JPH0745119Y2 - シャッタ付きサイレン - Google Patents

シャッタ付きサイレン

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Publication number
JPH0745119Y2
JPH0745119Y2 JP1988121441U JP12144188U JPH0745119Y2 JP H0745119 Y2 JPH0745119 Y2 JP H0745119Y2 JP 1988121441 U JP1988121441 U JP 1988121441U JP 12144188 U JP12144188 U JP 12144188U JP H0745119 Y2 JPH0745119 Y2 JP H0745119Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
bearing
siren
fixed cylinder
openings
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988121441U
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English (en)
Other versions
JPH0245598U (ja
Inventor
昭史 井上
光資郎 武田
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、工場等において、始業,休憩,終業等の合
図として用いられるシャッタ付きサイレンに係り,特に
その外形を薄形にできるシャッタ付きサイレンに関す
る。
[従来の技術] 第2図はシャッタ付きサイレンの概略構成を示す分解斜
視図である。この図において、1はファンであり、中心
部より放射状に延びる羽根1a,1a,…とこれらの羽根1aを
覆うカバーによって構成されている。このカバーの外周
面には、各羽根1aに対応して四角形の開口部1bが設けら
れている。これにより、羽根1aの枚数と開口部1bの数は
同数となる。また、ファン1の一方の端面には円形の吸
気口1cが設けられている。これにより、ファン1が回転
すると、吸気口1cより空気を吸入し、各開口部1bから空
気を外向きに放出する。
2はファン1の外周に取り付けられる固定円筒であり、
ファン1に設けられた開口部1bと同形同数の開口部2aが
設けられている。そして、前述したファン1の各開口部
1bより放出された空気が、固定円筒2に設けられた各開
口部2aによって、断続的に切られ、この結果、空気に疎
密波を生じ、音が発生する。このとき、音の音高(周波
数)はファン1に設けられた開口部1bの数(すなわち、
固定円筒2の開口部2aの数)とファン1の回転速度(軸
速度)との積で決定される。
3は固定円筒2の外周に取り付けられる円筒形のシャッ
タである。このシャッタ3には、固定円筒2に設けられ
た各開口部2aと同形の開口部3aが、開口部2aと同数ある
いはそれ以下設けられている。このシャッタ3の端面に
は、板状のレバー4が取り付けられ、このレバー4の他
端はソレノイド5のプランジャ5aの先端に取り付けられ
ている。また、レバー4には、引張バネ6が取り付けら
れており、この引張バネ6により、シャッタ3が矢印G
方向に引っ張られている。そして、ソレノイド5が励磁
されると、矢印H方向にシャッタ3が一定量回転する。
これにより、各開口部2aが全開となり、音が発音可能と
なる。また、開口部3aの数が開口部2aの数より少ない場
合は、固定円筒2の各開口部2aの一部がふさがれるの
で、音量が小さくなる。また、励磁が解かれると、シャ
ッタ3が引張バネ6の力により矢印G方向に戻る。この
結果、固定円筒2に設けられた各開口部2aがシャッタ3
によって完全にふさがれ、音が発音されなくなる。
次に、上述した従来のシャッタ付きサイレンの詳細構成
を第3図に示す。この図において、10は軸受ブラケット
であり、断面“L"字状の軸受支持部10aと中空円柱状の
軸受部10bとから構成され、軸受部10bの右端部に固定円
筒2が取り付けられている。また、この軸受部10bの外
周部には軸受11,11を介してシャッタ3が回動自在に取
り付けられている。このシャッタ3の左側面には、ピン
12が取り付けられており、このピン12に板状のレバー4
(第2図参照)が取り付けられるようになっている。ま
た、軸受部10bの内周面には軸受13,13を介して、回転軸
15が回動自在に取り付けられている。そして、この回転
軸15にファン1が取り付けられており、これにより、回
転軸15とファン1は連動するようになっている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上述した従来のシャッタ付きサイレンにあっ
ては、最外周に回動可能なシャッタ3が取り付けられて
いる。このため、軸受ブラケット10の軸受部10bに軸受1
1,11が取り付けられ、その左側に軸受支持部10aが設け
られなければならなかった。この結果、軸受部10bが回
転軸15の長手方向にスペースを取ってしまい、シャッタ
付きサイレン全体の奥行きL1が長くなってしまうという
問題があった。また、このため、シャッタ付きサイレン
を多数連設すると、装置全体が長くなってしまうという
問題があった。
この考案は、このような背景の下になされたもので、外
形を薄形にできるシャッタ付きサイレンを提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案は、 (a)軸受支持部と前記軸受支持部の一部に形成された
中空円柱状の軸受部からなる軸受ブラケットと、 (b)外周に所定数の開口部を有し、前記軸受部の端部
に固定された固定円筒と、 (c)所定数の開口部を有し、前記固定円筒の内側に配
置された円筒状部材と、この円筒状部材の側面に設けら
れた取り付け部材とからなり、前記取り付け部材が前記
