JPH07501035A - パレット支持レール並びにパレット支持レールと搬送路とを有する押込み棚 - Google Patents

パレット支持レール並びにパレット支持レールと搬送路とを有する押込み棚

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JPH07501035A
JPH07501035A JP6501922A JP50192293A JPH07501035A JP H07501035 A JPH07501035 A JP H07501035A JP 6501922 A JP6501922 A JP 6501922A JP 50192293 A JP50192293 A JP 50192293A JP H07501035 A JPH07501035 A JP H07501035A
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ハルディマン,ハンス ルードルフ
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ツィマーマン,マリーノ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 パレット支持レール並びにパレット支持レールと搬送路とを有する押込み棚 [技術分野] 本発明は、貯蔵技術及び搬送技術の分野に関するものであり、殊に(a)相前後 して均一な間隔をとって配置された多数の支持ローラを装備したローラ鎖の形の パレット支持鏡と、(b)前記支持ローラを転動させる転勤レールと、(c)前 記支持ローラと連結されていて該支持ローラによって前記転勤レール上を移動可 能な多数の支持接合板とから成る形式の、パレット及び容器を搬送するためのパ レット支持レールに関するものである。
また本発明は、一方の棚側から多数のパレット及び容器を順次蔵入れ・蔵出しす るために相前後して配置された複数のパレット置場を存する互いに左右にかっ/ 又は互いに上下に配置された多数の棚通路を備えた、パレット及び容器をストッ クするための押込み棚に関するものである。
本発明は、更にまた、パレット及び類比可能な容器を搬送するための搬送路にも 関している。
[背景技術] 前記形式のようなパレット支持レール、押込み棚及び搬送路は、例えば米国特許 第4662511号明細書に基づいて公知になっている。
パレット又は類比可能な容器のためのストック技術においては、パレット殊に木 製パレットのための搬送路を、パレットの水平方向運動時の運動抵抗、特に始動 時の運動抵抗が著しく小さくなるように構成するという要求が課されている。こ のパレット用搬送路は、パレット棚に組込めるようにするために、可能な限り低 い構造丈を有していなければならない。該構造丈は、慣用の木製パレットの高さ よりも遥かに低くなければならない(く50%)が、このように低い構造丈を得 るためにローラ直径を過度に小さくするようなことがあってはならない。該搬送 路を合理的にそれ相応にパレット棚内に組込めるようにするために、いかなる部 位においても、勿論また鎖が変向ガイドされるところの搬送路端部においても、 この構造丈を上回ることは決して許されない。
従来慣用されている型式のパレット用の搬送路は、パレットの底面を載せて転動 する並列配置された多数本のローラをしようしている。該パレット底面は極めて 不均整で往々にして損傷している場合もあるので、例えば、成る搬送路に意図的 につけられた僅かな下り勾配による確実な自動発進を保証することを許さないよ うな、算定・見積りの困難な高い転勤抵抗が発生する。搬送路勾配は、最悪の状 況にあっても申し分な(推進力を発生させねばならず、従ってこの点を考慮して 極めて大きく選定する必要がある。その場合、偶然にも転勤抵抗は僅かであった としても、大きな勾配に基因した過剰推進力によって、危険な加速度が惹起され 、従って許容不能のバ、レッド速度が生じることになる。それ故この公知技術で は経費の嵩む制動機構が不可欠なものとなる。搬送路で大きな上り軌道勾配に抗 してパレットを押込もうとする場合、つまりストック技術分野において使用頻度 が益々増大している所謂サイド・イン式押込み棚を利用する場合にも同様に危険 な状況が生じる。
それ故に前記のリスクを低減するために種々異なった提案がすでになされている 0例えば、パレット下面とローラとの間の不確実な直接接触を中間エレメントに よって排除する場合には原理的には前記の欠点を回避することが可能になる。つ まり、この場合パレットが相対運動なしに上面に載っているところの前記中間エ レメント自体は、機械的に申し分なく構成された下面でもってローラ上を走行す る。
しかしながら、これまで最も多く使用されてきた中間エレメント、すなわちコン ベヤ設備が見捨て難く頼りにしているところの最良品質の下面をもった補助パレ ットも、付加的なスペースを必要としかつ本来の載貨パレットの下面側に設置せ ねばならない操作が繁雑であるという欠点を有している。
そればかりか、カタログ通りに国際的に標準化された搬送鎖は前記目的のために は何の意味もない。このような搬送鎖は、必要以上に高い引張り力を発生させる ために設計されているのであり、しかも、水平方向移動に対してモータ駆動方式 を必要とするほど高い抵抗を存し、かつ、該搬送鎖によっては所望の重力駆動方 式の具体化は不可能である。その上に又、このような鎖の場合には上側鎖区分と 下側鎖区分との間の間隔が構造上著しく大きくなり、従ってパレット棚において は、到底容認できないほど大きなスペース損失が付加的に生じることになる。
また前記搬送鎖内に支持ローラを組付けることもすでに公知になっているが、該 搬送鎖は、「堰止めコンベヤ鎖J (Staufoerderketten)と いう商品名で市販されている。この搬送鎖は著しく重く、パレット棚内への組込 みを不可能にするほどの構造文が生じる。因みに該搬送鎖は、駆動式搬送区間の ために使用される。
また、真直ぐな接合板(リンク)を有する軽量のローラ鎖を小形ローラを備えた 慣用のローラレールを介して走行させることもすでに試みられた。しかしこの公 知技術は、ローラを著しく緊密に設置する必要があり、しかも鎖張力が高くなけ ればならず、かつ自動発進が保証されていないので、経費が嵩み、その割りには 動作が不確実であることが判った。
更に、支持ローラを鎖に組込んで該支持ローラを平清な転勤面に沿って転動させ ることもすでに提案されているが、この場合は、支持ローラ、鎖、転勤面及び相 応の変向ガイド装置が互いに相俟って1つのパレット支持レールを構成している 。このような解決手段は例えば、冒頭に挙げた米国特許第4662511号明細 書に記載されており、尤もこれが当該技術分野において、これまで到達し得た背 景技術の水準である。
しかしながら当該公知の解決手段は重大な欠点を有している。すなわち鎖は、歯 車として構成された2つの変向ガイド鎖車をめぐってエンドレス鎖として走行し 、かつ該変向ガイド鎖車によって専ら側面ガイドされ、しかも支持ローラの長さ に対比して変向ガイド鎖車の幅が小さいことによって著しく大きな遊びが与えら れている。この形式の鎖案内機構のために鎖長もしくはパレット支持レール長は 小さな寸法値に制限されねば成らない。さもないと鎖が両変向ガイドローラ間の 中央領域においてその走行軌道から脱線することがあるからである。従って当該 公知技術によっては、相前後して配置された多数のパレット置場にわたって延在 していて連続的に一貫した鎖を装備した一体のパレット支持レールを実現するこ とは不可能である。むしろ、提案された当該解決手段では各パレット置場毎にそ れぞれ独立した独自のパレット支持レール対が設けられている。その結果、この ようなパレット支持レールを敷設・装備した押込み棚ではパレットの蔵入れ・蔵 出し時に、これらのパレットを一様に互いに運動させることはできず、パレット は、現在のパレット置場から次のパレット置場に移ると即座にその運動を相互衝 突によって相互間で伝達せねば成らなくなる。これによって、パレット上に積載 された貨物が損傷を受けるばかりでなく、全体的に見て極めて不均整な蔵入れ・ 蔵出し運動が惹起されることになり、ひいては押込み棚の操作を著しく困難にす る。
