JPH0751947A - 縦型管体の作業装置 - Google Patents

縦型管体の作業装置

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JPH0751947A
JPH0751947A JP5206064A JP20606493A JPH0751947A JP H0751947 A JPH0751947 A JP H0751947A JP 5206064 A JP5206064 A JP 5206064A JP 20606493 A JP20606493 A JP 20606493A JP H0751947 A JPH0751947 A JP H0751947A
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JP
Japan
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discharge electrode
drive
vertical
electrode
pipe body
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JP5206064A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kajiyama
茂 梶山
Masanori Suzuki
正憲 鈴木
Takao Funamoto
孝雄 舟本
Hideyasu Furukawa
秀康 古川
Takao Shimura
孝夫 志村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H9/00Machining specially adapted for treating particular metal objects or for obtaining special effects or results on metal objects
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H1/00Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】細く長い縦型管体の内面を遠隔操作により放電
加工が可能な装置を提供することにある。 【構成】放電加工部と、放電電極を駆動する上部駆動部
と、これらを上下から調心する2つの調心部と、それら
機構部を案内する案内部ごと周方向と軸方向駆動する下
部駆動部と、廃液と加工残渣を回収する廃液回収部と、
電気系統,水系統,空気系統を中継する中継部と、放電
電圧を制御する放電電源部と、各駆動部を駆動制御する
駆動制御部とから構成される。 【効果】細く長い縦型管体の任意の位置を遠隔操作によ
り放電加工できる。また電極の消耗量を少なくできかつ
加工範囲を広くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉圧力容器等に設
けられている縦型管体を放電加工する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の放電加工装置としては、特開昭59
−64222 号のように原子炉炉内機器等の溶接部の除去の
ため、電極を筒状の本体に収容して遠隔操作による放電
加工をすることで、作業者の放射線被爆を防止してい
た。
【0003】また特開昭63−34024 号のように、原子炉
圧力容器の炉内構造物である上部格子板の面取りのた
め、これと電極ホルダ間に電位を与えて放電加工すると
ともに、この発生屑を水噴射及び回収機構で回収してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では次の
ような課題があった。
【0005】(1)細く長い縦型管体のように遠隔から
の操作ができかつ装置を小型化するのが困難であった。
【0006】(2)放電加工する体積が少ない場合は電
極の消耗は問題にならないが、加工する体積が多くなる
と電極の消耗量も多くなるので、目的の加工精度が得ら
れない。
【0007】さらに消耗量が多くなると局部的な消耗が
起こり易くなり、電極形状も大きく変形するので、目的
の形状に加工ができなくなる。
【0008】(3)放電加工する電極の送りは深さ方向
であるので、加工する形状は電極形状に依存し、1回の
放電加工で除去する範囲は電極の大きさに限定される。
【0009】従って、本発明の目的は、細く長い縦型管
体に適用できかつ遠隔操作が可能な放電加工装置であっ
て、その電極の消耗量を少なくできるとともに放電加工
のできる範囲を自由に選択でき、かつ広くできる様にす
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】放電電圧を一定にするた
め電極を消耗量と加工量に応じて電極を送る手段と、電
極の消耗を少なくするため電極を自転させる手段と、加
工範囲と加工深さを任意に変えるため、電極を含む機構
部を縦型管体内面の周方向と軸方向に駆動できる手段と
を設ける。
【0011】
【作用】機構部を上下方向に積層配置,分散配置するこ
とにより細く長い縦型管体に適用できかつ遠隔操作を可
