JPH0755824A - 電磁発電式回転センサ - Google Patents

電磁発電式回転センサ

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Publication number
JPH0755824A
JPH0755824A JP19825693A JP19825693A JPH0755824A JP H0755824 A JPH0755824 A JP H0755824A JP 19825693 A JP19825693 A JP 19825693A JP 19825693 A JP19825693 A JP 19825693A JP H0755824 A JPH0755824 A JP H0755824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
coil
rotation sensor
collar
terminal pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19825693A
Other languages
English (en)
Inventor
Takazo Hayashi
享三 林
Hiromi Yabutani
博美 薮谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP19825693A priority Critical patent/JPH0755824A/ja
Publication of JPH0755824A publication Critical patent/JPH0755824A/ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁発電式回転センサに内蔵されているコイ
ルの巻き付けを解けないようにする。 【構成】 ボビン1の各鍔1a,1b間には、コイル2
が巻回されている。ボビン1の中央には、磁性体のポー
ルピース3が挿入されている。このボビン1の上側のベ
ース4には、2本の端子ピン5a,5bが固定されてい
る。各端子ピン5a,5bは、それぞれの突起7a,7
bを有しており、これらの突起7a,7bは、それぞれ
の一点鎖線Aで示すように外側に向かって突出していた
ものである。鍔1aの外周には、2つの凸部8a,8b
が設けられている。ボビン1は、全体的に略円柱状であ
り、この円柱の内側に鍔1aの各凸部8a,8bが入
る。コイル2の線材は、各凸部8a,8bの溝9a,9
bに巻き付けられてから、各突起7a,7bに絡げられ
ている。この後に半田付けされ、これらの突起7a,7
bは、直角に折り曲げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転体の回転数を検
出する電磁発電式回転センサに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の回転センサとしては、例えば図
5に示すように構成されたものがある。同図において、
ボビン101には、コイル102が巻回され、その中央
には、磁性体のポールピース103が挿入されている。
このポールピース103の上端面には、バイアス用マグ
ネット104が当接され、更にバイアス用マグネット1
04の上端面には、ヨーク105が当接されている。
【0003】このボビン101は、筒状容器106に収
納されている。この筒状容器106の上側は、熱可塑性
樹脂108によって覆われ、この熱可塑性樹脂108に
コネクタ109が埋め込まれている。また、筒状容器1
06の外周には、この回転センサを固定するためのブラ
ケット110が固定されている。
【0004】このボビン101の鍔101aには、一対
の端子ピン111が設けられている。これらの端子ピン
111は、それぞれの突起112を有している。これら
の突起112は、一点鎖線で示すように長く突出してい
たものであり、ボビン101の鍔101aの溝を通じて
導かれたコイル102の線材を各突起112に絡げて、
半田付けした後に、これらの突起112をボビン101
の外周に沿うまで押し倒している。これにより、各端子
ピン111の突起112がボビン101aの外径の内側
に入るので、これらの突起112が筒状容器106の開
口部で引っ掛からずに済み、ボビン101を筒状容器1
06に速やかに収納することができる。
【0005】さて、外周をN極とS極に交互に着磁され
た回転体113が回転すると、この回転体113の周囲
に交番磁界が発生する。これにより、この回転センサの
コイル102には、交流の誘導電流が発生し、この誘導
電流の周波数が回転体113の回転数に対応するので、
この誘導電流を取り出して、回転体113の回転数を検
出することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の回転センサでは、各端子ピン111の突起112に
コイル102の線材を絡げてから、これらの突起112
を直角に押し曲げていたが、このときに線材が緩むの
で、コイル102の巻き付けが解けてしまうことが頻繁
にあった。このため、線材が大きく弛んで、この線材が
ボビン101と筒状容器106間に挟まれ、断線不良が
発生したり、線材の絶縁皮膜が剥がれて、短絡不良が発
生していた。また、コイル102の巻き付けが解けるこ
とによって、コイル102のインダクタンスの経時変化
が大きくなり、回転センサの出力特性が変化することも
あった。
【0007】そこで、この発明の課題は、コイルの巻き
付けが解けないようにした電磁発電式回転センサを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、コイルが巻回されたボビンと、ボビン
の中央に挿入された磁性体と、ボビンの鍔に固定され、
コイルの線材が絡げられた端子ピンと、ボビンが収納さ
れた筒状容器とを備える電磁発電式回転センサにおい
て、端子ピンが固定されたボビンの鍔には、周に溝を持
つ凸部が設けられ、この凸部は、コイルと端子ピン間に
位置し、かつボビンの鍔の外径の内側に入っている。
【0009】
【作用】この発明によれば、端子ピンが固定されたボビ
ンの鍔には、周に溝を持つ凸部が設けられており、この
凸部は、コイルと端子ピン間に位置し、かつボビンの鍔
の外径の内側に入る。ここでは、コイルの線材を凸部の
周りの溝に巻き付けてから端子ピンに絡げる。このた
め、端子ピンを折り曲げたときに、端子ピンと凸部間で
線材が緩んでも、凸部とコイル間で線材が緩むことはな
く、コイルの巻き付けが解けることもない。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0011】図1は、この発明に係わる電磁発電式回転
センサの一実施例を示す正面図であり、ここには、この
回転センサにおけるボビン1が特に示されている。ま
た、図2には、このボビン1の側面が一部を破断して示
されている。
【0012】このボビン1は、2つの鍔1a,1bを有
