JPH0751975A - ワークテーブルの前後動装置 - Google Patents
ワークテーブルの前後動装置Info
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- JPH0751975A JPH0751975A JP22066093A JP22066093A JPH0751975A JP H0751975 A JPH0751975 A JP H0751975A JP 22066093 A JP22066093 A JP 22066093A JP 22066093 A JP22066093 A JP 22066093A JP H0751975 A JPH0751975 A JP H0751975A
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- Japan
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- column
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Abstract
の加工されるべき位置と、コラム前面の主軸ヘッドの主
軸工具の位置の熱変位による前後方向の相対的なずれを
小さくする。 【構成】 コラム3に近い位置に設けた支持ベアリング
12に前後方向の送りねじ軸15の後端を支持し、その
前端をたわみ継手16を介して前後送りモータ17に連
結する。送りねじ軸15はスライド体26の送りナット
29と螺合し、スライド体26上には、ワークテーブル
31がレール32を介して左右移動するように案内され
ている。
Description
固定コラムに、主軸ヘッドを昇降自在に備えた工作機
の、ワークテーブルの前後動装置に関する。
ングセンタにおいて、ベッド2上にコラム3が立設さ
れ、このコラム3の前面に、ねじ送り機構7により主軸
ヘッド5が昇降可能に案内してある。主軸ヘッド5の主
軸8下方のワークテーブル31は、前後動するスライド
体26上に左右送りモータで回転する送りねじ軸35で
左右動可能に案内され、このスライド体26を前後させ
るねじ送り機構14の送りねじ軸15は、その前端を、
コラム3より前方(図4の左方)へ相当離れた位置に設
けた支持ベアリング12に支持してあり、後端が前後送
りモータ17に連結してある。
ニングセンタにおいて、加工を始めると、昇降用モータ
40,主軸モータ41,前後送りモータ17,左右送り
モータが回転制御され、これらにより対応した送りねじ
軸や主軸8が回転される。このようなモータ、及び送り
ねじ軸は回転により発熱し、この熱によってコラム3か
ら前方へ突出するように支持された主軸ヘッド5の前後
方向位置、即ち主軸(工具9)位置は真の位置より前方
へaだけずれる。一方、送りねじ軸15はこの熱により
支持ベアリング12を基準に後方へ伸び、従ってワーク
テーブル31は前後方向において真の位置よりも後方へ
bだけずれる。これにより、ワークテーブル31上のワ
ークへの主軸工具による前後方向の加工位置は、この両
者のずれの和(a+b)だけ真の位置からずれ、前後方
向の加工位置精度が低下する問題があった。送りねじ軸
の回転による発熱を抑えるために、これを冷却して伸び
を抑えたり、あるいはねじ軸の伸びを検出して、ねじ軸
の回転量を補正するなどの方法により、ワークテーブル
前後の方向の位置決め精度を高める工夫もなされている
が、装置が複雑,高価となる欠点がある。本発明の課題
は、ワークテーブル上のワークに対する主軸工具による
前後方向の加工位置精度を向上させることにある。
発明ではベッド上に立設したコラム前面に、主軸ヘッド
を昇降自在に案内し、主軸ヘッドに主軸を回動自在に支
持し、ベット上にはスライド体を、前後送りモ−タで回
転される前後方向の送りねじ軸を有するねじ送り機構に
よって前後動可能に設け、このスライド体上にワークテ
ーブルを左右動可能に設けてある工作機械において、前
後方向の送りねじ軸の後端を、コラムに接近した位置に
設けた支持ベアリングで支持し、送りねじ軸の前端を自
体の熱変位に対して自由となるようにしたことを特徴と
する。
で、テーブルの前後動用の送りねじ軸はコラムに接近し
た支持ベアリングを基準に前方へ伸びる。一方、コラム
前側の主軸ヘッドも、主軸ベアリングの回転による熱で
前方へ伸びる。こうして、主軸ヘッドの主軸工具の前後
方向位置が前方へずれ、また、ワークテーブルの前後方
向位置も前方へずれるので、両者の前後方向における相
対的なずれは小さくなり、加工位置精度が向上する。
コラム3が立設してある。コラム3には従来と同様に上
下方向のガイドレール4に主軸ヘッド5が昇降自在に案
内され、この主軸ヘッド5はコラム3の上方に配置した
送りモータ(図示せず)により回転されるZ軸送りねじ
軸6を有するねじ送り機構7で昇降制御される。8は主
軸、9は工具である。
31を前後、左右移動自在としたテーブルユニット10
のベース11がベッド2に固着してある。ベース11に
は、コラム3に接近した位置に支持ベアリング12を内
蔵したベアリングケース13を固着し、このベアリング
ケース13に、ねじ送り機構14の前後方向の送りねじ
軸15の後端が回動自在に支持してある。送りねじ軸1
5の先端は、たわみ継手16を介してベース11の前端
部に取付けた前後送りモータ17の出力軸18に連結し
てある。たわみ継手16は、図3に示す周知の構造のも
ので、第1フランジ20と第2フランジ21とを板ばね
材で構成されるたわみ板22を介してリーマボルト2
3,24で連結し、送りねじ軸15が自体の熱変位で軸
方向前方へ伸びた時、たわみ板22がたわんで、これを
吸収するようになっている。
両側には前後(Y)方向のガイドレール25が取付けら
れ、このガイドレール25にスライド体26が前後動自
