JPH0745982Y2 - 筐体構造 - Google Patents
筐体構造Info
- Publication number
- JPH0745982Y2 JPH0745982Y2 JP1992031450U JP3145092U JPH0745982Y2 JP H0745982 Y2 JPH0745982 Y2 JP H0745982Y2 JP 1992031450 U JP1992031450 U JP 1992031450U JP 3145092 U JP3145092 U JP 3145092U JP H0745982 Y2 JPH0745982 Y2 JP H0745982Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing body
- front plate
- upper lid
- lid member
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は電子機器等に適用される
筐体構造に関する。
筐体構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】筐体構造として一対の板状部材を折り曲
げて筐体本体と上蓋部とを形成し、筐体本体に上蓋部を
組み合わせる構造がある。図３は従来の筐体構造を示す
分解平面図であり、図４は従来の筐体構造を示す分解斜
視図である。
げて筐体本体と上蓋部とを形成し、筐体本体に上蓋部を
組み合わせる構造がある。図３は従来の筐体構造を示す
分解平面図であり、図４は従来の筐体構造を示す分解斜
視図である。
【０００３】筐体本体１０は上面に開口部１０１が設け
られており、その開口部１０１から図示せぬ回路部品や
機構部品が収納される。また筐体本体１０には図示せぬ
操作部等が設けられた前面板１１が取付られている。
尚、前面板１１の背面側には筐体本体に取り付けるため
の取付片１１１が設けられている。
られており、その開口部１０１から図示せぬ回路部品や
機構部品が収納される。また筐体本体１０には図示せぬ
操作部等が設けられた前面板１１が取付られている。
尚、前面板１１の背面側には筐体本体に取り付けるため
の取付片１１１が設けられている。
【０００４】一方、上蓋部材１２は前記開口部を閉塞す
る天板部１２１、筐体本体１０の両側面１０２に対応す
る位置に設けられた側面外板１２２、側面外板１２２か
ら筐体本体１０の下面１０３の一部まで延設された延設
部１２３が設けられている。また、前記天板部１２１と
側面外板１２２とには筐体本体１０の背面部１０４にま
で延設された固定片１２４が設けられている。
る天板部１２１、筐体本体１０の両側面１０２に対応す
る位置に設けられた側面外板１２２、側面外板１２２か
ら筐体本体１０の下面１０３の一部まで延設された延設
部１２３が設けられている。また、前記天板部１２１と
側面外板１２２とには筐体本体１０の背面部１０４にま
で延設された固定片１２４が設けられている。
【０００５】更に、上蓋部材１２には前面板１１と筐体
本体１０との隙間１３に挿入される段曲げ部１２５が設
けられている。この段曲げ部１２５は筐体の上に他の電
子機器等を重ねて配置した際に、側面外板１２２が筐体
本体１０の両側面１０２から離間しないように規制する
ものである。そして、段曲げ部１２５が隙間１３に入り
込むように筐体本体１０に天板部材１２を嵌め込み、そ
の状態で固定片１２４を筐体本体１０の背面部１０４に
ネジ止めする。
本体１０との隙間１３に挿入される段曲げ部１２５が設
けられている。この段曲げ部１２５は筐体の上に他の電
子機器等を重ねて配置した際に、側面外板１２２が筐体
本体１０の両側面１０２から離間しないように規制する
ものである。そして、段曲げ部１２５が隙間１３に入り
込むように筐体本体１０に天板部材１２を嵌め込み、そ
の状態で固定片１２４を筐体本体１０の背面部１０４に
ネジ止めする。
【０００６】このような筐体構造は、構成部品が少ない
と共に加工が簡単であるため、良く採用される。
と共に加工が簡単であるため、良く採用される。
【０００７】
【考案が解決しようとする課題】従来の筐体構造では、
段曲げ部１２５を前面板１１の内側（前面板１１と取付
片１１１との間）に挿入する必要があるため、隙間１３
の分だけ前面板１１を大きくする必要がある。尚、前面
板１１を大きくする場合、それにともなって上蓋部材１
２も大きくなるため、筐体全体の大きさが大型化し、筐
体の小型化が図りにくくなるという問題がある。
段曲げ部１２５を前面板１１の内側（前面板１１と取付
片１１１との間）に挿入する必要があるため、隙間１３
の分だけ前面板１１を大きくする必要がある。尚、前面
板１１を大きくする場合、それにともなって上蓋部材１
２も大きくなるため、筐体全体の大きさが大型化し、筐
体の小型化が図りにくくなるという問題がある。
【０００８】本考案はこのような問題を解決するもので
ある。
