JPH07502545A - N−アミノピリドン染料及び該染料の転写法 - Google Patents
N−アミノピリドン染料及び該染料の転写法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
N−アミノピリドン染料
本発明は、式I:
R1は、水素又は01〜C1−アルキルを表し、R′及びR′は、同じが又は異
なるものであり、相互に独立して各々水素、置換又は非置換のC1〜C1,−ア
ルキル、C,−C,−シクロアルキル、置換又は非置換のフェニル、置換又は非
置換のピリジル、置換又は非置換のC1〜C12−アルカノイル、C3〜c1.
−アルコキシカルボニル、置換又は非置換のC1〜C1,−アルキルスルホニル
、C6〜C1−シクロアルキルスルボニル、置換又は非置換のフェニルスルホニ
ル、置換又は非置換のピリジルスルホニル、置換又は非置換のベンゾイル、ピリ
ジルカルボニル又はチェニルカルボニルを表すか、又はR2及びR3は、これら
が結合している窒素原子と一緒になって、非置換の又は01〜c4−アルキルに
より置換されたスクシンイミド、非置換の又はC,−C,−アルキルにより置換
されたフタルイミド又は場合により他のへテロ原子を有する5員又は6員の飽和
へテロ環式基を表し、
Xは、CH又は窒素を表し、
Yは、シアノ又は式: Co−W、Co−0W又はG。
−NHW(式中、Wは、水素、エーテル官能性の酸素原子1個又は2個により中
断されていてよい、置換又は非置換のC3〜C畠−アルキル、CI〜C7−シク
ロアルキル、フェニル又はトリルを表す)の基を表し、がZは、芳香族炭素環式
又はヘテロ環式基を表す]の新規ピリドン染料並びその熱転写法に関する。
欧州特許(EP−A)第416434号明細書から、ピリドン染料は既に公知で
ある。しかしながら公知技術水準の染料は、まだその使用技術特性に欠点がある
ことが判明している。
従って、本発明の課題は、有利に熱転写に好適である、N−アミノピリドン染料
を提供することであった従って、前記詳細の、式Iのピリドン染料が発見された
。
芳香族炭素環式又はヘテロ環式基Zは、例えばアニリン−、アミノナフタリン−
、インドール−、キノリン−、ベンゾオキサジン−又はアミノチアゾール系から
誘導される。
Zが式
%式%(11
[式中、
nは、0又は1であり、
R4は、水素、メチル、メトキシ、C,−C,−アルキルスルホニルアミノ、C
1〜C1−モノ−又はジアルキルアミノスルホニルアミノ又は基−N HCOR
”又は−NHCOtRlo<ここ’T!、R” +!、フェニル、ヘンシル、ト
リル又は場合によりエーテル官能性の酸素原子1個又は2個により中断されてい
るC I−Cs−アルキルを表す)を表し、
Rsは、水素、メチル、メトキシ又はエトキシを表しR6及びR′は、同じか又
は異なるものであり、相互に独立して各々水素、エーテル官能性の酸素原子1個
又は2個により中断されていてよい、置換又は非置換の01〜C,−アルキル、
C3〜C4−アルケニル、Cs〜C1−シクロアルキル、フェニル又はトリルを
表すか、又はこれらが結合している窒素原子と一緒になって、場合により他のへ
テロ原子を有する5員又は6員の飽和へテロ環式基を表し、
R8は、ハロゲンを表し、
R1は、水素、ハロゲン、C0〜C8−アルキル、置換又は非置換のフェニル、
置換又は非置換のベンジル、シクロヘキシル、チェニル、ヒドロキシ又はCI−
C*−モノアルキルアミノを表し、かつ
R’は、前記のものを表す]の基である、式Iのビリトン染料が有利である。
本発明によるピリドン染料の式中に現われる全てのアルキル基は、直鎖でも分枝
鎖であってもよい。
本発明によるピリドン染料の式中に置換アルキル基が現われる場合、置換基とし
ては、例えばシアノ、フェニル、トリル、CI−Ca−アルカノイルオキシ、0
8〜C6−アルコキシカルボニル又はC,−C:、−アルコキシカルボニルオキ
