JPH07503016A - 変形防止剤としての置換されたホスフィン酸含有ペプチジル誘導体 - Google Patents

変形防止剤としての置換されたホスフィン酸含有ペプチジル誘導体

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JPH07503016A JP5512683A JP51268393A JPH07503016A JP H07503016 A JPH07503016 A JP H07503016A JP 5512683 A JP5512683 A JP 5512683A JP 51268393 A JP51268393 A JP 51268393A JP H07503016 A JPH07503016 A JP H07503016A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 変形防止剤としての置換されたホスフィン酸含有ペプチジル誘導体 本発明は、骨関節炎、リューマチ様関節炎、腐敗性関節炎、成る種の癌における 腫瘍侵入、歯周病、角膜潰瘍、蛋白尿症、ジストロフォーピック性表皮水胞症お よびアテローム性動脈硬化プラク破裂に関連する冠動脈血栓症を含む、マトリッ クス・メタロエンドブロティナーゼ媒介の病気の処置に有用な式Iを有する置換 されたホスフィン酸含有ペプチジル誘導体に関する工 これら抑制剤は、永久的身体障害をもたらしうる外傷の後の病理続発症を予防す るにも有用である。さらに、これら化合物は***もしくは着床を防止することに よる産児制限の手段としての用途をも有する。
骨関節炎(OA)およびリューマチ様関節炎(RA)で観察される身体障害は、 主として関節軟骨の損失に起因する。これらの病気における関節軟骨の磨滅を予 防する治療剤は存在しない。
[病気改善性の抗リューマチ剤J (DMARD) 、すなわちOAおよびRA における関節機能の最終的損失を予防し或いは遅延させうる薬剤が広くめられて いる。一般的な非ステロイド系の抗炎症剤(NSAID)をこの種の薬剤と組合 せて、疼痛および膨化から救済することができる。
ストロメリシン(a k a、プロテオグリカナーゼ、マトリックス クス・メタロプロ≠÷ナーゼー3、MVP−3、プロコラゲナーゼ活性化剤、「 トランシン」)、コラゲナーゼ(a k a、間MMP−1)およびゼラチナー ゼ(タイプ■型フラゲナーゼ、マトリックス・メタロプロテイナーゼ−2、MM P−2,72kDa−ゼラチナーゼ)は繊維芽細胞および軟骨細胞により分泌さ れるメタロエンドプロテイナーゼであって、関節軟骨の主たる結合組織成分を分 解する傾向がある。ストロメリシンおよびコラゲナーゼが関節炎の人間および動 物における関節では多く検出されている: l、 A、 L+17. R^、  ReHe、 ^−tl、 KIB。
1、M、 Slo*+t、r炎症性関節炎を伴う軟骨破壊におけるストロメリシ ンの役割」、^+lh+、 Rbest、 33.30−97 (1990)  ; S。
M、K+rae、E、P、Asealo、M、B、Gold+iB、S、R,G old+iBおよびM、 L、5IIphea+oIl、r関節炎症におけるマ トリックス合成および分解の調整、組織損傷の抑制」、^、 B、 Gl*we +1(sd、)、 El+etis+ Sci、 Pwbl、、^mtlerd t@、 1981 C1+、 14. !179−95;A、 Bl*eckt e+I、 B、 11M+ie+eII Y、 Eeckhowl、G、 V畠 ■ 、「ヒト骨関節軟骨からのコラゲナーゼの直接抽出および分析」、Cl13  Chin ^cat、IN、 73−80 (19891゜各酵素はこれら細 胞から不活性な前酵素として分泌され、その後に活性化される。ストロメリシン はコラゲナーゼのためのインビボ活性化剤であって、一連の分解的酵素活性をも たらすという証明がある[A。
ホー、H,ナガセ、[人間のリューマチ様滑液マトリックス・メタロプロテナー ゼ−3は原コラゲナーゼの内生活性化剤であるという証明」、^+ch Bio cht+i Biophy+、、 267、211−16(19881;G、M w+ph7. M、1. C+o+ke口、P、E、5lephe■、B、1.  Sm1th。
^、I、P、Dache+17 、rストロメリンンは原コラゲナーゼの活性化 剤であるJ 、8ioch+m、1.、248.265−8 (198?)。抑 制性ストロメリンンはコラゲナーゼの活性化を制限すると共にプロテオグリカン の分解を防止する。
関節軟骨の分解を防止するのにストロメリシン抑制が有効であるという事実が、 ウサギ軟骨外植片からのプロテオグリカン放出に対するマトリックス・メタロエ ンドブロティナーゼ抑制剤の効果を測定することによりインビトロで示されてい る:c。
[1,C*pr!o、L、^、5Bovzki、S、P、PI目o*、D、I、  Wellim。
^、5bsv11 ^、 Robe+++、 G、[1ipssq**le、1 . O+ll+o)sedicRe+、、6. 103−8(19881゜これ らメタロプロテイナーゼが関節炎に関与することに関し多くの文献も存在するが 、各酵素につき特異的抑制剤を開発する指針は殆どない。基質および抑制剤を用 いるウサギプロテオグリカナーゼの予備試験において、この酵素のP 1’位置 にて疎水性残基につき予想以上に加水分解もしくは抑制する酵素の要件を示すも のは殆ど見出されなかった: A、 Sbtw、 R,A。
Lbe+l+ 、 D、 1. WolI目、「ウサギ関節軟骨細胞のメタロプ ロテオグリカナーゼに関する小基買および抑制剤」、^dt、Inflow、  Res、、12.67−7H19881゜一連の基質を用いた一層広範な研究が 示したところでは、ストロメリシンは切断性結合部の周囲におけるほぼ全てのア ミノ酸残基を許容する:G。
B、Fisl+l+、H,B+ikedtl−1(Im+tn、 H,E、 V xe WI目、1989年9月、サンデスチン、フロリダ州でのマトリックス・ メタロプロテイナーゼ会議で発表された未公刊の結果。
人間のリューマチ様滑液コラゲナーゼは人間のストロメリシンに対し50%まで のホモロジーを有することが示されている:S、E、 11hilh+m、 G 、 lJu+ph7. P、^Bel、 Il、1. Rthmtdo+I、B 。
1、Sm1th、^、L7on+、T、1. R,lI+++目、1. 1.  R+ylIoldI、P。
Ht++1ich、A 1. P、Doch++IT、rクローン化および配列 分析による人間のストロメリンンとコラゲナーゼとの比較ジ多くのコラゲナーゼ 抑制剤は、コラーゲンのα−鎖配列の切断部位を中心として設計されている:  1. H,Iobnt++n、 N ^、 Rabt目寥。
N、 B+ok*koli、rコラゲナーゼ抑制剤、その設計および潜在的治寮 用途J 、I、 En+7i+ 1nhib、、2.1−22(1987)。こ の種の抑制剤であるN−[3−(ベンジルオキシカルボニル)アミノ−1−カル ボキン−〇−プロピル]−L−ロイシルー〇−メチル−し−チロシン N−メチ ルアミド[G、D、サール社により作成され、ヒトリューマチ様滑液コラゲナー ゼの有力な抑制剤であることが示されている(■C3o=0.8μM)]がウサ ギの骨プロテオグリカナーゼも抑制することが判明した(ICAG=0. 5  μ M) : 1.−M、 D+l+i+++、Y、 Eeckhowl、C, Se*+、A。
(++llowt7. に、 McCallsgh、 G、 Vte+ 、r哺 乳動物組織コラゲナーゼの新規な合成抑制剤は培養における骨再吸収を抑制する 」、Bioehe@、BiopJs、 R11,Comswn、、N3.4g3 −90(1985)。
ゼラチナーゼ(MR〜72,000)はリューマチ様繊維芽細胞から分離されて いる: Y、 Ok*dz、 T、 Mo+odomi、1.1.EBbild 、 K、Sa+aki、^ Yg+ai、1. N1tni+hi、 G、 5 51w5I@n、 11゜NIfIIel「ヒトリューマチ様滑液繊維芽細胞か らのマトリックス・メタロプロテイナーゼ2 J 、Ew+、 J、 Bioe he++、、194.721−311 f19901゜前酵素の合成は他の2種 のメタロプロテイナーゼと協調するものではなく、その活性化も異なっている。
関節軟膏の組織破壊におけるゼラチナーゼの役割は他の2種の酵素とは異なると 思われ、したがってその抑制は分解に対する別の保護を与える。
当業者に了解されるように、ヒト滑液コラゲナーゼとヒト・ストロメリシンとゼ ラチナーゼとの間の顕著な比率のホモロジーは、1種の酵素を抑制する化合物が 全部の酵素を抑制するという可能性を示す。
本発明の化合物に類似した構造部分を有してコラゲナーゼを抑制する化合物は、 米国特許第4,885,283号公報に開示された化合物を包含する。
本出願人は、ストロメリンンおよびコラゲナーゼ抑制剤が腐敗性関節炎に関連し た関節軟骨損傷を防止する用途を有すると確信する。関節の細菌感染は炎症反応 を誘発し、次いで感染物質の除去に必要とされる期間を越えて存在し、このため に構造成分に永久的損傷をもたらす。細菌剤が動物モデルにて蛋白質分解活性の 発生を伴う関節反応を誘発させるべく使用されている。1.P、C■t、1.  5zno、It、L81H1is、E、F、Re5ac++。
G、 K、 K*skw@目n、 R,L、 Wilde+ 、r実験的な侵食 性関節炎によるラットの滑液におけるトランシン/ストロノリシン発現」、1、  Cli* Intezl、、 84. 1731−40(191191; R ,1,Williu+t、 R。
L、 Sm1th、 D、J、 5char1n、r腐敗性関節炎:軟骨細胞蛋 白質分解活性のブドウ状球菌誘発」、^+lh+、 Rhelm、、33.53 3−41(19901参照。
さらに本出願人は、ストロメリシン、コラゲナーゼおよびゼラチナーゼの抑制剤 が、必要に応じ現在の化学療法および/または放射線療法と組合せて、腫瘍転移 を抑制するのに有用であると確信する: L、 M、 11tt+i+i*n、  G、 T、 Bowden、 P、に「目π。
G、 Fw++1enbsB*+、 1. P、 B+i*nd、 P、 L! +o7. R,B+e畠1hn*ctl 。
[分泌プロテアーゼであるトランシンをコードするmRNAは良性腫瘍における よりも悪性腫瘍にて豊富に発現される」、P+oe、 N5t1.^end、  Set、、 USA、 !13.9413−[1901; S、 M。
Wilb!1m、 1. E、C1111ie丁、^、 K+ombeBe+、 A、L E目e*、B。
L、M富Tmer、G、^、G「eat、E、A、flower、G、 1.  [1oldbeB 、「ヒト皮膚繊維芽細飽ストロメリシン:構造、グリコジル 化、基買特異性および正常細胞と腫瘍性細胞とにおける発現の差」、Ib1d、 、H,6725−29(lH71; 2. 1lerb el jl、、rフィ ブロネクチン・リセプタを介する信号トランスダクシタンはコラゲナーゼおよび ストロメリシンの遺伝子発現を誘発させる」、1、 Ce1l Biol、、1 09. 872−09(1989) ; L、^、Liolls、 C,N。
Rto、 S、 R,BI+sk! % r腫瘍侵食および細胞外マトリックス 」、Lsb、I*ye+1.、 49. 636−649+1983) ; R ,R51ch、B、Sl+s目add、 K、 Klein、 G、 R,M@  目in、 R,^、 Mwelle+、 G、 C,Fwllet。
「コラゲナーゼ■および細胞付着の抑制剤は悪性腫瘍細胞の侵食活性を低下させ るJ 、1lel++l1口: C1bt Fowed1ioIIS!■po+ iwi ; Wile7.Chich@+1@+、198g、 H193−21 0。
たとえばストロメリシン、コラゲナーゼおよびゼラチナーゼのような分泌された プロテアーゼは、転移性腫瘍侵食の際の細胞移動に関与する過程で重要な役割を 演する。事実、マトリックス・メタロエンドプロテイナーゼが成る種の転移性腫 瘍細胞系で過剰発現されるという証明もある。この意味で、酵素は下側の基礎膜 に侵入して腫瘍細胞を一次腫瘍形成の部位から離脱させると共に循環させるよう 機能する。血管壁に付着した後、腫瘍細胞はこれら同じメタロエンドプロテイナ ーゼを使用して基礎膜を突き破り、他の組織に侵入することにより腫瘍転移をも たらす。この過程の抑制は転移を防止すると共に、化学療法剤および/または放 射線での現在の治療の効果を向上させる。
これら抑制剤はさらに、たとえば歯肉炎のような歯周病を抑制するにも有用であ る。コラゲナーゼおよびストロメリシンの両者の活性が、炎症性歯肉から分離さ れた繊維芽細胞により示されている: V、1. Uillo、R,ApplB +en、P、1. Robin+on 1[炎症性ヒト歯肉の抽出物におけるコ ラゲナーゼおよび中性メ■ タロエンドプロ7ナーゼの活性J 、1. Pe+1odol+l Rs+、、 16゜1+7−42H19N)。酵素レベルが歯肉病の程度に相関している:C ,M、 Qwe+tll、O,W、 Witbkin、1. C,Tbon++ d 、rインビボにおける組織コラゲナーゼ活性の証明およびヒト歯肉における 炎症程度との関係J 、1. Pe+1odol+l Re+、、22. 81 −88 (19871゜蛋白質分解過程は、アルカリ火傷の後の角膜の潰瘍形成 でも観察されている: S、1. Brown、C,^、 Weller、 H ,E、 W8++e+m■、「アルカリ火傷の角膜のコラーゲン分解活性」、^ +ch。
Oplhrlmol、、H,37G−373(1969) 、メルカプト基含有 のペプチドはアルカリ火傷のウサギ角膜から分離されたコラゲナーゼを抑制する : F、R,Bn+I、 M、S、5leek、Rロ、GIST、 C,^。
?le++on、1nve+1.0plh*1me1..30.1569−15 75(19B91 aアルカリ火傷した目または感染の結果として角膜潰瘍を示 す目をクエン酸ナトリウムもしくはアスコルビン酸ナトリウムおよび/または抗 菌剤と組合せたこれらメタロエンドプロテイナーゼの抑制剤で処置すれば、角膜 劣化の発生を予防するのに有効である。
