JP3571834B2 - 光ファイバケーブル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テープ状光ファイバ心線を収納した棒状ユニットを、中心棒状部材の外周にSZ撚りしてなる光ファイバケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の光ファイバケーブルとしては従来、テープ状光ファイバ心線を収納した凹型部材を、中心棒状部材の外周に、テープ状光ファイバ心線のテープ面が常に中心棒状部材の外周面を向くように、SZ撚りしたものが提案されている(特開平4−182611号公報)。
このタイプの光ファイバケーブルは、ケーブル布設後に所望のテープ状光ファイバ心線を分岐する必要が生じた場合などに、ケーブルの中間からそのテープ状光ファイバ心線を含む凹型部材を取り出して容易に分岐作業が行えるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、テープ状光ファイバ心線は、複数本の光ファイバを同一平面に平行に並べ、共通被覆を施してテープ状にしたものである。このためテープ面を湾曲させる方向の曲げに対しては各光ファイバが一様に曲がり、伝送ロス増がほとんど発生しないが、テープ面内でテープ側縁を湾曲させる方向の曲げ(エッジワイズ曲げ)が加わると、曲げの内側になる方の光ファイバには圧縮方向の歪が生じ、曲げの外側になる方の光ファイバには引張方向の歪が生じることになり、大きな伝送ロス増が発生する。
【0004】
上述した従来の光ファイバケーブルは、テープ状光ファイバ心線を収納した凹型部材が、中心棒状部材の外周に、テープ状光ファイバ心線のテープ面が常に中心棒状部材の外周面を向くように、SZ撚りされているため、各テープ状光ファイバ心線は棒状部材の撚り方向の反転部で主としてテープ側縁を湾曲させる方向の曲げを受ける。その結果、テープ状光ファイバ心線に無理な曲げ応力が加わり、光ファイバの伝送ロス増が大きくなるだけでなく、長期信頼性の点でも問題があった。
【0005】
本発明の目的は、以上のような問題点に鑑み、テープ状光ファイバ心線を収納した棒状ユニットを、中心棒状部材の外周にSZ撚りするタイプの光ファイバケーブルにおける、テープ状光ファイバ心線の無理な曲げ歪みと、それに伴う光ファイバの伝送ロス増、長期信頼性の問題を解決するケーブル構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成する本発明の光ファイバケーブルは、
長手方向に1条の又は中心軸線に関して対称な2条の溝を有する溝付き丸棒状部材の前記溝内に、1枚以上のテープ状光ファイバ心線を、テープ面を溝底面に向けた状態で積層収納し、外周に押さえ巻きを施してなる棒状ユニットと、テンションメンバーを有する中心棒状部材とを備え、
前記棒状ユニットは中心棒状部材の外周に、撚り方向の反転部間中央部(撚り方向の1つの反転部から次の反転部までの間の中央部)では溝付き丸棒状部材の溝の深さ方向がほぼ中心棒状部材の径方向を向くように、撚り方向の反転部では、溝付き丸棒状部材を溝の深さ方向を中心棒状部材の径方向に向けたままSZ撚りしたと仮定したときに撚り方向の反転部で曲がりの内側に位置する方の溝側壁がその反対側の溝側壁と中心棒状部材の外周面との間に位置するように、SZ撚りされており、
SZ撚りされた棒状ユニットの外周に押さえ巻きが施され、その外周にシースが施されている、
ことを特徴とする。
【0007】
このような構成にすると、テープ状光ファイバ心線は、棒状ユニットの撚り方向の反転部でも反転部間中央部でも、主としてテープ面を湾曲させる方向の曲げを受けるようになるので、テープ状光ファイバ心線に無理な曲げ応力が加わらなくなり、光ファイバの伝送ロス増を抑制できると共に、長期信頼性も向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0009】
〔実施形態1〕
図1ないし図3は本発明の第1の実施形態を示す。この光ファイバケーブルは基本的には、図1に示すように、中心棒状部材11の外周に、テープ状光ファイバ心線13を含む棒状ユニット15をSZ撚りし、その外周に押さえ巻き17を施し、その外周にシース19を施した構造である。
【0010】
中心棒状部材11は中心に鋼撚線などからなるテンションメンバー21を有しており、そのまわりにプラスチックを断面円形に押出被覆した構造である。