シがこれに該当しえ、その際、最後の場合には、アルコキシ基は、フェニル又は
C1〜C1−アルコキシにより置換されていてよい。
本発明によるピリドン染料の式中に置換フェニル基が現われる場合、置換基とし
ては、例えば01〜C4−アルキル又はC1〜C1−アルコキシがこれに該当し
うる。
基W、 R’、R2、R′、Rs、R7、R9及びRloは、例えばメチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル又はS−ブチルである。
更に、好適な基W、R’、R′、Rt及びR10は、例えばぺ)ブチル、インペ
ンチル、ネオペンチル、t−ペンチル、ヘキシル又は2−メチルペンチルである
。
更に、基W、R’、R7及びR”は、例えばヘプチル、オクチル、インオクチル
又は2−エチルヘキシルである。
更に、基R′及びR′は、例えばノニル、イソノニル、デシル、イソデシル、ウ
ンデシル又はドデシル(前記名称イソオクチル、イソノニル又はイソデシルは、
慣用名であり、かつオキソ合成により得られるアルコールに由来する一旧1ma
nns Encyklopadie der tecbnischen Che
mie、第4版、第7巻、215〜217頁並びに第11巻、435及び436
頁参照)、フェニル、2−13−又は4−メチルフェニル、2−13−又は4−
メトキシフェニル、ピリジル、2−53−又は4−メチルビリジル、2−13−
又は4−メトキシピリジル、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イ
ンブチリル、ペンタノイル、ヘキサノイル、ヘプタノイル、オクタノイル、2−
エチルヘキサノイル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカ
ルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、メチルスルホニル
、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、ブチルス
ルホニル、シクロペンチルスルホニル、シクルヘキシルスルホニル、シクロへブ
チルスルホニル、フェニルスルホニル、トリルスルホニル、ピリジルスルホニル
、ベンゾイル、2−13−又は4−メチルベンゾイル、2−13−又は4−メト
キシベンゾイル、チェシー2−イルカルボニル又はチェノ−3−イルカルボニル
であるや
更に、基W、R’、R7及びR”は、例えば2−メトキシエチル、2−又は3−
メトキシプロピル、2−エトキシエチル、2−又は3−エトキシプロピル、2−
ブロポキシエチル、2−又は3−プロポキシプロビル、2−ブトキシエチル、2
−又は3−ブトキシプロピル、3.6−ジオキサへブチル又は3.6−シオキサ
オクチルである。
更に、基W、R1、R3、R@及びR7は、例えば2−シアノエチル、2−又は
3−シアノプロピル、2−アセチルオキシエチル、2−又は3−アセチルオキシ
プロピル、2−インブチリルオキシエチル、2−又は3−イソブチリルオキシプ
ロピル、2−メトキシカルボニルエチル、2−又は3−メトキシカルボニルプロ
ピル、2−エトキシカルボニルエチル、2−又は3−エトキシカルボニルプロビ
ル、2−メトキシカルボニルオキシエチル、2−又は3−メトキシカルボニルオ
キシプロビル、2−エトキシカルボニルオキシエチル、2−又は3−エトキシカ
ルボニルオキシプロビル、2−ブトキシカルボニルオキシエチル、2−又は3−
ブトキシカルボニルオキシプロビル、2−(2−フェニルエトキシカルボニルオ
キシ)エチル、2−又は3−(2−フェニルエトキシカルボニルオキシ)プロピ
ル、2−(2−エトキシエトキシカルボニルオキシ)エチル、2−又は3−(2
−エトキシエトキシカルボニルオキシ)プロピル、ベンジル、2−メチルベンジ
ル、l−又は2−フェニルエチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロへ
ブチル又は2−13−又は4−メチルフェニルである。
基R4は、例えばメチルスルホニルアミノ、エチルスルホニルアミノ、プロピル
スルボニルアミノ、イソプロピルスルホニルアミノ、ブチルスルホニルアミノ、
モノ−又はジメチルアミノスルホニルアミノ、千ノー又はジエチルアミノスルホ
ニルアミノ、モノ−又はジプロピルアミノスルホニルアミノ、千ノー又はジイソ
プロピルアミノスルホニルアミノ、モノ−又はジブチルアミノスルホニルアミノ
又は(N−メチル−N−エチルアミノスルホニル)アミノである。
基R1は、更に、基R3と同様に、例えばフッ素、塩素又は臭素である。
基R′は、更に、例えばフェニル、2−メチルフェニル、2.4−ジメチルフェ
ニル、2−メトキシフェニル、2.4−ジメトキシフェニル、ベンジル、2−メ
チルベンジル、2.4−ジメチルベンジル、2−メルアミノ、ヘプチルアミノ、
オクチルアミノ又は2−エチルへキシルアミノである。
基R6及びR7は、更に、例えばアリル又はメタリルである。
R2及びR3又はR′及びR7が、これらが結合している窒素原子と一緒になっ
て、場合により他のへテロ原子を有する5員又は6員の飽和へテロ環式基を表す
場合には、例えばピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、ピペラジニル又
はN−<C+〜C1−アルキル)−ピペラジニルがこれに該当しうる。
式中、Zが式11a、Ilc、Ill、III、 Iln、 Ilo又は1■p
の基を表す式■の染料は、特に有利であり、その際、1’ I c又は111の
基を、特に挙げることができる。
Xは、CH又は窒素を表し、
Ll及びR2は、相互に無関係に、各々水素、C1〜CI−アルキル、フェニル
、トリル、01〜C8−アルキルカルボニル、C1〜C,−アルキルスルホニル
、フェニルスルホニル、トリルスルホニル、ピリジルスルホニル、ベンゾイル、
メチルベンゾイル、ピリジルカルボニル又はチェニルカルボニルを表し、
1.1は、水素、メチル、メトキシ又は基−NHCOR”又は−NHCO,R”
(こ、:mで、R” +、t、フェニル、ベンジル、トリル又は場合によりエ
ーテル官能性の酸素原子l又は2個により中断されている01〜C8−アルキル
を表す)を表し、
L゛及びR5は、相互に無関係に、水素、C1〜CI−アルキル、2−シアノエ
チル、ベンジル、01〜c4−アルカノイルオキシ−C3〜c4−アルキル、C
2〜c、−アルコキシカルボニル−C1〜C4−アルキル又は01〜C4−アル
コキシカルボニルオキシ−C3〜c4−アルキルを表し、がっ
Llは、水素又はメチルを表す〕の染料が特に優れている。
更に、式111b+
[式中Xは、CH又は窒素を表し、Llは、c、 〜c。
−アルキル、フェニル、トリル、ベンジル、シクロヘキシル又はチェニルを表し
、Ll、L:、R4、R6及びLlは、各々式+11aに挙げられたものを表す
コの染料が特に優れている。
式中、L’及びR2が、相互に無関係に、各々C3〜C8−アルキルカルボニル
、ベンゾイル、メチルベンゾイル又はチェニルカルボニルを表す式111aの染
料がきわめて特に優れている。
更に、XがCHを表している式111bの染料が特にきわめて優れている。
本発明による式■のピリドン染料は、自体公知の方法により製造することができ
る。
例えば、式1v
Z −X = O(m
[式中、Zは、前記のものを表す]のホルミル化合物(X=CH)又ハニトロソ
化合物(X=N) と式■:[式中、R1、R′及びYは、各々前記のものを表
すコのピリドンとを不活性溶剤中で、触媒の存在下に縮合させることができる。
好適な不活性溶剤は、例えばトルエン、クロロベンゼン、ニトロベンゼン、安息
香酸メチル−又は−エチルエステル、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素
、1.1−ジクロルエタン、1.2−ジクロルエタン、1,1.1−1−ジクロ
