JPH0756987B2 - ループネットワークのバイパス方式 - Google Patents

ループネットワークのバイパス方式

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JPH0756987B2
JPH0756987B2 JP63181790A JP18179088A JPH0756987B2 JP H0756987 B2 JPH0756987 B2 JP H0756987B2 JP 63181790 A JP63181790 A JP 63181790A JP 18179088 A JP18179088 A JP 18179088A JP H0756987 B2 JPH0756987 B2 JP H0756987B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はループネットワークのバイパス方式に係り、特
に伝送速度の異なる2つのループネットワークを組み合
わせたループネットワークのバイパス方式に関するもの
である。
[従来の技術] 近年、情報社会の発展に伴ない、異る種類のネットワー
ク同士を接続することにより、更に総合的なネットワー
クシステムを形成することが多くなった。例えば、第4
図に示すものは2つのループネットワークを組合わせ
て、1つのループネットワークを形成した場合を示す図
である。第4図において、ループネットワーク50とルー
プネットワーク51は共に一定長の伝送フレームがループ
上を周回する構成になっている。またループネットワー
ク50はループネットワーク51より伝送速度が高いネット
ワークである。第4図において、符号52はノードで、こ
のノード52には端末装置53がそれぞれ接続されている。
以下、説明の都合上、ループネットワーク50を高速ネッ
トワーク、ループネットワーク51を低速ネットワークと
して説明する。
第5図に高速ネットワークのフレーム構成を示す。62は
高速ネットワークのフレームヘッダである。高速ネット
ワークは低速ネットワークを自分の中に取り入れるため
に、伝送フレーム60の一部領域61を低速ネットワーク用
として固有に割り当てる。そして、低速ネットワークで
は、この領域61に自己の伝送フレームを乗せ、実際の伝
送を高速ネットワークに任せてループ上を伝送する。
ところで、第4図に示すような一定長の伝送フレーム60
がループ上を周回する構成からなるループネットワーク
では、端末装置53間の伝送をノード52内に設けた図示し
ない中央処理ユニット(「MPU」と略称する。)よりの
ソフトウエア処理に寄らず、全てハードウエアによって
処理が行われていた。しかし、端末装置53が伝送フレー
ム60内のどこをアクセスするかを決めるのは、MPUから
の初期設定指令によることが一般的である。またハード
ウエア部分に異常等がなくても、MPU自体に異常等が生
じて、ソフトウエアが暴走するような場合には、伝送フ
レーム60内のアクセス設定を誤った値にする可能性があ
るため、システム全体として正常なデータ伝送をするこ
とができなくなる。
このため、かかるループネットワークでは、各端末装置
53間の伝送だけでなく、各ノード52のMPU間でも互いに
通信を行い、MPUに異常が発生しているかを常に監視し
ている。そして、第6図に示すように、ループバック動
作をさせることにより、ノード70a及び点線で示すルー
プを切り離し、ノード70b〜70dを接続する実線で示すル
ープによってネットワークを再構成して、システム全体
としては正常な伝送が行えるように保障している。
[発明が解決しようとする課題] しかし、かかるループネットワークでは、ループバック
制御を行うことができるのは、実際にループ伝送路上に
データ送信を行っている高速ネットワークのみで、低速
ネットワークではループバック制御を行うことができな
い。
また、この低速ネットワークでは、見かけ上第7図のよ
うな伝送路が形成される低速ネットワークであるため、
低速ネットワークの各ノード80は、一旦低速ネットワー
クのフレーム全てを取込んで、必要部分のデータを書き
かえた後、次段ノードに低速ネットワークのフレームを
送信する。ここで、例えば、低速ネットワークのあるノ
ードのMPUに異常が発生すると、この時にはその異常が
発生したノードから異常データが送信されるおそれがあ
り、異常が発生したノードをシステムから切離す必要が
ある。しかし低速ネットワーク側では、あるノードのMP
Uに異常が発生したことを検出しても、自らループバッ
ク制御動作を行い、そのノードを切離すことができな
い。このため上記ループネットワークでは、1つのノー
ドのMPUの異常によって、低速ネットワーク全体の伝送
が異常になることがあった。