しており、これらの鍔1a,1b間にコイル2が巻回さ
れている。このボビン1の中央には、磁性体のポールピ
ース3が挿入され、このポールピース3の先端がボビン
1から突出している。このボビン1の上側には、ベース
4が形成されており、このベース4に2本の端子ピン5
a,5bが固定されている。
【0013】ベース4と鍔1a間には、2つの凹部6
a,6bが形成されている。各端子ピン5a,5bは、
それぞれの突起7a,7bを有しており、各端子ピン5
a,5bがベース4を貫通して鍔1aに至り、これらの
突起7a,7bが各凹部6a,6bで露出している。こ
れらの突起7a,7bは、それぞれの一点鎖線Aで示す
ように外側に向かって突出していたものであり、ボビン
1の外周に沿うまで折り曲げられている。
【0014】鍔1aの外周には、2つの凸部8a,8b
が設けられている。これらの凸部8a,8bの周りに
は、それぞれの溝9a,9bが形成されている。
【0015】図3は、図2のB−Bに沿って切断して示
す断面図である。この図3から明らかなように、鍔1a
は、略円形である。また、鍔1aの各凸部8a,8b
は、この鍔1aの外径φの円形範囲に入っている。この
鍔1aだけでなく、下側の鍔1bと、ベース4も外径φ
の略円形である。したがって、ボビン1は、全体的に略
円柱状であり、この円柱の内側に鍔1aの各凸部8a,
8bが入る。
【0016】図4は、図1の一点鎖線Cで囲まれる部分
を拡大して示している。この図4に示すように、コイル
2の線材2aは、凸部8aの溝9aに巻き付けられてか
ら、端子ピン5aの突起7aに絡げられている。この後
に半田付けされ、この突起7aは、一点鎖線Dの位置で
直角に折り曲げられて、先に述べた外径φの円形範囲に
入れられる。
【0017】ここで、突起7aを折り曲げたときには、
突起7aと凸部8a間で、線材2aが僅かに緩むことが
ある。しかしながら、凸部8aとコイル2間では、線材
2aが緩まないので、コイル2の巻き付けが解けること
はない。このため、コイル2から突起7aへと導出され
た線材2aは、弛まない。
【0018】これと同様に、コイル2の線材2aを他の
凸部8bの溝9bに巻き付けてから、この線材2aを他
の端子ピン5bの突起7bに絡げるので、コイル2と突
起7b間でも、コイル2の線材2aが弛まない。
【0019】さて、このボビン1は、図5に示したボビ
ン101の代わりに、筒状容器106に収納される。こ
の収納に際し、コイル2の線材2aは、先に述べたよう
にコイル2と各突起7a,7b間で弛んでないので、ボ
ビン101と筒状容器106間に挟み込まれることがな
い。このため、断線不良や短絡不良の発生率を抑えるこ
とができる。
【0020】また、鍔1aの各凸部8a,8bは、先に
述べたように外径φの円形範囲に入るので、ボビン1を
筒状容器106に収納するときに、これらの凸部8a,
8bが筒状容器106の開口部に引っ掛かることはな
く、このボビン1を筒状容器106に速やかに収納する
ことができる。
【0021】
【効果】以上説明したように、この発明によれば、コイ
ルの線材をボビンの鍔の凸部の溝に巻き付けてから端子
ピンに絡げる。このため、端子ピンを折り曲げたとき
に、端子ピンと凸部間で線材が緩んでも、凸部とコイル
間で線材が緩むことはなく、コイルの巻き付けが解ける
こともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のボビンを示す正面図
【図2】この実施例のボビンの側面を部分的に破断して
示す図
【図3】図2のB−Bに沿って切断して示す断面図
【図4】図1の一点鎖線Cで囲まれる部分を拡大して示
す図
【図5】従来の回転センサを示す断面図
【符号の説明】
1 ボビン 1a,1b 鍔 2 コイル 2a 線材 3 ポールピース 4 ベース 5a,5b 端子ピン 6a,6b 凹部 7a,7b 突起 8a,8b 凸部 9a,9b 溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルが巻回されたボビンと、ボビンの
    中央に挿入された磁性体と、ボビンの鍔に固定され、コ
    イルの線材が絡げられた端子ピンと、ボビンが収納され
    た筒状容器とを備える電磁発電式回転センサにおいて、 端子ピンが固定されたボビンの鍔には、周に溝を持つ凸
    部が設けられ、 この凸部は、コイルと端子ピン間に位置し、かつボビン
    の鍔の外径の内側に入る電磁発電式回転センサ。
JP19825693A 1993-08-10 1993-08-10 電磁発電式回転センサ Pending JPH0755824A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19825693A JPH0755824A (ja) 1993-08-10 1993-08-10 電磁発電式回転センサ

Applications Claiming Priority (1)

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JP19825693A JPH0755824A (ja) 1993-08-10 1993-08-10 電磁発電式回転センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0755824A true JPH0755824A (ja) 1995-03-03

Family

ID=16388106

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19825693A Pending JPH0755824A (ja) 1993-08-10 1993-08-10 電磁発電式回転センサ

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JP (1) JPH0755824A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220018870A1 (en) * 2018-12-18 2022-01-20 Knorr-Bremse Systeme Fuer Nutzfahrzeuge Gmbh Coil body, inductive rotational speed sensor, and method for producing the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220018870A1 (en) * 2018-12-18 2022-01-20 Knorr-Bremse Systeme Fuer Nutzfahrzeuge Gmbh Coil body, inductive rotational speed sensor, and method for producing the same

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