JPH0746128A - テスト回路内蔵型d/a変換器 - Google Patents

テスト回路内蔵型d/a変換器

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JPH0746128A
JPH0746128A JP18628893A JP18628893A JPH0746128A JP H0746128 A JPH0746128 A JP H0746128A JP 18628893 A JP18628893 A JP 18628893A JP 18628893 A JP18628893 A JP 18628893A JP H0746128 A JPH0746128 A JP H0746128A
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JP
Japan
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circuit
voltage
output
test
pwm
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Application number
JP18628893A
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English (en)
Inventor
Atsushi Masuda
厚志 増田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力レベルを一時的に大きくすることによ
り、LSIの出荷検査を容易にできるテスト回路内蔵型
D/A変換器を提供すること。 【構成】 入力した複数のデジタル信号A3〜A11に
応じた出力を行うデコーダ1と、このデコーダ1からの
出力に応じた電圧を出力するスイッチ10と抵抗R0〜
R511で構成されるアナログ変換回路と、このアナロ
グ変換回路により出力された電圧のパルス幅変調を行う
PWM信号発生回路2とスイッチ9A,9Bで構成され
るPWM回路と、当該D/A変換器のテストを行う旨の
テスト信号を入力するとPWM回路にVDDレベルの電
圧とGNDレベルの電圧を供給するトランジスタQ1,
Q2およびインバータ3A,3Bで構成されるテスト回
路とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はD/A変換器、特に抵抗
分圧方式とPWM(パルス幅変調)方式を用いたD/A
変換器のテスト回路に関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種の抵抗分圧方式とPWM方式
を用いたD/A変換器のテストは、D/A変換器の出力
を直接テスターの電圧計で測定するか、または正弦波を
出力し、その歪率を外部の回路で測定していた。従来の
D/A変換器自体は、テストを行うための特別な回路は
内蔵していなかった。
【0003】図3に抵抗分圧方式とPWM方式を用いた
従来技術の12ビットD/A変換器の例を示す。同図に
おいて、A0〜A2はPWM部の3ビットのデジタル入
力であり、A3〜A11は抵抗分圧方式のD/A部への
デジタル入力である。また、符号1は512本の出力線
から1本を選択するデコーダである。符号10はデコー
ダ1に接続されている制御端子にハイレベルが印加され
ると両端子間が導通するアナログスイッチである。
【0004】D/A変換されるデジタル信号の上位ビッ
トA3〜A11はデコーダ1に入力される。デコーダ1
は入力したこれらデジタル信号に応じたデコーダ出力を
行う。デコーダ1の出力端子にはそれぞれ2個のアナロ
グスイッチ10が接続されているため、デコード出力に
より2個のアナログスイッチ10の接点間が導通する。
【0005】これにより、R0〜R511の512個の
抵抗の中の一つの抵抗の両端が選択され、その電圧が信
号線6と7に出力される。これら信号線6、7に出力さ
れる電圧をそれぞれVAとVBとする。信号線6と7は
それぞれPWM信号発生回路2により制御されるスイッ
チ9A,9Bに接続されているため、電圧VAとVBは
PWM信号発生回路2でパルス幅変調が行なわれ、アナ
ログデータ出力端子5に出力される。
【0006】図4のにPWM発生信号回路2によって変
調された信号の波形を示す。アナログ出力端子5に出力
されたVAとVBの波形は、その電圧波形の平均値がア
ナログ出力となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上述べ
た抵抗分圧方式とPWM方式を用いた従来のD/A変換