そこで、本発明の目的は上記実情に鑑みてなされたもの
で、1つの低速ネットワークノード内のMPUに異常が発
生しない場合に、所定時間以上信号変化があることを検
知し、当該低速ネットワークのノードをシステムから切
離さないようにし、また、1つの低速ネットワークノー
ド内のMPUに異常が発生した場合に、所定時間以上信号
が送出されないことを検知し、上記低速ネットワークの
ノードをシステムから切離し、それによってネットワー
ク全体の正常な動作を可能にするループネットワークの
バイパス方式を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するための手段として、本発明は第1の
ループネットワークと第2のループネットワークは共に
一定長の伝送フレームがループ上を周回している構成に
なっており、第1のループネットワークが第2のループ
ネットワークより伝送速度の高いネットワークであり、
第1のループネットワークは自己の伝送フレームの一部
の領域を第2のループネットワークの伝送用に固有に割
当て、第2のループネットワークは上記割当られた領域
に自己の伝送フレームを乗せて、実際の伝送は第1のル
ープネットワークによってループ上を伝送させるループ
ネットワークにおいて、第1のループネットワークの各
ノードは第2のループネットワークのノードの中央処理
ユニットから送られてくる信号を常に監視し、ある一定
時間以上信号が来ないことを検知したら、当該第2のル
ープネットワークのノードをバイパス状態にし、また、
上記中央処理ユニットから送られてくる信号を常に監視
し、所定時間以上信号変化を検出したら、当該第2のル
ープネットワークのノードを反バイパス状態にするもの
である。
[作用] 高速ネットワークの各ノードは、低速ネットワークのノ
ードの中央処理ユニット(MPU)から送出される信号を
常に監視する。低速ネットワークのMPUに異常が生じ所
定時間以上信号が来ないことを検知した場合には、当該
低速ネットワークのノードをバイパス状態にし、当該低
速ネットワークノードを切離し、ネットワーク全体のダ
ウンを防止する。
また、所定時間以上信号変化を検出する場合には、当該
低速ネットワークのノードを反バイパス状態にし、当該
低速ネットワークノードを切離さないようにすることに
より、ネットワークの円滑な動作を補償する。
これらのことから、信頼性の高い通信ネットワークが提
供される。
[実施例] 次に、本バイパス方式の一実施例について説明する。第
1図は本方式を適用するバイパス装置の一実施例を示す
概要構成図で、この図において1は高速ネットワークの
ノードで、この高速ネットワークのノード1と低速ネッ
トワークのノード2間に接続されているのは、低速ネッ
トワークのノード2の出力信号を伝送する出力信号伝送
ライン101で、またデータの送受信をするデータの送受
信ライン100aはデータ送受信ライン100及び後述するバ
イパス制御回路5に接続されている。
低速ネットワークのノード2内には、この装置の制御中
枢を司どる中央処理ユニット(以下「MPU」と略称す
る。)3が設けられていて、該MPU3からの制御信号によ
って、高速ネットワークのノード1内に設けたMPU監視
回路4を動作させるように構成されている。また、高速
ネットワークのノード1内には、MPU監視回路4からの
監視信号によって動作するバイパス制御回路5が設けら
れていて、前段ノードからのデータを次段ノードへその
まま送信するか、あるいは低速ネットワークのノードか
ら送られたデータを次段ノードへ送信するかを選択でき
るように構成されている。
このバイパス装置について詳述すると、低速ネットワー
クノード2のMPU3は、MPU出力信号伝送ライン101を用い
て、ソフトウエア制御により一定時間毎にオンとなる信
号をMPU監視回路4へ送信する。
第2図は本バイパス装置の出力信号制御方式を示す図
で、第2図(a)はMPU3が正常であり、MPU監視回路4
へ送出する信号に信号変化がある場合を示すもので、第
2図(b)はMPU3が異常であり、MPU監視回路4へ送出
する信号に信号変化がない場合を示すものである。
上述高速ネットワーク側では、MPU出力信号を監視するM
PU監視回路4及び低速ネットワークのデータを次段ノー
ドに送信する際に、バイパス制御回路5で低速ネットワ
ークノード2から送られたデータを送信(正常モード)
にするか、前段ノードからのデータをそのまま送信(バ
イパスモード)にするかを選択する。
MPU監視回路4では、MPU3からの出力信号を常に監視
し、ある一定時間以上信号が変化しなくなったことを検
出し、バイパス制御回路5を上記バイパスモードになる
ように制御する。例えば、低速ネットワークノード2の
