JPH0746007A - 電力用基板および高周波用電力増幅器 - Google Patents

電力用基板および高周波用電力増幅器

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JPH0746007A
JPH0746007A JP5186024A JP18602493A JPH0746007A JP H0746007 A JPH0746007 A JP H0746007A JP 5186024 A JP5186024 A JP 5186024A JP 18602493 A JP18602493 A JP 18602493A JP H0746007 A JPH0746007 A JP H0746007A
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JP
Japan
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substrate
aluminum nitride
power amplifier
plating
fet
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Application number
JP5186024A
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English (en)
Inventor
Masahiro Maeda
昌宏 前田
Masaaki Nishijima
将明 西嶋
Osamu Ishikawa
修 石川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立工程数の低減と体積の小型化を可能とし
た高周波用電力増幅器を提供する。 【構成】 窒化アルミニウムを主成分とする基板16上
にマイクロストリップライン11が形成されている。さ
らに基板16上に電力用トランジスタチップ1とチップ
部品12,13が実装されている。それらはマイクロス
トリップライン11と電気的に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ用あるいはデ
ジタル用携帯電話などの主に送信用に用いられる高周波
用電力増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話をはじめとする通信機の
普及によりマイクロ波帯の高周波半導体デバイスへの需
要が高まっている。それにともない半導体デバイスに対
する小型化、軽量化の要望が強くなっている。また電波
の有効利用の観点から、今後の移動帯通信においてはア
ナログ伝送からデジタル伝送への転換が図られることが
予想され、送信用電力増幅器の大出力化が求められてく
るであろう。増幅器の大出力化を行う上で重要な課題は
デバイスの放熱特性である。放熱特性が不十分な場合、
電力用トランジスタの温度上昇により、電力が安定的に
取り出せなくなるからであり、トランジスタの温度上昇
は信頼性にも悪影響を与える。さらに電力増幅器が小型
化されればされるほど放熱に関しては不利になるという
問題がある。この問題点を解決するため小型、軽量で放
熱性に優れた高周波用電力増幅器の構造やプリント基板
の素材の開発が精力的に行われている。
【0003】以下、図面を参照しながら上記した従来の
高周波用電力増幅器について説明する。
【0004】図7(a)に従来の高周波用電力増幅器の
平面図を示す。図7(b)は図7(a)のE−E’線に
おける断面図を示す。
【0005】マイクロストリップライン11が形成され
たアルミナ基板35の主面に、チップコンデンサ12お
よびチップ抵抗13が実装され、入力整合回路8、およ
び出力整合回路9が形成されている。このアルミナ基板
35が放熱板32に半田36を用いてとり付けられてお
り、さらに放熱が必要な電力用FET1の実装されたト
ランジスタパッケージ33が、アルミナ基板35に設け
られた開口部34を通して放熱板32に半田36を用い
てとり付けられている。電力用FET1にはGaAsの
電界効果型トランジスタが用いられており、動作中のチ
ャンネル温度の上昇を抑制するために裏面が研摩されて
いる。リード端子(入力端子Pin、出力端子Pou
t、ゲート端子Vgg、ドレイン端子Vdd)はアルミ
ナ基板35上に形成されたマイクロストリップライン1
1と半田付けにより電気的に接続されている。
【0006】しかしながらこの構成ではアルミナ基板3
5の熱伝導率が悪いため、放熱が必要な電力用FET1