ルエタン、イソブタノール、酢酸、プロピオン酸、キシレン、ベンゼン又はジク
ロルベンゼンである。
好適な触媒は、例えばp−トルエンスルホン酸、硫酸、無水酢酸、無水プロピオ
ン酸、無水安息香酸又はN、N’ −ジシクロへキシルカルボジイミドである。
その際、触媒は、各々ピリドン■のモル当量に対して1〜50、有利に1−10
モル当量の量で使用することができる。
生じた式1a
の染料を、不活性溶剤中、かつ場合により塩基の存在下で、例えば式Vlの無水
カルボン酸又は弐Vl+の化合物:
R”−Co−0−Go−R” (Vl)R” −CO−R口m+)
E式中、R”は、01〜C1−アルキル、置換又は非置換のフェニル又はチェニ
ルを表し、かつR”は、離脱基、例えば塩素、臭素、メチルスルホネート、トリ
フルオルメチルスルホネート又は〇−又はり−トルエンスルホネートを表すコで
アシル化することにより、式■のピリドン染料に変換することができる。
好適な塩基は、例えばアミン、例えばトリエチルアミン、トリブチルアミン、ピ
リジン、p−ジメチルアミノピリジン、アルカリ金属炭酸水素塩、例えば炭酸水
素ナトリウム又は炭酸水素カリウム、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウ
ム又は炭酸カリウム、又は低級カルボン酸のアルカリ塩、例えば酢酸ナトリウム
又は酢酸カリウム又はプロピオン酸ナトリウム又はプロピオン酸カリウムである
。塩基は、一般に、染料Iaの1モル当量当たり1〜50モル当量、有利に】〜
10モル当量で使用される。
しかしながら式Iの染料を、弐Vl又はVllの化合物及び場合により塩基の存
在下に、化合物IVとピリドンVとを反応させることにより、ワンポット合成(
Eint。
pfsynthese)で製造することも可能である。その際不活性溶剤及び塩
基としては、前記化合物がこれに該当する。
式v1:
Z −N H! (Vl)
(式中、Zは、前記のものを表す)のアミンと式Vのピリドンとを酸化カップリ
ングさせることも可能である(例えば米国特許(US−A)第4695287号
明細書参照)。
本発明のもう一つの課題は、染料の新規の熱転写法を提供することであった。
熱転写印刷法の場合、1種以上の結合剤中の熱転写可能な染料を場合により好適
な助剤と共に支持体上に含有する転写シートを、エネルギー源、例えばサーマル
ヘッド又はレーザーを用いて、短い熱パルス(持続時間 −瞬)によって背後か
ら加熱し、それにより染料が転写シートから移動し、受容媒体の表面層中に拡散
していく。この方法の主要な利点は、転写すべき染料量(従って色の濃淡)の制
御は、エネルギー源から放出されるエネルギーの調整により容易に可能であるこ
とである。
色表示(Farbaufzeichnung)は、一般に減色法の三原色、黄色
、マゼンタ、シアン(及び場合により黒)を使用して実施する。
光学的色表示を可能にするために、染料は、次ぎの特性を有すべきであるニ
ー容易な熱転写性
一室温で、受容媒体の表面被覆内部へ又はそこからの僅かの移動
−高い熱及び光化学的安定性並びに湿気及び化学物質に対する耐性
一減色混合に好適な色調を有すること
−高いモル吸収係数を有すること
一転写シートの貯蔵の際に晶出しないこと。
これらの要求は、経験によれば、同時に満たすことは非常に困難である。
従って、熱転写印刷に使用される公知の染料の大部分は、要求された必要条件の
特性に応じていない。
ところで、前記式Iの染料1種以上がその上に存在する支持体を使用する場合に
、エネルギー源を用いて、ピリドン染料を支持体からプラスチックで被覆された
紙の上に移動させるのが有利に成功することが判明した。
公知法で使用される染料と比較して1本発明による方法で転写された式■の染料
は、一般に、室温での受容媒体中の改良された移動特性、容易な熱転写性、より
高い熱的及び光化学的安定性、容易な工業的使用性、改良された湿気及び化学物
