JPH0748671A - 基板交換装置 - Google Patents

基板交換装置

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Publication number
JPH0748671A
JPH0748671A JP21507593A JP21507593A JPH0748671A JP H0748671 A JPH0748671 A JP H0748671A JP 21507593 A JP21507593 A JP 21507593A JP 21507593 A JP21507593 A JP 21507593A JP H0748671 A JPH0748671 A JP H0748671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
lock chamber
substrate
load lock
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP21507593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Hashimoto
一 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板交換時のロードロック室の大気にさらさ
れる領域を少なくし、真空排気時間を短縮する。 【構成】 成膜室1にゲートバルブ3を介して設けられ
たロードロック室2と、ロードロック室2の開口11を
開閉する蓋体12と、基板22を載置するトレイ21
と、トレイ21を成膜室1とロードロック室2とに搬送
する搬送手段7と、ロードロック室2の搬送手段7との
間でトレイ21を受け渡しする受け渡し手段と、受け渡
し手段のトレイ21の周縁部を開口11の内側縁に気密
に圧接する密閉手段と、密閉手段のトレイ21と外部と
の間で基板22を交換する交換手段28とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成膜室に隣接したロー
ドロック室と外部との間の基板の交換を効率よく行える
ようにする基板交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の基板交換装置は、図3に示すよう
になっている。同図において、1は成膜処理を行う成膜
室、2は成膜室1の一側に角型ゲートバルブ3を介して
設けられたロードロック室、4は成膜室1に設けられた
回転軸、5は回転軸4の上端部に固着された搬送アー
ム、6は搬送アーム5の先端部に形成されたC字形の支
持部であり、回転軸4の回転により搬送アーム5を介
し、成膜室1の成膜位置とロードロック室2の受け渡し
位置との間を移行し、回転軸4,搬送アーム5,支持部
6により搬送手段7が形成されている。8は基板を載置
するトレイであり、支持部6に載置される。
【0003】9はロードロック室2の底板から導入され
た昇降軸、10は昇降軸9の基部を包囲したベローズで
あり、昇降軸9の基部とロードロック室2の底板との間
の気密を維持している。11はロードロック室2の上面
の開口、12は開口11を開閉する蓋体、13は開口1
1の周縁の上面と蓋体12との間に設けられたOリング
である。
【0004】そして、成膜室1において、トレイ8上の
基板に成膜が終了すると、搬送手段7の支持部6上にト
レイ8を載置し、ゲートバルブ3を開け、回転軸4を回
転し、図の実線に示すように、支持部6をロードロック
室2に搬入する。
【0005】つぎに、昇降軸9が図の実線の位置から上
動し、昇降軸9の上端部がトレイ8の中央部の透孔に嵌
入してトレイ8を図の鎖線の位置に持ち上げ、回転軸4
が逆回転する。このとき、支持部6はC字形の開口によ
り昇降軸9から抜け出し、搬送アーム5が成膜室1に移
行し、ゲートバルブ3を閉じる。
【0006】そして、ロードローク室2を乾燥窒素等に
よりパージして大気圧に戻し、蓋体12を開け、交換手
段により、成膜終了の基板を取り出し、未成膜の基板と
交換し、蓋体12を閉じる。
【0007】つぎに、ロードロック室2を真空排気し、
ゲートバルブ3を開けて搬送手段7の支持部6をロード
ロック室2に移行し、昇降軸9を下動してトレイ8を支
持部6に載置し、回転軸4によりトレイ8を成膜室1に
移行し、ゲートバルグ3を閉じて成膜を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記装置の場
合、蓋体12を開けて基板を交換する際、大気がロード
ロック室2の全域に進入し、気中の水分が内壁に付着す
るため、ロードロック室2の真空排気に長時間を要し、
基板交換の効率が低下するという問題点がある。本発明
は、前記の点に留意し、基板交換時のロードロック室の
大気にさらされる領域を少なくし、真空排気時間を短縮
し、基板交換効率を向上した基板交換装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の基板交換装置は、成膜室にゲートバルブを
介して設けられたロードロック室と、該ロードロック室
の開口を開閉する蓋体と、基板を載置するトレイと、該
トレイを前記成膜室と前記ロードロック室とに搬送する
搬送手段と、前記ロードロック室の前記搬送手段との間
で前記トレイを受け渡しする受け渡し手段と、該受け渡
し手段の前記トレイの周縁部を前記開口の内側縁に気密
に圧接する密閉手段と、該密閉手段の前記トレイと外部
との間で基板を交換する交換手段とを備えたものであ
る。
【0010】
【作用】前記のように構成された本発明の基板交換装置
は、搬送手段との間で基板を受け渡しする受け渡し手段
が、トレイの周縁部をロードロック室の開口の内側縁に
気密に圧接する密閉手段を備えているため、基板の交換
