JPH0753273Y2 - 高周波同軸コネクタ - Google Patents

高周波同軸コネクタ

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JPH0753273Y2
JPH0753273Y2 JP1990064389U JP6438990U JPH0753273Y2 JP H0753273 Y2 JPH0753273 Y2 JP H0753273Y2 JP 1990064389 U JP1990064389 U JP 1990064389U JP 6438990 U JP6438990 U JP 6438990U JP H0753273 Y2 JPH0753273 Y2 JP H0753273Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover member
outer conductor
spring
coaxial connector
frequency coaxial
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990064389U
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English (en)
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JPH0424287U (ja
Inventor
多彦 池田
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Hirose Electric Co Ltd
Original Assignee
Hirose Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 従来のこの種の同軸コネクタとしては、外部導体内に誘
電体を介して中心導体を設け、この外部導体の周部に、
中心導体にシールド電線の芯線を半田付けするための開
口部を設けた高周波同軸コネクタは公知である。そし
て、この半田付け(結線)後に、電気的信号の漏れを防
止するために、開口部をカバー構造で閉塞することも公
知である。
そして、従来のカバー構造としては、第7図および第8
図に示すように、板材をその周部の一箇所に不連続部を
有する円環状に形成して成るカバー部材aを、外部導体
bにこれの軸線方向に移動可能に被嵌し、外部導体bに
設けたスタッドcをカバー部材aの不連続部であるガイ
ド部dに挿入し、このスタッドcによりカバー部材aの
回転止めをおこなったものがある。
そして、中心導体bにシールド電線の芯線を半田付けし
た後に、カバー部材aを移動して開口部eを閉塞してい
た。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、このような従来例にあっては、カバー部
材aの回転止めをおこなうために、このカバー部材aに
ガイド部dを設け、また、外部導体bにスタッドcを取
り付けるなど、その加工上手間がかかり、コスト高にな
るという問題点があった。
本考案は、上記の問題点に着目して成されたものであっ
て、その目的とするところは、カバー部材にガイド部が
要らず、しかもスタッドが不必要になって、加工上手間
が掛からず、コスト安になる高周波同軸コネクタを提供
することにある。
《課題を解決するための手段》 上記の目的を達成するために、本考案は、外部導体内に
誘電体を介して中心導体を設け、この外部導体の周部
に、中心導体にシールド電線の芯線を半田付けするため
の開口部を設けると共に、外部導体に開口部を閉塞する
カバー部材を設けた高周波同軸コネクタにおいて、カバ
ー部材を円筒体で構成し、外部導体の外周部に環状のば
ね収容溝を形成し、ばね収容溝内に、短冊状の板ばね材
をその周部の一箇所に不連続部を有する円環状に形成す
ると共に、周部に外方に膨出する膨出部を複数形成して
成るばね部材を収容し、カバー部材でばね部材の膨出部
を押さえてこのばね部材を圧縮してばね部材を介してカ
バー部材と外部導体とを電気的に導通させた構成にして
ある。
《作用》 かかる構成にすることにより、カバー部材にガイド部が
要らず、しかもスタッドが不必要になって、加工上手間
が掛からず、コスト安になる。
《実施例》 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る高周波同軸コネクタの一部断面し
た側面図、第2図は第1図II−II線に沿う断面図、第3
図はカバー部材を省略した状態の高周波同軸コネクタの
一部省略した斜視図、第4図はばね部材の側面図、第5
図は第4図V方向からの矢視図、第6図はシールド電線
を結線した状態の高周波同軸コネクタの一部断面した側
面図である。
本考案に係わる高周波同軸コネクタAは、外部導体1と
誘電体2と中心導体3とリング4とカバー部材5とばね
部材6により大略構成されている。
外部導体1は、円筒状の導体本体1aを備えており、この
導体本体1aには、その基部側がシールド線結合部7にな
され、その中間部がカバー被嵌部9になされ、さらに、
その先部が嵌入部10になされている。シールド線結合部
7はカバー被嵌部9より小径になされており、また、カ
バー被嵌部9と嵌入部10との間の大径部11が設けてあ
る。そして、カバー被嵌部9にはシールド線結合部7側
に寄せて半田付け操作用の開口部12が形成してあり、ま
た、カバー被嵌部9の中間部外周には環状のばね収容溝
13が形成してある。
そして、外部導体1のシールド線結合部7にはリング4
が圧入により取り付けてあり、また、ばね収容溝13内に
はばね部材6が収容してある。このばね部材6は、第4
図および第5図に示すように短冊状の板ばね材6aを周部
の一箇所に不連続部6bを有する円環状に形成し、周部を
4等分した箇所に外方に膨出する膨出部6cを形成したも
のであり、このばね部材6が無負荷の状態では、ばね部
材6の内周面6dがばね収容溝13の底面13dに当接し、し
かも、膨出部6cの頂部はばね収容溝13の外側に突出して
いる。
そして、外部導体1のカバー被嵌部9にはカバー部材5
が、外部導体1の軸線方向に移動可能に被嵌してある。
このカバー部材5は、内径寸法がカバー被嵌部9の外径
寸法にほぼ等しい円筒体であり、このカバー部材5がカ
バー被嵌部9に被嵌された状態では、カバー部材5の内
周面がばね部材6の膨出部6cに当たって、このばね部材
6を圧縮し、この圧縮反力が膨出部6cをカバー部材5の
内周面に接触圧力をもって接触させてカバー部材5と外
部導体1との電気的な導通をとっている。また、ばね部
材6の圧縮反力が膨出部6cをカバー部材5の内周面に接
触圧力をもって接触させているので、この間の摩擦抵抗
によりカバー部材5は妄りに移動することはない。
そして、外部導体1内には、誘電体2を介して中心導体
3が設けてあり、この中心導体3の後部の断面U字状の
接続部3aは前記開口部12側に位置している。
上記のように構成された高周波同軸コネクタAにシール
ド電線Bを結線する場合は、シールド電線Bの内部被覆
15を外部導体1のシールド線結合部7内に挿入して、こ
の内部被覆15から剥ぎ出された芯線16を中心導体3の接
続部3a内に挿入すると共に、外部被覆17から剥ぎ出され
たシールド線18をシールド線結合部7に被せ、シールド
線18と外部被覆17とにフェルール19を被せ、外部導体1
の開口部12から半田治具(図示せず)を挿入して芯線16
を中心導体1に半田付けし、フェルール19共々シールド
電線Bに熱収縮チューブ20を被せてこの熱収縮チューブ
20を熱収縮させてシールド電線Bが高周波同軸コネクタ
Aに結線されている。そして、この結線後に、第6図に
示すようにカバー部材5をシールド電線B側に移動して
開口部12を閉塞して電気的信号の漏れの防止もしくはイ
ンピーダンスの整合を行っている。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案は、カバー部材を円筒体で
構成し、外部導体の外周部に環状のばね収容溝を形成
し、ばね収容溝内に、短冊状の板ばね材をその周部の一
箇所に不連続部を有する円環状に形成すると共に、周部
に外方に膨出する膨出部を複数形成して成るばね部材を
収容し、カバー部材でばね部材の膨出部を押さえてこの
ばね部材を圧縮してばね部材を介してカバー部材と外部
導体とを電気的に導通させたから、カバー部材にガイド
部が要らず、しかもスタッドが不必要になって、加工上
手間が掛からず、コスト安になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる高周波同軸コネクタの一部断面
した側面図、第2図は第1図II−II線に沿う断面図、第
3図はカバー部材を省略した状態の高周波同軸コネクタ
の一部省略した斜視図、第4図はばね部材の側面図、第
5図は第4図V方向からの矢視図、第6図はシールド電
線を結線した状態の高周波同軸コネクタの一部断面した
側面図、第7図は従来の高周波同軸コネクタの一部省略
した斜視図、第8図は第7図VIII−VIII線に沿う断面図
である。 1……外部導体、5……カバー部材、6……ばね部材、
6c……膨出部、13……ばね収容溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部導体内に誘電体を介して中心導体を設
    け、この外部導体の周部に、中心導体にシールド電線の
    芯線を半田付けするための開口部を設けると共に、外部
    導体に開口部を閉塞するカバー部材を設けた高周波同軸
    コネクタにおいて、カバー部材を円筒体で構成し、外部
    導体の外周部に環状のばね収容溝を形成し、ばね収容溝
    内に、短冊状の板ばね材をその周部の一箇所に不連続部
    を有する円環状に形成すると共に、周部に外方に膨出す
    る膨出部を複数形成して成るばね部材を収容し、カバー
    部材でばね部材の膨出部を押さえてこのばね部材を圧縮
    してばね部材を介してカバー部材と外部導体とを電気的
    に導通させたことを特徴とする高周波同軸コネクタ。
JP1990064389U 1990-06-20 1990-06-20 高周波同軸コネクタ Expired - Lifetime JPH0753273Y2 (ja)

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JP1990064389U JPH0753273Y2 (ja) 1990-06-20 1990-06-20 高周波同軸コネクタ

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JPH0424287U JPH0424287U (ja) 1992-02-27
JPH0753273Y2 true JPH0753273Y2 (ja) 1995-12-06

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JP1990064389U Expired - Lifetime JPH0753273Y2 (ja) 1990-06-20 1990-06-20 高周波同軸コネクタ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101365628B1 (ko) * 2013-08-12 2014-02-21 (주)서원테크노피아 파지형 동축 케이블 커넥터

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JPH0424287U (ja) 1992-02-27

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