能にする。
【0012】また放電加工装置電極の消耗量に応じて電
極を送るので安定した放電電圧が得られる。
【0013】また電極を自転させることにより放電位置
を変えて電極の消耗を電極全面に分散させることができ
る。さらに電極を縦型管体の周方向と軸方向に駆動する
ことにより、縦型管体内面の任意の範囲を目的の深さに
加工することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を原子炉圧力容器に付属する縦
型管体のうち、CRDハウジングに適用した場合の一実
施例について説明する。
【0015】図1から本発明の装置構成を説明すると、
CRDハウジング4の管内に挿入されて放電加工する放
電加工部12、放電電極を駆動する上部駆動部11、放
電部を管内に調心するための上下の調心部14,13、
装置を管に倣わせるためのベローズ等のフレキシブルジ
ョイント部15、装置本体とアクセス部を連結する連結
部10、水中放電加工による加工残渣と廃液を回収する
廃液回収部17、管内に挿入された部分を軸方向と周方
向に駆動する下部駆動部18、電気系統,給水系統等を
連結部内に案内するための中継部16、放電の高周波電
圧を印加,制御する電源部19及び各駆動部11,18
を駆動制御する駆動制御部20から構成される。
【0016】さらに本発明の放電加工装置を詳細に説明
すれば、図2は原子炉圧力容器の主要部を示したもの
で、胴体部1にフランジ7,8を介して上鏡部2が取り
付けられ、また胴体部1の下部に溶接構造によって下鏡
部3が取り付けられる。
【0017】さらに下鏡部3にはCRDハウジング4と
ICMハウジング(図示せず)が溶接構造で垂直に取り
付けられる。
【0018】図1は本発明の装置をCRDハウジングに
適用した例で、CRDハウジング4は長さが約4mあ
り、外径約160mm,内径約123mmの縦型管体で、下
部にはCRDロッドを固定するフランジ5が取り付けら
れている。
【0019】このCRDハウジング4は下鏡部3にスタ
ブ6を介して溶接されている。
【0020】本発明の装置を取り付ける前にCRDロッ
ドを抜き出し、CRDハウジング内を空にしておく。
【0021】フランジ5に廃液回収部17と下部駆動部
18をボルト27を介して取り付けた後、放電加工部1
2等を連結した連結部10を管内に挿入し、所定の高さ
に位置決めしてから下部駆動部18内で連結部10をク
ランプする。
【0022】次の準備作業は電源部19からの放電電源
用のケーブル24,21をそれぞれ中継部16,フラン
ジ5に接続し、他方の駆動制御部20からのケーブル2
5,28も中継部16,下部駆動部18のそれぞれに接
続する。
【0023】また給水系のパイプ23と空気圧系のパイ
プ22も中継部16に接続する。
【0024】放電加工部12の詳細は、図3に示すよう
にシャフト41を中心に回転可能に取り付けられる電極
30があり、モータ38からの回転力をギヤ39を介し
てシャフト41に伝導させることにより電極30を回転
できる。
【0025】電極30には給電用のスライド板31が接
触し、ケーブル24の先端が接続される。
【0026】したがってシャフト41とスライド板31
の間は電気的に絶縁されている。
【0027】これら電極30等を支持するためのホルダ
32があり、このホルダ32はスライダ33と一体にな
って電極30をCRDハウジング4の半径方向に移動で
きる。
【0028】この駆動は駆動部11内に設置してあるモ
ータ36の回転力をギヤ35を介してネジ40を回転さ
せスライダ33を移動させる。
【0029】スライダ33にはネジ40と並行してシャ
フト46が両端で支持板34に固定されているので、ス
ライダ33は円滑に移動できる。
【0030】この移動量はネジ40,モータ36等の回
転数をエンコーダ(図示せず)で検出することにより知
ることができる。
【0031】電極30(+極)は、このスライダ33に
よってCRDハウジング4内面に近付けることにより、
CRDハウジング4の下部フランジには(−極)が接続
されているので放電を開始する。
【0032】この放電加工は水中で行うために事前に電
極30近傍に純水が供給されている。
【0033】この給水はCRDハウジング4の下部から
パイプ22を介して供給され、複数のノズル穴45から
電極30とCRDハウジング4内面の間に向け、内面の
円周方向に沿って流し、加工残渣とともにCRDハウジ
ング4下部から取り出される。
【0034】加工液の余分なものはオーバフロー管37
からCRDハウジング4の下部に流され管内の液面を一
定に保つとともにモータ38の防水をする。
【0035】放電加工する場合の電極30の動作は、電
極30を回転させながらCRDハウジング4内面との放
電電圧を一定電圧に制御(放電電圧と放電間隔は比例す
る)して、図1に示した下部駆動部18で円周方向に駆
動して全周を放電加工する。これを繰り返すことにより
内面の深さ方向の加工ができる。
【0036】もちろん加工目的に応じてその範囲に見合
って周方向に駆動できる。
【0037】さらに図1に示した下部駆動部18で軸方
向に駆動することにより、CRDハウジング4内面を軸
方向にも放電加工できる。
【0038】放電加工深さの測定は電極近傍に取り付け