そればかりでなく前記の提案されたシステムは、著しく高い構造文、つまりロー ラ径の約7.5倍の構造文を要求する。技術的に見て最低限のローラ径を選択し ているにも拘らず、パレット支持レールの高さは、該パレット支持レールに沿っ て搬送されるパレットと等高である。
[発明の開示コ ところで本発明の課題は、以上に挙示した公知技術の欠点を避けて、比較的大き な長さにわたってパレットの衝突のない軽快な易助走行を保証すると共に、一層 像かな所要スペースしかとらないコンパクトな構造を可能にするパレット支持レ ール並びに所属の押し込み棚及び搬送路を提供することである。
冒頭で述べた形式のパレット支持レールにおける前記課題を解決するための本発 明の構成手段は、支持ローラに、該支持ローラの側面ガイド手段が設けられてい る点にある。
本発明の思想の核心は、パレット支持鏡のために、該支持鏡の全長にわたって、 支持ローラ自体と直接結合されていて場所をとらない低摩擦の側面ガイド機構を 設けることである。これによって、1つの棚通路の複数個のパレットもしくはす べてのパレットを唯一のパレット支持鏡で搬送することが可能になり、ひいては 又、無衝撃の均整のとれた運動が可能になる。
本発明によるパレット支持レールの第1の有利な実施態様は、 (a)支持ローラが1対ずつ両側でサイド接合板対によって連結されており、 (b)転勤レールの幅が前記サイド接合板対の相互間隔よりも小さく選ばれてお り、かつ (c)前記サイド接合板が、外側方からの横方向力を前記転勤レールに伝達して パレット支持鏡を側面ガイドする程度に、下向きに突出している点にある。
この場合は、支持ローラ自体に経費のかかる改変加工を施す必要なしに、側面ガ イドが特に簡単に実現される。
本発明によるパレット支持レールの第2の有利な実施態様は、支持ローラがリム 付きローラとして構成されて中央区域に周方向の1つのガイド溝を有し、かつ、 転勤レールの上面には、1つの***したガイドレールが設けられており、該ガイ ドレールはそれぞれ前記ガイド溝内に侵入して前記支持ローラを側面ガイドして いる点にある。この実施態様は、ローラの点で割高になりはするが、サイド接合 板及び転勤レール幅とローラ幅の点で、よりフレキシブルで融通性が利く。
本発明によるパレット支持レールの第3の有利な実施態様は、 (a)支持ローラがリム付きローラとして構成されて両側縁部にリング状のロー ラリムを有し、(b)転勤レールの幅が、前記の両ローラリムの相互間隔よりも 小さく選ばれており、かつ (c)前記ローラリムが、外側方からの横方向力を前記転勤レールに伝達してパ レット支持鏡を側面ガイドする程度に、下向きに突出している点にある。
この場合の側面ガイドは、前記第2の実施態様の場合に類似しているが、***し たガイドレールの必要がないために丈を一層低くすることができる。
本発明によるパレット支持レールの第4の有利な実施態様は、パレット支持鏡に おいて支持ローラが1対ずつサイド接合板と支持接合板とによって連結されてお り、かつ、前記の支持接合板とサイド接合板とは、その都度1つの支持接合板と 1対の隣接サイド接合板とが1つの支持ローラを共有するように、交互に配置さ れており、かつ、前記の支持ローラはそれぞれ1本の鎖ビン上に回転自在に支承 されており、該鎖ビンはサイド接合板対と摩擦接続式に伝力結合されている点に ある。パレットを支持する支持接合板と、側面をガイドするサイド接合板とをこ のように交互に配列することによって、支持機能とガイド機能とが分離されるの で、この機能の分離は運動経過に有利に作用する。
本発明によるパレット支持レールの別の有利な実施態様では、支持ローラは、鎖 ビン上に転がり軸受を介して支承されている。これによって転動摩擦は最小限に 抑えられ、かつ転勤レールの勾配が僅かである場合でも著しく軽快な自動発進が 得られる。
本発明によるパレット支持レールの更に有利な実施態様は、 (a)パレット支持鏡を逆方向に変向ガイドし、こうして上側鎖区分とその下位 に位置する下側鎖区分つまり戻り側鎖区分とに分割する鎖変向ガイド装置が、パ レット支持レールの一方の端部に設けられており、(b)転勤レールが、成形支 持材の部分であり、かつ(c)該成形支持材は、前記転勤レールの下側では、は ぼ閉じた戻し通路として構成されており、該戻し通路内では、パレット支持鏡の 下側鎖区分が収容されてガイドされている点にある。
本発明によるパレット支持レールの前記実施態様によって、構造がコンパクトに なり所要スペースが節減されると同時に、パレット支持鏡の易助走行とダストに 対する最適な防護が得られることになる。
有利な実施態様では、上側鎖区分と下側鎖区分とを含めたパレット支持レールの 全高は、 支持ローラの直径の3倍及び/又は標準化されたヨーロッパパレットの高さの半 分を全く又は著しくは上回ることはなく、鎖変向ガイド装置は、変向ガイド領域 においてもパレット支持レールの全高を維持するように構成されており、該鎖変 向ガイド装置は、弾性的に支承された支持カム面を有する変向ガイド部材を有し 、前記支持カム面に沿ってパレット支持鏡の支持ローラは変向ガイド時に転勤し 、しかも前記の弾性的に支承された支持カム面を有する変向ガイド部材は、内側 リングと弾性ゴム質の中間リングと外側リングとから成るゴム支承されたブシュ として構成されている。
このように構成することによってパレット支持レールの最小限の構造文が得られ ると同時に、パレット支持鏡の変向ガイド時には、多角形効果を回避して静かな 運転を保証することができる。
本発明によるパレット支持レールの別の有利な実施態様では、転勤レールは両側 で、該転勤レールよりも低位の支持面によって囲まれており、かつ、ガイドする サイド接合板は、前記支持面からごく僅かな間隔しか有せずかつパレット支持鏡 の傾動時に前記支持面に支持されるように下向きに突出している。この構成手段 によって、困難なシビアな条件下にあってもパレット支持レールのトラブルのな い運用を保証することが可能である。それというのは、パレット支持鏡の傾動が 最小限に制限されているがらである。
本発明の更に有利な実施態様では、土側鎖区分と下側鎖区分とが互いに相俟って 、パレット支持レールの他端部で後部変向ガイド装置を介して変向ガイドされる 循環伝動節を形成しており、かつ、前記循環伝動節のほぼ半分の長さ分だけがパ レット支持鏡として構成されているのに対して、残り半分の循環伝動節部分は、 引張り力を伝達するためにパレット支持鏡の両端部を互いに連結する引張り部材 から成っている。これによってパレット支持鏡では重量と経費が節減され、かつ 易動性が高められる。
一方の棚側から多数のパレット及び容器を順次蔵入れ・蔵出しするために相前後 して配置された複数のパレット置場を有する互いに左右にがっ/又は互いに上下 に配置された多数の棚通路を備えた、本発明のパレット及び容器をストックする ための押込み棚は、パレット及び容器を搬送するために各棚連路内には、請求項 1から25までのいずれか1項に記載した相応のパレット支持鏡を備えた互いに 平行に敷設された少なくとも2条のパレット支持レールが設けられており、かつ 前記の各パレット支持レールが、複数のパレット置場にわたって、特に前記棚通 路の全長にわたって夫々一体に延在していることを特徴としている。本発明によ る押込み棚によって得られる特別の利点は、各パレットが蔵入れ・蔵出しプロセ スの長い位相にわたって又は蔵入れ・蔵出しプロセスの全体にわたってパレット 支持鎖に対して固定的な場所を占めるので、多数のパレット又はすべてのパレッ トがパレット支持鏡と同期的にかつ均等に移動することである。
