JPH0749232A - 車両用方位検出装置 - Google Patents

車両用方位検出装置

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JPH0749232A
JPH0749232A JP5530192A JP5530192A JPH0749232A JP H0749232 A JPH0749232 A JP H0749232A JP 5530192 A JP5530192 A JP 5530192A JP 5530192 A JP5530192 A JP 5530192A JP H0749232 A JPH0749232 A JP H0749232A
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JP
Japan
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vector
signal
geomagnetic
vehicle body
vehicle
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Application number
JP5530192A
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English (en)
Inventor
Satoshi Nakajo
諭 中條
Kenichi Mitamura
健一 三田村
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車体磁気による方向センサの検出誤差は略完全
に補正でき、精度の高いドライブガイドを可能にするこ
とを目的とする。 【構成】地磁気と車体磁気を合成した地磁気ベクトルを
検出する方向センサと、前記方向センサが少なくとも2
つの車両進行方向に向いた場合の前記地磁気ベクトルを
検出するベクトル検出手段と、前記地磁気の大きさを予
め記憶する記憶手段と、前記少なくとも2つの車両進行
方向における地磁気ベクトルと前記記憶手段に記憶され
た地磁気の大きさから車体の磁気を表す車体磁気ベクト
ルを算出する車体磁気ベクトル算出手段と、前記方向セ
ンサの地磁気ベクトルを前記車体磁気ベクトルに基づい
て補正する補正手段とを有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドライブガイド装置に
関し、特に走行中に車体磁気が変化したことより、方向
センサの方位に検出誤差が発生したとき、方向センサの
方位を補正するようにした車両用方位検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来車両用走行誘導装置においては、運
転者が地図上で調べた出発地点と目的地点のデータを設
定入力すると、車両の走行に伴って方向センサの出力す
る地磁気検出信号の位相に基づいて車両の進行方位を検
出し、この車両の進行方向と距離センサで検出した走行
距離とから車両の現在位置を単位走行距離毎に演算し、
この現在位置から目的地までの直線距離および目的地の
方向の各々を求めて、表示するようにしているものがあ
る。
【0003】ところで、上記の装置で用いている方向セ
ンサは、地磁気の方向を誘導磁界とする地磁気検出コイ
ル等の定速回転により得られる交流信号を地磁気検出信
号として出力しているが、このような方向センサを車両
に設けた場合には、車両に装着されているモータ、電磁
アクチュエータ等による車両ごとに固有の大きさと方向
をもつ車体磁気の影響を受け、方向センサの出力する地
磁気検出信号には車体磁気による誤差が含まれるように
なる。
【0004】そこで、車体磁気による方向センサの誤差
を無くすため、該方向センサの近傍に車体磁気を打ち消
すような方向の磁界を発生する電磁石を設ける等の手段
により誤差の低減を図っているが、ある程度の誤差が残
っており、走行距離が増えて目的地に近づくにつれて方
向センサの誤差が累積されて目立つようになるという問
題があった。
【0005】そこで本願発明者等は、車体磁気による方
向センサの誤差を略完全に無くす手段として、工場出し
等の際に、東西南北の4方向の各々に向けて車両を配置
したときの方向センサの検出値と車両の進行方向とのず
れをチェッカを用いて予め測定し、このずれを補正デー
タとして設定しておくことにより車両の進行方向の検出
