JPH0748161Y2 - 縮毛矯正用アイロン - Google Patents

縮毛矯正用アイロン

Info

Publication number
JPH0748161Y2
JPH0748161Y2 JP1990030468U JP3046890U JPH0748161Y2 JP H0748161 Y2 JPH0748161 Y2 JP H0748161Y2 JP 1990030468 U JP1990030468 U JP 1990030468U JP 3046890 U JP3046890 U JP 3046890U JP H0748161 Y2 JPH0748161 Y2 JP H0748161Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
sandwiching
concave
convex
strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990030468U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03123402U (ja
Inventor
徳 向井
Original Assignee
徳 向井
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 徳 向井 filed Critical 徳 向井
Priority to JP1990030468U priority Critical patent/JPH0748161Y2/ja
Publication of JPH03123402U publication Critical patent/JPH03123402U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0748161Y2 publication Critical patent/JPH0748161Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hair Curling (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、巻縮状態となっている毛髪の癖を取り、ス
トレートな毛髪とするのに用いる縮毛矯正用アイロンに
係るものである。
(従来の技術) 縮毛矯正用アイロンとしては、従来より第4図にその断
面が示されるような洋ハサミ状の電気アイロンが多く用
いられている。これら各挟持片1,2の断面形状は第4図
(イ),(ロ)の如き形状のものであった。
この縮毛矯正用アイロンは、チオグリコール酸の水溶液
等の第1液と、臭素酸ナトリウムの水溶液等の第2液と
から成るウエーブ剤で縮毛が矯正されてストレートにな
された毛髪の水洗乾燥時に用いられることが多いもの
で、挟持片1,2の間に毛髪Hを挟んで矢印方向にしごく
ようにして、毛髪Hを長手方向に伸張させるものであ
る。
(考案が解決しようとする課題) 前記第4図に示されるような断面の挟持片を有する縮毛
矯正用アイロンでは、(イ)鋸歯状の場合、互いに噛み
合う部分が鋭角状で各挟持片間が各部等間隔となり、挟
み力が小さければ毛髪は伸張されず、大きければ毛髪の
通過が困難で、毛髪はしごかれることなく、単に引っ張
られるだけであり、また(ロ)段違い状の場合、毛髪を
ピンチする効果のみか或はピンチするときに局部的な引
っ張り効果を発生するに過ぎずこれで毛髪をしごいても
毛髪を伸張させる効果が乏しかった。
本考案は挟持片の相対する面の形状を、毛髪の伸張に有
効に作用するものとすることにより従来の技術にみられ
た問題点を解消した。
(課題を解決するための手段) 本考案では、前述した目的を達成するため、相対する二
つの挟持片の挟持面に、少なくとも一方の挟持面には断
面形状が先端側に向かって狭まる台形である凸条が、こ
の凸条に相対する他方の挟持面には前記凸条に嵌合する
ようにその凸条に対応する形状の凹条が、これら凸条と
凹条とが完全に嵌合しておらず隙間が開いている状態に
おいてはその凸条の上底面とその凹条の下底面との間隔
がその凸条の側壁面とその凹条の側壁面との間隔より大
きいように、それぞれ各挟持片の長手方向に沿って設け
られる構成となっている。
なお、前述した一方の挟持面に、断面形状が先端に向か
って狭まる台形である凸条と断面形状が開放側に向かっ
て広がる台形である凹条とがそれぞれ挟持片の長手方向
に沿うように交互に設けられ、他方の挟持面にそれら凸
条,凹条に嵌合するようにそれら凸条,凹条に対応する
形状の凹条,凸条がそれぞれ挟持片の長手方向に沿うよ
うに交互に設けられれば、より効果的である。
また、各挟持片にそれぞれヒーターが内蔵されているこ
とが好ましい。
(作用) 本考案の縮毛矯正用アイロンは、挟持片双方の断面形状
が台形の噛み合い形状にされているので、挟持片の凹条
と凸条との噛み合いの度合に応じて毛髪がゆったりと通
過する空間と、強く圧迫されてしごかれながら通過する
空間とが生じて、毛髪がしごかれる際に、付着されてい
るウエーブ剤で柔軟になつている毛髪に対して、圧迫力
と適度な緩衝とが交番して与えられ、ウエーブ剤の毛髪
に対する浸透力を高めながら伸張させることができるこ
とになり、その結果毛髪を十分に伸張させることができ
る。
(実施例) 次に本考案を一実施例について図面を参照しつつ説明す
る。
第1図(イ),(ロ)に示されるように、本考案の縮毛
矯正用アイロン10および10′は、挟持片1および2を有
する洋ハサミ状に形成され、外部電源(図示せず)から
通電されることにより各挟持片に内蔵されたヒーターが
発熱するようになっている。
各挟持片1および2は、第1図(ハ)に示されるように
挟持面において、断面が先端側に向かって狭まる台形状
の凸条3および4と、該凸条3または4と嵌合し得る開
放側に向かって広がる台形状の凹条3′および4′とが
長手方向に形成されている。挟持片1につくり出された
凸条3および凹条3′は、挟持片2につくり出された凹
条4′および凸条4とそれぞれ整合して嵌入し、噛み合
うことができるようになっている。
ウエーブ剤第1液と第2液とを併用しつつ縮毛が矯正さ
れてストレートとなされるには毛髪Hを挟持片1,2で第
2図の如く該毛髪Hと挟持片とが直交するように挟み込
み、挟んだ状態のまま該挟持片を矢印Aの方向に移動さ
せれば、毛髪Hは前記凸条3,4と凹条3′,4′によつて
形成されたエッジE1,E2,E3,E4,E5,E6でしごかれるの
