JPH0746515A - 情報入出力装置 - Google Patents

情報入出力装置

Info

Publication number
JPH0746515A
JPH0746515A JP5186460A JP18646093A JPH0746515A JP H0746515 A JPH0746515 A JP H0746515A JP 5186460 A JP5186460 A JP 5186460A JP 18646093 A JP18646093 A JP 18646093A JP H0746515 A JPH0746515 A JP H0746515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information input
output device
thin film
antenna
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5186460A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Matsuura
学 松浦
Yutaka Yoneda
裕 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP5186460A priority Critical patent/JPH0746515A/ja
Priority to TW083106653A priority patent/TW269028B/zh
Priority to KR1019940018235A priority patent/KR0153226B1/ko
Publication of JPH0746515A publication Critical patent/JPH0746515A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 電磁波にて受信、送信を行い、かつ画像表示
部3を備えた情報入出力装置1であって、基板2の上に
形成された、画像表示部3を構成する走査信号線4…と
データ信号線5…の所定のものにて、アンテナ素子10
が構成されている。 【効果】 従来のように、取付け位置、形状の限界に左
右されることなく、取り扱いが容易で、小型、かつ高性
能なアンテナを実現することが可能となり、これにて、
より小型でより携帯性の優れた情報入出力装置を得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像表示部を備え、情
報の入力、出力、或いは入出力の伝達媒体として電磁波
が用いられる情報入出力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報入出力装置、特に画像表示部を備え
た携帯型の情報入出力装置は、屋外での使用が前提とさ
れるため、機動性が重要視され、小型化が進む反面、表
示する情報量も多くなり、受信性能及び有効表示面積率
の向上、表示の高精細化等が併せて要求されている。そ
れゆえ、携帯性に適する限られたスペースの中で、それ
らの大有効表示面積・高受信性能・高精細表示を満足
し、かつ機器の小型化を図ることが近年の課題になって
きている。
【0003】この種の情報入出力装置には、テレビ受信
機、携帯用情報端末機器等があり、そのシステム構成は
大きく分けて、アンテナ部、受信部、画像信号処理部、
画像表示部に分かれている。テレビ受信機や携帯用情報
端末機器等の小型化は、使用部品の小型化、LSI(Lar
ge Scale Integrated Circuit)の採用、及び液晶に代表
される平面ディスプレイの採用等により行われている
が、各部品の小型化、薄型化が進むなかで、アンテナ部
の小型化はループアンテナ、ロッドアンテナ等を使い、
これらアンテナを筐体に収める収納型が採用されている
以外に、これと言った改善が成されていないのが現状で
ある。
【0004】ここで、小型化が図られているアンテナ部
の具体的構成を説明する前に、液晶表示機能を例に取
り、情報入出力装置の画像表示部について説明する。液
晶表示装置からなる画像表示部は、2枚の基板の間に液
晶を挟持して構成されており、その構成は、液晶層の駆
動方式にて大きくは単純マトリクス型と、アクティブマ
トリクス型との二つに分けられる。このうち、単純マト
リクス型は、基板の各対向面に、走査信号線及びデータ
信号線が交差して設けられ、これら各々の交差部分に、
画素が形成され、走査信号線及びデータ信号線に印加す
る各信号のON/OFFを制御して、画素を駆動し、画
像表示を行うようになっている。
【0005】一方、アクティブマトリクス型は、一方の
基板に対向電極が形成されると共に、他方の基板の上
に、走査信号線及びデータ信号線が交差して設けられて
おり、これら各々の交差部分に、スイッチング機能を備
えた薄膜トランジスタ(TFT)からなる液晶駆動素
子、及びこの駆動素子にて電圧供給が制御される画素電
極が形成され、これら画素電極と上記対向電極との間に
画素が形成されている。そして、走査信号線及びデータ
信号線に印加する各信号のON/OFFを制御して、液
晶駆動素子の駆動を制御し、画素を駆動して表示を行う
ようになっている。特に、アクティブマトリクス型の場
合、液晶駆動素子、走査信号線、及びデータ信号線等の
上には、画素以外の部分に当たる光を遮光する遮光手段
であるブラックマトリクスが形成されている。
【0006】上記何れの駆動方式による構成において
も、走査信号線を駆動する走査ドライバ、及びデータ信
号線を駆動するデータドライバは、LSIからなり、通
常、TAB(Tape Automated Bonding)、或いはCOG(C
hip On Glass) と呼ばれる実装技術により基板上に接続
され、実装されるようになっているが、ここ最近では、
