JPH0751739A - 成形用金型の組立て、分解、保管システム - Google Patents

成形用金型の組立て、分解、保管システム

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Publication number
JPH0751739A
JPH0751739A JP22521593A JP22521593A JPH0751739A JP H0751739 A JPH0751739 A JP H0751739A JP 22521593 A JP22521593 A JP 22521593A JP 22521593 A JP22521593 A JP 22521593A JP H0751739 A JPH0751739 A JP H0751739A
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JP22521593A
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English (en)
Inventor
Seizo Washitsuka
征三 鷲塚
Norio Futakuchi
憲夫 二口
Jun Mukoyama
準 向山
Masakazu Yoshino
正和 吉野
Satoshi Hisaminato
悟司 久湊
Yasuo Nakano
泰夫 中野
Takeshi Okubo
武志 大窪
Hitoshi Sasaki
均 佐々木
Hiroshi Hidaka
洋志 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYAMA KEIKINZOKU KOGYO KK
Original Assignee
TOYAMA KEIKINZOKU KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押出し成形機の金型であるダイス・アッセン
ブリーの組立て、分解、保管の作業および物流を自動化
して、作業の危険をへらし、熟練の必要度を軽減し、多
大な時間と労力を節約し、製品の多様化に伴う多品種、
小量生産に対する物流量の増加に対応できるようにし、
誤つたダイスを押出し成形機へ払い出すといった事態を
未然に防止できるようにすること。 【構成】 成形用金型を構成するダイス等を、それらの
保管手段から搬送収集する搬送機と、これら搬送収集し
てきたダイス等から成形用金型を組み立てる組立て機と
を備える組立て手段;組み立てられた成形用金型を、ダ
イス等の構成の分解ごとに搬送する搬送機と搬送されて
くる成形用金型をダイス等の構成ごとに分解する分離機
とを備える分解手段;及び分解されたダイス等の構成ご
とに、当該分解手段から前記保管手段に搬送分散する搬
送手段とを備えてなることを特徴とする成形用金型の組
立て、分解、保管システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押出し成形機に使用さ
れる金型、すなわちダイス・アッセンブリーの組立て、
分解、ならびに保管のためのシステムに関する。
【0002】具体的には、本発明は、押出し成形機の金
型であるダイス・アッセンブリーの組立て、分解、保管
の作業および、物流(金型マテハンと総称する)を、自
動化した設備を提供する目的から開発されたものであ
る。
【0003】
【従来の技術】ここで従来技術を若干説明すると、ダイ
ス・アッセンブリーとは、図2に示すように、ダイス1
11、バッカ−114およびダイリング115と呼ばれ
る各金型工具が組み合わされたものである。
【0004】なお、図中の110はダイス・アッセンブ
リー、117はビレットの押出し方向、116は成形型
材、112はソリッドダイ、113はフロ−ガイドであ
り、ダイス111は、ソリッドダイ112とフロ−ガイ
ド113とからなる。
【0005】ダイス・アッセンブリー110の組立て作
業とは、図3のごとく、個々の金型工具を組み合わせ、
ダイス・アッセンブリー110を組立てる作業をいう。
なお、118は、ダイス111とバッカ−114を接合
するためのピンである。
【0006】ダイス・アッセンブリー110の分解作業
とは、組立て作業とは逆に、ダイス・アッセンブリー1
10を、個々の金型工具に分解する作業をいう(図4を
参照)。
【0007】なお、図4のAはダイス111の抜取りを
示し、Bはバッカ−114の分離を示し、Cはアルミ切
片116の切断を示し、Dはダイス111のオス、メス
の分離を示す。
【0008】また、ダイス・アッセンブリー110の保
管作業とは、ダイス・アッセンブリー110ならびに、
このアッセンブリーを構成する多数の金型工具などを保
管している設備に対し、これら金型などの入出庫を行な
う作業をいう。
【0009】これら上述の作業は、従来、機械化されて
おらず、また、専用機があつても各作業工程内の単一工
程のみをなしうるものでしかなく、ダイス・アッセンブ
リーである金型の運搬、機械への搬入、セット、および
機械操作は、作業者自身が行なうものであり、多大な労
力を伴い、かつ危険な作業であつた。