本発明による押込み棚の第1の有利な実施態様によれば、各棚連路内における複 数のパレット支持鏡の同期走行を保証する手段が設けられている。これによって 、パレット支持鏡の相対運動に基因したパレットの回動や、これに伴う倉庫操業 のトラブル発生が排除される。
更にまた倉庫操業を単純化するために、本発明による押込み棚の第2の有利な実 施態様では、各棚連路の少な(とも1条のパレット支持レールには、各パレット 支持鏡の位置を認識するための手段が設けられている。このようにすれば、個々 の棚連路にどの程度パレットが装填されているがを操作員は困難なく認識するこ とができる。
パレット及び容器を搬送するための本発明の搬送路は、搬送路が、請求項1がら 25までのいずれか1項記載の相応のパレット支持鏡を備えた互いに平行に敷設 された少なくとも2条のパレット支持レールを有していることを特徴としている 6 本発明によるパレット支持レール及び押込み棚のその他の実施態様は、請求の範 囲の従属請求項の記載から明らかである。
[図面の簡単な説明] 図1は上側類区分の中の1つの鎖リンクを図2のA−A線に沿って断面し、また 上側類区分の中の1つの鎖リンクを調走行方向に見た側面図で示した本発明によ るパレット支持レールの有利な実施例の横断面図である。
図2は図1に示したパレット支持レールの上側類区分の中の鎖リンクの側面図で ある。
図3a及び図3bは歯列を備えた変向ガイド鎖車を装備した鎖変向ガイド装置の 第1実施例を2つの変向ガイド位相(a及びb)で示した側面図である。
図4は固定支持カム面を有する回転不能の変向ガイド部材を装備した鎖変向ガイ ド装置の第2実施例の側面図である。
図5は弾性的に支承された支持カム面を有する変向ガイド部材を備えた鎖変向ガ イド装置の第3実施例の側面図である。
図6は本発明による押込み棚の第1実施例の側面図であるヶ 図7は支持ローラの組付けを簡便化した本発明の鎖の変化態様の図1及び図2に 類似した横断面図(a)と側面図(b)である。
図8は戻しロープとゴムロープを備えた本発明によるパレット支持レールの有利 な実施例の概略側面図である。
図9は図6に示した押込み棚の棚連路内におけるパレット支持レールの同期運動 を保証する手段の3種の実施例(a、b、c)の概略平面図である。
図10はばね部材を常態(a)と緊縮状態(b)で示した本発明のパレット支持 レール上のパレットを制動するためのブレーキ装置の有利な実施例の概略図であ る。
図11は転勤レールに沿って循環式ガイド溝とこれに対応したガイドレールとに よって支持ローラを側面ガイドする本発明のパレット支持レールの、図1に対比 可能な実施例の横断面図である。
図12は支持ローラのローラリムによって側面ガイドを行なう、図11に対比可 能な実施例の横断面図である。
U発明を実施するための最良の形態コ 次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
図1及び図2には、本発明によるパレット支持鏡2を装備したパレット支持レー ル1の有利な実施例が図示されている。図1においてはパレット支持レールが横 断面図で示されているが、この場合(図3〜図5に符号OTで示した)上側類区 分の中の1つの鎖リンクが図2のA−A線に沿って断面されているのに対して、 (図3〜図5に符号UTで示した)上側類区分の中の1つの鎖リンクは調走行方 向で見た側面図で図示されている。図2は図1に示したパレット支持レールの上 側類区分の中の鎖リンクの側面図である。
パレット支持レールlは、殊に有利には押出しプレス法によって成形されたアル ミニウムから成る成形支持材3を主体としており、該成形支持材は長方形横断面 を有し、かつ成形支持材の下部区域は、はぼ閉じられた戻し通路7として構成さ れている。前記成形支持材3の少なくとも一方の側(図1で見て右側)には固定 溝8が一体成形されており、該固定溝内には、押込み棚のサイド部材15に成形 支持材3を固定するために、T形ヘッド付きボルト16のT形ヘッドが挿入され 、かつねじ山シャンク部17は、前記サイド部材15に穿設された対応孔を通し て差込まれてナツト18によってねじ締結される。成形支持材3の上面には、低 位の支持面6から上向きに***した転勤レール4が形成されており、該転勤レー ルはその上面に平滑な転勤面5を有している。
成形支持材3にはパレット支持鏡2が配設されており、該パレット支持鏡は、( 図1及び図2では図示を省いたが)変向ガイドによって上側類区分と上側類区分 とに分割される。上側類区分は成形支持材3の上側を走行し、上側類区分は戻し 通路7内を走行する。パレット支持鏡2は、ローラ鎖として構成されている。
該パレット支持鏡は多数の支持ローラ11を有し、該支持ローラ相互は交互に支 持接合板9とサイド接合板対13;13a、13bとを介して連結されている。
円滑なリム無しの支持ローラ11は、ローラ軸として固定的な鎖ビン14上に支 持ローラ軸受12を介して支承されており、該支持ローラ軸受は転がり軸受とし て構成されているのが有利である。該支持ローラ11は、転がり軸受に基づいて 静止状態からも著しく低い回転抵抗を生せしめる。支持ローラ11は転動レール 4の平滑に引抜き成形された転勤面5に沿って転動し、該転勤面における転勤抵 抗もやはり著しく小である。両摩擦係数は共に千分率のオーダー範囲内にある。
転勤面5は扁平に、つまり凹面なく構成されているので、該転勤面にダストが集 塵することはない。
鎖ビン14は支持接合板9に穿設された相応の孔を貫通してサイド接合板13a 、13b内にプレス嵌めによって固定的に圧入されている。該鎖ビンはサイド接 合板13a、13bから側方へ突出して連行子として使用することも可能である 。鎖ビン14は支持接合板9の孔内で(無負荷の)変向ガイド時にだけ自転する にすぎない。支持接合板9はU形断面形状を有し、かつ、転勤面5の汚染を避け るために上方で閉じられている。該支持接合板は、単数又は複数の(場合によっ ては爪状の)リブ10(或いは図7に示した把持爪35)を有することができ、 該リブlO又は把持爪35は、パレットの木材に噛み付いて、パレット支持鏡2 上に載っているパレットを、ずれ無く軌道内に習まらせかつ回動させることもな いようにするために役立つ。
特表平?−501035(9) サイド接合板対13a、13bは支持ローラ11のローラ直径を超えて突出して いる。この場合該サイド接合板対の相互間隔B2は転動レール4の幅Blよりも やや大であるので、サイド接合板対はパレット支持鏡2を、前記の***した転勤 レール4の両側面に沿ってガイドする。同時にまたサイド接合板対13a、13 bは、その下縁と支持面6との距離が一分の数mmにしかならないような深度に 設計されている。従ってパレット支持鏡が横方向の外力を受けるようなことがあ っても、転勤レール4のリムに対するサイド接合板13a、13bの当接による シフトは制限されることになる。鎖が外力によって傾動されるようなことがある と、サイド接合板対13a、13bの下縁は成形支持材3の支持面6上に支持さ れる。アルミニウム製成形支持材との関連においてサイド接合板対が、例えばP TFEのような平滑なプラスチック材料から製作されている場合には特に、前記 の手段によって鎖の摩擦の少ないかつ負荷に関連しない側面案内と傾動防止が得 られる。ここで念のために付記しておくが低摩擦性のプラスチック材料からサイ ド接合板を製造する場合には、接合板状のインサート板金を埋め込んでおくこと が必要かつ有利であり、その場合、該インサート板金自体は鎖ビン14のための 適当な孔を設けた上でプラスチック材料で被覆される。このようにすれば有利な 摩擦特性と同時にサイド接合板の高い引張り強さが得られ下方に向かってスロッ ト状開口19を有している戻し通路7内でパレット支持鏡2は、サイド接合板対 13a、13bが前記スロット状開口1.9の縁部に載って低摩擦で摺動できる ようにガイドされているのに対して、支持接合板9のリブ10はスロット状開口 19内で自由に懸垂している。この場合実験の結果、全パレット支持レールの易 動特性を得るためには下側類区分における前記の低摩擦特性が特に重要であるこ とが判った。
