JPH075225A - 金属・酸化物・半導体電界効果トランジスタのドレイン電流を監視する回路構造体 - Google Patents

金属・酸化物・半導体電界効果トランジスタのドレイン電流を監視する回路構造体

Info

Publication number
JPH075225A
JPH075225A JP5308531A JP30853193A JPH075225A JP H075225 A JPH075225 A JP H075225A JP 5308531 A JP5308531 A JP 5308531A JP 30853193 A JP30853193 A JP 30853193A JP H075225 A JPH075225 A JP H075225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
current
mos
field effect
circuit structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5308531A
Other languages
English (en)
Inventor
Johann Oberhauser
オベルハウザー ヨハン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Texas Instruments Deutschland GmbH
Original Assignee
Texas Instruments Deutschland GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Texas Instruments Deutschland GmbH filed Critical Texas Instruments Deutschland GmbH
Publication of JPH075225A publication Critical patent/JPH075225A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/26Testing of individual semiconductor devices
    • G01R31/2607Circuits therefor
    • G01R31/2621Circuits therefor for testing field effect transistors, i.e. FET's

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属・酸化物・半導体電界効果トランジスタ
の過度に小さな電流を、極めて高い信頼性でもって検出
することができ、かつ、構造が簡単で、かつ、遅延がな
いなどの優れた応答特註を有する、回路構造体を提供す
る。 【構成】 MOS測定用トランジスタT′とMOS電
力用トランジスタT″とを得るために実効トランジス
タ領域が分割され、かつ、前記2つのMOSトランジス
タ部分T′、T″のドレイン・ソース経路が電流ミ
ラー回路SP1の異なる電流ループSZ、SZの中
に配置され、かつ、前記電流ミラーSP1が予め定める
ことが可能な基準電流Urefにより作動する、金属・
酸化物・半導体電界効果トランジスタ、すなわちT
のドレイン電流を監視するための回路構造体か得られ
る。前記電流ミラー回路SP1は出力端子Eを有し、前
記出力端子Eは、2個のMOS電界効果トランジスタT
′、T″のソース・ドレイン電圧の間の差に依存す
る監視信号を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属・酸化物・半導体
(MOS)電界効果トランジスタのドレイン電流を監視
するための回路構造体に関し、それでは基板の上に作成
されたこのMOS電界効果トランジスタの実効トランジ
スタ領域が、測定用電流を供給するMOS測定用トラン
ジスタと、電力出力を供給するMOS電力用トランジス
タとを得るために、分割されている。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】このような回路構造体
は、特に、電気的負荷に対する電源回路の中で、過度に
低い電流を検出するために用いられる。この回路では、
MOS電力電界効果トランジスタを通して、負荷に電力
が供給される。それぞれの電気的負荷が存在しない時、
または、それぞれの対応する導線が故障、すなわち、中
断している時、過度に低い電流が現われる。したがっ
て、もし予め定めることができる限界値以下の過度に低
い電流が検出されるならば、対応する故障状態が存在す
ると結論することができる。この過度に低い電流に対す
る限界は、比較的小さく、例えば、10mAないし10
0mAの領域にある。電動機またはそれと同等の負荷に
対し電力を供給する場合、電力用トランジスタは、例え
ば、Hブリッジで電力を供給することができる。トラン
ジスタの場合、特に、例えば、HDS(ハイ・サイド駆
動器)形の2重拡散金属・酸化物・半導体電界効果トラ
ンジスタ(D−MOS−FET)であることができる。
トランジスがオンである時、そのゲート電位はドレイン
電位よりも高い。
【0003】D−MOS電力用トランジスタの特別の場
合、ドレイン電流を監視することは比較的問題点が多
い。トランジスがオンである時、ソース・ドレイン間抵
抗の値が比較的小さく、したがって、ドレイン・ソース
間電圧が比較的低いから、それぞれの電流を測定する
時、直列抵抗器で対応するトランジスタでの電圧降下を
生じることなく電流を測定することは困難である。
【0004】このような直列接続された抵抗器を用いる
時に発生する比較的大きな電力の放散を避けるために、
実効トランジスタ領域を2つの部分に分割し、その主要
な部分では電力用の電流が流れ、小さな部分では電力用
の電流に比例した小さな電流が流れる、という提案がな
されている。もしトランジスタのこれらの2つの部分で
等しい電圧降下が与えられるならば、これらの2つの電
流の間の比は面積の比によって予め定めることができ、