在に案内されている。スライド体26は、ガイドレール
25に案内される4つの案内子27を互いに連結材28
で連結して構成され、支持ベアリング12側の連結材2
8には、送りねじ軸15に螺合する送りナット29が一
体装着してある。各案内子27の上面に設けたガイド部
30にはワークテーブル31の下面に取付けた左右
(X)方向に伸びるレール32が左右移動自在に案内さ
れている。ワークテーブル32下面の送りナット33に
はスライド体26の連結材28に取付けた左右送りモー
タ34により回転する送りねじ軸35が螺合している。
し、前後送りモータ17,左右送りモータ34,Z軸モ
ータ及び主軸モータを回転制御してワークに対する加工
を行なう。この時、前後方向に関しては、送りねじ軸1
5は自体の回転及び前後送りモータ17の発熱により、
コラム3に近い支持ベアリング12を基準に前方へ伸び
を生ずる。一方、コラム3の前面に突出支持されている
主軸ヘッド5も主軸モータや主軸8あるいは送りねじ軸
6による発熱で前方へ熱変位する。その結果、主軸工具
9は真の位置から前方へずれるが、ワークテーブル31
も同様に真の位置から前方へずれるので、主軸工具9
と、ワークテーブル31上のワークの前後方向における
加工されるべき位置との相対的なずれは極めて小さくな
り、加工位置精度が向上する。
た位置にスライド体の前後送りねじ軸の後端を支持する
ようにしたので、熱による主軸の前後方向の位置のずれ
方向と、ワークテーブルの前後方向の位置のずれ方向と
を、同一方向にでき、これによってワークと主軸工具の
前後方向の相対的なずれを小さくできて、加工位置精度
を向上できる。
主軸、 9 工具、12 支持ベアリング、 14 ね
じ送り機構、 15 送りねじ軸、16 たわみ継手、
26 スライド体、 31 ワークテーブル
Claims (2)
- 【請求項1】 ベッド上に立設したコラム前面に、主軸
ヘッドを昇降自在に案内し、主軸ヘッドに主軸を回動自
在に支持し、ベット上にはスライド体を、前後送りモ−
タで回転される前後方向の送りねじ軸を有するねじ送り
機構によって前後動可能に設け、このスライド体上にワ
ークテーブルを左右動可能に設けてある工作機械におい
て、前後方向の送りねじ軸の後端を、コラムに接近した
位置に設けた支持ベアリングで支持し、送りねじ軸の前
端を自体の熱変位に対して自由となるようにしたことを
特徴とするワークテーブルの前後動装置。 - 【請求項2】 送りねじ軸の前端を、たわみ継手を介し
て前後送りモータの出力軸に連結したことを特徴とする
請求項1記載のワークテーブルの前後動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22066093A JP3536929B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | ワークテーブルの前後動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22066093A JP3536929B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | ワークテーブルの前後動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0751975A true JPH0751975A (ja) | 1995-02-28 |
JP3536929B2 JP3536929B2 (ja) | 2004-06-14 |
Family
ID=16754458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22066093A Expired - Lifetime JP3536929B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | ワークテーブルの前後動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3536929B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010070875A (ko) * | 2001-06-15 | 2001-07-27 | 변덕규 | 다축 드릴링 머시인 |
KR100555368B1 (ko) * | 1999-02-12 | 2006-03-03 | 주식회사 만도 | 인풋 샤프트의 슬롯 홈 연마기 |
CN104209749A (zh) * | 2014-09-24 | 2014-12-17 | 苏州石丸英合精密机械有限公司 | 全自动锁螺丝机的伺服换位驱动机构 |
-
1993
- 1993-08-11 JP JP22066093A patent/JP3536929B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100555368B1 (ko) * | 1999-02-12 | 2006-03-03 | 주식회사 만도 | 인풋 샤프트의 슬롯 홈 연마기 |
KR20010070875A (ko) * | 2001-06-15 | 2001-07-27 | 변덕규 | 다축 드릴링 머시인 |
CN104209749A (zh) * | 2014-09-24 | 2014-12-17 | 苏州石丸英合精密机械有限公司 | 全自动锁螺丝机的伺服换位驱动机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3536929B2 (ja) | 2004-06-14 |
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