ある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本考案は前面板と、上面に開口部を備えた筐体本
体と、前記開口部を閉塞する天板部、前記筐体本体の両
側面に対応する位置に設けられた側面外板、該側面外板
から前記筐体本体の下面の一部まで延設された延設部、
および前記天板部と側面外板との少なくとも一方に前記
筐体本体の背面部分にまで延設された固定片とを備えた
上蓋部材とを具備し、前記筐体本体に上蓋部材を装着し
た状態で前記前面板に対向する背面側で前記筐体本体と
上蓋部材とが固定される筐体構造において、前記延設部
の前面板側に切欠部を設けると共に、前記筐体本体の下
面に前記切欠部と係合する突起部とを設けたことを特徴
とするものである。
めに、本考案は前面板と、上面に開口部を備えた筐体本
体と、前記開口部を閉塞する天板部、前記筐体本体の両
側面に対応する位置に設けられた側面外板、該側面外板
から前記筐体本体の下面の一部まで延設された延設部、
および前記天板部と側面外板との少なくとも一方に前記
筐体本体の背面部分にまで延設された固定片とを備えた
上蓋部材とを具備し、前記筐体本体に上蓋部材を装着し
た状態で前記前面板に対向する背面側で前記筐体本体と
上蓋部材とが固定される筐体構造において、前記延設部
の前面板側に切欠部を設けると共に、前記筐体本体の下
面に前記切欠部と係合する突起部とを設けたことを特徴
とするものである。
【００１０】
【作用】延設部に設けた切欠部と筐体本体の下面に設け
た突起部とが係合しているので、上蓋部材の側面外板が
筐体本体の両側壁から離間することが防止される。
た突起部とが係合しているので、上蓋部材の側面外板が
筐体本体の両側壁から離間することが防止される。
【００１１】
【実施例】以下、図面を用いて本考案の実施例を説明す
る。図１は本考案の実施例を示す図であり、（ａ）は分
解側面図、（ｂ）は分解底面図である。また図２は本考
案の実施例を示す分解斜視図である。筐体本体２０は上
面に開口部２０１が設けられており、その開口部２０１
から図示せぬ回路部品や機構部品が収納される。また筐
体本体２０には図示せぬ操作部等が設けられた前面板２
２が取付られている。尚、前面板２２の背面側には筐体
本体に取り付けるための取付片２２１が設けられてい
る。
る。図１は本考案の実施例を示す図であり、（ａ）は分
解側面図、（ｂ）は分解底面図である。また図２は本考
案の実施例を示す分解斜視図である。筐体本体２０は上
面に開口部２０１が設けられており、その開口部２０１
から図示せぬ回路部品や機構部品が収納される。また筐
体本体２０には図示せぬ操作部等が設けられた前面板２
２が取付られている。尚、前面板２２の背面側には筐体
本体に取り付けるための取付片２２１が設けられてい
る。
【００１２】一方、上蓋部材２１は前記開口部を閉塞す
る天板部２１１、筐体本体２０の両側面２０２に対応す
る位置に設けられた側面外板２１２、側面外板２１２か
ら筐体本体２０の下面２０３の一部まで延設された延設
部２１３が設けられている。また、前記天板部２１１と
側面外板２１２とには筐体本体２０の背面部２０４にま
で延設された固定片２１４が設けられている。
る天板部２１１、筐体本体２０の両側面２０２に対応す
る位置に設けられた側面外板２１２、側面外板２１２か
ら筐体本体２０の下面２０３の一部まで延設された延設
部２１３が設けられている。また、前記天板部２１１と
側面外板２１２とには筐体本体２０の背面部２０４にま
で延設された固定片２１４が設けられている。
【００１３】注目すべき点は筐体本体２０の下面側に、
切り起こしによって形成された突起部２０６が設けられ
ていることと、上蓋部材２１の延設部２１３に切欠部２
１７が設けられていることである。この突起部２０６と
切欠部２１７とは、筐体本体２０に上蓋部材２１を装着
した状態で係合するようになっており、これらの係合に
よって上蓋部材２１の側面外板２１２が筐体本体２０の
両側壁２０２から離間することが防止される。
切り起こしによって形成された突起部２０６が設けられ
ていることと、上蓋部材２１の延設部２１３に切欠部２
１７が設けられていることである。この突起部２０６と
切欠部２１７とは、筐体本体２０に上蓋部材２１を装着
した状態で係合するようになっており、これらの係合に
よって上蓋部材２１の側面外板２１２が筐体本体２０の
両側壁２０２から離間することが防止される。
【００１４】従って、前面板２２は図３や図４に示され
るような隙間１３を設ける必要はなく、筐体本体に対し
て上蓋部材２１の厚みの分だけ大きければよい。尚、前
述の突起部２０６は切り起こしによって形成したが、そ
れに限られることはなく、例えばバーリングやダボによ
って突起部を形成してもよい。
るような隙間１３を設ける必要はなく、筐体本体に対し
て上蓋部材２１の厚みの分だけ大きければよい。尚、前
述の突起部２０６は切り起こしによって形成したが、そ
