JPH0751052Y2 - サウナブース - Google Patents

サウナブース

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JPH0751052Y2
JPH0751052Y2 JP6113290U JP6113290U JPH0751052Y2 JP H0751052 Y2 JPH0751052 Y2 JP H0751052Y2 JP 6113290 U JP6113290 U JP 6113290U JP 6113290 U JP6113290 U JP 6113290U JP H0751052 Y2 JPH0751052 Y2 JP H0751052Y2
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JP
Japan
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switch
ceiling
booth
room
panel
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JP6113290U
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Inventor
茂 榊原
貴司 安尾
淳 田所
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、サウナ機能を備えたサウナブースの改良に
関するものである。
(従来技術及びその課題) 従来、ブースの天井上面に電気機器等を配設する場合、
電気機器用の配線が天井面に露出して見栄性が悪化する
という問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、天井面の見栄性を向上させ配線の保護が良好化する
サウナブースを提供せんことを目的とし、その要旨は、
天井上面に電気機器が配置されてなるサウナブースにお
いて、天井部材には配線用の開口が形成されているとと
もに、天井上面には、該開口を覆蓋し得る前記電気機器
に取付可能なカバー板が設けられていることである。
(作用) サウナブースの天井上面に電気機器を配置させる場合、
この電気機器用の電気配線を天井部材に形成された開口
を通し良好に行なうことができ、かつこの開口は天井上
面に設けられるカバー板により良好に覆蓋されて、開口
を通し上方より埃等がブース内に侵入することがなく、
かつカバー板は開口及び配線を良好に隠し、天井周辺の
見栄性を向上させることができる。しかもカバー板は天
井上面に設置された電気機器に簡易に取り付けて設置す
ることができ、電気機器をも保護することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本例サウナ付シャワーブースの開放状態の斜視
構成図であり、第2図はサウナ付シャワーブースに備え
られる各種機器及び配管等の概略構成図である。
図において、本例サウナ付シャワーブース1は、内部で
シャワー及びサウナが可能に構成されており、パネル材
にてブース2が箱状に形成され、ブース2の底部はFRP
で造形された床パンPとなっており、この床パンP上に
第3図に断面拡大図で示すように、内パネル3と外パネ
ル4の二重構造からなるパネル材が配設され、内部に室
内空間11を形成している。又、第3図における内パネル
3と外パネル4間は中空空間Sとなっており、この内部
には断熱材を配設することができ、断熱材により室内空
間11の保温性が良好なものになる。尚、内パネル3はFR
Pで防水性が確保されて造形されており、前記外パネル
4は表面側が化粧仕上げされた塩ビ鋼板で構成されてい
る。又、断熱材を部分的に無くして、内パネル3と外パ
ネル4間の空間S内にコード,ダクト等を配設すること
ができ、電気配線,水配管等をこの空間Sを利用して行
なうことができる。
尚、内パネル3の上端には天井パネルTが載置されてお
り、この天井パネルTは上面が開口され、FRP等にて形
成されたものであり、天井パネルT内には断熱材5が内
装されており、この断熱材5により天井部の断熱性が向
上されたものとなっている。この断熱材5はウレタン等
の発泡樹脂材を用いることができる。特に室内11の天井
部は高温となるため、天井パネルTに断熱材5を内装さ
せたことによりブース内の断熱性能が極めて良好化され
る。
天井パネルTの周縁部にはスポンジ等のパッキン材Kが
周設されており、このパッキン材Kの外側に前記外パネ