で、ウエーブ剤が毛髪Hによくゆきわたり易く、更にウ
エーブ剤によって毛髪に与えられた毛髪のシスチン結合
が切られたり整えられたりして毛髪に正常な伸張をもた
らす薬効成分が、毛髪によく作用し、ストレートな毛髪
が完成されることになる。
第3図は本考案による縮毛矯正用アイロンの挟持片の対
向する面の形状が毛髪に与える効果を説明する図であ
る。
挟持片1,2が完全に噛み合っている時は、各挟持片1,2の
間隔α,βは共に0であるが、毛髪Hを両挟持片1,2間
に挟んでいるときは、α>β>0となる。即ち、毛髪H
は間隙βを通る時はきつく圧迫され、間隙αを通る時は
圧迫がゆるめられる。その上、毛髪Hが矢印B方向に動
くとき、エッジE1,E2,E3,E4,E5,E6の各部で毛髪Hがし
ごかれるので、毛髪は間隙の広いところαと狭いところ
βを交互に通過しながら緩みと伸張とを円滑に交番しつ
つ与えられ、6ヶ所のエッジで強くしごかれることにな
り、加えて狭いところβに対して広いところαを設けた
ことにより必要に応じて縮毛矯正用の薬剤またはクリー
ム状の毛髪保護剤(アイロンの熱から毛髪を護る)等が
β領域から矢印B方向側のα領域に絞り出されそのα領
域で広がることによりそのα領域内の毛髪に充分に均一
に分布し、薬剤が分布した毛髪がα領域に入って圧迫さ
れることにより薬剤が毛髪に充分浸透することにより、
前述のように毛髪のシスチン結合が切れたり整えられた
りして毛髪がストレートに矯正される現象が効果的に生
じる。
挟持片の断面形状を例えば台形波状にしたことによる利
点は、広い間隙αと、これより狭い間隙βとが得られる
ことであるが、もう一つ大きな利点は挟持片の開き具合
いに応じて間隙βの寸法が変わることである。つまり、
毛髪の量の変化に応じて挟持片の開度が変わると同時に
間隙βも変化するので、取り扱う毛髪の量の多少の増減
に対して十分な自由度を有すると共に間隙βにおいて任
意の圧力を自由に毛髪に加え得るということである。
もし矩形波状の断面形状であれば、間隙βは挟持片の開
度の如何に関わらず一定となるので、適度の毛髪量を想
定して一定の寸法を与えておかねばならず、取り扱う毛
髪の量が多過ぎた場合は挟持片に毛髪を挟むことができ
ないので、アイロンの操作において常に毛髪の量に配慮
を要するという欠点を伴うし、毛髪に加えられる圧力も
間隙βの寸法で決まる一定の圧力に限定される。
(考案の効果) 本考案による縮毛矯正用アイロンは、上記したように、
矯正する毛髪に圧迫力を加えた後に緩める操作を与えら
れる機能を備えているので、縮毛を矯正するのに従来の
ものよりも毛髪に伸張性を与え得る効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による縮毛矯正用アイロンを
説明する図、第2図は該本考案のアイロンの挟持片の断
面図、第3図は該本考案のアイロンの挟持片断面形状が
毛髪に与える効果を説明する図、第4図は従来例のアイ
ロンの挟持片の断面図である。 1,2…挟持片、H…毛髪 3,4…凸条、3′,4′…凹条 E1,E2,E3,E4,E5,E6…エッジ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対する二つの挟持片の挟持面に、少なく
    とも一方の挟持面には断面形状が先端側に向かって狭ま
    る台形である凸条が、この凸条に相対する他方の挟持面
    には前記凸条に嵌合するようにその凸条に対応する形状
    の凹条が、これら凸条と凹条とが完全に嵌合しておらず
    隙間が開いている状態においてはその凸条の上底面とそ
    の凹条の下底面との間隔がその凸条の側壁面とその凹条
    の側壁面との間隔より大きいように、それぞれ各挟持片
    の長手方向に沿って設けられることを特徴とする縮毛矯
    正用アイロン。
  2. 【請求項2】一方の挟持面に、断面形状が先端に向かっ
    て狭まる台形である凸条と断面形状が開放側に向かって
    広がる台形である凹条とがそれぞれ挟持片の長手方向に
    沿うように交互に設けられ、他方の挟持面にそれら凸
    条,凹条に嵌合するようにそれら凸条,凹条に対応する
    形状の凹条,凸条がそれぞれ挟持片の長手方向に沿うよ
    うに交互に設けられる請求項1に記載の縮毛矯正用アイ
    ロン。
  3. 【請求項3】各挟持片はそれぞれヒーターが内蔵されて
    いるものである請求項1または2に記載の縮毛矯正用ア
    イロン。
JP1990030468U 1990-03-23 1990-03-23 縮毛矯正用アイロン Expired - Lifetime JPH0748161Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990030468U JPH0748161Y2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 縮毛矯正用アイロン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990030468U JPH0748161Y2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 縮毛矯正用アイロン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03123402U JPH03123402U (ja) 1991-12-16
JPH0748161Y2 true JPH0748161Y2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=31533180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990030468U Expired - Lifetime JPH0748161Y2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 縮毛矯正用アイロン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0748161Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA3153984A1 (en) * 2018-06-15 2019-12-19 Japham Group Limited Hair styling device

