JPH07496B2 - 人造石成形品の製造法 - Google Patents
人造石成形品の製造法Info
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- JPH07496B2 JPH07496B2 JP63201999A JP20199988A JPH07496B2 JP H07496 B2 JPH07496 B2 JP H07496B2 JP 63201999 A JP63201999 A JP 63201999A JP 20199988 A JP20199988 A JP 20199988A JP H07496 B2 JPH07496 B2 JP H07496B2
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- Japan
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- weight
- monomer
- artificial stone
- jis
- molded product
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B26/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing only organic binders, e.g. polymer or resin concrete
- C04B26/02—Macromolecular compounds
- C04B26/10—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C04B26/18—Polyesters; Polycarbonates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B26/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing only organic binders, e.g. polymer or resin concrete
- C04B26/02—Macromolecular compounds
- C04B26/10—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は人造石成形品の製造法に関するものであり、よ
り詳細には、短時間での成形が可能であると共に、内部
応力が緩和され、品質、外観に優れた人造石成形品を製
造し得る方法を提供するにある。
り詳細には、短時間での成形が可能であると共に、内部
応力が緩和され、品質、外観に優れた人造石成形品を製
造し得る方法を提供するにある。
[従来技術] 人造石成形品の樹脂には、従来、不飽和ポリエステル、
エポキシ、アクリル樹脂等が使用されている。特に、ア
クリル系樹脂は透明性、耐候性等に優れているため近年
頻用される傾向にある。しかし、アクリル系樹脂は耐摩
耗性、耐熱性及び耐薬品性に欠点がある。そこで、これ
等の欠点を解消すべく、本願出願人は、ジエチレングリ
コールビスアクリルカーボネートをバインダーとして使
用したものを提案し、商品化が可能となっている(特開
昭61−111953号)。
エポキシ、アクリル樹脂等が使用されている。特に、ア
クリル系樹脂は透明性、耐候性等に優れているため近年
頻用される傾向にある。しかし、アクリル系樹脂は耐摩
耗性、耐熱性及び耐薬品性に欠点がある。そこで、これ
等の欠点を解消すべく、本願出願人は、ジエチレングリ
コールビスアクリルカーボネートをバインダーとして使
用したものを提案し、商品化が可能となっている(特開
昭61−111953号)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記提案に係る人造石成形品は素材とし
ては最高レベルにあるが、成形の際に重合速度が緩慢で
あるため成形に長時間(約15時間)を要する不具合があ
る。また、単量体は成形初期から略完全な三次元網目構
造が形成されてゲル状態になるため、内部応力を保持し
たまま最終硬化される。この為、良好な成形品を得るに
は、成形金型の十分な配慮と、高度な熟練技術が要求さ
れる。
ては最高レベルにあるが、成形の際に重合速度が緩慢で
あるため成形に長時間(約15時間)を要する不具合があ
る。また、単量体は成形初期から略完全な三次元網目構
造が形成されてゲル状態になるため、内部応力を保持し
たまま最終硬化される。この為、良好な成形品を得るに
は、成形金型の十分な配慮と、高度な熟練技術が要求さ