【0010】ここでさらに、ダイス・アッセンブリー等
の金型および諸工程の説明を追加する。
【0011】(1)押出成形金型すなわちダイス・アッ
センブリーの構成 ダイス・アッセンブリー110は、図2に示すように、
本体となるダイス111、ダイス111の補強材として
のバッカ−114、ダイス・アッセンブリー110とし
て構成するためのダイリング115で構成され、ダイス
111とバッカ−114を重ね合わせて、ダイリング1
15内に挿入されている。
【0012】さらにダイス111としては、図5の
(A)に示すように、ポ−トホ−ルダイ120と、図5
の(B)に示すソリッドダイ130の2種類あり、ポ−
トホ−ルダイ120はオス型121とメス型122で構
成され、はめ合わされている。また、金型の分解工程に
おいて、オス型121とメス型122を分離するため
に、それぞれの側面、すなわち円周部に溝123、12
4がそれぞれ掘ってある。
【0013】ソリッドダイ130は、さらにメタルのフ
ロ−調整のためのフロ−ガイド132と呼ばれる金型補
助工具が、ダイス131と対になってボルト締めなどし
てある。本発明の記載においては、常に一体として運用
されるため、フロ−ガイド132は特別に明記していな
い。
【0014】(2)ダイス・アッセンブリーの保管形態 ダイスは多くの種類を有しており、通常、下記に示す方
法により保管管理される。
【0015】(2−1)保管形態 ダイス・アッセンブリー110として、保管する。すぐ
に押出し機へ払い出される形態である。
【0016】ダイス111、バッカ−114、ダイリン
グ115を、個々に保管する。ダイス111の修正が必
要な場合、ダイリング115の数に対し、ダイス111
の数が多い場合、この保管形態をとっている。この場
合、押出し後、ダイス・アッセンブリー110を、ダイ
ス111、バッカ−114、ダイリング115に分解
し、押出しに必要なときに組立てて使用される。
【0017】(2−2)保管方法 通常、コンピュ−タを使用して在庫管理され、多数の棚
を持った立体倉庫に、図6に示される様な、パレット1
40に積載されて保管される。
【0018】ダイス・アッセンブリーの保管方法 押出し機への払出し、返却、すなわち金型交換が自動的
に行えるような、保管方法をとっている(例えば、特願
平3−51142)。
【0019】ダイス、バッカ−の保管方法 ダイス111とバッカ−114は、通常、1対1の対と
なっており、同一棚にパッレト140に積載されて保管
される。
【0020】ダイリングの保管方法 ダイリング115の種類は少なく、ダイス・アッセンブ
リー110として保管されているものを除き、保有数も
多くない。したがって、立体倉庫に保管される場合もあ
るが、特別な管理をしていないのが通常である。
【0021】(3)ダイス・アッセンブリーの組立工程 ダイス111の組立工程とは、図3に示される様に、押
出しに必要なダイス111をバッカ−114とともに、
ダイリング115内に挿入する工程をいう。
【0022】(4)ダイス・アッセンブリーの分解工程 押出しの終わったダイス・アッセンブリー110は、必
要に応じて、以下の工程で分解される(図4を参照)。
【0023】ダイリング115よりダイス111とバッ
カ−114を抜き取る(抜取り工程A) ダイス111からバッカ−114を分離する(バッカ−
分離工程B) ダイス111の端面に付いている成形材のアルミ切片1
16を切断する(アルミ切断工程C) なお、ポ−トホ−ルダイ120の場合は、オス型121
とメス型122を分離する(ダイスのオスメス分離工程
D) 分離後のダイリング115、ダイス111、バッカ−1
14は、所定の保管設備へ入庫し保管される。
【0024】(5)ダイスの物流 ダイス111の物流は、図7のように図示される。な
お、保管設備Aで、ダイス・アッセンブリー110およ
びダイリング115を保管し、保管設備Bでダイス11
1およびバッカ−114を保管する。また、ダイス11
1の修正工程とは、分解後にか性ソ−ダ溶液に浸漬し、
ダイス111内に残っているアルミニウムを溶解除去し
た後、ダイス111の補修を行う。完了後、ポ−トホ−
ルダイ120の場合はオス型とメス型を、ソリッドダイ
130の場合はフロ−ガイド132とダイス131を接
合する。
【0025】ここでは、前述の各工程について、図8、
図9を参照して、従来の方法を説明する。
【0026】(1)組立工程(組立作業) ダイス111、バッカ−114の保管設備より、ダイス
111、バッカ−114を出庫する。
【0027】対応するダイリング115を用意する。
【0028】専用の装置として組立て機511を持ち、
この組立て機511は、図8に示すようなもので次の機
能を有する。
【0029】5aはダイリング用の架台を示し、5bは
バッカ−114付きのダイス111のための架台を示
す。5cは、バッカ−114付きのダイス111をダイ
リング115へ押し込むための油圧シリンダである。
【0030】5dは、バッカ−114付きのダイス11
1を押し込む際、ダイス111が傾きダイリング115
の内壁に引っ掛かるのを防止するためのサポ−ト用の油
圧シリンダである。
