JPH0750975B2 - コアレスアマチュアコイルの製造方法及び該コイルを用いたブラシレス・コアレスモータ - Google Patents

コアレスアマチュアコイルの製造方法及び該コイルを用いたブラシレス・コアレスモータ

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JPH0750975B2
JPH0750975B2 JP2168572A JP16857290A JPH0750975B2 JP H0750975 B2 JPH0750975 B2 JP H0750975B2 JP 2168572 A JP2168572 A JP 2168572A JP 16857290 A JP16857290 A JP 16857290A JP H0750975 B2 JPH0750975 B2 JP H0750975B2
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尚明 桑野
保弘 竹下
泰明 谷口
剛二 伊庭
外満 原
真 浜田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コアレスアマチュアコイルと多極永久磁石と
で構成され、中央部に貫通空間を有するブラシレス・コ
アレスモータ及びそのコアレスアマチュアコイルの製造
方法に関する。
(従来の技術) 従来、ブラシレス・コアレスモータとしては、アキシア
ルエアギャップ形のものが知られており、その構成等に
は種々のものがあるが、電機子コイル形状から見れば扁
平扇形巻線コイル、平面渦巻シートコイル等に大別でき
る。従来の2相多極アキシアルフラックス形ブラシレス
・コアレスモータの構造は、ベースプレート上に、軸受
部の周囲に扁平扇形巻線の電機子コイルを設け、ドーナ
ツ型のFGコイル、ホール素子をはさんで、永久磁石を取
り付けたコマ型のロータを軸支し、シャフトにて回転出
力を取り出している。そして、電機子コイルは2相又は
3相のコイル(A相コイル、B相コイル、C相コイル)
を位相ずらして重ねて一対とし、それを順次円周上に配
置して構成している。従来この種の扁平扇形コイルの効
率を高めるために、扇形コイルの広拡側曲線部分を他の
部分よりも厚くする等コイルの形状に改良を加たものも
知られている(例えば、実開昭61−195739号公報)。
また、シートコイル型ブラシレス・コアレスモータの構
造は、アキシアルフラックス型モータと基本的には同じ
で、巻線の代りにエッチング方式を採用している。
ラジアルエアギャップ形のブラシレスモータは、一般に
アマチュアコイルがコアを有しているものが知られてい
る。ラジアルエアギャップ形のブラシレスDCモータで
は、スロット付きの場合は積層コアのスロット部にアマ
チュアコイルを納め、スロットレスの場合は樹脂で作ら
れたボビン内部にリング状のコアを納めてボビン外周に
コイルを接着などで固定してステータを構成し、該ステ
ータを囲むようにしてカップ状のロータヨークに永久磁
石を配置してロータを構成している。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の扁平型ブラシレス・コアレスモータの扁平形コイ
ルは、2相又は3相を対とし、回転軸上に重置して電機
子コイルを形成しているため、下側のA相コイルと上側
のB相コイルとでは回転子側の永久磁石(ロータ)との
間に、それぞれ距離差を生じ、A相、B相コイルの作用
力を均等にするにはそれぞれ異なるパワー制御等が必要
である。また、距離差による作用力は距離の約2乗に反
比例するためコイルの厚みに制限が生じる。さらに、コ
イル及び永久磁石の形状が扇形であり、内側ほど極間
(N−S)が短くなるため作用力が小さくなる欠点があ
る。
また、ラジアルエアギャップ方式では、アマチュアコイ
ルの巻線が複雑であり、その巻線方法は自動化する事が
困難であり、手作業に頼っているのが現状であり、その
ため、製造効率が悪い等の問題点がある。
さらに、従来のブラシレスモータは、一般に回転軸心位
置に回転軸を設けてあるので、回転軸心の中央部に大き
