JP3191103B2 - バルブの交換方法および工具 - Google Patents

バルブの交換方法および工具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管路に接続された
接続管に設けられるバルブを、流体が流れている状態で
交換するバルブの交換方法および交換工具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、流体が流れている管路に接続され
た接続管に設けられるバルブを、流体が流れている状態
で交換するバルブの交換方法または交換工具としては、
たとえばこの接続管の先端内側にテーパーめねじを設け
るとともに、このテーパーめねじに螺合させる先端にテ
ーパーおねじを設けた棒状のエクステンションプラグ
を、前記のバルブ内を挿通させて接続管のテーパーめね
じにねじ込み、接続管を密閉状態にしてから、接続管の
フランジとバルブのフランジを締め付けているボルト、
ナットを緩め、その後バルブを取り替え、またはバルブ
の補修を行うものが知られている(実開昭51−877
30号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記バルブの交換方法
または交換工具は、接続管の先端内側に設けたテーパー
めねじとエクステンションプラグのテーパーおねじの螺
合による密閉を利用しているので、反復使用によるねじ
の摩耗またはねじのこじりなどにより密閉が不完全にな
り、管路を流れる流体が漏れることがあり、信頼性に欠
ける面があった。
【0004】本発明は、流体が流れている状態で、流体
の漏れがなく確実にバルブを交換できることを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のバルブの交換方法は、流体が流れている管路に
接続された接続管に設けられるバルブを交換する方法で
ある。ここで、交換されるべきバルブは、開いた状態の
ときに流体の入口側と出口側が直線状に開口するもので
ある。このようなバルブの交換方法において、先ずバル
ブを閉じた状態で弾性体を収納した蓋体をバルブのフラ
ンジに気密的に取り付ける。その後バルブを開いた状態
にしてからバルブの流路を介して弾性体を接続管内に挿
入し、この弾性体を拡径させて気密にした後、バルブを
交換する。弾性体は、接続管の内側形状に適合して拡径
するので、接続管の内側に密着し、確実に接続管を密閉
する。接続管の内部形状が多少変形しても弾性体は柔軟
性があるので確実に接続管の内側に密着する。
【0006】また、本発明のバルブの交換工具は、流体
が流れている管路に接続された接続管に設けられるバル
ブを交換するものである。ここで、交換されるべきバル
ブは、上記方法の場合と同様の構造のものである。この
ようなバルブの交換工具において、バルブの開いた状態
のときに接続管内に挿入され拡径される弾性体を備え
る。弾性体は、接続管の内側形状に適合して拡径し、接
続管の内側に密着し、確実に接続管を塞ぎ密閉する。接
続管の内部形状が多少変形しても弾性体は柔軟性がある
ので確実に接続管の内側に密着する。
【0007】さらに、本発明のバルブの交換工具は、バ
ルブのフランジに接続され、このフランジ側に開口する
とともに弾性体を収納する空間部を有する蓋体と、蓋体
に気密的に摺動可能に挿通され先端に弾性体が固定され
る筒体とを備える。さらに、筒体と弾性体とを貫通し、
弾性体の先端側に固定されるシャフトを備える。そし
て、筒体とシャフトは相対的に移動して弾性体を圧縮す
る弾性体圧縮機構が設けられる。
【0008】蓋体は、バルブのフランジに気密的に接続
されるので、バルブを開いた状態にしても流体は漏れな
い。バルブを開いた状態で筒体を押し込めると、弾性体
は蓋体の空間部から抜け出てバルブの中を挿通し、接続
管内に達する。ここで弾性体圧縮機構によりシャフトを
筒体に対して相対的に移動させると、弾性体は圧縮され
拡径して接続管の内側に密着し接続管を確実に密閉す
る。
【0009】さらに、本発明のバルブの交換工具は、管
路内の流体圧による弾性体の飛び出しを防止する飛び出
し防止手段を備えると良い。接続管からバルブを外すと
きに、弾性体が飛び出す恐れがあるので、この飛び出し
防止手段により防止する。飛び出し防止手段は、筒体を
押えることにより弾性体の飛び出しを防止する第1の飛