棒状ユニット15は、長手方向に1条の溝23を有する溝付き丸棒状部材25を有し、その溝23内に、複数枚のテープ状光ファイバ心線13を、テープ面を溝底面に向けた状態で積層収納し、外周に押さえ巻き27を施した構造である。
【0011】
溝付き丸棒状部材25はプラスチックの押出成形体からなるもので、この例では溝幅の中央を通る面に関して対称な位置に抗張力線29が埋め込まれている。このように抗張力線29を埋め込むと、溝付き丸棒状部材25は抗張力線29を含む面内では曲げ難いが、同面に垂直な面内では曲げやすくなる。その結果、溝付き丸棒状部材25の曲げやすい方向と、テープ状光ファイバ心線13の曲げやすい方向とが一致するので、棒状ユニット15をSZ撚りするときに、テープ状光ファイバ心線13の向きと溝付き丸棒状部材25の溝23の向きをほぼ同じに保つことが可能となる。
【0012】
棒状ユニット15のSZ撚りは図2および図3のような形態となっている。図2は、中心棒状部材11と、その外周にSZ撚りされた多数本の棒状ユニット15のうちの1本を示す側面図である。図3(a)〜(k)はそれぞれ図2のa−a線〜k−k線における断面図である。棒状ユニット15は図2に示すように中心棒状部材11の外周に撚り方向が周期的に反転するように撚られている(SZ撚りされている)。符号31は棒状ユニット15の撚り方向の反転部、33は棒状ユニット15の撚り方向の反転部間中央部(撚り方向の1つの反転部31から次の反転部31までの間の中央部)、Pは撚り方向の反転ピッチ(1つの反転部31から次の反転部31までの中心軸線距離)である。
【0013】
図3では(a)から(k)までの1反転ピッチだけが示されているが、これに続く次の1反転ピッチでは逆に(k)から(a)までの状態となり、以下これが繰り返されることになる。テープ状光ファイバ心線13の向きを示すため、テープ状光ファイバ心線13の片側に○印を、反対側に×印をつけてある
SZ撚りの反転角(1つの反転部31から次の反転部31までの周方向における回転角)は180°より大きく、360°より小さいことが望ましく、この例では300°としてある(図2参照)。
【0014】
図3から明らかなように棒状ユニット15は、撚り方向の反転部間中央部(f)では、溝付き丸棒状部材25の溝23の深さ方向が中心棒状部材11の径方向を向くように、撚り方向の反転部(a)(k)では、溝付き丸棒状部材25を溝23の深さ方向を中心棒状部材11の径方向に向けたままSZ撚りしたと仮定したときに撚り方向の反転部で曲がりの内側(図2でいえばSが内側でTが外側)に位置する方の溝側壁35が、その反対側の溝側壁37と中心棒状部材11の外周面との間に位置するように、SZ撚りされている。
【0015】
棒状ユニット15を上記のようにSZ撚りすると、テープ状光ファイバ心線13はテープ面を溝底面に向けた状態で溝23に収納されているため、SZ撚りの反転部では、図3(a)(k)に示すようにテープ状光ファイバ心線13のテープ面がほぼ中心棒状部材11の径方向に向く状態となる。ただし図3(a)と(k)ではテープ状光ファイバ心線13の向きが反対である。すなわち図3(a)ではテープ状光ファイバ心線13の○印側の側縁が中心棒状部材11側に位置しているが、(k)ではテープ状光ファイバ心線13の×印側の側縁が中心棒状部材11側に位置している。この状態になれば、撚り方向の反転部でテープ状光ファイバ心線13にテープ面を湾曲する方向の曲げが加わることになる。
【0016】
したがって、テープ状光ファイバ心線13は、反転部31でも、反転部間中央部33でも、主としてテープ面を湾曲させる方向に曲げられることになり、この状態がテープ状光ファイバ心線13の、テープ側縁を湾曲させる方向の曲げが最も少ない状態である。
【0017】
また上記のようにSZ撚りすると、テープ状光ファイバ心線13に加わる捻じりも少なくなる。図3(a)〜(k)から明らかなように中心棒状部材11に対する棒状ユニット15の周方向の位置が変化しても、テープ状光ファイバ心線13のテープ面はほぼ同じ方向を向いている。これはテープ状光ファイバ心線13に加わる捻じりが少ないことを意味する。
【0018】
図1の(A)は棒状ユニット15の撚り方向の反転部間中央部における断面(図3のfに相当)を示し、(B)は一方の反転部における断面(図3のaに相当)を、(C)は他方の反転部における断面(図3のkに相当)を示している。
【0019】