れる。
本発明はこのような事情に鑑みて成されたもので、成形
が短時間に出来、内部応力が緩和されて品質、外観の優
れた人造石成形品の製造法を提案することを目的として
いる。
が短時間に出来、内部応力が緩和されて品質、外観の優
れた人造石成形品の製造法を提案することを目的として
いる。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、ポリオールポリアリルカーボネート単
量体と該単量体より重合速度の大きいエチレン系不飽和
単量体と、ラジカル開始剤を混合して増粘されたシラッ
プ成分を調製し、得られた高粘度シラップ成分20乃至80
重量%と無機質充填材20乃至80重量%と追加量のラジカ
ル開始剤を混合し、この混合物を中継して重合硬化を行
うことを特徴とする人造石成形品の製造法が提供され
る。
量体と該単量体より重合速度の大きいエチレン系不飽和
単量体と、ラジカル開始剤を混合して増粘されたシラッ
プ成分を調製し、得られた高粘度シラップ成分20乃至80
重量%と無機質充填材20乃至80重量%と追加量のラジカ
ル開始剤を混合し、この混合物を中継して重合硬化を行
うことを特徴とする人造石成形品の製造法が提供され
る。
[作用] 本発明の人造石成形品の製造法においては、ポリオール
ポリアリルカーボネートと、ポリオールポリアリルカー
ボネートの重合速度よりも重合速度が大きく且つ直鎖状
高分子となり得るエチレン系不飽和単量体とを用い、分
散媒的な働きを有し且つ耐薬品性に優れた成形品となる
ポリオールポリアリルカーボネート中で、ラジカル開始
剤の存在下エチレン系不飽和単量体が徐々に重合され、
高粘度のシラップの状態になる。このようなシラップ状
態において無機質充填材を及び追加量のラジカル開始剤
を混合し重合硬化してゲル化反応へと進行する。このよ
うな成形時の状態においては内部応力が極端に緩和さ
れ、また重合速度の大きいエチレン系不飽和単量体は、
ポリオールポリアリルカーボネート単量体の重合を誘発
し、全体的に重合速度が改善されるものと思われる。
ポリアリルカーボネートと、ポリオールポリアリルカー
ボネートの重合速度よりも重合速度が大きく且つ直鎖状
高分子となり得るエチレン系不飽和単量体とを用い、分
散媒的な働きを有し且つ耐薬品性に優れた成形品となる
ポリオールポリアリルカーボネート中で、ラジカル開始
剤の存在下エチレン系不飽和単量体が徐々に重合され、
高粘度のシラップの状態になる。このようなシラップ状
態において無機質充填材を及び追加量のラジカル開始剤
を混合し重合硬化してゲル化反応へと進行する。このよ
うな成形時の状態においては内部応力が極端に緩和さ
れ、また重合速度の大きいエチレン系不飽和単量体は、
ポリオールポリアリルカーボネート単量体の重合を誘発
し、全体的に重合速度が改善されるものと思われる。
[発明の好適態様] 以下、本発明の人造石成形品の製造法の好ましい実施の
態様を詳細に説明する。
態様を詳細に説明する。
本発明はポリオールポリアリルカーボネート単量体とエ
チレン系不飽和単量体とが高粘度シラップ成分として形
成され、このシラップ成分に無機質充填材が加えられ
て、ラジカル開始剤等の存在下で重合硬化される。
チレン系不飽和単量体とが高粘度シラップ成分として形
成され、このシラップ成分に無機質充填材が加えられ
て、ラジカル開始剤等の存在下で重合硬化される。
ポリオールポリアリルカーボネート単量体について 本発明に用いるポリオールポリアリルカーボネートは、
下記一般式 式中、nは2以上の正の整数、好適には2又は3であ
り、基Rはポリオール残基である、 で表わされる。上記一般式(1)のモノマーを構成する
ポリオール成分としては、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、グリセリン、トリメ
チロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエ
リスリトール等が挙げられる。用いるポリオールポリア
リルカーボネートは、複数種のポリオール成分を含む単
量体の混合物であってもよい。
下記一般式 式中、nは2以上の正の整数、好適には2又は3であ
り、基Rはポリオール残基である、 で表わされる。上記一般式(1)のモノマーを構成する
ポリオール成分としては、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、グリセリン、トリメ
チロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエ
リスリトール等が挙げられる。用いるポリオールポリア
