JPH07506465A - ウエハ静電締着装置 - Google Patents

ウエハ静電締着装置

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ム」l遠U ■迂 本発明は、半導体ウェハを処理するための装置に関し、特に真空処理チャンバ内 で半導体ウェハを静電的に締め付けるための装置に関する。本発明の装置はイオ ンインプランテーション装置において特に有用であるが、それに限定されるもの ではない。
五景技街 集積回路の製造において、多くの周知工程は真空でイオンビームを半導体ウェハ に打ち込む処理を含む。
これらの処理は、例えばイオンインプランテーション、イオンビームミリング及 び反応イオンエツチングを含む。各側において、イオンビームはソースで生成さ れかつターゲットウェハに対しさまざまな角度で方向付けられ加速される。イオ ンインプランテーションは導電性を変化させる不純物を半導体ウェハ中に導入す るための標準的技術になった。所望の不純物原料がイオンソース内でイオン化さ れ、イオンビームは規定のエネルギーのイオンビームを形成するべく加速されか つウェハ表面に方向付けられる。ビーム内の励起イオンは半導体原料のバルク内 に浸透し、所望の導電性領域を形成するよう半導体原料の結晶格子内に埋め込ま れる。
ターゲットの載置位置はイオンインプランテーション装置の重要部分である。タ ーゲット載置位置はイオンインプランテーションのための定位置に半導体ウェハ をしっかり締着させ、及びほとんどの場合ウェハを冷却するよう要求される。さ らに、イオンインプランテーションが完了した後ウェハを交換するための手段が 与えられる。ウェハの冷却は、単位時間当たりの処理ウェハ数による高いスルー プットを実現することが最大の目的であるところの商業的半導体加工処理におい て特に重要である。高スループツトを達成するための1つの方法は、インプラン テーションがより短時間に完了するような高電流イオンビームを使用することで ある。しかし、高電流イオンビームにより大量の熱が発生しやすい。熱は規定の 限界を超えた不純物の非制御拡散およびパターン化されたフォトレジスト層の浸 食をもたらす。ウェハ最高温度を約100℃に制限するためにウェハを冷却する 必要がある。
半導体ウェハをターゲット載置位置に締着させるための多くの技術が周知である 。従来技術に従い、ウェハはウェハ表面の外周縁に係合する周縁締着リングによ りプラテンに対向して締着される。ウェハ表面はイオンインプランテーションに 対し開放される。しかし、ウェハの外周縁は、締着リングがイオンインプランテ ーションを妨害するためその部分だけ集積回路デバイスとして利用できない。他 の不利な点は、周縁締着がウェハ表面全体にわたってウェハと従来の平坦金属プ ラテンとの間の物理的接触を生じさせないという点である。ウェハは熱伝導すべ き大部分のプラテン表面に物理的に接触しないので、半導体ウェハの熱伝導率は 真空環境内で非常に減少する。ウェハがらの輻射による熱伝導は低電流イオンビ ームを除いて不十分である。高電流イオンビームの場合、ウェハ領域全体で熱伝 導による十分な冷却を確保するのにウェハとプラテンとの間の物理的接触が要求 される。
周縁締着により高い熱伝導率を確保するためのさまざまな技術が開示された。ウ ェハとヒートシンクとの間の熱伝導を最適化するための輪郭ヒートシンク表面が 1985年8月20日登録のHo1denによる米国特許第4,535.835 号に開示されている。該ヒートシンク表面は均一な接触圧力配分及び周縁締着ウ ェハに対するウェハの弾性限界に近づくストレスをもたらす荷重を負わせるよう に輪郭づけられている。
真空中での熱伝導のための他の従来技術は、半導体ウェハとヒートシンクとの間 に熱伝導ポリマーを使用するものである。半導体ウェハとヒートシンクとの間に 熱接触を与えるための粘着性不活性ポリマー薄膜は、1979年2月13日に登 録されたジョーンズらによる米国特許第4.139.051号に開示されている 。ジョーンズらにより開示されたポリマー薄膜はウェハを処理中に定位置に固定 するのに有利な粘着表面を有する。そのような粘着性表面は、イオンビームを照 射した後ウェハを簡単に取り外さなければならないような自動処理においては適 用不能である。粘着性表面はウェハの破損をもたらし、及び簡単に汚れてしまう 。
半導体ウェハとヒートシンクとの間の柔軟な熱伝導層を利用した自動ウェハ締着 機構が、Faretraにより1981年8月11日登録、米国特許第4.28 2.924号に開示されている。ウェハはその周縁で、表面上に熱伝導性シリコ ンラバ一層を有する凸状に屈曲したプラテンと締着される。
ガス輸送の技術もまた真空内でウェハを冷却するために利用される。ガスは空洞 またはウェハ裏の微視的間隙内に導入され、ウェハとヒートシンクを熱的に結合 する効果を与える。ガスに補助された固体がら固体へ半導体ウェハについての熱 伝導力’Ho1denにより1984年7月3日に登録された米国特許第4.4 57.359号に開示されている。
周縁締着のすべての周知技術はウェハの無駄な領域を生じさせる。これらの形状 のほとんどにおいて、半導体ウェハとプラテン表面間の不十分な接触のため熱伝 導が不十分である。さらに、上記米国特許第4.535.835号及び4.28 2.924号に開示された屈曲プラテンはウェハ表面の異なる位置に対しさまざ まな角度のイオンビーム入射を該ウェハ面上に導入する。イオンインプランテー ションにおいて、入射角度の変化は深刻な問題である。入射イオンの浸透の深さ は、周知のチャネリング効果による入射角度の関数である。したがって、イオン インプランテーションにおいて半導体ウェハの表面全体にわたって一定の入射角 のイオンビームをウェハ表面上に与えることが所望される。
周縁締着リングに対する要求を排除し、平坦プラテン表面の使用を許すウェハ締 着技術は遠心締着である。遠心締着において、ウェハは回転軸の回りに回転する 。プラテン表面は、遠心力がプラテン表面に対しウェハを押圧するような回転軸 についての角度に方向付けされる。遠心締着及び熱伝導効果のための柔軟性熱伝 導ポリマー層を有する平坦プラテン表面を利用する技術がMearsにより19 89年5月23日登録、米国特許第4、832.781号に開示されている。そ こに開示された技術は十分に高い冷却効果を与えるものである。しかし、遠心締 着を与えるのにウェハを回転させるのは、複雑さを増しかつ実用的であるとは限 らない。
半導体ウェハを締着するための他の周知技術は静電気力を使用する。誘電体層が 半導体ウェハと伝導支持プレートとの間に配置される。電圧がウェハと支持プレ ートとの間に印加され、ウェハは静電気力により誘電体層に対して締着される。
ウェハ静電締着はG、 A、 Wardlyによる”Electrostati c Wafer Chuck forElectron Beam Micro fabricationll、 Rev、 Sci、 Instrum、。
Vol−44,No、101972.pp、1506−1509及びMcGin tyによる1976年11月23日登録、米国特許第3.993.509号に開 示されている。ウェハから熱を除去するための熱伝導材を利用するウェハ静電締 着についての議論は、Lewinらによる1985年2月26日登録米国特許第 4.502.094号、Wardらによる1987年5月12日登録米国特許第 4,665、463号、及びBr1g1iaによる1980年1月15日登録米 国特許第4.184.188号に記載されている。Bri、gliaの特許は熱 伝導性及び電気的絶縁RTVシリコンの層を有する支持プレートを開示している 。ウェハ静電締着はまた、Tojoらによる1984年10月30日登録米国特 許第4.480.284号、Lewinによる1985年11月19日登録米国 特許第4,554、611号、Wickerらによる1988年2月9日登録米 国特許第4、724.510号、及び’Eckesらによる1983年10月2 5日登録米国特許第4.412.133号に開示されている。
5aki taniらによる1985年5月28日登録米国特許第4,520、 421号には、絶縁部材の底面上に電極をそれぞれ有する一対の試料引きつけ部 を含む試料支持デバイスが開示されている。一対の試料引きつけ部の間に電圧を 印加する時、試料は静電的に上方面に引きつけられる。
電圧はACまたはDCである。極性変化電圧を伴う8つの弧状引きつけ部を有す る実施例が開示されている。