び出し防止手段と、弾性体を直接的に押える第2の飛び
出し防止手段との二つを備えるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るバルブの交換
方法および交換工具の実施の形態を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、図1〜8において、同一又は同等部
分には同一符号を付けて示す。
【0011】図1は、本発明に係るバルブの交換方法を
実施するために使用する工具の一実施形態を示し、バイ
パスバルブおよびバイパス管とともに示す一部断面正面
図である。なお、図1において、中央線より左側は、バ
イパス管(接続管)73のフランジ74に交換工具の付
いたバイパスバルブ65が固定された状態を示し、中央
線より右側は、バイパス管のフランジ74にストッパー
押えつめ63が取り付けられ、ノーブローカバー6を介
してバイパスバルブ65が押え座51に固定された状態
を示す。
【0012】本実施形態のバルブの交換工具は、流体が
流れている管路に接続されたバイパス管73に設けられ
るボールバルブであるバイパスバルブ65の交換や補修
を行うものである(以下「バルブの交換」として説明す
る)。さらに、本実施形態の交換工具は、流体が流れて
いる状態でバイパスバルブ65を交換できるもので、バ
イパス管73を密閉する密閉手段5と、管路内の流体圧
によるストッパーパッキン(弾性体)37の飛び出しを
防止するスタンドプーラ(第1の飛び出し防止手段)4
0およびストッパー押えつめ(第2の飛び出し防止手
段)63を備えるものである。
【0013】図2は、本実施形態におけるバイパスバル
ブのフランジに接続された密閉手段を示す正面断面図で
ある。バイパスバルブ65は、ボールバルブであり、流
体が流れる入口側66と出口側67の径が同じであり、
かつボール68の開口径も同じ径である。バイパスバル
ブ65が全開のときに流体の入口側66と出口側67が
略同じ径で直線状に、直接的に開口する。さらに、バイ
パスバルブ65は、バイパス管73に設けられたフラン
ジ74に六角ボルト75で固定されている。
【0014】密閉手段5は、バイパスバルブ65のフラ
ンジ69に接続される蓋体としてのノーブローカバー6
と、このノーブローカバー6に気密的に摺動可能に挿通
され先端21に弾性体としてのストッパーパッキン37
が固定されるパッキン押え(筒体)20とを有する。ノ
ーブローカバー6は、フランジ69側に開口するととも
にストッパーパッキン37を収納する空間部8を有す
る。パッキン押え20は、剛性のある板、たとえば鋼板
などの金属製押え板22を介して先端21にストッパー
パッキン37が固定される。
【0015】さらに、密閉手段5は、パッキン押え20
とストッパーパッキン37とを貫通しストッパーパッキ
ン37の先端側に設けた剛性のある板、たとえば鋼板な
どの金属製シャフトフランジ29に固定されるシャフト
23を有する。パッキン押え20とシャフト23は相対
的に移動してストッパーパッキン37を圧縮する弾性体
圧縮機構が設けられる。弾性体圧縮機構は、パッキン押
え20とシャフト23の他に、シャフト23の他端側に
設けられるおねじ24およびこれに螺合する六角ナット
30と、パッキン押え20の他端に嵌入したワッシャー
32とを含むものである。なお、シャフト23の先端側
に形成されるロット部23bと押え板22との間にはO
リング28が設けられる。
【0016】ストッパーパッキン37は、弾性を有する
材料、たとえば合成ゴム、プラスチックなどで形成され
中実体であるが、中空体でも良い。さらに、ストッパー
パッキン37は、後述のように、バイパスバルブ65の
開いた状態のときにバイパス管73内に挿入され、六角
ナット30を締めることにより押え板22とシャフトフ
ランジ29との間でシャフト23の軸方向に圧縮され、
このシャフト23の軸方向と直交する方向に拡径する。
【0017】図3は、図2に示す密閉手段にさらにスタ
ンドプーラを取り付けた状態の正面断面図である。スタ
ンドプーラ(第1の飛び出し防止手段)40は、バイパ
ス管のフランジ74に固定される二つ割の一方の支柱受
け42および他方の支柱受け47(図5に図示)と、一
方の支柱受け42の高ナット45に一端が平座金46を
介して締結される二つの支柱ボルト53と、支柱ボルト