リルカーボネートは、複数種のポリオール成分を含む単
量体の混合物であってもよい。
本発明の目的に特に好適なモノマーは、グリコールジア
リルカーボネートであり、最も好適なものはジエチレン
グリコールジアリルカーボネートである。
リルカーボネートであり、最も好適なものはジエチレン
グリコールジアリルカーボネートである。
本発明に用いるモノマーは、分子中に複数個のアリル基
を有し、重合硬化により三次元状に網状化したポリカー
ボネートを形成し得るという特徴を有する。本発明は、
この三次元状に網状化したポリカーボネートを、人造石
成形体の結合剤に使用するものである。
を有し、重合硬化により三次元状に網状化したポリカー
ボネートを形成し得るという特徴を有する。本発明は、
この三次元状に網状化したポリカーボネートを、人造石
成形体の結合剤に使用するものである。
本発明は、上述したモノマーを、人造石成形品の製造に
用いることにより、網状化ポリカーボネートに特有の耐
熱性、耐摩耗性、耐薬品性及び高強度等の特性を人造石
成形品に付与し、しかもこの樹脂の充填材として、シリ
カ或いはアルミナ水和物を選ぶことにより、成形収縮率
を低減させると共に材料コストも低減させ、全体として
の外観が良好でしかも耐薬品性にも優れた人造石成形品
を得ることができる。
用いることにより、網状化ポリカーボネートに特有の耐
熱性、耐摩耗性、耐薬品性及び高強度等の特性を人造石
成形品に付与し、しかもこの樹脂の充填材として、シリ
カ或いはアルミナ水和物を選ぶことにより、成形収縮率
を低減させると共に材料コストも低減させ、全体として
の外観が良好でしかも耐薬品性にも優れた人造石成形品
を得ることができる。
エチレン系不飽和単量体 本発明に用いるエチレン系不飽和単量体は、その重合速
度が前記ポリオールポリアリルカーボネート単量体より
大きな重合速度を有するものである。また、前記ポリオ
ールポリアリルカーボネート単量体に添加した際に、高
粘度のシラップを形成するものである。この目的に適し
た単量体としては、アクリル(メタクリル)系単量体、
特に一般式 式、R1は水素原子又は低級アルキル基でありR2は炭化水
素基である、 で表わされる単量体、例えば一官能性のメチルメタクリ
レート、エチルメタクリレート、エチルアクリレート、
ブチルアクリレート、アミルアクリレート等を挙げるこ
とができる。これらのモノマーは単独で或いは組合せで
使用でき、更にスチレン等の他の一官能性モノマーとの
組合せでも使用できる。最も好適な単量体はメチルメタ
クリレートであり、これはモノマーの形でも或いは多少
予備重合された形でも使用可能であるが、少量の添加で
十分な効果を発現させるには、モノマーの形で使用する
のがよい。
度が前記ポリオールポリアリルカーボネート単量体より
大きな重合速度を有するものである。また、前記ポリオ
ールポリアリルカーボネート単量体に添加した際に、高
粘度のシラップを形成するものである。この目的に適し
た単量体としては、アクリル(メタクリル)系単量体、
特に一般式 式、R1は水素原子又は低級アルキル基でありR2は炭化水
素基である、 で表わされる単量体、例えば一官能性のメチルメタクリ
レート、エチルメタクリレート、エチルアクリレート、
ブチルアクリレート、アミルアクリレート等を挙げるこ
とができる。これらのモノマーは単独で或いは組合せで
使用でき、更にスチレン等の他の一官能性モノマーとの
組合せでも使用できる。最も好適な単量体はメチルメタ
クリレートであり、これはモノマーの形でも或いは多少
予備重合された形でも使用可能であるが、少量の添加で
十分な効果を発現させるには、モノマーの形で使用する
のがよい。
この単量体は、ジアリルカーボネート当にり5乃至80重
量%、特に25乃至75重量%の量で用いるのがよい。この
単量体の使用量が上記範囲よりも少ない場合には、重合
体の内部歪を十分に解消することが困難であり、成形の
際の重合速度が大きくならない。一方、上記範囲を越え
ると、ジアリルカーボネート単量体の分散媒的効果が低
下し、耐薬品性も低下するので好ましくない。
量%、特に25乃至75重量%の量で用いるのがよい。この
単量体の使用量が上記範囲よりも少ない場合には、重合
体の内部歪を十分に解消することが困難であり、成形の
際の重合速度が大きくならない。一方、上記範囲を越え
ると、ジアリルカーボネート単量体の分散媒的効果が低
下し、耐薬品性も低下するので好ましくない。
充填材 本発明では、化学的不活性乃至は比較的不活性な充填材
であり、また前記モノマーに対するなじみが良く、しか
も比較的低い成形収縮率を与える充填材であるという見
地から、シリカ或いはアルミナ水和物の微粉末品を使用
する。