【0031】なお、ダイリング用架台5aおよびダイ
ス、バッカ−用架台5bは、ダイリング115およびダ
イス111、バッカ−114の形状、すなわち外径の違
いに対し、押し込み用の油圧シリンダ5cの中心に来る
よう、架台5a、5bの高さを変化する。言い換える
と、架台5a、5bの交換により、高さ調整を行なう。
【0032】また、図示略のホイストクレ−ン等を用い
て、ダイリング115、ダイス111、バッカ−114
を搬送し、組立て機511内の所定の架台5a、5bの
上に置く。
【0033】油圧シリンダ5c、5dを作動して、ダイ
ス111、バッカ−114をダイリング115内へ押し
込み、組立を完了する。
【0034】組立完了したダイス・アッセンブリーは、
押出し機511と連結されたダイス・アッセンブリー用
の保管設備まで運搬し入庫する。
【0035】(2)分解工程(分解作業) (2−1)抜取り工程 図9に示される様な抜取り機512を持ち、ダイス・ア
ッセンブリーよりダイス111、バッカ−114を抜き
取る。図中の5aは、ダイリング用の架台、5bはダイ
ス、バッカ−用の架台、5cは、ダイス111、バッカ
−114をダイリング115より抜き出すための油圧シ
リンダである。
【0036】押出しの終わったダイス・アッセンブリー
を、抜取り機512まで運搬し、所定の架台5a上へ置
く。
【0037】このとき、ダイリング径、ダイス、バッカ
−径に対して、油圧シリンダ5cとの中心が同一になる
よう、架台5a、5bの高さを調整しておく。言い換え
ると、架台5a、5bを交換して高さ調整を行なう。
【0038】油圧シリンダ5cを作動して、ダイリング
115よりダイス111、バッカ−114を抜き取る。
【0039】(2−2)バッカ−の分離工程 ダイス111、バッカ−114を床に置き、ダイス11
1とバッカ−114の接合部に、図示略のタガネ状の治
具を付けたエア−ハンマ−を挿入し分離する。なお、ダ
イス111とバッカ−114は、図3のピン118で接
合されている。
【0040】(2−3)アルミ切断工程 分離後のダイス111はアルミの切片116がついてお
り、これを上記エア−ハンマ−で切断する。
【0041】(2−4)ポ−トホ−ルダイの分離工程 つぎにポ−トホ−ルダイ120のオス型121とメス型
122の分離であるが、通常、特別な装置を持たず、そ
のまま修正工程としての、か性ソ−ダ溶液に浸漬し、ア
ルミニウムの溶解後、分離している。分離は接合部にタ
ガネを入れハンマ−で叩いて行なっている。
【0042】(2−5)入庫、保管工程 ダイリング115、バッカ−114は、それぞれ所定の
保管設備まで運搬し保管する。
【0043】修正の終わったダイス111は、保管設備
まで運搬し、先に入庫したバッカ−114の保管されて
いる棚に入庫する。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来方法の問
題点を述べる。
【0045】(1)ダイスの運搬、保管設備への入出
庫、機械装置へのセット及び操作は、作業者自身が行な
い、とくに押出し後のダイスは高温であり、その作業は
危険を伴い、熟練を要し、多大な時間と労力を要する。
【0046】(2)製品の多様化に伴う多品種、小量生
産に対する物流量の増加に対し、金型マテハンの対応が
遅くなってきている。また、作業ミスのため誤つたダイ
スを押出し機へ払い出す事態が発生していた。
【0047】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の問題を解
決し、金型マテハン作業を自動化したシステム設備を提
供するものである。
【0048】本発明の成形用金型の組立て、分解、保管
システムは、成形用金型を構成するダイス等を、それら
の保管手段から搬送収集して、成形用金型を組み立てる
組立て手段と、組み立てられた成形用金型をダイス等の
構成に分解する分解手段と、これら分解されたダイス等
を、前記保管手段に搬送分散する搬送手段と、を備える
ことを特徴とする。
【0049】また、本発明の成形用金型の組立て、分
解、保管システムは、成形用金型を構成するダイス等
を、それらの保管手段から搬送収集する搬送機と、これ
ら搬送収集してきたダイス等にて成形用金型を組み立て
る組立て機とを備える組立て手段と、組み立てられた成
形用金型を、ダイス等の構成の分解ごとに搬送する搬送
機と、搬送されてくる成形用金型を、ダイス等の構成ご
とに分解する分離機とを備える分解手段と、この分解手
段にて分解されたダイス等を、ダイス等の構成ごとに当
該分解手段から前記保管手段に搬送分散する搬送手段
と、を備えることを特徴とする。
【0050】さらに具体的には、前述の問題を解決する
ために、下記の特徴を有するシステム設備の発明を行っ
た。
【0051】組立作業において、ダイス等を保管設備よ
り組立て機内へ搬送し裁置する搬送機と、ダイス等の組
立て機とを有し、これにより組立て作業における金型マ
テハンの自動化設備を得た。
【0052】分解作業において、各工程間のダイス等を
搬送し載置する搬送機と、各工程の作業を行なう装置か
らなる分解設備を有し、さらに、分解後のダイス、バッ
カ−、ダイリングを、保管設備の所定の場所に入庫する
ために、分解設備と保管設備間のダイス等の金型工具搬
送を行う設備を有し、これにより分解作業における金型
マテハンの自動化設備を得た。
【0053】
【作用】したがって本発明によると、ダイス等の運搬、
保管設備への入出庫、機械装置へのダイス等のセット、
ならびにこれらの操作などは、コンピュ−タ管理ができ
るようになって、自動化できるため、作業の危険を低減
できると共に、作業の熟練が軽減される利点があり、結
果として、多大な時間と労力を節約できることになる。
加えて、製品の多様化に伴う多品種、小量生産に対する
物流量の増加に対応できることになり、また、作業ミス
のため、誤つたダイスを押出し成形機へ払い出すといっ
た事態を、未然に防止できることになる。
【0054】
【実施例】以下に本発明を、その実施例について、添付
の図面を参照して説明する。
【0055】まず、本発明の特徴的構成を、大きく、組
立保管の設備と分解設備と分けて、概略的に説明する。 (1)組立保管設備 (1−1)本発明実施例の概略平面図である図1に示す
ように、組立保管設備は保管手段1、組立て手段2によ
りなる。
【0056】金型の保管を行う保管手段1は、ダイス・
アッセンブリー110およびダイリング115を、パレ
ット140上に積載して保管する保管棚10、及び、ダ
イス111、バッカ−114を同様に保管する保管棚1
1から成る。
【0057】金型の組立てを行う組立て手段2の概略側
面図を、図10に示す。組立て手段2は、組立て機21
と、ダイス・アッセンブリー110及びダイリング11
5を搬送する搬送機22と、ダイス111及びバッカ−
114を搬送する搬送機23とを有する。
【0058】搬送機22は、図11に示される。搬送機
22は、ダイス・アッセンブリー110あるいはダイリ
ング115を把持する把持部22aを有し、把持部22
aは、図中のX−Xの視図で示すように、ダイリング1
15等をどちらの方向でも把持できる形状であり、駆動
部であるボ−ルネジ22cおよび、モ−タ22bを有す
る。
【0059】搬送のための装置として、リフタ−22
d、レ−ル22g上を走行して搬送され、さらに、X−
X方向に対して移動するための駆動部である、ボ−ルネ
ジ22eおよびモ−タ22fを有する。これは、図13
のように、ダイリング115を、組立て機21の架台2
1a、21bを避け、定位置にセッティングするための
調整装置である。
【0060】搬送機23は、図12に示される。搬送機
23は、把持部23a、23bが2対あり、ダイス11
1、バッカ−114を把持するための把持部23a、な
らびにポ−トホ−ルダイ120のオス型、メス型を把持
するための把持部23bがある。ポ−トホ−ルダイ用の
把持部23bは、その厚さが薄くしてある。
【0061】この把持部の駆動機構たるボ−ルネジ23
c、モ−タ23d、リフタ−23eを有し、レ−ル23
hは、搬送機22と共通である。また、X−X方向移動
のためのボ−ルネジ23f、モ−タ23gを有する。
【0062】組立て機21は、図13に示される。組立
て機21は、ダイリング115の受け架台21a、バッ
カ−付きダイス111の受け架台21b、ダイス、バッ
カ−押し込み用の油圧シリンダ21dを有する。
【0063】さらにダイリング115およびダイス11
1、バッカ−114の大きさ、すなわち外径の異なるも
のに対応のため、各架台21a、21bは、図示略のジ
ャッキにより、上下調整できるようになっている。
【0064】図14ならびに図15に示されるように、
保管手段1より組立て手段2へのダイス111等の搬送
は、保管手段1に付属したスタッカ−式のクレ−ン1
2、13、および、自走台車14、15により行われ
る。
【0065】すなわち、スタッカ−式のクレ−ン12、
13は、ア−ム12aにより保管棚10、11のパッレ
ト140を取出し、自走台車14、15のパッレト載置
部14aに載置する。
【0066】自走台車14、15は、レ−ル14a上を
走行し、ダイス111等の搬送を行う。なお、自走台車
14、15は、コンベア等であってもよいことは、勿論
である。
【0067】(1−2)本発明の特徴は、この保管手段
1と組立手段2とにより、金型の組立工程および保管設
備への入出庫作業が、自動的に行える事である。
【0068】これを、図16の金型組立のフロ−図によ
り、金型の流れと作業工程とによって説明する。
【0069】ダイリングの組立て機への搬入 1)ダイリング115は、スタッカ−式のクレ−ン12
と自走台車14、15により、移載のポイント14a、
15aで引継ぎ、移載の位置14b、15bまで搬送さ
れる。 2)つぎに、組立手段1にある搬送機22により、パレ
ット140上のダイリング115を、たとえば、移載の
位置14bの位置から組立て機21内の所定位置へ搬送
し載置する。
【0070】ダイス、バッカ−の組立て機への搬入 1)ダイス111およびバッカ−114は、1セットで
同一の棚のパレット140に保管されていて、スタッカ
−式のクレ−ン13とコンベア16により移載位置16
bまで搬送される。
【0071】なお、ここで、保管手段1におけるダイス
搬送用のコンベア16を、図17により説明する。これ