な貫通空間を設けることができず、その出力方式が制限
され、その用途に制限を受ける等の問題点がある。
本発明は、上記従来のブラシレスモータの問題点を解決
するために創案されたものであって、各相コイルの作用
力が均等なコイルが得られてトルクリップルが小さく、
制御が簡単、且つアマチュアコイルの組立が簡単で、し
かも中央部に大きな貫通空間を形成することができて、
出力形態の多様化を図ることができるブラシレス・コア
レスモータ、及び該モータのアマチュアコイルの製造方
法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するための本発明のコアレスアマチュ
アコイルの製造方法は、中央部に空隙部を有し縦辺部が
平行且つ等幅である扁平なコアレス4辺形枠状コイルを
形成し、該コアレス4辺形枠状コイルを彎曲させると共
に上辺部及び下辺部を同方向に折曲して高さが相違する
2種類以上のコ字状のコアレス4辺形枠状コイルに成形
し、該コアレス4辺形枠状コイルの平行する縦辺が磁性
体からなるコイル固定リングの内周面又は外周面に面
し、且つコアレス4辺形枠状コイルの前記空隙部に他相
のコアレス4辺形枠状コイルの縦辺部が位置して、全て
の縦辺部が同一円周面に位置するように、2種類以上の
コイルを対として位相をずらして配置し、コイル固定リ
ングに順次取り付けて、コアレスアマチュアコイルを製
造する。
例えば、A相とB相からなる2相モータのコアレスアマ
チュアコイルを製造する場合は、高さが相違する2種類
のコ字状のコアレス4辺形枠状コイルに成形して、コイ
ル固定リングの内周面又は外周面に縦辺部が面するよう
に、まず高さの低いA相のコアレス4辺形枠状コイルを
取り付け、次いでB相のコアレス4辺形枠状コイルを縦
辺部の幅だけ位相をずらして取り付けることにより、B
相のコイルが片方の縦辺部がA相のコイルの空隙部に嵌
まり込み、縦辺がA相・B相・A相・B相の順に同一円
周面に位置する。その組合せで順に位相をずらしてコイ
ル固定リングに配置することにより、各相のコイルが同
一円周面に均一に密着して配置されたコアレスアマチュ
アコイルが得られる。
そして、本発明のブラシレス・コアレスモータは、前記
のようにして得られたコアレスアマチュアコイルと、該
コアレスアマチュアコイルの縦辺と対面して多極永久磁
石を配置したリング状の回転子とで構成され、中央部に
貫通空間を有する構成となっている。
前記回転子は、前記固定子のリング状フレームの内周面
又は外周面にベアリングを介して回転自在に支持され、
前記リング状フレームと前記回転子間に回転子の回転位
置制御用のエンコーダが設けられていて、中央部の貫通
空間に被制御部材(被駆動部材)が貫通設置できるよう
になっている。
また、前記コアレス矩形枠状コイルは、巻線またはシー
トコイル何れでも形成できる。
(作用) 枠状コイルの上辺部と下辺部は、磁束が平行なために作
用力は発生しないので、コイルをコ字型に成形して上辺
部及び下辺部を固定リング上下空隙部分に取付けること
によって、作用力を低下させることなく、アマチュアコ
イルの高さ方向を低くすることができる。そして、コイ
ルは回転子側のみに位置するので薄くできる。アマチュ
アコイルは、各相コイルが回転子の永久磁石に対して距
離差が生じないので、各相コイルの作用力が均等なコイ
ルが得られ、トルクリップルが小さく、制御が簡素化さ
れる。
そして、アマチュアコイルの各単位コイルは個々に独立
して成形することができ、しかもコ字状の単純な形状で
あるので容易に自動成形ができる。且つ、固定リングへ
の取り付けも簡単であるので、アマチュアコイルの製造
が簡素化されて自動化が容易で、従来のコアにコイル線
を複雑に巻き付けてアマチュアコイルを製造するものに
比べて大幅に工程が短縮できる。また、自動化できるの
でコイル形状にバラツキがなく、均一形状のアマチュア
コイルが得られる。
モータの中央部が貫通空間になっているので、該貫通空
間に被制御部材を貫通設置できる。従って、出力軸端部
にしか被制御部材を直接又は伝動部材を介して接続する
ことができない従来のモータと比べて、例えば第3図に