であり、また前記モノマーに対するなじみが良く、しか
も比較的低い成形収縮率を与える充填材であるという見
地から、シリカ或いはアルミナ水和物の微粉末品を使用
する。
シリカ微粉末品、特に、高純度の硅石を用いたものは、
フッ化水素酸以外には侵されず、化学的に安定してお
り、加えて、熱伝導性が低いため、成形品の耐熱性も向
上する。アルミナ3水和物は、強酸、強アルカリには侵
されるが、従来のアクリル樹脂を用いた成形品に比べ、
難燃性、耐薬品性、特に耐薬品性を向上させた物品とし
て価値の高いものとなる。
フッ化水素酸以外には侵されず、化学的に安定してお
り、加えて、熱伝導性が低いため、成形品の耐熱性も向
上する。アルミナ3水和物は、強酸、強アルカリには侵
されるが、従来のアクリル樹脂を用いた成形品に比べ、
難燃性、耐薬品性、特に耐薬品性を向上させた物品とし
て価値の高いものとなる。
シリカ或いはアルミナ水和物の粒径は一般に1乃至30
μ、特に5乃至20μの範囲にあるものが望ましい。
μ、特に5乃至20μの範囲にあるものが望ましい。
組成 本発明では、ポリオールポリアリルカーボネート及びエ
チレン系不飽和単量体のシラップ成分を20乃至80重量
%、特に30乃至50重量%、無機質充填材20乃至80重量
%、特に50乃至70重量%となる量比で使用される。充填
材の量が上記範囲よりも少ない場合には、人造石成形品
としての外観特性や風合いが得られず、また成形収縮率
が大きくなったり、コストも高くなる傾向がある。ま
た、モノマーの量が上記範囲よりも低い場合には、無機
質充填材の均一な混合が困難となると共に、機械的強度
や耐摩耗性が低下する。
チレン系不飽和単量体のシラップ成分を20乃至80重量
%、特に30乃至50重量%、無機質充填材20乃至80重量
%、特に50乃至70重量%となる量比で使用される。充填
材の量が上記範囲よりも少ない場合には、人造石成形品
としての外観特性や風合いが得られず、また成形収縮率
が大きくなったり、コストも高くなる傾向がある。ま
た、モノマーの量が上記範囲よりも低い場合には、無機
質充填材の均一な混合が困難となると共に、機械的強度
や耐摩耗性が低下する。
ポリオールポリアリルカーボネートの重合硬化は、熱や
放射線によって開始させることも可能であるが、一般に
はモノマーと充填材との組成物中にラジカル重合開始剤
を含有させておくことが好ましい。
放射線によって開始させることも可能であるが、一般に
はモノマーと充填材との組成物中にラジカル重合開始剤
を含有させておくことが好ましい。
ラジカル開始剤としては、t−ブチルヒドロペルオキシ
ド、クメンヒドロペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオ
キシド、ペルオキシ安息香酸−t−ブチル、過酸化ラウ
ロイル、ジイソプロピルペルオキシジカーボネート、メ
チルエチルケントペルオキシド等の過酸化物や、アゾビ
スイソブチロニトリル、アゾビスメチルイソパレロニト
リル等のアゾ化合物が使用される。これらのラジカル開
始剤は、モノマー当り1乃至5重量%、特に2.5乃至4
重量%の量で存在させるのが望ましい。これらのラジカ
ル開始剤は、各種アミノ酸、金属石ケン等の促進剤との
組合せで用いることもできる。
ド、クメンヒドロペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオ
キシド、ペルオキシ安息香酸−t−ブチル、過酸化ラウ
ロイル、ジイソプロピルペルオキシジカーボネート、メ
チルエチルケントペルオキシド等の過酸化物や、アゾビ
スイソブチロニトリル、アゾビスメチルイソパレロニト
リル等のアゾ化合物が使用される。これらのラジカル開
始剤は、モノマー当り1乃至5重量%、特に2.5乃至4
重量%の量で存在させるのが望ましい。これらのラジカ
ル開始剤は、各種アミノ酸、金属石ケン等の促進剤との
組合せで用いることもできる。
本発明に用いる組成物には、それ自体公知の任意の配合
剤を公知の処方に従って配合できる。例えば、成形品を
着色するために、白色乃至は着色顔料或いはフレーク顔
料を配合することができる。
剤を公知の処方に従って配合できる。例えば、成形品を
着色するために、白色乃至は着色顔料或いはフレーク顔
料を配合することができる。
製造法及び成形品 本発明の製造法においては、前述した各成分のうち、ポ
リオールポリアリルカーボネート単量体とエチレン系不
飽和単量体にラジカル開始剤を、大気中或いは必要によ
り窒素ガスのような不活性雰囲気中で混合して、増粘さ
れたシラップ成分を調製する。次に、得られた高粘度シ
ラップ成分20乃至80重量%と無機質充填材20乃至80重量
