JPH0746436B2 - 半導体レーザの駆動装置 - Google Patents

半導体レーザの駆動装置

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JPH0746436B2
JPH0746436B2 JP60296739A JP29673985A JPH0746436B2 JP H0746436 B2 JPH0746436 B2 JP H0746436B2 JP 60296739 A JP60296739 A JP 60296739A JP 29673985 A JP29673985 A JP 29673985A JP H0746436 B2 JPH0746436 B2 JP H0746436B2
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真一 山田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディスクに光学的に情報を記録し、再生する光
学式情報記録再生装置に用いる半導体レーザ駆動装置に
関するものである。
従来の技術 従来の技術を第2図,第3図を参照して説明する。第2
図は半導体レーザの電流対光出力特性を示すが温度依存
性が高く、定電流駆動では一定出力を得ることは困難で
ある。このため半導体レーザ後方光を検出し駆動回路に
フィードバックをかけることが行われている。一方光学
的記録装置における半導体レーザ駆動回路は、情報を読
取る再生時に低パワーの一定出力になるように動作し、
情報を書込む記録時には高パワーと低パワーの発光を高
速に繰り返す必要がある。しかしながら単純に温度補償
用のフィードバックループをもった定出力回路に変調回
路を付加しただけでは一般にフィードバックループの時
定数が大きいため変調信号に比例した発光パワーを得る
ことは困難である。
以下この問題に対応した従来例とその問題点を第3図に
沿って説明する。
第3図は従来の半導体レーザ駆動回路のブロック図を表
わしている。再生時には、第1の切換え回路5は端子b
とcが閉じており、第2の切換え回路13は開いている。
半導体レーザ7の光出力は、その後方光がパワー検出回
路1により検出され、制御回路3及び第1の駆動回路6
により半導体レーザの駆動電流が制御される。よってこ
のフィードバック制御により再生パワーが周囲温度に対
して安定化される。つぎに記録時には第1の切換え回路
5は端子aとbが閉じ、第2の切換え回路13が閉じる。
再生時値保持回路4は再生時の制御信号14を保持しその
信号に対応した半導体レーザ駆動電流が流れる。またこ
の時記録パワー設定回路11の値に対応した半導体レーザ
駆動電流が重畳され記録パワーで発光する。またスイッ
チング回路12は、記録データにしたがって第2の駆動回
路10をオン又はオフし半導体レーザ7は記パワーと再生
パワーを高速に繰り返すことになる。
発明が解決しようとする問題点 第3図に示した従来の回路構成では記録時のパワー制御
が行なわれていないため、周囲温度や回路の発熱状態に
より発光パワーが設定した記録パワーよりずれるという
問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので再生時のみ
ならず、記録時においてもパワー制御を行い安定したパ
ワー設定が可能な半導体レーザ駆動回路を提供すること
を目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、パワー検出回路の
出力信号に対し記録期間の記録パワー発光時にはその値
を又記録パワー発光時以外にはその直前の記録パワー発
光時の値を保持する発光パワー保持回路と、記録パワー
設定回路の値と発光パワー保持回路の値を比較しその差
を補正する半導体レーザの駆動量を出力する補正量検出
回路を付加する。
作用 本発明は、上記した構成により再生時のみならず記録時
においてもフィードバック制御が可能となり安定した発
光パワーが得られる。
実施例 第1図は、本発明の半導体レーザ駆動回路の一実施例を
示すブロック図である。第1図において1は半導体レー
ザの後方光のパワーを検出するパワー検出回路である。
再生時にはパワー検出回路1の出力と再生パワー設定回
路2の出力が制御回路3の入力に加わる。第1の切換え
回路5は端子cとbが閉じており制御回路3は、入力さ
れている2つの信号が等しくなるように制御を行い半導
体レーザ7は再生パワー設定回路2により設定された発
光パワーで安定に発光する。このとき第2の切換え回路
13は開いており第2の駆動回路は動作していない。
第4図に記録期間における各回路の波形の一例を示す。
第4図記録期間Aがt1〜t6とする。またC1は再生パワ
ー、C2は記録パワーであり記録パワー設定回路の値はC2
となっている。第2図に示すように半導体レーザの電流
に対する光出力の関係は、安定にレーザ発光している領
域では温度によらばほぼ(P2−P1)/(i2−i1)=K
(一定)となっている。
記録期間Aのt1〜t5の間第1図再生時値保持回路4はt1
直前の制御信号14を保持し、第1の切換え回路5が端子
aとbが閉じる。よって半導体レーザ7にはt1直前の再
生時の駆動電流が流れる。また第2の切換え回路13は閉
じる。このとき第2の駆動回路10によって半導体レーザ
7に重畳され流れる駆動電流について説明する。t1〜t2
の間はパワー検出回路1の出力は第4図cに示すように
C1である。発光パワー保持回路8は、t2までの間は再生
パワーC1の値を保持している。また、記録パワー設定回
路11の出力はC2であり補正量検出回路9は(C2−C1)に
比例した電流値 を出力する。ここで、Kは半導体レーザの駆動電流に対
する放射光量の関係の傾きに対応した値であるので補正
量検出回路9は傾きに応じた値を記憶する手段及びKと