器は、アナログ出力端子に出力する電圧が非常に小さい
ため回路の動作テストをするのが非常に困難であるとい
う問題があった。具体的には、図3に示す12ビットD
/Aコンバータの場合、電源電圧VDDを5VにGND
を0Vに設定すると、PWM信号発生回路2の出力とな
る出力端子5の振幅VA−VBは、5V÷512(2の
9乗)=9.77mVとなる。これを測定するためには
この値より1桁高い測定精度が必要である。1mV以下
を正確に測るLSI用のテスターは高価であり、一般に
使用されているレベルのテスターでの測定は非常に困難
である。
【0008】また、別な測定手段としてD/A変換器に
正弦波を出力させてその歪み率を測定する方法もある。
この場合は測定電圧はかなり大きくとれる。しかし、こ
の方法は全てのアナログ出力(12ビットD/Aの場合
4096通り)を観測できないし、歪率測定に専用の回
路が必要などの問題点が新たに発生する。
【0009】本発明は抵抗分圧方式とPWM方式を用い
たD/A変換器において、出力レベルを一時的に大きく
することにより、LSIの出荷検査を容易にできるテス
ト回路内蔵型D/A変換器を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、PWM方式を用いたテスト回路内蔵型D
/A変換器は、入力した複数のデジタル信号に応じた出
力を行うデコーダと、このデコーダからの出力に応じた
電圧を出力するアナログ変換回路と、このアナログ変換
回路により出力された電圧のパルス幅変調を行うPWM
回路と、当該D/A変換器のテストを行う旨のテスト信
号を入力するとPWM回路に第1の電圧と第2の電圧を
供給するテスト回路とを有する。
【0011】
【作用】本発明によれば、テスト信号が入力されるとデ
コーダからの出力が無くなり、アナログ変換回路より出
力される電圧に代わって第1の電圧と第2の電圧がPW
M信号発生回路に供給される。PWM信号発生回路は、
これら第1の電圧と第2の電圧のパルス幅変調を行って
出力端子に出力する。
【0012】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるテスト
回路内蔵型D/A変換器の実施例を詳細に説明する。
【0013】図1は本発明によるテスト回路内蔵型D/
A変換器の一実施例として12ビットのD/A変換器に
適用したときのブロック図である。同図において、端子
A0〜A2はPWM(パルス幅変調)部の3ビットのデ
ジタル入力であり、これら信号はパルス幅変調の制御信
号としてPWM信号発生回路2に入力される。
【0014】端子A3〜A11は抵抗分圧方式のD/A
部へのデジタル入力であり、デコーダ1に接続される。
デコーダ1は、512本の出力線を備え、入力したデジ
タル信号に応じてこれら512本の出力線の1本をハイ
レベルにする。デコーダ1の512本の出力線はそれぞ
れ、2つのアナログスイッチ10の制御端子に接続され
ている。
【0015】各スイッチ10は、抵抗R0〜R511の
いずれかの端子に接続されるとともに、信号線6または
7に接続されている。すなわち、デコーダ1の出力線に
接続された2つのスイッチ10は、抵抗R0〜R511
のいずれかを選択するスイッチであり、これの制御端子
にハイレベルが印加されると両端子間を導通して所定の
電圧VA,VBを信号線6,7にそれぞれ出力する。な
お、各スイッチ10と抵抗R0〜R511によりデコー
ダ1の出力に応じた電圧を出力するアナログ変換回路が
形成される。
【0016】信号線6,7はそれぞれ、PWM信号発生
回路2によりスイッチング制御されるスイッチ9A,9
Bに接続されている。スイッチ9A,9Bはアナログデ
ータ出力端子5に接続され、PWM信号発生回路2より
ハイレベルの信号を入力するとスイッチ9Aは信号線6
とアナログデータ出力端子5とを接続し、ロウレベルの
信号を入力するとスイッチ9Bが信号線7とアナログデ
ータ出力端子5を接続する。このようにPWM信号発生
回路2とスイッチ9A,9Bにより、信号線6,7にあ
らわれる電圧VA,VBのパルス幅変調を行なう回路が
形成される。
【0017】信号線6,7はまた、PMOSトランジス
タQ1、NMOSトランジスタQ2およびインバータ3
A,3Bにより構成されるテスト回路12に接続されて
いる。トランジスタQ1はソースが電源VDDにドレイ
ンが信号線6に、またトランジスタQ2はソースがアー
スGNDにドレインが信号線7に接続されている。ま
た、トランジスタQ1はインバータ3Aを介してテスト
信号を入力するTPWM端子に接続され、ハイレベルの
テスト信号を入力すると、信号線6と電源VDDに接続