アモルファスシリコン膜で形成された薄膜トランジスタ
より高い電子移動度を有する多結晶シリコン膜で形成さ
れた薄膜トランジスタ、或いは単結晶シリコン基板上に
形成されたトランジスタ等を使用して、各ドライバを画
像表示部と同一基板上に形成した、いわゆるドライバモ
ノリシック方式が開発されている。
【0007】次に、携帯性の向上、或いは小型化を目指
したアンテナ部の現状について説明する。
【0008】図14に示すように、情報入出力装置20
0における画像表示手段201を支持するシャーシ20
2には、アンテナ収容スペース202aが形成され、こ
のスペース202a内にロッドアンテナ203が収容さ
れるようになっている。
【0009】また、衛星放送用においては、図15に示
すように、情報入出力装置300の外部に、基板305
上に複数のアンテナ素子301a…が並べて設けられた
平面アンテナ301を設ける構成が採用されており、こ
のような平面アンテナ301では、図16(a)(b) に
示すように、アンテナ素子301aに電波の効率を向上
させる構成が各種提案されている(衛星放送受信ハンド
ブック;テレビ受信向上委員会編集)。平面アンテナ3
01を小型化する方法としては、アンテナ素子301a
の集積度を上げる方法、電波の効率を向上するためのア
ンテナ素子301aのパターンを開発して平面アンテナ
301の面積を縮小化する方法とがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記収
納型及び、外部に設置するもののように、各ブロック毎
に小型化を図った構成では、アンテナ部に関して言え
ば、取付け位置、形状に限界があり、取り扱いが容易
で、小型、かつ高性能なアンテナを実現するのは困難で
ある。また、収納型の場合、限られたスペース内で、高
利得、必要に応じて高指向性が得られ、しかも、他回路
部との影響を最小限に軽減する必要があることから、機
器内でアンテナへの輻射の可能性のある回路、或いは、
高周波の回路部を金属性の筐体で覆い、互いに隣接して
影響を軽減する手段が取られているため、金属性の筐体
を設けること自体が、小型化の阻害要因になり、容易に
小型化を図れないばかりか、コストを高騰させる要因に
もなっている。
【0011】一方、特開昭64−73918号公報に
は、小型無線機用アンテナにおいて、小型無線機内の表
示部である液晶パネルの一部を小型無線機のアンテナの
主要構成要素とする発明が開示されており、液晶パネル
の背面側に設けられた反射板をアンテナの主要構成要素
として利用するようになっているが、反射板の上部に
は、導電体である例えば画素電極や、共通電極、信号
線、遮光膜等が存在するので、アンテナとして動作させ
た場合、それらからの電磁波の影響を少なからず受ける
こととなり、必ずしも充分な構成であるとは言えず、ま
た、液晶パネルの共通電極を、アンテナとして利用する
場合は、液晶層を介して電極の中心で給電を行う必要が
あり、その構成は、必然的に複雑な構造となり、小型化
が効果的に成されているとは言いがたい。さらに、アン
テナと回路系との間に地板を設けて、アンテナと回路部
とを電磁的に遮蔽するようになっているので、小型軽量
化の点からも改善の余地を充分有している。
【0012】そこで、本発明は、上記課題に鑑みて成さ
れたもので、その目的は、取り扱いが容易で、小型、か
つ高性能なアンテナを実現し、これにて、より小型でよ
り携帯性の優れた情報入出力装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
情報入出力装置は、上記課題を解決するために、画像表
示部を備え、情報の入力、出力、或いは入出力の伝達媒
体として電磁波が用いられる情報入出力装置において、
上記画像表示部と同一基板上に、薄膜アンテナ、或いは
薄膜アンテナ素子が設けられていることを特徴としてい
る。
【0014】本発明の請求項2記載の情報入出力装置
は、上記課題を解決するために、少なくとも2枚の基板
を有すると共に、これら2枚の基板の間に液晶を挟持
し、情報の入力、出力、或いは入出力の伝達媒体として
電磁波が用いられる情報入出力装置において、上記基板
上に薄膜アンテナ、或いは薄膜アンテナ素子が設けられ
ていることを特徴としている。
【0015】本発明の請求項3記載の情報入出力装置
は、上記課題を解決するために、上記請求項2記載の情
報入出力装置において、上記基板上に画像表示部が備え
られていることを特徴としている。
【0016】本発明の請求項4記載の情報入出力装置
は、上記課題を解決するために、上記請求項1、2又は
3記載の情報入出力装置において、上記電磁波の周波数
が、75MHz以上であることを特徴としている。
【0017】本発明の請求項5記載の情報入出力装置
は、上記課題を解決するために、上記請求項1、2、3
又は4記載の情報入出力装置において、上記基板が、比
誘電率10以下の、絶縁性基板、或いは表面に絶縁膜が
形成された半導体基板からなることを特徴としている。
【0018】本発明の請求項6記載の情報入出力装置
は、上記課題を解決するために、上記請求項1、3、4
又は5記載の情報入出力装置において、上記薄膜アンテ
ナ、或いは薄膜アンテナ素子が、上記基板上に形成され
ている信号線、或いは電源線からなることを特徴として
いる。
【0019】本発明の請求項7記載の情報入出力装置
は、上記課題を解決するために、上記請求項1、3、4
又は5記載の情報入出力装置において、上記薄膜アンテ
ナ、或いは薄膜アンテナ素子が、上記基板上に形成され
ている画素電極からなることを特徴としている。
【0020】本発明の請求項8記載の情報入出力装置
は、上記課題を解決するために、上記請求項1、3、4
又は5記載の情報入出力装置において、上記薄膜アンテ
ナ、或いは薄膜アンテナ素子が、上記画像表示部に設け