したがって、測定用電流からより大きな電力電流を計算
することができる。
【0005】測定に用いられる小さな電流を確実に得る
ために、2つのMOSトランジスタ部分を演算増幅器の
差動出力端子に接続し、実効トランジスタ領域の分割に
より得られた測定用トランジスタのソース電位が電力ト
ランジスタのソース電位に常に等しくなるように、演算
増幅器にフィードバックを行うことが、既に提案されて
いる。
【0006】この設計方式の1つの欠点は、制御回路が
用いられることである。したがって、オーバシュートお
よび信号の遅延が予想される。このことは、誤った出力
信号を生ずる可能性が十分にあることを意味し、さら
に、演算増幅器の同位相の必要な入力電圧が、比較的高
レベルである。全温度領域にわたって、オフセット電圧
を極めて小さく保つことが必要である。十分頻繁に補償
を行うために、比較的大きなシリコンの領域が必要であ
る。最後に、出力端子に接続された比較器は、また別の
オフセットの問題点に対し、および、それが占めるべき
領域に対する付加的要請に対し、応答可能である。
【0007】
【問題点を解決するための手段】本発明の1つの目的
は、簡単な構造を有し、かつ、良好な応答特性を有する
が、すなわち、さらに詳細にいえば、遅延のない応答特
性を有するが、金属・酸化物・半導体電界効果トランジ
スタの過度に低い電流の検出を高い信頼性でもって行う
ことができる、前記方式の回路構造体を得ることであ
る。
【0008】本発明により、この目的は、MOS測定用
トランジスタとMOS電力用トランジスタとのドレイン
・ソース経路を、電流ミラー回路の異なる電流ループの
中に配置することにより、達成される。その際、この電
流ミラー回路の異なる電流ループは、予め定めることが
できる基準電流で作動し、および、電流ミラー回路は2
個のMOS電界効果トランジスタのドレイン・ソース間
電圧の差に依存する監視信号を供給する、出力端子を有
する。
【0009】このように設計される場合、極めて簡単な
形式の回路を達成できるだけでなく、さらに、過度に低
い電流に対し許容可能な限界からの極めて小さな変化で
あっても、高い信頼性でもって、そして事実上遅延なし
に、検出することができる。一定基準電流により作動す
る電流ミラー回路を用いることにより、この基準電流に
常に等しい測定電流を確実に得ることができる。この基
準電流に常に等しい測定電流は、第2電流ミラー回路ル
ープのMOS電力用トランジスタを含む部分の中にも同
時に流れる。したがって、2つの電流ミラー回路ループ
の中に、再現可能な電圧、すなわち、明確に定められた
電圧が存在する。これらの電圧は、過度に低い電流に対
する予め定められた限界に到達するとすぐに、比較可能
な値になる。過度に低い電流に対するこの限界から変化
した場合、このような電圧も変化し、したがって、それ
らの間の差に依存する監視信号に変化が生ずる。2個の
トランジスタ部分のソース電圧の間の比較に基づいて、
この監視信号が生成されることが好ましい。
【0010】本発明の利点を有するまた別の方式は、下
記において説明される。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について、添付図面を参照し
ての詳細な下記説明により、本発明が十分に理解される
であろう。
【0012】図1は、金属・酸化物・半導体の電界効果
トランジスタ(MOS−FET)Tの原理を示す回路
図である。基板の上に作成されたその実効トランジスタ
領域は、測定用電流Iを供給するMOS測定用トラン
ジスタと、出力電力電流Iを供給するMOS電力用ト
ランジスタとを構成するために、小さい領域Aと大き
い領域Aとに分割される。
【0013】これら2個のトランジスタ部分は、共通の
ドレイン電極を有する。この共通ドレイン電極に、電源
電圧VCCが供給される。他方、MOS測定用トランジ
スタおよびMOS電力用トランジスタに対し、別々のソ
ース端子AおよびBに、それぞれ、ソース電圧Uおよ
びUが供給される。
【0014】もしMOS測定用トランジスタのソース電
圧UがMOS電力用トランジスタのソース電圧U
等しいならば、これらの2個のトランジスタ部分の実効
領域AとAとの比Qは、2つの電流IおよびI
の比に対応するであろう。したがって、U=Uの場
合、下記の式が適用されるであろう。
【0015】
【数1】
【0016】U=Uの場合、電力電流IPOWに比
べて小さい測定用電流IMEASは、下記の式で計算す
ることができる。
【0017】
【数2】
【0018】小さな電流Iを測定するために、図2に
示された測定用回路は、従来すでに開示されている。図
2の測定用回路では、2個のMOSトランジスタ部分の
分離したソース端子AおよびBが、演算増幅器12の、
それぞれ、正入力端子および負入力端子に接続される。
そして、この演算増幅器12の出力は、また別の金属・
酸化物・半導体電界効果トランジスタTのゲート電極
に接続される。この電界効果トランジスタTのドレイ
ン・ソース経路は、分割されたMOSトランジスタT
のMOS測定用トランジスタのソース端子Aと、オーム
抵抗器Rとの間に接続される。オーム抵抗器Rの他
の端子は、アースMに接続される。演算増幅器12の負
出力端子に接続されたMOS電力用トランジスタのソー
ス端子Bは、負荷抵抗器Rを通して、アースMに接続
される。測定用電流Iは、別のMOSトランジスタT
と、それに直列に接続された測定用抵抗器Rとを通
って流れる。測定用抵抗器Rの両端の測定用電圧U
が、電圧測定装置18により測定される。
【0019】この回路の場合、ソース端子Aがソース端
子Bと事実上同じ電位にあるように演算増幅器12がフ
ィードバックされ、その結果、式(1)が常に満たされ
る。そして、式I=U・Rを用いて、測定電圧U
に基づいて測定電流IMEASが確認されるとすぐ、
出力電力電流Iを式(2)から計算することができ
る。
【0020】しかしながら、この従来の回路の場合、制
御回路はオーバシュートを生ずることがあり、かつ、信
号の遅延を生ずることがある。したがって、出力信号に
エラーを生ずることがあるという、欠点を有する。演算
増幅器に対し、電源電圧に事実上等しい比較的大きな同