質に対する耐性、より高い色の強さ、より良好な溶解度又は減色混合へのより良
好な適性(より高い色間純度、吸収バンドの有利な形)により優れている。
本発明による方法に必要な染料支持体の製造のために、結合剤1種以上を有する
好適な有機溶剤中又は溶剤混合物中で、染料を、場合により助剤の添加下に加工
して、印刷インキにする。これは、有利に分子−分散で溶解された形で染料を含
有する。印刷インキは、不活性支持体上にドクターを用いて施与でき、かつ着色
は空気で乾燥させることができる。
染料■に好適な有機溶剤は、例えば、それに対する染料Iの溶解度が、温度20
℃で1!凰%より大きく、有利に5重量%より大きいものである。
例えば、エタノール、プロパツール、イソブタノール、テトラヒドロフラン、塩
化メチレン、メチルエチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、トル
エン、クロロベンゼン又はこれらの混合物が挙げられる。
結合剤としては、有機溶剤に溶け、かつ染料を不活性支持体に耐摩耗性に結合さ
せることのできるすべての樹脂又はポリマー物質がこれに該当する。その際、印
刷カラーを空気で乾燥後に、染料の目に見える晶出を起こさずに、染料を澄明で
透明なフィルムの形の中に取りいれるような結合剤が有利である。
そのような結合剤は、例えば欧州特許(EP−A)第441282号明細書又は
そこに引用された相当する特許明細書中に挙げられている。更に、飽和線状ポリ
エステルを挙げることができる。
有利な結合剤は、エチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ポリ
ビニルブチレート、ポリ酢酸ビニル、プロピオン酸セルロース又は飽和線状ポリ
エステルである。
結合剤:染料の重量比は、一般にl:1〜10.lである。
助剤としては、例えば、欧州特許(EP−A)第441282号明細書又はそこ
に引用された相応する特許明細書中に挙げられた分離剤がこれに該当する。更に
、特に、カラーリボンの貯蔵又は加熱の際の転写染料の晶出を防止する、有機添
加剤、例えばコレステリン又はバニリンが挙げられる。
好適な不活性支持体は、例えば欧州特許(EP−A)第441282号明細書中
に又はそこに引用された相応する特許明細書中に記載されている。染料支持体の
厚さは、一般に3〜30μm、有利に5〜10μmである。
染料受容層としては、転写すべき染料と親和性を有する温度安定な全てのプラス
チック層、例えば変性ボリカルボネート又はポリエステルが、原則上、これに該
当する。他の詳細は、例えば、欧州特許(EP−A)第441282号明細書又
はそこに引用された相応する特許明細書から引用することができる。
転写は、エネルギー源、例えばレーザー又はサーマルヘッドを用いて行い、その
際、染料移動を、t:0(t (15m s e cの時間範囲で行うことがで
きるために、サーマルヘッドは、≧300℃の温度まで加熱できるべきである。
その際、染料は、転写シートから移動し、受容媒体の表面被覆中に拡散する。
新規染料■の相互の混合物も特に好適である。
本発明による染料は、更に、合成物質1例えばポリエステル、ポリアミド又はポ
リカルボネートの着色に有利に好適である。特に、ポリエステル又はポリアミド
からの繊維織物又はポリエステル−木綿−混繊物を挙げることができる。
更に、新規染料は、例えば欧州特許(EP−A)第399473号明細書に記載
されている色フィルターの製造に有利に好適である。
最終的に、電子写真用トナーの製造のための着色剤として有利に使用することも
できる。
次ぎの例により本発明の詳細な説明する。
染料の製造
例1
3−アセチルアミノ−N、N−ジブチルアニリン13.1gを水性−塩酸性環境
中で、亜硝酸ナトリウムでニトロソ化した。pH−値8まで、20重量%アンモ
ニア水を添加した後に、式:
の化合物を塩化メチレン中にとった。有機層を分液漏15.5gの溶液と一緒に
した。
