JPH0749640A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH0749640A
JPH0749640A JP5195655A JP19565593A JPH0749640A JP H0749640 A JPH0749640 A JP H0749640A JP 5195655 A JP5195655 A JP 5195655A JP 19565593 A JP19565593 A JP 19565593A JP H0749640 A JPH0749640 A JP H0749640A
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JP
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new
torque
small
main motor
photosensitive drum
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JP5195655A
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Juntaro Oku
淳太郎 奥
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型軽量化,コスト低減および運転中の省電を
図る。 【構成】メインモータ2Mの発生トルクを大小切替運転
可能に形成し、新品検出手段(50)と発生トルク切替
制御手段(31,32)とを設け、感光ドラム2と現像
ローラ4AとがトナーT層を介さずに直接接触するイニ
シャル回転時には発生トルクを大きく、トナーT層を介
して間接接触する場合には発生トルクを小さく自動切替
する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メインモータで回転駆
動される感光ドラムと現像ローラとが所定ニップを形成
するように接触配設された電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に電子写真装置の概略構成を示す。
図6において、1はドラムユニットで、帯電器,転写器
とともにプロセス手段を形成する感光ドラム2,廃トナ
ーボックス3,現像器4(現像ローラ4A,トナー供給
ローラ4B)等をケース5に一体的に組込んだものであ
る。このドラムユニット1は、カバー7を開放すること
によって矢印Y方向から本体6に着脱可能である。ま
た、感光ドラム3,現像ローラ4A,トナー供給ローラ
4B,搬送ローラ等は、直流サーボモータやステッピン
グモータからなるメインモータ2Mで回転駆動される。
したがって、メインモータ2M,その駆動回路および電
源装置100は、現像器4内にトナーが満杯とされ、用
紙搬送中である等の条件を加味した最大負荷に応じたト
ルクを発生できるように選択されている。
【0003】かくして、図6に実線で示す装着状態にお
いて、右方向から左方向に用紙を給送すれば、感光ドラ
ム2の下側を通過するときに静電画像が転写され、用紙
上に画像を印刷(印字)することができる。そして、左
方向の定着器8を通すことによって用紙上に電子写真
(印字画像)を確実に定着することができる。なお、制
御部20は、全体を駆動制御するものである。また、電
源装置100は、制御用電源(DC5V)や駆動電源
(DC24V)等を生成出力する。
【0004】ところで、鮮明印字保証上の観点から、感
光ドラム2の寿命は、印字運転時間、一般的には印字用
紙枚数によって規制されている。これに関連して、廃ト
ナーボックス3の容量は感光ドラム2の寿命がきたとき
に満杯になるように選定され、現像器4も交換するもの
とされている。このために、感光ドラム2,廃トナーボ
ックス3,現像器4等を含む消耗品がケース5に一体的
に組込まれているわけである。
【0005】このドラムユニット1の寿命による交換時
期を適正管理するために、ドラム寿命管理ユニット
(9,50)が設けられている。すなわち、例えば印字
用紙枚数を計数する寿命カウンタ9を本体6内に配設
し、これによるカウント値が所定値となったときにドラ
ムユニット1を交換するものとしている。また、この寿
命カウンタ9は、ドラムユニット1を本体6に装着した
とき、つまり新品の感光ドラム2に交換されたことを新
品交換検出器50が検出したときに、零クリアされるも
のと形成されている。さらに、ドラムユニット1(ケー
ス5)内に溶断可能素子(例えばヒューズ抵抗)を取付
け、新品交換検出器50が新品交換検出した後に溶断可
能素子を溶断させ、一旦使用されたドラムユニット1が