%と追加量のラジカル開始剤を混合し、この混合物を必
要により脱泡した後、成形型に充填して、必要により加
熱して重合硬化させる。
リオールポリアリルカーボネート単量体とエチレン系不
飽和単量体にラジカル開始剤を、大気中或いは必要によ
り窒素ガスのような不活性雰囲気中で混合して、増粘さ
れたシラップ成分を調製する。次に、得られた高粘度シ
ラップ成分20乃至80重量%と無機質充填材20乃至80重量
%と追加量のラジカル開始剤を混合し、この混合物を必
要により脱泡した後、成形型に充填して、必要により加
熱して重合硬化させる。
本発明で得られる人造石成形品は、耐薬品性、耐熱性、
透明性等に於いて優れているだけでなく、エチレン系不
飽和単量体の添加により、重合成形を短時間で行うこと
ができる。従来、エチレン系不飽和単量体を使用しない
成形品に於いては、15時間の成形サイクルであったが、
本発明に係る人造石成形品は成形サイクルが4乃至6時
間に短縮される。
透明性等に於いて優れているだけでなく、エチレン系不
飽和単量体の添加により、重合成形を短時間で行うこと
ができる。従来、エチレン系不飽和単量体を使用しない
成形品に於いては、15時間の成形サイクルであったが、
本発明に係る人造石成形品は成形サイクルが4乃至6時
間に短縮される。
更に、本発明の人造石成形品は高粘度シラップ状態を経
てゲル化反応が進行するため、成形品の内部応力が緩和
され、品質、外観の優れた人造石となる。
てゲル化反応が進行するため、成形品の内部応力が緩和
され、品質、外観の優れた人造石となる。
[実施例] 以下に実施例及びその比較例を示す。
実施例1 ジエチレングリコールビスアリル−カーボネート単量体
50重量%、メチルメタクリレート単量体50重量%、及び
ジイソプロピルパーオキシジカーボネート1重量%を混
合し、50℃雰囲気中にて粘度600cpsのシラップ成分とす
る。
50重量%、メチルメタクリレート単量体50重量%、及び
ジイソプロピルパーオキシジカーボネート1重量%を混
合し、50℃雰囲気中にて粘度600cpsのシラップ成分とす
る。
次に上記シラップ40重量%に水酸化アルミニウム粉末60
重量%及びジイソプロピルパーオキシジカーボネート2
重量%及びベンゾイルパーオキサイド1重量%を加えて
撹拌混合する。混合物を真空脱泡した後、ガラスセル中
に充填し重合させる。
重量%及びジイソプロピルパーオキシジカーボネート2
重量%及びベンゾイルパーオキサイド1重量%を加えて
撹拌混合する。混合物を真空脱泡した後、ガラスセル中
に充填し重合させる。
その結果、重合は温度60℃で2時間及び温度90℃で2時
間、合計4時間で完了し、外観良好な人造石成形品が得
られる。
間、合計4時間で完了し、外観良好な人造石成形品が得
られる。
尚、得られた成形品は下記の諸物性がある。
(1)バコール硬度 60(JIS K−6911) (2)鉛筆硬度 5H(JIS K−5400) (3)テーパー摩耗量(g) 0.2(JIS K−6902) (4)シャルピー衝撃強度(kgfcm/cm2)6.5(JIS K−7
111) (5)曲げ強度(kgf/cm2) 970(JIS K−7203) (6)耐熱性 変化なし 200℃アイロン5分間接触 (7)耐薬品性(10%塩酸、10%アンモニア水、メチル
アルコール又はアセトンに24時間浸漬させ外観を判定)
変化なし 実施例2 実施例1と同条件にて得られたシラップ40重量%に水酸
化アルミニウム粉末60重量%及びベンゾイルパーオキサ
イド3重量%を加え撹拌混合する。混合物を真空脱泡し
た後、ガラスセル中に充填して重合させる。その結果、
重合は温度85℃で5時間及び温度110℃で1時間、合計
6時間で完了し、外観良好な人造石成形品が得られる。
111) (5)曲げ強度(kgf/cm2) 970(JIS K−7203) (6)耐熱性 変化なし 200℃アイロン5分間接触 (7)耐薬品性(10%塩酸、10%アンモニア水、メチル
アルコール又はアセトンに24時間浸漬させ外観を判定)
変化なし 実施例2 実施例1と同条件にて得られたシラップ40重量%に水酸
化アルミニウム粉末60重量%及びベンゾイルパーオキサ
イド3重量%を加え撹拌混合する。混合物を真空脱泡し
た後、ガラスセル中に充填して重合させる。その結果、
重合は温度85℃で5時間及び温度110℃で1時間、合計
6時間で完了し、外観良好な人造石成形品が得られる。
尚、得られた成形品は下記の諸物性がある。
(1)バコール硬度 66(JIS K−6911) (2)鉛筆硬度 5H(JIS K−5400) (3)テーパー摩耗量(g) 0.2(JIS K−6902) (4)シャルピー衝撃強度(kgfcm/cm2)7.0(JIS K−7