塩化メチレンの留去後に、90℃まで短時間加熱し、次いで室温まで冷却した。
引き続き、イソプロパツール100m1及びメタノール50m1を添加し、水約
5mlの添加により染料を沈殿させた。吸引濾過及びメタノールで倉入りに後洗
浄した後に前記染料18゜1g(理論の64%)がスペクトル純粋形で得られた
Fp=170〜174℃
λ□、(テトラヒドロフラン):590nm(塩化メチレン)+598nm
例2
例1に記載のピリドン 15.5gを2−(N−ブチル−N−エチルアミノ)−
4−フェニル−5−ホルミルチアゾール 15.1g、β−アラニン 0. 5
g並びにp−+−ルエンスルホン酸 2.0gと共に酢酸エステル65m1中で
室温で3.5時間撹拌した。
引き続き、50’Cまで30分間加熱した。室温まで冷却後に染料を吸引濾過し
、僅かのメタノール及び水で洗浄して中性にし、減圧下に95℃で乾燥させた。
スペクトル純粋な生成物の収率は、17.6gであった(理論の63%)。
Fp=141℃
λ、、、 (テトラヒドロフラン)・532nm ゛(塩化メチレン):537
nm
同様にして次ぎの第1〜3表に記載の染料が得られた。その際、置換基R1に挙
げられた名称は、記載中の式の名称をmす。
次ぎの例で本発明の詳細な説明する。
染料の製造
例39
1−ベンゾイルアミノ−2−ヒドロキシ−4−メチル−5−シアノピリド−6−
オン 349.7gをトルエン 1.51及びp−トルエンスルホン酸 13g
中に懸濁させた。70℃で、78重量%2−(ジ−n−ブチルアミノ)−4−フ
ェニル−5−ホルミルチアゾール 529.3gを滴加した0反応混合物を水滴
分離器で、還流下に6時間沸騰させた。トルエン11の留去後に室温まで冷却し
た。沈殿物を吸引濾過し、減圧下に50”Cで乾燥させた。融点236℃を有す
る前記化合物(Q=H)692.3g (理論の94%)が得られた。
(、@剤として、インブタノールを用いると、化合物が収率76%でえられた)
b)a)に記載の化合物567gを無水酢酸800m1中に懸濁させ、かつ2時
間加熱沸騰させた。生じたmJを60℃まで冷却し、その際沈殿物が生じ、次い
でメタノール450m1で希釈した。沈殿物を吸引濾遇し、メタノール及び水で
後洗浄した。50℃で減圧下に乾燥後に、融点193℃の前記化合物(Q=CO
CHI) 4.58.3g (理論の75%)が得られた。
(λ−−− ” CHI Cl !中で測定:537nm)同様にして次ぎの第
5表に記載の染料を製造した:第 5 表 (つづき)
例No−zR2R3tmax(CH2cx2中)wテトラヒドロフラン中で測定
例50
2−(N−エチル−N−シクロへキシルアミノ)−4−フェニル−5−ホルミル
チアゾール 65.2g及びl−ベンゾイルアミノ−2−ヒドロキシ−4−メチ
ル−5−シアノピリド−6−オン 53.8gを無水酢酸200m1中に添加し
、撹拌下に、還流温度(136℃)まで15分間にわたり加熱し、かつこの温度
で15分間保持した。その後、28℃まで冷却し、生じた沈殿物を吸引濾過した
。メタノール350 m lで少量宛て洗浄し、引き続き水10100Oで洗浄
した。乾燥を減圧下に、75℃の温度で行った。
HPLCにより次ぎの組成:
Q=COCH,66%
Q=H33%
λ1,8(塩化メチレン中):538nmを有する、融点258℃のスペクトル
純粋なマゼンタ混合物103gが得られた。
例51
例51を例50と同様に実施するが、引き続いて、還流温度まで4時間加熱した
。そうして完全なアセチル化(Q=COCH,)を達成した。
λ□よく塩化メチレン中):540nm同様にして次ぎの第6表に記載の染料が
得られる:染料の転写(使用)
■。
染料の転写特性を定量的にかつ簡単な方法で試験できるために、大きなホットプ
レートを用いて熱転写を実施し、ここで転写温度は50℃(T(120℃の範囲
で変化させ、転写時間は、2分間に固定した。
α)支持体を染料で被覆するための一般的処方:結合剤1gをトルエン/エタノ
ール(8:2v/v)8ml中に、40〜50℃で溶かした。そこにテトラヒド
ロフラン5ml中の染料0.25gからの溶液を撹拌導入し、場合により不溶の
残分を濾去した。そうして得られた印刷ペーストをドクター80μmでポリエス
テルシート上に施与しく厚さ一6〜lOμm)かつヘアードライヤーで乾燥させ
た。
β)熱転写性の試験
使用染料を次ぎの方法で試験した;
試験すべき染料を被覆物質(前面)中に含有するポリエステルシート(ドナー)
を、市場で得られる紙(詳細は後述 レセプター)の上に前面を下にして置き、
押しつけた。次いで、ドナー/レセプターをアルミニウムホイルで(るみ、加熱
された2枚のプレートの間で種々の温度T(50℃<T< 120℃の温度範囲
で)で加熱した。レセプターの光沢のあるプラスチック層中に拡散した染料量は
、光学密度(==吸光度A)に比例する。後者は、光度測定により温室した。温
度範囲50〜120’cで測定された着色レセプター紙の吸光度Aの対数を、付
属する絶対温度の逆数に対してプロットすると、直線が得られ、その勾配から転
写す験のための活性化エネルギーΔE7を計算することができる:
完全に特徴づけるために、プロットから、着色レセプター紙の吸光度Aが値1に
達する温度T中[’C]を付加的に取り出した。
次ぎの第7表に記載の染料をα)により加工し、得られた染料で被覆された支持
体をβ)により転写特性に関して試験した。表中には、各々熱転写因子TI及び
ΔE7が記載されている。
受容媒体(レセプター)として、VY−3品質のヒタチ・カラー・ビデオ・プリ
ント・ペーパー(HitachiColor Video Pr1nt Pap
er)を使用した。結合剤として、トーヨーポー社(Firma Toyobo
)のフイロン(Vylon[F])290を使用した。
第7表
一般的な処方
a)染料10gを、場合により80〜90℃まで短時間加熱して、メチルエチル
ケトン/トルエン/シクロへキサノン−混合物(4,5: 2 : 2v/v/
v)中の結合剤(トーヨーポー社のフィロン@ 290)の10重量%溶液10
0g中に撹拌導入する。
印刷インキを6μmドクターで、その背面に好適な滑り層が施与された、6μm
厚さのポリエステルシート上にドクター塗布し、かつヘアードライヤーで1分間
乾燥吹き付けをする。カラーリボンが印刷されうる前に、空気で少なくとも24
時間後乾燥させるべきである。それというのも残留溶剤が印刷工程を損ないつる
からである。
b)カラーリボンは、市販のサーマルヘッドを備えたコンピュータ制御の実験装
置上で、ヒタチVY−Sビデオプリントペーパー上に印刷される。
電圧の変化によりサーマルヘッドのエネルギー放出を制御し、その際調節された
パルス時間は7m秒であり、常にパルス1個のみ放出される。放出されたエネル
ギーは、0.71−1.06mJ/ドツトである。
着色の程度は、供給されたエネルギーに直接に比例するので、生じた色くさび(
Farbkeil)を分光学的に評価することができる。
供給されたエネルギーに対する色深度のプロットから、Ql−値(=吸光値lに
ついてのエネルギーmJ/ドツト)及び勾配mを1 / m Jで決定する。
得られた結果は、次ぎの第8表に記載し、その際、付加的に更にヒタチvy−s
ビデオプリントペーパー上で測定された半値幅(HW B : Haibwer
tsbreite)及び塩化メチレン中で測定された比重量吸光係数(f)を記
載する。
第8表
108 28 1.13 1.85 2238 155109 29 1.18
1.lt8 2268 246第 8 表 (つづき)
113 33 1.49 1.16 1918114 34 1.30 l、4
3 2678+15 36 1.00 2,34 2+50116 37 1.
01 2,22 4283117 38 1.94 0.74 3300118
52 0.96 2.34 2587 1631+9 53 0.93 2.