は、スタッカ−式のクレ−ン13との移動のための架台
16aと、組立て手段2の搬送機23との移載のための
ジャッキ16bとを有する。架台16aは、パレット1
40と搬送機23の把持部23aとの干渉を防ぐためで
あり、把持部23aが一定の高さまで下降し、これをむ
かえに行く形でダイス等の形状に合わせ上下高さが調整
される。2)搬送機23によりダイス111、バッカ−
114を組立て機21内の所定位置へ搬送し載置する。
【0072】組立て工程 1)ダイリング115、ダイス111、バッカ−114
がそれぞれセットされたら、油圧シリンダ21c、21
dの駆動により、ダイス・アッセンブリー110に組立
てられる。このときの組立て機21の状態を図13に示
す。
【0073】ダイス・アッセンブリーの入庫 1)ダイス・アセンブリーは、搬送機22により、14
bの位置にあるパレット140上に載置され、先の経路
とは逆に、自走台車14とスタッカ−式のクレ−ン12
により、保管棚10の所定位置に置かれる。 2)ここで保管棚10においてのみ、自走台車14、1
5を2台設けたのは、この作業を連続して行うためであ
る。つまり、一方の側でパッレト140が、ダイス・ア
ッセンブリー110を受け取るまで待機する間に、一方
の側でつぎの組立てに用いるダイリング115を搬送す
る。 (1−3)ここで、以上の構成の要点をまとめる。
【0074】保管手段と組立て手段との間のダイス等の
物流を、スタッカ−式のクレ−ン、自走台車および搬送
機により引継ぎ自動的に行う事。
【0075】形状の異なるダイス等に対し、高さが自動
的に調整できる架台を有し、かつ所定位置にダイス等が
載置されたら、自動的に組立てできる組立て機と、この
組立て機へのダイス等の載置を自動的に行う搬送機によ
り、組立て作業を自動的に行う事。 (2)分解設備 (2−1)本発明の概略平面図である図1に示すよう
に、分解設備は、分解手段3、搬送手段4、5を有し、
搬送手段5は、図示略の押出し成形機より押出し完了後
のダイス・アッセンブリーを、分解手段3まで搬送す
る。なお、図中央の51は、自走台車である。また、搬
送手段5は、押出し成形機の金型交換設備に関するもの
であり、たとえば、特願平3−51142に記載された
搬送ラインを分岐させて行なう。図18に、金型の分解
を行なう分解手段3の概略な側面図を示す。分解手段3
には抜取り機30、バッカ−114の分離作業を行うバ
ッカ−分離機31、アルミ切断作業を行う切断機32、
ならびに、ポ−トホ−ルダイ120のオス、メス分離作
業を行う分離機33を有する。
【0076】また、ダイス・アッセンブリー110およ
びダイリング115を搬送する搬送機35、ダイス11
1およびバッカ−114を搬送する搬送機36、ダイス
111を搬送する搬送機37を有する。
【0077】抜取り機30は、図19に示される。図に
示すように、抜取り機30は、ダイリング受けの架台3
0a、ダイス、バッカ−受けの架台30b、ダイリング
の受け30c、ダイス、バッカ−抜き取り用の油圧シリ
ンダ30d、バッカ−等の倒れ防止用の油圧シリンダ3
0eを有する。
【0078】なお、金型の形状の違いに対応するため、
各受けの架台30a、30bは、上下に調整できるよう
になっている。
【0079】バッカ−分離機31は、図20に示され
る。バッカ−分離機31は、金型の形状の違いによっ
て、上下調整できる機能を持った受け用の架台31a、
ダイス111の側面を把持する把持部31b、バッカ−
114の側面を把持する把持部31c、把持部31a、
31bを移動させるための油圧シリンダ31dを有す
る。
【0080】切断機32は、図21に示される。アルミ
切片の切断機32は、搬送機36より、ダイス111を
受け取る際、ダイス111の形状の違いによって、上下
調整できる機能を持った受け用の架台32a、ダイス1
11を回転させるための受け用の架台32b、切断位置
32P2までダイス111および受け架台32bを搬送
させるレ−ル32c、ダイス111の下側をささえる油
圧ジャッキ32d、ダイス111の上側を押さえる油圧
ジャッキ32e、油圧シリンダにより上下できる切断刃
装置32f、この切断刃装置32fを左右に移動可能な
ガイドレ−ル32gを有する。
【0081】なお、受け用の架台32bにダイス111
を回転する機能を設け、切断刃装置32fの左右移動の
ためのガイドレ−ル32gを設けたのは、切断の際、ダ
イス111に付いているバッカ−114の接合ピン11
8(図4を参照)を避けるためである。
【0082】また、受け架台32a、32bが2種類あ
るのは、図18に示されるように、搬送機36との干渉
により、直接に架台32b上へおろさせないためであ
る。
【0083】分離機33は、図22に示される。図に示
す様に、ポ−トホ−ルダイ120の分離機33は、図5
のメス型ダイス溝123を把持する爪33a、および、
これを駆動させる内部を楕円状に四方向くりぬいた駆動
板33d、オス型ダイス溝124を把持する爪33c、
駆動板33dを分離するための油圧シリンダ33eを有
する。
【0084】なお、搬送機35は、図11に示される搬
送機22に類似するため、その説明を省略する。また、