(C2−C1)の値に基づいて駆動電流の値を算出する演算
手段を構成する。
の電流が第2の駆動回路10によって半導体レーザ7に重
畳され流されたとすると、発光パワーはC2−C1だけ増加
し結果的にC2の記録パワーで発光することになる。しか
し、この時(t1〜t2)は、第4図記録データBは“O"で
あり実際に記録パワーで発光すべき区間ではない。よっ
て、このときスイッチング回路12は、第2の駆動回路10
の動作をオフさせ実際に半導体レーザ7には重畳して電
流が流れない。t2〜t3の区間は、実際に記録パワーで発
光すべき区間でありこのときスイッチング回路12は、第
2の駆動回路10の動作をオンさせる。このt2〜t3の区間
のパワー検出回路1の出力が第4図cのようになったと
する。本来ならば、補正量検出回路9の出力によって記
録パワーC2になるはずであるが、温度などの影響により
ΔC2だけ増加している。よって補正量検出回路9は を出力する。
発光パワーは回路の時定数により徐々にC2に近づいてく
る。第4図では一例としてt3において発光パワーがC2
なったとしている。t3〜t4は、第4図記録データBが
“O"であり記録パワーで発光すべき区間ではないため、
ハイッチング回路12が第2の駆動回路10の動作をオフ
し、半導体レーザ7に重畳して流していた電流が流れな
くなる。よって発光パワーは再生時のC1となる。このと
き発光パワー保持回路8は、t3直前の値を保持する(第
4図ではC2)。
以後同様な動作を記録期間t1〜t6の間繰り返し、記録パ
ワーが記録パワー設定回路11の値C2に安定する。
発明の効果 以上述べてきたように本発明によれば従来の回路構成で
はフィードバック制御不可能な高い周波数における半導
体レーザの駆動を、半導体レーザの特性を利用し簡易な
回路構成でフィードバック制御を行うことができ、記録
パワーの安定が可能となり実用的にきわめて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における半導体レーザ駆動回
路のブロック図、第2図は半導体レーザの電流対光出力
の特性図、第3図は従来の半導体レーザ駆動回路のブロ
ック図、第4図は本発明の一実施例における各回路の出
力値の時間による変化を示す図である。 1……パワー検出回路、2……再生パワー設定回路、3
……制御回路、4……再生時値保持回路、5……第1の
切換え回路、6……第1の駆動回路、7……半導体レー
ザ、8……発光パワー保持回路、9……補正量検出回
路、10……第2の駆動回路、11……記録パワー設定回
路、12……スイッチング回路、13……第2の切換え回
路、14……制御信号、a〜e……端子。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザの放射光量を検出する検出手
    段と、半導体レーザの放射光量を第1のレベルに設定す
    る第1の設定手段と、前記検出手段の出力値と前記第1
    の設定手段の出力値の差に応じて半導体レーザを駆動し
    て制御する制御手段と、半導体レーザの放射光量を第2
    のレベルに設定する第2の設定手段と、半導体レーザの
    駆動電流に対する放射光量の関係の傾きに対応した値を
    記憶する手段と、前記第2の設定手段に設定された値と
    前記検出手段の出力値の差を求め、この差に相当する駆
    動電流を前記記憶手段に記憶されている傾きに対応した
    値に基づいて算出する演算手段とを備え、半導体レーザ
    の放射光量を前記第1のレベルから前記第2のレベルに
    切り換える際に、前記制御手段は制御ループを開放に
    し、切り換える直前の前記半導体レーザの駆動電流に前
    記演算手段の算出値に応じた電流を加算した電流を半導
    体レーザに流すことを特徴とする半導体レーザの駆動装
    置。
  2. 【請求項2】半導体レーザの放射光量を検出する検出手
    段と、半導体レーザの放射光量を第1のレベルに設定す
    る第1の設定手段と、前記検出手段の出力値と前記第1
    の設定手段の出力値の差に応じて半導体レーザを駆動し
    て制御する制御手段と、半導体レーザの放射光量を第2
    のレベルに設定する第2の設定手段と、半導体レーザの
    放射光量を強弱に変調する信号を発生する信号発生手段
    と、半導体レーザの駆動電流に対する放射光量の関係の
    傾きに対応した値を記憶する手段と、半導体レーザがパ
    ルス変調されて前記検出手段が高レベルの信号を出力し
    ている期間は前記検出手段の出力値を出力し、前記検出
    手段が低レベルの信号を出力している期間は直前の高レ
    ベルの値を保持して出力する検出値保持手段と、前記第
    2の設定手段に設定された値と前記検出値保持手段の出
    力値の差を求め、この差に相当する駆動電流を前記記憶
    手段に記憶されている傾きに対応した値に基づいて算出
    する演算手段とを備え、前記第1のレベルの放射光量の
    状態から半導体レーザを強弱に変調する際に、前記制御
    手段の制御ループを開放にし、変調を開始する直前の半
    導体レーザの駆動電流に前記演算手段の算出値に応じた
    電流を加算した電流を半導体レーザに流して高レベルの
    光量を放射させることを特徴とする半導体レーザの駆動
    装置。
  3. 【請求項3】検出値保持手段の出力値が安定した時点で
    の出力値に基づいて算出する制御手段とした特許請求の
    範囲1または2記載の半導体レーザの駆動装置。
JP60296739A 1985-12-27 1985-12-27 半導体レーザの駆動装置 Expired - Fee Related JPH0746436B2 (ja)

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