られた遮光手段からなることを特徴としている。
【0021】本発明の請求項9記載の情報入出力装置
は、上記課題を解決するために、上記請求項1、3、4
又は5記載の情報入出力装置において、画像表示部と同
一基板上に、画像表示に供する手段とは別に、薄膜アン
テナ、或いは薄膜アンテナ素子が形成されていることを
特徴としている。
【0022】本発明の請求項10記載の情報入出力装置
は、上記課題を解決するために、上記請求項1、3、
4、5、6、7、8又は9記載の情報入出力装置におい
て、表示機能とアンテナ機能とを時間的に切り換える機
能切替え手段が設けられていることを特徴としている。
【0023】本発明の請求項11記載の情報入出力装置
は、上記課題を解決するために、上記請求項1、3、
4、5、6、7、8、9又は10記載の情報入出力装置
において、上記画像表示部が液晶表示装置であることを
特徴としている。
【0024】本発明の請求項12記載の情報入出力装置
は、上記課題を解決するために、上記請求項1、2、
3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載の情報
入出力装置において、受信或いは送信する信号の周波数
に基づいて、液晶に印加する電圧を可変する印加電圧可
変手段が設けられていることを特徴としている。
【0025】本発明の請求項13記載の情報入出力装置
は、上記課題を解決するために、上記請求項1、2、
3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12記載
の情報入出力装置において、上記薄膜アンテナ、或いは
薄膜アンテナ素子にて、ダイバーシティアンテナ手段が
構成されていることを特徴としている。
【0026】
【作用】上記の構成により、従来のように、取付け位
置、形状の限界に左右されることなく、取り扱いが容易
で、小型、かつ高性能なアンテナを実現することが可能
となり、これにて、より小型でより携帯性の優れた情報
入出力装置となる。
【0027】
【実施例】〔実施例1〕本発明の一実施例について図1
ないし図9に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0028】尚、本実施例においては、情報入出力装置
の画像表示部として、アクティブマトリクス型の液晶表
示装置を、しかも、液晶表示装置と同一基板上に駆動部
までも形成されているドライバモノリシック方式が採用
された構成を例示するが、本発明は、アクティブマトリ
クス型や、ドライバモノリシック方式、さらには液晶表
示に限定されるものではない。また、本実施例において
は、画像表示部と同一基板上に従来から形成されている
部材に、アンテナ機能を持たせる構成を例示する。
【0029】本実施例の情報入出力装置1に備えられた
画像表示部3は、図1もしくは図2に示すように、平板
状の基板2上に設けられた、走査信号線4…、データ信
号線5…、画素駆動素子8…、画素電極9…等から構成
されている。
【0030】上記基板2は、その材料を特に限定される
ものではないが、情報入出力装置1の送受信周波数とし
ては、一つの予想として、今後、1GHz以上の周波数
帯、特には20GHz近傍の周波数帯が主流になること
が推定される。この帯域において有効な基板の比誘電率
εr としては、一般的にεr ≒2.5とも考えられる
が、εr ≦10であれば、アンテナは実現可能であり、
例えば、絶縁性基板のガラス系、テフロン系、スチレン
系の基板、或いは、半導体基板である単結晶シリコン基
板の上に、絶縁膜を構成し、等価的に上記比誘電率εr
の値を得たものからなる。
【0031】上記走査信号線4…とデータ信号線5…と
は、互いに直交するように配されており、これらの各交
点近傍に、上記画素電極9…と、ソース8a、ドレイン
8b、ゲート8cを備えた薄膜トランジスタ等からなる
上記液晶駆動素子8…とがそれぞれ形成されている。そ
して、上記画素電極9…と、図示しない対向電極との間
に、液晶を挟持した構造で、その電極間にかかる電圧で
液晶の光透過状態を制御して表示を行う画素が形成され
ている。これら液晶駆動素子8…、上記走査信号線4
…、及びデータ信号線5…等の上には、画素以外の部分
に当たる光を遮光する遮光手段であるブラックマトリク
ス12が形成されている。詳細には後述するが、本実施
例においては、所定の上記走査信号線4とデータ信号線
5とで、アンテナ部を構成するようになっているので、
これら信号線より上部に導体が存在すると、アンテナ感
度が低下するため、上記ブラックマトリクス12は、誘
電体から構成されている。尚、ブラックマトリクス12
を別途設けず、各信号線4…・5…に遮光手段の機能を
付加した構成としてもよい。
【0032】また、上記基板2の上には、上記画像表示
部3以外に、後述する給電線11、及び上記走査信号線
4…を駆動する走査ドライバ6、データ信号線5…を駆
動するデータドライバ7等が形成されている。
【0033】上記走査信号線4…と走査ドライバ6、及
びデータ信号線5…とデータドライバ7とは、本情報入
出力装置1に備えられたマイクロコンピュータ等からな
る制御手段15によって開閉が制御されるスイッチ13
…・14…を介して接続されており、さらに、走査ドラ
イバ6とデータドライバ7とは、ON/OFFが上記制
御手段15によって制御される、ドライバ停止部16に
接続されている。このドライバ停止部16は、OFF時
に、走査ドライバ6とデータドライバ7とを停止させる
ものである。
【0034】さらに、本実施例の情報入出力装置1にお
いては、上記走査信号線4…とデータ信号線5…とが、
アンテナ部としての機能をも担うように、例えば反射器
あるいは導波器等のアンテナの主構成要素として構成さ
れている。即ち、図3に示すように、所定の走査信号線
4とデータ信号線5との交差点近傍には、アンテナ部と