図2の側面図から容易に判るようにパレット支持鏡2内には、支持ローラ11が 1対ずつ支持接合板9とサイド接合板13とによって連結されている。この場合 支持接合板9とサイド接合板13とは、その都度1つの支持接合板9と1対の隣 接したサイド接合板13a、13bが1本の支持ローラ11を一緒に保有するよ うに、交互に配置されている。鎖の高さ寸法は決定的なファクタとして、支持ロ ーラ11とサイド接合板13とによって規定される。パレット支持レールlの全 高H1は、変向ガイドのために少なくとも鎖高さの2倍である。このファクタに 加えて上側類区分と下側類区分との最小間隔が必要であると共に、側面案内にと って転勤レール4の高さが重要ファクタとなる。本発明のパレット支持レールの 有利な実施例の場合ローラ荷重を120kgとすれば、パレット支持レールの全 高H1は88mm、鎖ピッチは38mm、支持ローラ11の幅は25mmであっ た。この寸法設計の場合には、押込み棚の支持レールの慣用の高さが事実上例え ば37.5mm以上に上回るようなことにはならない。
変向ガイド部位で前記パレット支持レールの全高H1を増大させないようにする ために本発明のパレット支持レールでは該変向ガイド部位は新規な視点に立って 構成される。特に該変向ガイド部位は、前記全高H1が支持ローラ11の直径の 3倍及び/又は標準化されたヨーロッパパレットの高さのl/2を全熱又はさほ ど上回らないように構成される。図3乃至図5では、前記目的を達成できる3つ の異なった実施例が側面図で図示されている。
図3に示した実施例では、上側類区分OTと下側類区分UTとに分割されるパレ ット支持鏡2のための鎖変向ガイド装置20として変向ガイド鎖車21が設けら れている6図3a及び図3bでは変向ガイドプロセスを判り易くするために2つ の変向ガイド位相が図示されている。変向ガイド鎖車21は、7個の歯22を備 えた七つ両式歯車として構成されており、該歯車の歯ピッチは、鎖リンクがその 都度1つの歯を飛び越えるように構成されている(要するに三つ半歯式歯車に相 当している)。この場合、外向きに突出した鎖ビン14は、本来の支持レールの 前方で支承されたその都度2つの変向ガイド鎖車21のための連行子として作用 する。このように鎖変向ガイド装置20を構成することによって、−貫して低い 構造文(全高H1)を上回ることなしに申し分なく変向ガイドすることが可能に なる。なお因みに四つ両式歯車の場合には構造文が過度に大きくなり、また三つ 両式歯車の場合には鎖の循環がもはや規則的ではなくなる。
図4に示した実施例では、鎖変向ガイド装置20に回転可能に軸支された変向ガ イド鎖車の代りに、定置の支持カム面(曲縁)を有する回転不能の変向ガイド部 材23が本来の支持レールの前方に固定されている(この固定機構は図4では判 り易くするために省かれている)。鎖値変向ガイド時に前記変向ガイド部材23 の支持カム面に沿って鎖の支持ローラ11は転勤する。この場合鎖の個々の鎖リ ンクは変向ガイド点で多角形を形成し、これによって鎖の不均一な循環(多角形 効果)が生じる。それにも拘らず可能な限り均等な変向ガイドを保証するために 、該変向ガイド部材23はやや滴形の横断面形状を有している。その他の点では 前記変向ガイド部材23をやはりPTFE材料から製作するのが有利である。
前記の多角形効果を除去するためには、図5に示した実施例の鎖変更装置が特に 適していることが判った。
すなわち本実施例では本来の支持レールの前方に、弾性的に支承された支持カム 面を有する回転不能の変向特表千7−501035 (tO) ガイド部材24が設けられており、前記支持カム面は、鎖長角形の短縮効果が生 じる際に弾性的に押込まれ、かつ、短縮作用が減衰すると再び外向きに押圧する 。
変向ガイド部材24としては、一般に機械部品を弾性支承するために採用されか つ[サイレント・ブロック」という商品名で公知になっているような、固定的な 外側リング27と弾性ゴム質の中間リング26と固定的な外側リング25とから 成るゴム支承されたブシュを使用するのが殊に有利である。
搬送路のために複数の(特に2つのパレット支持レール)を使用する場合には摩 擦な(稼働させるために、所属のパレット支持鏡相互を同期化させることが肝要 かつ有利である。この目的を達成するために異なったレールの複数の変向ガイド 鎖車21を共通の軸によって互いに伝力結合することも可能である。
更にまた、側方に突出する鎖ビン14を複数の鎖車のための伝動部材として使用 し、該鎖ビンによって、運動を伝達するために土側鎖区分OTと下側鎖区分UT とを互いに連結することも可能である。またサイド接合板対13a、13bの下 縁に、ラック状の圧刻部を設け(図2乃至図5参照)、これによって上側鎖区分 OTと下側鎖区分UTとの間の同期運動を保証しかつ変向ガイド部をルーズなル ープの形で通過差せるようにすることも可能である。
前記のばれっし支持レールは殊に、パレットを所謂「押込み棚」へ蔵入れするた めに使用される。このような押込み棚28が図6に側面図で図示されている。
該押込み棚は鉛直な棚支柱29から構成されており、該棚支柱相互は(図示を省 いた)複数本の横桁及び縦桁によって結合されている。押込み棚28は上下・左 右に、順次相前後して配置された多数のパレット置場をそれぞれ備えた多数の棚 連路31a、31b、31c、34dを有している。各棚連路31a〜31dは 、連続的に一貫したパレット支持レール1a−1dを1対ずつ装備している。各 パレット支持レール1a−dは、連続的に一貫して循環するエンドレス鎖の土側 鎖区分と下側鎖区分とから成るパレット支持鏡2a〜2dを有し、各パレット支 持鏡はそれぞれ前部類変向ガイド装置20a〜20dと後部変向ガイド装置32 a〜32dとを介して変向ガイドされる。
このような棚では複数個のパレット30は操作通路から(図6で見て右側から) パレット支持レール1a〜ldの緩勾配に抗して棚連路31a〜31d内へ押込 まれた上でストッパによって保持される。最前位のパレットが取出されると、そ の背後に位置している複数個のパレットは棚連路出入口つまり棚連路前端部へ向 かって追走する。本発明のパレット支持レールは、摩擦係数が小さく充分に再現 可能である場合には、重力を利用した自動的な追走を保証するには、1%未満の 極めて僅かな、危険のない勾配を有していれば充分である。
図示の押込み棚28ではパレット支持鏡は完全循環するのではなくて、棚連路3 1a〜31dの全長に相当する長さの鎖区分だけが支持搬送のために使用される にすぎず、残りの循環鎖区分は支持する必要はない。
従って、循環路の半分の長さ区分だけがパレット支持鏡2a〜2dから成り、残 りの循環路長さ分は、引張り力を伝達するのに適した任意のベルト材又は鏡材、 特に戻しローブ33a〜33dから成るように、各棚連路を装備することが可能 である。棚連路が空の場合には、パレット支持鏡は最初のパレット置場にだけ位 置し、残りの棚連路長さ分は戻しローブ(又は適当なベルト)によって占められ る(図6に示したパレット支持wi2aと戻しローブ33aとを有する棚連路3 1a参照)。従って後部変向ガイド装置32a〜32dは常に戻しローブ33a 〜33dのみによって占められているのに対して、前部変向ガイド装置つまり前 部類変向ガイド装置20a〜20dは常にパレット支持鏡2a〜2dによって占 められる。
装填(蔵入れ)のためには1つの棚連路の最初のパレット置場に1つのパレット が載設される。この載設はまだ鎖の運動なしに行われる。2番目のパレットの装 入と相俟って1番目のパレットはパレット長さ1つ分だけ勾配に抗して棚連路内 へ押込められ、こりに伴ってパレット支持鏡2の相当要分が成形支持材3の下位 の戻し通路7から転動レール4上へ引上げられる。
それ以後のパレットの装填についても同じであり、パレット支持鏡2の全長が転 勤レール4上に位置してパレット総数を支持するまで同等の操作過程が行われる (これは図6に示した棚連路31a〜31dへのパレット装填過程を比較すれば 明らかである)、パレット列は棚連路前端部で固定ストッパによって保持され、 該固定ストッパを超えてフォークリフト車はその都度最前位のパレットを持上げ る。