111) (5)曲げ強度(kgf/cm2) 990(JIS K−7203) (6)耐熱性 変化なし 200℃アイロン5分間接触 (7)耐薬品性(10%塩酸、10%アンモニア水、メチル
アルコール又はアセトンに24時間浸漬させ外観を判定)
変化なし 実施例3 実施例1と同条件にて得られたシラップ40重量%にシリ
カ粉末60重量%及びジイソプロピルパーオキシジカーボ
ネート2重量%及びベンゾイルパーオキサイド1重量%
を加えて撹拌混合する。混合物を真空脱泡した後、ガラ
スセル中に充填して重合させる。その結果、重合は温度
60℃で2時間及び温度90℃で2時間、合計4時間で完了
し、外観良好な人造石成形品が得られる。
111) (5)曲げ強度(kgf/cm2) 990(JIS K−7203) (6)耐熱性 変化なし 200℃アイロン5分間接触 (7)耐薬品性(10%塩酸、10%アンモニア水、メチル
アルコール又はアセトンに24時間浸漬させ外観を判定)
変化なし 実施例3 実施例1と同条件にて得られたシラップ40重量%にシリ
カ粉末60重量%及びジイソプロピルパーオキシジカーボ
ネート2重量%及びベンゾイルパーオキサイド1重量%
を加えて撹拌混合する。混合物を真空脱泡した後、ガラ
スセル中に充填して重合させる。その結果、重合は温度
60℃で2時間及び温度90℃で2時間、合計4時間で完了
し、外観良好な人造石成形品が得られる。
尚、得られた成形品は下記の諸物性がある。
(1)バコール硬度 68(JIS K−6911) (2)鉛筆硬度 7H(JIS K−5400) (3)テーパー摩耗量(g) 0.1(JIS K−6902) (4)シャルピー衝撃強度(kgfcm/cm2)10.5(JIS K−
7111) (5)曲げ強度(kgf/cm2) 1900(JIS K−7203) (6)耐熱性 変化なし 200℃アイロン5分間接触 (7)耐薬品性(10%塩酸、10%アンモニア水、メチル
アルコール又はアセトンに24時間浸漬させ外観を判定)
変化なし 実施例4 ジエチレングリコールビスアリル−カーボネート単量体
70重量%、メチルメタクリレート単量体30重量%、及び
ジイソプロピルパーオキシジカーボネート1重量%を混
合し、50℃雰囲気中にて粘度580cpsのシラップ成分とす
る。
7111) (5)曲げ強度(kgf/cm2) 1900(JIS K−7203) (6)耐熱性 変化なし 200℃アイロン5分間接触 (7)耐薬品性(10%塩酸、10%アンモニア水、メチル
アルコール又はアセトンに24時間浸漬させ外観を判定)
変化なし 実施例4 ジエチレングリコールビスアリル−カーボネート単量体
70重量%、メチルメタクリレート単量体30重量%、及び
ジイソプロピルパーオキシジカーボネート1重量%を混
合し、50℃雰囲気中にて粘度580cpsのシラップ成分とす
る。
次に上記シラップ40重量%に水酸化アルミニウム粉末60
重量%及びジイソプロピルパーオキシジカーボネート2
重量%及びベンゾイルパーオキサイド1重量%を加えて
撹拌混合する。混合物を真空脱泡した後、ガラスセル中
に充填して重合させる。
重量%及びジイソプロピルパーオキシジカーボネート2
重量%及びベンゾイルパーオキサイド1重量%を加えて
撹拌混合する。混合物を真空脱泡した後、ガラスセル中
に充填して重合させる。
その結果、重合は温度60℃で3時間及び温度90℃で2時
間、合計5時間で完了し、外観良好な人造石成形品が得
られる。
間、合計5時間で完了し、外観良好な人造石成形品が得
られる。
尚、得られた成形品は下記の諸物性がある。
(1)バコール硬度 60(JIS K−6911) (2)鉛筆硬度 5H(JIS K−5400) (3)テーパー摩耗量(g) 0.15(JIS K−6902) (4)シャルピー衝撃強度(kgfcm/cm2)7.2(JIS K−7
111) (5)曲げ強度(kgf/cm2) 1000(JIS K−7203) (6)耐熱性 変化なし 200℃アイロン5分間接触 (7)耐薬品性(10%塩酸、10%アンモニア水、メチル
アルコール又はアセトンに24時間浸漬させ外観を判定)
変化なし 比較例1 ジエチレングリコールビスアリルカーボネート単量体及
びジイソプロピルパーオキシジカーボネート1重量%を
混合し、50℃雰囲気中にて粘度550cpsのシラップ成分と
する。
111) (5)曲げ強度(kgf/cm2) 1000(JIS K−7203) (6)耐熱性 変化なし 200℃アイロン5分間接触 (7)耐薬品性(10%塩酸、10%アンモニア水、メチル
アルコール又はアセトンに24時間浸漬させ外観を判定)
変化なし 比較例1 ジエチレングリコールビスアリルカーボネート単量体及