値を補正するようにした装置を提案している〔特願昭5
6−125320号(特開昭58−27009号)〕。
この装置によれば車体磁気による方向センサの検出誤差
は略完全に補正でき、精度の高いドライブガイドを可能
にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記のように
車体磁気による方向センサの誤差を補正していても、使
用中に誤差を生ずる場合があり、その原因を究明したと
ころ、走行中に電車踏切のように架線の高電圧、高電流
で強い磁界を生じている場合を通過したときに車体が磁
化され、補正時と異なった車体磁気の状態に変化するこ
とが判明した。しかしながら方向センサの誤差が車体磁
気の変化によるものであるか否かは、東西南北を示すマ
ーカを備えた施設に車両を持ち込み、専用のチェッカを
用いてマーカで示す絶対方位に対する検出誤差を測定し
て見なければ判らない。
【0007】そのため、ユーザは車体磁気の変化による
誤差の発生に気ずかないままドライブガイドを利用する
ようになり、このような状態で走行誘導装置を使用する
と、走行距離が長くなるにつれて目的地の方向及び目的
地までの距離の誤差が大きくなるという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑みてな
されたもので、車両用方位検出装置を、地磁気と車体磁
気を合成した地磁気ベクトルを検出する方向センサと、
前記方向センサが少なくとも2つの車両進行方向に向い
た場合の前記地磁気ベクトルを検出するベクトル検出手
段と、前記地磁気の大きさを予め記憶する記憶手段と、
前記少なくとも2つの車両進行方向における地磁気ベク
トルと前記記憶手段に記憶された地磁気の大きさから車
体の磁気を表す車体磁気ベクトルを算出する車体磁気ベ
クトル算出手段と、前記方向センサの地磁気ベクトルを
前記車体磁気ベクトルに基づいて補正する補正手段とを
有するものとした。
【0009】また、地磁気と車体磁気を合成した地磁気
ベクトルを検出する方向センサと、前記方向センサが少
なくとも2つの車両進行方向に向いた場合の前記地磁気
ベクトルを検出するベクトル検出手段と、前記地磁気の
大きさを予め記憶する記憶手段と、前記ベクトル検出手
段で検出された地磁気ベクトル毎に、地磁気ベクトルの
終端の座標を中心点として前記地磁気の大きさを半径と
した円を求めて該円の交点座標を求める座標算出手段
と、地磁気ベクトルの始端の座標と前記座標算出手段で
求められた交点座標から車体磁気ベクトルを算出する車
体磁気ベクトル算出手段と、前記方向センサの地磁気ベ
クトルを前記車体磁気ベクトルに基づいて補正する補正
手段とを有するものとした。
【0010】更に、地磁気と車体磁気を合成した地磁気
ベクトルを検出する方向センサと、前記方向センサが複
数の車両進行方向に向いた場合の前記地磁気ベクトルを
検出するベクトル検出手段と、前記地磁気の大きさを予
め記憶する記憶手段と、前記ベクトル検出手段で検出さ
れた一対の地磁気ベクトル毎に、地磁気ベクトルの終端
の座標を中心点として前記地磁気の大きさを半径とした
円を求めて該円の交点座標を求める座標算出手段と、該
座標算出手段で前記一対の地磁気ベクトル毎に求められ
た複数の交点座標の平均座標を求める平均座標算出手段
と、地磁気ベクトルの始端の座標と該平均座標算出手段
で求められた平均座標から車体磁気ベクトルを算出する
車体磁気ベクトル算出手段と、前記方向センサの地磁気
ベクトルを前記車体磁気ベクトルに基づいて補正する補
正手段とを有するものとした。
【0011】
【作用】次に本発明の作用を説明する。方向センサによ
り、地磁気と車体磁気を合成した地磁気ベクトルを検出
する。また記憶手段により、前記地磁気の大きさを予め
記憶する。更に前記少なくとも2つの車両進行方向にお
ける地磁気ベクトルと前記記憶手段に記憶された地磁気
の大きさから、車体磁気ベクトル算出手段により、車体
の磁気を表す車体磁気ベクトルを算出する。そして補正
手段により、前記方向センサの地磁気ベクトルを前記車
体磁気ベクトルに基づいて補正する。
【0012】また、方向センサにより、地磁気と車体磁
気を合成した地磁気ベクトルを検出する。また記憶手段
により、前記地磁気の大きさを予め記憶する。更に座標
算出手段により、前記ベクトル検出手段で検出された地
磁気ベクトル毎に、地磁気ベクトルの終端の座標を中心
点として前記地磁気の大きさを半径とした円を求めて該
