JPH0754457B2 - 多ビツト加算器 - Google Patents

多ビツト加算器

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JPH0754457B2
JPH0754457B2 JP61288058A JP28805886A JPH0754457B2 JP H0754457 B2 JPH0754457 B2 JP H0754457B2 JP 61288058 A JP61288058 A JP 61288058A JP 28805886 A JP28805886 A JP 28805886A JP H0754457 B2 JPH0754457 B2 JP H0754457B2
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JP
Japan
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bits
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group
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bit
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JP61288058A
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篤美 田中
久義 藏屋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 多ビット加算器において、第1の加算手段で入力するn
ビットのデータのうち下位(n−m)ビットのデータを
加算して得られたキャリーと上位mビットのデータとを
データ保持手段に取り込む。
そして、データ保持手段の出力を用いて第2の加算手段
で加算を行った後、第1及び第2の加算手段の演算結果
を並べてnビットの演算結果を得るが、この間に第1の
加算手段は別の演算を行わせせることにより回路規模を
それ増加せずに高速化を図るものである。
〔産業上の利用分野〕 本発明は多ビット加算器,例えばLSI化されたプロセッ
サ等で使用される多ビット加算器の改良に関するもので
ある。
一般に、多ビットの加算を行う場合に下位ビットの加算
によって桁上がりが発生し,それが上位ビットの方へ伝
播して行くので、nが大きくなる程,加算に要する時間
が増加して演算時間が増える。
そこで、回路規模をそれぼど増加させずに演算時間を少
なくする(即ち,高速化する)ことが要望されている。
〔従来の技術〕
第4図は従来例のブロック図、第5図は第4図の動作説
明図を示す。尚、第5図中の左側の記号は第4図中の同
じ記号の部分の波形を示す。
以下,第5図を参照しながら第4図の動作を説明する。
先ず、レジスタ1,3,5にXグループのデータA,B,Cが,レ
ジスタ2,4,6にYグループのデータD,E,Fがそれぞれ入っ
ている(第5図−Xグループ,Yグループ参照)。
これらのデータは第5図−に示す様に選択信号がHレ
ベルの時はデータA,B,Cが、Lレベルの時はデータD,E,F
がセレクタ7,8,9で選択されて加算器ADDR 10に加えられ
るが、選択時間Tは演算値が確定してこれを取り込む為
の最低必要な条件が確保できる時間である。
さて、セレクタ7,8,9が第5図−に示す様にデータA,
B,Cを選択すると、これらのデータが加算器ADDR 10に加
えられて第5図−に示す様に加算が開始され、時間t
の後に確定した演算値,即ち演算結果が第5図−に示
すクロックCK1で第5図−に示す様に第1のアキュム
レータACC111に取り込まれる。
尚、第5図−の多数の×印の部分は演算中を示し、
(A+B+C)の部分は演算結果の部分を示す。
次に、セレクタ7,8,9はデータD,E,Fを選択して上記と同
じく加算器ADDR10でこのデータを加算し、第5図−に
示すクロックCK2で第5図−に示す様に第2のアキュ
ムレータACC2 12に演算結果が取り込まれる。
尚、tは演算時間で演算結果を取り込む為にT>tとな
っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ここで、上記の様に1つの加算器を時分割して異なるデ
ータの加算を行う場合、1つの加算が全てのビットにつ
いて終り,演算結果がアキュムレータACCに取り込まれ
る迄は次のデータの演算が行えないので、データのビッ
ト数nが大きくなるとt,即ちTが大きくなり演算時間が
長くなると云う問題点がある。
又、これを避けるために1つの演算に対して1つの加算
器を割り当てると演算時間は減少するが回路規模が大き
くなり、例えばLSIの様に限られた回路規模の中での実
現が難しいと云う別の問題点がある。
〔問題点を解決する為の手段〕
上記の問題点は第1図に示す多ビット加算器により解決
される。
13は各グループの複数種類のnビットデータをそれぞれ
上位mビットと下位(n−m)ビットに分割し、各グル
ープの該下位(n−m)ビットを予め設定された周期で
交互に送出する分割手段、14は該分割手段の出力を加算
して演算結果は保持し、キャリーを送出する第1の加算
手段、15は各グループの該上位mビットと該キャリーを
保持するデータ保持手段、16はグループ別に加算・保持
部分を持ち、該データ保持手段から取り出したキャリー
と対応するグループの該上位mビットを加算し、演算結
果を保持する第2の加算手段、17は該第1,第2の加算手
段で保持している演算結果を並べて、各グループの該n
ビットの演算結果を得る演算結果併合手段である。
〔作用〕
一般に、多ビットの加算の際,加算によって生ずる桁上
り信号(キャリー)をより上位ビットに伝える為、上位
ビットほど演算が遅れて上位ビットと下位ビットとの間
の演算時間に差が生ずる。
本発明はこの時間差を利用する為、第1、第2グループ
を構成する複数種類のnビットデータを、分割手段でそ
れぞれ上位mビットと下位(n−m)ビットに分割し、
各グループの該下位(n−m)ビットを設定周期(クロ
ック周期の1/2)で交互に送出する。
そこで、第1の加算手段14は、分割手段の出力、例え
ば、第1グループの該下位(n−m)ビットの加算を行
い、演算結果が得られたらこの結果を保持し、キャリー
をデータ保持手段15に送出した後、次に入力した第2グ
ループの該下位(n−m)ビットの加算を行う。なお、
データ保持手段15は第1,第2グループの該上位mビット
をグループ別に保持している。
一方、第2の加算手段16は、データ保持手段15からのキ
ャリーと第1グループの該上位mビットの加算を行って
演算結果を得た後、該第1の加算手段の演算結果とを並
べて各グループのnビットの演算結果を得る様にした。
つまり、第1の加算手段は、2つのグループの下位(n
−m)ビットを設定周期で交互に演算し、第2の加算手
段は2つのグループの上位mビットを別々に演算して、
全体として回路規模をそれほど増加せずに高速化を図っ
た。
〔実施例〕
第2図は本発明の実施例のブロック図、第3図は第2図
の動作説明図である。尚、全図を通じて同一符号は同一
対象物で第3図の左側の記号は第2図中の同じ記号の部
分の波形を示す。
又、第1の加算器141,第3のアキュムレータ142,第4の
アキュムレータ143は第1の加算手段14の部分で、第1
の中間レジスタ151,第2の中間レジスタ152はデータ保
持手段15の部分で、第2の加算器161,第3の加算器163,
第5のアキュムレータ162,第6のアキュムレータ164は
第2の加算手段16の部分である。又、13は分割手段,17
は加算結果併合手段である。
以下、XグループのデータA,B,Cがレジスタ1,3,5に、Y
グループのデータD,E,Fがレジスタ2,4,6にそれぞれ入っ
ていて、XグループのデータとYグループのデータとを
時分割で加算するとして第3図を参照しながら第2図の
動作を説明する(第3図−Xグループ,Yグループ参
照)。
先ず、レジスタ1,3,5から取り出されたnビットのデー
タA,B,C及びレジスタ2,4,6から取り出されたnビットの
データD,E,Fの上位mビットが第1の中間レジスタ151及
び第2の中間レジスタ152に、データA,D、データB,E、
データC,Fの下位(n−m)ビットがセレクタ7,8,9にそ
れぞれ入力される。
そして、第3図−に示すHレベルの選択信号で駆動さ
れたセレクタ7,8,9により選択されたデータA,B,Cの下位
(n−m)ビットが第1の加算器ADDR1 141で加算され
て演算結果とキャリアが得られるが、演算結果がクロッ
クCK1で第3のアキュムレータACC3 142に取り込まれ、
キャリーは第1の中間レジスタ151に取り込まれる(第
3図−,,,参照)。この上位mビットとキャ
リーが第2の加算器ADDR2 161で加算され、演算結果が
クロックCK2で第5のアキュムレータACC5 162に取り込
まれ、出力される(第3図−,参照)。
ここで、第3のアキュムレータACC3 142に取り込まれた
データA,B,Cの下位(n−m)ビットの演算結果と、第
5のアキュムレータACC5 162に取り込まれたデータA,B,
Cの上位mビットの演算結果はそれぞれ次のクロックが
入力されるまで保持されるので、第3図−のaの部分
と第3図−のbの部分との間でアキュムレータの出力
が取り出されてデータA,B,Cの演算結果が得られる(第
3図−,,参照)。
尚、第1の演算器ADDR1 141はデータA,B,Cの下位(n−
m)ビットの加算が終了するとセレクタ7,8,9が駆動さ
れてデータD,E,Fの下位(n−m)ビットが入力するの
で、これらのデータの加算を行い、演算結果はクロック
CK2で第4のアキュムレータACC4 143に、キャリーは第
2の中間レジスタ152に取り込まれる(第3図−,
,参照)。
この時、データD,E,Fの上位mビットが同時に第2の中
間レジスタ152に取り込まれて第3の加算器ADDR3 163で
上位mビットの加算が行なわれて、クロックCK1で演算
結果が第6のアキュムレータACC6 164に取り込まれ、第
4のアキュムレータACC4 143の出力と並べて取り出され
てデータD,E,Fのnビットの演算結果が取り出される。
そして、これが繰り返される(第3図−,,参
照)。
即ち、下位ビットの演算は上位ビットの演算より早く終
わるので演算器を時分割で使用し、上位ビットの演算は
それぞれ演算器を別々に持って早く演算を終了させる様
にして、全体として回路規模はそれ程増加させずに演算
速度が早くなる様にした。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明した様に本発明によれば、回路規模をそ
れ程増加させずに演算速度が早くなると云う効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の実施例のブロック図、 第3図は第2図の動作説明図、 第4図は従来例のブロック図、 第5図は第4図の動作説明図を示す。 図において、 13は分割手段、14は第1の加算手段、15はデータ保持手
段、16は第2の加算手段、17は加算結果併合手段を示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1、第2グループがそれぞれ複数種類の
    nビットデータで構成されており、グループ毎に複数種
    類のnビットデータを加算する際、 各グループの複数種類のnビットデータをそれぞれ上位
    mビットと下位(n−m)ビットに分割し、各グループ
    の該下位(n−m)ビットを予め設定された周期で交互
    に送出する分割手段(13)と、該分割手段の出力を加算
    して演算結果は保持し、キャリーを送出する第1の加算
    手段(14)と、 各グループの該上位mビットと該キャリーを保持するデ
    ータ保持手段(15)と、グループ別に加算・保持部分を
    持ち、該データ保持手段から取り出したキャリーと対応
    するグループの該上位mビットを加算して、演算結果を
    保持する第2の加算手段(16)と、該第1,第2の加算手
    段で保持している演算結果を並べて、各グループの該n
    ビットの演算結果を得る演算結果併合手段(17)とを有
    することを特徴とする多ビット加算器。
JP61288058A 1986-12-02 1986-12-02 多ビツト加算器 Expired - Lifetime JPH0754457B2 (ja)

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JPS54143036A (en) * 1978-04-28 1979-11-07 Toshiba Corp Decentralized addition and subtraction system
JPS61267829A (ja) * 1985-05-23 1986-11-27 Mitsubishi Electric Corp ビツト分割型同期式累算器

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