JPH0749455A - 2つの近接した装置の協調的な回転を提供する装置 - Google Patents

2つの近接した装置の協調的な回転を提供する装置

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JPH0749455A
JPH0749455A JP6073654A JP7365494A JPH0749455A JP H0749455 A JPH0749455 A JP H0749455A JP 6073654 A JP6073654 A JP 6073654A JP 7365494 A JP7365494 A JP 7365494A JP H0749455 A JPH0749455 A JP H0749455A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/12Pivotal connections incorporating flexible connections, e.g. leaf springs
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、公知のシステムよりも改善
された2つの近接した装置の協調的な回転を提供する装
置を提供することにある。 【構成】この発明の装置10は、カムセグメントローブ
20および22をそれぞれ含む2つの近接した装置12
および14と、装置12および14を相互に押し付ける
手段24を有する。各カムセグメントローブ20および
22は、相互に、回転可能に接触されていることから、
装置12および14の距離を変えるためのトルクが提供
された場合には、遊びなくスムースに回転される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2つの近接した装置
の協調的な回転を提供する装置、特に、第1および第2
の装置のそれぞれに組み込まれた第1および第2のカム
セグメントローブとそれぞれの装置を相互に接触させる
よう押し付ける手段とを有する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2つの近接した装置を協調的に回転させ
ることのできる多くの装置が提案されている。顕微鏡あ
るいは双眼鏡などの2つの接眼部を有する光学装置の多
くに、2つの接眼部の間の間隔を調整する機構が利用さ
れている。発明の詳細な説明において詳細に説明する
が、この発明に見られる機構および技巧は、利用されて
いない。
【0003】従来の2つの接眼部の間隔を調整する機構
としては、2つのギヤを用いた装置あるいはフォーク装
置とピンなどが知られている。ギヤ装置は、高価である
にも拘らず、遊びを完全に除去できない。遊びのない装
置のために、緩い精度で加工されたあとに、ベアリング
に摩擦抵抗の高い材料が配置される。フォーク装置とピ
ンでは、回転量を段階的にしか変化できないばかりでな
く、フォークとピンとの接続面に、大きな摩擦を生じさ
せる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】2つの接眼部の間隔を
調整する機構に要求される精密さ、スムースさ、及び、
遊びのないことなどを、克服するためのギヤ装置あるい
はフォーク装置とピンのための多くの提案がある。しか
しながら、たとえば、医療および医学の検査のための高
精度を必要とする分野では、ギヤ装置あるいはフォーク
装置とピンなどにより提供される精度では不十分であ
る。
【0005】従って、安価で、精密かつスムースに移動
可能で、しかも、遊びのない、2つの近接した装置の協
調的な回転を提供する装置が必要とされている。
【0006】この発明の目的は、公知のシステムよりも
改善された2つの近接した装置の協調的な回転を提供す
る装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、少なくとも、相互に組み合わ
せられた第1および第2のカムセグメントローブと、こ
の第1および第2のカムセグメントローブを相互に回転
可能に押し付けるための押し付け手段と、を有する第1
および第2の装置を提供するものである。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の原理が利
用されている実施例を説明する。図によれば、10で示
されるこの発明の原理が利用されている装置は、第1お
よび第2の装置12および14を含み、2つの近接した
装置12および14の協調的な回転を提供する装置であ
る。2つの近接した装置12および14は、それぞれ、
互いに組み合わせられたカムセグメントローブ20およ
び22をそれぞれ有する第1および第2のカムセグメン
ト16および18を含んでいる。装置10は、それぞれ
の装置12および14のいづれかあるいは両方に、装置
12および14の間の距離を変化するためのトルクが与
えられたときに、それぞれのカムセグメントローブ20
および22を相互に押し付ける押し付け部材24を含ん
でいる。
【0009】図から明らかなように、装置10は、第1
および第2の装置12および14がそれぞれ接眼部であ
る光学装置 (接眼光学手段) である。それぞれの接眼部
12および14は、視野端26と受光端28とを有する
本体25を含んでいる。この例においては、それぞれの
接眼部は、図示しない光学素子を含み、受光端28で受
光された光を視野端26に案内する。受光端28は、光
軸30を有している。視野端26は、光軸32を有して
いる。それぞれの光軸30および32は、 (装置内部
で) 相互に接続されている。各装置12および14の受
光端28の光軸30は、実質的に平行に形成され、視野
端26の光軸32に対してオフセットされている。それ
ぞれの装置12および14は、本体25から受光端28
に向かって延びている円筒状のシャフト34および36
を含んでいる。
【0010】シャフト34および36は、ハウジング4
0の壁面38から延出されている。一方のシャフト、例
えば、シャフト34は、図3に示されるように、壁面3
8のベアリング44の第1の開口42により、回転のみ
可能であって (壁面38を)移動することのないよう位
置されている。他方のシャフトすなわちシャフト36
は、図3に示されるように、壁面38の長穴 (第2の開
口) 46により、回転および壁面38のシャフト34に
関連する横移動 (シャフト34とシャフト36の間隔が
変化) 可能) に位置されている。それぞれの接眼部は、
第1および第2のカムセグメント16および18に固定
されたそれぞれのシャフト34および36により、視野
端26に対向する壁面38の (符号) 48の側に接続
(固定) される。
【0011】各カムセグメント16および18は、シャ
フト34および36を受け入れることのできる大きさに
形成された軸開口50を含んでいる。各カムセグメント
16および18は、さらに、カムセグメントローブ20
および22を、それぞれ、含んでいる。各カムセグメン
トローブ20および22は、対応する各カムセグメント
16および18の軸開口50と同心円の円の弧の一部
(セグメント) として規定される。各カムセグメントロ
ーブ20および22は、好ましくは、軸開口50の弧の
20°ないし50°の範囲に規定される。各カムセグメ
ント16および18には、軸開口50の周囲からそれぞ
れのセグメント内に延出された少なくとも1つのスロッ
ト52が形成されている。各シャフト34および36
は、スロット52に対応する大きさに形成されたキー5
4を有している。各キー54および各スロット52は、
各カムセグメント16および18がそれぞれのカムセグ
メントローブ20および22を相互に対向可能に各シャ
フト34および36に装着されるように、配置される。
好ましくは、各キー54および各スロット52は、各装
置12および14の受光端28の光軸30が直線に接続
されるように位置さ (横たえら) れた際に、各カムセグ
メントローブ20および22が接点を持つよう、配置さ
れる。各カムセグメント16および18は、円筒状のシ
ャフト34および36に、公知の方法、たとえば、圧入
あるいはエポキシ樹脂による接着などにより固定可能で
ある。
【0012】各カムセグメント16および18は、軸開
口50と同心円状であって、各カムセグメントローブ2
0および22との間 (の全体) を溝とするような周状の
溝56を含んでいる。各カムセグメント16および18
は、外周部58は、アンカーピン60を有している。各
アンカーピン60は、それぞれ両端部になるよう配置さ
れる。
【0013】各カムセグメントローブ20および22を
相互に接触するよう押し付けるための手段24は、各カ
ムセグメント16および18の溝56に巻き付けられた
線ばねを含んでいる。線ばねは、それぞれの溝56の間
に、8の字を1回と1/2形成するよう巻き付けられて
いる。線ばねは、アンカーピン60の位置でピン60に
固定され、テンションを提供する。より一定のテンショ
ンを提供するために、各カムセグメント16および18
の両端の領域62において、線ばねおよび領域62に、
エポキシ接着剤64が提供されてもよい。
【0014】溝56の幅は、おおむね、0.7ミリメー
トルで、線ばねの直径は、おおむね、0.2ミリメート
ルが好ましい。第1の開口42の直径、長穴46の幅、
及び、各円筒状のシャフト34および36の外側の直径
は、シャフト36が長穴36内をスムースに移動可能な
最適な大きさに形成される。線ばねは、シャフト34お
よび36の遊びのないスムースに移動を可能にする。
【0015】これにより、装置10は、2つの装置12
および14の間の遊びのないスムースな回転を提供でき
る。
【0016】上記に開示されたこの発明の方法及び装置
は単なる例に過ぎず、この分野の技術を有するものであ
れば上記説明を基にしてこの発明をいかようにも変形で
きることはいうまでもない。従って、この発明の方法及
び装置は、ここに開示された実施例によって限定される
ものではなく、この発明は、添付の請求の範囲の範囲に
よってのみ制限されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、両眼の間の間隔に応じて調整可能なこ
の発明の原理を利用した間隔調整装置を示す概略図。
【図2】図2は、図1に示されている間隔調整装置の側
面図。
【図3】図3は、図1の装置の接続に利用されるハウジ
ングの壁面部を示す側面図。
【符号の説明】
10…光学装置 12,14…接眼
部 (装置) 16,18…カムセグメント 20,22…カム
セグメントローブ 24…押し付け手段 26…視野端 28…受光端 30…受光端の
光軸 32…視野端の光軸 34,36…円筒
状のシャフト 38…壁面 40…ハウジン
グ 42…第1の開口 44…ベアリン
グ 46…長穴 50…軸開口 52…スロット 54…キー 56…溝 58…外周部 60…アンカーピン 62…両端の領
域 64…エポキシ接着剤