ストロメリシンは腎臓の糸球体基礎膜(GBM)における構造成分の分解に関与 し、その主たる機能は尿中への血漿蛋白質の通過を制限することである:W、R ,B謹+1cos、 G、 Mw+pby。
L 2bo*、 H,H,Ngu7en、S、 V、5hih 、r精製された 哺乳動物メタロプロテイナーゼによる糸球体基礎膜の分解J 、Biocbec l、、254. 609−612(1988+。糸球体病の結果である蛋白尿症 は、血漿蛋白質に対するGBMの透過性増大によって尿中の蛋白質が増加する疾 病である。このGUM透過性増大の基礎となる原因は未知であるが、ストロメリ シンを包含するプロテイナーゼが糸球体病において重要な役割を演じうる。この 酵素の抑制は、腎臓機能不全に関連した蛋白尿症を軽減させうる。
さらに、ストロメリンン活性の抑制は冠動脈血栓症をもたらすアテローム性動脈 硬化プラクの破裂をも予防する。アテローム性動脈硬化プラクの開裂もしくは破 裂は、冠動脈血栓症を開始させる最も一般的な現象である。浸潤性炎症細胞によ り遊離された蛋白質分解酵素もしくはサイトカインによるこれらプラクを包囲す る結合組織マトリックスの不安定化および分解が、プラク開裂の原因として提案 されている。これらプラクの開裂は、血液が血管から急速流出するので急性の血 栓分解現象を引き起こす。高レベルのストロメリシンRNへメツセージが、手術 の時点で心臓移植患者から割出されたアテローム性動脈硬化プラクにおける個々 の細胞に存在することが判明している:^。
M、 H+nnB、P、 R,W*に+ley、 M、1. D*wi++、  K、 Foiled、 R。
H+mb+7. G、 lJt+ph7. S、 Lmph+i++ 、rその 場での/\イブリッド化によるアテローム性動脈硬化プラクにおけるストロメリ シン遺伝子発現の局在J 、P+oc、 N+l’1.^cod、 Sei、  USA188゜8154−Nu f19911゜これら化合物によるストロメリ シンの抑制はアテローム性動脈硬化プラクを安定化させる結合組織マトリックス の分解を防止し或いは遅延させるよう作用し、したがって急性冠動脈血栓症をも たらす現象を予防する。
さらに、ストロメリシンおよびコラゲナーゼの特異的抑制剤は産児制限剤として も有用であると思われる。ストロメリシンおよびコラゲナーゼを包含するメタロ エンドプロテイナーゼの発現が未受精卵と接合子とその分装段階とに存在して、 胎児発生の胚盤胞段階にて内皮分化と共に増加すると言う証明がある:C,A、 B+e++u+、 R,R,A+lle+、 D、 A、RBpolee、 W 、^。
Pcdt口Ie、1. Ve「b 、r細胞外マトリックス分解性メタロプロテ イナーゼの遺伝子およびその抑制剤(TIMP)は早期の哺乳動物発生に際し発 現される: GIt+ & Drwelo>、、 3.848−59f+989 1゜腫瘍侵入と同様に、胚盤胞はメタロプロテイナーゼを発現して着床に際し子 宮壁の細胞外マトリックスに侵入する。
これら早期の発生過程におけるストロメリシンおよびコラゲナーゼの抑制は、子 宮における正常な胚芽発生および/または着床を防止すると思われる。この種の 介入が新規な産児制限法を構成する。さらに、コラゲナーゼは***過程に重要で あるという証明もある。この例において、卵胞の頂部領域にわたるコラーゲンの 被覆は、卵子が離脱するよう侵入せねばならない。
コラゲナーゼがこの過程で検出され、抑制剤は***を防止するのに有効であるこ とが示されている: 1.F、 Woe++ne+、 N。
11o+1ok3 C,2ha、 T、 Mwktid&lT、 Bwllc+ 、 W、 1. L+Mti+c 。
[***における結合組織破壊J 、SIe+oid+、 54.491−499 (19!191゜さらに、ストロメリシン活性については***の際の役割も存在 する:Cに L、 Too、 G、 D、 BBenl−Greenwood、  F。
C,Greenwood、rレラキンンは、ラット顆粒膜細胞からのインビトロ におけるプラスミノーゲン活性化剤、コラゲナーゼおよびプロテオグリカナーゼ の放出を増大させるJ 、Endoe+in、。
115、 1043−1050+19841゜コラーゲン分解水活性およびスト ロメリシン活性は、さらにジストロフ十−ビック表皮水泡症でも観察されている :^に+onbtB++、にI、Villa、^、2.Ei+Cn、E、^、B tue+。
1、lnwe+I、De+s+Io1.、 7920B−21NI9821 ;  D、Ssvtm@口、TSwHv*++、!、 II++himolo、 L 、 B+wckm!+−Twde+s*n、 DFwiisolo、 Y、Ok ++l+、 N υl+wmi、 H,5hik凰II、 B10ehe麿。
テイナーゼの抑制は、皮膚の結合成分の急速分解を制限する。
構造成分からなる細胞外マトリックスの他に、ストロメリシンは抑制剤(たとえ ばα1−プロテイナーゼ抑制剤)を包含する他のインビボ基質をも分解し、した がってたとえばエラスターゼのような他のプロティナーゼの活性に影響を及ぼし うる。
これら酵素の抑制は、これら内生抑制剤の抗プロテイナーゼ活性を強化させる。
発明の要点 本発明は式■の新規なホスフィン酸含有ペプチジル化合物を包含し、これら化合 物は変性病(本書に規定する)および成る種の癌を含めストロメリシン、コラゲ ナーゼおよびゼラチナーゼ媒介の病気の有用な抑制剤である。
本発明は、式I 工 [式中、Rは置換Cl−10アルキルであり、ここで置換基は(a)水素、 (b)−C(0)OH。
(e)−C(0)QCl−6アルキル、(C”)−C(0)QC,6アルキルフ エニル、(d) −〇 (0)NH2、 <e’l−C(0)NHC,6アルキル、(f)−C(0)N (C,、アルキ ル)2、(g) −C(0)N (C,、アルキル)CG−1oアリールもしく は−C(0) N (C,、、、アルキル)C6−10アリールC1−6アルキ ル、 (h)−C(0)NHC,、oアリールもしくは−C(0)NHCアリールC1 −6アルキル(ここ−IO でアリール基は (3)ピリジル、 (4)フリル、 (5)ピリル、 (6)チェニル、 (7)イソチアゾリル、 (8)イミダゾリル、 (9)ベンズイミダゾリル、 (10)テトラゾリル、 (11)ピラジニル、 (12)ピリミジル、 (13)キノリル、 (14)イソキノリル、 (15)ベンゾフリル、 (16)イソベンゾフリル、 (17)ベンゾチェニル、 (18)ピラゾリル、 (19)インドリル、 (20)イソインドリル、 (21)プリニル、 (22)カルボキサゾリル、 (23)ベンゾキサゾリル、 (24)イソキサゾリル、および (25)ベンズチアゾリル 並びに上記(1)〜(25)に規定したCG−10アリールの1置換および21 換体 よりなる群から選択され、置換基は独立して水素、C1−6アルキル、ハロ、ヒ ドロキシ、Cl−6アルキルカルボニル、カルボ(ここでRおよびR1はそれぞ れ独立して水素、NHC,6アルキル、N II Cアリール、N )I C6 −、oアリールC1−6ア−lO ルキル、oc アルキル、0C6−10アリール、0C6−10アリ−ルCアル キル、CアリールもしくはC6−1oアリールi6 6−10 Cアルキルであり、ここで06−10アリールは上記したように1置換もしくは 2置換とすることができ、または置換C1−6アルキルであり、ここで置換基は ヒドロキシおよびハロから選択され、またはRおよびRbはこれらが結合する窒 素原子および炭素原子と一緒になってラクタムもしくはベンゾラクタムを形成す るよう結合し、そのラクタム部分は8個までの原子の環であり、前記ラクタムも しくはベンゾラクタムは単一の異原子を有する); (ここでRおよびRdはそれぞれ独立して水素、C6−10アリ−ルまたはC6 −10アリールCi6アルキルであるか、上記のように1置換および21ilI 換したCG−10アリールであり、または置換C1−6アルキルであり、ここで 置換基はヒドロキシおよびハロから選択され、またはRおよびRdはこれらが結 合する窒素原子および炭素原子と一緒になって環式イミドもしくはベンゾ環式イ ミドを形成するよう結合し、そのイミド部分は8個までの原子の環であり、前記 環式イミドもしくはベンゾ環式イミドは単一の異原子を有する); (k)−NH−R−R,−R。
(ここでRは単結合または式 %式%) のアミノ酸であり、またはRはグリシン、アラニン、ロインン、イソロイシン、 ノルロイシン、フェニルアラニン、チロシン、リジン、アルギニン、ヒスチジン 、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、セリンおよびス レオニンよりなる群から選択され; R,は単結合、アセチル、ベンゾイル、ベンジルオキシカルボニル、フタルイミ ドであり、またはR7は式%式% のアミノ酸であり、ここでZおよびZ′はそれぞれ独立して(d)ヒドロキシC l−6アルキル、 (e)カルボキシC1−6アルキル、 (f)アミノC1−6アルキル、 (g)アミノカルボニルC1−6アルキル、(h)モノ−もしくはジーCl−6 アルキルアミノCl−6アル(j) rll換フェニルCl−6アルキル(ここ で置換基は水素、ヒドロキシ、カルボキンもしくはC1−4アルキルである)、 (k)II換イノドリルC1−6アルキル(ここで置換基は水素、ヒドロキシ、 カルボキシもしくは01−4アルキルである)、 (+)置換イミダゾリルC1−6アルキル(ここで置換基は水素、ヒドロキシ、 カルボキシもしくはCl−4アルキルである) よりなる群から選択され;またはR1はグリシン、アラニン、プロリンよりなる 群から選択され; Rはアセチル、ベンゾイル、ベンジルオキシカルボニル、直 p−トルエンスルホニルもしくはt−ブチルオキシカルボニルである); よりなる群から選択され; RはCHRRであり、ここでRkは 2 h+ (C)ヒドロキシ、もしくは RはCアリール−co、、2アルキルまたは置換C6−107リールCアルキル であり、ここで置換基はC1−3アルキルもしくはヒドロキシであり、さらに記 号R1およびR1におけるアリール基は独立して (9)ベンズイミダゾリル、 (10)テトラゾリル、 (14)イソキノリル、 (17)ベンゾチェニル、 (18)ピラゾリル、 (19)インドリル、 (20)イソインドリル、 (21)プリニル、 (22)カルボキサゾリル、および (23)イソキサゾリル、 並びに上記(1)〜(23)に規定したC6−10アリールの1置換および21 換体 よりなる群から選択され、ここで置換基は独立してC1−6アルキル、ハロ、ヒ ドロキシおよびC14アルキルカルボニルであり 。
R3はC1−4アルキルまたは式 %式% のアミノ酸であり、ここでZ′は (e)カルボキンC1−6アルキル、 (f)アミノC1−6アルキル、 (g)アミノカルボニルC1−6アルキル、(h)モノ−もしくはジー01−6 アルキルアミノc16アルキル、 (+)グアニジノC1−6アルキル、 N)置換フェニルC1−6アルキル(ここで置換基は水素、ヒドロキシ、カルボ キシもしくはc14アルキルである)、 (k)置換インドリルCl−6アルキル(ここで置換基は水素、ヒドロキシ、カ ルボキシもしくはCl−4アルキルである)、 (+) ff1f換イミダゾリルCl−6アルキル(ここで置換基は水素、ヒド ロキシ、カルボキシもしくはcl−4アルキルである) よりなる群から選択され; または前記アミノ酸はグリシン、アラニン、ロイシン、イソロイシン、ノルロイ シン、フェニルアラニン、チロシン、リジン、アルギニン、ヒスチジン、アスパ ラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、セリンおよびスレオニン よりなる群から選択され; R4は(a)IT、もしくは (b)C,H(R,)QC(0)−Rkであり、ここでRは水素、016アルキ ル、C6−1oアリールもしくはCアリール−Cアルキルであり、RkはC1− 6アルキル、C6−10アリール、C6−10アリールー01−6アルキルであ り、アリール基は (7)イソチアゾリル、 (8)イミダゾリル、 (9)ベンズイミダゾリル、 (10)テトラゾリル、 (11)ピラジニル、 (12)ピリミジル、 (13)キノリル、 (16)イソベンゾフリル、 (17)ベンゾチェニル、 (18)ピラゾリル、 (19)インドリル、 (20)イソインドリル、 (21)プリニル、 (22)カルボサアゾリル、および (23)イソキサゾリル、 並びに上記(1)〜(23)に規定したC6−10アリールの1置換および21 i1ffi換体 よりなる群から選択され、ここで置換基は独立してC1−6アルキル、ハロ、ヒ ドロキシおよびCl−6アルキルカルボニルであり 1 XはC11もしくはCH(C(6アルキル)であり;N−R6 であり、ここでR5およびR6はそれぞれ独立して(C)C6−111アリール もしくはC6−10アリールCl−6アルキよりなる群から選択され、ここでア リール基は(7)イソチアゾリル、 (8)イミダゾリル、 (9)ベンズイミダゾリル、 (10)テトラゾリル、 (13)キノリル、 (14)イソキノリル、 (15)ベンゾフリル、 (16)イソベンゾフリル、 (17)ベンゾチェニル、 (18)ピラゾリル、 (19)インドリル、 (20)イソインドリル、 (21)プリニル、 (22)カルボサアゾリル、 (23)イソキサゾリル、 (24)ベンズチアゾリル、および (25)ベンゾキサゾリル 並びに上記(1)〜(25)に規定したC6−1oアリールの単置換および2[ 換体 よりなる群から選択され、ここで置換基は独立して016アルキル、ハロ、ヒド ロキシ、Cアルキルオキシ、Cl−6アルキルカルボニル、カルボキンもしくは C1−6アルキルカルポニルオキシである] の化合物およびその医薬上許容しうる塩を包含する。