再装着されないように形成したものも先に提案されてい
る。
【0006】また、かかる電子写真装置の中には、特に
非磁性一成分トナー(T)を用いる現像方式の場合、現
像ローラ4Aの周面を導電性ウレタンゴム等から形成し
かつ感光ドラム2に押付けた状態で接触配設し、図8
(A)に示すような所定幅Nのニップを形成したものが
ある。したがって、メインモータ2Mの発生トルクは、
このニップによる摩擦抵抗にも打勝つように大きく選択
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる電子
写真装置も例外でなくコスト低減,消費電力軽減および
小型軽量化が一段と強く求められている。したがって、
メインモータ2Mを小容量化乃至運転中の発生トルクを
小さく抑制することができるなら、メインモータ2Mは
もとよりその駆動回路や電源装置100も小型・小容量
とすることができる筈である。
【0008】本発明の目的は、メインモータの発生トル
クを小さく抑制することにより、低コスト化,節電化お
よび小型・軽量化を達成できる電子写真装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】電子写真装置では、電源
投入時やカバーを閉じたときに、装置内の搬送経路中に
用紙が残っているか否かを検出する等のためにメインモ
ータ2Mを予めセットされた設定時間だけ回転駆動する
いわゆるイニシャル回転工程を設けている。この際、搬
送ローラはもとより感光ドラム2や現像ローラ4Aなど
も回転される。したがって、このイニシャル回転が終了
した時点では、図8(B)に示すように幅Nのニップ内
にも例えば厚さ30μmのトナーTが介在するから、感
光ドラム2と現像ローラ4Aとの摩擦抵抗は非常に小さ
くなっていることになる。
【0010】しかるに、従来はいわば慣行的に、図7に
示す如く、イニシャル回転(Int.)時も、その後の
ウォーミングアップ時および時刻t1以降の印字運転
(Nom.)時も区別なく、メインモータ2Mを最大的
トルクを発生可能な最大電流Inで駆動している。
【0011】ところが、同じイニシャル回転(In
t.)時の中にも、図8(A)に示すように感光ドラム
2と現像ローラ4AとがトナーT層を介さずに直接接触
する場合と、同(B)に示すようにトナーT層を介して
間接接触する場合とがある。同(B)の場合は摩擦抵抗
が小さいが、同(A)の場合は比較的に非常に大きい。
ここにおいて、同(A)に示す両者2,4Aが直接接触
する状態となるのは、ドラムユニット1つまり感光ドラ
ム2および現像ローラと4Aが新品に交換された直後の
イニシャル回転時の場合のみである。しかも、この第1
回目のイニシャル回転時間Tは、感光ドラム2の寿命に
よる交換時期迄になされる印字運転時間長に比較すれば
無視できる程の極短時間である。
【0012】本発明は、かかる固有的技術事項に着目
し、感光ドラム2と現像ローラ4AとがトナーT層を介
さずに直接接触する場合にのみメインモータ2Mの発生
トルクを大きくし、それ以外の時は小さくすることがで
きるように構成したものである。
【0013】すなわち、本発明に係る電子写真装置は、
メインモータで回転駆動される感光ドラムと現像ローラ
とが所定ニップを形成するように接触配設された電子写
真装置において、前記メインモータの発生トルクを大小
切替運転可能に形成し、前記感光ドラムが新品に交換さ
れたことを検出する新品検出手段と、この新品検出手段
で感光ドラムが新品であると検出されたことを条件にイ
ニシャル回転時における前記メインモータの発生トルク
を予めセットされた設定時間中だけ大きくかつ設定時間
経過後に小さく切替える発生トルク切替制御手段とを設
けた、ことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成による本発明の場合、発生トルク切替
制御手段は、新品検出手段で交換された感光ドラムが新
品であると検出された直後のイニシャル回転時におい
て、メインモータの発生トルクを大きく切替える。した
がって、感光ドラムと現像ローラとがトナー層を介さず
に直接接触し摩擦抵抗が大きくとも円滑に回転できる。
また、このイニシャル回転により、感光ドラムと現像ロ
ーラとの間にはトナー層が形成される。かくして、予め
セットされた設定時間が経過すると、発生トルク切替制
御手段は、メインモータの発生トルクを小さく切替え
る。この場合、感光ドラムと現像ローラとがトナー層を
介して間接接触するので摩擦抵抗は非常に小さいから、
発生トルクが小さくとも円滑な印字運転ができる。とと