位相の入力電圧を有することが必要である。着目される
全温度領域に対し、オフセット電圧が小さいままである
ことを確実に得ることが必要である。必要な頻繁な補償
のために、大きなシリコンの領域が必要である。この回
路に備えられる比較器は、また別のオフセットの問題点
を有し、そして、さらに大きな領域を必要とする。
【0021】図3は、金属・酸化物・半導体の電界効果
トランジスタTのドレイン電流IDSを監視するため
に、本発明により構成された回路の基本原理を示した図
面である。この場合には、特に、HSD(ハイ・サイド
駆動器)形の2重拡散MOS(D−MOS)トランジス
タの問題点がある。このHSD形のD−MOSトランジ
スタでは、このトランジスタがオン状態になる時のゲー
ト電極は、ドレイン電極よりも高い電位を有する。しか
しながら、本発明によるこの回路構造体は、他のMOS
トランジスタと共に用いることができる、例えば、Pチ
ャンネル形のMOSトランジスタと共に、用いることが
できる。
【0022】基板の上に作成される実効トランジスタ領
域は、測定用電流Iを供給するMOS測定用トランジ
スタT′と、MOS電力用トランジスタT″とを構
成するために、分割される。このMOS電力用トランジ
スタは、出力電力のために、大電流IPOWを供給す
る。
【0023】2個のMOSトランジスタ部分T′およ
びT″は、共通のドレイン電極を有する。この共通ド
レイン電極は、電源電圧VCCに接続される。さらに、
2個のMOSトランジスタ部分T′およびT″は、
相互に接続される、または、それぞれ、共通のゲート電
極に接続される。
【0024】実効トランジスタ領域をこのように分割す
ることにより、2個のMOSトランジスタ部分T′お
よびT″は、別々のソース端子AおよびBをそれぞれ
有する。
【0025】MOSトランジスタ部分T′およびMO
S電力用トランジスタT″のドレイン・ソース経路D
−Sは、電流ミラー回路SP1の異なる電流経路SZ
およびSZの中に配置される。このような電流ミラー
回路SP1の入力電流経路SZには、例えば、定電流
源Iを用いて、一定の基準電流が供給される。このよ
うな基準電流は、第2電流経路SZの中に反映され
る。
【0026】電流ミラー回路SP1は、2個のトランジ
スタTおよびTを有する。この2個のトランジスタ
およびTは、例示された実施例では、バイポーラ
・トランジスタであり、そして、それらのベースは相互
に接続され、それぞれが電流経路SZおよびSZ
接続されたそれらのエミッタ・コレクタ経路は、それぞ
れ、測定用トランジスタT′および電力用トランジス
タT″に直列に接続される。トランジスタ・ダイオー
ドを構成するために、トランジスタTのベースはその
コレクタに接続される。
【0027】本発明の例示された実施例において、バイ
ポーラPNPトランジスタTおよびTが用いられ
る。トランジスタTおよびTのエミッタは、それぞ
れ、測定用トランジスタT′および電力用トランジス
タT″のソース端子AおよびBに接続される。トラン
ジスタTおよびTのコレクタは、それぞれ、定電流
源Iおよび定電流源I′を介して、アースMに接続
される。定電流源Iおよび定電流源I′はミラー効
果により得られ、そして、同じ電流を供給する。
【0028】トランジスタTのエミッタとMOS電力
用トランジスタT″のソース端子Bとの間の接合点
に、電力出力端子Lが備えられる。この電力出力端子L
を通して、出力電力に対する電流IPOWが取り出され
る。トランジスタTのコレクタには、監視用信号を供
給する監視用出力端子Eが備えられる。この監視用信号
は、2個のMOSトランジスタT′およびT″のそ
れぞれのソース端子AおよびBのソース電圧の間の差、
したがって、それらのドレイン・ソース電圧UDS′と
DS″との間の差に依存して変化する。
【0029】本発明による回路の動作方法は、下記の通
りである。
【0030】電流ミラー回路SP1により、電流経路S
の中のトランジスタTは、電流経路SZの中の
トランジスタTと同じコレクタ電流を有し、これら2
つの電流は予め定められた基準電流Irefに常に等し
い。この基準電流Irefは、その部分において、MO
S測定用トランジスタT′を流れる測定用電流I
等しい。もし2つのMOSトランジスタ部分T′およ
びT″は、比Q(式1を参照)に従って、実効トラン
ジスタ領域の分割により生ずると仮定されるならば、そ
の場合には、MOSトランジスタTがオンになる時、
MOS測定用トランジスタT′に対する等価体として
測定用抵抗器Rが存在するであろう。この測定用抵抗
器Rの抵抗値は、MOS電力用トランジスタT″の
ドレイン・ソース抵抗器RDSオンの抵抗値に比例し、
その比例係数は再びQである。MOS電力用トランジス
タT″は、電圧UDS″=I×(RDSオンに等し
い内部抵抗器Rの抵抗値)に等しい電圧源として作用
する。
【0031】もし出力電力の電流Iが下記の式を満た
すならば、
【0032】
【数3】
【0033】その場合には、2つの端子AおよびBにそ
れぞれ生ずる電圧UおよびUは、同じ大きさである
であろう。もしこの条件、すなわち、
【0034】
【数4】
【0035】が満たされるならば、要求された過度に低
い電流限界、すなわち電流閾値、に到達するであろう。
このことは、監視用出力端子Eに、対応する監視信号と
して送られるであろう。この場合の監視用出力端子Eの
電位は、もし2個のトランジスタTおよびTが適切
に整合しているならば、トランジスタTのコレクタ電
位に事実上等しいであろう。
【0036】2つのソース電位が、相互に等しく保たれ
る必要はない。このことが何時起こるかを識別すること
だけが必要である。
【0037】もし出力電力に対する電流Iが値Q・I
ref以下であるならば、下記の式が得られるであろ
う。
【0038】
【数5】
【0039】すなわち
【0040】
【数6】
【0041】このことは、トランジスタTのコレクタ
電位に関して監視用出力端子Eの電位が増大するのは、
同時であることを意味する。したがって、出力端子Eに
高いレベルの監視信号が存在することは、過度に低い電
流が存在する、すなわち、故障状態が存在することを意