して機能するときに両信号線4・5を接続するための、
図示しないスイッチング素子、高周波帯域通過フィルタ
素子、或いは誘電体材料を挟持した高周波特性を有する
誘電体素子等が設けられており、これにて、図中網掛け
にて示すようなループ状のアンテナ素子(薄膜アンテ
ナ)10が構成されている。
【0035】この場合、アンテナ部としての高利得(場
合によっては高指向性も)を得るために、情報入出力装
置1が送受信に使用する信号の周波数によって、アンテ
ナ部として使用する走査信号線4、データ信号線5を、
例えば各信号線4・5の線長が1波長、或いは1/2波
長、或いは1/4波長…に相当するものが選択して使用
され、情報入出力装置1の送受信の信号の周波数が各信
号線4・5の線長に一致しない場合は、例えば図4に示
すように、1本の信号線を複数に分割することで、所望
の波長間隔を得るようになっている。
【0036】携帯性に優れた情報入出力装置としては、
一般的には機器の形状をA4サイズ以下に設定するのが
望ましく、このような機器において、A4サイズの外周
にループを形成した場合、その線長は約100cmとな
り、これを、例えば1/4波長とすると、1波長として
は約4m、周波数に換算すると75MHzとなる。ま
た、アンテナの特性インピーダンスは、機器との整合
(50Ω/75Ω)を考慮し、数10〜数100Ωにす
る必要があり、20〜300Ω程度にするのが望まし
い。
【0037】このようにして形成されたアンテナ素子1
0は、走査信号線4…に接続された給電線11と、スイ
ッチ17…を介して接続されており、これらスイッチ1
7…の開閉にてON/OFFが制御されるようになって
いる。さらに、この給電線11は、スイッチ18を介し
て、送受信回路部19と接続されており、これらスイッ
チ17…及びスイッチ18の開閉は、本情報入出力装置
1に備えられた上記制御手段15にて制御されるように
なっている。尚、上記アンテナ部のスイッチとして17
…・18を設けたが、何れか一方のみを設けた構成でも
よく、また、給電線11は、アンテナ素子10の形状に
応じては、データ信号線5…と接続した構成としてもよ
い。
【0038】上記制御手段15は、上記したようにスイ
ッチ13…・14…・17…・18の開閉、及びドライ
バ停止部16のON/OFFをも制御して、走査ドライ
バ6、データドライバ7、及び送受信回路部19を、後
述のように時分割駆動させるようになっており、即ち、
この制御手段15にて、本発明の機能切り替え手段が構
成されている。さらに、上記制御手段15は、本発明の
印加電圧可変手段の機能も担っており、送受信する信号
の周波数に応じて、液晶に印加させる印加電圧を可変し
て、液晶の誘電率を変化させるようになっており、これ
にて、アンテナ部として機能させた場合の、受信、送信
帯域が広く取れるようになっている。
【0039】尚、上記基板2の上に、画像表示部3、走
査及びデータドライバ6・7、スイッチング素子等を形
成することは、従来技術の項で述べた、現在、液晶表示
装置の分野において主として用いられているアモルファ
スシリコン膜で形成された薄膜トランジスタより高い電
子移動度を有する多結晶シリコン膜で形成された薄膜ト
ランジスタ、或いは単結晶シリコン基板上に形成された
トランジスタ等を用いることにより、比較的容易にでき
る。
【0040】上記構成の情報入出力装置1において、画
像表示部3を駆動して画像表示を行う際は、制御手段1
5が、ドライバ停止部16、及びスイッチ13…・14
…をONし、走査ドライバ6とデータドライバ7とが動
作状態となり、走査信号線4…及びデータ信号線5…と
に信号が伝送され、これにより電極間に挟持されている
液晶が駆動されて画像表示が行われる。この間、スイッ
チ17…・18はOFFされている。
【0041】一方、画像表示部3にて受信を行う際は、
制御手段15が、先とは逆にスイッチを制御し、スイッ
チ17…・18をONすると共に、ドライバ停止部1
6、及びスイッチ13…・14…をOFFして各ドライ
バ6・7を停止させる。これにて、走査信号線4…とデ
ータ信号線5…とは、アンテナ部として機能することと
なる。
【0042】このようにして、受信状態(必要に応じて
送信状態も含めて)になる期間中、アンテナ素子10の
周辺に位置する走査ドライバ6やデータドライバ7等の
回路が停止されるので、これら回路による送受信回路部
19への影響を最小限に抑えることができる。尚、具体
的には説明してはいないが、本情報入出力装置1におい
ては、このように受信動作を時分割で行う場合にも、情
報の欠落が生じないような手段が講じられているのは言
うまでもない。
【0043】以上のように、本実施例の情報入出力装置
においては、画像表示部3が形成されている基板2の上
の所定の走査信号線4及びデータ信号線5が、アンテナ
素子10として構成され、アンテナ部として機能するよ
うに構成されているので、従来のアンテナ部だけの小型
化を図った構成のものよりも、取り扱いが容易で、小
型、かつ高性能なアンテナが実現でき、その結果、小型
で携帯性の優れた情報入出力装置を得ることができる。
【0044】また、制御手段15にて、受信状態(必要
に応じて送信状態も含めて)になる期間中、アンテナ素
子10の周辺に位置する走査ドライバ6やデータドライ
バ7等の回路が停止されるので、これら回路による送受
信回路部19への影響を最小限に抑えることができる。
尚、これほどの効果は得られないが、従来のように、走
査ドライバ6やデータドライバ7等の回路で扱う周波数
帯を、アンテナ素子10が受信する周波数(必要に応じ
ては中間周波数回路部で扱う周波数帯も含めて)より離
れた帯域で使用する構成としてもよい。
【0045】尚、アンテナ素子10の形状は、上記した
ループ状のものに限られるものではなく、他の形状をと
っても何ら差し支えなく、例えば、図5に示すようなス