はチップ状態で基板に実装することができず、一度トラ
ンジスタパッケージ33に実装してからアルミナ基板3
5に実装する必要がある。このため組立工程数が多く量
産に不向きであるばかりでなく、小型化にも不適当であ
った。また、リード端子の半田付けの作業も量産には不
向きな工程であった。またアルミナ基板35に開口部3
4が必要であり、基板の強度が弱くなり、温度サイクル
試験において開口部34の周辺にクラックが入などの問
題点があった。
【0007】図8は従来の窒化アルミニウム基板上の導
体配線である。窒化アルミニウム基板16上にタングス
テン21を主成分とする導体層が厚さt1=15μm程
度形成されており、次にニッケルメッキ22が厚さt2
=4μm程度、次に金メッキ25が厚さt5=1μm程
度形成されている。しかしながらこの構成ではタングス
テンおよびニッケルの抵抗率が高く、金メッキが薄いた
めに導体の抵抗率を低くすることができなかった。この
理由に付いて詳細な説明を加える。
【0008】電力増幅器の基板上に形成されたマイクロ
ストリップラインのパターンはそれぞれ電気的につなが
っていないところが多く、メッキ方法には無電解メッキ
が用いられることが多い。しかし金の無電解メッキ液は
強アルカリ液であり、長時間メッキを行うと、窒化アル
ミニウムの腐食により、基板表面に白濁が生じていた。
このため、金の無電界メッキは厚さがせいぜい1μmに
制限されていた。また、電解メッキの可能な箇所でも金
のメッキ液が高価なため、製造コストが高くなるという
問題点があり、金メッキの厚みを増加させることによ
る、導体の抵抗率の低減は難しかった。またアルミナ基
板で用いられる、銅の厚膜印刷は導体の抵抗率を低下さ
せるのに有効であるが、窒化アルミニウム基板上の銅の
厚膜印刷は、窒化アルミニウムと銅の密着度が温度サイ
クル試験により極端に劣化するために実用化することが
できないという問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の高周波用電力増
幅器では、アルミナ基板の熱伝導率が悪いため、放熱が
必要な電力用FETはチップ状態で基板に実装すること
ができず、量産に不向きであり、小型化にも不適当であ
った。また、アルミナ基板にトランジスタ実装用の開口
部が必要であり、基板の強度が弱くなり、温度サイクル
試験においてアルミナにクラックが入などの問題点があ
った。また、リード端子の半田付けの作業も量産には不
向きな工程であった。
【0010】また、従来の窒化アルミニウム基板では、
基板上の導体の抵抗率を低くすることができなかった。
【0011】本発明は上記問題点に鑑み、熱伝導率の良
好な窒化アルミニウム基板を用いることにより、放熱が
必要な電力用FETをチップ状態で基板に実装すること
を可能にし、量産に適した構成にすると共に、窒化アル
ミニウム基板上の導体の抵抗率を低くすることにより特
性を向上させた高周波用電力増幅器を提供するものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、窒化アルミニウムを主成分とするセラミッ
ク基板を用い、基板上に電力用トランジスタチップをパ
ッケージに実装しないで配置する構成とする。
【0013】また電力用基板の構成を、窒化アルミニウ
ムを主成分とするセラミック基板と、その上に形成され
た高融点金属と、その上に形成されたニッケルメッキ
と、その上に形成された銅メッキと、その上に形成され
たニッケルメッキと、その上に形成された金メッキを備
えた構成とする。
【0014】また、導体線の一部が窒化アルミニウム基
板の裏面に形成された構成とする。また、窒化アルミニ
ウム基板の裏面に形成された導体線に金属薄板がロウ付
けされた構成とする。
【0015】
【作用】本発明は上記した構成によって、基板の熱伝導
率が改善され、放熱が必要な電力用FETをチップ状態
で基板に実装することが可能となる。さらに、電力用ト
ランジスタのパッケージ実装や、リード端子の半田付け
など組立工程数の削減により、量産に適した構成とな
る。さらに、セラミック基板にトランジスタ実装用の開
口部が不要となり、基板の強度が改善される。
【0016】また、窒化アルミニウム基板上の導体の抵
抗率を低くすることにより、高周波用電力増幅器の特性
が向上する。
【0017】また、ドレインバイアス線を窒化アルミニ
ウム基板の裏面に形成することにより、高周波用電力増
幅器の大幅な小型化が可能となる。
【0018】また、窒化アルミニウム基板の裏面のドレ
インバイアス線に金属薄板をロウ付けする工程を、リー
