JPH0755576Y2 - 支持具 - Google Patents

支持具

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JPH0755576Y2
JPH0755576Y2 JP3753493U JP3753493U JPH0755576Y2 JP H0755576 Y2 JPH0755576 Y2 JP H0755576Y2 JP 3753493 U JP3753493 U JP 3753493U JP 3753493 U JP3753493 U JP 3753493U JP H0755576 Y2 JPH0755576 Y2 JP H0755576Y2
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JP
Japan
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support
connecting pin
suction cup
mounting
support bar
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JP3753493U
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JPH075176U (ja
Inventor
久夫 藤堂
Original Assignee
日本アドプロデュース株式会社
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Publication date
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば可撓性の広告
シートを吊持するようにショーウインド等のガラス面に
吸着支持させ、看者への訴求力に富み、取扱いが容易な
支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばショーウインド等の平滑面
に吸盤による吸着作用で支持バーを保持し、この支持バ
ーに可撓性の広告シート等を吊持し、ショーウインド前
等を通行する通行人に対して所定内容の広告をアピール
するようにした広告支持具がある。この広告支持具は、
支持ポール部と支持バー部とを側面ほぼL字状になるよ
う中空な合成樹脂製パイプによって一体に折曲形成する
と共に、支持ポール部に吸盤を付設したものであり、吸
盤によって平滑面に吸着保持させるものである。これに
よると、平滑な取付面に対して広告シートがほぼ直交状
態となるから、通行人等に対して広告シート面に記載の
広告内容を一層強くアピールすることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来提案さ
れていた叙上のような広告支持具によると、室内であれ
ばともかくも、屋外に取り付け支持された場合には、風
等によって広告シートが煽られると、吸盤に対して支持
ポール部が単に貫挿させてあるにすぎないために、左
右、前後にぶれ、広告シートが取付面に対し斜めになっ
てしまうことがあった。しかも、吊持される広告シート
等が大判で、重量的に嵩張る場合には、支持バー部が次
第に下方に傾斜されたり、広告シート自体が前下がり状
のままで保持されたりし、非常に体裁が悪いものであっ
た。
【0004】また、大判の広告シートの吊持が可能なよ
うに、上述したものとは別に、上下部に吸盤が付設され
た支持ポールに、この支持ポールのほぼ中央部に開穿し
た連結孔に貫挿することで支持バーを一体に接着固定
し、側面から見てほぼ倒T字状を呈するように形成した
ものもある。しかしながら、このT字形の支持具におい
ても、風等に煽られると左右、前後にぶれ、同様に取付
面に対して斜めになり、所定の広告効果が発揮されない
ものであった。そればかりでなく、支持バーは支持ポー
ルに直交して貫挿固定されているために、支持ポールに
形成した突部によって支持バーをその下方からを保持し
ても、重量的に嵩張る広告シートが下方に傾斜するのを
確実に阻止することは困難であった。
【0005】そこで、この考案は、叙上のような従来存
した諸事情に鑑み案出されたもので、屋外での取付使用
中に風等で煽られることがあっても前後、左右にぶれる
ことなく安定しており、常時、取付面に対してほぼ直交
させた状態で広告シートを支持させ、また、広告シート
等の重量によっても下がることがなく、見苦しい体裁の
ものとならず、しかも、広告シートの大小、重量等に対
応して支持バーを交換可能にした支持具を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この考案にあっては、取付面Bにほぼ平行させて
配置される支持支柱2の前側面に、支持バー15が交換
可能にして連結される連結ピン5を連設して成る支持具
本体1と、支持支柱2の両端部に形成した取付部3夫々
に交換可能に嵌め合わせ連結した吸盤10とを備え、連
結ピン5は、支持具本体1に対して僅かに仰角状にして
連設してあることを特徴とする。
【0007】取付部3あるいは連結ピン5は、異なる径
にした適数段の段部構造の棒状に形成することができ
る。
【0008】取付部3の外周には、吸盤10の連結孔1
1の内周側面にやや食い込み状に圧入する阻止突条7を
突成して構成することができる。
【0009】
【作用】この考案に係る支持具にあって、支持具本体1
の取付部3に嵌め合わせ連結した吸盤10は、平滑な取
付面Bに吸着して支持バー15、広告シートP等の全体
重量を支持させる。
【0010】支持具本体1に対して僅かに仰角状態で連
設した連結ピン5は、これに連結される支持バー15、
及びこの支持バー15に吊持される広告シートPによっ
て下方に俯くのを予め矯正したものとさせ、これら5,
15をほぼ水平状に保持させる。
【0011】適数段の段部構造の棒状の取付部3、連結
ピン5は、その連結させる部分の外径に対応する連結孔
11を有する吸盤10、内法径を有する支持バー15を
交換可能に連結させ、広告シートP等の重量に対応して
選定させる。
【0012】支持具本体1の後側面に突設した安定突片
6は、取付面Bに当接することで支持具本体1自体の揺
動、回転を阻止させる。しかも、取付部3の阻止突条7
によって連結孔11との相対的な回転が阻止されること
で、吸盤10に対する取付部3を介しての支持具本体1
自体を一層確実に揺動、回転させない。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照してこの考案の一実施例を
説明するに、図において示される符号1は支持具本体で
あり、この支持具本体1は、ほぼ垂直状あるいは必要が
あればほぼ水平状にして取付面Bに平行させて配置され
る、例えば断面で円形を呈する棒状の支持支柱2の前側
面に連結ピン5を連設して成り、例えばABS樹脂等の
合成樹脂にて一体に形成されている。
【0014】支持支柱2は、大径にした支持支柱2本体
部分となる中央部と、この中央部の上下あるいは左右の
両端部に連続させて、中央部に比し小径で、適数段の段
部構造の棒状に形成されている取付部3とから成り、取
付部3は、例えば中央部に連続する基部が大径で、先端
部が小径である2段構造に形成し、夫々に後述する吸盤
10が嵌め合わせられるようにしてある。
【0015】連結ピン5は、図3に示すように、取付面