味する。したがって、この故障状態は、本発明による回
路構造体を有する装置により、直接に、かつ、信頼性を
もって、検出することができる。
【0042】他方、もし出力電力の電流IがQ・I
refより大きい値であると仮定されるならば、このこ
とは、MOS電力用トランジスタT″のソース端子B
に存在する電圧がMOS測定用トランジスタのソース端
子Aに存在する電圧よりも小さいことを意味する。すな
わち、下記の式が存在することを意味する。
【0043】
【数7】
【0044】このことは、同時に、トランジスタT
ベース・エミッタ電圧は、トランジスタTのベース・
エミッタ電圧よりも小さいことを意味する。すなわち、
下記の式を意味する。
【0045】
【数8】
【0046】いまの場合、トランジスタTおよびトラ
ンジスタTはPNPトランジスタであるから、式
(5)および式(8)の電圧値は、それぞれ、絶対値と
して考えるべきである。
【0047】もしトランジスタTのベース・エミッタ
電圧の大きさがさらに小さくなるならば、監視用出力端
子Eの電位は対応する低い値に降下するであろう。した
がって、監視用出力端子Eのさらに小さな電圧レベル
は、過度に低い電流に対するそれぞれの限界が越えられ
たことを示す信号を送り、過度に低い電流が存在するこ
とについて疑問はない。
【0048】図4は、便利にかつ実際的に変更された、
本発明の実施例の図面である。この実施例は、図3に示
された簡略化された回路構造体と同じ原理で動作するこ
とが分かるであろう。
【0049】この場合、MOS測定用トランジスタ
′およびMOS電力用トランジスタT″は、電流
ミラー回路のそれぞれの電流ミラー回路ループSZ
よびSZの中に配置される。これらの電流ミラー回路
ループのおのおのにおいて、それらのコレクタが相互に
接続された、相互に相補形である、2個のトランジスタ
およびTが直列に接続される。それらのコレクタ
が相互に接続された、相互に相補形である、2個のトラ
ンジスタTおよびTが、直列に接続される。NPN
トランジスタTおよびTは、それらのエミッタを通
して、それぞれ、MOS測定用トランジスタT′のソ
ース端子およびMOS電力用トランジスタT″のソー
ス端子に接続されるが、PNPトランジスタTおよび
は、それぞれ、エミッタ抵抗器RおよびRを通
して、アースに接続される。2つのトランジスタT
よびTのベースはまた、2つのトランジスタTおよ
びTのベースと同様に、相互に接続される。また別の
PNPトランジスタTのベース端子は、トランジスタ
およびTのそれぞれのコレクタに接続され、PN
PトランジスタTのエミッタは、トランジスタT
よびTのベースに接続される。このトランジスタT
のコレクタは、アースMに直接に接続される。
【0050】2個のMOS電界効果トランジスタT
およびT″を有する電流ミラー回路SP1は、別の電
流ミラー回路SP2を通して、予め定めることが可能な
基準電流Irefから電流の供給を受ける。電流ミラー
SP2は、安定化された入力定電圧Vstabに接続さ
れた出力電流路SZを有する。出力電流路SZ
は、ダイオード接続されたトランジスタTと直列接続
された基準抵抗器Rrefが備えられる。ダイオード接
続されたトランジスタTは、エミッタ抵抗器R1を通
して、アースMに接続される。トランジスタ・ダイオー
ドを構成するNPNトランジスタTのベースは、トラ
ンジスタTのベースに接続される。
【0051】2個のトランジスタTおよびTを有す
る電流ミラー路SZおよびSZにおいて、同じ一定
の基準電流Irefが常に流れることが確実に得られ
る。この一定の基準電流Irefは、安定化された電圧
stabと基準抵抗器Rrefとに依存する方式で、
入力路SZの中に生ずる。
【0052】図4に示された実施例の場合、電流ミラー
回路SP1の監視用出力端子Eは、電流ミラー回路SZ
の2つの相補形トランジスタTおよびTの相互に
接続された2個のコレクタにより構成される。
【0053】電流ミラー回路SP1のこの監視用出力端
子Eの後に、出力段階14がある。出力段階14は、2
個の相互に相補形であるトランジスタTおよびT
有する。トランジスタTのベースは、電流ミラー回路
SP1の監視用出力端子Eに接続されるが、トランジス
タTのベースは、トランジスタTおよびTのベー
スに接続される。トランジスタTのエミッタは、ダイ
オードDを通して、電力出力Lに接続されるが、トラン
ジスタTは、エミッタ抵抗器Rを通して、アースM
に接続される。この出力段階14の出力信号は、2個の
トランジスタTおよびTの2個のコレクタの接続点
Cで、タップ接続で取り出される。
【0054】最後に、出力段階14の出力端子Cの後段
にさらに、TTLレベル整合段階16を接続することが
可能である。このTTLレベル整合段階16を通して、
後段のTTL回路のために、TTLレベルを調整するこ
とができる。
【0055】この実施例の場合、このTTLレベル調整
段階16は、PNPトランジスタTを有する。トラン
ジスタTのベースは段階14の出力端子Cに接続さ
れ、トランジスタTのエミッタは安定化された電源の
正電位Vstabに接続される。一方、トランジスタT
のコレクタは、抵抗器Rを通して、アースMに接続
される。このTTLレベル調整段階16の出力信号は、
トランジスタTのコレクタに接続された接続点Fから
取り出される。
【0056】この回路構造体の動作方式は、図3で説明
した回路の動作方式と事実上同じである。電圧ミラー回
路SP1の監視用出力端子Eが過度に低い電流限界に到
達すると、すなわち、スイッチ限界に到達すると、トラ
ンジスタTおよびTのコレクタを相互に接続する接
続点Dに、事実上同じ電位が現れるであろう。過度に低
い電流限界を下回って進む限り、端子Eは高レベルを有
するであろう。したがって、出力段階14およびトラン
ジスタTを通して、レベル調整段階16の電位T
また、出力端子Fにおいて、対応して高くなるであろ
う。出力端子Fの高い出力レベルは、再び過度に低い電
流を示す、すなわち、故障状態を指示するであろう。
【0057】エミッタ抵抗器RないしRは、電圧ミ
ラー回路SP1およびSP2の選定されたトランジスタ
ないしTの不整合を補償する役割を果たす。さら
