JPH07506530A - 乾燥室における堆積物を最少にする方法および装置 - Google Patents

乾燥室における堆積物を最少にする方法および装置

Info

Publication number
JPH07506530A
JPH07506530A JP5519796A JP51979693A JPH07506530A JP H07506530 A JPH07506530 A JP H07506530A JP 5519796 A JP5519796 A JP 5519796A JP 51979693 A JP51979693 A JP 51979693A JP H07506530 A JPH07506530 A JP H07506530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
process gas
spray chamber
gas
flow rate
spray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5519796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3228934B2 (ja
Inventor
ハンセン,オーベ エミール
Original Assignee
ニーロ、ホールディング、アクティーゼルスカップ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ニーロ、ホールディング、アクティーゼルスカップ filed Critical ニーロ、ホールディング、アクティーゼルスカップ
Publication of JPH07506530A publication Critical patent/JPH07506530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3228934B2 publication Critical patent/JP3228934B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D1/00Evaporating
    • B01D1/16Evaporating by spraying
    • B01D1/18Evaporating by spraying to obtain dry solids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
    • B01J2/02Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic by dividing the liquid material into drops, e.g. by spraying, and solidifying the drops
    • B01J2/04Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic by dividing the liquid material into drops, e.g. by spraying, and solidifying the drops in a gaseous medium
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B3/00Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat
    • F26B3/02Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by convection, i.e. heat being conveyed from a heat source to the materials or objects to be dried by a gas or vapour, e.g. air
    • F26B3/10Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by convection, i.e. heat being conveyed from a heat source to the materials or objects to be dried by a gas or vapour, e.g. air the gas or vapour carrying the materials or objects to be dried with it
    • F26B3/12Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by convection, i.e. heat being conveyed from a heat source to the materials or objects to be dried by a gas or vapour, e.g. air the gas or vapour carrying the materials or objects to be dried with it in the form of a spray, i.e. sprayed or dispersed emulsions or suspensions