搬送機36ならびに搬送機37は、図12に示される搬
送機23に類似するため、それぞれ説明を省略する。
【0085】さらに分解手段3は、図1に示される様
に、分解されたダイリング115、ダイス111、バッ
カ−114を、保管手段1まで搬送する搬送手段4を有
する。
【0086】搬送手段4には、分解手段3と保管手段1
との間のダイス111等を搬送するための自動搬送車4
0(図23)、分解手段3と自動搬送車40とのダイス
111等の引継ぎを行なう、ダイリング用の搬送コンベ
ア41(図24)、バッカ−用の搬送コンベア42(図
25)を有し、分解手段3よりダイス111を、系外へ
出すための搬送コンベア43(図25)、修正完了のダ
イス111を自動搬送車40に引き継ぐための搬送用の
コンベア44(図26)を有し、自動搬送車40よりダ
イス111、バッカ−114を引継ぎ保管棚11へ入出
庫させるためのル−プ型のコンベア45(図27)を有
する。
【0087】ダイリング搬送払出用のコンベア41を、
図24を参照して説明する。ダイリング115の向きを
90゜回転させる回転機41aを有する。これは、図1
8に示すように、図示略の押出し成形機から払い出され
たダイリング115の向きと、抜取り機30への搬入の
向きが異なるため、また保管棚10へ入庫する際の向き
を変える必要のためである。
【0088】ダイス、バッカ−搬送用のコンベア42、
43を、図25にて説明する。これは、搬送機36、3
7の把持部22a、22bとの干渉を防ぎ、パレット1
40への移載のためのジャッキ42aを有する。
【0089】ダイリング入庫用のル−プなコンベア45
を、図27にて説明する。自動搬送車40により、パレ
ット140を受け取り、コンベア45d上を走行し、位
置45aまで搬送される。位置45aで、組立て手段2
の搬送機22により、ダイリング115は移載される。
レ−ル45f上を移動するコンベア45e上を空パレッ
ト140は搬送され、さらにコンベア45gにより位置
45cまで搬送されて、自動搬送車40により回収され
る。
【0090】ダイス、バッカ−入庫用のコンベア17
を、図28、図29により説明する。回転テ−ブル17
cを有し、自動搬送車40よりダイス等を積載したパレ
ット140を、スタッカ−クレ−ンのア−ム13aとの
取り合いのためのリフタ−17dを有する。 (2−2)本発明の特徴は、分解手段3と搬送手段4と
により、金型の分解工程、および、保管設備への搬送等
のマテハン作業が自動的に行なえることである。
【0091】これを図30の金型分解のフロ−図によ
り、金型の流れと作業工程によって説明する。
【0092】押出し完了ダイスの受取り ダイス・アッセンブリー110は、図示略の押出し成形
機から、搬送手段5により自走台車51に移載され、自
走台車51により移載位置51bまで搬送される。
【0093】抜取り工程 1)図11の搬送機35によりダイス・アッセンブリー
110は、抜取り機30内の所定位置へ搬送し載置され
る。 2)抜取り作業は、油圧シリンダ30dでダイス11
1、バッカ−114を押し進める事により行われる(図
19)。
【0094】バッカ−分離工程 1)バッカ−114付きのダイス111は、抜取り機3
0から搬送機36により、バッカ−分離機31内の所定
位置へ搬送し載置される。 2)ダイス111、バッカ−114を受け架台31aに
載置した後の、バッカ−分解作業は、つぎの工程により
行われる。イ)図20の把持部31aでバッカ−114
の側面を把持する。ロ)油圧シリンダ31dを前進させ
て、ダイス111を把持できる位置まで前進させ、到達
したら、把持部31bがダイス111の側面を把持す
る。ハ)ダイス111を把持したまま油圧シリンダ31
dを後退させ、ダイス111とバッカ−114を分離す
る。ニ)把持部31b、31cを開き、油圧シリンダ3
1dは最後端まで後退し、作業が完了する。
【0095】切断工程 1)ダイス111は、図18の搬送機36により、アル
ミ切片の切断機32の所定位置32P2(図21)へ、
搬送し載置される。 2)ダイス111を受け架台32aに載置した後の、ア
ルミ切片の切断作業は、下記の工程により行なわれる。
イ)受け架台32aが下降し、ダイス111は受け架台
32bに乗る。ロ)ダイス111を位置32p2まで移
動し、油圧ジャッキ32d、32eによりダイス111
を固定。ただし、ダイスのピン118が切断刃と衝突す
る場合は、ダイス111を回転させて調整する。ハ)切
断刃を下降させて切断する。一度できれない場合は、切
断刃装置32fをスライドさせて行なう。ニ)切断後の
ダイス111は、位置32p1まで戻す。
【0096】ダイス分離工程 1)切片切断の終わったダイス111について、図5の
ソリッドダイ130の場合、図18の搬送機37によ
り、コンベア43の位置43aに載置されて、位置43
bまでコンベア搬送され、位置43bより、たとえば、
図示略のホイストクレ−ンにより、系外に出し修正工程
まで運搬される。 2)ポ−トホ−ルダイ120の場合は、ダイス111の
オスメスの分離機33の所定位置(図22のダイス位
置)まで搬送し、把持した状態で停止さす。このとき、