Horowi t zらによる1972年4月7日登録米国特許第5,103. 367号には、少なくとも3つの電極を有する半導体ウェハのための静電気チャ ックが開示されている。誘電体薄膜内に埋め込まれた2つの電極は、振幅及び位 相の制御された正弦渡場を与えるようAC電源により付勢される。電極電圧の相 対位相及び振幅はウェハ上の減少電圧をゼロにするよう調節される。一つの実施 例において、基板支持表面はサファイヤ(A1203)のような薄いセラミック 層から成る。
従来のウェハ締着技術を有する装置は、不十分な締着力、電流によるウェハ上の デバイスへのダメージ、半導体ウェハとの電気的接触の困難さ、及び締着電圧が 除去された後ウェハがプラテンに張り付いてしまうといった問題を含む。さらに 、プラテン表面の大部分の領域は半導体ウェハとの電気的接触のために割り当て られているので、しばしば熱伝導効果は高電流イオンインプランテーション適用 に対して不十分である。
例えば、上記米国特許第4.502.094号である。
本発明の主目的は、被処理体を支持表面へ静電締着するための改良された方法及 び装置を与えることである。
本発明の他の目的は、半導体ウェハを静電締着するための改良された方法及び装 置を与えることである。
本発明の他の目的は、半導体ウェハの締着に関し信頼性の高い静電締着装置を与 えることである。
さらに本発明の他の目的は、半導体ウェハとの間の高い熱伝導効果をもたらすウ ェハ静電締着装置を与えることである。
さらに本発明の他の目的は、比較的高い照射エネルギーを可能にするため真空内 で処理する間効果的に半導体ウェハを冷却するための手段を含むウェハ静電締着 装置を与えることである。
さらに本発明の他の目的は、電流を流すことによる半導体ウェハ上のデバイスへ のダメージを避けるウェハ静電締着装置を与えることである。
さらに本発明の他の目的は、実質的にウェハの張り付きを防止するウェハ締着表 面を有する静電締着装置を与えることである。
さらに本発明の他の目的は、締着電圧がオフの時ウェハは取り除かれるところの ウェハ静電締着装置を与えることである。
さらに本発明の他の目的は、ウェハの全表面が処理中に同じ角度でさらされると ころの半導体ウェハ締着装置を与えることである。
さらに本発明の他の目的は、構造が単純でコストが安い・ウェハ静電締着装置を 与えることである。
発刊の皿丞 本発明にしたがって、これら及び他の目的並びに長所が被処理体の静電締着のた めの装置において達成される。被処理体は典型的に半導体ウェハであり、装置は 典型的にイオンビームがウェハに照射されるところの真空処理チャンバ内で利用 される。装置は、少なくとも2つのプラテンセクションを含むプラテンと、該プ ラテンセクションに対し位相の異なるAC締着電圧を印加するための手段とを含 む。プラテンセクションはお互いに電気的に絶縁される導体電極を含む。それぞ れの電極上に配設される誘電体物質はウェハを受け取るための締着表面を画成す る。ウェハが静電気力によってしっかり締着面に固定されるように、締着電圧の 1位相が各電極に印加される。
好適に、被処理体を静電締着する装置は、製被処理体を受け取るための電気的に 絶縁された締着面を有するプラテンと、締着面の下に設置されそこから電気的に 絶縁されたnが2と同じかそれ以上の2n個の導体電極と、及び被処理体の締着 が所望のとき各電極へAC電圧を印加するための締着制御手段から成る。電極は 締着面の中心に関して対称に配設されている。プラテンの反対側の電極に印加さ れる電圧は2分の1周期位相を異にする。AC電圧が電極に印加されるとき、製 被処理体は締着面上の定位置に静電的に締着される。好適実施例において、プラ テンは6個の電極を含み、6つの位相を有する締着電圧が電極に印加される。好 適に、締着面は円形であり、半径方向に6つの領域に分割され、それぞれのセク タの下にひとつの電極を有する。締着面は誘電体インシュレータにより画成され 、電極は誘電体インシュレータの下面に形成されたメタル層から成る。AC電圧 が電極から除去されるとき締着力がほぼゼロになるように、誘電体インシュレー タは好適に非極性である。好適実施例において、誘電体物質はアルミニウム、サ ファイヤまたはアルミニウム窒化物から成る。
各電極に印加される電圧は、好適に20Hzから50 Hzの範囲の基本周波数 と、900■から1200Vピークの範囲の振幅を有する双極方形波から成る。
各電極にAC電圧を印加するための手段は6つの電極に印加するためのOo、6 0°、120°、180°、240°及び300°の位相を有する双極方形波電 圧を生成するための手段から成る。電極に印加される該電圧は等しい振幅及び周 波数を有するが位相が異なる。方形波締着電圧は常に締着力が被処理体に付勢さ れることを保証し、それによって被処理体の振動を防ぐ。
好適実施例において、さらにプラテンは電極を支持するための絶縁基板、誘電体 インシュレータ及び絶縁基板のための支持プレートを含む。プラテンは被処理体 を接地させるための接地リングを含む。
静電締着装置が真空チャンバ内で利用されるとき、好適に装置は被処理体と締着 面との間に熱エネルギーを伝導させるべく該被処理体と該締着面との間の領域に ガスを導入するための手段を含む。その領域からのガスの散逸を防ぐために、好 適に装置は被処理体外縁付近の被処理体と締着面との間の領域をシールするため の手段を含む。さらに、好適に装置はプラテンを冷却するための手段を含む。プ ラテンは支持プレートに冷却液を循環させるための水路を設けることにより冷却 される。
E順F力■単シJ慰児 本発明の目的、利点及び可能性のより良い理解のために、参照図面をここに掲げ る。
FIG、 1は締着面上に配置された接触ワイヤを有するウェハ静電締着装置の 平面図である。
FIG、 2は締着面上方に半導体ウェハが載置されたFrc、 1のウェハ締 着装置の断面図である。
FIG、 3は締着面上に半導体ウェハが載置されたFIG、 1のウェハ締着 装置の断面図である。
FIG、 4Aはウェハ、熱伝導誘電体層、伝導プラテン及び締着面上方にはみ 出た接触ワイヤの断面部分拡大図である。
FIG、 4Bはウェハ、熱伝導誘電体層、伝導プラテン及び誘電体層内に圧縮 された接触ワイヤの断面部分拡大図である。
FIG、 5は好適締着電圧を時間の関数として図示したグラフである。
FIG、 6は締着面上に配設された接触ワイヤを有するウェハ静電締着装置の 一実施例の平面図である。
FIG、7はFIG、6のウェハ締着装置の部分断面図である。
FIG、 8は3位相締着電圧を利用するウェハ静電締着装置の平面図である。
FIG、 9はFIG、 8のウェハ締着装置での使用に適した3位相正弦波締 着電圧の位相を図示したグラフである。
FIG、 10は図8のウェハ締着装置の等価回路図である。
FIG、 11はFIG、 8のウェハ締着装置での使用に適した3位相方形波 篩着電圧の位相を図示したグラフである。
FIG、 12は6つの電極を伴うプラテンを有し6位相締着電圧を利用するウ ェハ静電締着装置の平面図である。
FIG、 13はウェハ締着装置FIG、 12の線13−13での断面図であ る。
FIG、 14AはFIG、 12のウェハ締着装置の動作のための電圧を生成 する締着制御回路の実施例のブロック図である。
FIG、 14BはFIG、 14Aの締着制御回路により生成された6つの電 圧波形を示したタイミング図である。
FIG、 15は6つの電極を伴うプラテン及び被処理体の接地のための周縁接 地リングを有するウェハ静電締着装置の断面図である。
FIG、 16Aから16Cはそれぞれ、3位相正弦波締着電圧、3位相方形波 篩着電圧及び6位相方形波綿着電圧を図示したものである。
FIG、 17はFIG、12及び13に示された締着装置に類似でかつウェハ 冷却を有するウェハ静電締着装置の断面図である。
日 −るt−の のノ寅旨 本発明の第1実施例に従った、半導体ウェハを静電的に締着(clamp)させ るための装置が図1−3に示されている。電気的伝導性プラテン10が、半導体 ウェハ12の機械的な支持を提供する。プラテン10は典型的にアルミニウムデ ィスクであり、冷却用流体の循環のための通路(図示せず)を設けてもよい。誘 電層14がプラテン10の表面16に貼り付けられている。表面16は典型的に 平坦である。誘電層14は、平坦なウェハ締着表面18を有する。誘電層14は 軟質な弾性材料であり、好適に後述のような熱伝導性誘電材料である。
伝導ワイヤ20.22及び24が締着表面18を横切って軽く張られている。ワ イヤ20.22及び24は、締着表面18の平面にほぼ横たわり、少なくとも締 着表面18のやや上方に突き出ている。ワイヤ20.22及び24は、ネジ32 のような適当な接続手段によってフレーム部材30に固定され、フレーム部材3 0との電気的な接触を確実にしている。プラテン10は、絶縁スタンドオフ28 のような適当な電気的絶縁手段によってフレーム部材30から電気的に絶縁され ている。
