JPH0745257Y2 - スロットマシン - Google Patents
スロットマシンInfo
- Publication number
- JPH0745257Y2 JPH0745257Y2 JP10154389U JP10154389U JPH0745257Y2 JP H0745257 Y2 JPH0745257 Y2 JP H0745257Y2 JP 10154389 U JP10154389 U JP 10154389U JP 10154389 U JP10154389 U JP 10154389U JP H0745257 Y2 JPH0745257 Y2 JP H0745257Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- started
- game
- reel
- waiting time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は，ゲームの興趣をそがないスロットマシンに
関するものである。
関するものである。
複数（通常３個）の回転するリールの各表面に分割され
て表示された多種のマークの停止時の一定の位相におけ
る組み合わせによって入賞を競うスロットマシンでは，
いたずらに射倖心をあおることがないように,1ゲーム終
了までに要していなければならない時間（規定ゲーム時
間）が定められている。この規定ゲーム時間は，通常１
ゲーム４秒に設定されており，ゲームに熟練した者で
は，入賞等がなければほとんどの場合，規定ゲーム時間
内に１ゲームが終了する。したがって，この状態になる
と，スロットマシンの特定部分の作動を止めて待機し，
この待機時間が終了するのを待って当該特定部分を再起
動させるようにしている。
て表示された多種のマークの停止時の一定の位相におけ
る組み合わせによって入賞を競うスロットマシンでは，
いたずらに射倖心をあおることがないように,1ゲーム終
了までに要していなければならない時間（規定ゲーム時
間）が定められている。この規定ゲーム時間は，通常１
ゲーム４秒に設定されており，ゲームに熟練した者で
は，入賞等がなければほとんどの場合，規定ゲーム時間
内に１ゲームが終了する。したがって，この状態になる
と，スロットマシンの特定部分の作動を止めて待機し，
この待機時間が終了するのを待って当該特定部分を再起
動させるようにしている。
この待機させる特定部分および待機の方法等について，
投入されるコインの数との関連性のもとに種々の提案が
なされており，例えば，特開昭63-49182号公報には投入
されたコインの数に応じて遅延時間を算出し，リールの
始動を遅らせるようにしたものが示されている。また，
特開昭63-51884号公報にはコインの取込手段を規制する
ものが示されている。
投入されるコインの数との関連性のもとに種々の提案が
なされており，例えば，特開昭63-49182号公報には投入
されたコインの数に応じて遅延時間を算出し，リールの
始動を遅らせるようにしたものが示されている。また，
特開昭63-51884号公報にはコインの取込手段を規制する
ものが示されている。
しかし，これらに共通しているのは，待機している間は
スロットマシンの特定の部分の動作をすべて止めてしま
うことである。したがって，この間は間が抜けたものと
なって非常に興趣がそがれる。
スロットマシンの特定の部分の動作をすべて止めてしま
うことである。したがって，この間は間が抜けたものと
なって非常に興趣がそがれる。
この考案は，このような課題を解決するものであって，
その目的とする処は、待機時間中といえどもいずれかの
部分を作動させ，間を持たせるようにしたものである。
その目的とする処は、待機時間中といえどもいずれかの
部分を作動させ，間を持たせるようにしたものである。
すなわち，この考案は， ．繰り返しゲームする際,1ゲーム終了迄に経過してい
なければならない規定ゲーム時間を経過していないと，
その不足する時間だけ特定部分の作動を遅らせて待機す
るスロットマシンにおいて，前記特定部分としてリール
を設定する一方，この待機時間中に前記各リールを逐次
遅らせて別々に始動させてなるスロットマシン。
なければならない規定ゲーム時間を経過していないと，
その不足する時間だけ特定部分の作動を遅らせて待機す
るスロットマシンにおいて，前記特定部分としてリール
を設定する一方，この待機時間中に前記各リールを逐次
遅らせて別々に始動させてなるスロットマシン。
．前記の構成において，待機時間の開始と同時に右
リールを始動させ，次いで一定時間遅れて中リールを始
動させ，最後に待機時間の終了と同時に左リールを始動
させてなるスロットマシン。
リールを始動させ，次いで一定時間遅れて中リールを始
動させ，最後に待機時間の終了と同時に左リールを始動
させてなるスロットマシン。
．同じく前記の構成において，待機時間の開始と同
時に左リールを始動させ，次いで一定時間遅れて中リー
ルを始動させ，最後に待機時間の終了と同時に右リール
を始動させてなるスロットマシン。
時に左リールを始動させ，次いで一定時間遅れて中リー
ルを始動させ，最後に待機時間の終了と同時に右リール
を始動させてなるスロットマシン。
をそれぞれ提供したものである。
以上の手段をとることにより，待機時間中といえどもい
ずれかのリールが回転していることになる。しかし，入
賞を競う３個のリールの停止操作はすべてのリールが回
転した後に行うものであるから，ゲームの開始は規定ゲ
ーム時間を経過していることになる。
ずれかのリールが回転していることになる。しかし，入
賞を競う３個のリールの停止操作はすべてのリールが回
転した後に行うものであるから，ゲームの開始は規定ゲ
ーム時間を経過していることになる。