この具体例における1つの群は、 RがCアルキルまたは置換C1−6アルキルであり、ここで置換基は (a)水素、 (b)カルボキシ、 (c ) C(0) N H2、 (d) −CアリールもしくはC6−10アリールC16アルキル (ここでアリール基は (5)ベンズイミダゾリル、 (8)ベンゾチェニル、および (9)インドリル 並びに上記(1)〜(9)に規定したC6−1oアリールのill換および2置 換体 よりなる群から選択され、ここで置換基は独立してCi6アルキル、ハロ、ヒド ロキシおよびカルボニル016アルキル、カルボギンである); (ここでRおよびRはそれぞれ独立して水素、CB−10アリ−ルであり、アリ ール基は (5)ベンズイミダゾリル、 (9)インドリル 並びに」1記(1)〜(9)に規定したC6−10アリールの1置換および21 換体 よりなる群から選択され、または置換C1−6アルキルであり、ここで置換基は ヒドロキシおよびハロから選択され、またはRおよびR1は互いに結合して上記 の環を形成する)。
(ここでRおよびRはそれぞれ独立して水素、CG−1oアリc d −ル、並びに上記1置換および2置換のCG−10アリールであり;または置換 C1−6アルキルであり、ここで置換基はヒドロキシ、ハロおよびフェニルから 選択され、またはRおよびRdはそれらが結合する窒素原子および炭素原子と一 緒になって環式イミドもしくはベンゾ環式イミドを形成するよう結合し、ここで そのイミド部分は8個までの原子の環であり、前記環式イミドもしくはベンゾ環 式イミドは単一の異原子を有する)ニーC0CH(Z)NH− のアミノ酸であり、またはRはグリシン、アラニン、ロイシン、イソロイシン、 ノルロイシン、フェニルアラニン、チロシン、リジン、アルギニン、ヒスチジン 、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、セリンおよびス レオニンよりなる群から選択され; Rは単結合、アセチル、ベンゾイル、ベンジルオキシカルボニル、フタルイミド であり、またはR1は式%式%) のアミノ酸であり、ここでZおよびZ′はそれぞれ独立して(C)メルカプト0 1Gアルキル、 (d)ヒドロキシC1−6アルキル、 (e)カルボキシ01−6アルキル、 (f)アミノC1−6アルキル、 (g)アミノカルボニルC1−6アルキル、(h)モノ−もしくはジーC1−6 アルキルアミノCi6アル(j)II置換ェニルC1−6アルキル(ここで置換 基は水素、ヒドロキソ、カルボキシもしくはC1−4アルキルである)。
(k)置換インドリルC1−Iiアルキル(ここで置換基は水素、ヒドロキシ、 カルボキシもしくはC1−4アルキルである)。
(+)置換イミダゾリル01Gアルキル(ここで置換基は水素、ヒドロキシ、カ ルボキシもしくはCl−4アルキルである)よりなる群から選択され;またはR 1はグリシン、アラニンおよびプロリンよりなる群から選Rはアセチル、ベンゾ イル、ベンジルオキシカルボニル、p−1−ルエンスルホニルもしくはt−ブチ ルオキシカルボニルである) よりなる群から選択される 化合物である。
この群の1種類は、 RがCHRRであり、ここでRhは 2 h 1 であり。
R,liC71J−ルーCアルキルもしくは置換CG−106−10[1−2 アリールC0−2アルキルであり、ここで置換基はC13アルキルもしくはヒド ロキシであり、アリール基は(4)イミダゾリル、 (5)ベンズイミダゾリル、 (8)ベンゾチェニル、および (9)インドリル 並びに上記(1)〜(9)に規定したC6−10アリールの1置換および2置換 体 よりなる群から選択され、置換基は独立してCl−6アルキル、ハロ、ヒドロキ シおよびカルボニルC1−6アルキルである化合物である。
この種類の亜種は、XがCH2であり、YがR5 N−R。
であり、ここでR5は水素であり、R6は(a)C,、oアルキル、および (b)C6−1oアリールもしくはCG−IQアリールC1−6アルキよりなる 群から選択され、ここでアリール基は(4)イミダゾリル、 (5)ベンズイミダゾリル、 (9)インドリル、および (10)ピリジル よりなる群から選択される化合物である。
本発明の具体例は次の化合物である: (a)(2−(((1−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソー2 H−イソ インドール−2−イル)−ブチル)ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4−フ ェニルブタノイル)−L−ロイシン N−フェニルアミド;(b)(2−((( 4−(1,3−ジヒドロ−1−オキソ−2H−イソインドール−2−イル)ブチ ル)−ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタノイル)−L−ロ イシン N−フェニルアミド;(c)(2−(((4−(1,3−ジヒドロ−1 −オキソ−211−イソインドール−2−イル)ブチル)(2−メチル−1−( 1−オキソプロポキシ)プロポキシ)ホスフィニル)メチル)−4−フェニル− ブタノイル)−■7−ロイシン N−フェニルアミド:(d)(2−((ヒドロ キシ(メチル)ホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタノイル)−L−ロイ シン N−フェニルアミド; (e)[[ヒドロキシ[1(R) −[N−(N−アセチル−し−プロリル−し 一アラニル)−アミノ]−エチル]−ホスフィニル]−メチル]−4−フェニル −ブタノイル)−L−ロイシン N−フェニルアミド:(f)[[ヒドロキシ− [N−(N−(ベンゾイル)−L−プロリル)アミノブチル]ホスフィニル]メ チル]−4−フェニルブタノイル−し−ロイシン N−フェニルアミド; (g)[[ヒドロキシ−[2−メチルプロピルオキシカルボニルアミノブチル] −ホスフィニル]メチル]−4−フェニルブタノイル−し−ロイシン N−フェ ニルアミド;または (h)[[ヒドロキシ−[1−メチルエチルアミノカルボニルアミノブチル]− ホスフィニル]メチル]−4=フェニルブタノイル−L−ロイシン N−フェニ ルアミド。
さらに本発明は、処置を必要とする患者(人間および/または乳工業、肉工業ま たは毛皮工業にて或いはペットとして育てられた哺乳動物を含む)におけるスト ロメリシン媒介もしくは関連の障害または病気(上記した通り)を処置するため の医薬組成物および方法に関し、この方法は活性成分として式■のストロメリシ ン抑制剤を投与することを特徴とする。
同権に、本発明は処置を必要とする患者におけるマトリックス・メタロプロテイ ナーゼ媒介もしくは関連の障害もしくは病気(上記した通り)を処置する医薬組 成物および方法に関し、式!の抑制剤を活性成分として投与することを特徴とす る。
本発明の化合物は、後記の実施例に一般的に或いは一層明解に記載された手順を 用いて便利に製造される。
反応式1.に示したように、化合物Aはエステル交換に続くマイケル付加を介し 化合物Cに変換される。その後、図示した不斉中心に所望の立体化学配置を有す る化合物りを化合物Cの塩基加水分解に続くキラル性アミンの使用による光学分 割によっる]におけるハロゲンを化合物りにより核置換すれば、ホスフィン酸E が生成する。その後、水添分解してベンジルエステル基を除去し、ペプチドカッ プリングすれば化合物Gが得られる。その後、化合物Gをさらに所望の最終生成 物まで変換することができる。たとえば実施例2においては、式Gの化合物をホ スフィン酸メチルエステルとして保護し、N−フタロイル基をヒドラジン分解に よって除去し、得られたアミンをさらに誘導化してホスフィン酸メチルエステル 基を最終工程で除去する。
反応式2においては、化合物HをRCI(R4が水素の堝合を除く)によりアル キル化してホスフィン酸エステル1を生成させる。
反応式3は、R1につき他の規定を有する化合物、特に1種以上のアミノ酸を含 む化合物への経路を要約する。示したように、化合物■から化合物Jへのマイケ ル付加は化合物Kを生成する。t−ブチルエステル基を除去した後、化合物りは ペプチドカップリングして化合物Mを生成する。N−末端保護基を除去した後、 さらにペプチドカップリングすれば式Oの化合物を生成し、これは最終的保護解 除の後に化合物Pをもたらす。
代案経路においては、化合物KをR’+で保護解除することもできる。その後の ペプチドカップリングおよび最終的な保護解除を、次いで反応式1に示したよう に行なうことができる。
反応式1 反応式1(続き) 反応式3(続き) P 下記の式■の本発明による代表的化合物は、ストロメリシン、コラゲナーゼもし くはゼラチナーゼに関するインビトロ抑制活性を示す。特に式1の化合物は、文 献R,H*++ito*、 I。
Te*b*e、 R,Sle目、[ストロメリシンの半連続的な高性能液体クロ マトグラフ分析」、^mg171ie櫛I B+ocbea、180. 110 −113 F19N)に詳細に記載された方法を用いストロメリシンにより物質 P(すなわちAB−P+o−Ly+−Pro−Glx−Gla−Pke−Pk! −Gly−Lrs−11tillH2)の加水分解を抑制することが示されてい る。式Iの化合物は上記方法を用いてコラゲナーゼおよびゼラチナーゼにより螢 光性ペプチド、すなわちDNP−Pro−Lew−Gly−Lew−TB−1何 0)−八B−Nl12の切断を抑制することが示された・ M、 S。
5lsck、 R,D、 Gly、[新規な螢光性基質ペプチドを用いるを椎動 物のコラゲナーゼとゼラチナーゼとの比較J 、1. Biol。
Chet、 264,4277−81 (198’ll 。
第■表 工 RI X R2R3Y (CH2)、Ph CH2C)I2Ph (S)−i−C,ll9NHCH2P h(CI(2)、NJMh 、 C82CH2Ph (S)−1−C,,89N HCH2Ph(C)+2)、Ph C)I2C)I2Ph (S)−C)12P h NHCH2Ph(CH2)、N−PMh CH2C)12Ph (S)−i −C7,I’1g NHPh(C)I2)、Ph C)I2(CH2)2Ph  (S)−1−C41119N)ICR2Ph(C)+2)、Ph CH2(CH 2)2Ph (S>−1−C,H9NHPh(CH2)、N−PMh CR2( CR2)2Ph (S)−i−C,F19NRPh(R)−CI((CH)−C H2(CIJ2)2Ph (S)−i−C,l[1,NHPhCH2−N’f3 −Cbz CH2−PJB−Cbz CH2(C)+2 )2Ph (S )−1−CaI Ig NHPhCH3C)lx (C1(2)2Ph (S )−z−c4ag  NHPh(R)−C1((C)131− CH2(C1+2)2Ph (S) −i−C,)Ig N’HPhNH−Ala−Pro−Ac C)+2−NH−Gly−CH2(CH2)2Ph (S)−i−C4日9 N 1(Phhth (R)−CH(CH3)−CH2(C)+2)2Ph (5)−4−C,H9N )lPhGly−PMh 第■表(続き) Cl(2−Nl’1−COPh C)+2(C1i2)2Ph (S)−L−C 4H9NHPhCR2−NR−Ala−C1(2(CR2)2Ph (S)−1 −C,IH,N14Phbt (S)−C)l(CH3)−CH2(C1(2)2Ph (S)−1−C4H9 N)IPh)JH−Cb t (R)−CH(CF+3)−CH2(C)I2)2Ph (S)−1−C4H9 NHPhbz−^La−AC C)I2−NH−Ly6− C)+2 (CI42 )2Ph (S )−x< 、lHg NHPhbz (R)−C)l(C)13)−CH2(C142)2Ph (S)−1−C,F 19NHPhNi+−^1m−!’ro− CH2−NR−Ala−C)+2 (CB12)2Ph (S)−i−C,1E I9NHPhPro−^C CH2−NR−nLeu−C)I2(CB2)2Ph (S)−i−C4111 9NHPhbz C)I2−N)I−C)+2(CH2)2Ph (S)−i−C4l)19)1 )!PhCo(J12Ph 。
C)I2CFI2CO□−CH2(C112)2Ph (S)−i−C4H9N HPht−cム11!9 CH2−NH−Phe−C)12 (CR,2)2Ph (S)−i−C,)I 9N)lPhc′bz (R)−CH(CH3)−co2(C)12)2Ph (S)−i−C,H9N HF’hN)I−ALm−^1a−Ac +J2CH2CON−CH2(CR2)2Ph (S )−i−C4H9NHP h11c)I2Ph 第■表(続き) (CH2)4NJhth CR(C)13) (CI!2)2Ph (S)−1 −C,Rg N)IPhCH2−NH−にly−CI’+2 (CII2)2P h (S)−1−C4FIg NHPhbz CI12C)+2CO2−C1(2(C1!!2 )2Ph (S )−1−C bHg N)IPhC)13 CH2−NH(−Glu−c)12(CH2)2f’h (S )−i−c、l Hg NHPhbz C)+2−NTI−Hzs−c)+2(CR2)2Ph (S )−i−Cb) Ig NHPhbz C142−N)l−Gln−CH2(CH2)2Ph (S)−1−C4H9N HPhbz C112−N)I−Ala−C)+2 (CH2)2Ph (S)−1−C,l Hg N)lF’hPro−COPh (CR2)4N−Pro−CR2(CR2)2Fh (S)−i−CbR9NH 1’h^C (CB2)、N−CH2(CIi2)2Ph (S)−i−C,1B9NRPh 0Ph (CH2)4N−CH2(CH2)2Ph (S)−i−C4lg NHPhc oci+2ph CH2−NH−Tyr CH2(Ca12 )2Ph (S )−L−C4Hg  N1(Phbz (CB2 )、IN−Pro−C)12 (CR2)2Ph (S )−i−C bHg N1(Phoph CM(CRzPh)−CR2(CH2)2Ph (S)−1−Cb)I9NHP hH−Cbz CFi2−NFi−CO−t−Ca12(CF+2)2Ph (S)−1−C, H,NHPhBCHPh 第n表(続き) 謀2フ5,2、°”2 (°”2)2Ph (Sゝ−”−°・”9NHPhCR 2C)12CONRPh C)I2(CH2)2Ph (S)−i−C4H9N HPhtgは”2;bph °”2 (°”2)zPh (Sゝ−”9・”9  ゛パCH2−NEI−CR2(CH2)2Ph (S)−x−c4og NRP hCOC211+5 翻::;3Ph CH2(c*2)2ph (s)−1−C4o9NFIphCH2−NH−(R )−C)12 (CH2)2Ph (s)−t−c4Hg NHPh^1a−G ln (C)12 )1.N−CR2(CH2)2Ph (S )−i−C4Hg N HPhPhth(1112) (CH2)4N−C)12 (C)+2 )2Ph (S )−i−Ca)19 NHPhCo2CF!2Ph (CH2)4N−CH2(CH2)2Ph (S)−i−C4H9NHPhCo 2C)13 (CH2)6N−(R)−C)+2 (C)+2)2Ph (S)−i−C,l )I、 NHPhPro−COPh ((JI2)ムN−CH2(CH2)2Ph (S)−i−C4)1g NHP hC02C2H5 第■表(続き) RIX R2R3Y (C)+2)4■2C1(2(CH2)2I’h (S)−i−C,H9NHP h(CH2)4N−CH2(CH2)2Ph (S)−1−C4Hg NHPh 02Ph (CH2)4N−CO2−CH2(CH2)2Ph (S)−i−C4)19N )lPh−C4H9 本発明はさらに上記マトリックス・メタロプロテイナーゼに起因しうる障害もし くは病気に罹患した患者(人間および/または乳業、肉工業もしくは毛皮工業に て或いはペットとして育てられた哺乳動物)の処置方法、より詳細には活性成分 として式(りのマトリックス・メタロプロテイナーゼ抑制剤を投与することを含 む処置方法に関する。