ル4が配設される。即ち、先ず、内パネル3が方形状に
組み付けられた後に、前記天井パネルTがその上端部に
載置され、その後にパッキン材Kを介し外周側に外パネ
ル4が組み付けられてブース1が形成される。このよう
にパッキン材Kを用いたことにより、組み付け時に寸法
誤差が生じていてもこのパッキン材Kにより寸法誤差を
良好に吸収して良好なブース1の建付状態を得ることが
でき、且つ、空間S内を通り上昇する熱気等の漏れをパ
ッキン材Kにより防いで断熱性能をより向上させること
ができる。
又、シャワーブース1の四隅のコーナー部にはそれぞれ
コーナーポスト6が立設されており、この各コーナーポ
スト6は第4図に断面拡大図で示すように、コーナー部
に沿った湾曲状に形成されて床パンP上に立設されたも
のであり、各コーナーポスト6は基板部6aと、この基板
部6aの外側に着脱可能に覆蓋されるカバー板7とにより
構成されており、基板部6aの内側よりビス10,10を打ち
込んで前記内パネル3と一体状に基板部6aを連結させた
後に、カバー板7を外側より覆設することができる構造
となっている。又、基板部6aの室内側には貼着状に断熱
性を有する樹脂材からなる断熱板9が配設されており、
この断熱板9によりコーナー部の保温性が確保されてい
る。又、この断熱板9により暖かい触感が得られるもの
となっている。
尚、コーナーポスト6の内部には空間Sが形成されるた
め、この空間Sを利用してその内部に電気配線,ダクト
配管等を行なうことができ、コード,ダクト等をコンパ
クトに空間S内に配設することができる。
さらに第5図に示すような断面構造のコーナーポスト6
とすることもでき、このようなコーナーポスト6におい
ては、基板部6aの内側に断面円筒状の円柱部6bを一体形
成したものであり、この円柱部6b内にも空間Saが形成さ
れるため、この空間Saをも利用してコード,ダクト等を
良好に配設することができる。
尚、このような構造では空間Sa内にダクト配管又は水配
管を行ない、外側の空間S内には電気配線を行なって、
水配管と電気配線を分離することができ、電気配線に水
等がかかることのない良好な配設状態を得ることができ
る。又、空間Sa及びS内はシールして断熱状態を良好に
確保することができるため、内部に配設されるダクト等
からの熱の放出が少なくなり、熱効率がより良好なもの
となる。
尚、第6図には、前面側のコーナーポスト6の側方に配
設されるドア56の要部断面図を示すが、このドア56は中
央部で折り畳むことのできる折り戸式に形成されてお
り、ドア56は、連結部56aに設けられた軸56b,56bにそれ
ぞれ両側のドア板56c,56cが回動可能に支持されたもの
であり、連結部56aを中心として両側のドア板56c,56cを
折り畳んで開閉し得るものとなっている。ドア板56cの
先端部にはU字状の断面に形成されたパッキンRが設け
られており、このパッキンRがコーナーポスト6の端部
に縦設されたアルミ製のドア枠DPに当接されるものとな
っている。即ち、ドア56を閉める時には、ドア枠DP側へ
ドア板56cが押圧されるため、パッキンRがドア枠DPに
押し付けられて、パッキンRによりブース内の断熱性が
確保される。又、サウナ使用時にブース2内は高温とな
りドア枠DP等に反りが生ずることがあるが、ドア板56c
及びパッキンRが強固に押し付けられているためパッキ
ンRがドアの反りの抵抗ともなり反りの発生が防止され
ることとなり、熱,水,蒸気の漏れを防ぐとともに、ド
アの反りをも良好に防ぐ効果がある。
尚、ブース2内の室内空間11の下面側には使用者が着座
可能に座席部8が形成されており、この座席部8は床パ
ンPに一体で形成されたものである。
この座席部8の上面には凹み状の凹部8aが形成されてお
り、この凹部8a内に着脱可能に座布団を収納させること
ができるものとなっている。凹部8aの前部部位は水切用
の開口8bとなっており、凹部8a内に水滴が付着した時に
も、この開口8bを通し前側へ水滴を自然に排出させるこ
とができるものとなっている。この凹部8a内に置くこと
のできる座布団としては、例えば内部にゲル状をなす物
質を封入した水枕状のもの、又は浮き袋状のクッション
性を有する座布団が有効であり、その他、砂袋等をこの
凹部8a内に収納させても良く、このような座布団上に使
用者が腰掛け、サウナ使用時における尻の苦痛を良好に
防止することができる。
このように凹部8aを座席部8の上面に形成したことによ
り、凹部8a内に収納されるクッションが滑ることがな
く、クッションは容易に取り変えることができ、清潔に