たギャップセンサ(図示せず)で、加工前の値を基準に
ある加工間隔でギャップを測定し、加工深さを測定す
る。
【0039】なお図4のパイプ23は上部の調心部14
のエアシリンダ駆動のための空気圧供給用である。
【0040】図3のA〜Aを示すと図4になる。
【0041】CRDハウジング4内に挿入された放電加
工部にはシャフト41を中心に回転する電極30とこれ
に給電するためのスライド板31とこれを支持し電極3
0を半径方向に移動させるホルダ32が配置されてい
る。
【0042】また給水用のパイプ22とオーバフロー管
37と空気圧用のパイプ23も配置されている。
【0043】さらに電極30をCRDハウジング4の半
径方向に送り出すための開口部42が設けてある。
【0044】CRDハウジング4の内面を精度良く加工
するためには電極30を内面に調心して取り付ける必要
がある。
【0045】このため図1に示すように放電加工部12
の上下に調心部14,13を取り付け、放電加工部12
の偏心を防止する。
【0046】上下の調心部14,13の構造は同じであ
るので上部の調心部14の構造を図5に示す。
【0047】調心部14にはエアシリンダ65があり下
部から供給された空気圧によって動作する。
【0048】挿入時はロッド63がスプリング62によ
り伸長した状態にあり、支持具64にリンク61の一方
が固定されているので、両リンク61の角度が大きくな
り車輪60は調心部14内に収納される。
【0049】調心する場合は遠隔操作による空気圧でエ
アシリンダ65のロッド63を収縮させてリンク61の
角度を小さくすることにより、車輪60をCRDハウジ
ング4の内面に押しつける。
【0050】このリンク61と車輪60は周方向に分散
して取り付けてあり、通常は3か所により調心する。
【0051】次に図1に示すようにCRDハウジング4
下部に取り付けられる下部駆動部18の詳細構造につい
て説明する。
【0052】上部の放電加工部12等が取り付けられた
連結部10は下部駆動部18内で固定され、CRDハウ
ジング4の周方向と軸方向に駆動できる。
【0053】図6に示すように連結部10は内部を貫通
し、上部の放電加工部12が位置決めされた後にスライ
ダ50に取り付けられたクランプバー53によって固着
される。
【0054】固着方法はクランプバー53はヒンジ55
を中心に回転できロックネジ54を回転させて固着す
る。
【0055】逆に連結部10を上下に移動自在にする場
合は、ロックネジ54を逆回転させればクランプバー5
3をヒンジ55を中心に開放できる。
【0056】連結部10を固着して周方向に駆動する場
合は、スライダ50に固定したモータ51を回転させて
ギヤを回し、クランプバー53と一体のギヤ52を回転
させると、クランプバー53とスライダ50は回転自在
に取り付けられているので連結部10を周方向に回転で
きる。
【0057】また連結部10を軸方向に駆動する場合
は、下部駆動部18のケースに取り付けられたモータ5
6を回転させ、ギヤ57を介して連結したネジ58を回
転することにより、シャフト59に沿ってスライダ50
を上下に移動できる。
【0058】また周方向と軸方向の移動量は、モータ5
1,56の回転数或いはギヤ52,57の回転数をエン
コーダ等(図示せず)で検出することにより測定でき
る。
【0059】さらにモータ51,56のケーブル29は
下部駆動部18から外部に取り出されてケーブル28を
介して図1の駆動制御部20に接続される。
【0060】次に図1の廃液回収部17の内部構造は図
7に示すように連結部10が貫通してCRDハウジング
4の下部フランジ5に取り付けられる。
【0061】連結部10に沿って上部から落下してきた
加工残渣を含んだ廃液は廃液回収部17の内部からパイ
プ161を介して図1の廃液タンク26に回収される。
【0062】図7に示すように廃液は外部への漏れを防
ぐためOリング62,64によってシールする。
【0063】すなわちフランジ5とのシール用のOリン
グ62と、連結部10とのシール用のOリング64であ
る。
【0064】また廃液回収部17を貫通した複数の穴1
60によりボルト27を利用して下部駆動部18ととも
にCRDハウジング4の下部フランジ5に取り付ける。
【0065】図3ではオーバフロー管37を利用して自
由液面をつくる方法について説明したがこれに限定され
るものではなく、例えばモータ38を上部の調心部14
内に収納し、回転軸をOリングでシールし、シャフト4
1と連結すれば全体を水没した状態にできる。
【0066】勿論この場合は給水量と排水量を制御して
常に水浸状態を保つ必要があることは言うまでもない。
【0067】放電電極を回転型電極で説明したがこれだ
けに限定されるものではなく、例えば局部的な放電加工
や特殊な形状の放電加工の場合は、回転型電極よりその
形状に合った電極の方が有利になる。
【0068】この場合の例を図8から説明する。
【0069】図8は放電加工部12と上部駆動部11を
示したもので、電極70は電気絶縁板71を介してスラ
イダ33に連結している。
【0070】またケーブル24を介して電圧が電極70
に印加される。スライダ33はモータ36の回転力がギ
ヤ35を介してネジ40に伝えられることにより移動