円の交点座標を求め、車体磁気ベクトル算出手段によ
り、地磁気ベクトルの始端の座標と前記座標算出手段で
求められた交点座標から車体磁気ベクトルを算出する。
そして補正手段により、前記方向センサの地磁気ベクト
ルを前記車体磁気ベクトルに基づいて補正する。
【0013】更に、方向センサにより、地磁気と車体磁
気を合成した地磁気ベクトルを検出する。記憶手段によ
り、前記地磁気の大きさを予め記憶する。更に座標算出
手段により、前記ベクトル検出手段で検出された一対の
地磁気ベクトル毎に、地磁気ベクトルの終端の座標を中
心点として前記地磁気の大きさを半径とした円を求めて
該円の交点座標を求め、平均座標算出手段により、前記
座標算出手段で前記一対の地磁気ベクトル毎に求められ
た複数の交点座標の平均座標を求め、車体磁気ベクトル
算出手段により、地磁気ベクトルの始端の座標と該平均
座標算出手段で求められた平均座標から車体磁気ベクト
ルを算出する。そして補正手段により、前記方向センサ
の地磁気ベクトルを前記車体磁気ベクトルに基づいて補
正する。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明の一実施例を示したブロック図である。まず
構成を説明すると、1は方向センサであり、例えばモー
タにより定速回転される地磁気検出コイルを有し、この
検出コイルからの地磁気検出信号Esをモータの回転数
に一致した周波数の基準信号Erとともに出力するよう
にしている。この地磁気検出信号Esと基準信号Erと
で、地磁気ベクトル信号が構成される。
【0015】2は方向センサ1からの地磁気検出信号E
sと基準信号Erとの位相差を検出する位相検出器であ
り、この検出位相が基準方位に対する車両の進行方向θ
を表わす信号となる。尚、位相検出器2による検出方向
θはデジタルデータとして出力されるもので、例えば西
を基準に、 360°の方位を右回りに 256分割し、そのた
め東西南北にわたる各データを十進数で表わすと、西で
0,北で64,東で128,南で192 となる。
【0016】3は車輪の回転数に比列した数のパルスを
出力する走行センサ、4は走行センサ3からのパルスを
計数して走行距離をもとめ、単位走行距離ds毎にパル
スを出力する距離カウンタ、5は車両の進行方向θを走
行距離dsとに基づいて車両の現在位置を求め、更にこ
の現在位置のデータに基づいて予め定めた目的地までの
直線距離L及び目的地の方向θG を演算して出力する演
算装置、6は地図上で調べた出発地点(xo ,yo )、
目的地点(xG , G )の各々を運転者が入力するため
のキーボードである。ここで演算装置5による演算とし
ては、まず車両の現在位置(x,y)については、
【0017】
【数1】 の演算を行ない又目的地までの直線距離L及び目的地の
方向θG については、
【0018】
【数2】 の演算を行なうようにしている。
【0019】7は演算装置5の出力する目的地までの直
線距離L及び目的地の方向θG を表示する表示器であ
り、直線距離Lの表示にはバーグラフ8が設けられ、目
的地に近づくにつれてバーグラフ8を下側から消すよう
にして目的地までの残存距離を表示するようにしてお
り、又バーグラフ8の周囲には目的地の方向を示す複数
の表示矢印9を設け、目的地を示すいづれか1つの表示
矢印9を点灯するようにしている。
【0020】一方、方向センサ1と位相検出器2との間
には、車体磁気の変化により方向センサ1よりの地磁気
検出信号Esに誤差が生じたことを検出する為の誤差検
出回路10が設けられ、この誤差検出回路10の出力に
より警報ランプ、ブザー等を備えた警報器11を作動す
るようにしている。図2は、図1の実施例における誤差
検出回路10の具体的な一実施例を示したブロック図で
ある。
【0021】図2において誤差検出回路10は、基準信
号Erに対する地磁気検出信号Esの位相差θを検出す
る位相検出器12と、所定の位相差における地磁気検出
信号Esの大きさ(車両の向きに対して所定の角度方向
における地磁気ベクトル信号の大きさ)、すなわち信号
レベルSO を予め記憶した記憶回路13と、位相検出器
12が記憶回路13に記憶している地磁気検出信号Es
の信号レベルS0 に対応した位相差を検出した時に、記
憶回路13の信号レベルS0 を基準信号としてEsと比
較し、両者の差の絶対値が所定値以上のときに出力する
比較器14と、比較器14の出力を増幅して図1に示す
警報器11に設けた警報ランプもしくはブザー等を作動