図1−3の実施例において、フレーム部材30はカップ状であり、プラテン10 を取り囲む上向きの壁34を有する。ワイヤ20.22.24は壁34の上部表 面36を横切って張られている。壁34の上部表面36は、締着表面18と相対 して位置され、ワイヤ20.22及び24が締着表面18上に位置される。
締着電圧生成器40が、プラテン10とフレーム部材30との間に接続される出 力を有する。締着制御信号が締着電圧生成器40の動作を制御する。締着制御信 号が起動状態(active 5tate)であるとき、後述されるように、締 着電圧がプラテン10とワイヤ20.22及び24との間に印加される。
ウェハ12は、いかなる適当なウェハハンドリングシステムによっても締着表面 18に位置される。ウェハ12は、図2において締着表面18の上方に位置され て示され、図3において表面18に締着されて示される。好適なウェハハンドリ ングシステムにおいて、ウェハ12は、プラテン10と誘電層14とを通じて伸 長する3個のウェハ支持ピン(図示せず)によって位置される。次いで、これら ピンはプラテン10内に引っ込み、ウェハ12が締着表面18上に下げられる。
このタイプのウェハハンドリングシステムは、メアーズら(Mears et  at)による1989年4月4日発行の米国特許第4817556号に開示され ている。
ウェハ12が誘電層14の締着表面18に位置されたとき、締着電圧生成器40 が起動し、ワイヤ20.22.24とプラテン10との間に締着電圧を応用する 。図2に示すように、ワイヤ20.22及び24は、ウェハ12が適所に確実に 締着されているときを除き、少なくとも締着表面18のやや上方に突き出ている 。ワイヤ20.22及び24は、少なくともそれらの長さの部分に沿ってウェハ 12を電気的に接触させる。締着電圧が印加されると、ウェハ12は、静電力に よって締着表面18に対して確実に引き寄せられ、ワイヤ20.22及び24は 弾性誘電層14に押し付けられる。ウェハ12、プラテン10及び誘電層14は 平行板コンデンサを形成する。平行板コンデンサの板の間の電圧の応用が相互に 板を引き付ける静電力を生成することは周知である。
誘電層14は好適に、薄い硬質の表面フィルムを有する軟質な熱伝導高分子層で ある。軟質な高分子層は好適に熱伝導性粒子を含むシリコンゴムであり、ウェハ 上の表面の凹凸の通りになり、低熱抵抗を有する。
表面フィルムは好適に、シリコンゴム層とウェハ及びその他のものとの接着を防 ぐ二酸化シリコンである。
シリコンゴム層は好適に、約0.003インチから0、010インチの範囲の厚 さを有し、プラテン1oの表面の適所に成形され得る。シリコンゴム層及びその 製造技術の詳細は、米国特許第4832781号で提供される。シリコンゴム層 は極めて軟質であり、典型的にジュロメータ値50シヨアA又はそれ以下の硬さ を有する。
軟質なシリコンゴム層は、確実で低い抵抗の電気的接触を半導体ウェハ12に与 える。ワイヤ2o、22及び24は、比較的強く、酸化に抵抗性のある電気的伝 導体を形成する。好適な材料がタングステンである。他の適当な材料は、金及び プラチナのような貴金属及びモリブデンを含む。ワイヤの直径は典型的に約o、  o o o sインチから0.003インチの範囲である。ワイヤの好適な直 径は約0. OO1インチである。
ワイヤの直径は、ウェハ締着動作に関連する荷電電流(charging cu rrent)を運ぶため、十分に大きくなければならない。付加的に、ワイヤの 直径は、多重(multiple)締着動作中の耐久性を確実にするのに十分な ものでなければならない。しかし、ワイヤの直径は、誘電層を傷つけ又はその熱 のパフォーマンス(perf ormance)を低下させるほど大きすぎては いけない。
薄いワイヤ20.22及び24はウェハ12に線接触(line contac t)する。点接触(point contact)が、自動半導体処理に要求さ れるような、高信頼であり、ウェハに対する低い抵抗接触を与えないことがわか った。さらに、弾性誘電層14は、ウェハとの低い抵抗接触を維持するような補 助をする。ウェハ12が締着表面18に最初に位置され、締着電圧が全く印加さ れていないとき、ワイヤ2o、22及び24は、図4Aに示すように、少なくと も締着表面18のやや上方に突き出ている。したがって、ワイヤ20122及び 24は、少なくともそれら長さの部分に沿ってウェハ12に物理的に接触する。
締着電圧生成器4oが起動され、締着電圧が印加されると、ウェハ12は締着表 面18に対して引き寄せられ、それによって弾性誘電層14にワイヤ2o、22 及び24を押し付け、ワイヤ20,22及び24とウェハ12との間の電気的な 接触の長さを維持するか又は増加させる。誘電層14の弾性はウェハ12に対す るワイヤ20.22及び24を促進し、信頼できる、低い抵抗接触が維持される ことを確実にする。ウェハの表面ドーピングの単−極効果及びバルク抵抗表面酸 化を無視して、ウェハ12の重さのみが接触力を与えるのに利用されるならば、 ワイヤ20,22及び24とウェハ12との間の線接触が初期的な接触を確実に する。
ウェハ12、誘電層14及びプラテン10の拡大部分断面図が図4Bに示される 。ウェハ12は締着された位置で示されている。ワイヤ20が弾性誘電層14に 押し付けられていることがわかる。ウェハ12はワイヤ20によって著しく変形 されず、ワイヤ20の直径に近似的に等しい幅の非常に小さい領域を除き、ウェ ハ12と締着表面18との間の接触が維持されている。軟質な弾性層14は、接 触がウェハ12と締着表面18との間で維持されないような窪みを形成すること よりもむしろワイヤ20の周りや上方へと上がって行くものと信じられている。
図4Bに示す形状は、最適に透明で伝導的にコーティングされたガラスのウェハ を使用して確認された。図4Bに示され上で説明された形状を達成するために、 ワイヤの直径と、誘電層14の厚さとの比は好適に約0.10から0.33の範 囲である。
図1に示す形状は、ウェハ12との電気的接触を確立するための3個のワイヤ2 0.22及び24を使用する。この形状は図1の例で使用され、プラテン10の 中央部分に位置させたウェハ持上機構(図示せず)を除去した。しかし、締着表 面18に位置される1個又はそれ以上の伝導性のより線又はワイヤのいかなる組 み合わせも本発明の範囲内に含まれる。単一の接触ワイヤがウェハ12との線接 触を与えることが理解できるであろう。接触ワイヤの個数が増加すると、ウェハ 12への電気的接触の抵抗が減少し、締着力が増加する。
本発明のウェハ静電締着のパフォーマンスは、締着電圧の特性に一部依存する。
DC締着電圧が信頼的な締着を提供するが、ウェハ12と締着表面18との間の 相接面(interface)に極性を生じさせ、締着電圧が切られた後にウェ ハが表面18に締着される。好適な締着電圧は、少なくとも1000ボルトのピ ーク対ピーク振幅と、44で図5に示されるような、3〇−300Hzの範囲の 周期とを有する双極方形波電圧である。双極方形波締着電圧が、ウェハ12と締 着表面18との間の相接面で荷電ビルドアップ(chargebuildup) を防ぐ。
付加的に、ワイヤ20.22及び24とウェハ12との間のアーク (arci ng)を防ぐために、方形波締着電圧のスイッチ速度を約1000ボルト毎ミリ 秒に制限することが望ましいということがわかった。方形波締着電圧の比較的遅 いスイッチ時間が、ウェハ対ワイヤ接触を通じる電流を1−10ミリアンペアの オーダーの値に減少させる。図5に示され上述したタイプの締着電圧波形を生成 するための技術は当業者にとって周知であり、詳細に述べないであろう。方形波 締着電圧の波形が締着電圧を生成するために使用される回路に依存することが理 解されるであろう。しかし、方形波締着電圧のスイッチ速度が好適に上述のよう に制限される。例えば、適当な締着電圧が締着又は正弦波の振幅制限によって得 られる。
第1実施例の例において、水冷アルミニウムプラテンが、0.006インチの厚 さを有する熱伝導性シリコンコムの絶縁層で被覆された。このゴム層は正確ニ鋳 込み(cast)され、ウェハに面して滑らかで平坦な表面を確実にしていた。
このゴム層の厚さは、ウェハとアルミニウムプラテンとの間の伝熱を最適にする ように慎重に制御された。直径0. OO1インチのタングステンワイヤが、ゴ ム層に接してプラテン上に軽く張られた。ワイヤは、透明(bright)なオ キシド自由表面(oxide(ree 5urface)を得るために在来のク リーニング技術で処理され、ウェハへの電気的接触抵抗を最小にした。この材料 と形状との組み合わせは、空気及び真空の両方で使用の5−10torrの範囲 の締着力を生成するために、1000−2000ボルトの範囲の締着電圧を要し た。
