JPH0748910B2 - スピーカ取付装置 - Google Patents
スピーカ取付装置Info
- Publication number
- JPH0748910B2 JPH0748910B2 JP33439788A JP33439788A JPH0748910B2 JP H0748910 B2 JPH0748910 B2 JP H0748910B2 JP 33439788 A JP33439788 A JP 33439788A JP 33439788 A JP33439788 A JP 33439788A JP H0748910 B2 JPH0748910 B2 JP H0748910B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- case
- mounting device
- elastic
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スピーカの取付装置に関するもので、特にス
ピーカを内蔵した磁気記録再生装置等においてスピーカ
の振動による記録再生系への悪影響を低減せしめる手段
に特徴を有する。
ピーカを内蔵した磁気記録再生装置等においてスピーカ
の振動による記録再生系への悪影響を低減せしめる手段
に特徴を有する。
従来の技術 近年、ビデオテープレコーダ（VTR）は、小型化され、
その場で映像及び音声を楽しめるようスピーカ内蔵のも
のが実用化されているが、スピーカの振動により外装ケ
ースが振動し再生映像が揺れるという問題が生じてい
る。このため従来より第３図，第４図に示す構成がとら
れていた。第３図，第４図において、１は外装ケースで
ある。２はスピーカ、６は環状のゴム板で、このゴム板
６をスピーカ２の振動が外装ケース１に伝わらないよう
に外装ケース１とスピーカ２のフレームの間にはさみこ
み、７の固定ねじで止めるという構成であった。
その場で映像及び音声を楽しめるようスピーカ内蔵のも
のが実用化されているが、スピーカの振動により外装ケ
ースが振動し再生映像が揺れるという問題が生じてい
る。このため従来より第３図，第４図に示す構成がとら
れていた。第３図，第４図において、１は外装ケースで
ある。２はスピーカ、６は環状のゴム板で、このゴム板
６をスピーカ２の振動が外装ケース１に伝わらないよう
に外装ケース１とスピーカ２のフレームの間にはさみこ
み、７の固定ねじで止めるという構成であった。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、固定ねじを通じて
外装ケースに振動が伝わり、しかもスピーカを固定する
ためのねじでしめつけるのでゴム自体からも振動が伝わ
り十分な制振効果が得られないという問題点を有してい
た。
外装ケースに振動が伝わり、しかもスピーカを固定する
ためのねじでしめつけるのでゴム自体からも振動が伝わ
り十分な制振効果が得られないという問題点を有してい
た。
本発明は上記問題点に鑑み、安価にしかも十分な制振効
果が得られるスピーカの取付装置を提供するものであ
る。
果が得られるスピーカの取付装置を提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のスピーカ内蔵磁気
記録再生装置は、スピーカのフレーム外周部の前後にス
ポンジまたはモルトプレーン等の弾性体層を配置し、そ
の弾性体層でスピーカのフレームを挟持した状態でスピ
ーカを外装ケースに固定するとともに前記弾性体層間に
遮蔽板を介在せしめたものである。
記録再生装置は、スピーカのフレーム外周部の前後にス
ポンジまたはモルトプレーン等の弾性体層を配置し、そ
の弾性体層でスピーカのフレームを挟持した状態でスピ
ーカを外装ケースに固定するとともに前記弾性体層間に
遮蔽板を介在せしめたものである。
作用 上記した構成によれば、スピーカのフレームを弾性体層
により挟持した状態でスピーカを外装ケースに固定して
いるためスピーカは剛体により外装ケースに連結される
ことなく外装ケースに固定され、従来よりも外装ケース
への振動伝搬を少なくでき、また取付ビスを使用しなく
ても良いので外装ケースの厚みも薄くてすむものであ
る。さらに弾性体層の間に遮蔽板を介在せしめることに
より弾性体層を通じてスピーカ前後の音抜けによる低域
の周波数特性の減少もなくなるものである。
により挟持した状態でスピーカを外装ケースに固定して
いるためスピーカは剛体により外装ケースに連結される
ことなく外装ケースに固定され、従来よりも外装ケース
への振動伝搬を少なくでき、また取付ビスを使用しなく
ても良いので外装ケースの厚みも薄くてすむものであ
る。さらに弾性体層の間に遮蔽板を介在せしめることに
より弾性体層を通じてスピーカ前後の音抜けによる低域
の周波数特性の減少もなくなるものである。
実施例 以下本発明の一実施例のスピーカの取付装置について、
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
第１図，第２図は本発明の実施例における断面図および
背面図である。この第１図，第２図において前述の第３
図および第４図で示した構成部品と同一構成品には同一
符号を付している。
背面図である。この第１図，第２図において前述の第３
図および第４図で示した構成部品と同一構成品には同一
符号を付している。
本実施例と従来構成との異なる点は、従来構成ではスピ
ーカ２を固定ねじ７で固定しているが、本実施例ではス
ピーカ２のフレームの外周部の前後をスポンジ等の発泡
率の高い弾性体層３でくるみ一方が開口し、底面の中央
部に透孔5aが形成された円筒状の剛体よりなる固定ケー
ス５に収納して、しかる後に外装ケース１に設けられた
複数の切起部1aを利用して固定している。
ーカ２を固定ねじ７で固定しているが、本実施例ではス
ピーカ２のフレームの外周部の前後をスポンジ等の発泡
率の高い弾性体層３でくるみ一方が開口し、底面の中央
部に透孔5aが形成された円筒状の剛体よりなる固定ケー
ス５に収納して、しかる後に外装ケース１に設けられた
複数の切起部1aを利用して固定している。
すなわち、第２図に示すように固定ケース５の開口部に
外方に向って突出するよう突起部5cを設けておき、この
突起部5cを前記切起部1aと対向しない位置に位置せしめ
た状態で固定ケース５を装着し、しかる後に、矢印方向
に回転せしめることにより、前記突起部5cを前記切起部
1aの下に位置せしめ、第１図の状態で固定ケース５を外
装ケース１に装着固定するものである。
外方に向って突出するよう突起部5cを設けておき、この
突起部5cを前記切起部1aと対向しない位置に位置せしめ
た状態で固定ケース５を装着し、しかる後に、矢印方向
に回転せしめることにより、前記突起部5cを前記切起部
1aの下に位置せしめ、第１図の状態で固定ケース５を外
装ケース１に装着固定するものである。
以上のように構成することで、スピーカ２自体は剛体に
直接接触されることなく弾性層３で浮いている状態にな
っていることと、弾性体層３の振動軽減効果により外装
ケース１にスピーカ２の振動が伝わらなくなるものであ
る。また弾性体層の間にテープ，フィルム等よりなる薄
膜４を介在せしめているため発泡率の高い弾性体層を介
してのスピーカ前後の音抜けを防止している。
直接接触されることなく弾性層３で浮いている状態にな
っていることと、弾性体層３の振動軽減効果により外装
ケース１にスピーカ２の振動が伝わらなくなるものであ
る。また弾性体層の間にテープ，フィルム等よりなる薄
膜４を介在せしめているため発泡率の高い弾性体層を介
してのスピーカ前後の音抜けを防止している。
発明の効果 以上のように本発明によればスピーカはスポンジ等の弾
性体層により挟持した形状で外装ケースに固定されるた
め従来より以上の振動軽減効果を得ることができ、また
音抜けによる低域の周波数特性の減少もなくなるもので
ある。
性体層により挟持した形状で外装ケースに固定されるた
め従来より以上の振動軽減効果を得ることができ、また
音抜けによる低域の周波数特性の減少もなくなるもので
ある。
第１図は本発明の一実施例におけるスピーカ取付装置の
断面図、第２図は同背面図、第３図は従来のスピーカ取
付装置の断面図、第４図は同背面図である。 １……外装ケース、２……スピーカ、３……弾性体、４
……薄膜、５……固定ケース、６……ゴム、７……固定
ビス。
断面図、第２図は同背面図、第３図は従来のスピーカ取
付装置の断面図、第４図は同背面図である。 １……外装ケース、２……スピーカ、３……弾性体、４
……薄膜、５……固定ケース、６……ゴム、７……固定
ビス。
Claims (1)
- 【請求項１】スピーカのフレームの外周部の前後をそれ
ぞれ弾性体層で覆い、そのフレームの前面に位置する弾
性体層をケースに当接せしめた状態で、前記フレームの
後面に位置する弾性体層を押圧することにより前記スピ
ーカを前記ケースに固定するとともに、前記弾性体層の
間に音の伝搬を遮断する薄膜を介在せしめたことを特徴
とするスピーカ取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33439788A JPH0748910B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | スピーカ取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33439788A JPH0748910B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | スピーカ取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02179097A JPH02179097A (ja) | 1990-07-12 |
| JPH0748910B2 true JPH0748910B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=18276911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33439788A Expired - Lifetime JPH0748910B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | スピーカ取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748910B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2712965T3 (es) * | 2001-12-19 | 2019-05-16 | Interdigital Madison Patent Holdings | Dispositivo electrónico que comprende un altavoz |
| EP1775988A1 (en) * | 2004-07-30 | 2007-04-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Speaker system, mobile terminal device, and electronic device |
| JP3117923U (ja) | 2005-10-24 | 2006-01-19 | 船井電機株式会社 | 液晶テレビジョン装置、液晶表示装置 |
| JP5992074B2 (ja) * | 2015-06-23 | 2016-09-14 | 株式会社宮木電機製作所 | 防爆形スピーカシステム |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP33439788A patent/JPH0748910B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02179097A (ja) | 1990-07-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4041256A (en) | Open-back type headphone with a detachable attachment | |
| US5115474A (en) | Speaker system | |
| JPH0535485Y2 (ja) | ||
| JPH0748910B2 (ja) | スピーカ取付装置 | |
| JP2722525B2 (ja) | カメラ一体型磁気記録再生装置 | |
| JPS609937Y2 (ja) | ドツキング式テ−プレコ−ダ | |
| JPS59112390U (ja) | 磁気テ−プ装置 | |
| JP2571042B2 (ja) | 複合薄膜磁気ヘツド | |
| JPS5914897Y2 (ja) | テ−プレコ−ダ− | |
| KR0124863Y1 (ko) | 스피커 시스템 | |
| KR900008851Y1 (ko) | 자기 헤드 장치 | |
| JPS5928490Y2 (ja) | スペ−サ | |
| US2951915A (en) | Playback system for stereophonic records with mechanical rumble filter | |
| JP3240671B2 (ja) | テープカセット | |
| JPH0356951Y2 (ja) | ||
| JPS609936Y2 (ja) | ドツキング式テ−プレコ−ダ | |
| JPH10105937A (ja) | 磁気ヘッドおよびそれを有する回転ヘッド装置 | |
| WO1993006589A1 (en) | Portable sound reproducing and amplifying apparatus | |
| JPH0831160A (ja) | 録音再生装置 | |
| JPH05191693A (ja) | テレビジョンカメラ装置 | |
| JP3163894B2 (ja) | 複合ａｖ装置 | |
| JPS5864898A (ja) | スピ−カ | |
| JPS58199404A (ja) | ビデオテ−プレコ−ダ | |
| JPS62208409A (ja) | 回転ヘツド装置 | |
| JPS62246166A (ja) | カセツトレコ−ダ |