ド端子のロウ付けの工程と同時に行うことにより、製造
工程数を増すことなく、ドレインバイアス線の低抵抗化
が可能となり、特性の向上が図られる。
【0019】
【実施例】以下本発明の高周波用電力増幅器について、
図面を参照しながら説明する。
【0020】図1(a)は第1の発明の高周波用電力増
幅器の正面図、図1(b)は図1(a)のA−A’線に
おける断面図である。以下、本発明の説明において、既
に説明を加えた図面と等価な部分については同一の参照
番号を付して示すものとする。
【0021】窒化アルミニウム基板16の主面にマイク
ロストリップライン11が形成されており、裏面には金
属薄板のリード端子がロウ付けされている(入力端子P
in、出力端子Pout、ゲート端子Vgg、ドレイン
端子Vdd)。裏面のリード端子はそれぞれ基板側面の
メタライズにより主面のマイクロストリップライン11
と電気的に接続されている。この窒化アルミニウム基板
16に、電力用FET1、チップコンデンサ12および
チップ抵抗13が実装されて、高周波用電力増幅器が構
成されている。電力用FET1はGaAsの電界効果型
トランジスタであり、動作中のチャンネル温度の上昇を
抑制するために裏面が研摩されている。ドレイン電極2
はボンディングワイヤー10によってドレイン出力電極
6と電気的に接続されている。またソース電極は3はグ
ランド電極7に、ゲート電極4はゲート入力電極5にそ
れぞれボンディングワイヤー10によって電気的に接続
されている。入力整合回路8、および出力整合回路はそ
れぞれ電力用FET1のインピーダンス整合の働きをし
ている。
【0022】本発明の高周波用電力増幅器は動作電圧5
V、900MHz帯の増幅器であり、出力4Wクラスで
電力効率は30%である。窒化アルミニウムは熱伝導率
が150W/m・K(室温測定)とアルミナに比較して
約10倍優れている(アルミナの熱伝導率は18W/m
・K)。この増幅器が高周波出力4W、電力効率は30
%で動作している場合、13W以上の熱が発生すること
になり、電力用FET1からの放熱が不十分な場合、電
力用FET1のチャンネル温度が上昇し出力電力が低下
するという問題があった。しかし、窒化アルミニウム基
板16を用いた場合、チャンネル温度の上昇が抑制され
出力電力の低下は確認されなかった。また窒化アルミニ
ウムの比誘電率は約8.5と比較的高く、整合回路を構
成するマイクロストリップライン11の長さを短くでき
るので、高周波用電力増幅器の小型化にも適している。
さらに、従来のように電力用FETをパッケージしたも
のを基板に実装しているのではなく、チップを実装して
いるために高周波用電力増幅器上の実装面積を小さくで
きるので小型化に適している。
【0023】図2(a)は図1(a)のマイクロストリ
ップライン11のB−B’線における断面図である。窒
化アルミニウム基板16上にタングステン21を主成分
とする導体層が厚さt1=15μm程度形成されてお
り、次にニッケルメッキ22が厚さt2=4μm程度、
次に銅メッキ23が厚さt3=20μm程度形成されて
いる。ニッケルメッキ22はタングステン21と銅メッ
キ23との密着性を高めるのに有効である。図2(b)
は図1(a)のドレイン出力電極6のH−H’線におけ
る断面図である。図2(a)で説明した銅メッキ23上
にニッケルメッキ24が厚さt4=4μm程度、次に金
メッキ25が厚さt5=1μm程度形成されている。金
メッキ25はボンディングワイヤー10を行いやすくす
るために施してある。ニッケルメッキ24は銅メッキ2
3と金メッキ25の密着強度を高めると共に、導体表面
の硬度を高めボンディングワイヤー10を行いやすい状
態にするのに効果的である。ここで、マイクロストリッ
プライン11上には、ニッケルメッキ24および金メッ
キ25が形成されていないが、形成されていても構わな
い。
【0024】実施例のマイクロストリップラインの説明
を図1のドレインバイアス線14を例に挙げて詳しく説
明する。ドレインバイアス線14は高周波の漏洩を防止
するために約λ/4(λは有効波長)の長さに設計され
ることが多い。窒化アルミニウムの誘電率が約8.5で
あるから、周波数900MHzではλ/4の長さLは2
0mm以上必要である。ドレインバイアス線14の幅を
200μm、長さLを20mmとするとバイアス線の抵
抗値は0.1Ω以下であった。電源電圧5V、出力4
W、RF効率30%で動作中にドレインバイアス線14
に流れる電流は2.7A程度であり、この時生じる電圧
降下は0.27V以下と小さく、良好な結果が得られ