蔵出しのためには、蔵入れの場合とは逆に先ず最前位のパレットが取出され、そ の場合前述のように該最前位パレットは前記ストッパを超えて前方へ持上げられ る。フォークリフト車のフォーク上に載ったパレットの退出に伴って、なお棚連 路内に残存している全パレット列は重力によって前記パレットに追走する。その 追走時に生じる該パレット列の加速は、フォークリフト車によって取出されるパ レットによって阻止される。後続1番目のパレットは持上げられていずかつ鎖の 上に載っているので、該パレットは何らかの干渉なしにストッパに向かって移動 当接して保持される。
図1乃至図5に基づいて以上説明してきたパレット支持鏡2では支持接合板9は 、鎖の組立時に鎖ビン14を差し通すための孔を有していた。このような組立技 術は比較的時間がかかり、これに伴って製造コストも高くなる。鎖リンクの組立 速度をアップするために特表千7−501035 (11) は、図7に示したように支持接合板9内に、下側の開口した内向きの斜向スロッ ト36を設け、該斜向スロット内に鎖ビン14を下側から側方へ押込め得るよう にするのが有利である。これによって、時間のかかる鎖ビン14の差し通し作業 が省かれる。組立の完了した鎖において斜向スロット36からの鎖ビン14の不 慮の滑落を防止するためには、組立済みの状態におけるサイド接合板13相互又 はサイド接合板13a、13b相互の間隔りを、鎖ビン14が斜向スロット36 内でかなり下方へ滑る以前にすでに互いに当接させるように、小さく選ぶのが有 利である。
更にこれに関連して鎖ビン14をボルトとして構成し、該ボルトを、サイド接合 板対13a、13b間に配置したスペーサスリーブ34を介してサイド接合板対 13a、13bとねじ締結しておくのが有利である。
その場合支持ローラ11は、スペーサスリーブ34上にそれ相応に回転可能に支 承されており、しかもこの場合もやはり支持ローラ軸受12として転がり軸受又 は滑り軸受を採用することが可能である。
本発明のパレット支持レールlにおけるパレット支持鏡2の始動抵抗は載設荷重 の2%よりも少ない。従って原則として若干の稼働態様を利用することが可能で ある。すなわち: (a)レールは2%の勾配で組付けられるので、最前位のパレットの持上げ時に 、レール上に位置している全パレットは重力によって加速される。
この構想の場合は、エネルギを吸収するリミットストッパが必要である。
(b)レールは水平姿勢で組付けられるので、最前位のパレットを引出すことに よって、その後方でレール上に位置しているパレットは追従する。
所要スペースと組立経費の点で水平組付けは著しく有利である。エネルギを吸収 するリミットストッパの必要がなくなる。
この場合、フォークリフト車の熟練した運転員は、次のようにして1番目のパレ ットを持上げて引出すことができる。すなわち1番目のパレットを最前位の支承 ボードと一緒にフォーク上に載せて該フォークによって一緒に引摺り出す一方、 前記一番目のパレットは後位の支承ボードと共になおパレット支持鏡上に載って いて該パレット支持鏡を一緒に牽引するようにするのである。
(c)操業上の実際の解決対策は、レールを約1%勾配で敷設するので、パレッ ト取出し時に極めて小さな引張り力を発生させればよく、このような引張り力は フォークを緩傾斜させることによって発生させることができる点にある。この場 合には安全上の理由から制動装置を備えたリミットストッパが必要になるが、該 リミットストッパについては、図10に示した実施例に関連して追って説明した 通りである。
パレット支持レール1を水平姿勢で組付ける場合には、勾配があれば重力によっ て発生することになる駆進力は、組込んだ蓄力器によって発生される。パレット 支持レールl内に組込まれたこのような蓄力器の有利な実施例が図8に示されて いる。図8には、上側鎖区分OT及び下側鎖区分UT並びに前部鎖変向ガイド装 置20及び後部変向ガイド装置32を装備したパレット支持レールlが概略図で 示されている6なお循環部材の作用側区分は、多数のローラで略伝したパレット 支持#A2から成り、また循環部材の不作用側区分は、後部変向ガイド装置32 において変向ガイドローラ41を介して変向ガイドされる戻しローブ33から成 っている。
この場合パレット支持レールlと前記不作用側区分との間に固定されたゴムロー ブ37が蓄力器として設けられており、該ゴムローブもやはり変向ガイドローラ 38によって変向ガイドされる。ゴムローブ37は、パレット支持鏡2が主とし て下側鎖区分UTに位置している場合には僅かな張力しか有していないが、ばれ つ支持鏡2が下側鎖区分UTから上側鎖区分OTへ牽引されるに応じて、ゴムロ ーブ37は漸増的に伸長されかつ戻し張力を増大させる。これによって、傾斜平 面上で作用する重力に抗してパレットを突き戻す場合に讃似した効果が生じる。
パレット支持鏡2自体の張力は、戻しロープ33もやはり俳性的に構成されてい ることによって、すなわち戻しロープがゴムローブであるか、それとも引張りば ねを含んでいるかによって発生することができる。
更に図8には、本発明の実施態様として上側鎖区分OTにおける転動レールの転 動面を永続的かつ自動的に掃除するためにパレット支持鏡2と戻しロープとの間 にブラシ39を配置できることが図示されている。
該ブラシ39の剛毛は転動面に載っており、かつ、パレットの蔵入れ・蔵出し時 にパレット支持鏡2と一緒に転勤レール上を引張られる際に転勤面からダストを 除塵する。図8にやはり図示されている監視装置40の機能については追って説 明する。
すでに述べたように、図6に示した本発明の押込み棚では各棚連路毎に平行に敷 設された、相応のパレット支持鏡を装備した少なくとも2条のパレット支持レー ルが配置されており、各パレット支持レールは一体に構成されておりかつ多数の パレット置場にわたって又は棚連路の全長にわたって延在している。パレットが 垂直軸線を中心として回動したり傾斜したりすることがないようにするために、 同一の棚連路に配設されたすべてのパレット支持鏡は強制的に同期運転するよう に保持されねばならない9図3との関連においてすでに説明したように、同期運 転は歯付きの変向ガイド鎖車21の結合によって行なうことができる1図9a、 図9b及び図90には、適当な同期化手段のための3種の異なった実施態様が図 示されている。
図9a、図9b及び図9Cでは夫々、棚連路31の内部に配設された土側鎖区分 の2条の平行なパレット支持鏡42a、42bが平面図で示されており、各パレ ット支持鏡は一方の端部で適当な戻しロープ43a。
43bへ移行している。この場合戻しロープ43a。
43bは後部変向ガイド装置において変向ガイドローラ44a、44bを介して 変向ガイドされている。図9aに示した第1実施態様では両変向ガイドローラ4 4a、44bが共通の軸45によって互いに伝力結合されている。図9bに示し た第2実施態様では両方のパレット支持鏡42a、42bの第1のパレット支持 鎖部分は、適当な横控え材によって結合されて1つの転勤送り台58を形成し、 該転勤送り台は両条の鎖を互いに平行にガイドする1図9Cに示した第3実施態 様では両戻しロープ43a、43bは、例えば適当な変向ガイドローラ46a、 46b及び47a、47bを用いて、交差され、かつ夫々他方の鎖と連結されて いるので、一方の鎖の運動は、これに相応して他方の鎖の運動を同期的に惹起す る。
図6に示した押込み棚における操業中に操作機器(例えばフォークリフト車)の 運転員にとって重要なことは、各横通路内にどの程度の数量のパレットが収納さ れているかを認識できることである。運転員は常に、操作通路で前方に位置して いるパレットとしか作業しないので、その後方にどの程度のパレットが位置して いるのか、又そもそもパレットを更にもう1個押込んでいいものか容易に見極め ることができない。それゆえに、各棚連路の少なくとも1条のパレット支持レー ルに、各パレット支持鏡の位置を認識するための手段を設けておくことが合目的 的でありかつ有利である。