53に挿通される二つの支柱パイプ56と、各二つの支
柱ボルト53と支柱パイプ56の間にかけ渡される押え
座51とを有する。ここで、図3の右方の支柱ボルト5
3、支柱パイプ56などは省略されている。押え座51
は、支柱ボルト53の他端側に螺合した六角ナット54
により支柱パイプ56を高ナット45との間で押える。
【0018】さらに、図1に示すように、スタンドプー
ラ40は、押え座51に六角ボルト58で固定されるス
タンド57が設けられる。スタンドの水平部57aの中
央には図示していないめねじが設けられ、このめねじに
ねじ棒59が螺合される。ねじ棒59は、ロックナット
60で固定される。ねじ棒59の先端にはジョイント6
1が取り付けられる。ジョイント61には、2点鎖線で
示すように、シャフト23の他端23aが連結され、ね
じ棒59の回転が伝達されるようになっている。
【0019】図4は、本実施形態における一方の支柱受
けを示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。一
方の支柱受け42は、バイパス管のフランジ74の下面
に係止する係止片43aを有する左右の係止部43と、
これらをつなぐ半円状のリング部44と、係止部43に
固着された高ナット45とを有する。係止部43には、
他方の支柱受けと連結するためのボルト孔43bが設け
られる。また、リング部44の中央にはバイパス管のフ
ランジ74の下面に係止する係止つめ44aが設けられ
る。
【0020】図5は、図4の一方の支柱受けとともに使
用される他方の支柱受けを示し、(A)は平面図、
(B)は正面図である。他方の支柱受け47は、バイパ
ス管のフランジ74の下面に係止する係止片48aを有
する左右の係止部48と、これらをつなぐ半円状のリン
グ部49とを有する。係止部48には、一方の支柱受け
42と連結するためのボルト用めねじ48bが設けられ
る。また、リング部49の中央にはバイパス管のフラン
ジ74の下面に係止する係止つめ49aが設けられる。
【0021】図6は、本実施形態における押え座を示
し、(A)は平面図、(B)は一部破砕断面正面図であ
る。押え座51は、中央に図1に示すシャフト23が挿
通する挿通孔51aと、図1に示すノーブローカバー6
に植え込まれた植込ボルト13が挿通する挿通孔51b
と、スタンド57を取り付ける六角ボルト58が螺合す
るめねじ51cと、支柱ボルト53が挿通されるする挿
通孔51dとを有する。
【0022】図7は、図3の状態からバルブを外して押
え座に固定し、第2の飛び出し防止手段を取り付けた状
態の正面断面図である。本バルブの交換工具は、第2の
飛び出し防止手段であるストッパー押えつめ63を備え
る。ストッパー押えつめ63は、二つに分割されてお
り、バイパス管のフランジ74にボルト75で固定され
る。
【0023】図8は、本実施形態におけるストッパー押
えつめを示し、(A)は平面図、(B)は正面断面図で
ある。1対のストッパー押えつめ63は、つめ部64の
先端で押え板22を押えつける。なお、ストッパー押え
つめ63をフランジ74に取り付けたとき、つめ部64
は下向きとなるが、図8では、便宜上、上下を逆にして
描いてある。
【0024】次に、本実施形態の交換工具を使用してバ
ルブを交換する手順について説明する。このバルブ交換
手順は、流体としてたとえば都市ガスが流れる配管の途
中に設けられるバルブに、バイパスバルブとして設けら
れたボールバルブに関するものである。図1〜3、7を
利用して説明する。
【0025】図1に示すように、 (1)バイパスバルブ65のボール68を操作するレバ
ーを外し、下側のバイパス管73のフランジ74に支柱
受け42、47を取り付ける。このとき、支柱受け4
2、47がフランジ下側に対して水平になるように取り
付ける。また、バイパスバルブ取付用ボルト、ナットが
取り外しやすい位置に取り付ける。 (2)バイパスバルブ65が全閉であることを確認し
て、バイパスバルブ65の上側フランジ69に固定され
ている図示していないブラインドフランジを取り外す。
【0026】図2に示すように、 (3)密閉手段のノーブローカバー6をバイパスバルブ
の上側フランジ69に取り付ける。 (4)ノーブローカバー6の小ボールバルブ17をわず
かに開けた状態でバイパスバルブ65をゆっくり開け、
ノーブローカバー6内の空気を放散する。空気の放散が