したがって、式(1)の化合物を特に骨関節炎およびリューマチ様関節炎の処置 、並びにストロメリシン、コラゲナーゼおよび/またはゼラチナーゼの過剰発現 から生ずるたとえば成る種の転移腫瘍細胞系に見られるような病気および徴候に 使用することができる。
リューマチ様関節炎、骨関節炎、並びにマトリックス・メタロプロテイナーゼの 過剰発現から生ずるたとえば成る種の転移腫瘍細胞系に見られるような病気およ び徴候、またはこれら酵素により媒介される他の病気を処置するには、式(T) の化合物を経口的、局部的、非経口的、吸入スプレーまたは経腸的に、慣用の無 毒性の医薬」二許容しうるキャリヤ、アジュバントおよびベヒクルを含有する投 与単位組成物として投与することができる。ここで用いる「非経口的」という用 語は皮下注射、静脈内、筋肉内もしくは胸骨内注射または注入技術を包含する。
たとえばマウス、ラット、ウマ、ウシ、ヒツジ、イヌ、ネコなど溢血動物を処置 する他、本発明の化合物は人間の処置にも有効である。
活性成分を含有する医薬組成物は経口用途に適するたとえば錠剤、トローチ、ロ ゼンジ、水性もしくは油性懸濁液、分散性粉末もしくは顆粒、乳液、硬質もしく は軟質カプセルまたはシロップもL <はエリキシルとして適する形態とするこ とができる。経口使用を意図する組成物は医薬組成物を製造するため当業界で知 られた任意の方法により作成することができ、この種の組成物は甘味料、着香料 、着色料および保存料よりなる群から選択される1種もしくはそれ以上の助剤を 含有して、医薬上優雅かつ美味な製剤を与えることができる。錠剤は、無毒性の 医薬上許容しつる錠剤の製造に適した賦形薬と混合して活性成分を含有する。こ れら賦形薬はたとえば不活性希釈剤、たとえば炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム 、乳糖、燐酸カルシウムもしくは燐酸ナトリウム;粒状化剤および崩壊剤、たと えばコーンスターチもしくはアルギン酸;結合剤、たとえば澱粉、ゼラチンもし くはアカシアゴム:および滑剤、たとえばステアリン酸マグネシウム、ステアリ ン酸もしくはタルクとすることができる。錠剤は未被覆とすることができ、或い は公知技術で被覆して胃腸管における崩壊および吸収を遅延させ、これにより長 時間にわたる持続作用を与えることもできる。たとえばグリセリンモノステアリ ン酸もしくはグリセリンジステアリン酸のような遅延性物質を用いることができ る。さらに、これらは米国特許第4.256.108号;第4,166.452 号;および第4.265.874号に記載された技術により被覆して、調節放出 のための浸透圧治療錠剤を形成することもできる。
経口使用のための組成物はさらに硬質ゼラチンカプセルとして提供することもで き、ここで活性成分は不活性固体希釈剤、たとえば炭酸カルシウム、燐酸カルシ ウムもしくはカオリンと混合され、或いは軟質ゼラチンカプセルとして提供され 、ここで活性成分は水または油性媒体、たとえば落花生油、液体パラフィンもし くはオリーブ油と混合される。
水性懸濁液は活性物質を水性懸濁液の製造に適した賦形薬と混合して含有する。
この種の賦形薬は懸濁剤、たとえばすトリウムカルボキンメチルセルロース、メ チルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム 、ポリビニルピロリドン、トラガカントガムおよびアカシアゴムである。分散剤 もしくは湿潤剤は天然産ホスファチド、たとえばレシチンまたは酸化アルキレン と脂肪酸との縮合生成物、たとえばステアリン酸ポリオキシエチレンまたは酸化 エチレンと長鎖脂肪族アルコールとの縮合生成物、たとλばヘブタデカエチルー エンオキシセタノール或いは酸化エチレンと脂肪酸およびヘキシトールから誘導 された部分エステルとの縮合生成物、たとえばモノオレイン酸ポリオキシエチレ ンソルビトールまたは酸化エチレンと脂肪酸および無水へキシトールから誘導さ れた部分エステルとの縮合生成物、たとえばモノオレイン酸ポリエチレンソルビ タンとすることができる。水性懸濁液はさらに1種もしくはそれ以上の保存料、 たとえばp−ヒドロキシ安息香酸エチルもしくはn−プロピル、1種以上の着色 料、1種以上の着香料およびIN以上の甘味料、たとえば蔗糖もしくはサッカリ ンをも含有することができる。
油性懸濁液は活性成分を植物油、たとえば落花生油、オリーブ油、ゴマ油もしく はココナツツ油に或いは鉱油、たとえば液体パラフィンに懸濁させて処方するこ とができる。油性懸濁液は増粘剤、たとえば蜜ロウ、硬質パラフィンもしくはセ チルアルコールを含有することができる。たとえば上記したような甘味料および 着香料を添加して美味な経口製剤を得ることができる。これら組成物は、たとえ ばアスコルビン酸のような酸化防止剤の添加により保存することができる。
水の添加により水性懸濁液を作成するのに適した分散性粉末および顆粒は、活性 成分を分散剤もしくは湿潤剤、懸濁剤および1種以上の保存料と混合して供給す る。適する分散剤もしくは湿潤剤および懸濁剤は既に上記したものにより例示さ れる。
他の賦形薬、たとえば甘味料、着香料および着色料も存在させることができる。
本発明の医薬組成物はさらに水中油型乳液とすることもできる。油相は植物油、 たとえばオリーブ油もしくは落花生油または鉱油、たとえば液体パラフィンもし くはこれらの混合物とすることができる。適する乳化剤は天然ゴム、たとえばア カシアゴムもしくはトラガカントゴム、天然ホスファチド、たとえば大豆、レシ チンおよび脂肪酸と無水へキシトールとから誘導されるエステルもしくは部分エ ステル、たとえばモノオレイン酸ソルビタンおよび前記部分エステルと酸化エチ レンとの縮合生成物、たとえばポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートと することができる。さらに乳液は甘味料および着香料をも含有することができる 。
シロップおよびエリキシルは甘味料、たとえばグリセリン、プロピレングリコー ル、ソルビトールもしくは蔗糖と共に処方することができる。この種の組成物は さらに保護剤、保存料および着香料、並びに着色料をも含有することができる。
医薬組成物は無菌の注射用水性もしくは油性懸濁液とすることができる。この懸 濁液は、上記したような適する分散剤もしくは湿潤剤および懸濁剤を用いて公知 技術により処方することができる。
さらに無菌注射用製剤は、無毒性の非経口的に許容しうる希釈剤もしくは溶剤に おける無菌の注射溶液もしくは懸濁液、たとえば1.3−ブタンジオールにおけ る溶液とすることができる。
用いうる許容しうるベヒクルおよび溶剤には水、リンガ−溶液および等張性塩化 ナトリウム溶液がある。さらに、無菌の固定油も溶剤もしくは懸濁媒体として慣 用される。この目的には、合成モノ−もしくはジ−グリセリドを包含する任意の 低刺激性固定油を使用することができる。さらに、たとえばオレイン酸のような 脂肪酸も注射剤の作成に使用される。
式(1)の化合物は、薬物を経腸投与するための座薬とじて投与することもでき る。これら組成物は、薬物を常温では固体であるが直腸温度にて液体である、適 する無刺激性の賦形薬と混合して作成することができ、したがって直腸で溶融し て薬物を放出する。この種の物質はココア脂およびポリエチレングリコールであ る。
局部用途にはクリーム、軟膏、ゼリー、溶液もしくは懸濁液など式(1)の化合 物を含有するものが用いられる(本出願の目的で、局部使用は洗口剤およびうが い薬を包含する)。
体重1kg当り毎日的0.05〜約140mgの程度の投与量が上記症状の処置 に有用である(患者1人当り毎日的2,5mg〜約7g)。たとえば、炎症は体 重1kg当り毎日的0.01〜50mgの化合物(患者1人当り毎日的0.5m g〜約35g)の投与により効果的に処置することができる。
キャリヤ材料と組合せて単一投与形態物を与えうる活性成分の量は、処置される 宿主および特定の投与方式に応じて変化する。たとえば、人間の経口投与を意図 する処方物は適当かつ便利な量のキャリヤ材料(全組成物の約5〜約95%の範 囲で変化しうる)と配合した0、5mg〜5gの活性薬剤を含有することができ る。一般に投与単位形態物は約1〜約500mgの活性成分を含有する。
しかしながら、任意特定の患者につき特異的な投与レベルは、用いる特定化合物 の活性、患者の年齢、体重、一般的健康状態、性別、食餌、投与時間、投与経路 、***割合、薬物組合せ、および治療を受ける特定の病気の程度を含む各種の因 子に依存する。
以下、実施例により式■の化合物の製造につき例示するが、本発明はこれら実施 例のみに限定されるものでない。
実施例1 (2−(((4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2I!−イソインド ール−2−イル)−ブチル)ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4−フェニル ブタノイル)−L−ロイシチタン(rV)イソプロボキンド(225μl、21 5mg。
0.87ミリモル)を2−メチレン−4−フェニルブタン酸エチル’ (1,O Og、4.90ミリモル)とベンジルアルコール(8,0ml、8.4g、77 ミリモル)2との溶液に添加した。この反応物を油浴にて100℃で12時間、 次いで110℃にて3時間加温した。反応フラスコを、最初に5時間にわたり1 時間間隔にて5〜10分間減圧しく25mml1g)、次いで25 m m l  gに残余の反応時間にわたり維持した。反応物を室温まで冷却した後、濃塩酸 水溶液(5m l)を添加し、混合物を1:1のエーテル/ヘキサン(30m  l )で抽出した。
有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(10ml)と飽和塩化ナトリウム水溶液 (10ml)とで洗浄し、脱水しく硫酸マグネシウム)、濾過し、次いで1.0 mm11gで80℃までの浴温度にて蒸発させた。得られた粗生成物(1,64 g)を5%エーテル/ヘキサンで溶出させるシリカゲル(10g)上でのフラッ シュカラムクロマトグラフィーにより精製して1.22g(94%収率)の2− メチレン−4−フェニルブタン酸ベンジルを無色油状物として得た。
1、 F+畠i++e−1wllien、 R,; F+ei*villc、  C,、Be11. Sac。
Chim、F+、1970. 219−230゜2、S++b諺ch、D、;  Hangc+l+oehle+、 E、; N5tl、 R15chn*x 1 nbtrytt、 P、; Wei+l+*an、 B、; 2mBe+、 M 。
5yIllhtt口+982、+38−141 。
I里B、:2−((メトキシホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタン酸ベ ンジル オルト蟻酸トリメチル(11,0ml、10.7g、101ミリモル)を無水次 亜側1 (4,0ml、6.0g、90ミリモル)に添加し、溶液を室温にて1 .5時間撹拌した。別のフラスコにて、N、N、N’ 、N’ −テトラメチル グアニジン(1,50m1.1.38g、12.0ミリモル)を2−メチレン− 4−フェニルブタン酸ベンジル(3,99g、15.0ミリモル)に添加し、溶 液を水浴により0℃まで冷却した。
次亜燐酸メチル溶液の1部(12,0m l、d=1.04g/ml、約68ミ リモル)を1時間かけて添加した。水浴を外し、溶液をさらに1.25時間撹拌 した。反応物を酢酸エチル(150ml)で希釈し、2N塩酸水溶液(50ml )と水(50ml)と飽和塩化ナトリウム水溶液(50ml)とで洗浄した。水 層を次いで酢酸エチル(50ml)で抽出しl;。有機層を脱水しく硫酸ナトリ ウム)、デカントし、次いで蒸発させた。1晩にわたり減圧乾燥させた後、粗生 成物5.19g(100%収率)が粘性無色油状物として得られた。