するためのアンプ15とで構成される。尚、図1の位相
検出器2に対する地磁気検出信号Es及び基準信号Er
は誤差検出回路10を介してそのまゝ印加されている。
【0022】次に、図1,図2の実施例の作用を説明す
る。まず方向センサ1より出力される基準信号Erに対
する地磁気検出信号Esの大きさと位相差で得られる信
号ベクトルの車両を同一地点で例えばターンテーブル上
に載せて一回転した場合の軌跡を描くと図3のように表
わされる。図3において信号ベクトルCが方向センサ1
より出力される地磁気検出信号Esであり、この信号ベ
クトルCは車体磁気による基準信号Erに対して所定の
位相差をもつ信号ベクトルAと、車両の進行方向におけ
る本来の地磁気による信号ベクトルBとの合成ベクトル
で与えられる。そこで図1,図2の実施例においては、
例えば図3の信号ベクトルに示すように、基準信号Er
に対する地磁気検出信号Esの位相差がθ0 となる所定
の方向に車両を向けた時に得られる地磁気検出信号Es
の信号レベル、即ち信号ベクトルCの大きさS0 を位相
差θ0 とともに記憶回路13に予め記憶させておく。
【0023】次に、このように記憶回路13に対する位
相差θ0 及び信号レベルS0 を記憶させた状態で走行中
に車両が、例えば電車踏切のように強い磁界の場所を通
過することにより車体磁気が変化し、例えば図4の信号
ベクトルに示すように、車体磁気の変化により、信号ベ
クトルA’となる位相及び大きさの変化を生じ、そのた
め地磁気検出信号Esの基準信号Erに対する位相差が
θ0 となった時の信号レベルがSn のように増加したと
する。このような車体磁気が変化した後における地磁気
検出信号Esの所定の位相差θ0 における信号レベルの
変化は、車両が位相検出器12において、所定の位相差
θ0 を検出する方向に向いた時に、位相差検出器12の
検出出力に基づいて記憶回路13より予め記憶した位相
差θ0 における信号レベルS0 が比較器14に基準信号
として与えられ、この時、地磁気検出信号Esの信号レ
ベルは図4の信号ベクトルC’に示すようにSn とな
り、Sn >S0 であり差の絶対値|Sn −S0 |が所定
値ΔS以上となるために比較器14が出力を生じ、アン
プ15を介して警報器11の警報ランプもしくは警報ブ
ザーを作動し、運転者に対し車体磁気の変化により方向
センサ1の検出信号に誤差が生じたことを知らせる。
【0024】尚警報器11より警報出力が行なわれた場
合には、後の説明で明らかにする他の実施例により、方
向センサ1よりの地磁気検出信号Esに含まれる車体磁
気による誤差信号成分を除去するための補正が行なわれ
る。
【0025】図5は第1の実施例を示したブロック図で
あり、この実施例は走行中に検出する基準信号Erに対
する地磁気検出信号Esの位相差θと信号の大きさ、す
なわち信号レベルSに基づいて、地磁気検出信号Esに
含まれる車体磁気による信号成分を演算し、この車体磁
気による信号を補正信号として発生し、地磁気検出信号
から差し引くことにより、地磁気検出信号Esを補正す
るようにしたことを特徴とする。
【0026】まず、構成を説明すると、方向センサ1、
位相検出器2、走行センサ3、距離カウンタ4、演算装
置5、キーボード6、表示器7については、図1の実施
例と同様であり、これに加えて方向センサ1よりの基準
信号Er及び地磁気検出信号Esを入力した補正演算回
路16が位相検出器2の前段に設けられる。この補正演
算回路16は、図6に示す回路構成を有する。
【0027】図6において、17は基準信号Erに対す
る地磁気検出信号Esの位相差θを検出する位相検出
器、18は、地磁気検出信号Esの信号レベル例えば実
効値又は、整流した直流電圧を検出するレベル検出器、
20は、位相検出器17の検出位相差θとレベル検出器
18の検出レベルSとに基づいて、地磁気検出信号Es
に含まれる車体磁気による信号成分の、基準信号Erに
対する位相差θ0 及び信号レベルS0 のそれぞれを演算
する演算器である。
【0028】この演算器20による位相差θ0 及び信号
レベルS0 の演算は、方向センサ1から出力される地磁
気検出信号Esが図7に示すように車体磁気による信号
ベクトルAと地磁気による信号ベクトルBとの合成ベク
トルCで表わされ、且つ車両の進行方向に応じて、車両
を同一地点で例えばターンテーブルの上に載せて一回転
した場合に発生するのと同様な、地磁気信号ベクトルB