もに、電力消費も小さい。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本電子写真装置(10)は、図1に示す如く、制
御部20とエンジン部(エンジンコントローラ30,エ
ンジン40)とからなり、メインモータ2Mの発生トル
クを大小切替運転可能に形成し、新品検出手段(50)
と発生トルク切替制御手段(31,32)とを設け、感
光ドラム2と現像ローラ4AとがトナーT層を介さずに
直接接触するイニシャル回転時には発生トルクを大き
く、トナーT層を介して間接接触する場合には発生トル
クを小さく自動的に切替える構成とされている。
【0016】エンジン40は、従来例(図6)に示す構
造と同じとされ、かつ図8に示すように幅Nのニップが
形成され非磁性一成分トナーTを用いて印字運転するも
のと形成されている。また、ニップ幅Nは4.5mmに
設定され、トナーT層は30μmの厚さに形成される。
また、感光ドラム2と現像ローラ4Aとの間の摩擦抵抗
に打勝つために必要とするトルク(kg・cm)は、図
4に示す如く、両者2,4Aが直接接触する場合が4k
g・cmで、トナーT層を介して間接接触する場合は2
kg・cmである。なお、トナーTの厚さの影響は少な
い。また、現像器4内のトナー量が多いとトナー供給ロ
ーラ4Bの負荷が増大するから、定性的にはメインモー
タ2Mの発生トルクを大きくしなければならない。しか
し、その増大分は、図5に示す如く、非常に小さい。用
紙が搬送中であるか否かによる変動分も非常に小さい。
よって、メインモータ2Mの発生トルクに影響する負荷
変動は、感光ドラム2と現像ローラ4Aとの接触状態の
違いによる場合が一番大きいと理解される。
【0017】さて、制御部20は、図1に示す如く、C
PU21,ROM22,RAM23,ビデオデータ変換
チップ24,EEP ROM25,インターフェース2
6,27等を含み、ホストコンピュータ100から印字
データPDSを受信すると、これをビットマップデータ
のビデオデータVDSに変換してエンジンコントローラ
30に伝送する。このビデオデータVDSとともに用紙
サイズ指定や印字用紙枚数指定等も伝送される。
【0018】エンジンコントローラ30は、CPU3
1,ROM32,RAM33,入出力ポート34,イン
ターフェース36等を含み,制御部20から受信したビ
デオデータVDSに基づき、エンジン40を適時に適量
だけ駆動制御する。エンジン40は、上記の通り従来例
(図6)と同じとされ、かつ新品交換検出器50と寿命
カウンタ9とからなる感光ドラム2のドラム寿命管理ユ
ニットが設けられている。
【0019】このドラム寿命管理ユニットは、ドラムユ
ニット1が本体6に装着された場合に交換されたドラム
ユニット1(感光ドラム2,現像ローラ4A等)が新品
か否かを判別し、新品と判別したときに寿命カウンタ9
を零クリアするとともに、その後に寿命カウンタ9が計
数した印字用紙枚数を監視して感光ドラム2の寿命を管
理するものと形成されている。
【0020】すなわち、ドラムユニット1内には抵抗ヒ
ューズが格納され、この抵抗ヒューズと新品交換検出器
50とはドラムユニット1を本体6に装着した場合に電
気的に接続される。ここに、新品交換検出器50は抵抗
ヒューズが正常であるときに当該ドラムユニット1が新
品であると判別し、寿命カウンタ9を零クリアする。そ
の後に、電流を流して当該抵抗ヒューズを溶断する。一
方、抵抗ヒューズが溶断されている場合は新品でないと
判別し、寿命カウンタ9はクリアしない。
【0021】また、メインモータ2Mは、電源装置10
0で生成出力されたDC24Vを駆動電源とするステッ
ピングモータから形成され、図1に示す駆動回路60で
回転制御される。この駆動回路60は、エンジンコント
ローラ30とバス接続されたモータ相切替ラッチ回路6
1およびモータ電流制御データ回路62と,D/Aコン
バータ63と,定電流制御回路64とからなり、モータ
相切替ラッチ回路61から定電流回路64へ回転方向お
よび回転速度を規定するモータ相切替信号Phが入力さ
れる。また、モータ電流制御データ回路52は、CPU
31から入力されたトルク値データTqをD/Aコンバ
ータ63へ入力し、このD/Aコンバータ63でアナロ
グ信号に変換される。つまり、定電流制御回路64に電
流値Iを設定する。
【0022】ここに、メインモータ2Mは、発生トルク
が大小に切替可能とされていることが理解される。この
実施例の場合、図3に示す如く、イニシャル回転(In
t.)時に大きな電流値Ii(例えば、1A)を設定し
大トルクTqiを発生させ、ウォーミングアップおよび
時刻t1以降の印字運転(Nom.)時に小トルクTq
nを発生させるための小さな電流値In(例えば、0.
6A)を設定することができる。
【0023】かくして、駆動回路60および電源装置1
00(DC24V分)は、耐電流的および耐熱的に、従
来例に比較して約半分の容量とすることができる。した
がって、大幅なコスト低減,小型・軽量化および印字運
転中の省電力を図れる。
【0024】ここにおいて、新品検出手段は、上記寿命
管理ユニットの新品交換検出器50を兼用するものとし
て構築され、新品または非新品の検出結果はRAM33
のワークエリアに記憶されるものと形成されている。
【0025】また、図3に示すイニシャル回転(In
t.)の期間つまり設定時間Tは、予めRAM32に格
納されている。さらに、この実施例では、上記大電流値
Iiおよび小電流値Inを定電流制御回路64へ設定す
るためのトルク値データTq(大トルク用データTq
i,小トルク用データTqn)もROM32に格納して
ある。
【0026】発生トルク切替制御手段は、新品検出手段
(50)で感光ドラム2が新品であると検出(図2のS
T10のYES)されたことを条件に、イニシャル回転
時におけるメインモータ2Mの発生トルクを予めセット
された設定時間T中だけ大きくかつ設定時間Tの経過後
(ST13のYES)に小さく切替える手段で、CPU
31とROM32とから形成され図2のST11とST
14で実行される。
【0027】すなわち、新品と判断される(ST10の
YES)と、CPU31はROM32に格納されている
大トルク用データTqiを読出してモータ電流制御デー
タ回路62に出力し、定電流制御回路64に大電流Ii
を設定する(ST11)。そして、イニシャル回転(S
T12)が設定時間Tだけ行われて終了する(ST13
のYES)と、今度はROM32から小トルク用データ
Tqnを読出してモータ電流制御回路62に出力し、定
電流制御回路64へ小電流Inを設定(ST14)する
ものと形成されている。
【0028】次に、この実施例の作用を説明する。図6
において、新品のドラムユニット1を本体6に装着し電
源をONさせあるいはカバー7を閉めると、新品交換検
出器50が新品であると検出し寿命カウンタ9を零クリ
アする。そして、ドラムユニット1内のヒューズ抵抗を
溶断する。したがって、以後当該ドラムユニット1が再
装着される場合があっても新品と検出されることはな
い。
【0029】このようにして装着されたドラムユニット
1は新品であるから、感光ドラム2と現像ローラ4Aと
は、図8(A)に示すようにトナーT層を介さずに直接
接触している。ここにおいて、新品検出手段(50)が
新品であると検出する(図2のST10のYES)と、
発生トルク切替制御手段(31,32)は図3に示すよ
うに大電流値Ii(例えば、1A)でメインモータ2M
を回転させてその発生トルクを大トルクTqiに切替え
る(ST11)。
【0030】したがって、最初のイニシャル回転(In
t.)時に、感光ドラム2と現像ローラ4Aとが直接接
触してその摩擦抵抗大きくとも感光ドラム2等々を円滑
に回転できる(ST12)。そして、設定時間Tが経過
する(ST13のYES)と、発生トルク切替制御手段
(31,32)は図3に示した小電流In(例えば、
0.6A)でメインモータ2Mを回転させ小さなトルク
Tqnに切替える(ST14)。この段階では、感光ド
ラム2と現像ローラ4Aとの間に図8(B)に示すよう
にトナーT層が介在するので、その摩擦抵抗は半減され
ているから、小さなトルクTqnでも円滑に回転でき
る。すなわち、図3に2点鎖線で示した従来例(Ii)
よりも大幅に省電できる。
【0031】また、軽負荷に大きなトルクTqiを加え
ないので、低騒音である。なお、新品でない場合(ST
10のNO)は、最初からメインモータ2Mの発生トル
クを小さなトルクTqnとする。すなわち、2回目以降
はこの運転となる。
【0032】かくして、CPU31はウォーシングアッ
プ(ST15)をさせ、しかる後の時刻t1において制
御部20から印字指令を受ける(ST16のYES)
と、エンジン40を駆動制御して印字処理する。なお、
印字処理が終了し、その後に電源を再投入して再びイニ
シャル回転をする場合、今度はST10でNO判別され
るから、小トルクTqnのままでよい。
【0033】しかして、この実施例によれば、メインモ
ータ2Mの発生トルクを大小切替運転可能に形成し、新
品検出手段(50)と発生トルク切替制御手段(31,
32)とを設け、感光ドラム2と現像ローラ4Aとがト
ナーT層を介さずに直接接触するイニシャル回転時には
発生トルクを大きく、トナーT層を介して間接接触する
場合には発生トルクを小さく自動切替する構成とされて
いるので、メインモータ2M,駆動回路60,電源装置
100の小型・軽量化,コスト低減を達成できるととも
に印字運転中の省電を図れる。
【0034】また、メインモータ2Mを大トルクで回転
するイニシャル回転時間(設定時間T)は小トルクで回