3、S、1. Filck、1. Am、Chew、Soc、 Iiu、86.  61−64および M、 L BroidhIlzt、B、K、H畠nd&、 W、H,Iohn+on、GL*wlonおよびP、1. lJgchin、  EIIt、pxlent 276436−^(198111゜IflC+2−( (ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタン酸(+/−)−ベン ジルメタノール(20ml)における2−((メトキシホスフィニル)−メチル )−4−フェニルブタン酸ベンジル(4,02g、11.6部リモル)の溶液を 水浴で冷却し、2.5N水酸化ナトリウム水溶液(5,1ml、12.8ミリモ ル)を10分間かけて添加した。得られた溶液を0℃にて45分間撹拌した後、 水(1,50m l )で希釈し、エーテル(75ml)とへキサン(25ml )との混液で洗浄した。水層をヘキサン(75ml)で洗浄し、2N塩酸水溶液 (20ml)を添加して酸性化させ、次いで酢酸エチル(2X75mりで抽出し た。
酢酸エチル層を次いで飽和塩化ナトリウム水溶液(50ml)で洗浄し、脱水し く硫酸ナトリウム)、デカントし、次いで蒸発させた。残留物を減圧下に1晩乾 燥して粗製2−((ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタン酸 (+/−)−ベンジルを3.67gの無色油状物として得た(95%収率)。
IID:2−((ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタン酸( +)−ベンジル ー−一雫−圃−1−−―−−圃■−−■−一。
(S)−α−メチルベンジルアミン(1,42m l、1.34g、11.1ミ リモル)を酢酸エチル(50ml)における(+/−)−2−((ヒドロキシホ スフィニル)メチル)−4−フェニルブタノエート(3,65g111.0ミリ モル)の溶液に添加した。この溶液に種晶を加え、室温にて4時間静置させた。
結晶を濾過により分離し、酢酸エチル(20ml)で洗浄し、減圧乾燥させて2 .12gの塩を得た。この物質を酢酸エチル(90ml)と95%エタノール( 12ml)との混液に90℃にて溶解させ、次いで室温まで冷却させると共に1 晩静置した。濾過および減圧乾燥により1.202gの白色結晶を得た: [α コ365−11.2’ (c=0.57.95%エタノール)。この塩を酢酸エ チル(75ml)と2N塩酸水溶液(25ml)との間に分配させた。酢酸エチ ル層を2N塩酸水溶液(25ml)と飽和塩化ナトリウム水溶液(25ml)と で洗浄し、脱水しくFiL酸ナトリウム)、デカントし、次いで蒸発させた。得 られた無色油状物に種晶を加え、減圧乾燥させて864mg (24%回収率) の2−((ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタン酸(+)− ベンジルを無色結晶として得た・ [α] +7.6’ (c=0.52.95 %エタノール) 111E : N−(4−ブロモ−2−ブテニル)ブタルイミドカリウムフタル イミド(4,60g、24.8ミリモル)を4回に分けて15分間間隔でジメチ ルホルムアミド(20ミリ)における1、4−ジブロモ−2−ブテン(10,6 0g。
49、!Mリモル)の溶液に添加し、得られた混合物を室温にて1晩撹拌した4 ゜この混合物を減圧下で濃縮し、残留物をジクロルメタン(25ミリ)と2N塩 酸水溶液(25ミリ)との間に分配させた。水層をジクロルメタン(2部25m l)で抽出し、有機層を次いで飽和塩化ナトリウム水溶液(20ミリ)で洗浄し 、脱水しく硫酸ナトリウム)、濾過し、次いで蒸発させた。粗生成物を50%ジ クロルメタン/ヘキサンから100%ジクロルメタンまで上昇させる溶出でのシ リカゲル(150g)上におけるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精 製して、5.12g (74%収率)の白色結晶生成物を得た。
4、Wright、 W、8.、 11.; Prt++、J、If、; Ch sn、P、S、;11++i+c++、1. ?、; Hang、 11、F、 ; Latis、I、; T*wbc+、L;TomcwIcIk、 ^ S  1 ノ Med、 Chew、 1186. 29. 523−530 01艷 ヱ:2− (((4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソイン ドール−2−イル)−2−ブテニル)ヒドロキシホスフィニル)−メチル)−4 −フェニルブタン酸ベンジル ジクロルメタン(30ミリ)を2−((ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4 −フェニルブタン酸(+)−ベンジル(8,Log、24.4ミリモル)および 4オングストロームのモレキュラシーブ(5,0g)に添加した。ジイソプロピ ルエチルアミン(4,70m1,3.49g、27.0ミリモル)を5分間かけ て添加した。反応混合物を水浴にて冷却した後、0、N−ビス(トリメチルシリ ル)アセタミド(17,7ミリ。
14.6g、71.6ミリモル)を1度に添加し、次いで10分間かけてN−( 4−ブロモ−2−ブテニル)フタルイミド(8,80g、31.4ミリモル)を 添加した。この混合物をゆっくり室温まで加温し、20時間撹拌した後、濾過し た。シーブ粒子を酢酸エチル(100ミリ)で洗浄し、濾液を2N塩酸水溶液( 2部50ml)と飽和塩化ナトリウム水溶液(25ミリ)とで洗浄した。水層を 次いで酢酸エチル(50ミリ)で抽出した。有機層を脱水しく硫酸ナトリウム) 、デカントし、次いで蒸発させて15.66gのほぼ無色の2−(((4−(1 ,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−211−イソインドール−2−イル)−2 −ブテニル)ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタン酸ベンジ ルを含有するシロップをソー211−イソインドール−2−イル)ブチル)ヒド ロキシホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタン酸 工程Fからの粗生成物の1部(14,66g)を95%エタノール(125ミリ )に溶解させた。触媒(炭素上の20%0%水酸化パランラム2.5)を添加し 、混合物を水素(1気圧)の下で室温にて20時間にわたり撹拌した。反応混合 物を2cmのセライトパッドで95%エタノール(100ミリ)を追加して濾過 した。濾液を蒸発して12.55gの濃厚オレンジ色のl−(((4−(1,3 −ジヒドCff−1,3−ジオキソ−21(−イソイノドール−2−イル)ブチ ル)ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタン酸を含有するシロ ップを得た。
互!旦: (2−(、((4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2)1 −イソインドール−2−イル)ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4−フェニ ルブタノイル)−り一ロイシン N−フェニルアミド 工程Gからの粗生成物をテトラヒドロフラン(80ミリ)に溶解し、この溶液を 水浴で冷却した。テトラヒドロフラン(10ミリ)における1、1′−カルボニ ル−ジイミダゾール(4,09g、25.2ミリモル)のスラリーを1部分間か けてテトラヒドロフラン(3部5ml)を追加しながら添加して転移を完了させ た。30分間の後、テトラヒドロフラン(10ミリ)におけるし−ロイシン N −フェニルアミド(5,60g、27.1ミリモル)の溶液を10分間かけてテ トラヒドロフラン(5ミリ)を追加しながら添加して転移を完了させた。
この均質溶液を徐々に室温まで加温し、16時間撹拌した。この混合物を回転蒸 発器で濃縮して大部分のテトラヒドロフランを除去し、残留物を酢酸エチル(1 50ミリ)と2N塩酸水溶液(75ミリ)との間に分配させた。酢酸エチル層を 飽和塩化ナトリウム水溶液(2部25ml)で洗浄した。自然に有機層内に形成 した結晶を濾過によって分離し、クロロホルム(300ml)と2N塩酸水溶液 との間に分配させ、クロロホルム層を飽和塩化ナトリウム水溶液(50ml)で 洗浄した。
塩化ナトリウム層をクロロホルム(2X25ml)で抽出し、クロロホルム抽出 物を合して脱水しく硫酸マグネシウム)、濾過し、次いで蒸発させた。残留物を 沸騰テトラヒドロフラン(IQOml)に溶解させ、25℃まで冷却し、蒸発さ せて40gの物質を得、これを酢酸エチル(150ml)に溶解させた。25℃ にて2時間の後、結晶を濾過によって分離し、酢酸エチル(2X20ml)およ びエーテル(20ml)で洗浄し、減圧下で乾燥して6.17gの殆ど無色の結 晶を得た。母液を蒸発させると共に再結晶化させて第2クロツプの1,62g( 工程F −ITにつき全収率54%)の(2−(((4−(1゜3−ジヒドロ− 1,3−ジオキソ−211−イソインドール−2−イル)−ブチル)ヒドロキシ ホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタノイル)−L−ロイシン N−フェ ニルアミドを得た。
分析値・CM2R42N i O6Pの計算値C,66,55、H,6,70゜ N、6.65; P、4゜90゜ 実測値: C,66,511、IL 6.64; N、 6.60; P、5. G5゜実施例2 (2−(((4−(1,3−ジヒドロ−1−オキソ−2H−イソインドール−2 −イル)ブチル)−ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタノイ ル)−L−ロイシン N−フェニルアミド 1!A、: (2−(((4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−28− イソインドール−2−イル)ブチル)メトキシホスフィニル)メチル)−4−フ ェニルブタノイル)−L−ロイシン N−フェニルアミドジクロルメタン(IQ Oml)と実施例1からの(2−(((4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオ キソ−2H−イソインドール−2−イル)−ブチル)ヒドロキシホスフィニル) メチル)−4−フェニルブタノイル)−L−ロイシン N−フェニルアミド(2 ,00g、3.17ミリモル)との混合物を加温して透明溶液を得、次いでこれ を水浴で冷却した。ジアゾメタン(エーテル中の0.3M溶液)を黄色が持続す るまで添加し、溶液をさらに10分間撹拌した。氷酢酸(0,080m1.84 mg、1.4ミリモル)を添加して無色溶液を得、これを減圧濃縮した。メタノ ール(1,00m l )を添加し、溶液を再び蒸発させ、減圧乾燥させて2. 09gの粗生成物を得、これを次の反応にさらに精製することなく使用した。
工程B:(2−(((4−アミノブチル)メI・キシホスフィニル)メチル)− 4−フェニルブタノイル)−L−ロイシン N−フェニルアミド 無水ヒドラジン(0,21m1.21.4mg、6.7ミリモル)を、工程へか らの粗製(1−((、(4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イ ソインドール−2−イル)ブチル)メトキシホスフィニル)メチル)−4−フェ ニルブタノイル)−【、−ロイシン N−フェニルアミド(2,09g)を含有 するメタノール(20ml)に添加した。室温にて16時間撹拌した後、混合物 を濾過し、沈殿物をメタノール(10ml)で洗浄した。濾液を蒸発させて7. 6gの物質を得、さらにメタノール(5ml)と共に濾過して沈殿物を洗浄した 。
蒸発および減圧乾燥により2.17gの(2−(((4−アミノブチル)メトキ ンホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタノイル)−L−ロイシン N−フ ェニルアミドを含有する固体生成物を得た。
2H−イソインドール−2−イル)−ブチル)メトキシホスフィニル)メチル) −4−フェニルブタノイル)−L−ロイシン N−フェニルアミド エ程Bからの粗製(2−(((4−アミノブチル)メトキシホスフィニル)−メ チル)−4−フェニルブタノイル) −L−ロイシンアニリド(0,70g)を 、ジイソプロピルエチルアミン(0,20m l、148mg、1.15ミリモ ル)を含有するテトラヒドロフラン(5,0m1)と共に撹拌した。2−(ブロ モメチル)安息香酸メチル5 (25Bmg、1.13ミリモル)を添加し、反 応物を室温にて24時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(50ml)で希釈し、 2N塩酸水溶液(15ml)と飽和重炭酸ナトリウム水溶液(15m l)と飽 和塩化ナトリウム水溶液とで洗浄した。水層を次いで酢酸エチル(25ml)で 抽出し、有機層を合して脱水しく硫酸す!・リウム)、濾過し、次いで蒸発させ た。60%アセトン/ジクロルメタンまで上昇する40%アセトン/ジクロルメ タンで溶出させるシリカゲル(18g)上でのフラッシュクロマトグラフィーに よる精製は0.31gの生成物(工程A−Cにつき48%収率)を得た。
5、 D**11eltky、S、; BB+oa、T、^、: P曝1ktB w+Bit、 I。
1. OB、Ckes、1975. 40. 796−7 。
互!且: (2−(((4−(1,3−ジヒドロ−1−オキソ−2H−イソイン ドール−2−イル)−ブチル)ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4−フェニ ルブタノイル)−L−ロイシン N−フェニルアミドエ程Cからの(2−((、 (4−(1,3−ジヒドロ−1−オキソ−2H−イソインドール−2−イル)− ブチル)メトキシホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタノイル)−L−ロ イシン N−フェニルアミド(0,31g、0.49ミリモル)をメタノール( 10ml)に溶解させた。溶液を水浴で冷却し、2N水酸化ナトリウム水溶液( 5ml、IOミリモル)を添加した。溶液を室温まで加温し、さらに12時間撹 拌した後、2N塩酸水溶液(40ml)で希釈し、酢酸エチル(75ml)で抽 出した。有機抽出物を飽和塩化ナトリウム水溶液(25ml)で洗浄し、脱水し く硫酸ナトリウム)、次いで蒸発させた。粗生成物を45%アセトニトリル15 5%水10.05%トリフルオロ酢酸(20ml/minの流速、250nmに おける検出)で溶出させる22mmx25cmの逆相カラム(ワットマン0DS −3、バーチシル10)における高圧液住クロマトグラフィーで精製した。適す るフラクションを蒸発させて264mgの所望の生成物(88%収率)を無色の 脆いフオームとして得た。
