JPH0751742Y2 - 電気コネクタのロック装置 - Google Patents

電気コネクタのロック装置

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JPH0751742Y2
JPH0751742Y2 JP1989002258U JP225889U JPH0751742Y2 JP H0751742 Y2 JPH0751742 Y2 JP H0751742Y2 JP 1989002258 U JP1989002258 U JP 1989002258U JP 225889 U JP225889 U JP 225889U JP H0751742 Y2 JPH0751742 Y2 JP H0751742Y2
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JP
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locking
connector housing
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female connector
sub
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和彦 阿部
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株式会社カンセイ
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、雌コネクタと雄コネクタとを有し、この両コ
ネクタの結合状態を保持せしめるための電気コネクタの
ロック装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の電気コネクタのロック装置の一種として
第3図及び第4図に示す如きものがある(実開昭58-447
76号参照)。この電気コネクタ1は、雄コネクタ1と雌
コネクタ3からなり、この雄コネクタ2のハウジング4
の上側面に、ロックアーム8を一体形成し、このロック
アーム8の長手方向略中間部には、係止爪14を突設する
と共に、そのロックアーム8の先端(自由端)にロック
アーム8の解除操作用の摘部5を形成している。また雌
コネクタ3のハウジング6の上面部内側に上記の雄コネ
クタ2が当該雌コネクタ3内に挿入完了されたとき、前
記の係止爪14と係止する係止突起9が一体形成されてい
るものである。従って上記雄コネクタ2を、雌コネクタ
3に嵌合させたときにおいて、係止爪14と係止突起9と
が係止されて両コネクタ2,3がロックされるものであ
る。
なお、10は、ハウジング6に一体に設けられた取付部で
あって取付部10の透孔11にねじ12を通して雌コネクタ3
を図示しないプリント配線板等に螺着する。7は、端
子、13はリード線を示す。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の電気コネクタのロック
装置にあっては、雄コネクタ2を雌コネクタ3に嵌合さ
せる際、係止突起9に係止爪14が当合してロックアーム
8が下方に押し下げられて押し込まれ、この押し込み完
了時に係止突起9と係止爪14とが係止されて、両コネク
タ2,3がロックされるものであるが、例えば、雄コネク
タ2を雌コネクタ3内に挿入するとき例えば第4図に示
す如く、不意又は故意に摘部5を押し下げながら、雄コ
ネクタ2の挿入を行なうと、係止突起9と係止爪14との
係止感、即ちカチッという音が生ぜずに、良好な節度感
(係止動作の確認)が得られず、これが原因で双方のコ
ネクタ2,3の不安全嵌合が発生するという問題点があっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、このような従来の問題点を解消するためにな
されたもので、例えばロックアームを誤って押圧しなが
ら、雄コネクタを雌コネクタ内へ挿入を行なっても、係
止突起と係止爪との係合動作を確実に認識することがで
きるコネクタのロック装置を提供することにある。
〔実施例〕
この考案を、第1、2図に示す実施例に基づいて説明す
る。
雄コネクタハウジング20には、その雌コネクタハウジン
グ30に対する差込端から差込方向の後方に平行に延びる
ロックアーム21がその一端部22を支点として支持されて
いる。このロックアーム21は、一対の係止アーム24a及
び24cと、これら両係止アーム24a及び24b間に位置し、
しかも両係止アーム24a及び24cよりも長さの短い副係止
アーム24bとからなっており、両係止アーム24a及び24c
の自由端は摘み25で連結されている。
また、両係止アーム24a及び24cのほぼ中央部の各上面に
は、それより斜めに立ち上がる山形をした係止突起27が
設けられており、また副係止アーム24bの上面には、そ
れより斜めに立ち上がる山形をした突起26が設けられて
いる。この突起26、及び係止突起27の立ち上がり位置
は、即ち雄コネクタハウジング20の雌コネクタハウジン
グ30に対する差込端からの位置は、第1図に示すよう
に、ほぼ同一位置になっていて、突起26の傾きは係止突
起27の傾きよりも大きくなっている。また、突起26の頂
部は、第2図に示すように、山形頂部26′となってい
る。
なお、31は、雌コネクタハウジング30に設けられており
係止爪を示し、この係止爪31に係止突起27が係止して雌
コネクタハウジング30に差込まれた雄コネクタハウジン
グ20をロックするようになっている。またこの係止爪31
には突起26が衝合するようになっている。また23は両係
止アーム24a及び24cと副係止アーム24bとの間のスリッ
トを示す。
次に前記のものの作用について説明する。
雄コネクタハウジング20を雌コネクタハウジング30に差
込むと、副係止アーム24cの上面に設けられた突起26の
傾きは係止突起27の傾きよりも大きくなっているため、