転する通常の印字運転時間に比較して非常に短い。しか
も、感光ドラム2の直径は益々小型となってきた。した
がって、イニシャル回転の設定時間Tを例えば数十秒と
することができるから、メインモータ2M,駆動回路6
0,電源装置(DC24V分)100を、小トルク用の
ものとし、只1回のイニシャル回転時だけ一時的オーバ
ーロードでしのぐことも可能となるから、一段と低コス
トで小型化できる。
【0035】また、軽負荷に大きなトルク発生電源で駆
動することがなくなるから、低騒音運転できる。
【0036】新品検出手段がドラム寿命管理ユニットの
新品交換検出器50を兼用するものとされているので、
低コストで具体化容易である。
【0037】また、メインモータ2Mがステッピングモ
ータから形成され、かつ駆動回路60がモータ相切替ラ
ッチ回路61とモータ電流制御データ回路62とを含み
回転スピードと発生トルクとを別個に設定できるから、
トルク切替運転をしても感光ドラム2上への静電潜像の
形成や用紙搬送にいささかの不具合も生じさせず高画質
印字を維持できる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、メインモータの発生ト
ルクを大小切替運転可能に形成し、新品検出手段と発生
トルク切替制御手段とを設け、感光ドラムと現像ローラ
とがトナー層を介さずに直接接触するイニシャル回転時
には発生トルクを大きく、トナー層を介して間接接触す
る場合には発生トルクを小さく自動的に切替える構成と
されているので、メインモータ,駆動回路,電源装置の
小型・軽量化,コスト低減を達成できるとともに印字運
転中の消費電力を大幅に削減できる。また、低騒音運転
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】同じく、切替動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図3】同じく、発生トルク切替動作を説明するための
図である。
【図4】同じく、ニップにおけるトナー層の厚さと必要
トルクとの関係を説明するための図である。
【図5】同じく、現像器内のトナー量と必要トルクとの
関係を説明するための図である。
【図6】従来例を説明するための側面図である。
【図7】従来の発生トルク一定運転を説明するための図
である。
【図8】本発明および従来例における感光ドラムと現像
ローラとの接触状態を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ドラムユニット 2 感光ドラム 2M メインモータ 4 現像器 4A 現像ローラ 4B トナー供給ローラ 5 ケース 6 本体 9 寿命カウンタ 10 電子写真装置 20 制御部 30 エンジンコントローラ 31 CPU(発生トルク切替制御手段) 32 ROM(発生トルク切替制御手段) 33 RAM 40 エンジン 50 新品交換検出器(新品検出手段) 60 駆動回路 61 モータ相切替ラッチ回路 62 モータ電源制御データ回路 63 D/Aコンバータ 64 定電流制御回路 T 設定時間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインモータで回転駆動される感光ドラ
    ムと現像ローラとが所定ニップを形成するように接触配
    設された電子写真装置において、 前記メインモータの発生トルクを大小切替運転可能に形
    成し、前記感光ドラムが新品に交換されたことを検出す
    る新品検出手段と、この新品検出手段で感光ドラムが新
    品であると検出されたことを条件にイニシャル回転時に
    おける前記メインモータの発生トルクを予めセットされ
    た設定時間中だけ大きくかつ設定時間経過後に小さく切
    替える発生トルク切替制御手段とを設けた、ことを特徴
    とする電子写真装置。
JP5195655A 1993-08-06 1993-08-06 電子写真装置 Pending JPH0749640A (ja)

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JP5195655A JPH0749640A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 電子写真装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026122A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Canon Inc 画像形成装置
JP2010091601A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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