86 2301120 54 1.07 1,94 2210 125+21
55 1.01 2,211+ 2213!22 56 1.04 2,19
2252+23 57 1.06 2.+4 2552124 513 1.2
8 1.41 2270+25 59 ’1,06 2,02 2267+26
60 1.06 2,09 2630+27 61 1,07 1,99 2
507+28 62 2.48 0,53 2103129 63 1.33
1.34 4630+30 61+ 1,12 2.15 1711131 6
5 1.12 1.91 2310132 66 1.01 2.37 226
1+33 67 1.94 0.73 1980134 66 0.91 3,
08 2103H−1−−−、、、、−−−PCT/EP 92100505フ
ロントページの続き
(81)指定国 EP(AT、BE、、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、 SE)、 CA、
JP、 KR,US(72)発明者 ゼンス、リューディガードイツ連邦共和国
D−6800マンハイム1 メディクスシュトラーセ 12
(72)発明者 ヴイーゼンフェルト、 マティアスドイツ連邦共和国 D−6
704ムターシュタット ローゼンシュトラーセ 10
Claims (3)
- 1.式I: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、 R1は、水素又はC1〜C4−アルキルを表し、R2及びR3は、同じか又は異 なるものであり、相互に独立して各々水素、置換又は非置換のC1〜C12−ア ルキル、C5〜C7−シクロアルキル、置換又は非置換のフェニル、置換又は非 置換のピリジル、置換又は非置換のC1〜C12−アルカノイル、C1〜C12 −アルコキシカルボニル、置換又は非置換のCl〜C12−アルキルスルホエル 、C6〜C7−シクロアルキルスルホニル、置換又は非置換のフェニルスルホニ ル、置換又は非置換のピリジルスルホニル、置換又は非置換のベンゾイル、ピリ ジルカルボニル又はチエニルカルボニルを表すか、又はR2及びR3は、これら が結合している窒素原子と一緒になって、非置換の又はC1〜C4−アルキルに より置換されたスクシンイミド、非置換の又はC1〜C4−アルキルにより置換 されたフタルイミド又は他のヘテロ原子を有してもよい5員又は6員の飽和ヘテ ロ環式基を表し、 Xは、CH又は窒素を表し、 Yは、シアノ又は式:CO−W、CO−OW又はCO−NHW(式中、Wは、水 素、エーテル官能性の酸素原子1又は2個により中断されていてよい、置換又は 非置換のC1〜C6−アルキル、C6〜C7−シクロアルキル、フェニル又はト リルを表す)の基を表し、かつ Zは、芳香族炭素環式又はヘテロ環式基を表す]のピリドン染料。
- 2.Zが式: ▲数式、化学式、表等があります▼(IIa),▲数式、化学式、表等がありま す▼(IIb),▲数式、化学式、表等があります▼(IIc),▲数式、化学 式、表等があります▼(IId),▲数式、化学式、表等があります▼(IIe ),▲数式、化学式、表等があります▼(IIf),▲数式、化学式、表等があ ります▼(IIg),▲数式、化学式、表等があります▼(IIh),▲数式、 化学式、表等があります▼(IIi),▲数式、化学式、表等があります▼(I Ij),▲数式、化学式、表等があります▼(IIk),▲数式、化学式、表等 があります▼(IIl),▲数式、化学式、表等があります▼(IIm),▲数 式、化学式、表等があります▼(IIn),▲数式、化学式、表等があります▼ (IIo)又は▲数式、化学式、表等があります▼(IIp)[式中、 nは、0又は1であり、 R4は、水素、メチル、メトキシ、C1〜C4−アルキルスルホニルアミノ、C 1〜C4−モノ−又は−ジアルキルアミノスルホニルアミノ又は基−NHCOR 10又は−NHCO2R10(ここで、R10は、フェニル、ベンジル、トリル 又はエーテル官能性の酸素原子1又は2個により中断されていてもよいC1〜C 6−アルキルを表す)を表し、 R5は、水素、メチル、メトキシ又はエトキシを表し、 R6及びR7は、同じか又は異なるものであり、相互に独立して各々水素、エー テル官能性の酸素原子1個又は2個により中断されていてよい、置換又は非置換 のC1〜C8−アルキル、C3〜C4−アルケニル、C6〜C7−シクロアルキ ル、フェニル又はトリルを表すか、又はこれらが結合している窒素原子と一緒に なって、他のヘテロ原子を有してもよい5員又は6員の飽和ヘテロ環式基を表し 、 R8は、ハロゲンを表し、 R■は、水素、ハロゲン、C1〜C6−アルキル、置換又は非置換のフェニル、 置換又は非置換のベンジル、シクロヘキシル、チエニル、ヒドロキシ又はC1〜 C8−モノアルキルアミノを表し、R1は、前記のものを表す]の基である、請 求項1記載のピリドン染料。
- 3.エネルギー源を用いて、拡散又は昇華により、ピリドン染料を支持体からプ ラスチックで被覆された紙の上に転写させる際に、請求項1記載の式Iの染料1 種以上がその上に存在する支持体を使用することを特徴とする、ピリドン染料の 転写法。
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