維持することが可能である。
室内11の座席部8の側面側には、下方に吹出口19が形成
されており、その上方には水栓14が配設され、さらにそ
の上方にはシャワー水温調節用の温調コック15が配設さ
れ、さらにその上方に内操作パネル16が配設されてお
り、さらにその上方にフレッシュエア吹出口63が形成さ
れており、さらに上部部位に吸込口18が形成されてい
る。又、吹出口19の下部には吐湯口73が形成されてい
る。又、給湯管21は電磁弁74を介し前記吐湯口73とも連
通されている。
前記水栓14にはシャワーホース13を介しシャワーヘッド
12が接続されており、このシャワーヘッド12からシャワ
ー水を噴出させて室内11でシャワーを行なうことができ
るものとなっている。
前記水栓14及び温調コック15は、第2図及び拡大した第
7図(イ)で示すように、内パネル3の裏側で配管20に
より接続されており、さらに第7図(ロ)に側面で示す
ように、配管20には分岐栓17が接続され、この分岐栓17
には外部の給湯器等に接続された給湯管21が接続されて
いる。又、給湯管21は電磁弁74を介し前記吐湯口73とも
連通されている。
尚、これら配管20,給湯管21,分岐栓17等は前述した内パ
ネル3と外パネル4間の空間S内に配設されている。
前記分岐栓17からは分岐状に分岐管47が接続されてお
り、この分岐管47は電磁弁48を介し蒸気発生器37に連通
されたものとなっている。
蒸気発生器37は前記座席部8の下部空間に配設されたも
のであり、第8図に略図で示すように、座席部8を形成
する床パンPの下面側に収納され、設置床面F上に、皿
状に形成された防水パン71を介し設置されており、防水
パン71により結露水等の床面Fの流出が防がれている。
この防水パン71は蒸気発生器37の下面に固定させたもの
であっても良い。
尚、本例においては、前述した如く第7図に拡大図で示
すように、水栓14及び温調コック15の上部に内操作パネ
ル16が配設されており、水関係機器の上部に電気機器が
配設されたものとなっており、水栓14等から漏水した時
にも内操作パネル16等の電気機器に故障が生じないよう
に配慮されている。
前記蒸気発生器37は、第2図に示すように、座席部8の
下面に直接固定具等を介し取り付けておくこともできる
ものであり、前述した分岐管47を通し内部に給水するこ
とができ、給水を溜めることのできる容器37Aの底側に
超音波発振器52が配設された構造となっており、この超
音波発振器52より発せられる超音波により内部の水Wを
霧化させ蒸気を発生させることができる。又、容器37A
の底部には電磁弁50を備えた排水管49が連通接続されて
おり、水Wを外部に排出可能となっている。又、容器37
Aの上部部位にはヒーター46が配設されており、ヒータ
ー46により蒸気発生器37内の空気を暖めることができる
構造となっている。
即ち、蒸気発生器37には、導入口44と対向状に開口45が
形成されており、導入口44にはダクト41が接続され、ダ
クト41の上部のブロア36にはダクト39が接続され、この
ダクト39は前述した吸込口18に接続されたものとなって
いる。又、前記開口45には可撓性のダクト62が接続され
ており、このダクト62は前述した吹出口19に外側より接
続されたものとなっている。
従って、ブロア36が作動されることにより吸込口18から
室内11の空気がダクト39を通りダクト41に導かれ、ダク
ト41から空気は蒸気発生器37に導入されて、蒸気発生器
37内で発生した水蒸気が空気内に混入されるとともに、
ヒーター46により空気が加熱され、開口45からダクト62
を通り吹出口19より室内11に高温多湿の空気が吹き出さ
れる構造となっている。
尚、蒸気発生器37には前述した分岐管47を介し常に水W
が供給されており、連続的に超音波発振器52により水W
を霧化させて水蒸気を内部で発生させることができる。
第2図のように蒸気発生器37を座席部8の下面に直接取
り付けた場合には、ヒーター46の熱、及びダクト41,62
により循環される熱により、座席部8を良好に暖めるこ
とができるものであり、座席部8に着座する時に冷たさ
を感じることがなく良好な使用状態を得ることができ
る。
尚、座席部8を暖めるために、その他、座席部8の下面
に別途ヒーター装置を配置しても良く、又、座席部8の
下面側に保温用の温水タンクを別途設けて、座席部8を
別途加熱できる構成とすることができる。
又、前記フレッシュエア吹出口63には外部よりダクト64
が接続されており、ダクト64はシャワーブース1の天井