の回転による円となる軌跡を描くことから、この円の中
心(xo ,yo )を信号ベクトルCの位相差θ及び信号
レベルSとから求めれば、車体磁気による信号ベクトル
Aの位相差θo及び大きさS0 のそれぞれが求められ、
車体磁気に対応した地磁気検出信号に含まれる信号成分
を補正信号として発生することが可能となる。すなわ
ち、図7における円の方程式は、
【0029】
【数3】 であることから、少なくとも円周上の2点、例えば(x
1 ,y1 )及び(x2 ,y2 )の2点を選び、上記数式
3に基づいた
【0030】
【数4】 の連立方程式を解くことにより、信号ベクトルBの回転
中心(x0,0)が求められる。なお、数式4の演算にお
いて、信号ベクトルBは地磁気ベクトルであり、方向セ
ンサ1に固有のもので、その大きさRは予め分かってい
る値である。
【0031】又、数式4の演算においては雑音等の影響
を除く為に、実用上は、上記の演算を複数回行ない、演
算された(x0,0)の平均値を求めるようにすることが
望ましい。このようにして求めた(x0,0)の値から、
車体磁気による信号ベクトルAの信号レベルS0 及び位
相差θ0
【0032】
【数5】 によって求める。前記数式4,5の演算を行なう演算器
20の具体的な構成としては、図8に示すように位相検
出器17よりの位相差θと、レベル検出器18よりの検
出レベルSの夫々を、正弦演算器20a及び余弦演算器
20bに入力して図7の信号ベクトルCの円周上におけ
る座標 x=Scos θ及びy=Ssin θの夫々を求め、
この正弦及び余弦演算器20a,20bの出力を演算器
20cに入力して前記第(4)式の連立方程式を解いて、
前記と同様に回転中心(x0,0)を求め、更に演算器2
0d及び20eのそれぞれにて第(5)式に示した信号ベ
クトルAの信号レベルS0 及び位相差θo のそれぞれを
演算して出力する。勿論、このような演算器20cにお
ける演算はマイクロコンピュータを用いたプログラム演
算によるものであっても良い。
【0033】再び図6を参照するに、演算器20で演算
された地磁気検出信号Esに含まれる、車体磁気による
信号成分を表わす位相差θo 及び信号レベルS0 のそれ
ぞれは、正弦波発振器21及び掛算器22に与えられ
る。正弦波発振器21は、演算器20よりの演算位相差
θo に基づく位相制御により基準信号Erに対してθo
となる位相遅れをもつ正弦波信号を掛算器22に発振出
力し、掛算器22においては演算器20よりの演算信号
レベルS0 に基づく所定の計数設定により正弦波発振器
21よりの正弦波信号の信号レベルが演算器20で演算
された信号レベルS0 に変換され、掛算器22より基準
信号Erに対して位相差θo を有し、且つ信号レベルが
0 となる車体磁気による信号成分に一致する補正信号
Eoが出力される。
【0034】この補正信号Eoは地磁気検出信号Esが
入力された引算器24に与えられ、地磁気検出信号Es
から補正信号Eoを差し引くことにより地磁気検出信号
Esに含まれている車体磁気による信号成分を取り除
き、車体磁気により地磁気検出信号Esに含まれる誤差
を補正する。この引算器24における補正作用は、図7
の信号ベクトル図における車体磁気による信号ベクトル
Aが除去されたことに相当するもので、その結果引算器
24より出力される地磁気検出信号Esは、地磁気によ
る信号ベクトルBのみとなり、地磁気検出信号Esは、
車体磁気による誤差信号成分が全く含まれないことにな
る。
【0035】次に、図5,図6によって第1の実施例の
補正作用を説明する。まず補正演算回路16に対する補
正演算の開始指令としては、次のいずれかの方法が用い
られる。 (イ) 補正演算を開始する車両の進行方向を予め複数方
向に定めておき、この複数の演算開始方向のいずれかに
一致する位相検出器17の検出位相差が得られた時に補
正演算を行なう。 (ロ)図1,図2に示した誤差検出回路10における誤
差検出機能を補正演算回路16に設けておき、所定位相
差を生じた時のレベル検出器18よりの検出レベルが予
め記憶した記憶レベルに対し、所定値以上となる差を生
じた誤差検出時に自動的にもしくは警報後におけるキー
ボード等よりの補正指令により補正演算を行なう。 (ハ)一定時間又は一定走行距離毎に補正演算を指令す
る。
【0036】このように前記(イ)〜(ハ)のいずれか
により補正演算回路16に対し、演算指令が行なわれる
と、少なくとも車両が異なる2方向を向いた時の位相検