Bに対してほぼ垂直状に配置される支持具本体1に対し
てやや上向きである僅かな仰角を有して支持具本体1の
中央部に連設されており、この連結ピン5自体は適数段
の段部構造の棒状に形成してある。図示のように、この
連結ピン5自体は、例えば支持具本体1の中央部に連続
する基部が大径で、先端部が小径である2段構造に形成
し、夫々に後述する内法径が大小の2種の中空な支持バ
ー15が嵌め合わせ、連結されるようにしてある。ま
た、連結ピン5自体の支持具本体1に対する仰角は、連
結される支持バー15及び吊持する広告シートP等の重
量が負荷されたときに下方に撓む俯角を見越した角度に
設定されており、例えば約2度程度のものとされてい
る。
【0016】なお、この連結ピン5に基づく仰角によっ
て、支持具本体1自体の上下方向が決められるために、
それを明示するように、上方向を示す矢印状のマーク4
が支持具本体1の中央部の前側面上部に表示形成してあ
る(図2参照)。
【0017】支持具本体1の中央部における後側面に
は、連結ピン5の連設位置に対応させて、片面が左右方
向に沿っていて、取付面Bに先端面が当接する安定突片
6を突設してある。この安定突片6は、可能な限り幅広
状に形成され、取付面Bに吸着状に取り付けられたとき
に取付面Bに当接することで、支持具本体1自体の揺
動、回転を阻止するものとなっている(図4参照)。
【0018】また、支持具本体1の上下の取付部3に
は、吸盤10が嵌め合わせ連結されており、吸盤10に
おける柱状基部に開穿してある連結孔11によって取付
部3に嵌め合わせられる。この吸盤10は、吸着力が異
なる大小のものが、支持具本体1の取付部3における段
部夫々の異なる外径の部分に相当する連結孔11を有す
るものとして、複数対にして予め用意されている。すな
わち、吊持荷重に対応して取付面Bに対する吸着力を異
ならしめるときに選択された吸盤10が取付部3の異な
る外径部分のいずれかに嵌め合わされるようにしてあ
る。
【0019】このとき、取付部3の外周には、図3、図
4に示すように、取付部3自体の軸方向に沿う適数本の
阻止突条7を突成しておくことができる。すなわち、こ
の阻止突条7が吸盤10における連結孔11内周側面に
僅かでも食い込み状に圧入されるようにしておくこと
で、取付部3と吸盤10との一体性を増大させ、取付面
Bに吸着されている吸盤10に対して取付部3を介して
の支持具本体1自体の揺動、回転を阻止させるようにす
ることができる。
【0020】また、前記連結ピン5には、パイプ状の支
持バー15が着脱自在に連結されるもので、この支持バ
ー15は、連結ピン5の先端部、基部のいずれかに嵌め
合わせられる内法径を備えた複数種のものとされ、吊持
する広告シートPの大きさ、形状、重量その他によって
太さ、長さが異なるもののいずれかが選択されるように
してある。なお、図中符号16は、支持バー15先端に
付設したボール状の固定玉で、支持バー15に吊持した
広告シートPの抜脱を阻止し、また、装飾を兼ねる。
【0021】図示を省略したが、連結ピン5に支持バー
15を連結するに際し、連結ピン5自体を内側面に段部
を有する中空状に形成し、その内部に支持バー15を挿
入することで両者5,15を一体化することも可能であ
る。
【0022】次に、この考案支持具の使用の一例を説明
するに、吊持する広告シートP及び支持バー15の重量
等に対応して選定された吸着力を備えた吸盤10を支持
具本体1の取付部3に嵌め合わせておく。そして、図1
に示すように、例えばショーウインド等のガラス面の如
き取付面Bに吸盤10の吸着作用によって吸着支持すれ
ばよいのであり、このとき、安定突片6先端面は取付面
Bに当接されるようにされる。また、広告シートPの吊
持形態は、図示のように、広告シートPの上端によって
吊持して下方に垂れ下がるようにしたり、図示を省略し
たが、一対のこの考案支持具によって広告シートPの両
端を支持し、ほぼ水平状に配置したり等の自由な展開態
様とすることができるのは勿論である。
【0023】なお、以上の実施例にあっては、広告シー
トPを吊持する場合を説明したが、広告シートP以外の
もの、例えば各種の掲示板その他を、可撓性、剛性の素
材の如何を問わずに吊持するものとして使用できるもの
である。
【0024】
【考案の効果】この考案は以上のように構成されてお
り、これがため、例えば屋外での取付使用中に風等で煽
られることがあっても、支持具本体1の安定突片6が取
付面Bに当接していることで前後、左右にぶれることな
く安定しているのである。このため、常時、取付面Bに
対してほぼ直交させた状態で広告シートPを支持させ、
また、支持具本体1に対して仰角状で連設した連結ピン
5を介して支持バー15を支持してあるから、広告シー
トP等の重量によっても下がることがなく、見苦しい体
裁のものとならないものである。しかも、広告シートP
の大小、重量等に対応して支持バー15更には吸盤10
が交換可能であるから、種々の広告シートPであっても
これを体裁よく、十分に支持できるものである。
【0025】すなわち、これは、この考案において、取
付面Bにほぼ平行させて配置される支持支柱2に連結ピ
ン5を連設して成る支持具本体1と、支持支柱2の両端
部に形成した取付部3夫々に嵌め合わせ連結した吸盤1
0とを備え、連結ピン5を支持具本体1に対して僅かに
仰角状に連設してあるからであり、これによって、吊持
する広告シートPによる看者への訴求力を増大させ、し
かも、取扱いを容易なものとできるのである。
【0026】また、支持具本体1に一体の連結ピン5
は、支持具本体1に対して僅かに仰角状態で連設してあ
るから、これ5に連結される支持バー15、広告シート
Pによって下方に俯くのを予め矯正したものとさせ、結
果として支持バー15、広告シートP等をほぼ水平状に
保持させることができる。
【0027】支持具本体1の取付部3、連結ピン5夫々
は、異なる径にした適数段の段部構造の棒状に形成して
あるから、これらに連結させる部分の外径に対応する連
結孔11を有する吸盤10、内法径を有する支持バー1
5を交換可能、着脱自在に連結でき、支持バー15自体
及び広告シートP等の重量に対応して、吸着力、吊持力
の大小が異なるものを自由に選定して使用できるもので
ある。
【0028】更には、支持具本体1の後側面に安定突片
6突設してあるから、この安定突片6の先端面が取付面
Bに当接したときは、支持具本体1全体の揺動、回転を
阻止できる。しかも、取付部3の外周面に突成した阻止
突条7は、吸盤10の連結孔11の内周側面にやや食い
込み状に圧入するから、支持具本体1と吸盤10との相
対的な回転が阻止され、吸盤10に対する取付部3を介
しての支持具本体1自体を一層、確実に揺動、回転させ
ることがないのである。そのため、従来のように、取付
面Bに対して広告シートPがほぼ平行状にぶれること等
になって、その訴求力が減殺されることがなく、所定の
広告機能を十分に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例における使用状態の斜視図
である。
【図2】斜視図である。
【図3】側面図である。
【図4】平面図である。
【符号の説明】
B 取付面 P 広告シート 1 支持具本体 2 支持支柱 3 取付部 4 マーク 5 連結ピン 6 安定突片 7 阻止突条 10 吸盤 11 連結孔 15 支持バー 16 固定玉