順位置を信号化するための対応策は種々存在する。
すなわち第1の認識手段は、パレット支持鏡の個々の鎖リンク及び/又は鎖区分 の単純な視覚的なコードから成ることができる。その場合の最も安易な解決手段 は、最終パレットを載設しようとする場合に下側鎖区分から変向ガイドされて上 昇する鎖リンクの最終ストランドには、際立った色彩で(例えば赤色信号で)彩 色塗装を施すことである。この塗装を永続的に損傷から防護するために支持接合 板9に適当な圧刻を施しておくこともできる。一層よく要求に応える効果的な解 決手段は、支持接合板9の前記圧刻部内にバーコード・ラベルを貼付しておき、 フォークリフト車のフォーク間に装備した読取り器によって前記バーコードを読 取るようにすることである。前記バーコード・ラベルは、押込み棚の正面側で読 取られて、棚連路番号、操作場所及びパレット支持鏡の正確な位置に関する情報 、特にスペース損失なしにパレットを収容できるか否かの情報を送出する。更に また横通路内へ押込まれたパレットを表示するためにサイド接合板13の面にア ルミニウム標記プレートを一緒にねじ締結しておくことも可能である。該アルミ ニウム標記プレートはこの場合、操作中のフォークリフト車運転員によフて読取 れる例えば識別良好な数字を有している。
第2の認識手段は、すでに述べた監視装置40(図8)から成ることができ、該 監視装置は自動式に(例えばライトバリア式検出装置又は電気式接点接触によっ て、或いは無接触式電磁測定によって)パレット支持鏡2の個々の鎖リンク及び /又は鎖区分を検出し、かつ検出信号から鎖の位置を導出して表示する。
前記の稼働態様との関連においてすでに示唆したように、特定の状況下では同一 の横通路内のパレットのために制動装置を装備したリミットストッパが必要にな ることがある。図10a及び図10bにはこのような装置の有利な実施例が示さ れているが、この場合特に図10aでは制動後のパレットの静止状態が示されて いるのに対して、図10bでは制動動作自体に係わる部分が示されている。
制動装置は、棚連路31又は31a〜31dの方向に位置しているブレーキ揺動 体48を有し、該ブレーキ揺動体は、その長手方向で見てスロット状の軸受ブシ ュ54によって長手方向に摺動可能に定置の支承ビン53で支承されておりかつ 横桁51上に支持される。
前記ブレーキ揺動体48上を、制動すべきパレットは摺動することができる。棚 連路の入口に向いた方の、ブレーキ揺動体48の端部には、制動されたパレット のためのストッパ50が設けられている。軸受ブシュ54の内部には(図1Oで は略伝したにすぎない)ばね部材55、特にエラストマの形のばね部材が配置さ れている。該ばね部材55は、パレットの前部横桁56がストッパ50に当接す ると、軸受ブシュ54内の支承ビン53によって緊縮される(図10b)、棚連 路の入口から離反した方の、ブレーキ揺動体48の端部には制御カム52が設け られており、パレットの後部横桁57が制御カム52を超えて摺動して該制御カ ムを押し下げる場合に、該制御カムを介してストッパ50は上方の係合位置へも たらされる。これによってパレットが前記ストッパ50に到達する前にすでに制 動効果が生じる。それというのは、ブレーキ揺動体48の上縁がパレットの前部 横桁56に接圧されるからである。前記ブレーキ揺動体の上縁は、必要に応じて 付加的なブレーキライニングを有することができる。
以上、本発明のパレット支持レールの使用態様を完全な押込み棚の技術分野に限 って説明したとは言え、パレット又は■似容器のための個々の搬送路に本発明の パレット支持レールを装備するのも有利である。それというのは、著しく低い構 造丈と易動性が得られるばかりでなく、極めて好ましい搬送特性が得られるから である。
またパレット支持鎖2の側面ガイドのために別のコンパクトな形態を使用するこ とも可能である。サイド接合板13a、13bに関してではなくて、側面ガイド のために支持ローラ自体を採用する2つの実施態様が図11及び図12に示され ており、該実施態様の構成は図1に示した構成と比較可能である。
図11に例示した支持ローラ11はリム付きローラとして構成されており、っま り減径中央部分を有している。減径中央部分は周方向のガイド溝61を形成して おり、該ガイド溝内に、摺動レール4上に***させて配置されたガイドレールが 係合し、こうして側面ガイドを保証する。サイド接合板13a、13bはこの場 合は比較的自由に構成することができる。それというのはサイド接合板が側面ガ イドのためには使用されないからである。特に、図11に示したように鎖ビン1 4の両外側端部に付加的なサイドローラ59a、59bを装着し、これによって 戻し通路7内で鎖と成形支持材3との間の摩擦を更に低減する場合には、摩擦を 低下させる方向でサイド接合板13a、13bを設計する必要はない。これに関 連して念のために付記しておくが、前記構成手段とは逆に、転勤レール4に溝を 設け、支持ローラ11の中央区域に円環状***部を設けることも勿論可能であり 、この場合該円環状***部は前記溝に係合しと側面ガイドを保証する。しかしな がらこの場合は転勤レールに設けた溝が汚染し易いという欠点がある。
[12に示した実施態様は、支持ローラ自体によって側面ガイドを行なうことの できる可能性を示す1例である。この場合も支持ローラ11は、リム付きローラ として構成されており、かつ両側を***したローラリム62a、62bによって 制限されている。ローラリム63a、63bの相互間隔B3は、転動レール4の 幅Blに対比して、図1の実施例の場合とほぼ同じように選ばれている。ローラ リム62a、62bの直径は、転勤面を超えて下方に張出して側面ガイドを保証 するように設計されている。サイド接合板13a。
13bはこの場合も大幅に任意に構成することができる。
[産業上の利用可能性コ 全体として本発明によって得られるパレット用及び対比可能な容器用の搬送・貯 蔵系は、構造丈が僅かで操作が簡便である点、また既存のストック棚にも容易に 追装備でき、保守作業が容易になりトラブルが少ない点で優れているので、産業 上の利用価値は極めて大である。
[符号の説明] 1、la、lb、lc、ld パレット支持レール、 2,2a、2b、2c、 2d パレット支持鎖、3 成形支持材、 4 転勤レール、 5転勤面、 6  支持面、 7 戻し通路、8 固定溝、 9 支持接合板、lOリプ、11  支持ローラ、12 支持ローラ軸受(転がり軸受)、13,13a、13b サ イド接合板対、14 鎖ビン、15 サイド部材、16 T形ヘッド付ぎボルト 、17 ねじ山シャンク部、18 ナツト、19 スロット状開口、 20,2 0a、20b、20c、20a前部鎖変向ガイド装置、 21 変向ガイド鎖車 、22 歯、 23 固定支持カム面を有する変向ガイド部材、 24 弾性的 に支承された支持カム面を有する変向ガイド部材、25 外側リング、26 弾 性ゴム質の中間リング、 27 内側リング、28 押込み棚、 29 棚支柱 、30 パレット、31,31a、31b、31c。
31d 棚連路、 32.32a、32b、32c。
32d 後部変向ガイド装置、33.33a、33b、33c、33d 戻しロ ーブ、 34 スペーサスリーブ、35 把持爪、36 斜向スロット、37  ゴムローブ、38 ゴムローブ用の変向ガイドローラ、39 ブラシ、40監視 装置、 41 戻しローブ用の変向ガイドローラ、42a、42b パレット支 持鎖、 43a、43b 戻しローブ、44a、44b戻しローブ用の変向ガイ ドローラ、45 変向ガイドレーラノ共通の軸、 46a、46b;47a。
47b 変向ガイドローラ、48 ブレーキ揺動体、 49 制動面、 50  ストッパ、 51 横桁、52 制御カム、 53 支承ビン、 54 スロッ ト状の軸受ブシュ、 55ばね部材(エラストマ)、56 前部横桁、57 後 部横桁、 58 転動送り台、 59a。