トライプ状、図6に示すような階段状に形成されたもの
等でもよい。但し、この階段状のアンテナ素子10を形
成するには、図7に示すように、アンテナ素子10を構
成する走査信号線4とデータ信号線5との交差部分に、
誘電体20を設けるか、或いは、図8に示すように、デ
ータ信号線5を複数に分割することにより実現できる。
但し、データ信号線5を分割した場合は、画像表示に供
する信号が分割されたデータ信号線5を介して伝送され
る際に支障を来さないように、分割部分を接続する信号
線スイッチ21を設ける必要がある。
【0046】また、走査信号線4…やデータ信号線5…
をアンテナ素子とし、アンテナ部を構成するのではな
く、画素電極9…をアンテナ素子とし、アンテナ部とし
て機能させてもよい。この場合、図9に示すように、ア
ンテナ素子10を構成する画素電極9・9同士を、互い
に給電線22にて接続し、画素電極9と給電線22との
接続接点は、誘電材料を挟持した高周波特性を有する誘
電体素子で構成することで、画像表示に影響することは
ない。
【0047】さらに、遮光手段として設けられたブラッ
クマトリクス12を、導電性物質或いは半導電性物質か
ら構成することで、アンテナ部として機能させることも
可能である。
【0048】以上、画像表示部3を構成する部材をアン
テナ素子としてアンテナ部を構成する例を説明したが、
本発明の情報入出力装置は、これらに限られるものでは
なく、例えばデータドライバ7、走査ドライバ6の図示
しない各信号線や電源線等をアンテナ部として機能させ
る構成も可能である。尚、このように、データ信号線5
や走査信号線4、電源線、画素電極9、ブラックマトリ
クス12をアンテナ素子として使用した場合、一般的に
周波数の高い信号程、優位になる傾向がある。
【0049】その他、複数の信号位相に対応する複数の
アンテナ素子を構成することにより、いわゆるダイバー
シティアンテナ手段を構成することも可能である。これ
は、次に述べる実施例においても同様である。
【0050】〔実施例2〕本発明のその他の実施例を図
10ないし図13に基づいて説明すれば、以下の通りで
ある。尚説明の便宜上、前記の実施例の図面に示した部
材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記
し、その説明を省略する。
【0051】本実施例の情報入出力装置1においては、
画像表示部3が設けられている基板2の上に、画像表示
に供する部材とは別に、アンテナ素子を形成するもの
で、それ以外の部分においては、前記実施例と同様の構
成を有している。
【0052】図10に示すように、本実施例の情報入出
力装置1においては、走査信号線4…及びデータ信号線
5…の上に重なるように、導電性物質あるいは半導電性
物質からなるアンテナ素子10が形成されている。
【0053】尚、アンテナ素子10の形成位置は、これ
に限られるものではなく、各信号線4…・5…の周囲の
基板2の上にループ状に、或いは、図11に示すよう
に、ブラックマトリクス12の上に重ねて、或いは、図
12に示すように、画素電極9…の下に形成してもよ
く、さらには、図13に示すように、基板2上における
画像表示部3の外周側の任意の領域に、形成することも
可能である。尚、各アンテナ素子10の形状は、図に示
したものに限られるものではなく、任意の形状が可能で
あることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の情報入出力装置
は、以上のように、上記画像表示部と同一基板上に、薄
膜アンテナ、或いは薄膜アンテナ素子が設けられている
構成である。
【0055】本発明の請求項2記載の情報入出力装置
は、以上のように、上記基板上に薄膜アンテナ、或いは
薄膜アンテナ素子が設けられていること構成である。
【0056】本発明の請求項3記載の情報入出力装置
は、以上のように、上記請求項2記載の情報入出力装置
において、上記基板上に画像表示部が備えられている構
成である。
【0057】本発明の請求項4記載の情報入出力装置
は、以上のように、上記請求項1、2又は3記載の情報
入出力装置において、上記電磁波の周波数が、75MH
z以上である構成である。
【0058】本発明の請求項5記載の情報入出力装置
は、以上のように、上記請求項1、2、3又は4記載の
情報入出力装置において、上記基板が、比誘電率10以
下の、絶縁性基板、或いは表面に絶縁膜が形成された半
導体基板からなる構成である。
【0059】本発明の請求項6記載の情報入出力装置
は、以上のように、上記請求項1、3、4又は5記載の
情報入出力装置において、上記薄膜アンテナ、或いは薄
膜アンテナ素子が、上記基板上に形成されている信号
線、或いは電源線からなる構成である。
【0060】本発明の請求項7記載の情報入出力装置
は、以上のように、上記請求項1、3、4又は5記載の
情報入出力装置において、上記薄膜アンテナ、或いは薄
膜アンテナ素子が、上記基板上に形成されている画素電
極からなる構成である。
【0061】本発明の請求項8記載の情報入出力装置
は、以上のように、上記請求項1、3、4又は5記載の
情報入出力装置において、上記薄膜アンテナ、或いは薄
膜アンテナ素子が、上記画像表示部に設けられた遮光手
段からなる構成である。
【0062】本発明の請求項9記載の情報入出力装置
は、以上のように、上記請求項1、3、4又は5記載の
情報入出力装置において、画像表示部と同一基板上に、
画像表示に供する手段とは別に、薄膜アンテナ、或いは
薄膜アンテナ素子が形成されている構成である。
【0063】本発明の請求項10記載の情報入出力装置
は、以上のように、上記請求項1、3、4、5、6、
7、8又は9記載の情報入出力装置において、表示機能
とアンテナ機能とを時間的に切り換える機能切替え手段
が設けられている構成である。
【0064】本発明の請求項11記載の情報入出力装置