示すように使用できる等、その用途の範囲が拡大する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明に係るブラシレス・コアレス2相モー
タのコアレスアマチュアコイル成形及び組立手順を示し
ている。
まず、同図(a)に示すように中央部に高さHが後述す
る固定リングの高さhよりも僅かに大きく(コイル厚さ
tの約2倍程度)、幅Wが巻線幅(縦辺幅)wとほぼ等
しい矩形空隙部2を有する扁平矩形コイル1を、周知の
手段で巻線して接着成形して得る。次いで、該コイル1
を磁性体からなる固定リング4の内周面に沿うように湾
曲成形する(b)。次いで該コイルを折曲内面高さh1
固定リングの高さhとほぼ等しくなるように上下辺部を
同方向に折曲してコ字状に成形してA相コイル3aを得る
(同図(c))と共に、折曲内面高さh2=h+2t=Hに
なるようにコ字状に成形してB相コイル3bを得る。この
ようにして成形されたA相コイル3aを、固定リング4の
内周面にコイルの折曲した上下辺部で固定リングの上下
縁部を抱持するようにして取り付け、次にB相コイルを
一側の縦辺がA相コイルの空隙部2に嵌まるようにして
位相をずらして取り付ける。以下、同様にしてA相コイ
ルとB相コイルの組合せを単位として、順次固定リング
に取り付けていく。それにより、A相コイルとB相コイ
ルの縦辺部が同一円周面内に位置してリング状のコアレ
スアマチュアコイルが得られる。該アマチュアコイル
は、A相コイルとB相コイルが回転子の永久磁石に対し
て距離差が生じないので、A相、B相コイルの作用力が
均等なコアレスアマチュアコイル5が得られる。
このようにして得られたアマチュアコイルを採用した本
実施例のブラシレス・コアレスモータを第2図に示す。
図中、6がベースプレートであり、7が円筒フレームで
ある。該円筒フレームの内周面に前記実施例で得られた
コアレスアマチュアコイル5の固定リング4をねじ8等
適宜の手段で取り付ける。10は中空円筒状の回転子であ
り、前記コアレスアマチュアコイルの縦辺部と面する外
周部に多極の永久磁石11が配置されている。12は円筒フ
レームに円筒状のロータを回転自在に支持するための軸
受である。13は該円筒状ロータの上面に固定された出力
軸プレートであり、回転子の回転を被駆動体(若しくは
被制御体)に伝達するものであり、本実施例ではリング
状の円盤になっているのが、被駆動体の形態に応じて適
宜のものが採用できる。
14はロータの回転位置を検出し所定のアマチュアへの通
電を行ない、位相の切り換えを行なうためのホール素子
であり、固定リング内周面に取り付けられている。15は
回転位置制御を行なう為の回転位置を検出するエンコー
ダで回転子10にパルス円盤16を取り付け、ベースプレー
トに検出素子17を取り付けてなる。
第3図は、以上のように構成されたされたブラシレス・
コアレスモータの一使用例を示す。
この使用例は、上記のコアレス・ブラシレスモータを3
個組み合わせて超精密位置決め装置を構成している。1
段目のモータ20の回転子の上端に固定された出力プレー
ト21に、偏心させて2段目モータ22のベースプレートを
固定し、同様に2段目モータ22の出力プレート23の偏心
位置に3段目モータ24を固定してなる。このように構成
された装置において、1段目のモータ20のみを駆動する
と、2段目及び3段目のモータはモータ全体が1段目モ
ータに対する偏心量を回転半径として1段目モータの軸
心回りに回転する。同様に2段目モータのみを回転する
と3段目モータが2段目モータに対する偏心量を回転半
径として回転する。従って、2段目モータが1段目モー
タに対して距離L1だけ偏心した位置に取付けられ、同様
に3段目モータが2段目モータに対して距離L2だけ偏心
して取り付けられているとすれば、1段目モータ及び2
段目モータを独立して回転させることにより、3段目モ
ータの軸心をL1+L2を半径とする円内を自由に移動させ
ることができる。従って、3段目モータの出力プレート
に被位置決め体を取付けて、1段目モータと2段目モー
タを駆動すれば、その回転の組合せのみで、被位置決め