実施例3 (2−(((4−(1,3−ジヒドロ−1−オキソ−28−イソインドール−2 −イル)ブチル)(2−メチル−1−(1−オキソプロポキシ)プロポキシ)ホ スフィニル)メチル)−4−フェニルブタノイル)−L−ロイシン N−フェニ ルアミドプロピオン酸1−クロルイソブチル(0,20m1)を4オングストロ ームのモレキュラシーブ(125mg)と沃化テトラ−n−ヘキシルアンモニウ ム(40mg、0.083ミリモル)と(2−(((4−(1,3−ジヒドロ− 1−オキソ−2H−イソインドール−2−イル)ブチル)−ヒドロキシホスフィ ニル)メチル)−4−フェニルブタノイル)−L−ロイシン N−フェニルアミ ド(50mg、0.081ミリモル)6との混合物に添加した。この混合物を油 浴で65〜70℃にて7時間加熱し、次いで室温に1晩静置させた。この混合物 を酢酸エチル(25ml)で希釈し、2N塩酸水溶液(25ml)と飽和塩化ナ トリウム水溶液とで洗浄し、有機層を脱水しく硫酸ナトリウム)、デカントし、 次いで蒸発させた。粗生成物を20%アセトン/ジクロルメタンで溶出させるシ リカゲル(3g)上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、 19mg (32%収率)の(2−C((4−(1,3−ジヒドo−1−オキソ −2II−イソインドール−2−イル)ブチル)(2−メチル−1−(1−オキ ソプロポキシ)プロポキシ)ホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタノイル )−L−ロイシン N−フェニルアミドを得た。
6、 PeHillo、 E、 W、、 I+、; にi+tn+v+に7.  D、 S、; Thol 1hil。
j に、: He1k+3 1. E、; G+as+o、l、^。、U、S、 P1snl+、873.3561989゜ 実施例4 (2−((ヒドロキシ(メチル)ホスフィニル)メチル)−4−4−フェニルブ タン酸ベンジル 実施例1からの2−((ヒドロキシホスフィニル)メチル)0.752ミリモル )をジクロルメタン(1,0m l)に溶解し、モレキュラシーブ(4オングス トローム、340mg)を添加した。この混合物を水浴で冷却し、ジイソプロピ ルエチルアミン(0,150m1,111mg10.861ミリモル)とO,N −ビス(トリメチルシリル)アセタミド(0,56m1.0.46g、2.3ミ リモル)とヨードメタン(0,061m1.139mg、0.98ミリモル)と を順次に添加した。
この反応混合物を室温まで1時間にわたり加温し、さらに16時間にわたり撹拌 した。この混合物を酢酸エチル(25ml)で希釈し、2N塩酸水溶液(15m l)と水(15ml)と飽和塩化ナトリウム水溶l(15ml)とで洗浄した。
水層を次いで酢酸エチル(25ml)で抽出し、有機層を脱水しく硫酸ナトリウ ム)、デカントし、さらに蒸発させて585mgの所望の生成物を含有する橙色 油状物を得た。この粗生成物を40%アセトニトリル/60%水10.05%ト リフルオロ酢酸(20ml/minの流速、250nmにて検出)で溶出させる 22mmx25cm逆相カラム(ワットマン0DS−3、バーチシル10)にお ける高圧液体クロマトグラフィーにより精製した。適するフラクションを蒸発さ せて481mgの所望の生成物(84%収率)を淡黄色の粘性油状物として得た 。
2−(ヒドロキシ(メチル)ホスフィニル)−メチル)−4−フェニルブタン酸 ベンジル(433mg、1.25ミリモル)を95%エタノール(8,0m1) に溶解し、触媒(130mgの炭素上の10%パラジウム)を添加した。水素( 1気圧)の下で室温にて20時間撹拌した後、混合物をセライトの1cmプラグ で95%エタノール(2X10ml)を追加しながら濾過した。濾液を蒸発させ て350mgの無色油状物を得、これを工程Cに直接使用した。
111C: (2−((ヒドロキシ(メチル)ホスフィニル)メチル)−4=フ エニルブタノイル)−L−ロイシン N−フェニルアミド 工程Bからの粗製2−(ヒドロキシ(メチル)ホスフィニル)メチル)−4−フ ェニルブタン酸の1部(313mg)をテトラヒドロフラン(3,0m1)に溶 解させ、4オングストロームのモレキュラシーブ(0,40g)を添加した。こ の混合物を室温にて撹拌し、1.1′−力ルボニルジイミダゾール(215mg 、1.33モミリレモル)を添加し、次いで15分間の後にL−ロイシン N− フェニルアミド(297mg。
1.44ミリモル)7を添加した。22時間の後、混合物を酢酸エチル(30m l)で希釈し、2N塩酸水溶液(2X15ml)と飽和塩化ナトリウム水溶液( 15ml)とで洗浄した。有機層を脱水しく硫酸ナトリウム)、デカントし、次 いで蒸発させて511mgの無色フオームを得た。粗生成物の1部(145mg )の2種のジアステレオマーを60%メタノール/40%水10.05%トリフ ルオロ酢酸(25ml/minの流速、250nmにて検出)で溶出させる22 mmX25cm逆相カラム(ワットマン0DS−3、バーチシル10)における 高圧液体クロマトグラフィーにより分離した。これにより移動性の高い異性体( 43mg、工程B−Cにつき31%収率)と移動性の低い異性体(51mg、工 程[3−Cにつき36%収率)との両者を脆いフィルムとして得た。
[[ヒドロキシ[1(R)−[N−(N−アセチル−し−プロリル−し−アラニ ル)−アミノコ−エチルコーホスフイニル]−メチル]−4−フェニルブタノイ ル−し−ロイシル N−−[N−(ベンジルオキシカルボ、=ル)アミノ]−エ チル]ホスフィニル]メチル]−4−フェニルブタン酸t−ブチル 0℃のメタノールにおける1 (R)−[N−(ベンジルオキシカルボニル)ア ミノコエチルホスフィン酸メチル(126g、4.92ミリモル)の溶液にメタ ノール性ナトリウムメトキシド(25重量%、1..18m1,5.16ミリモ ル)を撹拌しながら30分間かけて滴下した。メタノール(0,5m1)におけ る2−メチレン−4−フェニルブタン酸t−ブチル(1,2g、5.16ミリモ ル)の溶液をゆっくり冷却しながら添加した。この反応混合物を室温にて1晩撹 拌し、IN塩酸で反応停止させ、酢酸エチルで4回抽出した。有機層を合して飽 和ブライン溶液で洗浄し、脱水しく硫酸マグネシウム)、次いで蒸発させた。溶 出剤としてヘキサン中の25%アセトンを用いるフラッシュシリカゲルクロマト グラフィーにより精製を行なった;収量1.58g (65%)。
IHB:2 (R,S)−[[(R,5)−Jト+シ[1(R)−[N−(ベン ジルオキシカルボニル)アミノ]−エチル]ホスフィニル]メチル]−4−フェ ニルブタン酸 2 (R,S) −[[(R,S)−メトキシ[1(R) −[N−(ベンジル オキシカルボニル)アミノ]−エチル]ホスフィニル]メチル]−4−フェニル ブタン酸t−ブチル(1,51g、3.08ミリモル)を塩化メチレン(15m l)に溶解し、0℃まで冷却させ、トリフルオロ酢酸(4,75m1.61゜7 ミリモル)で5℃にて18時間処理した。反応混合物を蒸発させ、トルエンおよ びジエチルエーテルと共に3回蒸発させた。
粗生成物を高減圧下で乾燥させ、さらに精製することなく工程Cに使用した。
盈貝盃:2 (R,S)−[[(R,S)−メトキシ[1(R)−[N−(ベン ジルオキシカルボニル)アミノ]−エチル]ホスフィニル]メチル]−4−フェ ニルブタノイル−L−ロイシン−N−フェニルアミド工程Bからの粗生成物をテ トラヒドロフラン(8ml)に溶解させた。1.1′−カルボニルジイミダゾー ル(600mg。
3.7ミリモル)を添加し、次いでL−ロイシン N−フェニルアミド(763 mg、3.7ミリモル)を添加した。反応混合物を室温にて1晩撹拌し、その時 点で1.1′−カルボニルジイミダゾール(100mg、0.62ミリモル)と L−ロイシン N−7z、:l−ルアミド(100mg、0.48ミリモル)と を追加した。室温にて1晩撹拌した後、反応混合物を酢酸エチル(150ml) で希釈し、N−塩酸と飽和ブライン溶液とで2回洗浄し、脱水しく硫酸マグネシ ウム)、次いで蒸発させた。粗生成物をエーテル中でジアゾメタンにより処理し た。得られた2−成分生成混合物を、溶出剤としてのヘキサン中の25%アセト ンに続きへキサン中の30%および次いで35%アセトンを用いるシリカゲル上 でのフラッシュクロマトグラフィーで処理した:収量、より高いRf酸成分57 3mg) ;より低いR【成分(1,02g);FAB MS:m/z622チ ル)ホスフィニル]メチルコー4−フェニルブタノイル−L−ロインンーN=フ ェニルアミド塩酸塩塩化アセチル(8,4μm)を含有するメタノール(1ミリ )における[ [(R,S)−メトキシ[1(R)−[N−(ベンジルオキシカ ルボニル)アミノ]−エチル]ホスフィニル]メチル]−4−フェニルブタノイ ル−L−ロイシン−N−フェニルアミド(工程Cからの低いRf酸成分(67m g、0.11ミリモル)の溶液を3時間にわたり水素の雰囲気下に20%の炭素 上の水素化パラジウム(13mg)の存在下に撹拌した。
触媒をセライトでの濾過により除去し、フィルタをメタノールで洗浄し、濾液と 洗液とを合して蒸発さぜ、高減圧下で乾燥させた。生成物を工程Eに1接使用し た。
工程E:[[(R,S)−メトキシ[1(R)−[N−(N−アセチル−し−プ ロリル−し−アラニル)−アミノ]−エチル]−ホスフィニル]−メチル]−4 −フェニルブタノイル−L−ロイシンN−フェニルアミド0℃まで冷却されたテ トラヒドロフラン(4ミリ)におけるN−7セチルーL−Pro−L−Ala  (91,3mg50.40ミリモル)の溶液にN−ヒドロキシベンゾトリアゾー ル(73,5mg、0.48ミリモル)とN−メチルモルホリン(66μ+、0 .60ミリモル)とを添加し、次いでテトラヒドロフランにおける工程りからの [[(R,S)−メトキシ[1(R) −[(アミノ−エチル)ホスフィニル] メチル]−4−フェニルブタノイル−L−ロイシル−アニリド塩酸塩の懸濁物を 添加した。次いで1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイ ミド塩酸塩(92mg10.48ミリモル)を添加し、反応混合物を0℃にて3 時間撹拌した。この反応混合物を酢酸エチルで希釈し、2N塩酸と水と飽和ブラ イン溶液とで洗浄し、脱水しく5’l酸マグネシウム)、次いで蒸発させた。最 初に塩化メチレン中の2%メタノール、次いで塩化メチレン中の5%メタノール を用いるシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより所望の生成物を 得た:収量58mg(77%);FAB MS:m/z737(M+1+K)。
メタノール−d4における2 00 M HzのNMRスペクトルは所望の構造 に一致した。
工程F [[ヒドロキシ−[1(R)−[N−(N−アセチル−し−プロリル− し−アラニル)−アミノ]−エチル]−ホスフィニル]−メチル]〜4−フェニ ルブタノイル−L−ロイシン N−フェニルアミドメタノール(0,5m1)に おける[[(R,S)−メトキシ−[1(R)−[N−(N−アセチル−し−プ ロリル−し−アラニル)−アミノ]−エチル]−ホスフィニル]−メチル]−4 −フェニルブタノイル−し−ロイシル N−フェニルアミド(58mg、0.0 96ミリモル)の溶液を2N水酸化ナトリウム水溶液(0,25m1)により室 温にて4時間処理した。
この混合物を蒸発させ、水中に溶解させ、2N塩酸でp【(1まで酸性化し、酢 酸エチルで4回抽出した。。有機抽出物を合して飽和ブライン溶液で洗浄し、脱 水しく硫酸マグネシウム)、次いで蒸発させた。
ウォータース・ブレブ愉ツバ−Pak IIRC186mmカラム(19X30 0mm)を用いる逆相−高性能液体クロマトグラフィ−(220nmにて検出: 移動相;0.1%のトリフルオロ酢酸を含有する35%アセトニトリル10.1 %のトルフルオロ酢酸を含有する65%水;流速20m1/m1n)により精製 を行なった。適するフラクションの蒸発により所望の生成物を非晶質固体として 得た。
FAB醤S:■/+ 684(Mal)、706(MAN畠)、フ22(M+K l 。メタノール−d4における200MHzのNMRスペクトルは所望の構造 に一致した。
実施例6 [ヒドロキシ−[N−(N−(ベンゾイル)−L−プロピル)アミノブチル)ホ スフィニル]メチル]−4−フェニルブタノオキシカルボニル)−L−プロリル )アミノブチルJホスフィニル]メチル〕−4−フェニルブタノイル−L−ロイ シン N−フェニルアミド θ℃まで冷却された乾燥塩化メチレン(5ml)におけるN−(ベンジルオキシ カルボニル)−L−Pro (191mg。
0.767ミリモル)の懸濁物にN−ヒドロキシベンゾトリアゾール(141m g、0.92ミリモル)とN−メチルモルホリン(101μm、0.92ミリモ ル)と1−(((4−アミノブチル)メトキシホスフィニル)メチル)−4−フ ェニルブタノイル−し−ロイシン N−フェニルアミドとを添加した。
5分間の後、水浴を外し、混合物を室温にて20分間撹拌した。