は、以上のように、上記請求項1、3、4、5、6、
7、8、9又は10記載の情報入出力装置において、上
記画像表示部が液晶表示装置である構成である。
【0065】本発明の請求項12記載の情報入出力装置
は、以上のように、上記請求項1、2、3、4、5、
6、7、8、9、10又は11記載の情報入出力装置に
おいて、受信或いは送信する信号の周波数に基づいて、
液晶に印加する電圧を可変する印加電圧可変手段が設け
られている構成である。
【0066】本発明の請求項13記載の情報入出力装置
は、以上のように、上記請求項1、2、3、4、5、
6、7、8、9、10、11又は12記載の情報入出力
装置において、上記薄膜アンテナ、或いは薄膜アンテナ
素子にて、ダイバーシティアンテナ手段が構成されてい
る構成である。
【0067】それゆえ、従来のように、取付け位置、形
状の限界に左右されることなく、取り扱いが容易で、小
型、かつ高性能なアンテナを実現することが可能とな
り、これにて、より小型でより携帯性の優れた情報入出
力装置を得ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、情報入出力装
置の基板上に形成されている画像表示部、走査ドライ
バ、データドライバ、及び、装置に備えられている制御
手段等を模式的に示す説明図である。
【図2】上記画像表示部に形成されている画素電極及び
画素駆動素子を示す説明図である。
【図3】上記基板上に形成されているデータ信号線及び
走査信号線にて構成されるアンテナ素子の形状を示す説
明図である。
【図4】アンテナ素子を構成すべく、1本の信号線を分
割した構成を示す説明図である。
【図5】上記基板上に形成されているデータ信号線及び
走査信号線にて構成されるアンテナ素子の別の形状を示
す説明図である。
【図6】上記基板上に形成されているデータ信号線及び
走査信号線にて構成されるアンテナ素子の別の形状を示
す説明図である。
【図7】アンテナ素子を構成する信号線に誘電体が形成
されている構成を示す説明図である。
【図8】アンテナ素子を構成する信号線を分割した構成
を示す説明図である。
【図9】画素電極にてアンテナ素子が形成されている構
成を示す説明図である。
【図10】本発明の他の実施例を示すもので、アンテナ
素子が画像表示に供する部材とは別に形成されている構
成を示す説明図である。
【図11】ブラックマトリクスの上にアンテナ素子が形
成されている構成を示す説明図である。
【図12】画素電極の下にアンテナ素子が形成されてい
る構成を示す説明図である。
【図13】各ドライバや基板の上にアンテナ素子が形成
されている構成を示す説明図である。
【図14】従来の情報入出力装置を示す説明図である。
【図15】従来の情報入出力装置における平面アンテナ
の構成を示す説明図である。
【図16】(a)(b)とも、図15における平面アンテ
ナのアンテナ素子の形状を示す説明図である。
【符号の説明】
1 情報入出力装置 2 基板 3 画像表示部 4 走査信号線(信号線) 5 データ信号線(信号線) 10 アンテナ素子(薄膜アンテナ) 15 制御手段(機能切替え手段、印加電圧可変手
段)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像表示部を備え、情報の入力、出力、或
    いは入出力の伝達媒体として電磁波が用いられる情報入
    出力装置において、 上記画像表示部と同一基板上に、薄膜アンテナ、或いは
    薄膜アンテナ素子が設けられていることを特徴とする情
    報入出力装置。
  2. 【請求項2】少なくとも2枚の基板を有すると共に、こ
    れら2枚の基板の間に液晶を挟持し、情報の入力、出
    力、或いは入出力の伝達媒体として電磁波が用いられる
    情報入出力装置において、 上記基板上に薄膜アンテナ、或いは薄膜アンテナ素子が
    設けられていることを特徴とする情報入出力装置。
  3. 【請求項3】上記基板上に画像表示部が備えられている
    ことを特徴とする上記請求項2記載の情報入出力装置。
  4. 【請求項4】上記電磁波の周波数が、75MHz以上で
    あることを特徴とする上記請求項1、2又は3記載の情
    報入出力装置。
  5. 【請求項5】上記基板が、比誘電率10以下の、絶縁性
    基板、或いは表面に絶縁膜が形成された半導体基板から
    なることを特徴とする上記請求項1、2、3又は4記載
    の情報入出力装置。
  6. 【請求項6】上記薄膜アンテナ、或いは薄膜アンテナ素
    子が、上記基板上に形成されている信号線、或いは電源
    線からなることを特徴とする上記請求項1、3、4又は
    5記載の情報入出力装置。
  7. 【請求項7】上記薄膜アンテナ、或いは薄膜アンテナ素
    子が、上記基板上に形成されている画素電極からなるこ
    とを特徴とする上記請求項1、3、4又は5記載の情報
    入出力装置。
  8. 【請求項8】上記薄膜アンテナ、或いは薄膜アンテナ素
    子が、上記画像表示部に設けられた遮光手段からなるこ
    とを特徴とする上記請求項1、3、4又は5記載の情報
    入出力装置。
  9. 【請求項9】画像表示部と同一基板上に、画像表示に供
    する手段とは別に、薄膜アンテナ、或いは薄膜アンテナ
    素子が形成されていることを特徴とする上記請求項1、
    3、4又は5記載の情報入出力装置。
  10. 【請求項10】表示機能とアンテナ機能とを時間的に切
    り換える機能切替え手段が設けられていることを特徴と
    する上記請求項1、3、4、5、6、7、8又は9記載
    の情報入出力装置。
  11. 【請求項11】上記画像表示部が液晶表示装置であるこ
    とを特徴とする上記請求項1、3、4、5、6、7、