に、このような抵抗器により、大幅に大きな利得が得ら
れ、前記トランジスタの初期電圧の効果が最小限にまで
小さくなる。スイッチ限界に到達する場合、すなわち、
過度に低い電流限界に到達する場合、DおよびEの電位
の大きさは事実上等しいから、トランジスタTおよび
の初期電流の効果は、事実上、完全に処理される。
トランジスタTおよびTのベース・エミッタ電圧の
不整合に関連して生ずるすべてのオフセット電圧の効果
は、適切な配置設計技術により、小さくすることができ
る。本発明の例示されたこの実際的な実施例では、この
オフセット電圧は0.5mV以下である。
【0058】本発明による回路構造体は、2重拡散MO
S(D−MOS)電界効果トランジスタのドレイン電流
の監視に、利点をもって用いることができる。この電界
効果トランジスタは、特に、HSD(ハイ・サイド駆動
器)形であることができる。このようなD−MOS電界
効果トランジスタは、例えば、電動機または他の電気的
負荷の電源のために、Hブリッジに備えることができ
る。
【0059】本発明による回路構造体の例示された実施
例の場合、したがって、基準電流を用いて、MOS電界
効果トランジスタT′のソース端子Aに基準電圧が発
生される。この基準電圧が、MOS電力用トランジスタ
″のソース端子Bの電圧と比較される。この比較の
間、過度に低い電流値、すなわちスイッチ限界、以下の
電流値から、このような限界以上の電流値への、非常に
正確な遷移を精密に検出することができ、このスイッチ
ング点を精密に設定することができる。本発明による回
路構造体のさらに特徴とする点は、簡単でかつ廉価な回
路であり、かつ、電源電圧の変動に対して敏感ではな
く、かつ、温度係数が小さく、かつ、最適の応答特性が
得られることである。
【0060】以上の説明に関し更に以下の項を開示す
る。 (1) 測定用電流(I)を供給するMOS測定用ト
ランジスタ(T′)と電力出力を供給するMOS電力
用トランジスタ(T″)とを提供するために、基板の
上に形成された実効トランジスタ領域が分割された、金
属・酸化物・半導体(MOS)電界効果トランジスタ
(T)のドレイン電流(IDS)を監視するための回
路構造体であって、前記MOS測定用トランジスタ(T
′)と前記MOS電力用トランジスタ(T″)との
ドレイン・ソース経路(D−S)が電流ミラー回路(S
P1)の異なる電流ループ(SZ、SZ)の中に配
置され、前記電流ミラー回路(SP1)は、予め定める
ことが可能な基準電流(Uref)により作動し、2個
の前記MOS電界効果トランジスタ(T′、T″)
のソース・ドレイン電圧(UDS)の間の差に依存する
監視信号を供給する出力端子(E)を有することとを特
徴とする、金属・酸化物・半導体(MOS)電界効果ト
ランジスタ(T)のドレイン電流(IDS)を監視す
るための前記回路構造体。
【0061】(2) 第1項記載の回路構造体におい
て、予め定めることが可能な前記基準電流(Iref
が2個の前記MOS電界効果トランジスタ(T′、T
″)を有する前記電流ミラー回路(SP1)に供給さ
れることを特徴とする、前記回路構造体。 (3) 第1項または第2項記載の回路構造体におい
て、それぞれの電流ミラー回路ループ(SZ、S
)の中の前記MOS測定用トランジスタ(T′)
および前記MOS電力用トランジスタ(T″)のおの
おのがそれぞれトランジスタ(T、T)と直列に接
続され、かつ、前記トランジスタ(T、T)がそれ
ぞれミラー抵抗器(R、R)を通してアースに接続
されることを特徴とする、前記回路構造体。 (4) 第1項乃至第3項のいずれかに記載の回路構造
体において、それぞれの電流ミラー回路ループ(S
、SZ)の中で前記MOS測定用トランジスタ
(T′)および前記MOS電力用トランジスタ
(T″)のおのおのがそれぞれ2個の相互に相補的な
トランジスタ(T、T;T、T)と直列に接続
されることを特徴とする、前記回路構造体。 (5) 第4項記載の回路構造体において、前記電流ミ
ラー回路(SP1)の監視用出力端子(E)が、前記M
OS電力用トランジスタ(T″)を有する前記電流ミ
ラー回路ループ(SZ)の中の前記2個の相補的トラ
ンジスタ(T、T)の相互に接続された2個のコレ
クタにより構成されることを特徴とする、前記回路構造
体。
【0062】(6) 第5項記載の回路構造体におい
て、2個の相互に相補的なトランジスタ(T、T
を有する出力段階(14)が前記電流ミラー回路(SP
1)の監視用出力端子(E)の入力に接続されることを
特徴とする、前記回路構造体。 (7) 第1項乃至第6項のいずれかに記載の回路構造
体において、前記監視用出力端子(E)または前記出力
段階(14)を有する前記電流ミラー回路(SP1)が
後段のTTLレベル調整段階(16)に接続されること
を特徴とする、前記回路構造体。
【0063】(8) 第2項記載の回路構造体におい
て、また別の電流ミラー回路(SP2)が定電圧(V
stab)に接続された入力電流ループ(SZ)を有
することと、基準抵抗器(Rref)がトランジスタ・
ダイオード(T)に直列に接続されることと、前記ト
ランジスタ・ダイオード(T)がエミッタ抵抗器(R
)を通してアース(M)に接続されることとを特徴と
する、前記回路構造体。 (9) 第1項乃至第8項のいずれかに記載の回路構造
体において、前記金属・酸化物・半導体(MOS)電界
効果トランジスタ(T)が2重拡散MOS(D−MO
S)トランジスタであることを特徴とする、前記回路構
造体。 (10) 第9項記載の回路構造体において、前記金属
・酸化物・半導体(MOS)電界効果トランジスタ(T
)がHSD(ハイ・サイド駆動器)形のD−MOSト
ランジスタであることと、かつ、前記トランジスタがオ
ン状態になる場合、ゲート電極の電位がドレイン電極の
電位よりも高いこととを特徴とする、前記回路構造体。
【0064】(11) MOS測定用トランジスタ
′とMOS電力用トランジスタT″とを得るため
に実効トランジスタ領域が分割され、かつ、前記2つの
MOSトランジスタ部分T′、T″のドレイン・ソ
ース経路が電流ミラーSP1の異なる電流ループS
、SZの中に配置され、かつ、前記電流ミラーS
