JPH0754482Y2 - カーポート - Google Patents

カーポート

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JPH0754482Y2
JPH0754482Y2 JP1990016578U JP1657890U JPH0754482Y2 JP H0754482 Y2 JPH0754482 Y2 JP H0754482Y2 JP 1990016578 U JP1990016578 U JP 1990016578U JP 1657890 U JP1657890 U JP 1657890U JP H0754482 Y2 JPH0754482 Y2 JP H0754482Y2
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JP
Japan
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ladder
opening
roof
plate
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JP1990016578U
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正一 追田
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Daydo Co Ltd
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Daydo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はカーポートに関する。
〔従来の技術〕
宅地を有効利用することは重要であり、特に、宅地が狭
小になりがちな都市部においては、宅地を有効利用する
ことが重要であって、このことは、僅かの空間にも収納
用小型倉庫を設置して、収納スペースを確保するように
している場合がしばしば見られることからもわかる。
従来のカーポートは、屋根部とこれを支持する柱とを備
え、自動車を専用に置くものであった。
〔考案の解決しようとする課題〕
このように、従来のカーポートは、自動車を収納するも
のであって、他の物を置けば自動車の出入りの邪魔とな
る。このように、従来のカーポートは、宅地を有効利用
できなかった。
そこで、この考案の目的は、自動車を収納できることに
加えて、自動車の出入りの邪魔とならずに物置としても
使えて、宅地を有効利用できるカーポートを提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のカーポートは、屋
根部と該屋根部を支持する柱とを備え、かつ、該屋根部
を屋根表面板とこれより下方の天井板をもって形成し、
該屋根表面板と天井板の間に収納部を形成すると共に、
該天井板に平面視矩形状の開口部を設けたカーポートに
於て、上記開口部の開口端縁の四つの各辺に、夫々、は
しごの上端部が掛止される引掛バーを付設し、該はしご
は、該引掛バーの軸心廻りに揺動自在として該引掛バー
に係脱自在に係止されるフックを、上端部に有し、さ
に、該はしごを、上記開口部を閉じる蓋を兼ねて水平収
納状態と傾斜引出状態とに切り換え自在に、該開口部に
付設したものである。
〔作用〕
荷物等の収納あるいは取り出しは、天井板に設けた開口
部より行われる。従来デッドスペースとなっていた駐車
空間の上方に位置する屋根部を、屋根表面板とこれより
下方の天井板をもって形成し、該屋根表面板と天井板の
間に収納部を形成して、該収納部に荷物等を収納できる
ようにしたので、宅地が有効利用される。
荷物の出し入れ等のない通常の状態においては、はしご
は、水平収納状態に切り換えられてこの状態でロックさ
れ、この水平収納状態のはしごによって、はしご収納と
兼ねて、天井板に設けた開口部は閉じられる。従って、
収納荷物の落下や盗難等は防止される。一方、荷物を収
納したり取り出したりあるいは収納の有無を確認したり
するときには、はしごは、水平収納状態から傾斜引出状
態へ切り換えられて、登段可能な状態とされ、この状態
のはしごを利用することにより、荷物は容易に出し入れ
される。また、はしごの上端部のフックが引掛バーに係
脱自在に掛止されるので、はしごを開口部の各辺に択一
的に選択して掛止することができる。かつ、引掛バーに
沿ってフックをスライドさせることにより、開口部の辺