    8、9又は10記載の情報入出力装置。
  12. 【請求項12】受信或いは送信する信号の周波数に基づ
    いて、液晶に印加する電圧を可変する印加電圧可変手段
    が設けられていることを特徴とする上記請求項1、2、
    3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載の情報
    入出力装置。
  13. 【請求項13】上記薄膜アンテナ、或いは薄膜アンテナ
    素子にて、ダイバーシティアンテナ手段が構成されてい
    ることを特徴とする上記請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9、10、11又は12記載の情報入出力
    装置。
JP5186460A 1993-05-07 1993-07-28 情報入出力装置 Pending JPH0746515A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5186460A JPH0746515A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 情報入出力装置
TW083106653A TW269028B (en) 1993-05-07 1994-07-20 Data input/output device for image display
KR1019940018235A KR0153226B1 (ko) 1993-07-28 1994-07-27 화상을 표시할 수 있는 정보 입출력 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5186460A JPH0746515A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 情報入出力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0746515A true JPH0746515A (ja) 1995-02-14

Family

ID=16188857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5186460A Pending JPH0746515A (ja) 1993-05-07 1993-07-28 情報入出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0746515A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009041119A1 (ja) 2007-09-27 2009-04-02 Sharp Kabushiki Kaisha アンテナ装置、表示装置基板、液晶表示ユニット、表示システム、アンテナ装置の製造方法、ならびに表示装置基板の製造方法
JP2009271824A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Toppan Forms Co Ltd 表示装置およびその制御方法
JP2011510526A (ja) * 2007-12-06 2011-03-31 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 機能拡張されたディスプレイ構成
US8244177B2 (en) 2007-02-14 2012-08-14 Sharp Kabushiki Kaisha Wireless interface
JP2015520428A (ja) * 2012-03-21 2015-07-16 熊光 蔡 ビジョンインタフェース装置及びデータ伝送システム
JP2015528142A (ja) * 2012-05-25 2015-09-24 熊光 蔡 データ伝送構造
WO2018043526A1 (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 シャープ株式会社 Nfcアンテナ及び表示装置
JP2021048596A (ja) * 2020-11-17 2021-03-25 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置
US11462644B2 (en) 2017-08-10 2022-10-04 Sharp Kabushiki Kaisha TFT module, scanned antenna provided with TFT module, method for driving device provided with TFT module, and method for producing device provided with TFT module

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8244177B2 (en) 2007-02-14 2012-08-14 Sharp Kabushiki Kaisha Wireless interface
WO2009041119A1 (ja) 2007-09-27 2009-04-02 Sharp Kabushiki Kaisha アンテナ装置、表示装置基板、液晶表示ユニット、表示システム、アンテナ装置の製造方法、ならびに表示装置基板の製造方法
EP2197074A1 (en) * 2007-09-27 2010-06-16 Sharp Kabushiki Kaisha Antenna device, display device substrate, liquid crystal display unit, display system, method for manufacturing antenna device and method for manufacturing display device substrate