以下，この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第３図はスロットマシンの駆動要領を示すブロック図で
あり，既にこれらは周知事項であるから，ここでの詳細
な説明は省略するが，要は,3個のリール1,2,3に各々駆
動用のステッピングモータ4,5,6を取り付け，このステ
ッピングモータ4,5,6を中央制御装置７からそれぞれド
ライバ8,9,10を経由して発っせられるパルス信号で駆動
するのである。そして，各ステッピングモータ4,5,6の
始動（この場合同時始動）はスタートレバー11の操作
で，また，停止は各々のステッピングモータ4,5,6に対
応させたストップボタン12,13,14の操作で行う。
あり，既にこれらは周知事項であるから，ここでの詳細
な説明は省略するが，要は,3個のリール1,2,3に各々駆
動用のステッピングモータ4,5,6を取り付け，このステ
ッピングモータ4,5,6を中央制御装置７からそれぞれド
ライバ8,9,10を経由して発っせられるパルス信号で駆動
するのである。そして，各ステッピングモータ4,5,6の
始動（この場合同時始動）はスタートレバー11の操作
で，また，停止は各々のステッピングモータ4,5,6に対
応させたストップボタン12,13,14の操作で行う。
第２図は１ゲームのサイクルを示すタイムチャートであ
るが，まず，メダルを投入してスタートレバー11を引い
てスタートさせると，各リール1,2,3が回転し始めるか
ら，適当な時間経過後，各ストップボタン12,13,14を押
してそれぞれのリール1,2,3の回転を止める。このと
き，各リール1,2,3表面のマークの組み合わせ等によっ
て入賞があれば，それに応じてメダルの払い出しがあ
る。次いで，メダルを再投入してスタートレバー11を引
けば，次回のゲーム開始となって１サイクルを終了する
のであるが，この間，規定ゲーム時間を経過しているこ
とが条件になる（ただし,1サイクルの切れ目はどこでと
ってもよい）。そこで，もし，規定ゲーム時間を経過し
ていないと，その不足している時間だけ特定の部分の作
動を停止して待機するのであるが，この考案では，この
待機部分としてリール1,2,3を設定するとともに，その
待機時間中に各リール1,2,3を以下のように挙動させ
る。
るが，まず，メダルを投入してスタートレバー11を引い
てスタートさせると，各リール1,2,3が回転し始めるか
ら，適当な時間経過後，各ストップボタン12,13,14を押
してそれぞれのリール1,2,3の回転を止める。このと
き，各リール1,2,3表面のマークの組み合わせ等によっ
て入賞があれば，それに応じてメダルの払い出しがあ
る。次いで，メダルを再投入してスタートレバー11を引
けば，次回のゲーム開始となって１サイクルを終了する
のであるが，この間，規定ゲーム時間を経過しているこ
とが条件になる（ただし,1サイクルの切れ目はどこでと
ってもよい）。そこで，もし，規定ゲーム時間を経過し
ていないと，その不足している時間だけ特定の部分の作
動を停止して待機するのであるが，この考案では，この
待機部分としてリール1,2,3を設定するとともに，その
待機時間中に各リール1,2,3を以下のように挙動させ
る。
第１図はそのためのフローチャートを示すものである
が,ENTRYが開始されると前回のゲームに要した時間（T
O）が算出され，このTOが規定ゲーム時間である４秒よ
り大きいか否かの判別ステップへ移行する。YESであれ
ば，すべてのリール1,2,3は同時に始動し，通常の始動
要領となって今回のゲーム開始，すなわち，時間測定開
始へと移行する。NOであれば，その不足時間，すなわ
ち，待機時間,WAIT＝４−TOを算出し，この待機時間中
に３個のリール1,2,3を適宜ずらせて始動させるのであ
る。すなわち，右リール１始動の後,WAITのある成分WAI
T1だけ待って中リール２を始動させ，さらに，残りの成
分WAIT2を待って左リールを始動させるのである。待機
時間中の各リール1,2,3の始動時期の振り分けは任意で
あるが，一般には，待機時間開始と同時に右リール１を
始動させ，また，待機時間終了と同時に左リール３を始
動させ，この間，中リール２は待機時間の中間に始動さ
せる。すなわち,WAIT/2＝WAIT1＝WAIT2とするのが好ま
しい。具体的には，例えば，今,3.6秒で１ゲームが終了
したとすれば,WAIT＝0.4秒となり，さらに,0.4秒÷２＝
0.2秒をWAIT1とWAIT2とするのである。そして，待機時
間の開始と同時に右リール１を始動させ，次いで，中リ
ール２と左リール３をWAIT1とWAIT2ずつ遅らせて順次始
動させれば，左リール３は待機時間の終了と同時に始動
することになる。そして，左リール３の始動は今回のゲ
ーム開始であり，同時にゲーム時間の測定が開始され
る。次いで，ゲーム進行，ゲーム終了および時間測定終
了といったステップを経てEXITへ向かう。なお，待機時
間中のリールの始動順序は前記したものとは逆に左リー
ル3,中リール2,右リール１といったことも当然に考えら
れる。ところで，このような指令は予めプログラムとし
て中央制御装置７に組み込んでおき，ゲームする者は従
来と同様なスタートレバー11の操作をすればよいように
しておく。
が,ENTRYが開始されると前回のゲームに要した時間（T
O）が算出され，このTOが規定ゲーム時間である４秒よ
り大きいか否かの判別ステップへ移行する。YESであれ
ば，すべてのリール1,2,3は同時に始動し，通常の始動
要領となって今回のゲーム開始，すなわち，時間測定開
始へと移行する。NOであれば，その不足時間，すなわ
ち，待機時間,WAIT＝４−TOを算出し，この待機時間中
に３個のリール1,2,3を適宜ずらせて始動させるのであ
る。すなわち，右リール１始動の後,WAITのある成分WAI