出器17及びレベル検出器18の各検出位相θ、信号レ
ベルSに基づいて前記数式4による演算を実行して図7
における信号ベクトルBの回転中心(xo ,yo )を求
め、この中心座標(xo ,yo )に基づいて前記数式5
により車体磁気による信号成分の位相差θo 及び信号レ
ベルS0 を演算し、正弦波発振器21の位相制御及び掛
算器22に対するレベル制御により、車体磁気による信
号成分に一致する補正信号Eoを発生し、図9の信号波
形図に示すように、引算器24において、基準信号Er
に対し位相差θを有し、且つ信号レベルがSとなる地磁
気検出信号Esから、演算器20により設定された位相
差θo 及び信号レベルS0 となる補正信号Eoを差し引
くことにより、地磁気検出信号Esに含まれる車体磁気
による誤差信号成分を取り除き、地磁気による位相差と
信号レベルをもつ図7の信号ベクトルBに相当する地磁
気補正信号を図5に示す位相検出器16に基準信号Er
とともに出力し、距離カウンタ4が単位走行距離dsに
パルスを出力した時に、演算装置5により前記数式1,
2に基づく予め定めた目的地までの直線距離L及び目的
地の方向θG を演算して表示器7に表示する。
【0037】なお、図5,図6の実施例において補正演
算回路16に演算器20を設けておくことは装置構成が
複雑になり易いので、補正演算回路16には位相制御可
能な正弦波発信器21及び係数設定可能な掛算器22の
それぞれのみを設けておき、図1,図2に示した誤差検
出回路10の誤差検出により警報が行なわれた後に車両
を整備工場等に持ち込み、図6の誤差演算回路16にお
ける位相検出器17、レベル検出器18及び演算器20
を内蔵したチェッカーをコネクタ接続し、この状態で車
両を少なくとも所定の2方向に向けて車体磁気による信
号成分の位相差θo 及び信号レベルS0 のそれぞれを演
算し、正弦波発振器21に対し、位相差θo を設定する
とともに掛算器22に信号レベルS0 を出力するための
係数設定を行なうようにして誤差演算回路16の構成を
簡潔にするようにしても良い。
【0038】図10は第2の実施例を示したブロック図
であり、この実施例は方向センサとして回転機構を有し
ない非回転方式の方向センサを用いたことを特徴とす
る。まず、構成を説明すると、方向センサ25は、リン
グ状のコア26に直交して一対の検出コイル27,28
を巻き回し、コア26の円周方向に励磁コイル29を巻
き回した構造でなる。この方向センサ25による地磁気
の方向の検出は、コア26に巻き回した励磁コイル29
に対し、発振器30より所定周波数のパルス信号又は交
流信号が供給されて励磁コイル29を励振しており、励
磁コイル29の励振により直交配置した検出コイル2
7,28にはパルス信号又は交流信号を微分した信号電
圧が誘導される。
【0039】方向センサ25に外部磁界が加わっていな
い時には、検出コイル27,28の検出信号は、励振信
号の奇数次の高調波成分が表われているが、外部磁界が
加わると偶数次の高調波成分が表われるようになり、こ
の偶数次の高調波成分の信号レベルは、検出コイル2
7,28に直交する外部磁界の磁界成分の大きさに比例
して変化する。そこで各検出コイル27,28の出力
は、偶数次の高調波成分を検出する高調波検出回路3
1,32に加えられ偶数次の高調波成分の大きさに比例
した直流電圧ex,y を検出し、補正演算回路33を介
して演算回路34において、
【0040】
【数6】 の演算により車両の進行方向θを演算出力する。尚走行
センサ3、距離カウンタ4、演算装置5、キーボード
6、表示器7でなる他の回路部については、図1,図6
と同じになる。
【0041】高調波検出回路31,32よりの検出電圧
x,y のそれぞれを入力した補正演算回路33は、図
11に取り出して示す回路構成を有し、検出電圧ex,
y は図12の信号ベクトル図に示すように車体磁気によ
る信号ベクトルAと地磁気による信号ベクトルBとの合
成ベクトルCのX,Y軸方向の信号電圧を表わしている
ので、信号ベクトルBの回転中心となる信号電圧
(exo,eyo)を回転中心とする半径eR (信号ベクト
ルBの大きさ)とする円の方程式は
【0042】
【数7】 で与えられる。従って、演算器35において、図12の
円周上における少なくとも任意の2点の検出電圧ex ,
y に基づいた前記数式7の連立方程式を解くことによ
り、回転中心となる信号ベクトルAの大きさを表す信号
電圧exo,eyoを出力する。