し、電極70の形状に合った放電加工をする。
【0071】この放電電圧の制御は、スライダ33の動
きにより制御される。この場合も予めパイプ22の穴4
5から純水を流しておきCRDハウジング4内を水で満
たしてある。
【0072】この場合の下部駆動部は、放電加工中の駆
動よりも放電加工前の電極の周方向と軸方向の位置決め
に利用される。
【0073】回転型電極をCRDハウジングの周方向に
回転させることで説明したが、目的によっては軸方向に
回転させることもできる。また電極を(+)極にし、C
RDハウジングを(−)極で説明したが、この極性を目
的に応じて逆にしても目的を達成することができる。
【0074】また本実施例では純水中の放電加工につい
て説明したが目的によっては油等の他の液体中でも適用
できる。
【0075】本発明をCRDハウジングに適用すること
で説明したが、他の縦型管体、例えば、中性子計測用の
ICMハウジングにも同様に適用できることは言うまで
もない。
【0076】全駆動部をCRDハウジング4の管体内に
配置した例について図9から説明すると、放電加工部1
2とその電極を半径方向に駆動する駆動部11と、その
前後に配置される上下の調心部14,13と、管体の曲
がりに対応するためのフレキシブルジョイント部15
と、軸方向の駆動部80と、周方向の駆動部90及びこ
れらを支持する連結部10が内部に挿入される。連結部
10はフランジ5にボルト27で固定された図6と同じ
クランプ方式の着脱部79に支持される。
【0077】また廃液回収部17もフランジ5に支持さ
れる。
【0078】各駆動部は駆動制御部20から制御され、
放電加工部12には電源部19から高周波電圧が印加さ
れる。
【0079】管内に挿入される軸方向の駆動部80の詳
細は図10に示すようにモータ81で回転軸85を回転
させると、これと連結したナット88が回転し、ナット
88と噛み合うネジ86とシャフト84が支持板87と
スライドして管の軸方向に移動する。
【0080】すなわちこの先端に連結した上部の機構部
を軸方向に移動できる。
【0081】また回転はギヤ83を介してエンコーダ8
2にも伝えられ移動量が検出される。
【0082】管内に挿入される周方向の駆動部90の詳
細を図11に示すようにモータ91の回転をギヤ92を
介してシャフト93に伝え、さらにギヤ96を介して上
部の駆動部につながる回転軸97を管の周方向に駆動す
る。
【0083】またシャフト93には別のギヤ94があ
り、この回転をエンコーダ95に伝えて周方向の位置を
検出する。
【0084】本実施例によれば、次のような効果があ
る。
【0085】(1)CRDハウジング等のように細く長
い縦型管体内面の放電加工が遠隔操作で容易にできる。
【0086】(2)電極を遠隔操作で周方向,軸方向及
び半径方向に駆動できるので、目的に応じて加工範囲,
加工深さを自由に選択して放電加工ができる。
【0087】(3)電極を回転させることにより、電極
の局部的な消耗を防止できるので放電加工範囲を広くで
きるし、加工精度も向上する。
【0088】また放電位置が常に移動するので、加工残
渣が除去し易くなり放電性能が安定する。
【0089】(4)放電加工部を上下に設けた調心部の
遠隔操作により、管内に調心して取り付けできるので、
加工精度が向上する。
【0090】また管内への取り付け時と取り外し時は、
調心部を収縮させることができるので、取り付け,取り
外し作業が容易になり、作業時間が短縮できる。
【0091】(5)管内に挿入した案内管にフレキシブ
ルジョイントを設けたことにより、管の曲がりに応じて
屈曲することができる。
【0092】(6)加工残渣を外部に容易に取り出すこ
とができる。
【0093】(7)下部駆動部に設けたクランプ機構に
より、放電加工部を目的の高さに自由に設定できる
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、細く長い縦型管体に適
用できかつ遠隔操作により管体の内面を放電加工でき
る。
【0095】また電極の消耗量を少なくできるとともに
その加工位置を自由に選択できかつ加工範囲も広くでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の全体構成を示す部分断面図
である。
【図2】原子炉圧力容器の断面図である。
【図3】本発明による装置の放電加工部の部分断面図で
ある。
【図4】図3のA〜A矢視断面図である。
【図5】本発明による装置の調心部内部の側面図であ
る。
【図6】本発明による装置の下部駆動部の側面を示す部
分断面図である。
【図7】本発明による装置の廃液回収部の側面の部分断
面図である。
【図8】本発明による装置の放電加工部の変形例を示す
側面の部分断面図である。
【図9】本発明による装置の他の変形例の全体構成を示
す部分断面図である。
【図10】本発明による装置の管内に挿入した軸方向駆
動部の部分断面図である。
【図11】本発明による装置の管内に挿入した周方向駆
動部の部分断面図である。
【符号の説明】
4…CRDハウジング、5…フランジ、10…連結部、
11…上部駆動部、12…放電加工部、13,14…調
心部、15…フレキシブルジョイント部、16…中継