に沿ってはしごを移動させることができる。このため、
出し入れすべき荷物に最も近い位置にはしごを掛止する
ことができる。かつ、はしごがぐらついたり不意に倒れ
ることが無い。
〔実施例〕
以下、この考案を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図と第2図と第3図において、1は屋根部、2…
は、該屋根部1を支持する複数の柱である。そして、柱
2…は地面に十分な強度を有して立設されている。
屋根部1は、屋根表面板3とこれより下方の天井板4を
もって形成され、該屋根表面板3と天井板4の間に空間
を形成して収納部5とする。天井板4は、複数本の横桁
6…と、縦桁8…とを井桁構造に組立てると共に、それ
に板材7を張設して構成される。例えば、板材7は、平
版に比して大きな断面係数を有して十分な強度を有し軽
量な波板が用いられている。従って、天井板4は十分な
強度を有する。一方、屋根表面板3は、上方に向けて船
底状に膨出したような形状とされ、透明、半透明、又は
不透明の板材3aとこれを補強する骨材12…にて構成され
ている。
天井板4が収納部5の床面を形成している部分の略中央
には、矩形状開口部10を設け、該開口部10には、はしご
11を、該開口部10を閉じる蓋を兼ねて、第1図中仮想線
で示す水平収納状態Hと、第1図中実線で示す傾斜引出
状態Cとを切り換え自在に、付設している。前記横桁6
…と縦桁8…の一部をもって、開口部10における縁枠15
を形成し、該縁枠15の全周内面に沿って微少間隔をもっ
てはしご係止用のパイプから成る引掛バー16を付設し
て、この引掛バー16に、はしご11がその縦部材17,17の
上端に備える係止フック18,18を、揺動可能に、係止し
ている。つまり、開口部10の開口端縁の四つの各辺に、
夫々、はしご11の上端部が掛止される引掛バー16…を付
設する。引掛バー16は、短寸の多数本の連結支持具24…
にて、縁枠15に固着されている。はしご11は、引掛バー
16…の軸心廻りに揺動自在として引掛バー16…に係脱自
在に係止されるフック18,18を、上端部に有する。そし
て、はしご11は、開口部10を閉じることができるよう、
背面板19を備えている。また、該はしご11が備える係止
フック18は、第4図に示すように、はしご11がその下端
が地面に当接した傾斜引出状態Cあるいはそれに極近い
状態にあるときにおいてのみ、はしご11を図中矢印Bで
示す如く鉛直方向上方へ持ち上げることによって、引掛
バー16への係止が解除可能であって、それ以外の状態、
即ち、第5図に示した水平収納状態Hである場合、係止
フック18が縁枠15の内面に規制されて外れない。つまり
J字型にフック18を形成すると共に、引掛バー16と縁枠
15との間隔寸法Aをフック18の厚さ寸法よりも僅かに大
きく設定すれば、はしご11が不用意に外れるのが確実に
防止される。平面視がロの字状をなした縁枠15の周囲に
引掛バー16が設けられ、はしご11は四辺のいづれにも引
掛けることが出来て、収納部5のいかなる位置にも、容
易かつ安全に、荷物21等を収納したり、あるいは取り出
したりできる。
なお、はしご11は、登段して踏板14…の最上段14aに足
を載せた人間よって、収納部5内の開口部10から最奥の
位置への荷物21の出し入れをスムーズに実現できれば、
縦部材17の最上部にまで踏板14を設ける必要はなく、最
上段14aの位置を含む踏板14…の高さ位置は、適宜に設
定される。そして、はしご11の上方に、踏板14を設ける
必要のない部分が確保できる場合においては、この部分
に、収納部5への荷物21の出し入れを妨げない程度の、
棚状の収納部を設けることも可能である。また、天井板
4における開口部10を設ける位置は、図例の如き略中央
に限らず、適宜な位置が選ばれる。また、図例では、は
しご11は一体式のものとしたが、はしご11は、二つ折り
あるいはそれ以上の、折り畳み式のものとしてもよい。
勿論、この場合、開口部10の寸法は、折り畳んだ状態の
はしご11の長さに応じた小さなものとされ、従って、収
納部5の収納に貢献するスペースが拡大される。また、
屋根表面板3が側壁を形成するように天井板よりも下方
へ延びるのも自由である。また、柱2,2間に壁を設けて
収納部を付加するも自由である。そして、はしご11を上
方へ弾発付勢するスプリング等を付設するも好ましい。
引掛バー16を中実棒としても良い。
上記構成において、荷物21の出し入れ等のない通常の状
態においては、はしご11を、その係止フック18が引掛バ