終わったら小ボールバルブ17を全閉にしてノーブロー
カバー6の取り付けによる気密テストを行う。
【0027】図1に示すように、 (5)支柱ボルト53、支柱パイプ56、押え座51、
ねじ棒59およびジョイント61の付いたスタンド57
を支柱ボルト53に取り付ける。 (6)スタンド57のねじ棒59を締め付け、ストッパ
ーパッキン37をジョイント61が押え座51に当るま
で下げる。このときストッパーパッキン37が引っかか
ったり、こじられないか注意しながら行う。
【0028】図3、7に示すように、 (7)アダプター25をスパナーで押えながらおねじ2
4に螺合した六角ナット30を締め付ける。 (8)ノーブローカバー6の小ボールバルブ17を開
け、密閉手段のストッパーパッキン37のシール性を確
認する。 (9)バイパスバルブ65を取り付けている六角ボルト
75を外し、バイパスバルブ65を、たとえば120m
m上側にスライドさせ、押え座51に植込ボルト13と
M8六角ナット14で固定する。 (10)ここで、たとえばバイパス管のフランジ74の
Oリング76を外し、Oリング溝の清掃及び点検を行
う。 (11)ストッパー押えツメ63を2個所取り付ける。 (12)スタンドのねじ棒59を少し緩め、ストッパー
パッキン37の固定および気密状態を確認する。 (13)スタンド57をバイパスバルブ65ごと取り外
す。 (14)新しいOリング28を気密ストッパーに挿入
し、必要であればバイパスバルブ65を交換する。 (15)ノーブローカバー6およびバイパスバルブ65
のついた押え座51を装着固定する。
【0029】図1に示すように、 (16)ねじ棒59をジョイント61が押え座51に当
るまで締め付ける。 (17)ストッパー押えツメ63を取り外し、Oリング
をバイパス管のフランジ74に装着する。 (18)バイパスバルブ65をノーブローカバー6付き
のままバイパス管のフランジ74に取り付ける。 (19)ねじ棒59の六角ナット60を緩め、バイパス
バルブ65内の空気を小ボールバルブ17より放散した
後、バイパスバルブ65の取り付け部の気密テストを行
う。 (20)スタンドのねじ棒59を緩め、ストッパーパッ
キン37をガス圧を利用し引き上げる。 (21)ストッパーパッキン37が完全に上がってから
バイパスバルブ65を全閉にする。 (22)小ボールバルブ17によりバイパスバルブ65
の閉止シール性を確認する。 (23)支柱ボルト53、支柱パイプ56を取り外す。 (24)ノーブローカバー6、ストッパーパッキン37
などを取り外す。 (25)バイパスバルブ65にブラインドフランジを取
り付け、バイパスバルブを開けてブラインドフランジ取
り付け部の気密テストを行う。 (26)支柱受け42、47を取り外す。 (27)バイパスバルブ65にレバーを取り付け全閉に
する。 (28)ピット内に工具類の置き忘れがないか点検す
る。
【0030】以上この発明を図示の実施例について詳し
く説明したが、それを以ってこの発明をそれらの実施例
のみに限定するものではなく、この発明の精神を逸脱せ
ずして種々改変を加えて多種多様の変形をなし得ること
は云うまでもない。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、流体が流れている状態
で、流体の漏れがなく確実にバルブを交換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバルブの交換方法を実施するため
に使用する工具の一実施形態を示し、バイパスバルブお
よびバイパス管とともに示す一部断面正面図である。
【図2】本実施形態におけるバイパスバルブのフランジ
に接続された密閉手段を示す正面断面図である。
【図3】図2に示す密閉手段にさらにスタンドプーラを
取り付けた状態を示し、スタンドの上部分を省略した正
面断面図である。
【図4】本実施形態における一方の支柱受けを示し、
(A)は平面図、(B)は正面図である。
【図5】図4の一方の支柱受けとともに使用される他方
の支柱受けを示し、(A)は平面図、(B)は正面図で
ある。
【図6】本実施形態における押え座を示し、(A)は平
面図、(B)は一部破砕断面正面図である。
【図7】図3の状態からバイパスバルブを外して押え座
に固定し、ストッパー押えつめを取り付けた状態の正面
断面図である。
【図8】本実施形態におけるストッパー押えつめを示