本発明の第1実施例に従ったウェハ静電締着装置の例が図6及び7に示される。
電気的伝導性プラテン50が半導体ウェハ52のための機械的支持を提供する。
誘電層54がプラテン50の平坦表面56に固着される。誘電層54は平坦なウ ェハ締着表面58を有する。誘電層54は、上述のような弾性の伝熱性シリコン ゴムである。ウェハ52は誘電層54の外側と重なり合い、入射イオンビームが ウェハ平坦の領域での誘電層54の損傷するのを防ぐ。誘電層54は表面56に 固着され、プラテン50の周囲の溝60内に成形され、使用中に誘電層54が表 面50に固着されたままであることを更に確実にする。プラテン50の中央部分 にウェハ持上機構(図示せず)のための開口61が設けられる。
伝導ワイヤ62.64及び66が、締着表面58を横切って軽く張られ、環状支 持リング68に取り付けられている。ワイヤ62.64及び66は、ワイヤ20 .22及び24と関連して上述された特性を有する。リング68は、ワイヤ62 .64及び66を止めておくための間隔をあけたノツチ(notch) 70を 設けている。ノツチ70の各々は、図7に示されるように、半円形部分72を有 し、ワイヤ62.64及び66の制御的に曲げることができる。図7に示すとお り、ワイヤ62.64及び66はそれぞれの半円形部分72の周りで曲げられ、 リング68と環状リング74との間に機械ネジ76によって止められる。リング 68及び74は、絶縁スペーサ78及び80によってプラテン50から電気的に 絶縁される。リング74は、適当な非伝導機械ネジ等によってプラテン50に機 械的に取り付けられている。
動作において、図5に示され上述した締着電圧がワイヤ62.64及び66とプ ラテン50との間に印加され、誘電層54に対してウェハ52を確実に締着する 。
本発明の第2実施例が図8に示される。ウェハ締着装置が、部分92.94及び 96に半径方向に分割された伝導性プラテン90を含む。部分92.94及び9 6は相互に電気的に絶縁されている。上述した誘電層14と同一の特性を有する 誘電層がプラテン部分92.94及び96の表面に貼り付けられる。上述のワイ ヤ20.22及び24と同一の特性を有するワイヤ102.104及び106が プラテン90を横切って伸長され、フレーム部材108に電気的に接続されてい る。3位相綿着電圧生成器110が、プラテン部分92に接続される位相A(φ A)出力と、プラテン部分96に接続される位相B(φB)と、プラテン部分9 4に接続される位相C(、IC)出力とを有する。電圧生成器110の接地線は フレーム部材108に接続される。
3位相ウェハ締着装置の1つの形状に従って、3位相綿着電圧生成器110の出 力は図9に示すような正弦波である。3位相は、在来の方法で相互に関して12 0°位相される。
誘電層が、上述の米国特許第4832781号及び誘電層14に関連して説明さ れたような熱伝導性シリコンゴムであるとき、図8に示されるウェハ締着装置は 高い伝熱効率を提供する。
3位相ウェハ締着装置と同等の回路が図10に示される。プラテン部分92.9 4及び96及びウェハは、図10に示されるようなコンデンサ130.132及 び134のY字接続形状と同等である。図8に示されるように、ウェハは大地に 接続される。ウェハは、大地に接続されるコンデンサ130.132及び134 の板に一致する。コンデンサ130はウェハとプラテン部分94との間の容量を 表し、コンデンサ132はウェハとプラテン部分92との間の容量を表し、コン デンサ134はウェハとプラテン部分96との間の容量を表す。ウェハ締着装置 は、対称的に合致したY字接続3位相負荷のように3位相電圧に現れる。3位相 Y字形状分布システムが対称的Y字形状負荷であるとき、負荷(l oad)の 中心からシステムの中性への中性電流(neutral current)がゼ ロであることが、3位相電力分布の場で周知である。この原理は、エフ・ディー ・ヘーレら(F、D、Hehre et al)による電気回路及び機械(El ectrical C1rcuits AndMachinery) 、ライレ イ・アンド・サンプ(日付)、第150ページから第165ページ、に説明され ている。接地線の電流がこのような形状においてゼロである事が、ウェハ締着装 置の前後関係で重要である。接地電流(ground current)がゼロ であることから、ワイヤ102.104及び106によって与えられるウェハへ の接続は締着動作に影響無く除去される。よって、半導体ウェハへ低い抵抗で電 気的な接触をさせることに関する困難さは除去される。
図8に示される3位相ウェハ締着装置の他の利点は、一定の締着力が常時提供さ れる。保持力(holdingforce)は個々の位相電圧の2乗の和に比例 する。対照的に、単一位相ウェハ静電締着において、締着力がゼロになるたびに 締着力がゼロ電圧を横切る。これは実際の問題であることと認められていなかっ たが、3位相形状は締着電圧のゼロを横切る間、締着力のポテンシャル損失を除 去する。さらに、3位相形状は一層のフェイルセーフ(fail 5afe)シ ステムを提供するために使用される。締着電圧が単一位相システムで故障(fa il)すると、高価な半導体ウェハが損傷又は破壊される。3位相ウェハ締着装 置において、1つ又はそれ以上の位相が失われると締着力のいくらかが残る。
3位相の締着電圧がモニターされる。1つ又は2つの位相が失われると、動作が ウェハに損傷を与えることなく終了される。
上述のように、半導体ウェハへの大地接続は、3位相ウェハ締着装置において除 去される。しかし、実際に、ワイヤ102.104及び106又は低い等価抵抗 接続の形状のウェハの大地接触を与えることが通常は好適である。ゼロの接地電 流が、完璧に合致した負荷に動作する完璧に釣り合った3位相正弦波電圧にのみ 生じる。つまり、図10に示される等価コンデンサ130.132及び134の 各々が同一の値でなければならない。実際に、通常、システムにおいて若干の不 釣り合いがある。しかし、システムがやや不釣り合いであっても接地電流が非常 に小さく、ウェハへのアークの機会が小さい。ワイヤ102.104及び106 によって提供される大地接続を使用する他の利点が、入射イオンビームによる荷 電ビルドアップ(charge buildup)を最小にし、半導体ウェハの イオンビーム電流を計測するための手段を提供する。ウェハへのイオンビーム電 流をモニターすることが望まれるとき、図8に示すように、抵抗器102が接地 線と直列に接続される。
3位相正弦波締着電圧が図8のウェハ締着装置に使用されると、適当な締着電圧 が3位相ライン入力から直接電圧生成器110で導かれる。セットアツプトラン スフォーマが、1000ボルトビーク対ピークのオーダーで、要求される締着電 圧振幅を提供するために使用される。リレー(relaい又は他の適当なアナロ グスイッチが締着電圧を切るために使用される。
図8に示される3位相波綿着装置の他の態様によると、3位相篩着電圧が図11 に示されるような方形波から成ることができる。締着電圧生成器110の位相A 、位相B及び位相C出力は、相対的に相互に方形波振動周期の3分の1だけ位相 された方形波である。好適に、3位相方形波綿着電圧のスイッチ比は、図5に示 され上述したように、約1000ボルト毎ミリ秒に制限される。図11に示すよ うな方形波の使用は、同一の正弦波よりも大きい締着力を提供する。よって、等 両線着力が、正弦波と比較して小さい振幅の方形波で得られる。
接地電流が3位相正弦波システムにおいてのみゼロであることから、3位相方形 波綿着電圧が使用されると、接地電流はゼロではない。しかし、接地電流の絶対 値が単一位相システムの場合よりもずっと小さいので、アークの危険性が減少す る。さらに、正弦波又は方形波のいずれかの3位相篩着電圧が使用されると、接 地ワイヤ102.104及び106と半導体ウェハとの間の接触抵抗が高いとき 、ウェハが信頼的に締着される。
図8の3位相ウェハ締着装置は、ウェハへの電気的接触をさせるためのワイヤ1 02.104及び106で説明され示された。いかなる技術も3位相形状におい てウェハへの電気的な接触をさせるために使用され、このような3位相ウェハ締 着形状が本発明の範囲内に含まれることは理解できるであろう。
図8の実施例は3位相システムウェハクラブ装置に関連して説明された。3位相 ライン電圧が多くの場合に利用可能であることから、3位相システムが多相締着 システムの好適形状である。しかし、2位相綿着システムが許容できるパフォー マンスと、特に相対的に低い締着電圧を提供する。さらに、3位相以上の締着電 圧を使用するウェハ静電締着が本発明の範囲内に含まれる。