体を2次元面内を並進移動させることができて平面内の
超精密な位置決めがきる。そして、3段目を回転するこ
とによって被位置決め体の回転方向の位置決めもできる
ので、3つのモータの回転の組合せにより被位置決め体
を3軸(X−Y−θ)に位置決めできる超精密位置決め
装置が得られる。
第4図は本発明のブラシレス・コアレスモータの他の実
施例であり、ロータ外装型の実施例である。
該実施例では、コイル固定リング30の外周に第1図に示
すように加工して得られたA相コイル31及びB相コイル
32(但し、本実施例では各コイルは第1図の場合と彎曲
方向が逆になっている)を取り付けてコアレスアマチュ
アコイル33を構成し、該コイルをベースプレート34に固
定した円筒体35の外周に固定して固定子を形成してい
る。そして、回転子36は、前記円筒体35の上部にベアリ
ング37を介して回転自在に取り付けられた円筒状のヨー
ク38の内周面に、前記コアレスアマチュアコイル33に対
面して多極の永久磁石39を取付けて構成されている。図
中、40はパルス円盤、41はパルス検出器であり、両者で
エンコーダを構成する。また、42はホール素子である。
以上の構成からなるモータは前記第2図に示すモータと
ロータが外装である点を除いてその作用効果は同様であ
る。
第5図はアマチュアコイルの他の実施例であり、本実施
例ではコイル縦辺に対して垂直より角度γだけ傾斜する
ように形成された扁平な平行4辺形変形状コイル44を、
前記実施例と同様に成形してA相コイル45a及びB相コ
イル45bを得る。そして、図示のように固定リング46に
縦片が傾斜するようにして取付ける。このようにして、
コアレスアマチュアコイルに傾斜を持たせて、垂直に設
けた回転子の永久磁石と組み合わせることによって、リ
ップルをより小さくすることができる。
以上、本発明のコアレスアマチュアコイルの製造方法及
びブラシレス・コアレスモータの一実施例を示したが、
本発明は上記実施例のように2相式の場合に限定される
ものでなく、3相式以上のものにも適用でき、さらにそ
の技術的思想の範囲で種々の設計変更が可能であること
は言うまでもない。
(効果) 本発明は、以上のような構成からなり、従来技術と比較
して次のような格別な効果を奏する。
(1)コアレスアマチュアコイルの各単位コイルは個々
に独立して構成され、且つコ字状の単純な形状であるの
で容易に成形ができ、しかも固定リングへの取り付けも
簡単であるので、アマチュアコイルの製造の自動化が容
易であり、従来の製造方法に比べて大幅に工程が短縮で
きる。また、機械で自動巻き及び成形取り付けが可能で
あるので、均一形状のアマチュアコイルが得られる。
(2)コイルをコ字状に成形して、作用力の発生しない
コイル上辺部と下辺部を固定リングに取付けるようにし
たので、作用力を低下させずに高さ方向を低くすること
ができる。そして、コイルは回転子側のみに位置するの
で薄くできる。
(3)アマチュアコイルは、各相コイルが回転子の永久
磁石に対して距離差が生じないので、各相コイルの作用
力が均等なアマチュアコイルが得られトルクリップルが
小さく、しかもコイルの形状にバラツキがないので、ロ
ータとのエアギャップを小さくすることができ、従来の
ブラシレス・コアレスモータに比べ高トルクが得られ、
制御も簡単である。
(4)回転子がリング状で中央部が貫通空間になってい
るので、該貫通空間に被制御部材を貫通設置できる。従
って、出力軸端部にしか被制御部材を直接又は伝動部材
を介して接続することができない従来のモータと比べ
て、その用途の範囲を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はコアレス
アマチュアコイルの製造工程図、第2図はブラシレス・
コアレスモータの正面断面図、第3図はその使用例であ
る3軸超精密位置決め装置の側面図、第4図はブラシレ
ス・コアレスモータの他の実施例の正面断面図、第5図
はコアレスアマチュアコイルの他の実施例の製造工程図
である。 1:扁平矩形コイル、2:空隙部、3a:A相コイル、3b:B相コ
イル、4、30、46:固定リング、5、33:コアレスアマチ