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの装置の第1の装置をハウジング部材
    の第1の開口に回転可能に保持する保持手段と、 上記2つの装置の第2の装置を上記ハウジング部材の第
    2の開口にスライド可能に配置する配置手段と、 上記第1の装置に配置され、第1のカムセグメントロー
    ブを有する第1のカムセグメントと、上記第2の装置に
    配置され、第2のカムセグメントローブを有する第2の
    カムセグメントと、を含み、上記第1のカムセグメント
    ローブと上記第2のカムセグメントローブが相互に接触
    されている第1および第2のカムセグメントと、 上記第1および第2のカムセグメントローブを相互に接
    触させるための押し付け手段と、を有する2つの装置の
    間の間隔を調整する装置。
  2. 【請求項2】上記第1および第2の装置は、接眼光学手
    段である請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】上記それぞれの接眼光学手段は、第1の光
    軸を有する視野端と第2の光軸を有する受光端とを有す
    る本体を含む請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】上記第1および第2の光軸は、相互に平行
    であって、さらに、相互にオフセットされている請求項
    3記載の装置。
  5. 【請求項5】上記それぞれの接眼光学手段は、上記受光
    端に接続された円筒状のシャフトを含む請求項3記載の
    装置。
  6. 【請求項6】上記シャフトの一方は、上記ハウジングの
    上記第1の開口にベアリングを介して接続される請求項
    5記載の装置。
  7. 【請求項7】上記第1および第2のカムセグメントは、
    キーおよびスロットにより上記シャフトに固定される請
    求項5記載の装置。
  8. 【請求項8】上記それぞれのカムセグメントは、上記シ
    ャフトの一方を受け入れることのできる大きさが与えら
    れた穴と、この穴から延出されたスロットを含む請求項
    7記載の装置。
  9. 【請求項9】上記それぞれのシャフトは、上記スロット
    に対応された大きさに形成され、自身の外周から延出さ
    れたキーを含む請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】上記それぞれのカムセグメントは、対応
    する上記カムセグメントローブとの間に延出された周状
    部である溝を含む請求項1記載の装置。
  11. 【請求項11】上記押し付け手段は、上記カムセグメン
    トの上記溝に巻き付けられた線ばねを含む請求項10記
    載の装置。
JP6073654A 1993-04-12 1994-04-12 2つの近接した装置の協調的な回転を提供する装置 Expired - Lifetime JP2780923B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US046055 1993-04-12
US08/046,055 US5410436A (en) 1993-04-12 1993-04-12 Apparatus for providing the coordinated rotation of two interrelated optical components

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0749455A true JPH0749455A (ja) 1995-02-21
JP2780923B2 JP2780923B2 (ja) 1998-07-30

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US (1) US5410436A (ja)
EP (1) EP0620466B1 (ja)
JP (1) JP2780923B2 (ja)
KR (1) KR0167374B1 (ja)
CA (1) CA2121080C (ja)
DE (1) DE69403847T2 (ja)
IL (1) IL109288A (ja)

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