JPH0747339A - 使用済み金属容器の再生方法 - Google Patents
使用済み金属容器の再生方法Info
- Publication number
- JPH0747339A JPH0747339A JP19577693A JP19577693A JPH0747339A JP H0747339 A JPH0747339 A JP H0747339A JP 19577693 A JP19577693 A JP 19577693A JP 19577693 A JP19577693 A JP 19577693A JP H0747339 A JPH0747339 A JP H0747339A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resins
- container
- resin
- metallic container
- used metallic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】使用済み金属容器に付着した樹脂分を効率的に
除去し、再生可能とする方法を提供することを目的とす
る。 【構成】樹脂が付着した使用ずみ金属容器を該樹脂の固
化温度以下に冷却した後該樹脂を剥離する、使用済み金
属容器の再生方法。
除去し、再生可能とする方法を提供することを目的とす
る。 【構成】樹脂が付着した使用ずみ金属容器を該樹脂の固
化温度以下に冷却した後該樹脂を剥離する、使用済み金
属容器の再生方法。
Description
【０００１】
【発明の利用分野】本発明は、付着性樹脂を含む製品を
充填した金属容器を使用後、再生する方法に関する。
充填した金属容器を使用後、再生する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】塗料、印刷インキ、接着剤、およびこれ
ら製品の樹脂原料等の製品は、ドラム缶等の金属容器に
充填され使用に供される。使用済み金属容器缶は、廃棄
物として処理されるか、再使用のための再生処理を行っ
ていた。使用済み金属容器を廃棄物として鉄くずにして
も、その処理前に樹脂分を除去する必要がある。これら
の樹脂分の除去のために、缶の内部にバーナー等の炎を
当てて樹脂を燃焼、除去するか、有機溶剤により洗浄、
除去することが行われている。
ら製品の樹脂原料等の製品は、ドラム缶等の金属容器に
充填され使用に供される。使用済み金属容器缶は、廃棄
物として処理されるか、再使用のための再生処理を行っ
ていた。使用済み金属容器を廃棄物として鉄くずにして
も、その処理前に樹脂分を除去する必要がある。これら
の樹脂分の除去のために、缶の内部にバーナー等の炎を
当てて樹脂を燃焼、除去するか、有機溶剤により洗浄、
除去することが行われている。
【０００３】しかしながら、ドラム缶のように再生を目
的とする場合、焼却処理を行うと内部の塗装も一緒に燃
えてしまうので再塗装が必要という問題点があった。
又、有機溶剤による洗浄作業は、火災の危険や作業者の
安全衛生上の問題点があった。
的とする場合、焼却処理を行うと内部の塗装も一緒に燃
えてしまうので再塗装が必要という問題点があった。
又、有機溶剤による洗浄作業は、火災の危険や作業者の
安全衛生上の問題点があった。
【０００４】
【発明が解決すべき課題】本発明は、使用済み金属容器
に付着した樹脂分を効率的に除去し、再生可能とする方
法を提供することを目的とする。
に付着した樹脂分を効率的に除去し、再生可能とする方
法を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、樹脂が付着し
た使用ずみ金属容器を該樹脂の固化温度以下に冷却した
後該樹脂を剥離する、使用済み金属容器の再生方法に関
する。本発明によれば、始めに、塗料、印刷インキ、接
着剤、およびこれら製品の樹脂原料等の付着性を有する
樹脂が付着した使用済み金属容器の内部に液体窒素を吹
きつけて容器に付着した樹脂を冷却、固化する。この工
程は、断熱性容器に処理すべき金属容器を入れ、冷却す
るか液体窒素を断熱性容器に導き入れることによって断
熱性容器全体を冷却してもよい。この時の断熱性容器の
内部温度は−５０℃〜−１００℃が好ましい。内容物の
樹脂分はこのような低温になると、ガラス状の固体とな
って脆くなる。このため、樹脂は容器に付着していて
も、衝撃や振動、あるいはヘラを使用することにより物
理的に容易に容器壁から剥離することができる。
た使用ずみ金属容器を該樹脂の固化温度以下に冷却した
後該樹脂を剥離する、使用済み金属容器の再生方法に関
する。本発明によれば、始めに、塗料、印刷インキ、接
着剤、およびこれら製品の樹脂原料等の付着性を有する
樹脂が付着した使用済み金属容器の内部に液体窒素を吹
きつけて容器に付着した樹脂を冷却、固化する。この工
程は、断熱性容器に処理すべき金属容器を入れ、冷却す
るか液体窒素を断熱性容器に導き入れることによって断
熱性容器全体を冷却してもよい。この時の断熱性容器の
内部温度は−５０℃〜−１００℃が好ましい。内容物の
樹脂分はこのような低温になると、ガラス状の固体とな
って脆くなる。このため、樹脂は容器に付着していて
も、衝撃や振動、あるいはヘラを使用することにより物
理的に容易に容器壁から剥離することができる。
【０００６】
【発明の効果】本発明によれば、使用済み金属容器を冷
却することによって、付着した樹脂分を簡単に剥離する
ことができる。特に印刷インキのように常温で粘調な製
品でも−５０℃程度に冷却するだけで樹脂が固化して剥
離しやすくなるので、従来の方法に比べて比較的安価に
ドラム缶を再生することができる。
却することによって、付着した樹脂分を簡単に剥離する
ことができる。特に印刷インキのように常温で粘調な製
品でも−５０℃程度に冷却するだけで樹脂が固化して剥
離しやすくなるので、従来の方法に比べて比較的安価に
ドラム缶を再生することができる。
Claims (1)
- 【請求項１】 樹脂が付着した使用ずみ金属容器を該樹
脂の固化温度以下に冷却した後該樹脂を剥離する、使用