ュアコイル、6、34:ベースプレート、7:円筒フレー
ム、10、36:回転子 11、39:永久磁石、12、37:ベアリング、14、42:ホール
素子、15:エンコーダ、20、22、24:ブラシレス・コアレ
スモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 誠三 東京都三鷹市新川3―8―4 (72)発明者 桑野 尚明 東京都調布市深大寺東町7―3―3 北台 宿舎1―1 (72)発明者 竹下 保弘 岐阜県各務原市川崎町1番地 川崎重工業 株式会社岐阜工場内 (72)発明者 谷口 泰明 岐阜県各務原市川崎町1番地 川崎重工業 株式会社岐阜工場内 (72)発明者 伊庭 剛二 富山県富山市石金20番地 株式会社不二越 内 (72)発明者 原 外満 富山県富山市石金20番地 株式会社不二越 内 (72)発明者 浜田 真 富山県富山市石金20番地 株式会社不二越 内 (56)参考文献 特開 昭58−195457(JP,A) 実開 昭63−105484(JP,U)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に空隙部を有し縦辺部が平行且つ等
    幅である扁平なコアレス4辺形枠状コイルを形成し、該
    コアレス4辺形枠状コイルを彎曲させると共に上辺部及
    び下辺部を同方向に折曲して高さが相違する2種類以上
    のコ字状のコアレス4辺形枠状コイルに成形し、該コア
    レス4辺形枠状コイルの平行する縦辺が磁性体からなる
    コイル固定リングの内周面又は外周面に面し、且つコア
    レス4辺形枠状コイルの前記空隙部に他相のコアレス4
    辺形枠状コイルの縦辺部が位置して、全ての縦辺部が同
    一円周面に位置するように、2種類以上のコアレス4辺
    形枠状コイルを位相をずらして配置し、コイル固定リン
    グに順次取り付けて、コアレスアマチュアコイルを形成
    したことを特徴とするコアレスアマチュアコイルの製造
    方法。
  2. 【請求項2】中央部に空隙部を有し縦辺部が平行且つ等
    幅である扁平なコアレス4辺形枠状コイルを彎曲させる
    と共に上辺部及び下辺部を同方向に折曲してなる高さが
    相違する2種類以上のコ字状のコアレス4辺形枠状コイ
    ルを形成し、該コアレス4辺形枠状コイルの平行する前
    記縦辺部が磁性体からなるコイル固定リングの内周面又
    は外周面に面し、且つコアレス4辺形形枠状のコイルの
    前記空隙部に他相のコアレス4辺形枠状コイルの縦辺部
    が位置して、全ての縦辺部が同一円周面に位置するよう
    に、2種類以上のコアレス4辺枠状コイルを位相をずら
    して配置し、コイル固定リングに順次取り付けて構成さ
    れたコアレスアマチュアコイルと、該コアレスアマチュ
    アコイルの前記縦辺部と対面して多極永久磁石を配置し
    たリング状の回転子とで構成され、中央部に貫通空間を
    有することを特徴とするブラシレス・コアレスモータ。
  3. 【請求項3】前記コアレス4辺形枠状コイルが巻線コイ
    ルである請求項2記載のブラシレス・コアレスモータ。
  4. 【請求項4】前記コアレス4辺形枠状コイルがシートコ
    イルである請求項2記載のブラシレス・コアレスモー
    タ。
  5. 【請求項5】前記回転子は、前記固定子のリング状フレ
    ームの内周面又は外周面にベアリングを介して回転自在
    に支持され、前記リング状フレームと前記回転子間に回
    転子の回転位置制御用のエンコーダが設けられていて、
    中央部に貫通空間に被駆動部材が貫通設置できるように
    なっていることを特徴とする請求項2乃至4何れかの記
    載のブラシレス・コアレスモータ。
  6. 【請求項6】前記ブラシレス・コアレスモータがDCブラ
    シレスコアレスモータである請求項2乃至5何れか記載
    のブラシレスモータ。
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