上部に設けられたダンパー装置65に接続されている。
又、シヤワーブース1の天井面には換気扇26が設けられ
ており、この換気扇26はダクト66を介しダンパー装置67
に接続されている。又、ダンパー装置67にはダクト68が
接続されている。
換気扇26が作動される時にダンパー装置67が開放され
て、ダクト68より室内11の空気を外部に排出させること
ができるものとなっており、又、ダンパー装置65を開け
てダクト64を介し外気をフレッシュエア吹出口63より室
内11側に吹き出させることができる構造となっている。
又、天井部には室内照明用の照明ランプ33が設けられて
おり、この照明ランプ33及び前記換気扇26及び前記ブロ
ア36,ヒーター46,超音波発振器52は前記内操作パネル16
に電気的に接続されており、さらに操作パネル16は天井
上部に配設されたコントローラ70に接続されている。こ
のコントローラ70内には制御機能を有するマイクロコン
ピュータ等が内蔵されており、さらにタイマー機能が内
蔵されたものとなっている。さらにこのコントローラ70
には外操作パネル22が電気的に接続されており、外操作
パネル22はシャワーブース1の外側から操作可能に前記
前方側のコーナーポスト6に配設されたものとなってい
る。
尚、天井上部のコントローラー70に対する配線は、天井
パネルTに穿設形成された開口Taを通して行なわれる
が、この開口Taの上部には第9図に略図で示すようにカ
バー板75が覆設されており、このカバー板75はコントロ
ーラー70に一体で取付可能なものとなっており、簡易に
コントローラー70に取り付けて開口Taを上部より覆蓋す
ることができ、ゴミ,埃等の侵入を防ぐとともに、配線
を良好に保護し、かつ配線を隠蔽させてブース上部の美
観を良好に向上させることができるものである。このカ
バー板75は金属板又は樹脂板等によりコントローラー70
側が開放された箱状に形成させておくことができる。
前記各種機器と前記コントローラ70との接続関係をブロ
ック図で第10図に示す。又、前述した内操作パネル16は
第11図に示すように種々のスイッチが一体状に配設され
たものとなっており、前記外操作パネル22は第12図に示
すようなスイッチの配置状態となっている。
第11図において、内操作パネル16には、スチームスイッ
チ23と温風スイッチ24とフレッシュエアスイッチ25が設
けられ、さらに非常停止スイッチ27及びそのリセットス
イッチ28が設けられ、さらに温度スイッチ29,30及びタ
イマースタートスイッチ31,表示切替スイッチ32が設け
られ、その側方にはLEDによる表示部34が一体状に配設
されている。又、シグナルランプ38a,38b,38cが設けら
れている。又、前記照明ランプ33を作動させるための照
明スイッチ56が一体状に配設されている。
前記各種スイッチにおいて、前記スチームスイッチ23を
ONすると、前記蒸気発生器37における超音波発振器52が
作動されて内部で水蒸気が発生され、同時にヒーター46
に通電されて、ヒーター46により加温されるものとなっ
ており、さらにその状態でブロア36が作動されるものと
なっている。従って、このスチームスイッチ23をONする
ことにより吹出口19から高温多湿の空気が室内11に吹き
出される。
又、前記温風スイッチ24をONすると、ヒーター46及びブ
ロア36が作動されて、吹出口19から温風が吹き出される
ものとなっている。この時には超音波発振器52は作動さ
れない。
又、前記フレッシュエアスイッチ25をONすると、前記換
気扇26が作動されて、この時にダンパー装置67及び65が
開き、ダクト64を介しフレッシュエア吹出口63から室内
11に外気が吹き出される。
又、前記非常停止スイッチ27をONすると、ヒーター46及
び超音波発振器52の作動が停止され、ブロア36と換気扇
26と照明ランプ33がON状態を継続する。従って、この非
常停止スイッチ27をONすることにより室内11への高温多
湿の空気の噴出はストップする。又、前記リセットスイ
ッチ28をONすることにより、前記非常停止スイッチ27に
よる非常停止状態が解除される。
又、前記温度スイッチ29は1回押す毎に温度設定値を徐
々に上昇させることができるものであり、前記ヒーター
46への通電電流を増大させることができる。又、温度ス
イッチ30は逆に1回押す毎に温度設定値を下げることが
できるものである。
又、前記タイマースイッチ31をONすることにより、内蔵
されたタイマーが作動して、所定時間経過後に前記ヒー
ター46及び超音波発振器52への通電が解除され、サウナ