T1だけ待って中リール２を始動させ，さらに，残りの成
分WAIT2を待って左リールを始動させるのである。待機
時間中の各リール1,2,3の始動時期の振り分けは任意で
あるが，一般には，待機時間開始と同時に右リール１を
始動させ，また，待機時間終了と同時に左リール３を始
動させ，この間，中リール２は待機時間の中間に始動さ
せる。すなわち,WAIT/2＝WAIT1＝WAIT2とするのが好ま
しい。具体的には，例えば，今,3.6秒で１ゲームが終了
したとすれば,WAIT＝0.4秒となり，さらに,0.4秒÷２＝
0.2秒をWAIT1とWAIT2とするのである。そして，待機時
間の開始と同時に右リール１を始動させ，次いで，中リ
ール２と左リール３をWAIT1とWAIT2ずつ遅らせて順次始
動させれば，左リール３は待機時間の終了と同時に始動
することになる。そして，左リール３の始動は今回のゲ
ーム開始であり，同時にゲーム時間の測定が開始され
る。次いで，ゲーム進行，ゲーム終了および時間測定終
了といったステップを経てEXITへ向かう。なお，待機時
間中のリールの始動順序は前記したものとは逆に左リー
ル3,中リール2,右リール１といったことも当然に考えら
れる。ところで，このような指令は予めプログラムとし
て中央制御装置７に組み込んでおき，ゲームする者は従
来と同様なスタートレバー11の操作をすればよいように
しておく。
以上，この考案は，規定ゲーム時間に不足している待機
時間が生じても，すべての部分の作動を止めてそれが経
過するのを待つのではなく，この間，リール1,2,3の一
部を回転させるのであるから，ゲームをしている者はそ
ちらに目を奪われ，手持ち無沙汰，間の抜けた状態をな
くすことができ，ゲームの興趣をそがない。
時間が生じても，すべての部分の作動を止めてそれが経
過するのを待つのではなく，この間，リール1,2,3の一
部を回転させるのであるから，ゲームをしている者はそ
ちらに目を奪われ，手持ち無沙汰，間の抜けた状態をな
くすことができ，ゲームの興趣をそがない。
第１図はこの考案に係るスロットマシンのフローチャー
ト，第２図は同じくタイムチャート，第３図は同じく駆
動要領のブロック図である。 （符号） １……右リール ２……中リール ３……左リール
ト，第２図は同じくタイムチャート，第３図は同じく駆
動要領のブロック図である。 （符号） １……右リール ２……中リール ３……左リール
Claims (3)
- 【請求項１】繰り返しゲームする際,1ゲーム終了迄に経
過していなければならない規定ゲーム時間を経過してい
ないと，その不足する時間だけ特定部分の作動を遅らせ
て待機するスロットマシンにおいて，前記特定部分とし
てリール（１），（２），（３）を設定する一方，この
待機時間中に前記各リール（１），（２），（３）を逐
次遅らせて別々に始動させてなるスロットマシン。 - 【請求項２】待機時間の開始と同時に右リール（１）を
始動させ，次いで一定時間遅れて中リール（２）を始動
させ，最後に待機時間の終了と同時に左リール（３）を
始動させてなる請求項記載のスロットマシン。 - 【請求項３】待機時間の開始と同時に左リール（３）を
始動させ，次いで一定時間遅れて中リール（２）を始動
させ，最後に待機時間の終了と同時に右リール（１）を
始動させてなる請求項記載のスロットマシン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10154389U JPH0745257Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | スロットマシン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10154389U JPH0745257Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | スロットマシン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0341480U JPH0341480U (ja) | 1991-04-19 |
| JPH0745257Y2 true JPH0745257Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=31650491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10154389U Expired - Lifetime JPH0745257Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | スロットマシン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745257Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3187638B2 (ja) * | 1994-01-18 | 2001-07-11 | 株式会社エース電研 | スロットマシン |
| JP2013022236A (ja) * | 2011-07-21 | 2013-02-04 | Fujishoji Co Ltd | 遊技機 |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP10154389U patent/JPH0745257Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0341480U (ja) | 1991-04-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |