に嵌め込みさらに強く押し下げるだけでフレームに取り付けることができ るので、その取付の際スプリングを同時に組み込む等の煩雑さがなく、しかもサ ーマルヘッドの押圧力はスプリングを変えることによって適宜調節することがで きる。 さらに、ヘッドスプリングアッセンブリの取り外しは、ホルダー部を持ちあげ て角穴と突起との嵌合を解除すれば容易に取り外すことができる。 したがって、ヘッドスプリングアッセンブリの脱着はワンタッチで行なうこと ができ、特別な部材を要しないことから、製品の低廉化を図ることができ、しか もその組立てに際しては勿論、サーマルヘッドの交換等が容易で、そのメンテナ ンス性にも優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す全体分解斜視図である。
【図2】サーマルヘッドをプリンタ本体に取り付け、ヘ
ッドスプリングアッセンブリがサーマルヘッドを押圧し
ている印字状態を示す要部の断面図である。
【図3】サーマルヘッドのプラテンへの押圧を解除した
状態を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 プラテン 3 サーマルヘッド 4 ヒートシンク 5 ヘッドスプリングアッセンブリ 6 ヘッドスプリング 7 袖片 8 ホルダー 9 突起 10 角穴 11 受け窓

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに取り付けたサーマルヘッドと
    プラテンとからなり、サーマルヘッドの熱により用紙に
    印字するサーマルプリンタにおいて、サーマルヘッドが
    フレームに位置決め固定されたヘッドスプリングを取り
    付けたヘッドスプリングアッセンブリによりプラテン側
    に押圧されることを特徴とするサーマルヘッドの押圧機
    構。
  2. 【請求項2】 ヘッドスプリングアッセンブリは、後方
    に形成した位置決め穴をフレームに形成した突起に嵌合
    し、さらに両端に形成した袖片をフレームの両側壁に形
    成した受け窓に嵌入することにより位置決め固定される
    ことを特徴とする請求項1のサーマルヘッドの押圧機
    構。
JP042436U 1993-07-06 1993-07-06 サーマルヘッドの押圧機構 Pending JPH075744U (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP042436U JPH075744U (ja) 1993-07-06 1993-07-06 サーマルヘッドの押圧機構
GB9413476A GB2280874B (en) 1993-07-06 1994-07-05 Thermal printer
KR1019940015983A KR100331117B1 (ko) 1993-07-06 1994-07-05 감열식프린터
HK97101654A HK1000134A1 (en) 1993-07-06 1997-08-14 Thermal printer
KR1020010053172A KR100322141B1 (ko) 1993-07-06 2001-08-31 감열식 프린터

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP042436U JPH075744U (ja) 1993-07-06 1993-07-06 サーマルヘッドの押圧機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH075744U true JPH075744U (ja) 1995-01-27

Family

ID=12636025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP042436U Pending JPH075744U (ja) 1993-07-06 1993-07-06 サーマルヘッドの押圧機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH075744U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE49086E1 (en) 2013-12-26 2022-05-31 Sato Holdings Kabushiki Kaisha Printer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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