EP2197074A4 (en) * 2007-09-27 2011-11-02 Sharp Kk ANTENNA DEVICE, DISPLAY DEVICE SUBSTRATE, LIQUID CRYSTAL DISPLAY UNIT, DISPLAY SYSTEM, METHOD FOR MANUFACTURING ANTENNA DEVICE, AND METHOD FOR MANUFACTURING DISPLAY DEVICE SUBSTRATE
JP2011510526A (ja) * 2007-12-06 2011-03-31 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 機能拡張されたディスプレイ構成
JP2009271824A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Toppan Forms Co Ltd 表示装置およびその制御方法
JP2015520428A (ja) * 2012-03-21 2015-07-16 熊光 蔡 ビジョンインタフェース装置及びデータ伝送システム
US10026141B2 (en) 2012-03-21 2018-07-17 Slim Hmi Technology Visual interface apparatus and data transmission system
JP2015528142A (ja) * 2012-05-25 2015-09-24 熊光 蔡 データ伝送構造
US9793956B2 (en) 2012-05-25 2017-10-17 Slim Hmi Technology Data transmission structure
WO2018043526A1 (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 シャープ株式会社 Nfcアンテナ及び表示装置
CN109716585A (zh) * 2016-08-31 2019-05-03 夏普株式会社 Nfc天线及显示装置
CN109716585B (zh) * 2016-08-31 2020-12-08 夏普株式会社 Nfc天线及显示装置
US11462644B2 (en) 2017-08-10 2022-10-04 Sharp Kabushiki Kaisha TFT module, scanned antenna provided with TFT module, method for driving device provided with TFT module, and method for producing device provided with TFT module
JP2021048596A (ja) * 2020-11-17 2021-03-25 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102479625B1 (ko) 소프트웨어 제어된 안테나
CN111628275B (zh) 具有探针馈电的电介质谐振器天线的电子设备
JP3213873U (ja) ミリ波アンテナアレイを備えた電子デバイス
EP1286413B1 (en) Display-antenna integral structure and communication apparatus
US11271298B2 (en) Multi-antenna module and mobile terminal
JP3490304B2 (ja) 無線通信装置
US8798694B2 (en) Communication device
US9099771B2 (en) Resonating element for reducing radio-frequency interference in an electronic device
JP2000138512A (ja) 平面アンテナを備えた液晶表示装置
KR100270793B1 (ko) 동축 케이블의 결합 장치 및 안테나 장치
US7307625B2 (en) Touch panel, and input device and electronic apparatus each equipped with the touch panel
JP3252786B2 (ja) アンテナ装置およびそれを用いた無線装置
DE202017002065U1 (de) Elektronische Vorrichtung mit Millimeterwellen-Yagi-Antennen
US9692140B2 (en) Antenna apparatus capable of reducing decreases in gain and bandwidth
KR20220002674A (ko) 전자 기기
CN112993546B (zh) 电子设备
JPH0746515A (ja) 情報入出力装置
JP2004005516A (ja) 入力装置及びこれを搭載した表示装置
JP4237724B2 (ja) アンテナシステム、及び放送受信装置
US7692591B2 (en) Portable electronic apparatus
CN112542699A (zh) 集成毫米波天线模块
EP1622375B1 (en) Wireless communication device
EP1471597A1 (en) Card with built-in antenna
KR100737561B1 (ko) 안테나 장치, 안테나 시스템 및 방송 수신 장치
WO2021238392A1 (zh) 天线装置及电子装置