済み金属容器の再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19577693A JPH0747339A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 使用済み金属容器の再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19577693A JPH0747339A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 使用済み金属容器の再生方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0747339A true JPH0747339A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16346780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19577693A Pending JPH0747339A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 使用済み金属容器の再生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747339A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009040131A (ja) * | 2007-08-07 | 2009-02-26 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | 防振・防音シート除去方法 |
| KR20190088183A (ko) * | 2018-01-18 | 2019-07-26 | 김점순 | 금속이 피복된 합성수지 시트의 재활용방법 및 장치 |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP19577693A patent/JPH0747339A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009040131A (ja) * | 2007-08-07 | 2009-02-26 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | 防振・防音シート除去方法 |
| KR20190088183A (ko) * | 2018-01-18 | 2019-07-26 | 김점순 | 금속이 피복된 합성수지 시트의 재활용방법 및 장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| PT888601E (pt) | Etiqueta de estampar que compreende uma camada de apoio e uma camada de transposicao, recipiente que compreende uma tal camada de transposicao e processo para remover uma camada de transposicao de um recipiente | |
| JPH0747339A (ja) | 使用済み金属容器の再生方法 | |
| JP2008264725A (ja) | 廃棄物処理自動車および廃棄物処理装置 | |
| JPH07228723A (ja) | 合成樹脂部分の化学・機械式塗料分解方法 | |
| EP0215474A2 (en) | Polymer layer recovery from a multilayered chip material | |
| JP3117108B2 (ja) | 塗膜付合成樹脂廃材の再生処理方法 | |
| CN103757649A (zh) | 去除废旧易拉罐表面漆膜的方法 | |
| EP2259977B1 (en) | Container comprising an inner lining and a method of manufacturing such a container | |
| CA2143743A1 (en) | Reclamation of Ester-Cured Phenolic Resin Bonded Foundry Sands | |
| JPH0598066A (ja) | ポリエチレンフイルム屑等の再資源化方法 | |
| GB1591966A (en) | Process for reclaiming foundry sand wastes | |
| US5494603A (en) | Composition for delacquering aluminum cans during recycling | |
| JPH10211592A (ja) | テルミット・レール溶接装置用の反応坩堝 | |
| CN106216351B (zh) | 一种危险固废的综合处理方法 | |
| JP2002317071A (ja) | ハイブリッド型プラスチックリサイクル方法 | |
| JP2000355690A (ja) | ポリカーボネート樹脂の熱分解法 | |
| US20040163553A1 (en) | Frame preparation for screen printing | |
| JPS62116729A (ja) | アルミニウム箔加工廃品よりの還元剤の製法 | |
| KR20030062802A (ko) | 유리제품 라벨 제거방법 | |
| US4430119A (en) | Selective removal of magnesium in the consumption of aluminum used beverage container scrap | |
| JPH0584746A (ja) | ポリプロピレン樹脂成型品の塗膜剥離分離回収法 | |
| JP2004043751A (ja) | 再生塗料。 | |
| JP2001262158A (ja) | 繊維強化プラスチックの油化方法 | |
| JPH0691648A (ja) | 材料再生方法 | |
| DK0429951T3 (da) | Fremgangsmåde til rensning af formstofbeholdere til flergangsbrug for farver samt stablelig spand |