して電位VAを電源レベルにする。同様にトランジスタ
Q2はTPWM端子に接続され、テスト信号を入力する
と信号線7をアースGNDに接続して電位VBをGND
レベルにする。TPWM端子はまた、インバータ3Bを
介してデコーダ1のイネーブル端子Eに接続され、テス
ト信号入力時にこの端子Eをロウレベルにすることでデ
コーダ1の動作を停止し、これからの出力を全てロウレ
ベルにする。
【0018】TPMW端子にロウレベルが入力されてい
る通常の状態で、D/A変換されるデジタル信号の上位
ビットA3〜A11がデコーダ1に入力されると、51
2本の出力線の中の1本がハイレベルとなり、これに接
続されている2個のアナログスイッチ10の端子間が導
通する。すなわち、たとえば入力したデジタル信号によ
り出力線100が選択されると、これに接続されている
スイッチ10aおよびスイッチ10bが導通状態とな
り、抵抗R509の両端の電圧が信号線6と7に出力さ
れる。そして、抵抗R509の両端の電圧VA,VB
は、スイッチ9A,9Bに印加され、PWM信号発生回
路2のスイッチング制御によりパルス幅変調された信号
がアナログデータ出力端子5に出力される。
【0019】本実施例の要点であるテスト時にはTPW
M端子はハイレベルとする。このとき、信号線6はトラ
ンジスタQ1によりハイレベルに、信号線7はトランジ
スタQ2によりロウレベルにそれぞれ固定される。ま
た、デコーダ1のイネーブル端子Eがロウレベルになる
ため、これの出力はすべてロウレベルになり、アナログ
スイッチ10はすべてオフとなる。その結果、PWM信
号発生回路2の出力にしたがって、アナログデータ出力
端子5に出力される信号はVDDレベルとGNDレベル
を行き来するものとなる。このテスト時のアナログ出力
端子の波形を図2に示す。
【0020】このように本実施例によれば、テストの時
のみ電圧VA−VBの振幅を大きくできるため、測定が
容易になる。このように大きな電圧でPWM信号をテス
トすれば少なくともその回路はデジタル的に動作してい
ることになり、不良LSIを十分検査可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明のテス
ト回路内蔵型D/A変換器によれば、通常では測定が困
難な小さなPWM信号をテスト時のみ大きくして容易に
測定できる。したがって、LSIの測定設備にかける負
担が小さくなり、また高速な測定も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテスト回路内蔵型D/A変換器の一実
施例を示すブロック図。
【図2】図1に示した本実施例の動作を説明するための
出力波形図。
【図3】従来技術におけるD/A変換回路のブロック
図。
【図4】図3に示した従来技術における出力波形図。
【符号の説明】
A3〜A11 抵抗分圧部デジタルデータ入力端子 A0〜A2 PWM部デジタルデータ入力端子 R0〜R511 抵抗 1 デコーダ 2 PWM信号発生回路 3A,3B インバータ 4 テストモード入力端子 5 アナログデータ出力端子 9A,9B PWM用アナログスイッチ 10 アナログスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PWM方式を用いたテスト回路内蔵型D
    /A変換器において、 複数のデジタル信号を入力し、このデジタル信号に応じ
    た出力を行うデコーダと、 前記デコーダからの出力に応じた電圧を出力するアナロ
    グ変換回路と、 前記アナログ変換回路により出力された電圧のパルス幅
    変調を行うPWM回路と、 当該D/A変換器のテストを行う旨のテスト信号を入力
    すると前記PWM回路に第1の電圧と第2の電圧を供給
    するテスト回路とを有し、 前記テスト信号が入力されると前記アナログ変換回路よ
    り出力される電圧に代わって第1の電圧と第2の電圧が
    前記PWM回路に供給され、このPWM回路によりこれ
    ら電圧のパルス幅変調が行なわれることを特徴とするテ
    スト回路内蔵型D/A変換器。
JP18628893A 1993-07-28 1993-07-28 テスト回路内蔵型d/a変換器 Pending JPH0746128A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100450655B1 (ko) * 1997-08-21 2004-11-16 삼성전자주식회사 디지탈 블럭 테스트회로 및 이를 이용한 램 디지탈-아날로그변환장치
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