シリコンゴム誘電層は、図1−3及び図6−8に示されるウェハ静電締着装置に おいて様々な重要な機能を実行する。シリコンゴム層は、ワイヤ20,22及び 24及びウェハ12をプラテン10のポテンシャルから電気的に絶縁する。0. 006インチの厚さを有するシリコンゴム層が、破損することなくゴム層を横切 って2000ボルトをかけて真空で試験された。シリコンゴム層はまた、ワイヤ 20.22及び24に対して分布された圧縮力を与え、電気的接触を確実にする ウェハ12の裏面に長く薄い線接触を確立する。
本発明の静電締着力によって圧縮されるとき、シリコンゴム層が数ワット毎平方 センチメータのウェハ冷却容量を示す。しかし、ここで説明されるウェハ静電締 着組立体で使用される誘電層は熱伝導性である必要がないことが理解できるであ ろう。ウェハの冷却が要求されないとき、誘電層は、組立体の締着動作に影響し ない熱絶縁体である。
最後に、シリコンゴム層は、ワイヤの直径と幅で近似的に等しい領域を除いてウ ェハ12を破壊し又締着表面18とウェハ12との間の接触を阻害することなく ゴム層によって占有される空間にワイヤ20.22及び24を押し込むことがで きる弾性的流れ及び圧縮性を示す。
図1−3及び図6−8の実施例は、ウェハへの単一の裏面の低い抵抗の接触を確 立するための装置を提供する。1つ又はそれ以上のワイヤの使用が、ウェハの大 きさに比例する面積で大きい表面積の電気的接触を確立し、よってウェハのバル ク(bulk)及び接触点における電流集中を最小にする。この接触は、ウェハ の導路を確実にする。締着技術は、締着リング又はウェハの正面を隠す他の装置 の完全な自由であり、よって、非常に浅い角度の注入が可能である。締着装置は 、高電力処理中に平坦な冷却プラテンに対して確実にウェハを保持し、よって、 ウェハ表面を横切って処理する一様な注入角度を可能にする。熱伝導性で電気的 に絶縁であり軟質でたわみ性のシリコンゴムプラテンと、ウェハとの間に位置さ れる1つ又はそれ以上の細いワイヤを使用する形状は、ワイヤを使用しないプラ テンと相対して冷却を実行することにおいて無視でき得る電荷を生成する。ワイ ヤの各々がウェハの小さい歪みを有する軟質のゴムを圧縮し、ウェハを平坦にす る。圧縮されたゴムからの復元力がウェハ表面に対して細いワイヤを押し付け、 一層剤性なウェハ表面にワイヤを最適に一致させる。それにより、ワイヤとウェ ハとの間の電気的な接触が高められる。
静電締着の大きい静電的絶縁及び誘電属性と効率的な熱伝導性を示す。シリコン ゴムのたわみ性でほぼ塑性な流れ(plastic flow)は、ゴムがシリ コンウェハの表面溝に流れ込み適合させることを確実にし、よって、ウェハとゴ ムとの間の接触を確実にする。シリコンゴムの誘電力及び誘電率は、ウェハをハ ンドリングし冷却するために要求される物理的な保持力を達成するのに十分なも の以上である。シリコンゴムの伝熱率を増加させるのに使用される付加的なもの (additive)また、ゴムの誘電率を上昇させ、よって、与えられた印加 電圧のための保持力を増加させる。本発明の第2実施例が図12.13.14A 及び14Bに示される。ウェハ静電締着装置が、プラテン200と、加工物の締 着が所望されるときに締着電圧をプラテン200に印加するための締着制御回路 202とを含む。プラテン200は、支持板又はプラテンベース204と、プラ テンベース204の上面に取り付けられる絶縁基板206とを含む。プラテンベ ース204及び絶縁基板206はほぼ円形であり、ウェハ持上機構(図示せず) のための中央開口208を有し得る。
6個の等間隔の極板210.212.214.216.218及び220が、絶 縁基板206の上面とセクタ誘電絶縁体230.232.234.236.23 8及び240との間にそれぞれ位置される。極板は好適に、それぞれのセクタ誘 電絶縁体の下面に形成された薄い金属層である。極板210.212.214. 216.218及び220は好適に等しい面積を有し、プラテン200の中央2 22に関して対称的に配置される。極板は相互に電気的に絶縁され、好適実施例 において、図12に示すようにセクター形状にされる。誘電絶縁体230.23 2.234.236.238及び240の上面は同一平面内にあり、ウェハ締着 表面を画成している。好適に、誘電絶縁体はそれぞれの極板の端部と重なり合い 、極板とウェハの間の接触を防いでいる。プラテンベース204及び絶縁基板2 06は整列した開口248及び250がそれぞれ極板の各々の下に設けられてい る。開口248及び250は極板の各々への電気的な接続を可能にしている。半 導体ウェハ256は締着表面242の上に位置されて図13に示されている。締 着電圧が以下に詳説するように極板210.212.214.216.218及 び220に印加されると、ウェハ256は締着表面242に対して固定位置に静 電的に締着される。
誘電絶縁体230.232.234.236.238及び240は好適に、高誘 電力と高誘電率とを有し、締着に使用される周波数及び電圧においてバルク分極 (bulk polarization)を示さない硬質のセラミツり材料であ る。好適な材料は、アルミナ、サファイア及びアルミニウム窒化物を含む。好適 実施例において、誘電絶縁体は、約0.2mmの厚さを有するアルミナから製造 される。この厚さは、約1000ボルトのピーク振幅を有する電圧で信頼的な締 着を可能にする。締着表面242を画成する誘電絶縁体の上面は、0.001イ ンチ内の平坦さに研削される。この平坦な締着表面は、在来の研削、研磨及びラ ップ(lapping)技術を使用して得られる。長期の耐久性を有する硬質( hard)なウェハ締着表面を提供するアルミナ誘電絶縁体は、極めて清浄(c lean)でありウェハスティッキング(wHfer sticking)を起 こさない。
極板210.212.214.216.218及び220は好適に、それぞれの 誘電絶縁体の下面の金属層の蒸着によって形成される。特に、極板は好適に、高 伝導率のチタニウム上の界面活性剤及びモリブデン層のようなアルミナ誘電絶縁 体に直接印加される非常に薄いチタニウム層から成る。モリブデンは、アルミナ の熱膨張係数にほぼ合致する熱膨張係数を有することから選択される。極板の各 々の全部の厚さは典型的に約1μmのオーダーである。極板が誘電絶縁体の下面 に形成されて、極板と絶縁体との間のいかなるエアギャップ(air gap) をも排除することが重要である。
極板と絶縁体との間、又はウェハと絶縁体との間の若干のエアギャップでも締着 力の顕著な減少が生じる。
比較的厚い誘電絶縁体は、ウェハのデバイスに損傷を与えるような比較的大きい 締着電圧を要する。比較的薄い誘電絶縁体は、構造的な安定性と耐久性とに欠け る。
好適実施例において、別々の誘電絶縁体が極板の各々のために製造され、極板は 誘電絶縁体よりも小さい面積を有する。だの実施例において、誘電絶縁体は、必 要ならば蒸着によってその下面に形成される多重極板(multiple el ectrode)を有して、中央開口を有する円形状ディスクのように形成され る。この形状は、100mm又はそれ以下の直径を有する相対的に小さいプラテ ンにおいて実用的であり得る。比較的大きい直径のプラテンにおいて、別々の誘 電絶縁体は一層容易に製造される。
絶縁基板206は、プラテン構造を支持し、エレクトエロードを電気的に絶縁す るような顕著な厚さを有する。絶縁基板は好適に、熱膨張係数の合致する誘電絶 縁体と同様の材料から製造される。好適実施例において、基板206はアルミナ から製造される。プラテンベース204は典型的に、アルミニウムのような金属 から製造される。
誘電絶縁体は、それらの下面に極板を形成し、絶縁基板206の上面に接着され ている。好適に、デュポン社(DePon t Companいから入手可能な テフロンFEPフィルムのような熱可塑性テトラフルオロエチレンファスナーが 接着材(adhes 1ve)として使用される。熱可塑性ファスナーは、誘電 絶縁体と誘電基板206との間に位置され、その組立体は真空で約300′Cに 加熱される。テトラフルオロエチレンファスナーは溶解し、誘電ぜ伝いと誘電基 板206との間の確実な接着をする。テトラフルオロエチレン接着技術は非常に 清浄(c I ean)であり、真空処理中にガス放出を生じない。