MPU3が正常の時には、MPU3からMPU監視回路4へ出力信
号が出力される(信号変化が有る)。このときには、高
速ネットワークのMPU監視回路4でMPUが正常であること
を検知し、バイパス制御回路5をバイパスモードBより
正常モードAに切換えることにより、データが前段ノー
ドからデータの送受信ライン100aを通って低速ネットワ
ークノード2を通って次段ノードへ送信する。
また、低速ネットワークノード2のMPU3に異常が発生
し、MPU3からMPU監視回路4へ出力信号が出力されなく
なった(信号変化が無くなった)場合には、高速ネット
ワークのMPU監視回路4でその異常を検知し、バイパス
制御回路5を正常モードAよりバイパスモードBに切換
えることにより、データが前段ノードから低速ネットワ
ークノード2を経ないで次段ノードへ送信する。この場
合の伝送路の状態を示すのが第3図である。この図から
明らかなように、異常の生じた低速ネットワークノード
2が切離され、高速ネットワークノード1によって正常
伝送が行なわれる。
本バイパス装置では、ある低速ネットワークノード内の
MPUに異常を生じた場合でも、ある一定時間以上信号が
送出されないことを検知して、当該低速ネットワークノ
ードを切離すように動作することにより、ネットワーク
全体として正常な動作が保障され、その結果信頼性の高
いシステムが提供できるようになる。
[発明の効果] 上記のように本発明によれば、低速ネットワークノード
内の中央処理ユニット(MPU)が正常の場合に所定時間
以上信号変化を検出したら、当該低速ネットワークノー
ドを切離さないように動作し、ある低速ネットワークノ
ード内のMPUに異常を生じた場合は、ある一定時間以上
信号が送出されないことを検知して、当該低速ネットワ
ークノードを切離すように動作することにより、ネット
ワーク全体として正常動作が保障され、その結果信頼性
の高いシステムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方式を適用したバイパス装置の一実施
例を示す概要構成図、第2図は本バイパス装置の出力信
号制御方式を示す図、第3図はMPU異常時の低速ネット
ワークの伝送順を示す図、第4図乃至第7図は従来のル
ープネットワークを示す図である。 図中、1は高速ネットワークノード、2は低速ネットワ
ークノード、3はMPU(中央処理ユニット)、4はMPU監
視装置、5はバイパス制御装置である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のループネットワークと第2のループ
    ネットワークは共に一定長の伝送フレームがループ上を
    周回している構成になっており、第1のループネットワ
    ークが第2のループネットワークより伝送速度の高いネ
    ットワークであり、第1のループネットワークは自己の
    伝送フレームの一部の領域を第2のループネットワーク
    の伝送用に固有に割当て、第2のループネットワークは
    上記割当られた領域に自己の伝送フレームを乗せて、実
    際の伝送は第1のループネットワークによってループ上
    を伝送させるループネットワークにおいて、第1のルー
    プネットワークの各ノードは第2のループネットワーク
    のノードの中央処理ユニットから送られてくる信号を常
    に監視し、ある一定時間以上信号が来ないことを検知し
    たら、当該第2のループネットワークのノードをバイパ
    ス状態にすることを特徴とするループネットワークのバ
    イパス方式。
  2. 【請求項2】第1のループネットワークと第2のループ
    ネットワークは共に一定長の伝送フレームがループ上を
    周回している構成になっており、第1のループネットワ
    ークが第2のループネットワークより伝送速度の高いネ
    ットワークであり、第1のループネットワークは自己の
    伝送フレームの一部の領域を第2のループネットワーク
    の伝送用に固有に割当て、第2のループネットワークは
    上記割当られた領域に自己の伝送フレームを乗せて、実
    際の伝送は第1のループネットワークによってループ上
    を伝送させるループネットワークにおいて、第1のルー
    プネットワークの各ノードは第2のループネットワーク
    のノードの中央処理ユニットから送られてくる信号を常
    に監視し、所定時間以上信号変化を検出したら、当該第
    2のループネットワークのノードを反バイパス状態にす
    ることを特徴とするループネットワークのバイパス方
    式。
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