この実施形態の光ファイバケーブルを試作し、シース19を施した後の伝送ロスを測定した。棒状ユニット15内のテープ状光ファイバ心線13の積層枚数は5枚、測定波長は1.55μmである。その結果、伝送ロスは平均0.21dB/km、最小0.20dB/km、最大0.22dB/kmであった。伝送ロスの目標値は平均0.25dB/km以下であるので、このケーブルは十分な性能を有することが確認された。
【0020】
〔実施形態2〕
図4は本発明の第2の実施形態を示す。この光ファイバケーブルは、中心棒状部材11の外周面に溝39を形成し、その溝39内に単心光ファイバ心線41を収納し、その外周に押さえ巻き43を施したものである。それ以外の構成は実施形態1と同じである。図4は棒状ユニット15の撚り方向の反転部間中央部における断面を示している。このような構成にすると実施形態1より光ファイバの収納本数を多くすることができる。
【0021】
〔実施形態3〕
図5は本発明の第3の実施形態を示す。この光ファイバケーブルは、中心棒状部材11の外周面に溝45を形成し、その溝45内にテープ状光ファイバ心線47を複数枚積層した状態で収納し、その外周に押さえ巻き43を施したものである。それ以外の構成は実施形態1と同じである。図5は棒状ユニット15の撚り方向の反転部間中央部における断面を示している。このような構成にすると実施形態2よりさらに光ファイバの収納本数を多くすることができる。
【0022】
〔実施形態4〕
図6は本発明の第4の実施形態を示す。この光ファイバケーブルは棒状ユニット15の構造が実施形態1と異なっている。すなわち、この棒状ユニット15は、長手方向に中心軸線に関して対称な2条の溝23を有する溝付き丸棒状部材25を使用しており、その溝23内に複数枚のテープ状光ファイバ心線13を、テープ面を溝底面に向けた状態で積層収納し、その外周に押さえ巻き27を施した構造である。また溝付き丸棒状部材25には、溝幅の中央を通る面に関して対称な位置に抗張力線29が埋め込まれている。
【0023】
棒状ユニット15以外の構成は実施形態1と同じである。図6(A)〜(C)は図1(A)〜(C)に対応している。このような構成にすると、実施形態1よりケーブル外径が若干大きくなるが、光ファイバの収納本数を大幅にアップできるという利点がある。
この実施形態の場合も、実施形態2または3のような中心棒状部材を使用すれば、光ファイバの収納本数をさらに多くすることができる。
【0024】
〔実施形態5〕
図7〜図9は本発明の第5の実施形態を示す。この光ファイバケーブルは、中心棒状部材11として外周にらせん方向が周期的に反転するSZらせん溝49を形成したものを使用している。棒状ユニット15はこのSZらせん溝49に沿ってSZ撚りされている。それ以外の構成は実施形態1と同じである。図7(A)〜(C)は図1(A)〜(C)に対応し、図8は図2に対応し、図9(a)〜(k)は図3(a)〜(k)に対応している。ただし図8は中心棒状部材11の外周面の1条のSZらせん溝49と、その中に撚り込まれた棒状ユニット15を示す展開図である。
このような構成にすると、棒状ユニット15のSZ撚り状態を確実に保持することができるので、SZ撚りを容易に行うことができる。
【0025】
またこのような構成の光ファイバケーブルの場合は、SZらせん溝49を、その中で棒状ユニット15が自由に向きを変えられる大きさにしておくことが望ましい。このようにすれば、ケーブルが屈曲や捻じりを受けたときに、棒状ユニット15がテープ状光ファイバ心線13と共に歪みが少なくなる方向に向きを変えられるため、テープ状光ファイバ心線に生じる内部応力が分散されやすくなり、伝送ロス増を抑制できる。
【0026】
なお中心棒状部材11のSZらせん溝49の断面形状は、図7〜図9の実施形態では台形溝としたが、図10のような溝底面が湾曲した溝としてもよいし、図11のような矩形溝としてもよい。
またこの実施形態では棒状ユニット15の溝付き丸棒状部材25として、1溝の溝付き丸棒状部材を使用したが、実施形態4のような2溝の溝付き丸棒状部材を使用することもできる。
【0027】
〔実施形態6〕
図12は本発明の第6の実施形態を示す。この光ファイバケーブルは、中心棒状部材11の外周面に溝39を形成し、その溝39内に単心光ファイバ心線41を収納し、その外周に押さえ巻き43を施し、さらにその外周にSZらせん溝49を形成するための溝付きスペーサ51を設けたものである。棒状ユニット15は溝付きスペーサ51のSZらせん溝49に沿ってSZ撚りされている。それ以外の構成は実施形態5と同様である。
【0028】
〔実施形態7〕