P1が予め定めることが可能な基準電流Urefにより
作動する、金属・酸化物・半導体電界効果トランジス
タ、すなわちT、のドレイン電流を監視するための回
路構造体が得られる。前記電流ミラーSP1は出力端子
Eを有し、そして、前記出力端子Eは、2個のMOS電
界効果トランジスタT′、T″のソース・ドレイン
電圧の間の差に依存する監視信号を供給する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理により、2個のトランジスタ部分
に分割された金属・酸化物・半導体電界効果トランジス
タを用いた回路図。
【図2】1つのトランジスタ部分を通して流れる測定用
電流を測定するための通常の回路構造体図。
【図3】金属・酸化物・半導体電界効果トランジスタの
ドレイン電流を監視するための回路構造体の原理を示す
回路図。
【図4】本発明による回路構造体の1つの可能な変更実
施例図。
【符号の説明】
′ MOS測定用トランジスタ T″ MOS電力用トランジスタ SZ、SZ 電流ループ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/78

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定用電流(I)を供給するMOS測
    定用トランジスタ(T′)と電力出力を供給するMO
    S電力用トランジスタ(T″)とを提供するために、
    基板の上に形成された実効トランジスタ領域が分割され
    た、金属・酸化物・半導体(MOS)電界効果トランジ
    スタ(T)のドレイン電流(IDS)を監視するため
    の回路構造体であって、前記MOS測定用トランジスタ
    (T′)と前記MOS電力用トランジスタ(T″)
    とのドレイン・ソース経路(D−S)が電流ミラー回路
    (SP1)の異なる電流ループ(SZ、SZ)の中
    に配置され、前記電流ミラー回路(SP1)は、予め定
    めることが可能な基準電流(Iref)により作動し、
    2個の前記MOS電界効果トランジスタ(T′、
    ″)のソース・ドレイン電圧(UDS)の間の差に
    依存する監視信号を供給する出力端子(E)を有するこ
    ととを特徴とする、金属・酸化物・半導体(MOS)電
    界効果トランジスタ(T)のドレイン電流(IDS
    を監視するための前記回路構造体。
JP5308531A 1992-11-03 1993-11-02 金属・酸化物・半導体電界効果トランジスタのドレイン電流を監視する回路構造体 Pending JPH075225A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4237122.8 1992-11-03
DE4237122A DE4237122C2 (de) 1992-11-03 1992-11-03 Schaltungsanordnung zur Überwachung des Drainstromes eines Metall-Oxid-Halbleiter-Feldeffekttransistors

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH075225A true JPH075225A (ja) 1995-01-10

Family

ID=6472008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5308531A Pending JPH075225A (ja) 1992-11-03 1993-11-02 金属・酸化物・半導体電界効果トランジスタのドレイン電流を監視する回路構造体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5436581A (ja)
EP (1) EP0596473A1 (ja)
JP (1) JPH075225A (ja)
KR (1) KR100277452B1 (ja)
DE (1) DE4237122C2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006075739A1 (ja) * 2005-01-17 2006-07-20 Rohm Co., Ltd 電流検出回路
JP2008206238A (ja) * 2007-02-17 2008-09-04 Seiko Instruments Inc カレント検出回路及び電流モード型スイッチングレギュレータ
JP2020525782A (ja) * 2017-06-28 2020-08-27 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 電流検出回路及び集積回路

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5631527A (en) * 1994-09-06 1997-05-20 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Voice coil motor feedback control circuit
FR2728744B1 (fr) * 1994-12-21 1997-03-14 Sgs Thomson Microelectronics Circuit de fourniture de tension extremum
JP3909865B2 (ja) * 1996-02-01 2007-04-25 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 容量的に負荷状態とされたホロワ回路に対するひずみ補償
JP3858332B2 (ja) * 1997-04-09 2006-12-13 ソニー株式会社 電界効果トランジスタのピンチオフ電圧の測定回路、測定用トランジスタ、測定方法および製造方法