【0043】この演算器35よりの演算出力exo,eyo
のそれぞれは、引算器36,37に入力されて高調波検
出回路31,32よりの検出電圧ex ,ey のそれぞれ
から差し引かれ、その結果、引算器36,37よりは地
磁気に応じた信号ベクトルB(図11参照)のみを表わ
す検出電圧ex ,ey が出力され演算器34において車
両の進行方向θが前記数式6に基づいて演算される。
【0044】図13は、非回転式の方向センサ25を用
いた第3の実施例を示したブロック図であり、この実施
例は、高調波検出回路31,32の検出電圧ex ,ey
に基づいて演算器35で演算した補正用の電圧exo,e
yoのそれぞれを高調波検出回路31,32の入力側にマ
イナス電圧としてフィードバックし、高調波検出回路3
1,32に入力する方向センサ25よりの検出電圧に含
まれる車体磁気による信号成分を直接に補正するように
したものである。
【0045】尚、図10,図13の実施例における地磁
気検出信号の補正演算については、図6の実施例と同様
に前記(イ)〜(ハ)のいずれかの状態における補正演
算の指令に基づいて地磁気検出信号に含まれる車体磁気
による誤差信号成分の補正が行なわれる。
【0046】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、地磁気と車体磁気を合成した地磁気ベクトルを検出
する方向センサと、前記方向センサが少なくとも2つの
車両進行方向に向いた場合の前記地磁気ベクトルを検出
するベクトル検出手段と、前記地磁気の大きさを予め記
憶する記憶手段と、前記少なくとも2つの車両進行方向
における地磁気ベクトルと前記記憶手段に記憶された地
磁気の大きさから車体の磁気を表す車体磁気ベクトルを
算出する車体磁気ベクトル算出手段と、前記方向センサ
の地磁気ベクトルを前記車体磁気ベクトルに基づいて補
正する補正手段とを有するようにしたため、車体磁気が
変化してもこれを適切に補正して、車体磁気による方向
センサの検出誤差は略完全に補正でき、精度の高いドラ
イブガイドを可能になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示したブロック図である。
【図2】図1の実施例における誤差検出回路の実施例を
示したブロック図である。
【図3】地磁気検出信号の通常の場合を示すベクトル図
である。
【図4】地磁気検出信号の異常の場合を示すベクトル図
である。
【図5】車体磁気による誤差を補正する第1の実施例を
示したブロック図である。
【図6】図5における補正演算回路の実施例を示したブ
ロック図である。
【図7】補正演算の作用を示した信号ベクトル図であ
る。
【図8】図6の演算器の具体的構成の一実施例を示した
ブロック図である。
【図9】図6の実施例における地磁気検出信号の補正を
示した信号波形図である。
【図10】非回転式の方向センサを用いた第2の実施例
を示したブロック図である。
【図11】図10の補正演算回路の具体的な構成の一実
施例を示したブロック図である。
【図12】図11における補正演算を説明するための信
号ベクトル図である。
【図13】非回転式の方向センサを用いた第3の実施例
を示したブロック図である。
【符号の説明】
Es 地磁気ベクトル信号 1 方向センサ 13 記憶回路 16 補正手段(補正演算回路) 20 車体磁気ベクトル算出手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】次に、図1,図2の実施例の作用を説明す
る。まず方向センサ1より出力される基準信号Erに対
する地磁気検出信号Esの大きさと位相差で得られる信
号ベクトルの車両を同一地点で例えばターンテーブル上
に載せて一回転した場合の軌跡を描くと図3のように表
わされる。図3において信号ベクトルCが方向センサ1
より出力される地磁気検出信号Esであり、この信号ベ
クトルCは車体磁気による基準信号Erに対して所定の
位相差をもつ信号ベクトルAと、車両の進行方向におけ
る本来の地磁気による信号ベクトルBとの合成ベクトル
で与えられる。そこで図1,図2の実施例においては、
例えば図3の信号ベクトルに示すように、基準信号Er
に対する地磁気検出信号Esの位相差がθ0 となる所定
の方向に車両を向けた時に得られる地磁気検出信号Es
の信号レベル、即ち信号ベクトルCの大きさS0 を位相
差θ0 とともに記憶回路13に予め記憶させておく。
た、図3において、破線で示したものは、信号ベクトル