図13は本発明の第7の実施形態を示す。この光ファイバケーブルは、中心棒状部材11の外周面に溝45を形成し、その溝45内にテープ状光ファイバ心線47を複数枚積層した状態で収納し、その外周に押さえ巻き41を施し、さらにその外周にSZらせん溝49を形成するための溝付きスペーサ51を設けたものである。棒状ユニット15は溝付きスペーサ51のSZらせん溝49に沿ってSZ撚りされている。それ以外の構成は実施形態5と同様である。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、テープ状光ファイバ心線を収納した棒状ユニットを、中心棒状部材の外周にSZ撚りするタイプの光ファイバケーブルににおいて、テープ状光ファイバ心線に加わる、捻じりと、テープ面内でテープ側縁を湾曲させる方向の曲げとを小さくできるため、テープ状光ファイバ心線の伝送ロスを十分小さく抑えることができる。このため本発明は、このタイプの光ファイバケーブルの実用化に大きく貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバケーブルの第1の実施形態を示す、(A)は撚り方向の反転部間中央部における断面図、(B)(C)は撚り方向の反転部における断面図。
【図2】図1のケーブルにおける棒状ユニットのSZ撚りの状態を示す側面図。
【図3】(a)〜(k)はそれぞれ図2のa−a線〜k−k線における断面図。
【図4】本発明の光ファイバケーブルの第2の実施形態を示す、撚り方向の反転部間中央部における断面図。
【図5】本発明の光ファイバケーブルの第3の実施形態を示す、撚り方向の反転部間中央部における断面図。
【図6】本発明の光ファイバケーブルの第4の実施形態を示す、(A)は撚り方向の反転部間中央部における断面図、(B)(C)は撚り方向の反転部における断面図。
【図7】本発明の光ファイバケーブルの第5の実施形態を示す、(A)は撚り方向の反転部間中央部における断面図、(B)(C)は撚り方向の反転部における断面図。
【図8】図7のケーブルにおける中心棒状部材の外周面の展開図。
【図9】(a)〜(k)はそれぞれ図8のa−a線〜k−k線における断面図。
【図10】図7のケーブルにおける中心棒状部材のSZらせん溝の形の他の例を示す断面図。
【図11】同じくさらに他の例を示す断面図。
【図12】本発明の光ファイバケーブルの第6の実施形態を示す、撚り方向の反転部間中央部における断面図。
【図13】本発明の光ファイバケーブルの第7の実施形態を示す、撚り方向の反転部間中央部における断面図。
【符号の説明】
11:中心棒状部材
13:テープ状光ファイバ心線
15:棒状ユニット
17:押さえ巻き
19:シース
21:テンションメンバー
23:溝
25:溝付き丸棒状部材
27:押さえ巻き
29:抗張力線
31:撚り方向の反転部
33:撚り方向の反転部間中央部
49:SZらせん溝

Claims (4)

  1. 長手方向に1条の又は中心軸線に関して対称な2条の溝を有する溝付き丸棒状部材の前記溝内に、1枚以上のテープ状光ファイバ心線を、テープ面を溝底面に向けた状態で積層収納し、外周に押さえ巻きを施してなる棒状ユニットと、テンションメンバーを有する中心棒状部材とを備え、
    前記棒状ユニットは中心棒状部材の外周に、撚り方向の反転部間中央部(撚り方向の1つの反転部から次の反転部までの間の中央部)では溝付き丸棒状部材の溝の深さ方向がほぼ中心棒状部材の径方向を向くように、撚り方向の反転部では、溝付き丸棒状部材を溝の深さ方向を中心棒状部材の径方向に向けたままSZ撚りしたと仮定したときに撚り方向の反転部で曲がりの内側に位置する方の溝側壁がその反対側の溝側壁と中心棒状部材の外周面との間に位置するように、SZ撚りされており、
    SZ撚りされた棒状ユニットの外周に押さえ巻きが施され、その外周にシースが施されている、
    ことを特徴とする光ファイバケーブル。
  2. 溝付き丸棒状部材は、溝幅の中央を通る面に関して対称な位置に抗張力線を有していることを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル。
  3. 中心棒状部材は外周にらせん方向が周期的に反転するSZらせん溝を有しており、棒状ユニットはこのSZらせん溝に沿ってSZ撚りされていることを特徴とする請求項1または2記載の光ファイバケーブル。
  4. 棒状ユニットがSZらせん溝内で自由に回転できる状態にあることを特徴とする請求項3記載の光ファイバケーブル。
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