た。一方、厚さ20μmの銅メッキが形成されていない
時、ドレインバイアス線14の抵抗値は0.5Ω程度あ
り、この時生じる電圧降下は1.35Vと極めて大きく
出力特性に悪影響を与えていた。
【0025】次に窒化アルミニウム基板の作製方法の一
例を説明する。まず高純度の窒化アルミニウム微粉末と
焼結添加剤を秤量し、有機溶剤を用いて湿式混合する。
次に適当な粘度に調整したものをフィルム上に均一な厚
みになるようにシートを形成する。この薄いグリーンシ
ートをフィルムから剥離する。次に図3に示すように層
間を電気的に接続するためのスルーホール27を形成す
る。次に図4に示す様にスルーホール27の形成された
グリーンシート上に導体28ペーストをスクリーン印刷
法によって所定のパターンを厚膜印刷する。ここで用い
る導体としては窒化アルミニウム基板を1500℃以上
の高温で焼結しなければならないため、高融点金属を用
いなければならない。本発明ではタングステン金属粉末
を用いた導体ペースト使用した。この印刷工程において
は窒化アルミニウムを貫通するスルーホール27内に同
様のペーストを埋め込む工程も含まれている。次にグリ
ーンシートを非酸化性雰囲気中で高温で焼結させる。次
にタングステンで形成された導体上にニッケルメッキを
行う。この時ニッケルメッキの厚さは4μm程度が適当
である。次に銅メッキを厚さ約20μm程度行う。銅メ
ッキの前に形成したニッケルメッキはタングステンと銅
メッキとの密着性を高めることを目的としている。さら
にワイヤーボンディングを行う必要がある領域には銅メ
ッキの後にニッケルメッキを厚さ4μm程度行い、次に
金メッキを厚さ1μm程度行う。ここで金メッキの前に
形成したニッケルメッキは、導体表面の硬度を高めワイ
ヤーボンディングが行い易い状態にするのに有効であ
る。
【0026】図5(a)は第4の発明の高周波用電力増
幅器の正面図、図5(b)は図5(a)のD−D’線に
おける断面図、図5(c)は図5(a)の裏面を透視し
た図である。図1において窒化アルミニウム基板16の
主面に形成しているドレインバイアス線14を裏面に形
成し、スルーホール27を介して主面に形成されている
ドレインバイアス用パッド18に電気的に接続してい
る。裏面のドレインバイアス線14以外の領域にはグラ
ンド17パターンが形成されている。ドレインバイアス
線14の長さLは約λ/4(λは有効波長)に設計され
ることが多く、増幅器を実装するプリント基板の比誘電
率を8程度に設定すると周波数900MHzの増幅器の
場合、Lの長さは25mm以上必要であった。これを裏
面に形成することにより、高周波用電力増幅器の大幅な
小型化が可能となり、全体で30%の小型化が可能とな
った。ドレインバイアス線14を基板の裏面に形成する
ことによる異常発振等の悪影響は確認されなかった。
【0027】図6は第5の発明の高周波用電力増幅器の
裏面を透視した図である。図5で説明を行った裏面のド
レインバイアス線14に金属薄板31をロウ付けしてい
る。この金属薄板31は図1で説明を加えたリード端子
(Pin、Pout、Vgg、Vdd)をロウ付けする
ときに同時ロウ付けを行ったものであり、製造工程数を
増すことなく作製が可能である。ドレインバイアス線1
4は窒化アルミニウム基板16上にタングステンの導体
が厚さ15μm形成されており、次にニッケルメッキが
4μm程度、次に金メッキが1μm程度形成されてい
る。ドレインバイアス線14は幅が200μm、長さが
25mmである。金属薄板31のロウ付けを行わない場
合の抵抗値は0.5Ω以上であった。電源電圧5V、出
力4Wで動作中にドレインバイアス線14に流れる電流
は3A以上であり、この時生じる電圧降下は1.5V以
上と極めて大きく、出力電力の低下やRF効率の低下な
ど特性に悪影響を与えていた。この電圧降下による特性
の劣化は取り扱う電力が大きくなればなるほど顕著に現
れてくる。しかし、ドレインバイアス線14に金属薄板
31をロウ付けすることにより、抵抗値は0.05Ω以
下にまで低減され、発生する電圧降下は0.15V以下
にまで低減でき、出力電力やRF効率の向上など特性が
大幅に改善された。
【0028】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明により次
の効果がもたらされる。
【0029】電力用基板および高周波用電力増幅器にお
いて 1)基板の熱伝導率が改善され、放熱が必要な電力用F
ETをチップ状態で基板に実装することが可能となる。
さらに、電力用トランジスタのパッケージ実装や、リー