プラテン200の極板に印加される締着電圧は好適に、6個の別々の相(0°、 500.120°、180°、240°及び300’)を有する双極方形波であ る。プラテン200の反対側の極板に印加される電圧の位相は、2分の1サイク ル、又は180°だけ位相が外れている。よって、極板212及び218に印加 される電圧は2分の1サイクルだけ位相が外れ、極板210及び216に印加さ れる電圧は2分の1サイクルだけ位相が外れ、極板214及び220に印加され る電圧は2分の1だけ位相が外れる。以下で説明するように、開示した締着装置 は、ウェハへの接触を要することなく、ウェハに損傷を与え得る荷電電流を生成 することなく、ウェハの信頼的な締着及び非締着を提供する。
6位相方形波電圧は好適に、約900がら1200ボルトピークの範囲で、好適 な電圧が約1000ボルトピークの振幅を有する。この電圧の範囲は、締着表面 242に合致させ、ウェハのいがなる曲率をも克服するのに十分な締着力を提供 する。この範囲よりも高い電圧は、ウェハのデバイスに損傷を与え得る。方形波 電圧の周波数は約IHzから300Hzの範囲であり、好適には約20がら50 Hzの範囲であり、最も好適な動作周波数は約30Hzである。より低い周波数 は表面電荷(surface charging)を生成し、ウェハスティッキ ングを生じさせる。より高い周波数は、与えられた荷電電流において減少した保 持力を提供する。30Hzの周波数を有する締着電圧において、方形波のスイッ チ時間が好適に約3ミリ秒に正弦される。この相対的に低いスイッチ速度は、極 板荷電における率を制限し、それによってウェハに損傷を与え得る電圧過渡を制 限する。
締着電圧をプラテン200に印加するための締着制御回路202の概略的なブロ ック図が図14Aに示される。締着制御回路202が締着制御電圧を生成するだ めの適当な回路のただ1つの例であることが理解されるであろう。要求される振 幅、周波数及び位相の方形波電圧を生成することのできるいかなる回路も使用さ れる。
締着制御回路202は、等しい振幅と周波数との低い電圧の方形波を生成する方 形波生成器260.262及び264を含む。周波数は好適に約30Hzである 。出力方形波の位相は120°だけ相違する。よって、方形波生成器260は基 準位相O°において方形波を生成し、方形波生成器262は120°の位相で方 形波を生成し、方形波生成器264は240°の位相で方形波を生成する。方形 波生成器260.262及び264の出力は、高電圧増幅器270.272及び 274にそれぞれ入力される。増幅器270.272及び274はそれぞれの方 形波を約1000ボルトピークに増加させる。
増幅器270.272及び274の出力はそれぞれ高電圧インバータ変圧器28 0.282及び284に印加される。変圧器280.282及び284は中央の タップ(t ap)に接地されていて、180°、又は2分の1サイクルだけ位 相を外した2つの出力電圧を生成する。よって、ライン290(+A)及びライ ン291(−A)の変圧器280の出力は、2分の1サイクルだけ位相を外した 双極方形波である。同様に、ライン292(+B)及びライン293(−B)の 変圧器282の出力は2分の1サイクルだけ位相を外した双極方形波であり、変 圧器280の出力に関して1200 だけ位相される。ライン294(+C)及 びライン295(−C)の変圧器284の出力は、2分の1サイクルだけ位相を 外し、変圧器280に関して240°だけ位相される。電圧波形+A、−A、十 B、−B、+C及び−Cは図14Bに示される。ライン290及び291の変圧 器280の出力はそれぞれ極板216及び210に接続され、ライン292及び 293の変圧器282の出力はそれぞれ極板218及び212に接続され、ライ ン294及び295の変圧器284はそれぞれ極板220及び214に接続され る。ウェハ締着装置の変形物において、極板218及び212への接続が逆にさ れる。この形状において、ライン292は極板212に接続され、ライン293 は極板218に接続される。
いくつかの場合において、イオンビームによる荷電ビルドアブを除去し、ウェハ 締着装置におけるいかなる不釣り合いをも補償し、ウェハの不完全さを補償する ために、ウェハを接地することが望まれ得る。ウェハを接地して組み立てられた ウェハ締着装置が図15に示される。図13及び15と同様の素子が同一の符号 を有する。プラテン300は、上述のように、プラテンベース204、絶縁基板 206、極板210がら220及びセクタ誘電絶縁体230から240を含む。
伝導性接地リング302が、プラテンベース204及び絶縁基板206の周囲を 取り囲む。接地リング302はプラテンベース204に取り付けられ、締着表面 242と同一平面上である上面310を有する環状壁306を含む。ウェハ25 6が表面242に締着されると、ウェハの外周が締着リング302に接触し、そ れによってウェハ256が接地される。ウェハ256との信頼的な接触を確実に するために、バネ負荷接地ピン(spring 1oaded groundi ng pin) 312.314等が好適に設けられる。ピン312及び314 は通常、バネ316によって表面310のほぼ上に偏倚される。ウェハ256が 静電力によって表面242に対して締着されると、ピン312.314等が下方 に押圧され、バネがピンをウェハとの接触を促進し、それによってウェハ256 との信頼的な接触を確実にする。好適に、3個又はそれ以上の接地ピンが接地リ ング302に使用される。
図12.12.14A、14B及び15に示される静電締着装置の第3実施例が 、実際上、6位相締着のように動作する。逆位相をプラテン200の反対側の極 板に提供することによって、ウェハとの電気的接触が締着のために要求されない 。説明したような双極方形波締着電圧を使用することによって、締着電圧がウェ ハに常時印加され、振動が除去される。締着電圧の2つがゼロ電圧を通過すると しても、他の4つの締着電圧が全振幅(full amplitude)である 。
本発明の第3実施例の他の利点は図16Aから16Cに図示される。3つのセク ター及び3位相正弦波締着電圧を用いるウェハ静電締着において、セクタの各々 からウェハに流れるAC容量荷電電流の完全な相殺がある。全荷電電流は、各々 120°の位相を外した3つの正弦波電流の和によって与えられ、この和は図1 6Aに示されるようにゼロに識別的に等しい。ウェハとの電気的接触がなくても 、この相殺手段は、保持力を提供するために、要求されないウェハへの電気的接 触のみならず、プラテンに保持されているがウェハの電気的ポテンシャルを常時 ゼロに維持させるだろう。
しかし、正弦波締着電圧の使用がウェハ締着装置において最適ではない。方形波 電圧が2つの理由において好適である。第1に、与えられたピーク電圧において 、平均保持力が方形波締着電圧において正弦波締着電圧よりも大きい。第2に、 方形波締着電圧に関して、与えられたセクターの保持力がゼロ又はほぼゼロであ る時間周期の減少がある。結果として、ウェハの振動が正弦波の使用と比較して 大幅に減少される。
不幸にも、方形波電圧が図8に示す3位相篩着装置で使用されると、荷電電流相 殺の利点が失われる。荷電が電流スパイク(current 5pike)の順 列でウェハへ通過し、そしてウェハが効率的な電気的接触によって接地されない と、ウェハの電気的ポテンシャルが図16Bに示すように3位相方形波周波数の 3倍で荷電するであろう。ウェハ表面のこのような電圧変位(voltage  excursion)は、実用的なデバイスにおいて数百ボルトの量であり、ウ ェハに処理される敏感なデバイスに損傷を与えるか、又は、イオン注入又はプラ ズマエツチングのような、実行される処理に悪影響を及ぼし得る。
図12及び13の6セクタウ工ハ締着装置の荷電電流が図16Cに示される。こ の場合、セクタの各々からの電流スパイクは、プラテンの反対側のセクタからの 逆極性の同時のスパイクによって相殺される。総荷重電流は、したがって、ゼロ に相殺される。さらに、6セクタ締着装置において、荷電電流はいかなる任意の 入力波形をも相殺する。
上記のように、図12及び13のウェハ締着装置の誘電絶縁体230.232. 234.236及び238は好適に、硬質のセラミック材料である。さらに、誘 電絶縁体及びウェハは公称的な平坦面を有する。これは、ウェハと誘電絶縁体と の相対的に小さい割合の表面積上でウェハと誘電絶縁体の間に物理的な接触をさ せる。その結果、締着装置が真空で動作するとき、ウェハ256から誘電絶縁体 への伝熱が相対的に乏しい。伝導(conduction)による伝熱(the rmaltransfer)が、誘電絶縁体と物理的に接触するウェハ256の これら面積上のみに生じる。
ウェハ冷却がイオン注入システムにおいて要求されることがしばしばであること から、ウェハ冷却を含む本発明の第3実施例の変形物が図17に示される。図1 3及び17の同様の素子は同一の符号を有する。プラテン400は、図13に関 連して上述したように、プラテンベース204、絶縁基板206.6個の極板2 10から220及び6個のセクタ誘電絶縁体230から240を含む。
付加的に、図17に示すプラテンは、ガスをウェハ256と締着表面242との 間の領域402に導入するための手段を含む。ウェハ256が締着表面242の 上に持ち上げられて図17に示されているが、ウェハ256が締はく表面242 に確実に締着されるならば、空隙(void)が、ウェハの凹凸′及びそり(w arping) 、及び表面の微小変形のため、ウェハと締着表面との間に存在 することは理解されるであろう。
ガスが、適当なコンジット(図示せず)及び中央開口208を通じて図17に概 略的に示されるガスソース404からウェハ256と締着表面242との間の領 域402に接続される。
プラテン400は、プラテンベース204及び絶縁基板206の周囲を取り囲む 環状密封リング410を更に含む。環状密封リング410は、締着表面242と 同一平面上にある上面414を有する環状壁412を含む。エラストマ(e l astomer)密封リング416が上面414の溝に取り付けられている。ウ ェハ256が表面212に締着されると、エラストマリング416が部分的に圧 縮され、その外周で領域402を密封する。外周の密閉は、ソース404から導 入されるガスを真空チャンバ内へ入り込まないようにする。
ガスは典型的に約1.0から40torrの圧力の窒素又は他の熱伝導性ガスで ある。ガスの圧力は、締着表面242からウェハ256を持ち上げることなく熱 伝導を最大にするように選択される。ウェハ256と締着表面242との間の領 域402のガスは、ウェハ256と締着表面242との間で熱エネルギーの伝導 をし、ウェハの加熱を制限する。ガス伝導冷却の技術は当業者にとって周知であ る。
本発明の他の特徴に従って、プラテン400は、ウェハからプラテンへ伝達され る熱エネルギーを除去するための冷却手段を含む。図17の実施例において、プ ラテンベース204は、水のような冷却液を循環させるための環状通路420を 設けている。通路420は、液体冷却及び循環システム(図示せず)のための入 口及び出口を含む。様々な形状が冷却液の循環のために提供されることが当業者 によって理解できるであろう。液体冷却システムは、プラテン組立体の余り(r emainder)から密封される。
イオンビームがウェハ256に入射されると、熱がウェハで生成される。この熱 は、誘電絶縁体23〇−240及び絶縁基板206を通じてウェハ256からプ ラテンベース204へ伝達される。熱エネルギーは液体冷却システムによってプ ラテンベース204から除去される。ウェハ256からプラテンへの熱エネルギ ーの伝導は、ウェハ256と締着表面242との間の面積での固体対固体の熱伝 導と、ウェハ256が締着表面242と物理的に接触しないところの面積でのガ ス伝導によって起こる。
本発明の好適実施例を考慮したものにおいて説明されたが、様々な変更物及び変 形物が特許請求の範囲によって定義されたような本発明の範囲を逸脱することな くなされ得ることが当業者によって明白である。
F/’g、 4B Fり・6 Rg−8 F/’g、 I2 F/’g、 /3 特表平7−506465 c18) 振幅 300Flり、15 Fjg、/7 Fig、 16A

Claims (60)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.被処理体を静電締着するための装置であって、少なくとも2つのプラテン・ セクションを含み、該少なくとも2つのプラテン・セクションが伝導材料から成 りかつ互いに電気的に絶縁されているプラテンと、 前記少なくとも2つのプラテン・セクション上に配置される誘電体物質であつて 、該誘電体物質は被処理体を受け取るための締着面を有するところの誘電体物質 と、 前記プラテンに多位相締着電圧を印加するための手段であって、前記被処理体が 前記締着面上の固定位置に静電的に締着されるように前記多位相締着電圧の1つ の位相が前記少なくとも2つのプラテン・セクションのそれぞれに印加されると ころの手段と、から成る装置。
  2. 2.請求の範囲第1項に記載の装置であって、前記プラテン・セクションは面積 が等しく前記誘電体物質と接触する面を含むところの装置。
  3. 3.請求の範囲第1項に記載の装置であって、さらに前記被処理体と前記多位相 電圧の接地導体との間に接続された伝導手段を含むところの装置。
  4. 4.請求の範囲第3項に記載の装置であって、前記導体手段は前記誘電体物質と 前記被処理体との間の前記締着面上に配置される少なくとも1つの細いワイヤか ら成るところの装置。
  5. 5.請求の範囲第1項に記載の装置であって、前記誘電体物質は前記少なくとも 2つのプラテン・セクションに固定された弾性誘電体層から成るところの装置。
  6. 6.請求の範囲第5項に記載の装置であって、前記弾性誘電体層は熱伝導性があ るところの装置。
  7. 7.請求の範囲第1項に記載の装置であって、前記被処理体は半導体ウエハから 成るところの装置。
  8. 8.請求の範囲第1項に記載の装置であって、前記締着面は平坦であるところの 装置。
  9. 9.請求の範囲第1項に記載の装置であって、前記多位相締着電圧の各位相は正 弦電圧から成るところの装置。
  10. 10.請求の範囲第1項に記載の装置であって、前記多位相締着電圧の各位相は 双極方形波電圧から成るところの装置。
  11. 11.請求の範囲第10項に記載の装置であって、前記方形波電圧は約1000 V/msecまたはそれ以下のスイッチング比を有するところの装置。
  12. 12.半導体ウエハを静電締着するための装置であって、 第1、第2及び第3プラテン・セクションを含み、該第1、第2及び第3プラテ ン・セクションが伝導材料から成りかつ互いに電気的に絶縁されているプラテン と、 前記第1、第2及び第3プラテン・セクション上に配置される誘電体物質であっ て、該誘電体物質は半導体ウエハを受け取るための締着面を有するところの誘電 体物質と、 前記プラテンに3位相締着電圧を印加するための手段であって、前記半導体ウエ ハが前記締着面上の固定位置に静電的に締着されるように前記3位相締着電圧の 1つの位相が前記第1、第2及び第3プラテン・セクションのそれぞれに印加さ れるところの手段と、から成る装置。
  13. 13.請求の範囲第12項に記載の装置であって、前記第1、第2及び第3プラ テン・セクションは面積が等しく前記誘電体物質と接触する面を有するところの 装置。
  14. 14.請求の範囲第12項に記載の装置であって、前記締着面は円形でありかつ 半径方向に前記第1、第2及び第3プラテン・セクションに分割されるところの 装置。
  15. 15.請求の範囲第12項に記載の装置であって、さらに前記被処理体と前記3 位相締着電圧の通常の導体との間に接続された伝導手段を含むところの装置。
  16. 16.請求の範囲第15項に記載の装置であって、前記伝導手段は前記誘電体物 質と前記半導体ウエハとの間の前記誘電体物質上に配置された少なくとも1つの 細いワイヤから成るところの装置。
  17. 17.請求の範囲第12項に記載の装置であって、前記誘電体物質は前記第1、 第2及び第3プラテン・セクションに固定された弾性誘電体層から成るところの 装置。
  18. 18.請求の範囲第17項に記載の装置であって、前記弾性誘電体層は熱伝導性 を有するところの装置。
  19. 19.請求の範囲第12項に記載の装置であって、前記締着面は平坦であるとこ ろの装置。
  20. 20.請求の範囲第12項に記載の装置であって、前記3位相締着電圧の各位相 は正弦電圧から成るところの装置。
  21. 21.請求の範囲第12項に記載の装置であって、前記3位相締着電圧の各位相 は双極方形波電圧から成るところの装置。
  22. 22.請求の範囲第21項に記載の装置であって、前記双極方形波電圧は約10 00V/msecかまたはそれ以下のスイッチング比を有するところの装置。
  23. 23.被処理体を静電締着するための装置であって、被処理体を受けるための円 形で電気的に絶縁された締着面と、該締着面の下方に配設されそれと電気的に離 隔された6つの伝導電極とを有し、該電極は前記円形締着面の中心に関して対称 に配置されるところのプラテンと、 被処理体の締着が所望の時前記電極のそれぞれにAC電圧を印加するための締着 制御手段であって、前記中心の反対側の電極に印加されたAC電圧は2分の1周 期位相を異にし、隣接する電極に印加される電圧は少なくとも6分の1周期位相 を異にし、前記被処理体は前記AC電圧が前記電極に印加されるとき前記締着面 上の固定位置に静電的に締着される、ところの締着制御手段と、 から成る装置。
  24. 24.請求の範囲第23項に記載の装置であって、前記円形締着面は半径方向に 6つのセクタに分割され、前記電極のひとつは前記締着面の各セクタの下に配設 されるところの装置。
  25. 25.請求の範囲第24項に記載の装置であって、前記締着面は誘電体物質によ り画成され、前記電極は前記誘電体物質の下方に配設されるメタル層から成ると ころの装置。
  26. 26.請求の範囲第24項に記載の装置であって、前記電極は等しい面積を有す るところの装置。
  27. 27.請求の範囲第25項に記載の装置であって、前記締着面は平坦であるとこ ろの装置。
  28. 28.請求の範囲第25項に記載の装置であって、前記誘電体物質は無極性であ るところの装置。
  29. 29.請求の範囲第25項に記載の装置であって、前記誘電体物質はアルミニウ ム、サファイヤ及びアルミニウム窒化物から成る装置。
  30. 30.請求の範囲第25項に記載の装置であって、前記誘電体物質はアルミニウ ムから成るところの装置。
  31. 31.請求の範囲第25項に記載の装置であって、前記誘電体物質は熱伝導性を 有するところの装置。
  32. 32.請求の範囲第23項に記載の装置であって、前記各電極に印加される電圧 は双極方形波から成るところの装置。
  33. 33.請求の範囲第32項に記載の装置であって、前記方形波は約1Hzから3 00Hzの範囲の基本周波数を有するところの装置。
  34. 34.請求の範囲第25項に記載の装置であって、前記プラテンはさらに、前記 電極及び前記誘電体物質のそれぞれを支持するための絶縁基板及び該絶縁基板を 支持するための支持プレートを含むところの装置。
  35. 35.請求の範囲第34項に記載の装置であって、前記プラテンはさらに前記被 処理体に接触するための周縁接地リングを含むところの装置。
  36. 36.請求の範囲第23項に記載の装置であって、前記被処理体は半導体ウエハ から成るところの装置。
  37. 37.請求の範囲第32項に記載の装置であって、前記各電極にAC電圧を印加 するための前記手段はそれぞれ0°、120°及び240°の位相を有する第1 、第2及び第3方形波を生成するための手段と、前記円形締着面の反対側の電極 に結合させるべく前記第1、第2及び第3方形波のそれぞれを2つの振幅の等し い反位相の双極方形波に変換するための手段と、から成る装置。
  38. 38.請求の範囲第32項に記載の装置であって、前記方形波は約20Hzから 50Hzの範囲の基本周波数を有するところの装置。
  39. 39.請求の範囲第32項に記載の装置であって、前記方形波は約30Hzの基 本周波数を有するところの装置。
  40. 40.請求の範囲第39項に記載の装置であって、前記方形波は約3msecの スイッチング速度を有するところの装置。
  41. 41.請求の範囲第39項に記載の装置であって、前記双極方形波は約900V から1200Vの範囲のピーク振幅を有するところの装置。
  42. 42.請求の範囲第24項に記載の装置であって、前記締着面は前記各電極に対 し1つの計6つの誘電体インシュレータにより画成され、前記電極はそれぞれ前 記誘電体インシュレータの下面上に形成されたメタル層から成る、ところの装置 。
  43. 43.請求の範囲第42項に記載の装置であって、前記誘電体インシュレータは アルミニウムから成り、前記電極はモリブデン層及び該モリブデン層と前記誘電 体インシュレータ層との間の薄いチタン層から成る、ところの装置。
  44. 44.請求の範囲第43項に記載の装置であって、前記電極は前記誘電体インシ ュレータの下面上に蒸着されているところの装置。
  45. 45.請求の範囲第42項に記載の装置であって、前記プラテンはさらに前記誘 電体インシュレータ及び前記電極を支持するための絶縁基板から成り、及び下面 に形成された電極を有する前記誘電体インシュレータは四フッ化エチレン留め具 により前記絶縁基板に接着される、ところの装置。
  46. 46.請求の範囲第23項に記載の装置であって、さらに前記装置が真空環境で 利用される際前記被処理体と前記締着面との間に熱エネルギーを伝導させるべく 前記被処理体と前記締着面との間の領域内にガスを導入するための手段を含む、 ところの装置。
  47. 47.請求の範囲第46項に記載の装置であって、さらに前記領域からのガスの 散逸を防止するため前記被処理体とその外縁付近の締着面との間の領域を密封す るための手段を含む、ところの装置。
  48. 48.請求の範囲第23項に記載の装置であって、さらに前記プラテンを冷却す るための手段を含むところの装置。
  49. 49.請求の範囲第34項に記載の装置であって、前記支持プレートは冷却液の 循環のための水路を含むところの装置。
  50. 50.被処理体を静電締着するための装置であって、被処理体を受けるための絶 縁締着面及び該締着面の下に配設されかつそれから絶縁されnが2またはそれ以 上の整数であるところの2n個の伝導電極を有するプラテンであって、前記電極 は前記締着面の中心に関して対称に配置されるところのプラテンと、被処理体の 締着が所望される際前記各電極にAC電圧を印加するための締着制御手段であっ て、前記中心の反対側の電極に印加される電圧は2分の1周期位相を異にし、隣 接する電極へ印加される電圧は少なくとも1/2n周期位相を異にし、前記AC 電圧が前記電極に印加されるとき被処理対は前記締着面上の固定位置に静電的に 締着される、ところの締着制御手段と、から成る装置。
  51. 51.請求の範囲第50項に記載の装置であって、前記締着面は前記各電極に対 し1つの誘電体インシュレータにより画成され、前記電極は前記誘電体インシュ レータの下面上に形成されたメタル層から成る、ところの装置。
  52. 52.請求の範囲第51項に記載の装置であって、前記誘電体インシュレータは アルミニウム、サファイヤ及びアルミニウム窒化物から成る集合から選択された 材料から製造されるところの装置。
  53. 53.請求の範囲第50項に記載の装置であって、前記各電極に印加される電圧 は双極方形波から成るところの装置。
  54. 54.請求の範囲第53項に記載の装置であって、前記方形波は約20Hzから 50Hzの範囲の基本周波数を有するところの装置。
  55. 55.請求の範囲第54項に記載の装置であって、前記双極方形波は約900V から1200Vの範囲のピーク振幅を有するところの装置。
  56. 56.請求の範囲第51項に記載の装置であって、前記誘電体インシュレータは アルミニウムから成り、前記電極はモリブデン層及び該モリブデン層と前記誘電 体インシュレータとの間の薄いチタン層から成る、ところの装置。
  57. 57.請求の範囲第50項に記載の装置であって、さらに前記装置が真空環境で 利用される際前記被処理体と前記締着面との間に熱エネルギーを伝導させるべく 前記彼処理体と前記締着面との間の領域内にガスを導入するための手段を含む、 ところの装置。
  58. 58.請求の範囲第57項に記載の装置であって、さらに前記領域からのガスの 散逸を防止するため前記被処理体とその外縁付近の締着面との間の領域を密封す るための手段を含む、ところの装置。
  59. 59.請求の範囲第50項に記載の装置であって、さらに前記プラテンを冷却す るための手段を含むところの装置。
  60. 60.被処理体を真空チャンバ内で静電締着するための装置であって、 被処理体を受けるための円形絶縁締着面を有するプラテンであって、該締着面は 6つの誘電体インシュレータにより画成され、さらに前記プラテンは前記誘電体 インシュレータの下に配設される6つの電極を含み、前記電極は前記円形締着面 に関し対称に配置され、前記プラテンがさらに前記電極及び前記誘電体インシュ レータを支持するための絶縁基板を含む、ところのプラテンと、 被処理体の締着が所望される際前記各電極にAC電圧を印加するための締着制御 手段であって、締着面の反対側の電極に印加されるAC電圧は1/2周期位相を 異にし、隣接する電極へ印加される電圧は少なくとも1/6周期位相を異にし、 前記AC電圧が前記電極に印加されるとき被処理対は前記締着面上の固定位置に 静電的に締着される、ところの締着制御手段と、 前記被処理体と前記締着面との間に熱エネルギー伝導させるべく前記被処理体及 び前記締着面との間の領域内にガスを導入するための手段と、 前記プラテンを冷却するための手段と、からなる装置。
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