JPH0746704A - 物品搬送機の摺電装置 - Google Patents

物品搬送機の摺電装置

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Publication number
JPH0746704A
JPH0746704A JP18566393A JP18566393A JPH0746704A JP H0746704 A JPH0746704 A JP H0746704A JP 18566393 A JP18566393 A JP 18566393A JP 18566393 A JP18566393 A JP 18566393A JP H0746704 A JPH0746704 A JP H0746704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
roller
groove
sliding
slope
Prior art date
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Pending
Application number
JP18566393A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Kaneda
隆文 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP18566393A priority Critical patent/JPH0746704A/ja
Publication of JPH0746704A publication Critical patent/JPH0746704A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品搬送機の摺電装置の低騒音化を目的とす
る。 【構成】 コンベア1上に配設され、パレット2の裏面
から給電する摺電装置4は、スプリング7でパレット2
の裏面側に付勢されるリンク6の端部に摺電ローラ11
を枢着し、摺電ローラ11に緩衝ローラ12を巻装して
形成され、パレット2には、端部にスロープ14が形成
された溝13と、溝13の側方の導電プレート15とが
設けられている。パレット2が搬送されるとスロープ1
4が緩衝ローラ12に当接して緩衝ローラ12を押下
げ、摺電ローラ11が導電プレート15に接触して給電
される。このパレット2と緩衝ローラ12はスロープ1
4で接触するので衝突音は緩和され、騒音が低減され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンベア等の物品搬送
機の摺電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品搬送機の摺電装置は
図3に示したような構成であった。
【0003】図において、1はコンベアで、パレット2
を搬送するベルト3と、パレット2に下面から電力を供
給する摺電装置4が所定の間隔で複数配設されている。
【0004】摺電装置4は、基体5と、基体5に一端が
枢着されたリンク6と、リンク6の他端をパレット2側
に付勢するスプリング7と、リンク6の他端に枢着され
た導電体の摺電ローラ8とで形成され、適宜な手段で摺
電ローラ8に給電されるようになっている。
【0005】パレット2の裏面には摺電ローラ8から給
電される摺電プレート9が配設されている。
【0006】上記構成において、パレット2がベルト3
により所定の位置に搬送されると、図4に示したよう
に、摺電プレート9が摺電ローラ8に接触して摺電装置
4からパレット2へ給電される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
の物品搬送機の摺電装置では、パレット2が搬送されて
きて、パレット2の端部が摺電ローラ8に接触したとき
に衝突音が発生していた。また、パレット2上の被通電
物品への通電はコンベア1上の一定区間で継続して行わ
れるため、パレット2はその区間にある複数の摺電装置
4のそれぞれに接触して衝突音を発生し、衝突音が騒音
となって作業環境を悪化させるという問題があった。
【0008】本発明は上記問題を解決するもので、低騒
音で、確実にパレットに給電できる物品搬送機の摺電装
置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、基体と、一端が前記基体に枢支されたリン
クと、前記リンクの他端をパレット側に付勢するスプリ
ングと、前記リンクの他端に枢着され前記パレットの摺
電プレートに転接する摺電ローラと、前記摺電ローラに
巻装され前記パレットの溝に遊嵌する緩衝ローラとを備
えた構成としたものである。
【0010】また、パレットは、その裏面を縦断する溝
と、前記溝の端部に形成されたスロープと、前記溝の側
方に添設された摺電プレートとを備えた構成としたもの
である。
【0011】
【作用】上記構成において、摺電ローラに緩衝ローラを
巻装したことにより、パレットが搬送されてくると、そ
の端部は緩衝ローラに接触するので接触による衝突音は
緩和される。
【0012】また、緩衝ローラが嵌入するパレットの溝
の端部にスロープを形成したことにより、緩衝ローラは
スロープに案内されて溝に嵌入するので、接触による衝
突音は一層緩和される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1および
図2を参照しながら説明する。
【0014】なお、従来例に示したものと同一部品には
同じ符号を付して説明を省略する。図に示すように、摺
電装置4のリンク6の他端には導電体の摺電ローラ11
が枢着され、その外周には、ゴム、合成樹脂等の非導電
性の緩衝性材からなる緩衝ローラ12が巻装されてい
る。この緩衝ローラ12は、後述するパレット2の溝1
3に遊嵌する幅に形成されている。
【0015】パレット2の裏面には、パレット2を縦断
する溝13が設けられ、溝13の端部には、緩衝ローラ
12を案内する裏面側から表面側へ傾斜するスロープ1
4が形成されている。そして、溝13の深さは、摺電ロ
ーラ11の半径と緩衝ローラ12の半径との差よりも深
く形成されている。また、溝13の側方のパレット2の
裏面には摺電ローラ11と接触する導電プレート15が
溝13に沿って添設されている。
【0016】上記構成において、図2(a)に示したよ
うに、パレット2が搬送されてくると、図2(b)に示
したように、パレット2に形設されたスロープ14が摺
電装置4の緩衝ローラ12に当接し、パレット2の進行
に伴って緩衝ローラ12を押下げながら溝13に遊嵌さ
せる。緩衝ローラ12が溝13に遊嵌すると、図2
(c)に示したように、溝13の深さD1 は摺動ローラ
11と緩衝ローラ12の半径の差D2 よりも深く形成し
てあるので、緩衝ローラ12は溝13の底面に接せずに
摺動ローラ11がパレット2の導電プレート15に接触
して摺動装置4からパレット2上の物品に給電される。
【0017】このように本発明の実施例の物品搬送機の
摺電装置によれば、摺電装置4の摺電ローラ11に緩衝
ローラ12を巻装し、パレット2の溝13の端部にスロ
ープ14を形成したことにより、パレット2と摺電装置
4の接触時にはパレット2のスロープ14が摺電装置4
の緩衝ローラ12に接触するのでその衝突力は小さなも
のとなり、緩衝ローラ12の緩衝性と併せて衝突音を著
しく緩和し、低騒音化することができるという効果が得
られる。
【0018】また、パレット2の溝13の深さD1 を摺
電ローラ11と緩衝ローラ12との半径差D2 よりも深
く形成したことにより、緩衝ローラ12が溝13に遊嵌
した状態では緩衝ローラ12が溝13の底面に接触する
ことがなく、摺電ローラ12を導電プレート15に確実
に接触させることができるという効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、パレット側に付勢された摺電ロー
ラにパレットの溝に遊嵌する緩衝ローラを巻装し、パレ
ットの溝の端部にスロープを形成したことにより、パレ
ットと摺動装置の接触時にはパレットのスロープが摺電
装置の緩衝ローラに接触してその衝突力を小さくし、緩
衝ローラの緩衝性と併せて衝突音を緩和して低騒音化す
ることができる。
【0020】特に、所定の通電区間に複数の摺電装置が
配設されているような搬送機器においては、一層低騒音
化の効果を得ることができる。
【0021】また、パレットの溝の深さを摺電ローラと
緩衝ローラとの半径差より深く形成したことにより、緩
衝ローラが溝に遊嵌したときに、摺電ローラを導電プレ
ートに確実に接触させることができる。
【0022】このように本発明によれば、低騒音で、確
実にパレットに給電できる物品搬送機の摺電装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の物品搬送機の摺電装置の要
部の斜視図
【図2】(a)、(b)、(c)は同装置の動作を説明
する要部の側面図
【図3】従来例の物品搬送機の摺電装置の要部の斜視図
【図4】(a)、(b)は同装置の動作を説明する要部
の側面図
【符号の説明】
2 パレット 4 摺電装置 5 基体 6 リンク 7 スプリング 11 摺電ローラ 12 緩衝ローラ 13 溝 14 スロープ D1 溝の深さ D2 摺電ローラと緩衝ローラの半径差