Cが上記所定の方向とは異なる方向の場合を示したもの
である。いずれにしろ、地磁気による信号ベクトルB
は、どの方向でも一定の大きさであることがわかる。こ
のため、上記記憶回路13に記憶された信号ベクトルC
の大きさS0 と位相差θ0 は、信号ベクトルBがどの方
向でも一定の大きさであることから、信号ベクトルAで
示される車体磁気の大きさと方向を記憶しているのに等
しい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【数3】 であることから、すくなくとも信号ベクトルCの円周上
の2点、例えば(x1 ,y1 )及び(x2 ,y2 )の2点
中心として、上記数式3と同様の
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】又、数式4の演算においては雑音等の影響
を除く為に、実用上は、上記の2点での演算を複数回行
ない(すなわち3方向以上)、演算された(x0
0)の平均値を求めるようにすることが望ましい。こ
のようにして求めた(x0 ,y0)の値から、車体磁気
による信号ベクトルAの信号レベルS0 及び位相差θ0

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地磁気と車体磁気を合成した地磁気ベク
    トルを検出する方向センサと、 前記方向センサが少なくとも2つの車両進行方向に向い
    た場合の前記地磁気ベクトルを検出するベクトル検出手
    段と、 前記地磁気の大きさを予め記憶する記憶手段と、 前記少なくとも2つの車両進行方向における地磁気ベク
    トルと前記記憶手段に記憶された地磁気の大きさから車
    体の磁気を表す車体磁気ベクトルを算出する車体磁気ベ
    クトル算出手段と、 前記方向センサの地磁気ベクトルを前記車体磁気ベクト
    ルに基づいて補正する補正手段と、を有することを特徴
    とする車両用方位検出装置。
  2. 【請求項2】 地磁気と車体磁気を合成した地磁気ベク
    トルを検出する方向センサと、 前記方向センサが少なくとも2つの車両進行方向に向い
    た場合の前記地磁気ベクトルを検出するベクトル検出手
    段と、 前記地磁気の大きさを予め記憶する記憶手段と、 前記ベクトル検出手段で検出された地磁気ベクトル毎
    に、地磁気ベクトルの終端の座標を中心点として前記地
    磁気の大きさを半径とした円を求めて該円の交点座標を
    求める座標算出手段と、 地磁気ベクトルの始端の座標と前記座標算出手段で求め
    られた交点座標から車体磁気ベクトルを算出する車体磁
    気ベクトル算出手段と、 前記方向センサの地磁気ベクトルを前記車体磁気ベクト
    ルに基づいて補正する補正手段と、を有することを特徴
    とする車両用方位検出装置。
  3. 【請求項3】 地磁気と車体磁気を合成した地磁気ベク
    トルを検出する方向センサと、 前記方向センサが複数の車両進行方向に向いた場合の前
    記地磁気ベクトルを検出するベクトル検出手段と、 前記地磁気の大きさを予め記憶する記憶手段と、 前記ベクトル検出手段で検出された一対の地磁気ベクト
    ル毎に、地磁気ベクトルの終端の座標を中心点として前
    記地磁気の大きさを半径とした円を求めて該円の交点座
    標を求める座標算出手段と、 該座標算出手段で前記一対の地磁気ベクトル毎に求めら
    れた複数の交点座標の平均座標を求める平均座標算出手
    段と、 地磁気ベクトルの始端の座標と該平均座標算出手段で求
    められた平均座標から車体磁気ベクトルを算出する車体
    磁気ベクトル算出手段と、 前記方向センサの地磁気ベクトルを前記車体磁気ベクト
    ルに基づいて補正する補正手段と、を有することを特徴
    とする車両用方位検出装置。
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KR100484627B1 (ko) * 2002-05-21 2005-04-22 씨멘스브이디오한라 주식회사 자동차용 디지털 나침반의 방위 보정방법
JP2007524805A (ja) * 2003-02-24 2007-08-30 ジェンテックス コーポレイション 電子コンパスシステム

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