ー16に係止して水平収納状態Hとされた状態でロック
し、この水平収納状態Hのはしご11によって、天井板4
に設けた開口部10を閉じることができる。
一方、荷物21を収納したり取り出したりあるいは収納の
有無を確認したりするときには、はしご11を、水平収納
状態Hから傾斜引出状態Cへ切り換えて、登段可能な状
態として、この状態のはしご11を利用することにより、
荷物21は容易に出し入れされる。特に、上述の如く、必
要に応じて、はしご11を、引掛バー16の所望の位置に、
掛け換えることがでると共に、開口部10が、天井板4の
その収納部5の床面を形成している部分の略中央に設け
てあって、開口部10と収納部5の最奥部までの距離が、
その方向によらずほぼ一定とされているから、収納部5
のいかなる位置にも、容易かつ安全に、荷物等の出し入
れができる。
次に、第6図は他の実施例であり、横桁6,6と縦桁8,8の
一部をもって矩形状を成す開口部10の縁枠15の上面に、
中実丸棒状の引掛バー16を固着し、しかも、アングル材
20も固着して、アングル材20の内面と引掛バー16との間
隔寸法Aを、フック18の厚さ寸法よりも僅かに大きく設
定して、水平状態Hでははしご11が外れないように規制
する。
なお、この第6図では、係止フック18は略L字状鈎型に
大型化して、突設する必要があるが、引掛バー16の強度
上から有利であり、かつ、開口部10がはしご11にて十分
に蓋される利点がある。なお、22は軸23廻りに揺動開閉
する小蓋であって、はしご11の下端(図の右端)を被覆
して、一層、施蓋状態を確実化する。
なお、換気窓を適宜開設するも好ましい(図示省略)。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような顕著な効果を奏する。
はしご11の傾斜引出状態Cにて、はしご11の上端部
の開口部10に対する掛止位置を、収納部5内の荷物に最
も近い位置に簡単に変更することができ、荷物の出し入
れを迅速かつ楽に行うことができる。
はしご11の傾斜引出状態Cにて、荷物の出し入れの
際にはしご11がぐらついたり不意に倒れたりするのを防
止でき、安全性がきわめて高い。
はしご11を水平収納状態Hとして開口部10を閉じる
ことにより、収納物の落下や盗難等を防止できる。
はしご11を水平収納状態Hとして開口部10を閉じる
ことにより、はしご11を無駄なスペースを使用すること
無く収納することができ、本カーポート内のスペースを
有効に活用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のカーポートの一実施例の側面断面
図、第2図は平面図、第3図は正面断面図、第4図と第
5図は要部拡大説明図、第6図は他の実施例を示す要部
断面図である。 1……屋根部、2……柱、3……屋根表面板、4……天
井板、5……収納部、10……開口部、11……はしご、H
……水平収納状態、C……傾斜引出状態。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根部1と該屋根部1を支持する柱2…と
    を備え、かつ、該屋根部1を屋根表面板3とこれより下
    方の天井板4をもって形成し、該屋根表面板3と天井板
    4の間に収納部5を形成すると共に、該天井板4に平面
    視矩形状の開口部10を設けたカーポートに於て、上記開
    口部10の開口端縁の四つの各辺に、夫々、はしご11の上
    端部が掛止される引掛バー16…を付設し、該はしご11
    は、該引掛バー16…の軸心廻りに揺動自在として該引掛
    バー16…に係脱自在に係止されるフック18,18を、上端
    部に有し、さらに、該はしご11を、上記開口部10を閉じ
    る蓋を兼ねて水平収納状態Hと傾斜引出状態Cとに切り
    換え自在に、該開口部10に付設したことを特徴とするカ
    ーポート。
JP1990016578U 1990-02-21 1990-02-21 カーポート Expired - Lifetime JPH0754482Y2 (ja)

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JPS60137052U (ja) * 1984-02-23 1985-09-11 松下電工株式会社 収納部付きガレ−ジ

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