DE10057486A1 (de) * 2000-06-15 2016-10-13 Continental Teves Ag & Co. Ohg Verfahren und Schaltungsanordnung zur Erkennung eines Defekts von Halbleiterschaftelementen und dessen/deren Verwendung in Kraftfahrzeugen, insbesondere Bremskraft- und Fahrdynamikreglern
DE10154763A1 (de) * 2001-11-09 2003-05-22 Continental Teves Ag & Co Ohg Verfahren und Schaltungsanordnung zur Erkennung eines Defekts von Halbleiterschaltelementen und deren Verwendung in elektronischen Bremskraft- und Fahrdynamikreglern
DE10314842A1 (de) * 2003-04-01 2004-10-21 Siemens Ag Stromerfassungsschaltung für einen DC/DC-Wandler
US7118273B1 (en) * 2003-04-10 2006-10-10 Transmeta Corporation System for on-chip temperature measurement in integrated circuits
US6859075B1 (en) * 2003-07-02 2005-02-22 Inphi Corporation High-speed output buffer
KR100869592B1 (ko) * 2004-06-02 2008-11-21 인터내쇼널 렉티파이어 코포레이션 하프 또는 풀 브리지 회로 내의 vs 전압을모니터링함으로써 양방향 전류 감지
DE112005001308T5 (de) * 2004-06-02 2007-05-03 International Rectifier Corp., El Segundo Bi-direktionale Stromerkennung durch Überwachen der VS Spannung in einer Halb- oder Vollbrückenschaltung
CN102692543B (zh) * 2012-06-01 2015-03-18 西安邮电大学 一种基于栅控漏极产生电流提取mosfet平带电压和阈值电压的方法
CN102879627B (zh) * 2012-10-19 2015-11-18 联合汽车电子有限公司 Dc/dc变换电路的输出电压检测电路
US9152163B1 (en) * 2014-05-15 2015-10-06 Infineon Technologies Austria Ag Regulation of a load current-to-sensing current ratio in a current sensing power metal-oxide-semiconductor field-effect transistor (MOSFET)
US9494957B2 (en) 2014-09-10 2016-11-15 Qualcomm Incorporated Distributed voltage network circuits employing voltage averaging, and related systems and methods
KR102452596B1 (ko) * 2018-06-01 2022-10-06 주식회사 엘지에너지솔루션 모스펫 진단 장치 및 방법
US10942220B2 (en) 2019-04-25 2021-03-09 Teradyne, Inc. Voltage driver with supply current stabilization
US11283436B2 (en) 2019-04-25 2022-03-22 Teradyne, Inc. Parallel path delay line
US10761130B1 (en) 2019-04-25 2020-09-01 Teradyne, Inc. Voltage driver circuit calibration
US11119155B2 (en) 2019-04-25 2021-09-14 Teradyne, Inc. Voltage driver circuit

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4580070A (en) * 1983-03-21 1986-04-01 Honeywell Inc. Low power signal detector
US4587442A (en) * 1983-12-01 1986-05-06 Motorola, Inc. Current threshold detector
US4577125A (en) * 1983-12-22 1986-03-18 Advanced Micro Devices, Inc. Output voltage driver with transient active pull-down
NL8503394A (nl) * 1985-12-10 1987-07-01 Philips Nv Stroomaftastschakeling voor een vermogenshalfgeleiderinrichting, in het bijzonder geintegreerde intelligente vermogenshalfgeleiderschakelaar voor met name automobieltoepassingen.