59b サイドローラ、60 ガイドレール、61 ガイド溝、62a、62b  ローラリム、 B1 転動レールの幅、 B2 サイド接合板対の間隔、 B 3 ローラリムの相互間隔、D サイド接合板相互の間隔、 Hl パレット支 持レールの全高、 Hl ヨーロッパパレットの高さ、 OT 上側鎖区分、  UT 下側鎖区分

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)相前後して均一な間隔をとって配置された多数の支持ローラ(11) を装備したローラ鎖の形のパレット支持鎖(2,2a〜2d)と、(b)前記支 持ローラ(11)を転動させる転動レール(4)と、 (c)前記支持ローラ(11)と連結されていて該支持ローラ(11)によって 前記転動レール(4)上を移動可能な多数の支持接合板(9)とから成る形式の 、 パレット及び容器を搬送するためのパレット支持レールにおいて、 (d)支持ローラ(11)に、該支持ローラ(11)の側面ガイド手段が設けら れていることを特徴とする、パレット支持レール。 2.(a)支持ローラ(11)が1対ずつ両側でサイド接合板対(13,13a ,13b) によって連結されており、 (b)転動レール(4)の幅(B1)が前記サイド接合板対(13a,13b) の相互間隔(B2)よリも小さく選ばれており、かつ (c)前記サイド接合板(13,13a,13b)が、外側方からの横方向力を 前記転動レール(4)に伝達してパレット支持鎖(2,2a〜2d)を側面ガイ ドする程度に、下向きに突出している、請求項1記載のパレット支持レール。 3.支持ローラ(11)がリム付きローラとして構成されて中央区域に周方向の 1つのガイド溝(61)を有し、かつ、転動レール(4)の上面には、1つの隆 起したガイドレール(60)が設けられており、該ガイドレールはそれぞれ前記 ガイド溝(61)内に侵入して前記支持ローラ(11)を側面ガイドしている、 請求項1記載のパレット支持レール。 4.(a)支持ローラ(11)がリム付きローラとして構成されて両側縁部にリ ング状のローラリム(62a,62b)を有し、 (b)転動レール(4)の幅(B1)が、前記の両ローラリム(62a,62b )の相互間隔(B3)よりも小さく選ばれており、かつ (c)前記ローラリム(62a,62b)が、外側方からの横方向力を前記転動 レール(4)に伝達してパレット支持鎖(2,2a〜2d)を側面ガイドする程 度に、下向きに突出している、請求項1記載のパレット支持レール。 5.パレット支持鎖(2,2a〜2d)において支持ローラ(11)が1対ずつ サイド接合板(13,13a,13b)と支持接合板(9)とによって連結され ており、かつ、前記の支持接合板(9)とサイド接合板(13,13a,13b )とは、その都度1つの支持接合板と1対の隣接サイド接合板とが1つの支持ロ ーラを共有するように、交互に配置されており、かつ、前記の支持ローラ(11 )はそれぞれ1本の鎖ビン(14)上に回転自在に支承されており、該鎖ピン( 14)はサイド接合板対(13,13a,13b)と摩擦接続式に伝力結合され ている、請求項1から4までのいずれか1項記載のパレット支持レール。 6.鎖ピン(14)がブレス嵌めによってサイド接合板(13,13a,13b )内に圧入されている、請求項5記載のパレット支持レール。 7.鎖ピン(14)がボルトとして構成されており、かつ、サイド接合板(13 ,13a, 13b)間に配置されたスペーサスリーブ(34)を介して前記サイド接合板( 13,13a,13b)とねじ締結されており、しかも各支持ローラ(11)が それぞれ前記スペーサスリーブ(34)上に回転自在に支承されている、請求項 5記載のパレット支持レール。 8.支持ローラ(11)が、鎖ピン(14)又はスペーサスリーブ(34)上に 転がり軸受(12)を介して支承されている、請求項1から7までのいずれか1 項記載のパレット支持レール。 9.(a)パレット支持鎖(2,2a〜2d)を逆方向に変向ガイドし、こうし て上側鎖区分(OT)とその下位に位置する下側鎖区分つまり戻り側鎖区分(U T)とに分割する鎖変向ガイド装置(20,20a〜20d)が、パレット支持 レール(1,1a〜ld)の一方の端部に設けられており、(b)転動レール( 4)が、成形支持材(3)の部分であり、かつ (c)該成形支持材(3)は、前記転動レール(4)の下側では、ほぼ閉じた戻 し通路(7)として構成されており、該戻し通路(7)内では、パレット支持鎖 (2,2a〜2d)の下側鎖区分(UT)が収容されてガイドされている、請求 項1記載のパレット支持レール。 10.上側鎖区分(OT)と下側鎖区分(UT)とを含めたパレット支持レール (1,1a〜1d)の全高(H1)が、支持ローラ(11)の直径の3倍及び/ 又は標準化されたヨーロッパパレットの高さ(H2)の半分を全く又は著しくは 上回らない、請求項9記載のパレット支持レール。 11.鎖変向ガイド装置(20,20a〜20d)が、変向ガイド領域において もパレット支持レールの全高(H1)を維持するように構成されている、請求項 10記載のパレット支持レール。 12.鎖ピン(14)は、鎖歯車のための伝動エレメントとして使用できるよう に、軸方向で見てサイド接合板(13,13a,13b)を超えて両側に突出し ており、かつ、鎖変向ガイド装置(20,20a〜20d)が、それぞれ7個の 歯(22)を備えた変向ガイド鎖車(21)を有し、該変向ガイド鎖車の直径は 、該変向ガイド鎖車上を走行するパレット支持鎖(2,2a〜2d)がその都度 歯1個分を飛び越えるように、選ばれている、請求項11記載のパレット支持レ ール。 13.鎖変向ガイド装置(20,20a〜20d)が、固定支持カム面を有する 変向ガイド部材(23)を有し、前記の固定支持カム面に沿ってパレット支持鎖 (2,2a〜2d)の支持ローラ(11)が変向ガイド時に転動する、請求項1 1記載のパレット支持レール。 14.鎖変向ガイド装置(20,20a〜20d)が、弾性的に支承された支持 カム面を有する変向ガイド部材(24)を有し、前記支持カム面に沿ってパレッ ト支持鎖(2,2a〜2d)の支持ローラ(11)が変向ガイド時に転動する、 請求項11記載のパレット支持レール。 15.弾性的に支承された支持カム面を有する変向ガイド部材(24)が、内側 リング(27)と弾性ゴム質の中間リング(26)と外側リング(25)とから 成るゴム支承されたブシュとして構成されている、請求項14記載のパレット支 持レール。 16.転動レール(4)が両側で、該転動レールよリも低位の支持面(6)によ って囲まれており、かつ、ガイドするサイド接合板(13,13a,13b)が 、前記支持面(6)からごく僅かな間隔しか有せずかつパレット支持鎖(2,2 a〜2d)の傾動時に前記支持面(6)に支持されるように下向きに突出してい る、請求項1から15までのいずれか1項記載のパレット支持レール。 17.支持接合板(9)がU字形成形材から成り、かつその上面には、搬送され るパレット又は容器を位置決めするためのリブ(10)及び/又は把持爪(35 )を有している、請求項1から16までのいずれか1項記載のパレット支持レー ル。 18.サイド接合板(13,13a,13b)がその下面に、ラック状成形部を 有しており、 該ラック状成形部によって上側鎖区分(OT)と下側鎖区分(UT)とが、運動 伝達のための鎖歯車を介して互いに連結される、請求項1から17までのいずれ か1項記載のばれっ支持レール。 19.パレット支持鎖(2,2a〜2d)の組立を簡便にするために支持接合板 (9)内には、鎖ピン(14)組付けのための下向きに開いた斜め内向きのスロ ット(36)が設けられており、該スロット内に前記鎖ピン(14)が側方に嵌 挿可能である、請求項2又は5記載のパレット支持レール。 20.