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付面にほぼ平行させて配置される支持
    支柱の前側面に、支持バーが交換可能にして連結される
    連結ピンを連設して成る支持具本体と、支持支柱の両端
    部に形成した取付部夫々に交換可能に嵌め合わせ連結し
    た吸盤とを備え、連結ピンは、支持具本体に対して僅か
    に仰角状にして連設してあることを特徴とする支持具。
  2. 【請求項2】 取付部は、異なる径にした適数段の段部
    構造の棒状に形成してある請求項1記載の支持具。
  3. 【請求項3】 連結ピンは、異なる径にした適数段の段
    部構造の棒状に形成してある請求項1または2記載の支
    持具。
  4. 【請求項4】 取付部の外周には、吸盤の連結孔の内周
    側面にやや食い込み状に圧入する阻止突条を突成してあ
    る請求項1乃至3のいずれか記載の支持具。
JP3753493U 1993-06-16 1993-06-16 支持具 Expired - Lifetime JPH0755576Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3753493U JPH0755576Y2 (ja) 1993-06-16 1993-06-16 支持具

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JP3753493U JPH0755576Y2 (ja) 1993-06-16 1993-06-16 支持具

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Publication Number Publication Date
JPH075176U JPH075176U (ja) 1995-01-24
JPH0755576Y2 true JPH0755576Y2 (ja) 1995-12-20

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JP3753493U Expired - Lifetime JPH0755576Y2 (ja) 1993-06-16 1993-06-16 支持具

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