JPH0753043Y2 - 光フアイバケーブル - Google Patents
光フアイバケーブルInfo
- Publication number
- JPH0753043Y2 JPH0753043Y2 JP1988023433U JP2343388U JPH0753043Y2 JP H0753043 Y2 JPH0753043 Y2 JP H0753043Y2 JP 1988023433 U JP1988023433 U JP 1988023433U JP 2343388 U JP2343388 U JP 2343388U JP H0753043 Y2 JPH0753043 Y2 JP H0753043Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- spacer
- fiber cable
- core wire
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、溝が適宜間隔毎に反転する、いわゆるSZ状の
螺旋状溝を有するスペーサに光フアイバ心線を収納した
ケーブルに関するものである。
螺旋状溝を有するスペーサに光フアイバ心線を収納した
ケーブルに関するものである。
〔従来技術〕 従来から第３図に示すように、その長手方向に複数の螺
旋状溝１を有するスペーサ２の前記各螺旋状溝１内に１
本または複数本の光フアイバ心線３を収納せしめた光フ
アイバケーブルが種々提案され、既に実用に供されてい
るものもある。尚、この図で符号４はスペーサ２の中心
に配された鋼線等からなる抗張力体、符号５は必要に応
じてスペーサ２上に施されたプラスチックテープ等から
なる押さえ巻、そして符号６は前記押さえ巻５上に押出
被覆されたシースを示している。
旋状溝１を有するスペーサ２の前記各螺旋状溝１内に１
本または複数本の光フアイバ心線３を収納せしめた光フ
アイバケーブルが種々提案され、既に実用に供されてい
るものもある。尚、この図で符号４はスペーサ２の中心
に配された鋼線等からなる抗張力体、符号５は必要に応
じてスペーサ２上に施されたプラスチックテープ等から
なる押さえ巻、そして符号６は前記押さえ巻５上に押出
被覆されたシースを示している。
ところでこの種の光フアイバケーブルは、光フアイバ心
線３を溝１内に収納したことにより外部からの側圧に強
いこと、溝１が螺旋状であるが故にケーブル長手方向に
余長を入れ易いこと等の特徴を有している。さらに接続
時等において、光フアイバ心線３を取り出し易いように
前記螺旋状溝１をその方向が適宜間隔毎に反転する、い
わゆるSZ状にしたものもある。
線３を溝１内に収納したことにより外部からの側圧に強
いこと、溝１が螺旋状であるが故にケーブル長手方向に
余長を入れ易いこと等の特徴を有している。さらに接続
時等において、光フアイバ心線３を取り出し易いように
前記螺旋状溝１をその方向が適宜間隔毎に反転する、い
わゆるSZ状にしたものもある。
さて、今日この種のケーブルを加入者配線系に使用する
検討が進むにつれ、いかにして数分岐、すなわち新規加
入者への分岐作業を容易にするかが重要な課題になって
きた。
検討が進むにつれ、いかにして数分岐、すなわち新規加
入者への分岐作業を容易にするかが重要な課題になって
きた。
この観点から第３図に示すような従来型の光フアイバケ
ーブルを検討したところ、仮に螺旋状溝１をSZ状の反転
螺旋状溝にしても、なおケーブル途中での光フアイバ心
線３の取り出しが容易でないことがわかってきた。
ーブルを検討したところ、仮に螺旋状溝１をSZ状の反転
螺旋状溝にしても、なおケーブル途中での光フアイバ心
線３の取り出しが容易でないことがわかってきた。
前記問題に鑑み本考案の目的は、前述のごときSZ状の螺
旋状溝を有するスペーサ型の光フアイバケーブルにおい
て、ケーブル途中での光フアイバ心線の取り出しをより
容易にすることにある。
旋状溝を有するスペーサ型の光フアイバケーブルにおい
て、ケーブル途中での光フアイバ心線の取り出しをより
容易にすることにある。
前記目的を達成すべく本考案は、長手方向にわたって適
宜間隔毎にその方向が反転する複数の螺旋状溝をその表
面に有するスペーサと、前記スペーサの前記溝内に収納
されている１本または複数本の光ファイバ心線とを有す
る光ファイバケーブルにおいて、隣接する前記螺旋状溝
間の隔壁はスペーサの中心に対して放射方向に延びてお
り、該隔壁は前記螺旋状溝の反転する部分及びその近傍
のみで反転中心側に傾いていることを特徴とするもので
ある。
宜間隔毎にその方向が反転する複数の螺旋状溝をその表
面に有するスペーサと、前記スペーサの前記溝内に収納
されている１本または複数本の光ファイバ心線とを有す
る光ファイバケーブルにおいて、隣接する前記螺旋状溝
間の隔壁はスペーサの中心に対して放射方向に延びてお
り、該隔壁は前記螺旋状溝の反転する部分及びその近傍
のみで反転中心側に傾いていることを特徴とするもので
ある。
以下に本考案の実施例を図を参照して詳細に説明する。
第１図は本考案の光フアイバケーブルに使用するスペー
サの一実施例を示す横断面図である。本図が示すように
本考案の光フアイバケーブルに使用されるスペーサ２に
おいては、通常は実線で示すように、隣接する前記螺旋
状溝１間の隔壁７はスペーサ２の中心に対して放射方向
に延びているが、前記螺旋状溝１の方向が反転する部
分、すなわち第２図に示す反転部８、９では反転中心10
側に第１図の点線で示すごとく、すなわち隔壁７′のよ
うに傾いていることを特徴としている。
第１図は本考案の光フアイバケーブルに使用するスペー
サの一実施例を示す横断面図である。本図が示すように
本考案の光フアイバケーブルに使用されるスペーサ２に
おいては、通常は実線で示すように、隣接する前記螺旋
状溝１間の隔壁７はスペーサ２の中心に対して放射方向
に延びているが、前記螺旋状溝１の方向が反転する部
分、すなわち第２図に示す反転部８、９では反転中心10
側に第１図の点線で示すごとく、すなわち隔壁７′のよ
うに傾いていることを特徴としている。
このように長手方向にわたって適宜間隔毎にその方向が
反転する複数の螺旋状溝１を有するスペーサ２におい
て、前記溝１の隔壁７をその方向が反転する反転部８、
９において反転中心方向10に傾け、隔壁７′としたこと
により、この種の光フアイバケーブルの途中から、例え
ば後分岐のため、シース６を必要長さ剥ぎ取り、溝１内
の光フアイバ心線３を引き出せば、反転部８、９での隔
壁が、前述のように心線３を取り出し易い方向に傾いて
いるから、心線取り出し作業がきわめて容易に行なえ
る。
反転する複数の螺旋状溝１を有するスペーサ２におい
て、前記溝１の隔壁７をその方向が反転する反転部８、
９において反転中心方向10に傾け、隔壁７′としたこと
により、この種の光フアイバケーブルの途中から、例え
ば後分岐のため、シース６を必要長さ剥ぎ取り、溝１内
の光フアイバ心線３を引き出せば、反転部８、９での隔
壁が、前述のように心線３を取り出し易い方向に傾いて
いるから、心線取り出し作業がきわめて容易に行なえ
る。
ここで前記光フアイバ心線３としては２心一括光フアイ
バ心線の例のみ示しているが、この光フアイバ心線とし
ては単心線でもよいし、あるいは２心以上の複数心をテ
ープ状にしたもの等でもよい。
バ心線の例のみ示しているが、この光フアイバ心線とし
ては単心線でもよいし、あるいは２心以上の複数心をテ
ープ状にしたもの等でもよい。
前述の如く本考案の光フアイバケーブルによれば、後分
岐作業時に分岐しようとする光フアイバ心線をきわめて
容易に取り出すことが可能となる。
岐作業時に分岐しようとする光フアイバ心線をきわめて
容易に取り出すことが可能となる。
第１図は本考案の光フアイバケーブルに係わるスペーサ
の一実施例を示す横断面図、第２図は反転部の位置を説
明するための概略図、第３図は従来の光フアイバケーブ
ルの横断面図である。 １……螺旋状溝、２……スペーサ、３……光フアイバ心
線、７、７′……隔壁、８、９……反転部、10……反転
中心
の一実施例を示す横断面図、第２図は反転部の位置を説
明するための概略図、第３図は従来の光フアイバケーブ
ルの横断面図である。 １……螺旋状溝、２……スペーサ、３……光フアイバ心
線、７、７′……隔壁、８、９……反転部、10……反転
中心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−72109（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】長手方向にわたって適宜間隔毎にその方向
が反転する複数の螺旋状溝をその表面に有するスペーサ
と、前記スペーサの前記溝内に収納されている１本また
は複数本の光ファイバ心線とを有する光ファイバケーブ
ルにおいて、隣接する前記螺旋状溝間の隔壁はスペーサ
の中心に対して放射方向に延びており、該隔壁は前記螺
旋状溝の反転する部分及びその近傍のみで反転中心側に
傾いていることを特徴とする光ファイバケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988023433U JPH0753043Y2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 光フアイバケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988023433U JPH0753043Y2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 光フアイバケーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01128311U JPH01128311U (ja) | 1989-09-01 |
| JPH0753043Y2 true JPH0753043Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31242418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988023433U Expired - Lifetime JPH0753043Y2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 光フアイバケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0753043Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1185468A (en) * | 1981-10-06 | 1985-04-16 | Northern Telecom Limited | Optical cables |
| JPS59138802U (ja) * | 1983-03-04 | 1984-09-17 | 日立電線株式会社 | 光フアイバケ−ブル |
-
1988
- 1988-02-24 JP JP1988023433U patent/JPH0753043Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01128311U (ja) | 1989-09-01 |
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