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 乾燥室における堆積物を最少にする方法および装置本発明は粒状ないし微粒子状 の製品を形成するために原液を噴霧室内で霧滴とし、プロセスガスの勢力下に置 いて処理する場合における噴霧室の内面に付く製品の堆積物を最少にする方法に 関する。ここで、噴霧室は円筒状の上部胴と、この上部胴の下側に連設された円 錐状ないし円錐台状の下部胴とから構成され、上部胴は上端にプロセスガス入口 、噴霧室は下端ないし上端にプロセスガス出口を備える。
噴霧乾燥および噴霧冷却技術においては噴霧装置から吹き出す物質が粘着性表面 を有し、噴霧室の壁面に付着し、そこに堆積しやすいことがよく知られている。
この堆積は、たとえば熱可塑性、油脂含有量、静電気ないし結晶化特性あるいは 湿分含有量などの特性値の相違により、多量に発生することもあれば、逆に少量 に留まることもある。
こうした傾向を改善するために従来がら幾っがの方法が提案されている。このう ちの一つは噴霧室の壁面に残る製品のかすを定期的に除去する電気ハンマないし 空気ハンマあるいはバイブレータを噴霧室に装着するやり方である。これ以外で は[噴霧乾燥ハンドブック(SprayDrying 1landbook)J  (−ニューヨーク、ジBン ウィリー&サンズ>L (John Vilcy  & 5ons、Inc、)発行、5版1991年、152ないし154頁)に 紹介された噴霧室の清掃のために噴霧室の上部胴の下部内壁に設けたスロノI・ から2次空気を吹き出す方法、あるいはより条件が厳しくなったとき、空気清掃 装置を据付ける方法がある。この装置は噴霧室隔壁から少し距離を離して縦方向 にダクトを設けており、ダクトには噴霧室隔壁に向けた複数の空気出口を穿って いる。この空気清掃装置は比較的ゆっくりした速度で回転しつつ、内壁面に沿っ て移動し、壁面を清掃するものである。
噴霧技術についてはヨーロッパ特許出願節127031号、英国特許第4740 86号および第1514824号、米国特許第1634640号、第23333 33号および第3895994号などの出願がある。これらの出願は噴霧室の壁 面に付着する堆積物を減少させるために噴霧室に2次空気を導くようにしたもの である。
ヨーロッパ特許出願第0127031号は不純物を含む温ガスを不純物吸収剤を 含む水性媒体と接触させる方法によって不純物の少ないガス流を保ちつつ、粉末 状の乾燥製品に仕上げるスモークガスを清浄化するための噴霧乾燥方法を開示し ている。霧滴となった製品が噴霧室の壁面に付着するのを防ぐために温ガスの一 部が噴霧室バイパスダクトを通して導くように構成されている。この抽出された 温ガスは噴霧室の下部で渦を巻く温ガスの主流と逆方向に導入される。
米国特許第474086号明細書に示されるものは、噴霧室内の乾燥区域を取り 囲む回転する流体膜ないしカーテンを用いるものである。この噴霧室内には流体 をそこに向ける縦に並ぶ複数のノズルが備えられる。
英国特許第1514824号明細書は清浄ガスを用いる噴霧乾燥装置を開示して いる。ここで清浄ガスは壁面に製品のかすが固まるのを防ぐために円錐部の壁面 に接線方向に穿たれた開口を通して噴霧室の下部に導かれる。
米国特許第1634640号明細書に示されるものは、乾燥室の壁面に沿って移 動可能な連続するガスシート面によって処理室壁面と処理材料との接触を防ぐよ うにしている。ここで、ガスは互いに重なるシートメタルリングの上端および下 端近くに形成される狭い多数のスロットないし開口から吹き出し、シート面を形 成する。
米国特許第2333333号明細書は円錐状の噴霧室の下部に接線方向から乾燥 ガスを導く乾燥装置を開示している。
米国特許第3895994号明細書は噴霧室の円筒状胸部の壁面に付着する製品 を減少させる方法を開示している。
ここで、冷却空気はガスの主流を囲む逆向きの流れを生じるために胴部内部で旋 回するように胴部放出口を囲む位置に設けられる複数の入口から接線方向に導か れる。
上記した壁面清掃方法および装置においては壁面清掃作用を生じる2次空気を導 くための開口を円筒状ないし円錐状の胴部壁面に形成する必要がある。このよう な開口と、これに付随するダクト装置の配置とは噴霧室の設計条件を複雑なもの にしている。
さらに、プロセスガスの主流に逆う方向に流される2次空気によってプロセスガ スの流動が妨げられている。
本発明の目的は広範な用途に使用可能で、しかも噴霧室に付く堆積物をほぼなく すことができる噴霧室の内面に付く製品の堆積物を最少にする方法および装置を 提供することにある。
本発明による方法は上部胴の壁面に近く、しかもプロセスガス出口から遠い前記 上部胴にある噴射位置で圧縮ガスを少なくとも1系統の噴流をなすように噴射し 、このとき前記上部胴の前記噴射位置と、前記プロセスガス出口との間の少なく とも前記隔壁に沿う区域を流れる前記プロセスガス流速を上昇させるために前記 圧縮ガス噴流を該プロセスガス流量比よりも低流量比で、前記噴射位の該プロセ スガス流速よりも高流速に保ち、その主流が前記隔壁のほぼ接線方向に、かつ水 平に前記プロセスガスに作用するように吹き出すことを特徴とするものである。
また、本発明は噴霧室に係るもので、噴霧域に原液を吹き出す噴霧装置にかけて 原液を供給する手段を有する噴霧室と、前記噴霧域にかけてプロセスガスを導く ガス供給および分配手段とを備え、前記噴霧室は円筒状の上部胴と、この上部胴 の下側に連設された円錐状ないし円錐台状の下部胴とから構成されており、前記 上部胴は上端に前記ガス供給および分配手段のプロセスガス入口を備えると共に 、前記噴霧室は下端ないし上端にプロセスガス出口を備えたものにおいて、前記 上部胴の隔壁に近く、しかも前記プロセスガス出口から遠い位置にノズル手段を 設け、前記ノズル位置と前記プロセスガス出口と、の間の少なくとも隔壁に沿う 区域を流れる前記プロセスガスの流速を上昇させるために圧縮ガスを前記ノズル 手段から少なくとも1系統の噴流をなし、前記プロセスガス流量比よりも低流量 比で、前記ノズル位置の該プロセスガス流速よりも高流速に保ち、その主流が前 記隔壁のほぼ接線方向に、かつ水平に前記プロセスガスに作用するように吹き出 すことを特徴とするものである。
上記方法によれば、プロセスガスに作用させる圧縮ガスの噴流の働きによって噴 霧室構造を複雑にせず、また、プロセスガスの望ましい働きを損なうことなく噴 霧室の清掃を効果的に果たすことができる。
以下、本発明は添付の模式図を参照してさらに詳しく説明される。図面において 、図1ないし図3および図4ないし図6は本発明による圧縮ガスの噴流を噴射す るノズル手段を備えた噴霧室のそれぞれ異なる実施例を示し、図7および図8は 図1ないし図3に示される噴霧室に用いるノズル手段の実施例を示している。
図1ないし図3において、噴霧室1は円筒状の上部胴2と、この上部胴2と同心 を保って下側に連なる円錐状の下部胴3とから構成される。上部胴2内には噴霧 室1の天井面5から僅かに距離を離して噴霧ホイールないしディスクまたはノズ ルのような噴霧装置4が設けられており、処理される原液がそこに供給されるよ うになっている。
下部胴3については図に示される形状以外に、たとえば180@に近い円錐角度 に、それでなければ底面を平らにしてもよい。
天井面5の上部には内部と連絡しているガス分配器6が設けられており、これを 通して、たとえば乾燥ガスのようなプロセスガスが供給される。図示は省略して いるが、プロセスガスは噴霧装置4を取り囲むように配置されるガス出口に導か れる。