ポ−トホ−ルダイ120には、分離用の溝が掘ってある
が(図5)、搬送機37のダイス把持部の爪は、この溝
と溝の間を把持するか、少なくとも、メス型ダイス溝に
かからないように把持する。 3)分離作業は、つぎの工程により行われる。イ)搬送
機37のダイス把持部を前方向に移動し、ポ−トホ−ル
ダイ120のメス型の溝を、分離機33の爪33aの中
心にもってくる。ロ)爪33aを閉じてゆき、メス型の
溝を把持する。ハ)搬送機37は、ポ−トホ−ルダイ1
20を離し上昇する。ニ)油圧シリンダ33eを前進さ
せ、爪33cをダイスのオス型の溝の中心にもってき
て、爪33cを閉じ、オス型の溝を把持する。ホ)油圧
シリンダ33eを後退させ、オス型121とメス型12
2を分離する。ヘ)搬送機37が下降し、これらダイス
を把持する。ト)爪33cを開き、油圧シリンダ33e
を後退端まで後退させる。チ)搬送機37のダイス把持
部を後方向に、ダイスと爪33aが干渉しない所まで移
動する。リ)分離機33よりダイスを排出し、上記1)
の工程と同様な方法により、修正工程まで運搬される。
【0097】入庫 1)抜取り作業によって、発生したダイリング115
は、図30の経路115Aにより、保管棚10へ入庫さ
れる。
【0098】抜取り機30から、搬送機35を介して、
コンベア41の位置41аのパレット上に、位置41а
から位置41bまでコンベア搬送し、自動搬送車40に
て、コンベア45の位置45bに、位置45bから位置
45aまでコンベア搬送し、搬送機22を介して、位置
14b上のパレットに、さらにスタッカ−クレ−ン22
を介して、保管棚10に入庫する。
【0099】なお、位置45aの空パレットは、位置4
5cより受け取り、逆の経路で位置41aまで搬送す
る。
【0100】また、位置14b上のパッレトは、あらか
じめ保管棚10より、位置14b上まで持ってきてお
く。 2)バッカ−の分離作業により発生したバッカ−114
は、図30の経路114Aにより、保管棚11へ入庫さ
れる。ただし、位置42aには、保管棚11に用いられ
るパレットがセットされている。
【0101】バッカ−分離機31から、搬送機36を介
して、コンベア42の位置42aのパレット上に載置、
位置42aから42bまでコンベア搬送、自動搬送車4
0を介して、コンベア17の位置17bに、位置17b
から位置17aまでコンベア搬送、スタッカ−クレ−ン
12を介して、保管棚11に入庫する。
【0102】なお、空パレットは、保管棚11から、逆
経路で位置42aまで搬送する。 3)修正工程の終わったソリッドダイス130、ポ−ト
ホ−ルダイス120は、バッカ−114の経路114A
とほぼ同じで、図30の経路111Aにより、保管棚1
1へ入庫される。
【0103】搬送コンベア44の所までダイスを運搬す
る。保管棚11内の当該ダイスと対となるバッカ−が入
庫されているパレットを、スタッカ−クレ−ン13、コ
ンベア17、自動搬送車40により、コンベア44まで
搬送する。 (2−3)ここで、構成要件をまとめる。
【0104】分解手段における抜取り作業工程に関し、
形状の異なるダイス等に対し、高さが自動的に調整でき
架台を有する抜取り機に専用運送機でダイス・アッセン
ブリーを搬送し載置することにより、抜取り作業を自動
的に行ない、さらに同様な方法で、バッカ−分離作業、
アルミ切片切断作業、ポ−トホ−ルダイスの分離作業を
行ない、分離作業工程の一連の工程を自動的に行う事。
【0105】上記の分解手段から払い出されるダイス、
バッカ−を分解手段内に設置した専用搬送機、及び、コ
ンベアと自動搬送車により保管手段まで搬送し、保管手
段のコンベア、スタッカ−クレ−ンにより保管手段への
入庫を自動的に行い、ダイリングを同様に、組立手段ま
で搬送し組立手段の搬送機および、保管手段の自走台
車、スタッカ−クレ−ンにより保管手段への入庫を自動
的に行う事。
【0106】
【発明の効果】以上のようになる本発明は、ダイス等の
運搬、保管設備への入出庫、機械装置へのダイス等のセ
ット、ならびにこれらの操作などは、コンピュ−タ管理
ができるようになるため、大幅に自動化できることにな
って、成形金型の組み立て、分解、搬送作業の危険性を
大幅に低減できる効果があると共に、これら作業の熟練
度も大幅に軽減される効果がある。
【0107】いいかえると、多大な時間と労力を節約で
きる効果があり、加えて、製品の多様化に伴う多品種、
小量生産に対する物流量の増加に対応できる効果があ
る。また、作業ミスのため、誤つたダイスを押出し成形
機へ払い出すといった事態を、未然に防止できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の概略的な平面図であ
る。
【図2】ダイス・アッセンブリーの断面図である。
【図3】ダイス・アッセンブリー組立工程の概略図であ
る。
【図4】ダイス・アッセンブリー組立分解の概略図であ
る。
【図5】ダイスの種類の構造図である。
【図6】パレットの斜視図である。
【図7】ダイス等の物流を説明する図である。
【図8】従来装置による組立て機の側面図である。
【図9】従来装置による抜取り機の側面図である。
【図10】本実施例に使用される組立て手段の側面図で
ある。
【図11】本実施例に使用されるダイリング等のための
搬送機を示す側面図と正面図である。
【図12】本実施例に使用されるダイス等のための搬送
機を示す側面図と正面図である。
【図13】本実施例に使用される組立て機の側面図であ
る。
【図14】本実施例に使用されるスタッカー式クレ−ン
と自走台車の平面図である。
【図15】本実施例に使用されるスタッカー式クレ−ン
と自走台車の側面図である。
【図16】本実施例の金型の組立フロ−を示す平面図で
ある。
【図17】本実施例に使用されるダイス搬送用のコンベ
アを示す側面図と正面図である。
【図18】本実施例に使用される分解手段の側面図であ
る。
【図19】本実施例に使用されるダイス、バッカ−の抜
取り機の側面図である。
【図20】本実施例に使用されるバッカ−分離機の側面
図である。
【図21】本実施例に使用されるアルミ切片の切断機を
示す側面図と平面図である。
【図22】本実施例に使用されるポ−トホ−ルダイの分
離機33を示す側面図である。
【図23】本実施例に使用される自動搬送車の平面図と
側面図である。
【図24】本実施例に使用されるダイリング搬送払出用
のコンベアと、自動搬送車とを示す側面図である。
【図25】本実施例に使用されるダイス、バッカ−搬送
用のコンベアを示す側面図と平面図である。
【図26】本実施例に使用される修正完了ダイス入庫用
のコンベアを示す平面図である。
【図27】本実施例に使用されるダイリング入庫用のコ
ンベアを示す平面図である。
【図28】本実施例に使用されるダイス、バッカ−入庫
用のコンベアを示す平面図である。
【図29】図28のコンベアの部分側面図である。
【図30】本実施例の金型の分解フロ−を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 保管手段 2 組立て手段 3 分解手段 4、5 搬送手段、 21 組立て機 22、23 搬送機 30 抜取り機 31 バッカ−分離機 32 切断機 33 分離機 35、36、37 搬送機 40 自動搬送車 41、42、43 コンベア。
フロントページの続き (72)発明者 久湊 悟司 富山県新湊市西新湊7−8 (72)発明者 中野 泰夫 富山県射水郡小杉町栄町1332−4 (72)発明者 大窪 武志 富山県東砺波郡福野町川除新103 (72)発明者 佐々木 均 富山県高岡市麻生伸町5515−30 (72)発明者 日高 洋志 富山県富山市粟島1−2

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形用金型を構成するダイス等を保管す
    るための保管手段(1)、それらの保管手段からダイス
    等を搬送収集して成形用金型を組み立てる組立て手段
    (2)、組み立てられた成形用金型をダイス等の構成要
    素に分解する分解手段(3)、前記保管手段からダイス
    等を搬送収集し、または分解されたダイス等を前記保管
    手段に搬送分散する搬送手段(4,5)を備えて金型マ
    テハンが自動化されていることを特徴とする成形用金型
    の組立て、分解、保管システム。
  2. 【請求項2】 ダイス・アッセンブリーまたはダイリン
    グをパレット上に積載して保管する保管棚(10)と、
    ダイス、バッカーを同様に保管する保管棚(11)とを
    有してなる保管手段(1)、組立機(21)と、ダイス
    ・アッセンブリー及びダイリングを搬送するための搬送
    機(22)と、ダイス及びバッカーを搬送するための搬
    送機(23)とを有してなる組立手段(2)、ダイリン
    グからダイスとバッカーの結合体を抜き取るための抜取
    機(30)、バッカーの分離作業を行なうバッカー分離
    機(31)、アルミ切断作業を行なう切断機(32)、
    ポートホールダイのオス、メス分離作業を行なう分離機
    (35)、ダイス及びバッカーを搬送する搬送機(3
    6)、及びダイスを搬送する搬送機(37)を有してな
    る分解手段(3)、分解されたダイリング、ダイス、バ
    ッカーを保管手段(1)まで搬送する搬送手段(4)、
    ダイス・アッセンブリーを分解手段(3)に搬送する搬
    送手段(5)を有してなる自動化された金型マテハンを
    有することを特徴とする成形用金型の組立て、分解、保
    管システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02115357A (ja) * 1988-10-24 1990-04-27 Honda Motor Co Ltd バッチ浸炭炉の炉休処置方法
JP2011198744A (ja) * 2010-02-26 2011-10-06 Keihin Rika Kogyo:Kk 蓄電池の分解方法およびそのための蓄電池の分解装置ならびにそのための蓄電池および蓄電池の製造方法および蓄電池製造用の容器本体

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