NL8900050A (nl) * 1989-01-10 1990-08-01 Philips Nv Inrichting voor het meten van een ruststroom van een geintegreerde monolitische digitale schakeling, geintegreerde monolitische digitale schakeling voorzien van een dergelijke inrichting en testapparaat voorzien van een dergelijke inrichting.
US5032745A (en) * 1989-02-22 1991-07-16 National Semiconductor Corporation Current sensing of DC or a stepper motor
DE69033248T2 (de) * 1989-05-09 2000-03-16 Ut Automotive Dearborn Inc Schaltung zur Leistungsabgabe mit Stromerfassung
JPH03128526A (ja) * 1989-10-13 1991-05-31 Nec Corp エミッタフォロワ回路
IT1238305B (it) * 1989-11-30 1993-07-12 Sgs Thomson Microelectronics "circuito di rilevamento della corrente in un transistore di potenza di tipo mos"
US5272392A (en) * 1992-12-04 1993-12-21 North American Philips Corporation Current limited power semiconductor device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006075739A1 (ja) * 2005-01-17 2006-07-20 Rohm Co., Ltd 電流検出回路
US7723975B2 (en) 2005-01-17 2010-05-25 Rohm Co., Ltd. Current detecting circuit
JP2008206238A (ja) * 2007-02-17 2008-09-04 Seiko Instruments Inc カレント検出回路及び電流モード型スイッチングレギュレータ
JP2020525782A (ja) * 2017-06-28 2020-08-27 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 電流検出回路及び集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
KR940012562A (ko) 1994-06-23
DE4237122A1 (de) 1994-05-05
EP0596473A1 (en) 1994-05-11
DE4237122C2 (de) 1996-12-12
KR100277452B1 (ko) 2001-01-15
US5436581A (en) 1995-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH075225A (ja) 金属・酸化物・半導体電界効果トランジスタのドレイン電流を監視する回路構造体
US5061863A (en) Transistor provided with a current detecting function
US4910455A (en) Non-intrusive current measuring circuit
KR101829416B1 (ko) 보상된 밴드갭
JP2760594B2 (ja) 温度閾値検知回路
US6956727B1 (en) High side current monitor with extended voltage range
JP4012472B2 (ja) 電界効果トランジスタ内の電流を並列検知する回路
JP2540753B2 (ja) 過熱検出回路
US6316967B1 (en) Current detector
JPH08334534A (ja) 電力用半導体構成要素の負荷電流検出用回路装置
JPH02183126A (ja) 温度閾値検知回路
US4763028A (en) Circuit and method for semiconductor leakage current compensation
US20070200546A1 (en) Reference voltage generating circuit for generating low reference voltages
JPH0595255A (ja) 比較回路装置
US5585746A (en) Current sensing circuit
KR20000075637A (ko) 전류 리미터 회로
JP2017198537A (ja) 過電流検出回路
US5485123A (en) Circuit configuration for adjusting the quadrature-axis current component of a push-pull output stage
US20120153997A1 (en) Circuit for Generating a Reference Voltage Under a Low Power Supply Voltage
EP3926437A1 (en) A high accuracy zener based voltage reference circuit
JP3959924B2 (ja) 負荷駆動回路
JP3680513B2 (ja) 電流検出回路
US6496052B1 (en) Very low temperature coefficient for current limit in switching regulator and driver
US6724598B2 (en) Solid state switch with temperature compensated current limit
JP3644156B2 (ja) 電流制限回路