噴霧室の下部の乾燥域にプロセスが均一に導かれるように噴霧乾燥で用いるガス 分配器は、米国特許第4227896号明細書に示されるようなガス分配装置を 用いる。
下部胴3の下部にはプロセスガスGのためのプロセスガス出ロアを設ける。図1 の点線Fは原液を噴霧室1に供給する別の方法を示している。
本実施例においては圧縮ガスを吹き出す2個のノズル8が対向するように上部胴 2の天井面5と隔壁9との間のコーナ部に設けられている。
後に図7および図8を参照して説明されるように、各ノズル8は天井面5に吊り 下げられる曲り管として形成される。ノズル8は主流が隔壁9に対しほぼ接線方 向に、かつ水平に吹き出すように取付ける。
本発明による圧縮ガスは、プロセスガスの流速および流量比よりも、高流速およ び低流量比を保って吹き出すようにする。好ましくは、流量比はプロセスガスの 流量比の3ないし20パーセントの範囲に保ち、1.0197 kg/ ca  2(1bar)から10.197kg/cm2(10bar)の範囲に加圧した 圧縮ガスをノズル8から吹き出して高流速を得る。
プロセスガスが乾きガスの場合、好ましくは噴霧室の内壁で凝縮が生しないよう にするため圧縮ガスを予熱する。圧縮ガス人口温度については乾きガスの人口温 度よりも低くする。
以下に詳述されるように、圧縮ガスが高速の噴流として流れるとき、その作用に よりプロセスガスに運動エネルギを生じ、このためプロセスガスの流速が上部胴 2の隔壁9に沿った区域において上昇する。さらに、これに続くノズル8とプロ セスガス出ロアとの間の下部胴3の一部区域でも上昇する。
図7および図8に示すように、各ノズル8は管状要素10として構成され、天井 面5に設けられる支持部材によって吊り下げられた縦方向に延びる第1の管11 と、この第1の管11の下端で直角に曲げられた水平方向に延びる第2の管12 と、この第2の管12の自由端に装着されるノズルマウスピース13とからなる 。
天井面5の下面を清掃するためにノズル10の第1の管11は操作レバー14の 一方の端部と連結し、この操作レバー14の他方の端部は油圧ないし空気動力装 置の駆動部材、たとえば油圧シリンダ16のピストン15に回動可能に連結する 。この油圧シリンダ16は天井面5の下面にピストン15による往復回動動作を 生じる。
実際に必要な動作角度に従い移動角度■は10°から120°の範囲から選定し 、2.3秒間連続して清掃を行うものとして、これを1ないし5分間隔で行い、 この間、隔壁9の清掃は休止して実施する。
図4ないし図6は本発明の他の実施例を示している。
主プロセスガス入口18を備えた噴霧室17は流動床を生じるために円錐状の下 部胴】9の、たとえば底部にガス人口8aを有する。一方、円筒状の上部胴20 の、たとえば上部の天井面22にプロセスガス出口21を形成している。プロセ スガス出口21から離れた地点に2次空気の噴流を導くためにノズル23は下部 胴19と上部胴20との境界部で、流動床よりも上方に配置する。
噴霧装置24はノズルによって構成し、ガス分配器25は図1ないし図3に示し た上記実施例のものと同様に構成したものを配置する。各ノズル23は上部胴2 oの隔壁26に対してほぼ接線方向に、かつ水平に圧縮ガスの主流が吹き出すよ うに配置する。
圧縮ガスの噴流によりもたらされる上部胴2oの隔壁26に沿う区域を流れるプ ロセスガスの流速の上昇効果はフルーエンド社(Fluent Inc、)−米 国、ニューハンブンヤー州、ハノーバーが提供するソフトウェア「フルーエンド (FLUENT)Jを用いた計算機シュミレーションにより確かめられている。
噴霧室に本発明による方法および装置を用いない場合、流れ関数および水平面内 の接線回転速度分布の解析によって次のことが確認されている。すなわち、上部 胴上部の噴霧装置周囲に強い渦流が生じており、このときの接線回転速度は1か ら2m/秒の間にある。
同じ運転条件のもとて同じ噴霧室に本発明による方法および装置を用いた場合、 シュミレーション解析によれば、隔壁部分の接線の回転速度が7から8m/秒に 上昇することが判明した。したがって、このシュミレーション解析により噴霧室 の隔壁面区域は隔壁面区域と主処理域との間の接線回転速度と比べて大きな速度 上昇が得られることを確認できた。
本発明の利点を詳しく検証するために実施した試験の結果を例として示す。
試験例 試験は直径2.67m、円筒高さ1.95mおよび円錐角度60°の噴霧乾燥室 を用いて行われた。
天井面から乾燥室内に入る乾き空気は器内に分散し、生産物と共に乾燥室底部の 出口を通って乾燥室から流出する。霧滴の形成は直径15011mの噴霧ホイー ルを装着した回転噴霧器によって行われた。
圧縮ガス噴射用ノズルは口径10Illlのもので、天井面と隔壁との間のコー ナ部に取付けた。
1、 肉エキスの水溶液の乾燥、本製品は乾燥したとき粉末状となる。これは吸 湿性、熱可塑性であって容易に静電気を帯びる。
処理条件は次の通りである。
噴霧器ホイール : 2300Orpm乾燥空気量 二2200 kg/時 乾燥空気人口温度 :180℃ 乾燥空気出口温度 = 90℃ 乾燥空気/圧縮空気重量比: 1・0.05圧縮空気圧力 : 3. 0591  kg/c112(3bar)g 圧縮空気温度 : 50℃ 同一条件のもとて2回試験を実施した。1回目の試験は圧縮空気を使用せずに実 施し、このとき乾燥室の隔壁および天井面には堆積物が付着した。これに対し、 2回目の試験においては本発明に従い圧縮空気を使用して実施し、このときは堆 積物は全く付着しなかった。
2、 加水分解した植物性蛋白溶液の乾燥、粉末状の本製品は吸湿性で、熱可塑 性である。
処理条件は次の通りである。
噴霧器ホイール : 2000Or pm乾燥空気量 :1940kg/時 乾燥空気人口温度 :180℃ 乾燥空気出口温度 :110℃ 乾燥空気/圧縮空気重量比: 1:0.07圧縮空気圧力 : 4.0788k g/cg+2(4bar)g 圧縮空気温度 : 50℃ 乾燥室には全く堆積物が付着せず、通常壁面清掃装置ないし空気清掃装置が必要 なこの種の製品の加工では驚異的であった。
3、 ねばねばした高い粘着力のために蜂蜜粉末を作ることは難しいことがよく 知られている。日本国特開昭60−186256号公報に開示されるように、た とえばシクロデキストリンのような不活性キャリアと混合した場合でも、噴霧乾 燥は堆積物の難しい問題に直面する。
蜂蜜粉末は次のように3回の試験を噴霧乾燥で実施した。
(a) 1回目の試験は蜂蜜原料を乾燥室内で堆積物を最少にする手段を全く使 用せず噴霧乾燥した。これは乾燥室に多量の堆積物を生じさせる結果となった。
(b) 2回目の試験は乾燥室によく知られた空気清掃装置を取付けて実施した 。
(c) 3回目の試験は乾燥室に本発明による圧縮空気の噴流を用いて実施した 。
噴霧器ホイール : 2000Or pm乾燥空気量 +1780kg/時 乾燥空気入ロ温度=160℃ 乾燥空気出口温度: 85℃ 乾燥空気/空気清掃空気重量比: 1:0.32空気清掃空気温度= 62℃ 乾燥空気/圧縮空気重量比: i:o、i。
圧縮空気圧力 : 4.89456kg/cm2(4、8bar)g 圧縮空気温度 二 60℃ (b)(c)の試験においては、予想されたとおり乾燥室に幾分かの堆積物の層 が生じた。はぼ同一量の堆積物はこの後の運転でも観察された。