し、(A)は平面図、(B)は正面断面図である。
【符号の説明】
5 密閉手段 6 ノーブローカバー(蓋体) 8 空間部 20 パッキン押え(筒体) 21 先端 23 シャフト 37 ストッパーパッキン(弾性体) 40 スタンドプーラ(第1の飛び出し防止手段) 63 ストッパー押えつめ(第2の飛び出し防止手段) 65 バイパスバルブ(バルブ) 66 入口側 67 出口側 69 フランジ 71 流路 73 バイパス管(接続管)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋沢 仁 群馬県邑楽郡明和町矢島1109 大明金属 工業株式会社内 (72)発明者 加藤 浩士 群馬県邑楽郡明和町矢島1109 大明金属 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−89091(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 43/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が流れている管路に接続管が接続さ
    れ、該接続管に設けられたバイパスバルブを交換する方
    法において、 まず、前記バイパスバルブを閉じた状態で、弾性体を収
    納した蓋体をバイパスバルブのフランジに気密的に取り
    付け、 次に、前記接続管に第1の飛び出し防止手段を取り付
    け、さらに前記バイパスバルブを開いてバイパスバルブ
    の流路を介して前記弾性体を前記接続管内に挿入し、該
    弾性体を拡径させて前記接続管内壁面に密着させるとと
    もに、前記第1の飛び出し防止手段によって、前記弾性
    体が前記管路内の流体圧で飛び出すのを防止しつつ、前
    記バイパスバルブを前記接続管から取り外し、 次に、前記接続管の端面に第2の飛び出し防止手段を取
    り付けて、前記弾性体が前記管路内の流体圧で飛び出す
    のを防止しながら、前記管路内の流体の流れを止めるこ
    となく前記バイパスバルブを交換する ことを特徴とする
    バルブの交換方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記蓋体には、前記
    弾性体を収納する空間部に連通した小バルブを設けて、
    前記弾性体を前記接続管内で拡径させて前記接続管内壁
    面に密着させたときに、前記小バルブを開けて前記弾性
    体のシール性を確認することを特徴とするバルブの交換
    方法。
  3. 【請求項3】 流体が流れている管路に接続管が接続さ
    れ、該接続管に設けられたバイパスバルブを、前記管路
    内の流体の流れを止めることなく交換するためのバルブ
    の交換工具であって、 前記バイパスバルブを閉じた状態でバイパスバルブのフ
    ランジに気密的に取り付けられ、 該フランジ側に開口す
    るとともに前記弾性体を収納する空間部を有する蓋体
    と、 該蓋体に気密的に摺動可能に挿通され先端に前記弾性体
    が固定され筒体と、該筒体と前記弾性体とを貫通し該
    弾性体の先端側に固定されシャフトと 前記バイパスバルブを開いてバイパスバルブの流路を介
    して前記弾性体が前記接続管内に挿入されたとき、前記
    筒体と前記シャフトとを相対的に移動させ前記弾性体を
    圧縮して拡径させる 弾性体圧縮機構と、 前記接続管のフランジに取り付けられ、前記弾性体が前
    記接続管内で拡径して前記接続管内壁面に密着したとき
    に、前記弾性体が前記管路内の流体圧で飛び出すのを防
    止する第1の飛び出し防止手段と、 前記バイパスバルブを前記接続管から取り外したときに
    該接続管の端面に取り付けられ、前記弾性体が前記管路
    内の流体圧で飛び出すのを防止する第2の飛び出し防止
    手段と、を含む バルブの交換工具。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記蓋体には、前記
    空間部に連通した小バルブが設けられていることを特徴
    とするバルブの交換工具。
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