上側鎖区分(OT)と下側鎖区分(UT)とが互いに相俟って、パレット 支持レール(1,1a〜1d)の他端部で後部変向ガイド装置(32a〜32d )を介して変向ガイドされる循環伝動節を形成しており、かつ、前記循環伝動節 のほぼ半分の長さ分だけがパレット支持鎖(2,2a〜2d)として構成されて いるのに対して、残り半分の循環伝動節部分は、引張り力を伝達するためにパレ ット支持鎖(2,2a〜2d)の両端部を互いに連結する引張リ部材から成って いる、請求項1から19までのいずれか1項記載のパレット支持レール。 21.引張リ部材が、後部変向ガイド装置(32a〜32d)において1つの変 向ガイドローラ(41)を介してガイドされるペルト又は戻しローブ(33a〜 33d)から成っている、請求項20記載のパレット支持レール。 22.ペルト又は戻しローブ(33a〜33d)が弾性的に構成されており、か つ、パレット支持鎖(2,2a〜2d)のための緊張エレメントとして併用され る、請求項21記載のパレット支持レール。 23.上側鎖区分(OT)における引張リ部材とパレット支持鎖(2,2a〜2 d)との間の連結部位には、該パレット支持鎖(2,2a〜2d)の各前進・後 退運動毎に転動レール(4)の上面を掃除するブラシ(39)が装着されている 、請求項20から22までのいずれか1項記載のパレット支持レール。 24.パレット支持レール(1,1a〜1d)と循環伝動節との間にはゴムロー ブ(37)が設けられており、該ゴムロープ(37)は、パレット支持鎖(2, 2a〜2d)が主として下側鎖区分(UT)内に位置している時には僅かな張力 を有し、またパレット支持鎖(2,2a〜2d)が下側鎖区分(UT)から上側 鎖区分(OT)へ引張られるに応じて、引戻し張力を増大させる、請求項1から 23までのいずれか1項記載のパレット支持レール。 25.成形支持材(3)の側面には、T形ヘッド付きボルト(16)のような固 定部材を収容するための固定溝(8)が一体成形されている、請求項9記載のパ レット支持レール。 26.一方の棚側から多数のパレット及び容器を順次蔵入れ・蔵出しするために 相前後して配置された複数のパレット置場を有する互いに左右にかつ/又は互い に上下に配置された多数の棚通路(31,31a〜31d)を備えた、パレット 及び容器をストックするための押込み棚(28)において、パレット及び容器を 搬送するために各棚通路(31,31a〜31d)内には、請求項1から25ま でのいずれか1項記載の相応のパレット支持鎖(42a,42b)を備えた互い に平行に敷設された少なくとも2条のパレット支持レール(2,2a〜2d)が 設けられており、かつ前記の各パレット支持レール(2,2a〜2d)が、複数 のパレット置場にわたって、特に前記棚通路(31,31a〜31d)の全長に わたって夫々一体に廷在していることを特徴とする、押込み棚。 27.パレット支持レール(2,2a〜2d)が、棚出口へ向かって約1〜2% の緩い下り勾配をもって棚通路内に組付けられている、請求項26記載の押込み 棚。 28.各棚通路(31,31a〜31d)内における複数のパレット支持鎖(4 2a,42b)の同期走行を保証する手段が設けられている、請求項26又は2 7記載の押込み棚。 29.各パレット支持レール(2,2a〜2d)内で上側鎖区分(OT)と下側 鎖区分(UT)とが互いに相侯って、パレット支持レール(1,1a〜1d)の 他端部で後部変向ガイド装置(32a〜32d)を介して変向ガイドされる1つ の循環伝動節を形成しており、該循環伝動節の約半分の長さ分だけがパレット支 持鎖(2,2a〜2d)として構成されているのに対して、他の半分の循環伝動 節部分は、引張リカを伝動するために前記パレット支持鎖(2,2a〜2d)の 両端部を互いに連結する引張リ部材から成っており、該引張り部材は、後部変向 ガイド装置(32a〜32d)において変向ガイドローラ(44a,44b)を 介してガイドされているベルト又は戻しローブ(43a,43b)から成り、パ レット支持鎖の同期走行を保証する手段が、各棚通路(31,31a〜31d) の変向ガイドローラ(44a,44b)を互いに結合する軸(45)から成って いる、請求項28記載の押込み棚。 30.パレット支持鎖の同期走行を保証する手段が、各棚通路(31,31a〜 31d)のパレット支持鎖(42a,42b)間に配置された転動送リ台(58 )から成り、該転動送り台は前記棚通路の所属のパレット支持鎖(42a,42 b)と固定的に結合されている、請求項28記載の押込み棚。 31.各パレット支持レール(2,2a〜2d)内で上側鎖区分(OT)と下側 鎖区分(UT)とが互いに相侯って、パレット支持レール(1,1a〜Id)の 他端部で後部変向ガイド装置(32a〜32d)を介して変向ガイドされる1つ の循環伝動節を形成しており、該循環伝動節の約半分の長さ分だけがパレット支 持鎖(42a,42b)として構成されているのに対して、他の半分の循環伝動 節部分は、引張リカを伝動するために前記パレット支持鎖(42a,42b)の 両端部を互いに連結する引張リ部材から成っており、該引張リ部材は、後部変向 ガイド装置(32a〜32d)において変向ガイドローラ(44a,44b)を 介してガイドされているベルト又は戻しロープ(43a,43b)から成り、か つパレット支持鎖の同期走行を保証するために、ベルト又は戻しローブ(43a ,43b)が交差されて一端をそれぞれ他方のパレット支持鎖の端部に固定され ている、請求項28記載の押込み棚。 32.各棚通路(31,31a〜31d)の少なくとも1条のパレット支持レー ル(1,1a〜1d)には、各パレット支持鎖(2,2a〜2d,42a,42 b)の位置を認識するための手段が設けられている、請求項26から31までの いずれか1項記載の押込み棚。 33.認識手段が、パレット支持鎖(2,2a〜2d)の個々の鎖リンク及び/ 又は鎖区分を彩色又は装着標記プレートによって認識させる視覚的コードから成 っている、請求項32記載の押込み棚。 34.認識手段が、パレット支持鎖(2,2a〜2d,42a,42b)の個々 の鎖リンク及び/又は鎖区分を自動的に検出してその検出信号から鎖の位置を導 出して表示させる監視装置(40)から成っている、請求項32記載の押込み棚 。 35.各棚通路(31,31a〜31d)の入口には、該棚通路のパレット支持 鎖(42a, 42b)に載って前記入口の方に向かって転動するパレットを自動的に制動して ストッパで停止させるブレーキ装置が設けられている、請求項26から34まで のいずれか1項記載の押込み棚。 36.(a)ブレーキ装置が、棚通路(31,31a〜31d)の方向に位置し ているブレーキ揺動体(48)から成り、該ブレーキ揺動体は、長手方向に延び るスロット状の軸受ブシュ(54)を介して長手方向にシフト可能に定置の支承 ピン(53)に支承されており、かつ、前記ブレーキ揺動体上を、制動すべきパ レットが摺動可能であり、 (b)前記棚通路(31,31a〜31d)の入口に向いた方の、ブレーキ揺動 体(48)の端部には、制動されたパレットのためのストッパ(50)が設けら れており、 (c)前記軸受ブシュ(54)の内部には、1個のパレットが前記ストッパ(5 0)に当接した際に、前記支承ピン(53)によって緊縮されるばね部材(55 )が配置されており、かつ (d)前記棚通路(31,31a〜31d)の入口から離反した方の、ブレーキ 揺動体(48)の端部には制御カム(52)が設けられており、該制御カムは、 1個のパレットの後部横桁(57)が該制御カムを超えて摺動する際に前記スト ッパ(50)を上方の係合位置へ制御移動させるように構成されている、請求項 35記載の押込み棚。 37.搬送路が、請求項1から25までのいずれか1項記載の相応のパレット支 持鎖(42a,42b)を備えた互いに平行に敷設された少なくとも2条ののパ レット支持レールを有していることを特徴とする、パレット及び容器を搬送する ための搬送路。
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