しかし、本発明によるノズルを備えたプラントは簡素な構造で、しかも空気の使 用量が著しく少なく、空気清掃装置と比べて優れている。
図1ないし図6に示した実施例では2次空気の2系統の噴流を形成するために対 向する位置に2個のノズル8を配置しているが、これは、噴霧室が大きい場合、 こうした配置が適しており、噴霧室の大きさが小さいものにおいては1個のノズ ルでも十分である。
さらに、ノズルは噴霧室に固定する必要はなく、空気清掃方法から知られるよう に噴霧室の上部胴の隔壁に倣う円軌跡で移動できるように吊り下げてもよい。
n6.6 補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)1. 特許出願の表示 PCT/DK 93100170 2、発明の名称 乾燥室における堆積物を最少にする方法および装置3、特許出願人 住 所 デンマーク国コペンハーゲン、ケー、ブレッドガーデ、6名 称 二一 口、ホールディング、アクティーゼルスヵップ4、代 理 人 (郵便番号100) 東京都千代田区丸の内三丁目2番3号 協和特許法律事務所内 6、 添付書類の目録 (リ 補正書の翻訳文 1 通 水発明の目的は広範な用途に使用可能で、しがも堆積物の付着をほぼなくすこと ができる噴霧室の内面に付く製品の堆積物を最少にする方法および装置を提供す ることにある。
本発明方法の一態様は、前記上部胴の隔壁に近く、しかも前記プロセスガス出口 から最も遠い前記上部胴の端部にある1または2箇所の噴射位置で圧縮ガスを少 なくて1系統、多くて2系統の噴流をなすように噴射し、そのとき前記上部胴の 前記噴射位置と、前記プロセスガス出口との間の少なくとも前記隔壁に沿う区域 を流れる前記プロセスガスの流速を上昇させるために前記ガス噴流を該プロセス ガス流量比よりも低流量比で、前記噴射位置の該プロセスガス流速よりも高流速 に保ち、その主流が水平に、かつ前記隔壁に対してほぼ接線方向から前記プロセ スガスに作用するように吹き出すことを特徴とするものである。
さらに、本発明方法の他の態様は、上部胴の隔壁に近く、しかもプロセスガス出 口から最も遠い前記上部胴の端部にある噴射位置で圧縮ガスを少なくとも1系統 の噴流をなすように噴射し、そのとき前記上部胴の前記噴射位置と前記プロセス ガス出口との間の少なくとも前記隔壁に沿う区域を流れる前記プロセスガスの流 速を上昇させるために前記ガス噴流を該プロセスガス流量比よりも低流量比で、 前記噴射位置の該プロセスガス圧力よりも高い1. 0197kg/c+a2( lbar)から1.0.197kg/ c−(10bar)の範囲の圧力に保ち 、その主流が前記隔壁に対してほぼ接線方向から、かつ水平に前記プロセスガス に作用するように吹き出すことを特徴とするものである。
また、本発明は噴霧室に係るもので、噴霧域に原液を吹き出す噴霧装置にかけて 前記原液を供給する手段を有する噴霧室と、前記噴霧域にプロセスガスを導くガ ス1%給および分配手段とを備え、前記噴霧室は円筒状の上部胴と、この上部胴 の下側に連設された円錐状ないし円錐台状の下部胴とから構成されており、前記 上部胴は上端に前記ガス供給および分配手段のプロセスガス人口を備えると共に 、前記噴霧室は下端ないし上端にプロセスガス出口を備える。
本発明による−の噴霧室は前記上部胴の隔壁に近く、しかも前記プロセスガス出 口から最も遠い前記上部胴の端部に圧縮ガスを噴流として噴射する少なくて1、 多くて2個のノズル手段が設けられており、前記ガス供給および分配手段は前記 ノズル手段の位置で前記プロセスガス流量および流速よりも低流量で、高流速を 維持する手段を備え、前記上部胴の端部と前記プロセスガス出口との間の少なく とも隔壁に沿う区域を流れる前記プロセスガスの流速を上昇させるために前記ノ ズル手段が前記ガス噴流に前記隔壁に対してほぼ接線方向で、水平の主流を生じ て前記プロセスガスに作用するように配置されることを特徴とするものである。
また、本発明による他の噴霧室は前記上部胴の隔壁に近く、しかも、前記プロセ スガス出口から最も遠い前記上部胴の端部に圧縮ガスを噴流として噴射する少な くとも1個のノズル手段が設けられており、前記ガス供給および分配手段は前記 プロセスガス圧力よりも高い1、 0197kg/cm” (1bar)から1 0.197kg/C■ (10bar)の範囲に前記ガス噴流圧力を維持する手 段を備え、前記上部胴の端部と前記プロセスガス出口との間の少なくとも隔壁に 沿う区域を流れる前記プロセスガスの流速を上昇させるために前記ノズル手段が 前記ガス噴流に前記隔壁に対してほぼ接線方向で、水平の主流を生して前記プロ セスガスに作用するように配置それることを特徴とするものである。
上記方法によれば、プロセスガスに作用させる圧縮ガスの噴流の働きによって噴 霧室構造を複雑にせず、またプロセスガスの望ましい働きをtiなうことなく噴 霧室の清掃を効果的に果たすことができる。
請求の範囲 1. 噴霧室(1,17)の内面に付く製品の堆積物を最少にする方法であって 、前記噴霧室(1,17)は円筒状の上部胴(2,20)と、この上部胴(2, 20)の下側に連設された円錐状ないし円錐台状の下部胴(3,19)とから構 成されており、前記上部胴(2,20)は上端にプロセスガスを導入するプロセ スガス人口(6,18)を備えると共に、前記噴霧室(1,17)は下端ないし 上部にプロセスガスを排出するプロセスガス出口(7,21)を備え、粒状ない し微粒子状の製品を形成するために前記噴霧室(1,17)内で原液を噴射し、 前記プロセスガスの勢力下に置いて処理するものにおいて、前記上部胴(2,2 0)の隔壁(9,26)に近く、しかも前記プロセスガス出口(7,21)から 最も遠い前記上部胴(2,20)の端部にある1または2箇所の噴射位置で圧縮 ガスを少なくて1系統、多くて2系統の噴流をなすように噴射し、そのとき前記 上部胴(2,20)の前記噴射位置と、前記プロセスガス出口(7゜21)との 間の少なくとも前記隔壁(9,26)に沿う区域を流れる前記プロセスガスの流 速を上昇させるために前記ガス噴流を該プロセスガス流量比よりも低流量比で、 前記噴射位置の該プロセスガス流速よりも高流速に保ち、その主流が水平に、か つ前記隔壁(9,26)に対してほぼ接線方向から前記プロセスガスに作用する ように吹き出すことを特徴とする噴霧室の内面に付く製品の堆積物を最少にする 方法。
2、 噴霧室(1,17)の内面に付く製品の堆積物を最少にする方法であって 、前記噴霧室(1,17)は円筒状の上部胴(2,20)と、この上部胴(2, 20)の下側に連設された円錐状ないし円錐台状の下部胴(3,19)とから構 成されており、前記上部胴(2,20)は上端にプロセスガスを導入するプロセ スガス人口(6,18)を備えると共に、前記噴霧室(1,17)は下端ないし 上部にプロセスガスを排出するプロセスガス出口(7,21)を備え、粒状ない し微粒子状の製品を形成するために原液を前記噴霧室(1,17)内で噴射し、 前記プロセスガスの勢力下に置いて処理するものにおいて、前記上部胴(2,2 0)の隔壁(9,26)に近く、しかも前記プロセスガス出口(7,21)から 最も遠い前記上部胴(2,20)の端部にある噴射位置で圧縮ガスを少なくとも 1系統の噴流をなすように噴射し、そのとき前記上部胴(2,20)の前記噴射 位置と前記プロセスガス出口(7,21)との間の少なくとも前記隔壁(9,2 6)に沿う区域を流れる前記プロセスガスの流速を上昇させるために前記ガス噴 流を該プロセスガス流量比よりも低流量比で、前記噴射位置の該プロセスガス圧 力よりも高イ1 、 0197 kg/cm2から10.197kg/ClI2 の範囲の圧力に保ち、その主流か前記隔壁(9,26)に対してほぼ接線方向か ら、かつ水平に前記プロセスガスに作用するように吹き出すことを特徴とする噴 霧室の内面に例く製品の堆積物を最少にする方法。