第2図に示すように係止爪31に対し突起26が衝合し、同
図の点線で示すように、副係止アーム24bの自由端が下
方に変位する。
次に雄コネクタハウジング20を雌コネクタハウジング30
に引き続き差込むと、係止爪31に対し係止突起27が衝合
して係止アーム24a及び24cの自由端が下方に変位する。
これら係止アーム24a,24c及び24bの自由端の下方への変
位によって突起26、及び係止突起27が係止爪31を乗り越
え、これによって係止突起27が係止爪31に係止して雌コ
ネクタハウジング30に差込まれた雄コネクタハウジング
20をロックする。この場合、突起26は山形頂部26′を具
備しているので係止爪31を乗り越えても係止爪31に係止
することはない。
そして、突起26の傾きは係止突起272の傾きよりも大き
くなっているため、副係止アーム24bの自由端の下方へ
の変位量は、係止アーム24a及び24cの自由端の下方への
変位量よりも大きく、このため突起26が係止爪31を乗り
越えたときの副係止アーム24bの自由端の復元力は、係
止アーム24a及び24cの自由端のそれよりも大きく、突起
26が係止爪31を乗り越えてその反動で雌コネクタハウジ
ング30の内面に衝突して大きな衝突音を発し、この衝突
音によって、雄コネクタハウジング20を雌コネクタハウ
ジング30に差込む作業者には、雄コネクタハウジング20
が雌コネクタハウジング30にロックされたことが確実に
認識できるものである。
従って、前記作業者が摘み25を不用意に押下したまま雌
コネクタハウジング30内に雄コネクタハウジング20を差
込んだ場合においても、両係止アーム24a及び24cの下方
への変位によって副係止アーム24bは、何等の影響を受
けないので、副係止アーム24bに設けられている山形突
起26が係止爪31を乗り越えたとき、その反動で大きな衝
突音を発するから両コネクタハウジング20,30の結合を
確実に認識することができるものである。
また、雄コネクタハウジング20を雌コネクタハウジング
30から引き抜くには、摘み25を押下して係止突起27の係
止爪31との係止を解除したまま雄コネクタハウジング20
を雌コネクタハウジング30から引っ張ればよい。
その場合、突起26はその頂部が山形頂部26′となってい
て係止爪31に係止していないので、雄コネクタハウジン
グ20を雌コネクタハウジング30から引っ張ると、突起26
は係止爪31を直ちに乗り越えるものである。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、雌コネクタハウジングに差込ま
れる雄コネクタハウジングに、その雄コネクタハウジン
グの差込端から後方に延びる2本の係止アームをこの両
係止アーム間に間隔を隔てて設け、前記両係止アームに
それより立ち上がる係止突起を設けるとともに、その自
由端を結ぶ摘みを設け、前記雌ユネクタハウジングに前
記雄コネクタハウジングを差込んだとき、前記係止突起
(27)が係合する係止爪を前記雌コネクタハウジングに
設け、さらに前記雄コネクタハウジングにその先端から
後方に延びる副係止アームを前記両係止アーム間に位置
させて設け、該副係止アームに前記係止突起をほぼ同一
位置で、かつそれより大きな傾きの山形突起を設けたの
で、前記摘みを押下しながら雄コネクタハウジングを雌
コネクタハウジング内に挿入しても、副係止アームの弾
性復元力が作用して、その副係止アームの山形突起が係
止爪を乗り越えたときの反動で、常に衝突音を生じ、こ
れにより両コネクタハウジングの結合時の節度感が有効
に生じるという効果が得られる。
また、作業者が摘みを不用意に押下したまま、雌コネク
タハウジング内に雄コネクタハウジングを差込んだ場合
においても、両係止アームの下方向への変位によって副
係止アームは、何等の影響を受けないので、副係止アー
ムに設けられている山形突起が係止爪を乗り越えたと
き、その反動で大きな衝突音を発するから、両コネクタ
ハウジングの結合を確実に認識することができるという
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図はその要部の
作用説明図、第3図及び第4図は従来例の説明図であ
る。 20……雄コネクタハウジング、21……ロックアーム 22……一端部、23……スリット 24a,24b,24c……係止アーム 25……摘み、26……突起 27……係止突起 30……雌コネクタハウジング 31……係止爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】雌コネクタハウジングに差込まれる雄コネ
    クタハウジングに、その雄コネクタハウジングの差込端
    から後方に延びる2本の係止アームをこの両係止アーム
    間に間隔を隔てて設け、前記両係止アームにそれより立
    ち上がる係止突起を設けるとともに、その自由端を結ぶ
    摘みを設け、前記雌コネクタハウジングに前記雄コネク
    タハウジングを差込んだとき、前記係止突起が係合する
    係止爪を前記雌コネクタハウジングに設け、さらに前記
    雄コネクタハウジングにその先端から後方に延びる副係
    止アームを前記両係止アーム間に位置させて設け、該副
    係止アームに前記係止突起をほぼ同一位置で、かつそれ
    より大きな傾きの山形突起を設けたことを特徴とする電
    気コネクタのロック装置。
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JP3552146B2 (ja) * 1998-01-13 2004-08-11 矢崎総業株式会社 電気部品の係止構造
JP4591194B2 (ja) * 2005-05-19 2010-12-01 住友電装株式会社 コネクタ
JP5227825B2 (ja) * 2009-02-04 2013-07-03 矢崎総業株式会社 コネクタ

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