次いで1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩 (176mg、0.92ミリモル)を添加し、反応混合物を室温にて5時間撹拌 した。酢酸エチル(75ミリ)で希釈した後、混合物を2N塩酸と飽和炭酸水素 ナトリウム溶液と飽和ブライン溶液とで2回洗浄し、脱水しく硫酸マグネシウム )、次いで蒸発させた。最初に塩化メチレン中の2%メタノール、次いで塩化メ チレン中の3%メタノールを用いるシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフ ィーにより精製した:収量IH1gg : FARMS: m/l 747(M +1)、 76NMINt)。
l艮J・ [[(RSS)−メトキシ[N−(N−(ベンジル)−L−プロリル )アミノブチル]ホスフィニル]メチル]−4−フェニルブタノイル−!、−ロ イシン N〜フェニルアミド メタノール(2ml)における[[(R,S)−メトキシ−[N−(N−(ベン ジルオキシカルボニル)−L−プロリル)アミノブチルコホスフィニル]−メチ ル]−4−フェニルブタノイル−L−ロイシン N−フェニルアミド(169m g。
0.226ミリモル)の溶液を水素の雰囲気下に20%の炭素上の水酸化パラジ ウム(34mg)の存在下に6時間撹拌した。
触媒をセライトでの濾過により除去し、フィルタをメタノールで洗浄し、次いで 濾液と洗液とを合して蒸発させた。得られたアミンを高減圧下に乾燥させ、次い で塩化メチレン(2ml)に溶解し、0℃まで冷却し、塩化ベンゾイル(29ミ リ。
0.25ミリモル)およびN−メチルモルホリン(27μ!。
0.25ミリモル)により0℃にて90分間処理した。この反応混合物を酢酸エ チル(25ミリ)で希釈し、2N塩酸と飽和ブライン溶液とで洗浄し、脱水1.  (硫酸マグネシウム)、次いで蒸発させた。最初に塩化メチレン中の2%メタ ノール、次いで塩化メチレン中の3%メタノールを用いるシリカゲル上でのフラ ッシュクロマトグラフィーにより精製を行なった:収量 101mg(62%l  ; rAB 115: m/l 716(M+I)。
工程C: [しヒドロキシ−[N−(N−(ベンゾイル)−し−プロリル)アミ ノブチル)ホスフィニル]メチル]=4−フェニルブタノイル−L−ロイシン  N−フェニルアミド メタノール(1m l)における[ [(RSS)−メトキシ[N−(1”l− (ベンゾイル)−L−プロリル)アミノブチル]ホスフィニル]メチル]−4− フェニルブタノイル−L−ロイシン N−フェニルアミド(101mg、0.1 4ミリモル)の溶液を2N水酸化ナトリウム水溶液(0,5m1)により室温に て3時間処理した。次いでさらに2N水酸化ナトリウム水溶液(0,5m1)を 追加し、混合物を室温にて1晩撹拌した。
溶剤を蒸発除去し、残留物を水(25ミリ)に溶解させた。この水溶液をジエチ ルエーテルで抽出し、6N塩酸でp II 1まで酸性化し、酢酸エチル(3× )で抽出した。有機層を合して飽和ブライン溶液で洗浄し、脱水しく硫酸マグネ シウム)、次いて蒸発させた。ウォータース・ブレブ・ツバ−PakilRC1 86mmカラム(19X300mm)を用いる逆相−高性能液体クロマトグラフ ィ−(220nmにて検出:移動相。
0.1%トリフルオロ酢酸を含有する57%アセトニトリル10.1%トリフル オロ酢酸を含有する43%水;流速:20m l / m i n )により精 製を行なった。適するフラクシッンを蒸発させて所望の生成物を非晶質固体とし て得た。
収量 47+B ; FARMS 鵬/l 703(Mill、 725(i1 4N・l、741(M+に)。
メタノール−d4における200MHzのNMRスペクトルは所望の構造に一致 した。
実施例7 [ヒドロキシ−[2−メチルプロピルオキシカルボニルアミノブチル]−ホスフ ィニル]メチル]−4−フェニルブタノイル−L−ロイシン N−フェニルアミ ド 工程A:[[(RSS)−メトキシ[2−メチルプロピルオキシカルボニルアミ ノブチル]ホスフィニル]メチル]−4−フェニルブタノイル−L−ロイシン  N−フェニルアミド 2−(((4−アミノブチル)メトキシホスフィニル)メチル)−4−フェニル ブタノイル−L−ロイシン N−フェニルアミド(0,155ミリモル)を5m lの乾燥塩化メチレン中に窒素下で0℃にて溶解させ、これに0.03m1(0 ,233ミリモル)のクロル蟻酸イソブチルと0.07m1のジイソプロピルエ チルアミンとを添加した。反応混合物を徐々に室温となし、3時間撹拌した。酢 酸エチル(75ml)で希釈した後、混合物を2N塩酸と飽和炭酸水素ナトリウ ム溶液と飽和ブライン溶液とで2回洗浄し、脱水しく硫酸マグネシウム)、次い で蒸発させた。クロロホルム中の10%メタノールを用いるシリカゲル上でのフ ラッシュクロマトグラフィーにより精製を行なった;収量83mg。
工程B: [[ヒドロキシ−[2−メチルブロピルオキシ力ルポニルアミノブチ ル]−ホスフィニル]メチル]−4−フェニルブタノイル−L−ロイシン N− フェニルアミド 塩化メチレン(3ml)における[ [(R,S’)−メトキシ−[2−メチル プロピルオキシカルボニルアミノブチル]ホスフィニル]メチル]−4−フェニ ルブタノイル−L−ロイシンN−フzニルアミド(81mg)の溶液を0.16 m1のトリフルオロ酢酸により0℃にて窒素下で処理し、室温にて1晩撹拌した 。溶剤を10m1のトルエン(3×)と共に蒸発させて除去し、残留物をウォー タース・ブレプ・ツバ−PakHRC186mmカラム(19X300mm)を 用いる逆相−高性能液体クロマトグラフィ−(220nmにて検出;移動相:0 61%トリフルオロ酢酸を含有する45%アセトニトリル10.1%トリフルオ ロ酢酸を含有する55%水;流速:20m1/m1n)により精製した。適する フラクシコンを蒸発させて所望の生成物を非晶賀固体として得た。
収量 46■(; FARMS: s/+ 608(M+Li1. 1i24( 繍+N+l、 640(M+Kl。
メタノール−d4における200MHzのNMRスペクトルは所望の構造に一致 した。
実施例8 [ヒドロキシ−[1−メチルエチルアミノカルボニルアミノブチル]−ホスフィ ニル]メチル]−4−フェニルブタノイル−L−ロイシン N−フェニルアミド 工程A:[[(RSS)−メトキシ[1−メチルエチルアミノカルボニルアミノ ブチル]ホスフィニル]メチル]−4−フェニルブタノイル−L−ロイシン N −フェニルアミド 2−(((4−アミノブチル)メトキシホスフィニル)メチル)−4−フェニル ブタノイル)−り一ロイシン N−フェニルアミド(0,155ミリモル)を5 mlの乾燥塩化メチレン中に窒素下で0℃にて溶解させ、これに0.075m1 のイソプロピルイソシアネートを添加した。この反応混合物を徐々に室温となし 、2時間撹拌した。酢酸エチル(75ml)で希釈した後、混合物を2N塩酸と 飽和炭酸水素ナトリウム溶液と飽和ブライン溶液とで2回洗浄し、脱水しく硫酸 マグネシウム)、次いで蒸発させた。5%メタノールと塩化メチレン中の20% アセトンとを用いるシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製 を行なった;収量195mg0INB:[[ヒドロキシ−[1−メチルエヂルア ミノカルボニルアミノブチル]ホスフィニル]メチルコー4−フェニルブタノイ ル−L−ロイシン N−フェニルアミドメタノール(3ml)における[[(R ,S)−メトキシ−[1−メチルエチルアミノカルボニルアミノブチルコホスフ ィニル]メチル]−4−フェニルブタノイル−L−ロイシン N−フェニルアミ ド(181mg)の溶液を2N水酸化ナトリウム水溶液(1ml)により室温に て3時間処理した。次いで2N水酸化ナトリウム水溶液(0,5m1)を追加し 、混合物を室温にて1晩撹拌した。溶剤を蒸発により除去し、残留物を水(25 ml)に溶解させた。この水溶液をジエチルエーテルで抽出し、6N塩酸でp  111まで酸性化させ、酢酸エチル(3×)で抽出した。有機層を合して飽和ブ ライン溶液で洗浄し、脱水しく硫酸マグネシウム)、次いで蒸発させた。ウォー タース・ブレプ・ツバ−Pak HRC186gmカラム(19×300mm) を用いる逆相−高性能液体クロマトグラフィー(220nmにて検出;移動相; 0.1%トリフルオロ酢酸を含有する55%アセトニトリル10.1%トリフル オロ酢酸を含有する45%水;流速:20m1/m1n)により精製した。
適するフラクションを蒸発させて所望の生成物を非晶質固体として得た。
収量103++g ; FARMS:■/! 5g7(M+Il、609(UN s)、 US(M+K)。
メタノール−d4における200MHzのNMRスペクトルは所望の構造に一致 した。
補正書の写しく翻訳文)tl!出書(特許法第184条の8)平成6年7月15 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I ▲数式、化学式、表等があります▼I 〔式中、R1は置換C1−10アルキルであり、ここで置換基は(a)水素、 (b)−C(O)OH、 (c)−C(O)OC1−6アルキル、(c′)−C(O)OC1−6アルキル フェニル、(d)−C(O)NH2、 (e)−C(O)NHC1−6アルキル、(f)−C(O)N(C1−6アルキ ル)2、(g)−C(O)N(C1−6アルキル)C6−10アリールもしくは −C(O)N(C1−6アルキル)C6−10アリールC1−6アルキル、 (h)−C(0)NHC6−10アリールもしくは−C(O)NHC6−10ア リールC1−6アルキル(ここでアリール基は (1)フェニル、 (2)ナフチル、 (3)ピリジル、 (4)フリル、 (5)ピリル、 (6)チェニル、 (7)イソチアゾリル、 (8)イミダゾリル、 (9)ベンズイミダゾリル、 (10)テトラゾリル、 (11)ピラジニル、 (12)ピリミジル、 (13)キノリル、 (14)イソキノリル、 (15)ベンゾフリル、 (16)イソベンゾフリル、 (17)ベンゾチエニル、 (18)ピラゾリル、 (19)インドリル、 (20)イソインドリル、 (21)プリニル、 (22)カルボキサゾリル、 (23)ベンゾキサゾリル、 (24)イソキサゾリル、および (25)ベンズチアゾリル 並びに上記(1)〜(25)に規定したC6−10アリールの1置換および2置 換体 よりなる群から選択され、置換基は独立して水素、C1−6アルキル、C1−6 アルキルオキシ、ハロ、ヒドロキシ、C1−6アルキルカルボニル、カルボキシ である);(i)▲数式、化学式、表等があります▼(ここでRaおよびRbは それぞれ独立して水素、NHC1−6アルキル、NHC6−10アリール、NH C6−10アリールC1−6アルキル、OC1−6アルキル、OC6−10アリ ール、OC6−10アリールC1−6アルキル、C6−10アリールもしくはC 6−10アリールC1−6アルキルであり、ここでC6−10アリールは上記し たように1置換もしくは2置換とすることができ、または置換Cl−6 アルキルであり、ここで置換基はヒドロキシおよびハロから選択され、またはR aおよびRbはこれらが結合する窒素原子および炭素原子と一緒になってラクタ ムもしくはベンゾラクタムを形成するよう結合し、そのラクタム部分は8個まで の原子の環であり、前記ラクタムもしくはベンゾラクタムは単一の異原子を有す る); (j)▲数式、化学式、表等があります▼(ここでRcおよびRdはそれぞれ独 立して水素、C6−10アリール並びに上記1置換および2置換のC6−10ア リール、または置換C1−6アルキルであり、ここで置換基はヒドロキシおよび ハロから選択され、またはRcおよびRdはこれらが結合する窒素原子および炭 素原子と一緒になって環式イミドもしくはベンゾ環式イミドを形成するよう結合 し、そのイミド部分は8個までの原子の環であり、前記環式イミドもしくはベン ゾ環式イミドは単一の異原子を有する); (k)−NH−Re−Rf−Rg (ここでReは単結合または式 −COCH(Z)NH− のアミノ酸であり、またはReはグリシン、アラニン、ロイシン、イソロイシン 、ノルロイシン、フェニルアラニン、チロシン、リジン、アルギニン、ヒスチジ ン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、セリンおよび スレオニンよりなる群から選択され; Rfは単結合、アセチル、ベンゾイル、ベンジルオキシカルボニル、フタルイミ ドであり、またはRfは式−COCH(Z′)NH− のアミノ酸であり、ここでZおよびZ′はそれぞれ独立して(a)水素、 (b)C1−6アルキル、 (c)メルカプトC1−6アルキル、 (d)ヒドロキシC1−6アルキル、 (e)カルボキシC1−6アルキル、 (f)アミノC1−6アルキル、 (g)アミノカルボニルC1−6アルキル、(h)モノ−もしくはジ−C1−6 アルキルアミノC1−6アルキル、 (i)グアニジノC1−6アルキル、 (j)置換フェニルC1−6アルキル(ここで置換基は水素、ヒドロキシ、カル ボキシもしくはC1−4アルキルである)、 (k)置換インドリルC1−6アルキル(ここで置換基は水素、ヒドロキシ、カ ルボキシもしくはC1−4アルキルである)、 (l)置換イミダゾリルC1−6アルキル(ここで置換基は水素、ヒドロキシ、 カルボキシもしくはC1−4アルキル である) よりなる群から選択され;またはRfはグリシン、アラニン、プロリンよりなる 群から選択され; Rgはアセチル、ベンゾイル、ベンジルオキシカルボニル、p−トルエンスルホ ニルもしくはt−ブチルオキシカルボニルである); よりなる群から選択され; R2はCHRhRiであり、ここでRhは(a)H、 (b)C1−3アルキル、 (c)ヒドロキシ、もしくは (d)C6−10アリール であり; RiはC6−10アリール−C0−2アルキルまたは置換C6−10アリールC 0−2アルキルであり、ここで置換基はC1−3アルキルもしくはヒドロキシで あり、さらに記号RhおよびRiにおけるアリール基は独立して (1)フェニル、 (2)ナフチル、 (3)ピリジル、 (4)ピリル、 (5)フリル、 (6)チエニル、 (7)イソチアゾリル、 (8)イミダゾリル、 (9)ベンズイミダゾリル、 (10)テトラゾリル、 (11)ピラジェル、 (12)ピリミジル、 (13)キノリル、 (14)イソキノリル、 (15)ベンゾフリル、 (16)イソベンゾフリル、 (17)ベンゾチエニル、 (18)ピラゾリル、 (19)インドリル、 (20)イソインドリル、 (21)プリニル、 (22)カルボキサゾリル、および (23)イソキサゾリル、 並びに上記(1)〜(23)に規定したC6−10アリールの1置換および2置 換体 よりなる群から選択され、ここで置換基は独立してC1−6アルキル、ハロ、ヒ ドロキシおよびCI−6アルキルカルボニルであり; R3はC1−4アルキルまたは式 −COCH(Z′′)NH− のアミノ酸であり、ここでZ′′は (a)水素、 (b)C1−6アルキル、 (c)メルカプトC1−6アルキル、 (d)ヒドロキシC1−6アルキル、 (e)カルボキシC1−6アルキル、 (f)アミノC1−6アルキル、 (g)アミノカルボニルC1−6アルキル、(h)モノ−もしくはジ−C1−6 アルキルアミノC1−6アルキル、 (i)グアニジノC1−6アルキル、 (j)置換フェニルC1−6アルキル(ここで置換基は水素、ヒドロキシ、カル ボキシもしくはC1−4アルキルである)、 (k)置換インドリルC1−6アルキル(ここで置換基は水素、ヒドロキシ、カ ルボキシもしくはC1−4アルキルである)、 (l)置換イミダゾリルC1−6アルキル(ここで置換基は水素、ヒドロキシ、 カルボキシもしくはC1−4アルキル である) よりなる群から選択され; または前記アミノ酸はグリシン、アラニン、ロイシン、イソロイシン、ノルロイ シン、フェニルアラニン、チロシン、リジン、アルギニン、ヒスチジン、アスパ ラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、セリンおよびスレォニン よりなる群から選択され; R4は(a)H、もしくは (b)CH(Rj)OC(O)−Rk であり、ここでRjは水素、C1−6アルキル、C6−10アリールもしくはC 6−10アリールーC1−6アルキルであり、RkはC1−6アルキル、C6− 10アリール、C6−10アリール−C1−6アルキルであり、アリール基は (1)フェニル、 (2)ナフチル、 (3)ピリジル、 (4)ピリル、 (5)フリル、 (6)チェニル、 (7)イソチアゾリル、 (8)イミダゾリル、 (9)ベンズイミダゾリル、 (10)テトラゾリル、 (11)ピラジニル、 (12)ピリミジル、 (13)キノリノレ、 (14)イソキノリル、 (15)ベンゾフリル、 (16)イソベンゾフリル、 (17)ベンゾチエニル、 (18)ピラゾリル、 (19)インドリル、 (20)イソインドリル、 (21)プリニル、 (22)カルボキサゾリル、および (23)イソキサゾリル、 並びに上記(1)〜(23)に規定したC6−10アリールの1置換および2置 換体 よりなる群から選択され、ここで置換基は独立してC1−6アルキル、ハロ、ヒ ドロキシおよびC1−6アルキルカルボニルであり; XはCH2もしくはCH(C1−6アルキル)であり;Yは▲数式、化学式、表 等があります▼であり、ここでR5およびR6はそれぞれ独立して(a)H、 (b)C1−10アルキノレ、 (c)C6−10アリールもしくはC6−10アリールC1−6アルキル よりなる群から選択され、ここでアリール基は(1)フェニル、 (2)ナフチル、 (3)ピリジル、 (4)ピリル、 (5)フリル、 (6)チエニル、 (7)イソチアゾリル、 (8)イミダゾリル、 (9)ベンズイミダゾリル、 (10)テトラゾリル、 (11)ピラジニル、 (12〕ピリミジル、 (13)キノリル、 (14)イソキノリル、 (15)ベンゾフリル、 (16)イソベンゾフリル、 (17)ベンゾチエニル、 (18)ピラゾリル、 (19)インドリル、 (20)イソインドリル、 (21)プリニル、 (22)カルボキサゾリル、 (23)イソキサゾリル、 (24)ベンズチアゾリル、および (25)ベンゾキサゾリル 並びに上記(1)〜(25)に規定したC6−10アリールの単置換および2置 換体 よりなる群から選択され、ここで置換基は独立してC1−6アルキル、ハロ、ヒ ドロキシ、C1−6アルキルオキシ、C1−6アルキルカルボニル、カルボキシ もしくはC1−6アルキルカルボニルオキシである] の化合物またはその医薬上許容しうる塩。 2.R1がC1−6アルキルまたは置換C1−6アルキルであり、ここで置置基 は (a)水素、 (b)カルボキシ、 (c)−C(O)NH2、 (d)−C6−10アリールもしくはC6−10アリールC1−6アルキル (ここでアリール基は (1)フェニル、 (2)ナフチル、 (3)チエニル、 (4)イミダゾリル、 (5)ベンズイミダゾリル、 (6)ピリミジル、 (7)ベンゾフリル、 (8)ベンゾチエニル、および (9)インドリル 並びに上記(1)〜(9)に規定したC6−10アリールの1置換および2置換 体 よりる群から選択され、ここで置換基は独立してC1−6アルキル、ハロ、ヒド ロキシおよびカルボニルC1−6アルキル、カルボキシである); (e)▲数式、化学式、表等があります▼(ここでRaおよびRbはそれぞれ独 立して水素、C6−10アリールであり、アリール基は (1)フェニル、 (2)ナフチル、 (3)チェニル、 (4)イミダゾリル、 (5)ベンズイミダゾリル、 (6)ピリミジル、 (7)ベンゾフリル、 (8)ベンゾチエニル (9)インドリル 並びに上記(1)〜(9)に規定したC6−10アリールの1置換および2置換 体 よりなる群から選択され、または置換C1−6アルキルであり、ここで直接基は ヒドロキシおよびハロから選択され、またはRaおよびRbは互いに結合して上 記の環を形成する);(f)▲数式、化学式、表等があります▼(ここでRcお よびRdはそれぞれ独立して水素、C6−10アリール、並びに上記1置換およ び2置換のC6−10アリールであり:または置換C1−6アルキルであり、こ こで置換基はヒドロキシ、ハロおよびフェニルから選択され、またはRcおよび Rdはそれらが結合する窒素原子および炭素原子と一緒になって環式イミドもし くはベンゾ環式イミドを形成するよう結合し、ここでそのイミド部分は8個まで の原子の環であり、前記環式イミドもしくはベンゾ環式イミドは単一の異原子を 有する);(g)−NH−Re−Rf−Rg (ここでReは式 −COCH(Z)NH− のアミノ酸であり、またはReはグリシン、アラニン、ロイシン、イソロイシン 、ノルロイシン、フェニルアラニン、チロシン、リジン、アルギニン、ヒスチジ ン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、セリンおよび スレオニンよりなる群から選択され; Rfは単結合、アセチル、ベンゾイル、ベンジルオキシカルボニル、フタルイミ ドであり、またはRfは式−COCH(Z′)NH− のアミノ酸であり、ここでZおよびZ′はそれぞれ独立して(a)水素、 (b)C1−6アルキル、 (c)メルカプトC1−6アルキル、 (d)ヒドロキシC1−6アルキル、 (e)カルボキシC1−6アルキル、 (f)アミノC1−6アルキル、 (g)アミノカルボニルC1−6アルキル、(h)モノ−もしくはジ−C1−6 アルキルアミノC1−6アルキル、 (i)グアニジノC1−6アルキル、 (j)置換フェニルC1−6アルキル(ここで置換基は水素、ヒドロキシ、カル ボキシもしくはC1−4アルキルである); (k)置換インドリルC1−6アルキル(ここで置換基は水素、ヒドロキシ、カ ルボキシもしくはC1−4アルキルである); (l)置換イミダゾリルC1−6アルキル(ここで置換基は水素、ヒドロキシ、 カルボキシもしくはC1−4アルキルである)よりなる群から選択され;または Rfはグリシン、アラニンおよびプロリンよりなる群から選択され; Rgはアセチル、ベンゾイル、ベンジルォキシカルボニル、p−トルエンスルホ ニルもしくはt−ブチルオキシカルボニルである) よりなる群から選択される 請求の範囲第1項に記載の化合物。 3.R2がCHRhRiであり、ここでRhは(a)H、 (b)C1−3アルキル、もしくは (c)ヒドロキシル であり; RiはC6−10アリール−C0−2アルキルもしくは置換C6−10アリール C0−2アルキルであり、ここで置換基はC1−3アルキルもしくはヒドロキシ であり、アリール基は(1)フェニル、 (2)ナフチル、 (3)チエニル、 (4)イミダゾリル、 (5)ベンズイミダゾリル、 (6)ピリミジル、 (7)ベンゾフリル、 (8)ベンゾチエニル、および (9)インドリル 並びに上記(1)〜(9)に規定したC6−10アリールの1置換および2置換 体 よりなる群から選択され、置換基は独立してC1−6アルキル、ハロ、ヒドロキ シおよびカルボニルC1−6アルキルである請求の範囲第2項に記載の化合物。 4.R3がC1−4アルキルである請求の範囲第3項に記載の化合物。 5.R4が(a)H、 (b)CH(Rj)O−C(0)一Rkであり、ここでRjはC1−6アルキル であり、RkはC1−6アルキルである 請求の範囲第4項に記載の化合物。 6.XがCH2であり、 Yが▲数式、化学式、表等があります▼であり、ここでR5は水素であり、R6 は(a)C1−10アルキル、および (b)C6−10アリールもしくはC6−10アリールC1−6アルキル よりなる群から選択され、ここでアリール基は(1)フェニル、 (2)ナフチル、 (3)チエニル、 (4)イミダゾリル、 (5)ベンズイミダゾリル、 (6)ピリミジル、 (7)ベンゾフリル、 (8)ベンゾチエニル、 (9)インドリル、および (10)ピリジル よりなる群から選択される請求の範囲第5項に記載の化合物。 7.R1が置換C1−6アルキルであり、ここで置換基は(a)水素、 (b)▲数式、化学式、表等があります▼(c)▲数式、化学式、表等がありま す▼(ここでRcおよびRdは前記の意味を有する)、および (d)−NH−Re−Rf−Rg よりなる群から選択される請求の範囲第6項に記載の化合物。 8.Rfが置換C1−4アルキルであり、ここで置換基は(a)▲数式、化学式 、表等があります▼(b)▲数式、化学式、表等があります▼および (c)−NH−Re−Rf−Rg よりなる群から選択され、Reは単結合またはグリシン、アラニン、ロイシン、 イソロイシン、ノルロイシン、フェニルアラニン、チロシン、リジン、アルギニ ン、ヒスチジン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、 セリンおよびスレオニンよりなる群から選択されるアミノ酸であり;Rfは単結 合、アセチル、ベンゾイル、ベンジルオキシカルボニル、フタルイミド、または グリシン、アラニンおよびプロリンよりなる群から選択されるアミノ酸であり; Rgはアセチル、ベンゾイル、ベンジルオキシカルボニル、p−トルエンスルホ ニル、t−ブチルオキシカルボニルである請求の範囲第7項に記載の化合物。 9.R2がCHRhRiであり、ここでRhは水素であり、 RiはC6−10アリールC1−2アルキルであり、アリール基は(1)フェニ ル、 (2)ナフチル、 (3)チエニル、および (4)イミダゾリル よりなる群から選択され; R3がC1−4アルキルであり、 R4が(a)H、 (b)CH(Rj)O−C(O)−Rkであり、ここでRjはC1−4アルキル であり、RkはC1−4アルキルであり; XがCH2であり; Yが▲数式、化学式、表等があります▼であり、ここでR5は水素であり、R6 はC6−10アリールであり、アリール基は (1)フェニル、 (2)ナフチル、 (3)チエニル、および (4)イミダゾリル よりなる群から選択される 請求の範囲第8項に記載の化合物。 10. (a)(2−(((4−(1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソイ ンドール−2−イル)−ブチル)ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4−フェ ニルブタノイル)−L−ロイシンN−フェニルアミド;(b)(2−(((4− (1,3−ジヒドロ−1−オキソ−2H−イソインドール−2−イル)ブチル) −ヒドロキシホスフィニル)メチル)−4−フェニルブタノイル)−L−ロイシ ンN−フェニルアミド; (c)(2−(((4−(1,3−ジヒドロ−1−オキソ−2H−イソインドー ル−2−イル)ブチル)(2−メチル−1−(1−オキソプロポキシ)プロポキ シ)ホスフィニル)メチル)−4−フェニループタノイル)−L−ロイシンN− フェニルアミド; (d)(2−((ヒドロキシ(メチル)ホスフィニル)メチル)−4−フェニル ブタノイル)−L−ロイシンN−フェニルアミド; (e)[[ヒドロキシ〔1(R)−[N−(N−アセチル−L−プロリル−L− アラニル)−アミノ]−エチル]−ホスフィニル〕−メチル〕−4−フェニルー ブタノイル)−L−ロイシンN−フェニルアミド; (f)[[ヒドロキシ−[N−(N−(ベンゾイル)−L−プロリル)アミノブ チル]ホスフィニル]メチル]−4−フェニルプタノイル−L−ロイシンN−フ ェニルアミド; (g)[[ヒドロキシ−[2−メチルプロピルオキシカルボニルァミノブチル〕 −ホスフィニル]メチル]−4−フェニルブタノイル−L−ロイシンN−フェニ ルアミド;または (h)[[ヒドロキシ−[1−メチルエチルアミノカルボニルアミノブチル]− ホスフィェル]メチル]−4−フェニルプタノイル−L−ロイシンN−フェニル アミドである請求の範囲第1項に記載の化合物。 11.医薬キャリヤと、無毒有効量の請求の範囲第1項に記載の式Iを有する化 合物とからなることを特徴とするマトリックス・メタロエンドプロテイナーゼ媒 介の病気を処置するための医薬組成物。 12.医薬キャリヤと、無毒有効量の請求の範囲第10項に記載の式Iを有する 化合物とからなることを特徴とする変性病を処置するための医薬組成物。
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