3、 前記噴霧室(2)の天井面(5)に前記プロセスガス人口(6)を設ける 一方、前記下部胴(3)に前記プロセスガス出口(7)を設け、1または2系統 の前記ガス噴流を該大月面(5)と前記隔壁との間のコーナ部から吹き出すよう に構成したことを特徴とする請求の範囲第1項ないし第2項記載の方法。
4、 前記天井面(5)の下側に流れる前記プロセスガスに作用させるために比 較的、短い休止時間に限り、前記天井面(5)の方向に前記ガス噴流を転じなが ら、比較的長い時間連続して前記ガス噴流を噴射するようにしたことを特徴とす る請求の範囲第3項記載の方法。
5、 前記上部胴(20)の天井面(22)に、あるいは天井面(22)の近く に前記プロセスガス出口(21)を備え、特に流動床を持つ種類の噴霧室に用い られる方法であって、前記下部胴(19)に隣接する前記上部胴(20)の端部 から1または2系統の前記ガス噴流を噴射するようにしたことを特徴とする請求 の範囲第1項ないし第2項記載の方法。
6、 前記ガス噴流流量比を前記プロセスガス流量比の3ないし20%とし、前 記ガス噴流の圧力を前記噴射位置の前記プロセスガス圧力より高い1.0197 kg/2 。
elll かb 10. 197kg/Ci2ノ範囲ニ保つヨウニシタことを特 徴とする請求の範囲第1項ないし第5項のいずれか1項に記載の方法。
7、 前記プロセスガスに乾きガスを用いて行うものにおいて、前記圧縮ガスを 前記乾きガス温度よりも低い適当な温度に予熱することを特徴とする請求の範囲 第1項ないし第6項のいずれか1項に記載の方法。
8、 噴霧域に原液を吹き出す噴霧装置(4,24)にかけて前記原液を供給す る手段を有する噴霧室(1,17)と、前記噴霧域にプロセスガスを導くガス供 給および分配手段(6,25)とを備え、前記噴霧室(1,17)は円筒状の上 部胴(2,20)と、この上部胴(2,20)の下側に連設された円錐状ないし 円錐台状の下部胴(3,19)とから構成されており、前記上部胴(2,20) は上端に前記ガス供給および分配手段のプロセスガス人口(6,25)を備える と共に、前記噴霧室(1,17)は下端ないし上端にプロセスガス出口(7,2 1)を備えるものにおいて、前記上部胴(2,20)の隔壁(9,26)に近く 、しかも前記プロセスガス出口(7,21)から最も遠い前記上部胴(2,20 )の端部に圧縮ガスを噴流として噴射する少なくて1、多くて2個のノズル手段 (8,23)が設けられており、前記ガス供給および分配手段は前記ノズル手段 (8,23)の位置で前記プロセスガス流量および流速よりも低流量で、高流速 を維持する手段を備え、前記上部胴(2,20)の端部と前記プロセスガス出口 との間の少なくとも隔壁(9,26)に沿う区域を流れる前記プロセスガスの流 速を上昇させるために前記ノズル手段が前記ガス噴流に前記隔壁(9,26)に 対してほぼ接線方向で、水平の主流を生じて前記プロセスガスに作用するように 配置されることを特徴とする噴霧室。
9、 噴霧域に原液を吹き出す噴霧装置(4,24)にかけて前記原液を供給す る手段を有する噴霧室(1,17)と、前記噴霧域にプロセスガスを導くガス供 給および分配手段(6,25)とを6Ni、前記噴霧室(1,17)は円筒状の 上部胴(2,20)と、この上部胴(2,20)の下側に連設された円錐状ない し円錐台状の下部胴(3,19)とから構成されており、前記上部胴(2,20 )は上端に前記ガス供給および分配手段のプロセスガス人口(6,25)を備え ると共に、前記噴霧室は下端ないし上端にプロセスガス出口(7,2])を備え るものにおいて、前記上部胴(2,20)の隔壁(9,26)に近く、しかも、 前記プロセスガス出口(7,21)から最も遠い前記上部胴(2,20)の端部 に圧縮ガスを噴流として噴射する少なくとも1個のノズル手段(8,23)が設 けられており、前記ガス供給および分配手段は前記プロセスガス圧力よりも高い 1、 0197kg/cm から11197 kg/ cm2の範囲に前記ガス 噴流圧力を維持する手段を備え、前記上部胴の端部と前記プロセスガス出口(7 ,21)との間の少なくとも隔壁(9,26)に沿う区域を流れる前記プロセス ガスの流速を上昇させるために前記ノズル手段(8,23)が前記ガス噴流に前 記隔壁(9,26)に対してほぼ接線方向で、水平の主流を生じて前記プロセス ガスに作用するように配置されることを特徴とする噴霧室。
10、 前記プロセスガス入口(6)を前記上部胴の天井面(5)に設ける一方 、前記下部胴(3)の下面に前記プロセスガス出口(7)を設け、前記ノズル手 段(8)を前記天井部(5)と前記隔壁(9)のコーナ部に配置したことを特徴 とする請求の範囲第8項または第9項記載の噴霧室。
11、 前記ノズル手段(8)を予め規定される角度内を往復回動させるために 前記天井面(5)に吊り下げると共に、その往復回動動作を行うために間欠的に 操作される駆動手段と連結したことを特徴とする請求の範囲第10項記載の噴霧 室。
12、前記ノズル手段(8)が前記天井面に設けられた支持手段に吊り下げた縦 方向に延びる第1の管(11)と、この第1の管(11)の下端に設けられた水 平方向に延びる第2の管(12)と、この第2の管のなる管状要素(10)を備 えることを特徴とする請求の範囲第11項記載の噴霧室。
]3. 前記噴霧室(1,17)の外に延びる前記第1の管の−の部分を操作レ バー(14)の一端と接続し、他の部分を前記往復動作を生しる油圧ないし空気 圧駆動装置(16)の駆動部+4(15)と回動可能に連結したことを特徴とす る請求の範囲第12項記載の噴霧室。
14、 前記下部胴(19)内に流動床を生じる空気供給および分配手段(18 a)を備えると共に、前記上部胴(20)の上部に前記プロセスガス出口(21 )を備えたものにおいて、前記ノズル手段(23)を前記下部胴(19)に隣接 する前記上部胴(20)の端部て、前記流動床の上方に配置するようにしたこと を特徴とする請求の範囲第8項または第9項記載の噴霧室。
15、 前記プロセスガスか加熱された乾きガスであるものにおいて、前記ガス 噴流を前記プロセスガス温度よりも低い適当な温度に予熱する加熱手段を備える ことを特徴とする請求の範囲第8項ないし第13項の(1ずれか1項に記載の噴 霧室。
16、 前記噴霧室(1,17)の軸心を囲む平面内を円軌跡で移動するように 前記ノズル手段(8)を吊り下げたことを特徴とする請求の範囲第8項な0シ第 15項のいずれか1項に記載の噴霧室。
国際調査報告 、、、、ア7...。、7、。lff1’1フロントページの続 き (81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、0A(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、  MR,NE、 SN。
TD、TG)、AT、AU、BB、BG、BR,BY。
CA、CH,CZ、DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR, KZ、LK、LU、MG、MN、MW、NL、No、NZ、PL、PT、RO, RU。
SD、SE、SK、UA、US、VN