機能を設定した時間後に解除させることができ、好みの
時間に合わせて室内11でスチームサウナを行ない得るよ
うに設けられたものである。
又、前記表示切替スイッチ32をONする毎に前記シグナル
ランプ38a,38b,38cの何れかに切り替えられて、前記タ
イマースイッチ31による設定時間を表示部34に表示させ
ることができ、さらに温度スイッチ29,30による設定温
度を表示部34に表示させることができ、さらに室内11の
温度を表示部34に表示させることができる。
このように表示切替スイッチ32をONして切り替えること
により、表示部34に種々の設定数値を表示させることが
でき、表示部34は1個で兼用することができるため、内
操作パネル16をコンパクトなものとすることができる。
尚、第12図における外操作パネル22には、運転スイッチ
53と乾燥スイッチ54と照明スイッチ55が配設されてお
り、運転スイッチ53をONすることにより、先ず電磁弁50
が開かれて蒸気発生器37内の水Wが排水され、その後に
電磁弁50が閉じられ、かつ電磁弁48が開かれて、分岐管
47を通し容器37A内に水Wが給水され、その後にヒータ
ー46及びブロア36が作動され、その後少しの時間をおい
て前記超音波発振器52に通電されて蒸気が発生されるも
のであり、このような制御は前述したコントローラ70に
より行なわれる。
尚、この時に電磁弁74が開かれて吐湯口73から40℃前後
の温水が室内11に噴出される。尚、吐湯口73の先端部は
絞られた構造となっており、温水は吐湯口73からシャワ
ー状又はミスト状に噴出され、室内11を急速に高温多湿
状態へ導くことができる。即ち、シャワー状又はミスト
状に熱湯が噴出されるため熱交換性が大となり、急速に
室内11を暖めることができるのである。
前記電磁弁74の開時間は、運転スイッチ54のONの後、3
〜5分間であり、その後、自動的に閉じられる構成とし
ておくことができるが、室内11に別途室温センサを設け
ておき、この室温センサを前記コントローラー70と接続
しておき、コントローラー70で室温と設定温度の差によ
り、前記電磁弁74の開時間及び吐出湯温を制御できる構
成としておくこともでき、このような制御により吐湯口
73から噴出されるミスト状の熱湯により室内11を良好か
つ高速に予熱することができるものである。
尚、このような制御においては前記電磁弁74は38℃程度
でON・OFFする構成としておくことができる。
尚、前記吐湯口73はブース2の下部部位に配設され、熱
湯による火傷防止を考慮した安全性が確保されており、
通常の使用状態において、電磁弁74が閉状態を維持する
安全回路を組み込んでおくこともできる。
このように運転スイッチ53により室内11を予め予熱し、
良好な温度としておくことができ、かつ座席部8も前述
した如く良好な温度状態となっているため、ブース2内
に入室した時に冷たさを感じることがなく良好な使用状
態を得ることができる。
又、前記乾燥スイッチ54をONすることにより、ヒーター
46とブロア36が作動されて、吸込口18からダクト41内に
室内11の空気が導入され、ヒーター46で暖められてダク
ト62を通り吹出口19から吹き出され、温風が室内11に循
環し、室内11を除湿して内部でのカビ,雑菌の繁殖を抑
えることができるものとなっている。
又、照明スイッチ55は前記照明ランプ33をONさせるため
のものである。尚、前記コントローラ70にはタイマー機
能が付加さられており、連続運転状態で3時間が経過す
ると、このタイマー機能により自動的に前記ヒーター46
及び超音波発振器52への通電が遮断される構造となって
おり、消し忘れによる無駄な電力消費を自動的に防げ、
安全性が保障されたものとなっている。又、ヒーター46
及び超音波発振器52の停止後しばらくしてブロア36及び
換気扇26が停止され、さらに照明ランプ33をも停止させ
る制御がなされる。
尚、前記乾燥スイッチ54をONした時にヒーター46には通
電させず、ブロア36のみを作動させて冷風を室内11に循
環させ、冷風により室内を乾燥させることもでき、さら
にヒーター46を所定時間間隔で作動させて、温風と冷風
の繰り返しにより室内11の乾燥を行なうことができる構
成とすることもできる。又、前述したコントローラ70に
よる3時間後の自動停止の機能に加えて、自動停止機能
が働いた時に自動的に乾燥機能が一定時間継続し、その
後に停止するような構成として、室内の雑菌,カビ等の
繁殖を防止させる構成とすることもできる。又、前記ヒ