部、17…廃液回収部、18…下部駆動部、19…電源
部、20…駆動制御部、22,23…パイプ、30…電
極、31…スライド板、33,50…スライダ、36,
38,51,56…モータ、41,59…シャフト、4
5…ノズル穴、53…クランプバー、58…ネジ、61
…リンク、65…エアシリンダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 秀康 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 志村 孝夫 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦型管体内部に設置される放電電極と、該
    放電電極近傍を液浸状態にする給液機構部と、該縦型管
    体内部に設置されて該放電電極を半径方向に駆動する駆
    動部Aと、該放電電極と該駆動部Aの上下に配置される
    複数の調心機構と、該縦型管体内部に設置される各機構
    部を該縦型管体内部の周方向と軸方向に駆動しかつ該機
    構部を着脱する駆動部Bと、該縦型管体内部の廃液を外
    部に取り出す廃液回収部と、該放電電極と該縦型管体の
    間に高周波電圧を印加する電源部と、該各駆動部A,B
    を遠隔から駆動制御する駆動制御部とから構成されるこ
    とを特徴とする縦型管体の作業装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、下部調心機構の下側に
    フレキシブルジョイントを配置したことを特徴とする縦
    型管体の作業装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、放電電極を回転型と
    し、これを管体の周方向に回転できる駆動部を設けたこ
    とを特徴とする縦型管体の作業装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、加工深さを測定するた
    めのギャップセンサを放電電極近傍に設けたことを特徴
    とする縦型管体の作業装置。
  5. 【請求項5】縦型管体の加工位置の近傍に設置される放
    電電極と、該放電電極近傍を液浸状態にする給液機構部
    と、該縦型管体内部に設置されて該放電電極を半径方向
    に駆動する駆動部Aと、該放電電極と該駆動部Aの上下
    に配置される複数の調心機構と、上記各機構部を該縦型
    管体内の周方向と軸方向に駆動する駆動部Bとで構成し
    た挿入部を該縦型管体内部に配置するとともに、該縦型
    管体下部に設置される該管体内部の廃液を外部に取り出
    す廃液回収部と、該挿入部の該縦型管体の下部への着脱
    部と、該放電電極と該縦型管体の間に高周波電圧を印加
    する電源部と、該各駆動部A,Bを遠隔から駆動制御す
    る駆動制御部とから構成されることを特徴とする縦型管
    体の作業装置。
JP5206064A 1993-08-20 1993-08-20 縦型管体の作業装置 Pending JPH0751947A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6211482B1 (en) * 1997-10-24 2001-04-03 Electric Power Research Institute, Inc. Apparatus and method for precision excavation and welding of thick-walled components
JP2007253293A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Central Res Inst Of Electric Power Ind 減圧アークにより配管内面の酸化皮膜を除去するための装置および方法ならびにそのためのプログラム
JP2009291921A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 棒形状長尺部材の加工方法及び装置
KR101032256B1 (ko) * 2009-05-13 2011-05-02 현대하이스코 주식회사 플래쉬 버트 용접에서의 소재간 최초 접합위치 검출장치 및 그 방법
EP2898975A1 (de) * 2014-01-24 2015-07-29 Westinghouse Electric Germany GmbH Erodiervorrichtung und Erodierverfahren zur Bearbeitung hohlzylindrischer Werkstücke
US9764404B2 (en) 2012-12-27 2017-09-19 Westinghouse Electric Germany Gmbh Erosion device and erosion method for machining hollow-cylindrical workpieces

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