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.噴霧室(1、17)の内面に付く製品の堆積物を最少にする方法であって、 前記噴霧室(1、17)は円筒状の上部胴(2、20)と、この上部胴(2、2 0)の下側に連設された円錐状ないし円錐台状の下部胴(3、19)とから構成 されており、前記上部胴(2、20)は上端にプロセスガスを導入するプロセス ガス入口(6、18)を備えると共に、前記噴霧室(1、17)は下端ないし上 端にはプロセスガスを排出するプロセスガス出口(7、21)を備え、粒状ない し微粒子状の製品を形成するために原液を噴霧室(1、17)内で噴射し、前記 プロセスガスの勢力下に置いて処理するものにおいて、前記上部胴(2、20) の隔壁(9、26)に近く、しかも前記プロセスガス出口(7、21)から遠い 該上部胴(2、20)にある噴射位置で圧縮ガスを少なくとも1系統の噴流をを なすように噴射し、そのとき前記上部胴(2、20)の前記噴射位置と、前記プ ロセスガス出口(7、21)との間の少なくとも前記隔壁(9、26)に沿う区 域を流れる前記プロセスガスの流速を上昇させるために前記圧縮ガス噴流を該プ ロセスガス流量比よりも低流量比で、前記噴射位置の該プロセスガス流速よりも 高流速に保ち、その主流が前記隔壁(9、26)のほぼ接線方向に、かつ水平に 前記プロセスガスに作用するように吹き出すことを特徴とする噴霧室(1、17 )の内面に付く製品の堆積物を最少にする方法。
  2. 2.前記噴霧室の天井面(5)の下側および前記下部胴内にプロセスガス入口( 6)および出口(7)をそれぞれ設け、前記ガス噴流を該天井面(5)と前記隔 壁(9、26)との間のコーナ部から吹き出すように構成したことを特徴とする 請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.前記天井面(5)の下側に流れる前記プロセスガスに作用させるために比較 的短い休止時間に限り、前記天井面(5)の方向に前記ガス噴流を転じながら、 比較的長い時間連続して前記ガス噴流を噴射するようにしたことを特徴とする請 求の範囲第2項記載の方法。
  4. 4.前記上部胴(20)の天井面(22)に、あるいは天井面(22)の近くに 前記プロセスガス出口(21)を備え、特に流動床を形成する種類の噴霧室に用 いられる方法であって、前記上部胴(20)と前記下部胴(19)とのほぼ境界 部から前記ガス噴流を吹き出すようにしたことを特徴とする請求の範囲第1項記 載の方法。
  5. 5.前記ガス噴流流量比を前記プロセスガス流量比の3ないし20%とし、前記 ガス噴流の圧力を1.0197kg/cm2ないし10.197kg/cm2に 保つようにしたことを特徴とする請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項 に記載の方法。
  6. 6.前記プロセスガスに乾きガスを用いて行うものにおいて、前記圧縮ガスを前 記乾きガス温度よりも低い適当な温度に予熱することを特徴とする請求の範囲第 1項ないし第5項のいずれか1項に記載の方法。
  7. 7.噴霧域に原液を吹き出す噴霧装置(4、24)にかけて前記原液を供給する 手段を有する噴霧室(1、17)と、前記噴霧域にかけてプロセスガスを導くガ ス供給および分配手段(6、25)とを備え、前記噴霧室(1、17)は円筒状 の上部胴(2、20)と、この上部胴(2、20)の下側に連設された円錐状な いし円錐台状の下部胴(3、19)とから構成されており、前記上部胴(2、2 0)は上端に前記ガス供給および分配手段のプロセスガス人口(6、25)を備 えると共に、前記噴霧室(1、17)は下端ないし上端にプロセスガス出口(7 、21)を備えたものにおいて、前記上部胴(2、20)の隔壁(9、26)に 近く、しかも前記プロセスガス出口(7、21)から遠い位置にノズル手段(8 、23)を設け、前記ノズル位置と前記プロセスガス出口(7、21)との間の 少なくとも隔壁(9、26)に沿う区域を流れる前記プロセスガスの流速を上昇 させるために圧縮ガスを前記ノズル手段(8、23)から少なくとも1系統の噴 流をなし、前記プロセスガス流量比よりも低流量比で、前記ノズル位置の該プロ セスガス流速よりも高流速に保ち、その主流が前記隔壁(9、26)のほぼ接線 方向に、かつ水平に前記プロセスガスに作用するように吹き出すことを特徴とす る噴霧室。
  8. 8.前記プロセスガス入口(6、25)および出口(7、21)を前記噴霧室の 天井面(5)よりも下の上部胴(2)および下部胴(3)の底部にそれぞれ設け 、前記ノズル手段(8)を前記天井面(5)と前記隔壁(9)との間のコーナ部 に配置したことを特徴とする請求の範囲第7項記載の噴霧室。
  9. 9.前記ノズル手段(8)を予め規定される角度内を往復回動させるために前記 天井面(5)に吊り下げると共に、その往復回動動作を行うために間欠的に操作 される駆動手段と連結したことを特徴とする請求の範囲第8項記載の噴霧室。
  10. 10.前記ノズル手段(8)が前記天井面に設けられた支持手段に吊り下げた縦 方向に延びる第1の管(11)と、この第1の管(11)の下端に設けられた水 平方向に延びる第2の管(12)と、この第2の菅の自由端に装着されたノズル マウスピース(13)とからなる管状要素(10)を備えることを特徴とする請 求の範囲第9項記載の噴霧室。
  11. 11.前記噴霧室(1、17)の外に延びる前記第1の管の一の部分を操作レバ ー(14)の一端と接続し、他の部分を前記往復動作を生じる油圧ないし空気圧 駆動装置(16)の駆動部材(15)と回動可能に連結したことを特徴とする請 求の範囲第10項記載の噴霧室。
  12. 12.前記下部胴(19)内に流動床を生じる空気供給および分配手段(18a )を備えると共に、前記上部胴(20)の上部に前記プロセスガス出口(21) を備えたものにおいて、前記ノズル手段(23)を前記上部胴(20)と前記下 部胴(19)とのほぼ境界部で、前記流動床の上方に配置するようにしたことを 特徴とする請求の範囲第7項記載の噴霧室。
  13. 13.前記プロセスガスが加熱された乾きガスであるものにおいて、前記ガス噴 流を前記プロセスガス温度よりも低い適当な温度に予熱する加熱手段を備えるこ とを特徴とする請求の範囲第7項ないし第10項のいずれか1項に記載の噴霧室 。
  14. 14.前記唄露室の軸心を囲む平面内を円軌跡で移動するように前記ノズル手段 を吊り下げたことを特徴とする請求の範囲第7項ないし第13項記載のいずれか 1項に記載の噴霧室。
JP51979693A 1992-05-21 1993-05-19 乾燥室における堆積物を最少にする方法および装置 Expired - Fee Related JP3228934B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP92610037.1 1992-05-21
EP92610037A EP0571684B1 (en) 1992-05-21 1992-05-21 A method and an apparatus for minimizing deposits in a drying chamber
PCT/DK1993/000170 WO1993023129A1 (en) 1992-05-21 1993-05-19 A method and an apparatus for minimizing deposits in a drying chamber