ーター46への通電が遮断された時には必ず一定時間ブロ
ア36が作動状態を継続し、ダクト41,62内の温度上昇を
抑制する制御構成とすることができ、ダクト41,62等の
劣化を防止することができる。
尚、本例においては、内操作パネル16は室内11で座席部
8に使用者が座った状態で操作できるものであるが、こ
れとは別に前述した如く、外操作パネル22を室外に設け
たことにより、予め室内11に入室する前に運転スイッチ
53をONしておき、室内11を適温にした後に入室ができ、
機能が向上されたものとなっている。
又、前述した如く、ヒーター46と超音波発振器52は別個
に独立で通電させることができるため、室内11に高温多
湿の空気を噴出させることができるとともに、乾燥用の
温風のみを噴出させることができ、両者を良好に使い分
け、サウナ機能及び乾燥機能を良好に発揮させることが
できる。
又、前述した如く、分岐栓17より分岐状に分岐管47を設
けたことにより、シャワーヘッド12からシャワーを噴出
させる使用時にも、少量の水を分岐管47より蒸気発生器
37内に導入させることができ、室内11でサウナ機能とシ
ャワー機能の両者を同時に使用することが可能となる。
(考案の効果) 本考案は、天井上面に電気機器が配置されてなるサウナ
ブースであって、天井部材には配線用の開口が形成され
ているとともに、天井上面には、該開口を覆蓋し得る前
記電気機器に取付可能なカバー板が設けられていること
により、電気機器用の電気配線を天井部材に形成された
開口を通し良好に行なうことができ、かつこの開口は天
井上面に設けられるカバー板により良好に覆蓋され、カ
バー板は開口及び配線を良好に隠し、天井周辺の見栄性
を向上させることができる効果がある。しかもカバー板
は天井上面の電気機器に簡易に取り付けることができ、
電気機器をも保護することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は本例サウナ付シャ
ワーブースの開放状態の斜視構成図、第2図はシャワー
ブースに設置される各種機器及び配管状態の概略構成
図、第3図はシャワーブースを構成するパネル材の拡大
断面図、第4図はシャワーブースを構成するコーナー部
の断面拡大構造図、第5図はコーナーポストの変形例を
示す第4図に対応させた断面構造図、6図はドア部分の
拡大要部断面構造図、第7図(イ)は水栓と操作パネル
との配置構成図、第7図(ロ)はその側面配置図、第8
図は蒸気発生器の配置図、第9図はコントローラーの配
置図、第10図は設置される各種機器とコントローラとの
接続関係を示すブロック図、第11図は内操作パネルの正
面図、第12図は外操作パネルの正面図である。 1……シャワーブース、3……内パネル 4……外パネル、5……断熱材 6……コーナーポスト、6a……基板部 6b……段部、7……カバー板 8……座席部、9……断熱板 11……室内、12……シャワーヘッド 14……水栓、15……温調コック 16……内操作パネル、17……分岐栓 18……吸込口、19……吹出口 21……給湯管、22……外操作パネル 23……スチームスイッチ 24……温風スイッチ 25……フレッシュエアスイッチ 26……換気扇、27……非常停止スイッチ 31……タイマースイッチ 32……切替スイッチ、33……照明ランプ 34……表示部、36……ブロア 37……蒸気発生器 41,62,64……ダクト、46……ヒーター 47……分岐管、48,50……電磁弁 52……超音波発振器、56……ドア 65,67……ダンパー装置、71……防水パン 73……吐湯口、75……カバー板 K,R……パッキン、P……床パン S……空間
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−22862(JP,A) 実開 平3−36641(JP,U) 実開 平2−74037(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井上面に電気機器が配置されてなるサウ
    ナブースにおいて、天井部材には配線用の開口が形成さ
    れているとともに、天井上面には、該開口を覆蓋し得る
    前記電気機器に取付可能なカバー板が設けられているこ
    とを特徴とするサウナブース。
JP6113290U 1990-06-08 1990-06-08 サウナブース Expired - Lifetime JPH0751052Y2 (ja)

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