ド端子の半田付けなど組立工程数の削減により、量産に
適した構成となる。さらに、セラミック基板にトランジ
スタ実装用の開口部が不要となり、基板の強度が改善さ
れる。
【0030】2)窒化アルミニウム基板上の導体の抵抗
率が低減でき、高周波用電力増幅器の特性が向上する。
【0031】3)ドレインバイアス線を窒化アルミニウ
ム基板の裏面に形成することにより、高周波用電力増幅
器の大幅な小型化が可能となる。
【0032】4)窒化アルミニウム基板の裏面のドレイ
ンバイアス線に金属薄板をロウ付けする工程を、リード
端子のロウ付けの工程と同時に行うことにより、製造工
程数を増すことなく、ドレインバイアス線の低抵抗化が
可能となり、特性の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例における高周波
用電力増幅器の正面図 (b)は(a)のA−A’線における断面図
【図2】(a)は本発明の第2の実施例における電力用
基板の断面図 (b)は本発明の第2の実施例における電力用基板の断
面図
【図3】(a)は本発明の図2の電力用基板の作製方法
の一例を示す図 (b)は(a)の断面図
【図4】(a)は本発明の図2の電力用基板の作製方法
の一例を示す図 (b)は(a)の断面図
【図5】(a)は本発明の第4の実施例における高周波
用電力増幅器の正面図 (b)は(a)のD−D’線における断面図 (c)は(a)の裏面を透視した図
【図6】本発明の第5の実施例における高周波用電力増
幅器の裏面を透視した図
【図7】(a)は従来の高周波用電力増幅器の正面図 (b)は(a)のE−E’線における断面図
【図8】従来の電力用基板の断面図
【符号の説明】
1 電力用FET 2 ドレイン電極 3 ソース電極 4 ゲート領域 5 ゲート入力電極 6 ドレイン入力電極 7 グランド電極 8 入力整合回路 9 出力整合回路 10 ボンディングワイヤー 11 マイクロストリップライン 12 チップコンデンサ 13 チップ抵抗 14 ドレインバイアス線 15 ゲートバイアス線 16 窒化アルミニウム基板 17 グランド 18 ドレインバイアス用パッド 21 タングステン 22 ニッケルメッキ 23 銅メッキ 24 ニッケルメッキ 25 金メッキ 27 スルーホール 28 導体 31 金属薄板 32 放熱板 33 トランジスタパッケージ 34 開口部 35 アルミナ基板 36 半田

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窒化アルミニウムを主成分とするセラミッ
    ク基板と、前記基板上に形成されたマイクロストリップ
    ラインと、前記基板上に実装され前記マイクロストリッ
    プラインと電気的に接続された電力用トランジスタチッ
    プと、前記基板上に実装され前記マイクロストリップラ
    インと電気的に接続されたチップ部品とを備えたことを
    特徴とする高周波用電力増幅器。
  2. 【請求項2】窒化アルミニウムを主成分とするセラミッ
    ク基板と、前記基板上に形成された高融点金属と、前記
    高融点金属上に形成されたニッケルメッキと、前記ニッ
    ケルメッキ上に形成された銅メッキとを備えたことを特
    徴とする電力用基板。
  3. 【請求項3】銅メッキ上に形成されたニッケルメッキ
    と、前記ニッケルメッキ上に形成された金メッキを備え
    たことを特徴とする請求項2記載の電力用基板。
  4. 【請求項4】窒化アルミニウムを主成分とするセラミッ
    ク基板と、前記基板上に形成された、高融点金属、前記
    高融点金属上に形成されたニッケルメッキ、前記ニッケ
    ルメッキ上に形成された銅メッキとからなるマイクロス
    トリップラインと、前記基板上に実装され、前記マイク
    ロストリップラインと電気的に接続された電力用トラン
    ジスタチップと、前記基板上に実装され前記マイクロス
    トリップラインと電気的に接続されたチップ部品とを備
    えたことを特徴とする高周波用電力増幅器。
  5. 【請求項5】導体線の一部が基板の裏面に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の高周波用電力増幅
    器。
  6. 【請求項6】基板の裏面に形成された導体線に金属薄板
    がロウ付けされていることを特徴とする請求項4記載の
    高周波用電力増幅器。
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