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07506530A true JPH07506530A (ja) 1995-07-20
JP3228934B2 JP3228934B2 (ja) 2001-11-12

Family

ID=8211840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51979693A Expired - Fee Related JP3228934B2 (ja) 1992-05-21 1993-05-19 乾燥室における堆積物を最少にする方法および装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5596817A (ja)
EP (1) EP0571684B1 (ja)
JP (1) JP3228934B2 (ja)
KR (1) KR100216290B1 (ja)
AT (1) ATE145149T1 (ja)
AU (1) AU664292B2 (ja)
DE (1) DE69215212T2 (ja)
DK (1) DK0571684T3 (ja)
ES (1) ES2096059T3 (ja)
NZ (1) NZ253010A (ja)
WO (1) WO1993023129A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004174481A (ja) * 2002-10-03 2004-06-24 Hosokawa Funtai Gijutsu Kenkyusho:Kk 造粒装置およびこの造粒装置を用いた粉末製造方法
JP2014147892A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Ricoh Co Ltd 粒子製造装置、粒子の製造方法、及びトナー
JP2017511323A (ja) * 2014-03-31 2017-04-20 ホビオネ インターナショナル エルティーディー 増強された特性を有する粉末を生産するための改良噴霧乾燥方法
JP2018143946A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 太平洋セメント株式会社 噴霧微粒子製造装置
JP2019025394A (ja) * 2017-07-27 2019-02-21 太平洋セメント株式会社 微粒子の製造法
JP2020530810A (ja) * 2017-08-04 2020-10-29 ズーメッセンス,インコーポレイテッド 超高効率噴霧乾燥装置及びプロセス

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE9312198U1 (de) * 1993-08-14 1993-10-28 Langbein & Engelbracht Gmbh & Co Kg, 44879 Bochum Anordnung zur Reduzierung des Feuchtegehalts von Bioschlamm
DE19545986A1 (de) * 1995-12-09 1997-06-12 Henkel Kgaa Zerstäubungstrockner und Verfahren zum Betreiben eines solchen Trockners
JP3585654B2 (ja) * 1996-07-11 2004-11-04 株式会社パウダリングジャパン 2段乾燥式スプレードライヤー装置
US6730349B2 (en) 1999-04-19 2004-05-04 Scimed Life Systems, Inc. Mechanical and acoustical suspension coating of medical implants
US6368658B1 (en) * 1999-04-19 2002-04-09 Scimed Life Systems, Inc. Coating medical devices using air suspension
CA2503819C (en) * 2004-04-08 2014-01-21 Nexco Inc. Method of producing ammonium nitrate crystals
US7638053B2 (en) * 2005-06-22 2009-12-29 General Electric Company Poly(meth)acrylate membranes for separation of hydrocarbon mixtures
US9109287B2 (en) * 2006-10-19 2015-08-18 Air Products And Chemicals, Inc. Solid source container with inlet plenum
CA2741266C (fr) * 2008-11-04 2016-10-18 Jean-Xavier Morin Dispositif de sechage de biomasse solide et utilisation de ce dispositif
JP5510029B2 (ja) * 2009-05-25 2014-06-04 株式会社リコー 静電荷像現像用トナーの製造方法及び樹脂粒子の製造装置
US9332776B1 (en) 2010-09-27 2016-05-10 ZoomEssence, Inc. Methods and apparatus for low heat spray drying
WO2014065668A1 (en) * 2012-10-26 2014-05-01 Friesland Brands B.V. A vortex chamber device, and method for treating powder particles or a powder particles precursor
BR112016008407B1 (pt) 2013-10-18 2021-07-06 Gea Process Engineering A/S método para limpar um arranjo de bocal em um aparelho de secagem por pulverização, e aparelho de secagem por pulverização para realizar o método
CN106596364A (zh) * 2016-12-23 2017-04-26 河海大学常州校区 一种闭式循环喷雾干燥***示踪法颗粒浓度测量***
US10155234B1 (en) * 2017-08-04 2018-12-18 ZoomEssence, Inc. Ultrahigh efficiency spray drying apparatus and process
US9861945B1 (en) 2017-08-04 2018-01-09 ZoomEssence, Inc. Ultrahigh efficiency spray drying apparatus and process
US10486173B2 (en) 2017-08-04 2019-11-26 ZoomEssence, Inc. Ultrahigh efficiency spray drying apparatus and process
US9993787B1 (en) 2017-08-04 2018-06-12 ZoomEssence, Inc. Ultrahigh efficiency spray drying apparatus and process
US10569244B2 (en) 2018-04-28 2020-02-25 ZoomEssence, Inc. Low temperature spray drying of carrier-free compositions
CN112368060B (zh) * 2018-06-29 2023-01-10 基伊埃工程技术股份有限公司 喷雾干燥设备和使气体流在喷雾干燥设备的气体分散器中调准的方法
CN111841047B (zh) * 2019-04-26 2023-07-14 宁德时代新能源科技股份有限公司 负极材料生产设备
DE102019116770A1 (de) * 2019-06-21 2020-12-24 Lübbers Anlagen- und Umwelttechnik GmbH Sprühtrocknungsvorrichtung zum Trocknen eines zu trocknenden Gutes, Verfahren zum Sprühtrocknen und getrocknetes Produkt
KR102259902B1 (ko) * 2019-09-02 2021-06-03 한국에너지기술연구원 SOx-NOx 동시 저감을 위한 임펠러 회전형 스크러버