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH074296B2 (ja) * 1986-01-27 1995-01-25 松下電工株式会社 ヘア−アイロン
JPS63161902A (ja) * 1986-12-26 1988-07-05 瀧前 豊作 縮毛矯正用アイロン
JP2536620Y2 (ja) * 1987-09-16 1997-05-21 三洋電機株式会社 ヘアードライヤーのアタッチメント

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03123402U (ja) 1991-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4279464B2 (ja) ヘヤーアレンジメント装置およびかかる装置を備えたヘヤートング
JP3000262B2 (ja) 縮れ毛矯正アイロン
JPH0422082B2 (ja)
ITTO20070827A1 (it) Elemento d'arresto terminale inferiore per cerniera lampo
JPH0748161Y2 (ja) 縮毛矯正用アイロン
KR20220020348A (ko) 헤어 스타일링 기기
US3214807A (en) Flexible connector
US2604105A (en) Device for applying rouge to the lips
TWI533817B (zh) 耦合元件、拉鏈鏈帶、及拉鏈
US5845654A (en) Method and apparatus for styling hair
US4942892A (en) Hair-curling device
US2553370A (en) Metal hair clip
JP2516484Y2 (ja) 頭髪補整器
US1824665A (en) Comb
JPH049402B2 (ja)
US4205692A (en) Vapor hood
US5188582A (en) Apparatus for forming tear tab lining material
JP2697047B2 (ja) 罫線を設けたプラスチックシートおよび罫線付設方法
KR200436660Y1 (ko) 헤어 고데기의 가열판
JPH11216012A (ja) ヘアーアイロン
US1551160A (en) Comb
US861596A (en) Hair-dresser's tool.
BE1006810A6 (fr) Bande depilatoire "nid d'abeille".
TWI804049B (zh) 理筋夾
JPH0747049Y2 (ja) ▲櫛▼