軸受部の内部に回動自在に取り付けられたシャッタと、 (d)前記取り付け部材の内側に回動自在に取り付けら
れる回転軸と、 (e)前記シャッタの円筒状部材の内側に配置され、前
記回転軸に取り付けられたファンとを具備することを特
徴とする。
[作用] 上記構成によれば、固定円筒の内側に回動自在なシャッ
タを取り付けたので、これにより、シャッタ付きサイレ
ン全体の奥行きを短くできる。
[実施例] 以下、図面を参照して、この考案の一実施例を説明す
る。第1図はこの考案の一実施例によるシャッタ付きサ
イレンの詳細構成を示す断面図である。
第1図において、18はベース板に取り付けられる軸受ブ
ラケットである。この軸受ブラケット18は断面L字状の
軸受支持部19と、この軸受支持部19の上に形成された中
空円柱状の軸受部20とから構成されており、軸受部20の
右端部に固定円筒21が連設され、また、この軸受部20の
内部に軸受11,11を介してシャッタ22が回動自在に取り
付けられている。固定円筒21は、周囲に開口部21a,21a
……が形成された円筒状の部材と(第2図参照)、この
円筒状の部材の左側面を覆う側板とから構成され、この
側板に三日月形の孔21bが形成されている。シャッタ22
は固定円筒21の開口部21aと同数の開口部22aが形成され
た円筒状の部材と、左側板と、この左側板中央部に形成
された中空のボス22cとから構成されている。そして、
円筒状の部材が固定円筒21の内側に配置され、また、左
側板にピン23が垂設されている。このピン23は固定円筒
21に設けられた三日月形の孔21bを介して突出してお
り、その突出部の先端にシャッタ22を駆動する板状のレ
バー4(第2図参照)の一端が取り付けられる。シャッ
タ22のボス22cの中空部には、軸受13,13を介して回転軸
15が取り付けられている。そして、この回転軸15にファ
ン1が取り付けられ、回転軸15とファン1は連動するよ
うになっている。
しかして、このシャッタ付きサイレンは、第3図に示す
従来のシャッタ付きサイレンが固定円筒2の外周にシャ
ッタ3が取り付けられているのに対して、シャッタ3の
外周に固定円筒2が取り付けられるように逆配置したも
のである。これにより、シャッタ3の軸受11,11が取り
付けられた部分の寸法(第3図のL3参照)を短くするこ
とができる。この結果、シャッタ付きサイレンの奥行き
L2は、従来のシャッタ付きサイレンの奥行きL1より短く
なる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、軸受支持部と
軸受支持部の一部に形成された中空円柱状の軸受部から
なる軸受ブラケットと、外周に所定数の開口部を有し、
軸受部の端面に固定された固定円筒と、所定数の開口部
を有し、固定円筒の内側に配置された円筒状部材と、こ
の円筒状部材の側面に設けられた取り付け部材とからな
り、取り付け部材が軸受部の内部に回動自在に取り付け
られたシャッタと、取り付け部材の内側に回動自在に取
り付けられる回転軸と、シャッタの円筒状部材の内側に
配置され、回転軸に取り付けられたファンとを具備する
ようにしたので、シャッタ付きサイレンの外形を薄形に
できる効果があり、特に多数のサイレンを連設する多声
サイレンなどにおいて、小型化が効率よくできるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるシャッタ付きサイレ
ンの詳細構成を示す断面図、第2図は従来のシャッタ付
きサイレンの概略構成を示す分解斜視図、第3図は従来
のシャッタ付きサイレンの詳細構成を示す断面図であ
る。 1……ファン、18……軸受ブラケット、19……軸受支持
部、20……軸受部、21……固定円筒、21a……開口部、2
2……シャッタ、22a……開口部、22c……取り付け部材
(ボス)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)軸受支持部と前記軸受支持部の一部
    に形成された中空円柱状の軸受部からなる軸受ブラケッ
    トと、 (b)外周に所定数の開口部を有し、前記軸受部の端部
    に固定された固定円筒と、 (c)所定数の開口部を有し、前記固定円筒の内側に配
    置された円筒状部材と、この円筒状部材の側面に設けら
    れた取り付け部材とからなり、前記取り付け部材が前記
    軸受部の内部に回動自在に取り付けられたシャッタと、 (d)前記取り付け部材の内側に回動自在に取り付けら
    れる回転軸と、 (e)前記シャッタの円筒状部材の内側に配置され、前
    記回転軸に取り付けられたファンとを具備することを特
    徴とするシャッタ付きサイレン。
JP1988121441U 1988-09-16 1988-09-16 シャッタ付きサイレン Expired - Lifetime JPH0745119Y2 (ja)

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JP1988121441U JPH0745119Y2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16 シャッタ付きサイレン

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JP1988121441U JPH0745119Y2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16 シャッタ付きサイレン

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JPH0245598U JPH0245598U (ja) 1990-03-28
JPH0745119Y2 true JPH0745119Y2 (ja) 1995-10-11

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