時、ロードロック室の大気にさらされる領域が極めて少
なく、基板交換後のロードロック室の真空排気時間が大
幅に短縮され、基板交換効率が向上する。
【0011】
【実施例】1実施例について図1及び図2を参照して説
明する。それらの図において図3と同一符号は同一もし
くは相当するものを示す。14は成膜室1の他側に設け
られたイオン源、15はイオン源14に対向して設けら
れたターゲット、16は防着板、17は防着板16に形
成された成膜口、18は支杆19に回転自在に支持され
た支持装置、20は上下動軸、21は中央部に透孔が形
成されていないトレイ、22はトレイ21上に載置され
る基板である。
【0012】そして、搬送手段7の回転軸4により、支
持部6が成膜室1に移行すると、上下動軸20が上動し
てトレイ21を成膜口17に位置させるとともに、トレ
イ21上の基板22を支持装置18に圧接し、上下動軸
20を回転し、トレイ21とともに基板22を回転して
成膜を行う。
【0013】23はロードロック室2の上面にOリング
24を介してボルト25により装着されたフランジであ
り、フランジ23によりロードロック室2の開口11が
形成されている。26は蓋体12を支持した支軸であ
り、蓋体12がフランジ23の上面のOリング24を介
して開口11を気密に閉塞する。
【0014】27はトレイ21の周縁部に形成された段
部であり、トレイ21の上動時、段部27がフランジ2
3の下面のOリング24を介して開口11を気密に閉塞
する。28は交換手段であり、蓋体12の開放時、トレ
イ21上の基板22を取り出し、新しい基板22をトレ
イ21上に載置する。
【0015】そして、成膜終了により搬送手段7により
支持部6をロードロック室2に搬送すると、受け渡し手
段の昇降軸9が若干上動し、トレイ21の中央部に当接
してトレイ21を若干持ち上げ、回転軸4が逆回転して
支持部6が成膜室1に移行し、ゲートバルブ3を閉じ
る。
【0016】つぎに、ロードロック室2を乾燥窒素等に
よりパージして大気圧に戻し、密閉手段を兼ねた昇降軸
9をさらに上動してトレイ21の周縁部の段部27をフ
ランジ23の下面に圧接し、開口11を気密に閉塞す
る。この時、トレイ21上の基板22の上面と蓋体12
の下面との間隙は極めて小である。
【0017】つぎに蓋体12を開き、交換手段28によ
り、成膜済みの基板22を取り出し、新しい基板22を
トレイ21に載置し、蓋体12を閉じ、昇降軸9を若干
下動してトレイ21の段部27をフランジ23より外
し、ロードロック室2を真空排気する。
【0018】そして、ゲートバルブ3を開き、搬送手段
7の支持部6をロードロック室2に移行し、昇降軸9を
さらに下動してトレイ21を支持部6に載置する。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下に記載する効果を奏する。本発明の基
板交換装置は、搬送手段7との間で基板22を受け渡し
する受け渡し手段が、トレイ21の周縁部をロードロッ
ク室2の開口11の内側縁に、気密に圧接する密閉手段
を備えているため、基板22の交換時、ロードロック室
2の大気にさらされる領域が極めて少なく、ロードロッ
ク室2の内壁への水分の付着を防止し、基板交換後のロ
ードロック室2の真空排気時間を大幅に短縮することが
でき、基板交換効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の切断正面図である。
【図2】図1の一部の拡大図である。
【図3】従来例の切断正面図である。
【符号の説明】
1 成膜室 2 ロードロック室 3 ゲートバルブ 7 搬送手段 11 開口 12 蓋体 21 トレイ 22 基板 28 交換手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成膜室にゲートバルブを介して設けられ
    たロードロック室と、該ロードロック室の開口を開閉す
    る蓋体と、 基板を載置するトレイと、該トレイを前記成膜室と前記
    ロードロック室とに搬送する搬送手段と、前記ロードロ
    ック室の前記搬送手段との間で前記トレイを受け渡しす
    る受け渡し手段と、 該受け渡し手段の前記トレイの周縁部を前記開口の内側
    縁に気密に圧接する密閉手段と、該密閉手段の前記トレ
    イと外部との間で基板を交換する交換手段とを備えた基
    板交換装置。
JP21507593A 1993-08-05 1993-08-05 基板交換装置 Pending JPH0748671A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21507593A JPH0748671A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 基板交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21507593A JPH0748671A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 基板交換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0748671A true JPH0748671A (ja) 1995-02-21

Family

ID=16666344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21507593A Pending JPH0748671A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 基板交換装置

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