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体と、一端が前記基体に枢着されたリン
    クと、前記リンクの他端をパレット側に付勢するスプリ
    ングと、前記リンクの他端に枢着され前記パレットの摺
    電プレートに転接する摺電ローラと、前記摺電ローラに
    巻装され前記パレットの溝に遊嵌する緩衝ローラとを備
    えたことを特徴とする物品搬送機の摺電装置。
  2. 【請求項2】パレットは、その裏面を縦断する溝と、前
    記溝の端部に形成されたスロープと、前記溝の側方に添
    設された摺電プレートとを備えたことを特徴とする請求
    項1記載の物品搬送機の摺電装置。
  3. 【請求項3】溝の深さを、摺電ローラの半径と緩衝ロー
    ラの半径との差より深く形成したことを特徴とする請求
    項2記載の物品搬送機の摺電装置。
JP18566393A 1993-07-28 1993-07-28 物品搬送機の摺電装置 Pending JPH0746704A (ja)

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JPH0746704A true JPH0746704A (ja) 1995-02-14

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140092302A (ko) * 2011-10-06 2014-07-23 뉴티엘르 전기 추진식 차량에 의해 갖춰진, 전력 수용 레일에 전기 접촉하는데 보조하는 전력 시스템
CN113060537A (zh) * 2021-03-03 2021-07-02 机械工业第九设计研究院有限公司 一种托盘阻尼机构

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