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1634640A (en) * 1927-07-05 Spbay pbocessing appabatxts
GB474086A (en) * 1936-05-08 1937-10-26 Bowen Res Corp Apparatus for drying or otherwise treating a substance
US2333333A (en) * 1940-01-24 1943-11-02 Golden State Company Ltd Desiccating apparatus and method
DE918318C (de) * 1944-06-14 1954-09-23 Metallgesellschaft Ag Verfahren zum Trocknen von Stoffen
US2757956A (en) * 1951-12-27 1956-08-07 Salminen Paavo Viktor Ludvig Device for discharging fluids
DE1014936B (de) * 1953-03-05 1957-08-29 Buettner Werke Ag Zerstaeubungstrockner
DE1228567B (de) * 1965-08-16 1966-11-10 Dr Max E Schulz Verfahren zum Zerstaeubungstrocknen und Instantisieren von Gut
US3895994A (en) * 1974-02-15 1975-07-22 Kenji Saguchi Spray dryer
NL176018C (nl) * 1974-08-13 1985-02-01 Stork Amsterdam Inrichting voor het sproeidrogen van een suspensie.
GB2032775A (en) * 1978-11-01 1980-05-14 Aberdeen & District Milk Combustion prevention systems for spray drying equipment
US4519990A (en) * 1983-05-24 1985-05-28 Rockwell International Corporation Spray dryer for the purification of a gas
CN1007319B (zh) * 1985-12-27 1990-03-28 Tdk株式会社 喷雾干燥方法及其装置
US5227017A (en) * 1988-01-29 1993-07-13 Ohkawara Kakohki Co., Ltd. Spray drying apparatus equipped with a spray nozzle unit

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004174481A (ja) * 2002-10-03 2004-06-24 Hosokawa Funtai Gijutsu Kenkyusho:Kk 造粒装置およびこの造粒装置を用いた粉末製造方法
JP2014147892A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Ricoh Co Ltd 粒子製造装置、粒子の製造方法、及びトナー
JP2017511323A (ja) * 2014-03-31 2017-04-20 ホビオネ インターナショナル エルティーディー 増強された特性を有する粉末を生産するための改良噴霧乾燥方法
JP2018143946A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 太平洋セメント株式会社 噴霧微粒子製造装置
JP2019025394A (ja) * 2017-07-27 2019-02-21 太平洋セメント株式会社 微粒子の製造法
JP2020530810A (ja) * 2017-08-04 2020-10-29 ズーメッセンス,インコーポレイテッド 超高効率噴霧乾燥装置及びプロセス

Also Published As

Publication number Publication date
AU4309093A (en) 1993-12-13
US5596817A (en) 1997-01-28
WO1993023129A1 (en) 1993-11-25
ATE145149T1 (de) 1996-11-15
EP0571684B1 (en) 1996-11-13
DK0571684T3 (da) 1997-04-21
ES2096059T3 (es) 1997-03-01
JP3228934B2 (ja) 2001-11-12
EP0571684A1 (en) 1993-12-01
KR100216290B1 (ko) 1999-08-16
NZ253010A (en) 1996-02-27
DE69215212D1 (de) 1996-12-19
KR950701539A (ko) 1995-04-28
AU664292B2 (en) 1995-11-09
DE69215212T2 (de) 1997-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07506530A (ja) 乾燥室における堆積物を最少にする方法および装置
JP3031923B2 (ja) 造粒コーティング装置およびそれを用いた造粒コーティング方法
JP3489688B2 (ja) 粉体を加工物に塗布する方法及び装置
EP0961646B1 (en) Spray drying method and apparatus and cleaning method for such an apparatus
US8007848B2 (en) Pneumatic seasoning system
JP2763806B2 (ja) 造粒コーティング方法および装置
JP2992760B2 (ja) ノズル孔より流出する液体又は溶融体をその周辺よりの気体噴出流により偏向分配する方法
JP2004074155A (ja) 改善された噴霧用スプレーガン
EA199900386A1 (ru) Распылительная форсунка для распыления жидкости в псевдоожиженном слое
AU758681B2 (en) An apparatus and a process for coating tablets
JPH11117U (ja) 粉末塗装装置等のための粉末回収装置
GB2081605A (en) Spray nozzle
US5130156A (en) Method for agglomerating food powders
CN1092545C (zh) 农业和其它用途的喷射装置及喷射方法
US2594469A (en) Method of spraying freely falling particles
WO2000033971A1 (en) Powder spray apparatus for spraying exterior can bottoms
US5069118A (en) Mechanism and method for agglomerating food powders
SU1072825A3 (ru) Способ распылительной сушки и распылительна сушилка
EP2799153B1 (en) System and method for humidifying a system for applying a coating to a workpiece
JPH0966201A (ja) 旋回流型噴霧乾燥装置
CA2387619A1 (en) Cereal ingredient application process and apparatus
GB1249157A (en) Improved method and apparatus for applying decorative aggregate to surfaces
EP0786940A1 (en) A method and apparatus for spray-drying
SU578766A1 (ru) Распылительна сушилка
GB2278554A (en) Rotary atomiser for a food flavouring system

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070907

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080907

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090907

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees