JPH0754454B2 - ウインドウ表示方法 - Google Patents

ウインドウ表示方法

Info

Publication number
JPH0754454B2
JPH0754454B2 JP61112195A JP11219586A JPH0754454B2 JP H0754454 B2 JPH0754454 B2 JP H0754454B2 JP 61112195 A JP61112195 A JP 61112195A JP 11219586 A JP11219586 A JP 11219586A JP H0754454 B2 JPH0754454 B2 JP H0754454B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
frame
main
management table
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61112195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62269283A (ja
Inventor
淳次 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP61112195A priority Critical patent/JPH0754454B2/ja
Publication of JPS62269283A publication Critical patent/JPS62269283A/ja
Publication of JPH0754454B2 publication Critical patent/JPH0754454B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Generation (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ウインドウ表示装置に関し、特にCRTディス
プレイ等の画面上に複数のウインドウが表示されるウイ
ンドウ表示装置に関する。
〔従来技術〕
複数のウインドウをCRTディスプレイ等の画面に一緒に
表示するマルチウインドウシステムの下では、複数のプ
ロセスの各々に特定のメインウインドウを割当て、これ
らメインウインドウを複数個同時に画面に表示すること
により、複数のプロセスの経過を画面上で同時に確認す
ることができる。これらのメインウインドウはそれぞれ
グループを形成しており、ある一つのメインウインドウ
のグループは、例えば複数のサブウインドウを有するこ
とができる。すなわち、メインウインドウの1つのグル
ープは1つのメインウインドウと、これに従属するサブ
ウインドウとで構成されている。またメインウインドウ
のグループはメインウインドウの個数だけ存在してい
る。
ところで、これらの複数のウインドウをCRTディスプレ
イ等の画面に同時に表示する際、従来のウインドウ表示
装置では全てのウインドウを同一の色もしくは形状で表
示していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のウインドウ表示装置で
は、異なるウインドウグループのウインドウをも含めて
複数のウインドウを全て同一の色もしくは形状で画面に
表示していたために、サブウインドウを画面に出したと
きにこのサブウインドウがどのメインウインドウのグル
ープに属するのか画面上で目視で識別することができな
かった。このために、サブウインドウをあるプロセスで
のエラーメッセージ用に使用している場合等にどのプロ
セスでエラーが発生したのか区別することができず、処
理効率、操作効率が悪いという欠点があった。
本発明は、CRTディスプレイ等の画面上に表示されたウ
インドウがどのグループに属するかを目視で簡単に識別
することができて処理効率および操作効率を著しく向上
させるウインドウ表示装置を提供することを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の手段は次の通りである。
タイトル表示領域を有するウインドウを、表示画面上に
複数表示するウインドウの表示方法であって、上記複数
のウインドウのうちの複数のメインウインドウを、その
各メインウインドウにおける表示優先順位に従った順番
で、かつその各メインウインドウにおける個々のタイト
ルデータを、対応する各メインウインドウのタイトル表
示領域に夫々表示し、上記各メインウインドウの夫々に
属する複数のサブウインドウについては、個々のメイン
ウインドウ毎に、そのメインウインドウに属する各サブ
ウインドウにおける表示優先順位に従つた順番で、かつ
その各サブウインドウにおける個々のタイトルデータ
を、対応する各サブウインドウのタイトル表示領域に夫
々表示する、ようにしたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明の手段の作用は次の通りである。
複数のウインドウのうちの複数のメインウインドウを、
その各メインウインドウにおける表示優先順位に従った
順番で、かつその各メインウインドウにおける個々のタ
イトルデータを、対応する各メインウインドウのタイト
ル表示領域に夫々表示する。また、上記各メインウイン
ドウの夫々に属する複数のサブウインドウについては、
個々のメインウインドウ毎に、そのメインウインドウに
属する各サブウインドウにおける表示優先順位に従つた
順番で、かつその各サブウインドウにおける個々のタイ
トルデータを、対応する各サブウインドウのタイトル表
示領域に夫々表示する。
従つて、複数のメインウインドウと複数のサブウインド
ウとが混在する複数のウインドウを表示する際、各メイ
ンウインドウの優先順位関係、及び各メインウインドウ
毎の複数のサブウインドウの優先順位関係が表示画面上
において一目でわかる。
〔実施例〕
(1)構成 第1図は、本発明のウインドウ表示装置のシステム構成
図である。
第1図において、11はマウス、12はキーボードであり、
マウス11およびキーボード12は、ウインドウ生成信号等
のウインドウ表示に関する情報を入力するためのもので
ある。マウス11からの入力はマウス制御装置13を介し
て、またキーボード12からの入力はキーボード制御装置
14を介してプロセッサ15に送られる。プロセッサ15は、
図示しないがROMに格納されているプログラムによって
制御され、CRTディスプレイ25への複数のウインドウの
表示の全体的な制御を行なっている。すなわち、プロセ
ッサ15は各ウインドウの位置、大きさ等の属性および各
ウインドウ間の関係についての情報をウインドウ管理テ
ーブル17に記憶し、各ウインドウの表示データをウイン
ドウメモリ18に記憶する。
第2図は、ウインドウ管理テーブル17に格納されている
情報を示している。ウインドウ管理テーブル17の情報
は、ウインドウの幅bpw、ウインドウの高さbph、ウイン
ドウのX座標bpx、ウインドウのY座標bpy、文字サイズ
csize、行間のピッチpitch、次のウインドウへのポイン
タfp、前のウインドウへのポインタbp、最初のサブウイ
ンドウのポインタswsp、最後のサブウインドのポインタ
swep、親ウインドウのポインタparent、タイトルバーの
データtitle、ウインドウの識別コード、例えば枠の色
情報を格納するフレームflameからなる。
ここでフレームflameは、複数のウインドウをCRTディス
プレイ25の画面に表示する場合にウインドウをグループ
ごとに識別することができるようにするための識別コー
ドを格納するためのものでありこの識別コードとしては
例えばウインドウの枠を色分けしてそれぞれのウインド
ウを区別するウインドウ枠の色情報が用いられる。枠の
色情報は、第2図に示すようにフレームflameの0ビッ
ト目乃至3ビット目までのビット位置にオンあるいはオ
フのフラグをセットすることによって定まる。例えば、
あるウインドウの管理テーブルのフレームflameの全て
のビットにオフのフラグをセットするとこのウインドウ
の枠は“赤”または他のウインドウの管理テーブルのフ
レームflameの0ビット目にオンのフラグをセットし、
1ビット目乃至3ビット目にオフのフラグをセットする
とそのウインドウの枠は“青”というように、2進化10
進法(BCD)で15種類の色分けを施すことが可能であ
る。
ウインドウ枠識別装置16は、マウス11あるいはキーボー
ド12からメインウインドウあるいはサブウインドウ生成
の信号がプロセッサ15に入力するとき、この信号をプロ
セッサ15から受けてメインウインドウあるいはサブウイ
ンドウの管理テーブル17のフレームflameに所定のフラ
グをセットするのに用いられる。
メインウインドウのフレームflameには、すでに生成さ
れているメインウインドウのフレームflameにセットさ
れているフラグで定まる2進化10進数よりも大きい値の
10進数になるようにフラグがセットされる。
例えばすでに生成されているメインウインドウのうち最
新のものの管理テーブルのフレームflameに10進数で
“0"の値、即ち0ビット目乃至3ビット目にオフのフラ
グがセットされているとすると、いま生成されるメイン
ウインドウのフレームflameには10進数で“1"の値、即
ち、0ビット目にオン、1乃至3ビット目にオフのフラ
グがセットされる。
また、サブウインドウのフレームflameには、このサブ
ウインドウの属するメインウインドウのフレームflame
と同じフラグがセットされ、これによってメインウイン
ドウの枠と、このメインウインドウに属するサブウイン
ドウの枠とを画面上で同じ色に表示して、サブウインド
ウの所属を明確にすることができる。
ウインドウメモリ18にはウインドウ管理テーブル17に格
納された情報に基づいてメインウインドウあるいはサブ
ウインドウのデータが格納される。この際、ウインドウ
メモリ18にはウインドウの枠情報が、フレームflameに
書込まれた枠の情報とともに書込まれる。
プロセッサ15はウインドウ管理テーブル17とウインドウ
メモリ18に所定の内容を格納した後、制御をオーバーラ
ップ制御装置19に移す。オーバーラップ制御装置19は、
ウインドウ管理テーブル17から各ウインドウの表示位置
等の情報を取り出し画面に表示するための制御データを
作成するのに用いられる。この制御データは、第3図
(a),(b)に示すように画面を長方形に分割し、そ
の長方形ごとに画面の座標、論理画面の座標、タイトル
バーの情報等の表示制御情報からなる。第3図(a)
は、ウインドウが1つの場合の分割を示しており、画面
はA,B,C,D,E,Fの6個の長方形に分割され、それぞれの
表示制御データが作成される。また、第3図(b)は、
ウインドウが複数個の場合の分割を示しており、画面は
A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,Lの12個の長方形に分割され、
それぞれの表示制御データが作成される。
表示メモリ20にはこれらの表示制御データが格納され
る。ウインドウ表示装置21は、オーバーラップ制御装置
19が表示制御メモリ20に所定の制御データを格納した
後、オーバーラップ制御装置19からの制御を受けて表示
制御メモリ20内の分割した長方形ごとの制御データをビ
ットムーバー22に転送するのに用いられる。
ビットムーバー22はウインドウ表示装置21からの制御デ
ータに従いウインドウメモリ18から表示するデータを取
り出して表示メモリ23に格納する。表示制御装置24は、
表示メモリ23に格納されが表示データをCRTディスプレ
イ25に表示するのに用いられる。CRTディスプレイ25の
画面には分割した長方形ごとの表示データが表示される
ようになっている。
(2)動作 以上のような構成のウインドウ表示装置の動作を説明す
る。
先ず、プロセッサ15は、マウス11あるいはキーボード12
からメインウインドウ生成の信号と受け取ると、ウイン
ドウ管理テーブル17にメインウインドウの管理テーブル
を作成する。メインウインドウ生成の信号はまたウイン
ドウ管理テーブルのフレームflameに所定のフラグをセ
ットするためにプロセッサ15を介してウインドウ枠識別
装置16にも送られる。ウインドウ枠識別装置16はすでに
生成されているウインドウの識別コード、すなわち枠の
色とは異なる色をいま生成されるべきメインウインドウ
の枠に割当てる。すなわち、現在すでに生成されている
メインウインドウが例えば1つであり、そのメインウイ
ンドウの管理テーブルのフレームflameの全てのビット
にオフのフラグがセットされて、枠に“赤”の色が割当
てられているとすると、いま生成されるべきメインウイ
ンドウの管理テーブルのフレームflameには0ビット目
にオンのフラグをセットし、1乃至3ビット目にオフの
フラグをセットして、枠に“青”の色を割当てる。この
ように新たに生成されるメインウインドウの管理テーブ
ルのフレームflameの各ビットは1つ前に生成されるメ
インウインドウの管理テーブルのフレームflameにセッ
トされたフラグで定まる2値化10進数よりも“+1"だけ
大きな10進数となるようなフラグがセットされる。但
し、1つ前に生成されたメインウインドウの管理テーブ
ルのフレームflameに10進数で“15"の値がセットされて
いると、即ち全てのビットにオンのフラグがセットされ
ていると、次に生成されるべきメインウインドウの枠の
色を以前に生成されたメインウインドウの枠の色と異な
るように選択することはできないので、この場合には次
に生成されるべきメインウインドウの枠の色は一つ前に
生成されたメインウインドウの枠の色と同じにさせる。
即ちフレームflameの全てのビットにはオンのフラグが
セットされる。
このようにして2つのメインウインドウWIN1およびWIN2
の管理テーブル31,32をウインドウ管理テーブル17に順
次生成した例を第4図に示す。第4図において、メイン
ウインドウWIN1をCRTディスプレイの画面の最前面に表
示し、メインウインドウWIN2を画面の最後面に表示する
ために、メインウインドウWIN1の管理テーブル31のポイ
ンタbp1およびメインウインドウWIN2の管理テーブル32
のポインタfp2には終端マークNILLが格納され、ベース
ウインドウ管理テーブル30のポインタswspはメインウイ
ンドウWIN1の管理テーブル31の先頭アドレスをポイント
し、ベースウインドウ管理テーブル30のポインタswepは
メインウインドウWIN2の管理テーブル32の先頭アドレス
をポイントしている。
またメインウインドウWIN1の管理テーブル31のポインタ
fp1は次のメインウインドウWIN2の管理テーブル32の先
頭アドレスをポイントし、メインウインドウWIN2の管理
テーブル32のポインタbp2は前のメインウインドウWIN1
の管理テーブル31の先頭アドレスをポイントしている。
またメインウインドウWIN1,WIN2の管理テーブル31,32の
ポインタparent1,parent2はこれらの親ウインドウに当
るベースウインドウ管理テーブル30の先頭アドレスをポ
イントしている。さらに、前述のようにウインドウ枠識
別装置16によってメインウインドウWIN1の管理テーブル
31のフレームflame1にはメインウインドウWIN1の枠の色
情報がセットされ、例えば全てのビットにオフのフラグ
がセットされ、またメインウインドウWIN2の管理テーブ
ル32のフレームflame2にはメインウインドウWIN2の枠の
色情報がセットされ、例えば0ビット目のフラグだけに
オンがセットされている。
このようにウインドウ管理テーブル17に全てのメインウ
インドウに関する情報を格納すると、プロセッサ15はメ
インウインドウWIN1,WIN2の管理テーブル31,32内に格納
された情報に基づいて、メインウインドウWIN1,WIN2の
データをウインドウメモリ18に書込む。その際、メイン
ウインドウの枠情報はフレーム、例えばフレームflame
1,フレームflame2、に書込まれた色情報とともにウイン
ドウ18に書込まれる。これによってメインウインドウに
ついての管理テーブル内の情報およびウインドウメモリ
18内のデータが完備される。
メインウインドウに関する情報並びにデータを完備した
後、プロセッサ15はマウス11およびキーボード12および
プログラムからサブウインドウ生成の信号を受け付け
る。プロセッサ15はサブウインドウ生成の信号を受け付
けると、ウインドウ管理テーブル17にサブウインドウ用
の管理テーブルを作成する。第4図には、このようにし
て作成されたサブウインドウSUB1,SUB2の管理テーブル3
3,34を示す。
第4図において、もしメインウインドウWIN1の管理テー
ブル31のポインタswsp1が終端マークNILLであるなら
ば、すなわちメインウインドウWIN1にまだサブウインド
ウが生成されていない状態ならば、プロセッサ15はサブ
ウインドウ生成の信号が入力するとメインウインドウWI
N1の管理テーブルのポインタswspとswepとがともにサブ
ウインドウSUB1の管理テーブル33をポイントするように
メインウインドウWIN1をサブウインドウSUB1との間にリ
スト構造を形成する。またメインウインドウWIN1の管理
テーブル31のポインタswsp1が終端マークNILLでない場
合には、すなわちサブウインドウSUB1がすでに生成され
ている状態のときには、サブウインドウ生成の信号が入
力するとプロセッサ15はサブウインドウSUB1の管理テー
ブル33の後ろにサブウインドウSUB2の管理テーブル34を
生成し、この管理テーブル34の先頭アドレスをメインウ
インドウWIN1の管理テーブル31のポインタswep1とサブ
ウインドウSUB1の管理テーブル33のポインタfp3とでポ
イントする。またサブウインドSUB2の管理テーブル34の
ポインタbp4はサブウインドウSUB1の管理テーブル33の
先頭アドレスをポイントし、管理テーブル33および管理
テーブル34のポイントparent3およびParent4はこれらの
親ウインドウに当るメインウインドウWIN1の管理テーブ
ル31の先頭アドレスをポイントする。また、サブウイン
ドウ生成の信号が入力するとウインドウ枠識別情報装置
16はサブウインドウSUB1,SUBの管理テーブル33,34のフ
レームflame3,flame4に各サブウインドウの枠の色情報
を格納する。サブウインドウの枠をこれの親ウインドウ
の枠の色と同じものにするためにフレームflame3,フレ
ームflame4には親ウインドウであるメインウインドウWI
N1の管理テーブル31のフレームflame1と同じ内容が格納
される。いまの例ではフレームflame1には10進数で“0"
の値が格納されているのでフレームflame3,フレームfla
me4にも10進数で“0"の値を格納してサブウインドウSUB
1,SUB2の枠の色をメインウインドウWIN1の枠の色と同じ
“赤”にする。
サブウインドウの管理テーブルが完備した後、プロセッ
サ15はメインウインドウのときと同様にしてウインドウ
管理テーブル17を参照してウインドウメモリ18にサブウ
インドウの表示データを書込む。サブウインドウの枠は
色情報を含めてこのときウインドウメモリ18に書込まれ
る。第5図は、メインウインドウあるいはサブウインド
ウの管理テーブルのフレームflameに枠の色情報を格納
するウインドウ枠識別装置16の処理例を示したものであ
る。
プロセッサ15がマウス11、キーボード12からウインドウ
生成の信号を受け取ってメインウインドウあるいはサブ
ウインドウの管理テーブルを作成した後、ウインドウ枠
識別装置16の処理が開始する。ウインドウ枠識別装置16
は、生成されたメインウインドウあるいはサブウインド
ウの管理テーブルのアドレスをプロセッサ15から受け取
る。
ステップST1では、メインウインドウのフレームflameに
色情報を格納するのか或いはサブウインドウのフレーム
flameに色情報を格納するのかを判断するために、プロ
セッサ15により生成されたウインドウがメインウインド
ウか否かを調べる。これは生成されたウインドウの管理
テーブルのポインタparentがその親ウインドウを指示し
ているかによって判断される。すなわちポインタparent
がベースウインドウ管理テーブルをポイントしているな
らば生成されたウインドウはメインウインドウであり、
ポインタparentがメインウインドウをポイントしている
ならば生成されたウインドウはサブウインドウというこ
とになる。生成されたウインドウがメインウインドウで
あるときには、このメインウインドウの管理テーブルの
フレームflameに所定の色情報を格納するためにステッ
プST2に進む。生成されたウインドウがサブウインドウ
であるときには、このサブウインドウの管理テーブルの
フレームflameをこれの親ウインドウであるメインウイ
ンドウの管理テーブルのフレームflameと同一の内容に
する為にステップST4に進む。
ステップST2では、いま生成されたメインウインドウよ
りも以前にすでに15種類のメインウインドウが生成され
ているか否かを判断するために、先ずメインウインドウ
の親ウインドウに当たるベースウインドウ管理テーブル
のフレームflameの全てのビット(0ビット目乃至3ビ
ット目)がオンであるかを調べる。全てのビットがオン
であるときには、すでに15種類のメインウインドウが生
成され、全ての色が使用されていると判断し、いま生成
されたメインウインドウの枠を一つ前のウインドウの枠
と同じ色で表示する。すなわちステップST4に進み、親
ウインドウに当たるベース管理テーブルのフレームflam
eの内容をいま生成されたメインウインドウの管理テー
ブルのフレームflameに転送して、いま生成されたメイ
ンウインドウのフレームflameの全てのビットをオンに
する。全てのビットがオンでないときには、少なくとも
1つのオフのビットがあり、これをオンにすることによ
って以前に生成されたメインウインドウの枠とは異なる
色を表示するためにステップST3に進む。すなわちステ
ップST3では、ベースウインドウ管理テーブルのフレー
ムflameのオフのビットのうち最も下位に近いビットを
オンにする。しかる後、親ウインドウに当たるこのベー
スウインドウ管理テーブルのフレームflameの内容をい
ま生成されたメインウインドウの管理テーブルのフレー
ムflameに転送するためにステップST4に進む。
ステップST4では上述のようにいま生成されたウインド
ウの管理テーブルのフレームflameに親ウインドウの管
理テーブルのフレームflameの内容を転送して、いま生
成されたウインドウのフレームflameを完成させる。す
なわち、いま生成されたウインドウがメインウインドウ
のときには親ウインドウに当たるベースウインドウ管理
テーブルのフレームflameの内容がいま生成されたメイ
ンウインドウの管理テーブルのフレームflameに転送さ
れ、いま生成されたウインドウがサブウインドウのとき
には親ウインドウに当たるメインウインドウの管理テー
ブルのフレームflameの内容がいま生成されたサブウイ
ンドウの管理テーブルのフレームflameに転送される。
このように、以上の処理によって複数のメインウインド
ウのいずれかに従属するサブウインドウの枠を親ウイン
ドウに当たるメインウインドウの枠と同じ色で表示する
ことが可能になり、サブウインドウがどのメインウイン
ドウに属するかを画面上で色によって判断することがで
きる。
以上のようにして、メインウインドウおよびサブウイン
ドウの全ての管理テーブルをウインドウ管理テーブル17
に作成し、前述のようにウインドウメモリ18内にこの管
理テーブルに基づいてメインウインドウおよびサブウイ
ンドウの表示データ並びに色情報等を書込んだ、プロセ
ッサ15はその制御をオーバーラップで制御装置19に移
す。オーバーラップ制御装置19はウインドウ管理テーブ
ル17から各ウインドウの表示位置等の情報を取り出し前
述のように長方形に分割して画面に表示するための制御
データを作成しこの制御データを表示制御メモリ20に格
納する。表示制御データを表示制御メモリ20に全て格納
した後、制御をウインドウ表示装置21に移す。ウインド
ウ表示装置21は分割した長方形ごとの制御データをビッ
トムーバー22に転送する。ビットムーバー22は制御デー
タに従いウインドウメモリ18から表示データを取り出し
これを表示メモリ23に記憶させる。分割した長方形の表
示データを表示メモリ23に記憶させた後、表示制御装置
24によって表示メモリ23の内容をCRTディスプレイ25に
表示する。
いまカラーCRTディスプレイ25には、複数のメインウイ
ンドウが異なる色の枠で表示され、また、所定のメイン
ウインドウに属するサブウインドウがメインウインドウ
の枠と同じ色の枠で表示されるので、各ウインドウのグ
ループを枠の色によって目視により識別することが可能
になる。
以上の実施例では、識別コードとしてウインドウ枠の色
情報を用い、各ウインドウグループごとにウインドウ枠
の色を変えてカラーCRTディスプレイ上に表示し、ウイ
ンドウグループを識別しうるようにしたが、変形例とし
て、枠の色にかわって枠の形状を識別コードとして用
い、これによってウインドウグループを識別できるよう
にしても良い。すなわち、例えばあるグループに属する
ウインドウの枠を画面上で一点鎖線で表示し、また、他
のグループに属するウインドウの枠を画面上で二点鎖線
で表示することもまた可能である。第一の実施例ではカ
ラーCRTディスプレイを必要としたが、この第二の実施
例ではモノクロのCRTディスプレイでも実施することが
できるという利点がある。また、ディスプレイはCRTに
限らず液晶ディスプレイ他種々のものが利用できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、複数のメインウインドウと複数のサブ
ウインドウとが混在する複数のウインドウを表示する
際、各メインウインドウについては、個々のメインウイ
ンドウ同士の表示優先順位に従つた順位で、かつその各
メインウインドウ毎のタイトルデータを表示することが
でき、また、個々のメインウインドウに属する各サブウ
インドウについては、個々のメインウインドウ毎に、そ
のメインウインドウに属する個々のサブウインドウ同士
の表示優先順位に従つた順位で、かつその各サブウイン
ドウ毎のタイトルデータを表示することができ、メイン
ウインドウの優先順位関係、及び各メインウインドウ毎
の複数のサブウインドウの優先順位関係が表示画面上に
おいて一目でわかる。
また、各メインウインドウ、及び各サブウインドウ毎
に、各ウインドウ毎のタイトルを、その各ウインドウに
設けられたタイトル表示領域で個別に識別することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ウインドウ表示装置の一実施例のシステム構
成図、 第2図は、ウインドウ管理テーブルの説明図、 第3図(a)、(b)は、ディスプレイの画面の分割を
示す図、 第4図は、メインウインドウ及びサブウインドウの管理
テーブルのリスト構造を示す図、 第5図は、ウインドウ管理テーブルのフレームを作成す
るフローチャートである。 17……ウインドウ管理テーブル、18……ウインドウメモ
リ、25……ディスプレイ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイトル表示領域を有するウインドウを、
    表示画面上に複数表示するウインドウの表示方法であつ
    て、 上記複数のウインドウのうちの複数のメインウインドウ
    を、その各メインウインドウにおける表示優先順位に従
    った順番で、かつその各メインウインドウにおける個々
    のタイトルデータを、対応する各メインウインドウのタ
    イトル表示領域に夫々表示し、 上記各メインウインドウの夫々に属する複数のサブウイ
    ンドウについては、個々のメインウインドウ毎に、その
    メインウインドウに属する各サブウインドウにおける表
    示優先順位に従つた順番で、かつその各サブウインドウ
    における個々のタイトルデータを、対応する各サブウイ
    ンドウのタイトル表示領域に夫々表示する、 ようにしたことを特徴とするウインドウ表示方法。
JP61112195A 1986-05-16 1986-05-16 ウインドウ表示方法 Expired - Lifetime JPH0754454B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61112195A JPH0754454B2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16 ウインドウ表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61112195A JPH0754454B2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16 ウインドウ表示方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4329801A Division JPH07111676B2 (ja) 1992-12-10 1992-12-10 ウインドウ表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62269283A JPS62269283A (ja) 1987-11-21
JPH0754454B2 true JPH0754454B2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=14580640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61112195A Expired - Lifetime JPH0754454B2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16 ウインドウ表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0754454B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006093953A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Sony Corp 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02121024A (ja) * 1988-10-31 1990-05-08 Fujitsu Ltd マルチウィンドウ間の関連性表示方式
JP4102045B2 (ja) 2001-09-28 2008-06-18 富士フイルム株式会社 デスクトップ上の隠蔽ウインドウの表示制御方法および表示制御処理装置
JP5922504B2 (ja) * 2012-06-13 2016-05-24 株式会社Pfu 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61132988A (ja) * 1984-11-30 1986-06-20 富士通株式会社 マルチウインドウ表示方式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006093953A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Sony Corp 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62269283A (ja) 1987-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4559533A (en) Method of electronically moving portions of several different images on a CRT screen
US4789855A (en) Device for editing document in colors
US5696540A (en) Display controller
JPH0456316B2 (ja)
JPH056197B2 (ja)
GB2248157A (en) Dual mode graphics display unit
JPH04226495A (ja) ビデオ表示システムにおけるオーバレイの制御装置及び制御方法
JPS6230298A (ja) 画像処理装置
JPH0160155B2 (ja)
EP0147542B1 (en) A multiple window display system
JPH0754454B2 (ja) ウインドウ表示方法
US4903013A (en) Display system for plural display areas on one screen
JPS60251473A (ja) 作表方式
JPH07111676B2 (ja) ウインドウ表示方法
US5900866A (en) Method and system for providing video graphics adapter functionality on a simple frame buffer
JPS648335B2 (ja)
JPS60173588A (ja) マルチウインドウ表示処理方式
JPH0279898A (ja) 表示色制御方式
JPS62198979A (ja) 図形表示装置
JP2708062B2 (ja) 星画面作成装置
JPS61180290A (ja) 図形表示装置
JP2513147B2 (ja) 表示制御装置
JPH064254A (ja) グラフィック表示装置
JPS5972517A (ja) グラフイツクデイスプレイ装置を備えた数値制御装置
JPH06214746A (ja) 表示制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term