びジイソプロピルパーオキシジカーボネート1重量%を
混合し、50℃雰囲気中にて粘度550cpsのシラップ成分と
する。
該シラップ成分40重量%に水酸化アルミニウム粉末60重
量%及びジイソプロピルパーオキシジカーボネート3重
量%を加えて撹拌混合する混合物を真空脱泡した後、ガ
ラスセル中に充填して重合させる。
量%及びジイソプロピルパーオキシジカーボネート3重
量%を加えて撹拌混合する混合物を真空脱泡した後、ガ
ラスセル中に充填して重合させる。
その結果、重合は温度50℃から90℃まで徐徐に昇温温、
15時間で完了し、昇温状態の良好なものには、外観良好
なものが得られた。
15時間で完了し、昇温状態の良好なものには、外観良好
なものが得られた。
(1)バコール硬度 58(JIS K−6911) (2)鉛筆硬度 5H(JIS K−5400) (3)テーパー摩耗量(g) 0.15(JIS K−6902) (4)シャルピー衝撃強度(kgfcm/cm2)7.0(JIS K−7
111) (5)曲げ強度(kgf/cm2) 980(JIS K−7203) (6)耐熱性 変化なし 200℃アイロン5分間接触 (7)耐薬品性(10%塩酸、10%アンモニア水、メチル
アルコール又はアセトンに24時間浸漬させ外観を判定)
変化なし 物性的には優れているが、上記成形品を得る為には、長
時間の重合硬化過程が必要となる。
111) (5)曲げ強度(kgf/cm2) 980(JIS K−7203) (6)耐熱性 変化なし 200℃アイロン5分間接触 (7)耐薬品性(10%塩酸、10%アンモニア水、メチル
アルコール又はアセトンに24時間浸漬させ外観を判定)
変化なし 物性的には優れているが、上記成形品を得る為には、長
時間の重合硬化過程が必要となる。
比較例2 メチルメタクリレート単量体及びベンゾイルパーオキサ
イド0.5重量%を混合し、50℃雰囲気中にて粘度650cps
のシラップ成分とする。
イド0.5重量%を混合し、50℃雰囲気中にて粘度650cps
のシラップ成分とする。
上記シラップ40重量%に水酸化アルミニウム粉末60重量
%及びベンゾイルパーオキサイド2重量%を加えて撹拌
混合する。混合物を真空脱泡した後、ガラスセル中に充
填して重合させる。
%及びベンゾイルパーオキサイド2重量%を加えて撹拌
混合する。混合物を真空脱泡した後、ガラスセル中に充
填して重合させる。
その結果、重合は温度85℃で3時間及び温度110℃で1
時間合計4時間で完了し、外観良好な人造石成形品が得
られた。
時間合計4時間で完了し、外観良好な人造石成形品が得
られた。
尚、得られた成形品は下記の諸物性がある。
(1)バコール硬度 56(JIS K−6911) (2)鉛筆硬度 4H(JIS K−5400) (3)テーパー摩耗量(g) 0.5(JIS K−6902) (4)シャルピー衝撃強度(kgfcm/cm2)5.0(JIS K−7
111) (5)曲げ強度(kgf/cm2) 570(JIS K−7203) (6)耐熱性 変化なし 150℃アイロン5分間接触 白 化 200℃アイロン5分間接触 (7)耐薬品性(10%塩酸、10%アンモニア水、メチル
アルコール) 変化なし (アセトン) 一部変化 実施例1〜4い比べ、表面の耐傷性、機械的強度、耐熱
性に劣る傾向がある。
111) (5)曲げ強度(kgf/cm2) 570(JIS K−7203) (6)耐熱性 変化なし 150℃アイロン5分間接触 白 化 200℃アイロン5分間接触 (7)耐薬品性(10%塩酸、10%アンモニア水、メチル
アルコール) 変化なし (アセトン) 一部変化 実施例1〜4い比べ、表面の耐傷性、機械的強度、耐熱
性に劣る傾向がある。
(8)耐汚染性 下記の汚染物質に実施例2、4及び比較例2の人工石成
形品を24時間接触させ、その後各種洗浄方法により洗浄
し、表面の汚染状態を目視にて判定する。
形品を24時間接触させ、その後各種洗浄方法により洗浄
し、表面の汚染状態を目視にて判定する。
〇…完全除去 △…ほとんど除去 ×…汚染が残る 比較例2の結果 実施例2及び実施例4の結果 実施例2,4の場合、比較例2に比べ、特に溶剤系の汚染
物質や着色性の強い汚染物質において、耐汚染性に優れ
た結果が得られる。
物質や着色性の強い汚染物質において、耐汚染性に優れ
た結果が得られる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る人造石成形品は、エチ
レン系不飽和単量体を添加したので、短時間で人造石を
成形することができる。また、成形の際に内部応力等が
発生しにくいので、外観良好であり、又、物性的にも耐