れに限られることはなく、例えばバーリングやダボによ
って突起部を形成してもよい。
【００１５】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように本考案によ
れば、前面板の内側（前面板と取付片との間）に上蓋部
材の一部（段曲げ部）を挿入しなくてもよいため、前面
板の大きさを小さくすることができ、これにより筐体構
造の小型化を図ることができる。
れば、前面板の内側（前面板と取付片との間）に上蓋部
材の一部（段曲げ部）を挿入しなくてもよいため、前面
板の大きさを小さくすることができ、これにより筐体構
造の小型化を図ることができる。
【図１】本考案の実施例を示す図であり、（ａ）は分解
側面図、（ｂ）は分解底面図である。
側面図、（ｂ）は分解底面図である。
【図２】本考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図３】従来の筐体構造を示す分解平面図である。
【図４】従来の筐体構造を示す分解斜視図である。
２０：筐体本体 ２０１：開口部 ２０２：側面部 ２０３：下面部 ２０４：背面部 ２０６：突起部 ２１：上蓋部材 ２１１：天板部 ２１２：側壁外板 ２１３：延設部 ２１４：固定片 ２１７：切欠部 ２２：前面板 ２２１：取付片
Claims (1)
- 【請求項１】 前面板と、上面に開口部を備えた筐体本
体と、前記開口部を閉塞する天板部、前記筐体本体の両
側面に対応する位置に設けられた側面外板、該側面外板
から前記筐体本体の下面の一部まで延設された延設部、
および前記天板部と側面外板との少なくとも一方に前記
筐体本体の背面部分にまで延設された固定片とを備えた
上蓋部材とを具備し、前記筐体本体に上蓋部材を装着し
た状態で前記前面板に対向する背面側で前記筐体本体と
上蓋部材とが固定される筐体構造において、 前記延設部の前面板側に切欠部を設けると共に、前記筐
体本体の下面に前記切欠部と係合する突起部とを設けた
ことを特徴とする筐体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992031450U JPH0745982Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 筐体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992031450U JPH0745982Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 筐体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623282U JPH0623282U (ja) | 1994-03-25 |
| JPH0745982Y2 true JPH0745982Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=12331595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992031450U Expired - Fee Related JPH0745982Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 筐体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745982Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5460924B1 (ja) | 2012-11-12 | 2014-04-02 | 三菱電機株式会社 | Ｐｌｃユニット |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6136600A (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-21 | Osaka Gas Co Ltd | 管内溜水の検知、抽水方法 |
| JPS6165132A (ja) * | 1984-09-06 | 1986-04-03 | Fujitsu Ltd | 光フアイバ波長分散係数測定装置 |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP1992031450U patent/JPH0745982Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0623282U (ja) | 1994-03-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960423 |
|
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