傷性、機械的強度、耐熱性、及び耐薬品性に優れた人造
石成形品が簡単に提供される。
レン系不飽和単量体を添加したので、短時間で人造石を
成形することができる。また、成形の際に内部応力等が
発生しにくいので、外観良好であり、又、物性的にも耐
傷性、機械的強度、耐熱性、及び耐薬品性に優れた人造
石成形品が簡単に提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−111953(JP,A) 特開 昭63−64948(JP,A) 特開 昭61−223801(JP,A) 特開 昭51−125487(JP,A) 特開 平2−51458(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】ポリオールポリアリルカーボネート単量体
と該単量体より重合速度の大きいエチレン系不飽和単量
体と、ラジカル開始剤を混合して増粘されたシラップ成
分を調製し、得られた高粘度シラップ成分20乃至80重量
%と無機質充填材20乃至80重量%と追加量のラジカル開
始剤を混合し、この混合物を中継して重合硬化を行うこ
とを特徴とする人造石成形品の製造法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63201999A JPH07496B2 (ja) | 1988-08-15 | 1988-08-15 | 人造石成形品の製造法 |
US07/389,887 US4966794A (en) | 1988-08-15 | 1989-08-04 | Artificial stone molded body and process for fabrication thereof |
KR1019890011530A KR970001248B1 (ko) | 1988-08-15 | 1989-08-12 | 인조석 성형체 및 그것의 제조 방법 |
EP89115023A EP0355027B1 (en) | 1988-08-15 | 1989-08-14 | Artificial stone molded body and process for fabrication thereof |
DE68912682T DE68912682T2 (de) | 1988-08-15 | 1989-08-14 | Geformter Körper aus Kunststein und Verfahren zu seiner Herstellung. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63201999A JPH07496B2 (ja) | 1988-08-15 | 1988-08-15 | 人造石成形品の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0251550A JPH0251550A (ja) | 1990-02-21 |
JPH07496B2 true JPH07496B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
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EP (1) | EP0355027B1 (ja) |
JP (1) | JPH07496B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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IT1239949B (it) * | 1990-03-26 | 1993-11-27 | Enichem Sintesi | Marmo artificiale e procedimento per la sua preparazione |
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-
1989
- 1989-08-04 US US07/389,887 patent/US4966794A/en not_active Expired - Lifetime
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- 1989-08-14 DE DE68912682T patent/DE68912682T2/de not_active Expired - Fee Related
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