JPH0744963Y2 - ハニカムコアーの形状計測装置 - Google Patents

ハニカムコアーの形状計測装置

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JPH0744963Y2
JPH0744963Y2 JP1683090U JP1683090U JPH0744963Y2 JP H0744963 Y2 JPH0744963 Y2 JP H0744963Y2 JP 1683090 U JP1683090 U JP 1683090U JP 1683090 U JP1683090 U JP 1683090U JP H0744963 Y2 JPH0744963 Y2 JP H0744963Y2
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JP
Japan
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support
contactor
stylus
honeycomb core
holder
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Application number
JP1683090U
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JPH03109104U (ja
Inventor
成人 森田
正敏 児玉
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、航空機等の生産に適用されるハニカムコアー
の形状計測装置に関する。
〔従来の技術〕
航空機生産用材料のハニカムコアー材は、0.1mm幅程の
6角形状材が隣接して蜂の巣状に接着配置された形状の
ため、従来の一般の3次元測定機を用いて表面形状を計
測しようとすると、3次元測定機のスタイラスが蜂の巣
の空間部には無力であり、更にスタイラスが蜂の巣の壁
部分に接触すると、ハニカムコアは壁素材板厚が0.1mm
程であり、スタイラスの接触圧に耐えられず座屈するた
め、ハニカムコアーの3次元測定は不可能であり、従来
はハニカムコアーの形状が測定できる適当な3次元測定
機がなかつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の一般に用いられている3次元測定機を適用した場
合、スタイラスがハニカムコアーの蜂の巣の穴へ入つて
しまうか又は、蜂の巣の壁を座屈させてしまい形状計測
は不可能であつた。
そこで考えられるのは、被計測ハニカムコアーの上面へ
画鋲状の計測補助部品を計測必要点数だけ配給載置し、
これに3次元測定機のスタイラスを当てることがある
が、航空機の翼構造のような複曲面形状ハニカムコアー
の場合、計測点数が200から1000点にものぼりおよそ非
実用的であつた。
本考案は上記の課題を解決しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のハニカムコアーの形状計測装置は、下端にスタ
イラスが設けられたスタイラスホルダー、同スタイラス
ホルダーが摺動可能に貫通し被計測ハニカムコアーに接
触するコンタクターが自動調心ベアリングを介して下端
に設けられたコンタクターサポート、同コンタクターサ
ポートが摺動可能に挿入され上記スタイラスホルダーの
上端に接続されたホルダーサポートが摺動可能に貫通す
るサポートハウジング、同サポートハウジング上端に接
続されたセンサハウジング内に設けられ上記ホルダーサ
ポートの上端と対向する位置に配設された渦電流センサ
ー、上記サポートハウジング上部内面とコンタクターサ
ポート上端の間に設けられた一方のバネ、および上記サ
ポートハウジング上部内面とホルダーサポート下端の間
に設けられた他方のバネを備えたことを特徴としてい
る。
〔作用〕
上記において、ハニカムコアの長面形状を計測する場
合、本考案の装置を下降させコンタクターをハニカムコ
アー面に接触させる。このコンタクターは自動調心ベア
リングを介してコンタクターホルダーに接続されている
ため、ハニカムコアー面が傾斜している場合、コンタク
ターはその傾斜に做つて着地する。本考案の装置を更に
下降させると、一方のバネが作用してコンタクターを着
地した状態に保ちながら、スタイラスが上記コンタクタ
ーの上面に接触する。更に、本考案の装置を下降させる
と、一方のバネが作用してコンタクターを着地した状態
に保ち、他方のバネが作用してスタイラスがコンタクタ
ーの上面に接触した状態を保つ。上記の状態で、本考案
の装置を所定の位置まで下降させた後、ホルダーサポー
ト上端の位置を渦電流センサーが検出し、スタイラス下
端の位置を計測する。
上記の操作は、ハニカムコアー面の所定の測定点につい
て繰り返し行われ、ハニカムコアー面の形状が計測され
る。
上記のように、ハニカムコアーの面にコンタクターが着
地し、同コンタクターにスタイラスが接触するものとし
たことにより、ハニカムコアー面を計測可能な計測装置
が実現できた。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図に示す。第1図に示す本実施
例は、被計測ハニカムコアー22に接触するコンタクター
15が自動調心ベアリング16に装着され、自動調心ベアリ
ング16はコンタクタサポート18へ接続され、コンタクタ
サポート18の中心穴へスタイラス14とスタイラスホルダ
ー19の結合体がスライドブツシユ20を介して装着されて
いる。コンタクタサポート18はサポートハウジング12に
スライドブツシユ13を介して収容され、スライドブツシ
ユ13、コイルバネ10によつて滑動自在となつている。こ
こでピンボルト17はコンタクターサポート18の落下防止
のために設けられている。ホルダーサポート9はスタイ
ラスホルダー19に接続されスタイラス14と連動する。ホ
ルダサポート9はスライドブツシユ21とコイルバネ11に
よつてサポートハウジング12内で滑動自在となつてい
る。サポートハウジング12はネジ込みによつてセンサー
ハウジング7に装着され、センサーハウジング7内に渦
電流センサー6が装着されている。5はセンサーの引き
出し線である。センサハウジング7にはブラケツト4が
ボルト8によつて結合され、このブラケツト4は結合ネ
ジ2により主軸アセンブリ3の主軸1に装着されてい
る。
上記において、主軸アセンブリー3が3次元測定機の数
値制御装置により制御されて計測点に近づき、コンタク
ター15が被計測ハニカム22に着地する。このとき、ハニ
カムコアー22上面に傾斜がある場合は、自動調心ベアリ
ング16によりコンタクター15は、その斜面に倣つて着地
する。この着地後も計測ポイントまで主軸アセンブリー
3が下降するが、この下降移動量は、コンタクタサポー
ト18とサポートハウジング12の間に設けられたコイルバ
ネ10が吸収する。主軸アセンブリ3が計測ポイントまで
くると、スタイラス14が上記コンタクター15に接触し、
上方への反力を受けコイルバネ11に抗してスタイラスホ
ルダー19とこれに連接するホルダサポート9を上方へ滑
動させ、このホルダサポート9の変位量が渦電流センサ
ーによつて検出され、スタイラス先端の位置が計測され
る。上記の操作は、ハニカムコアー面の所定の測定点に
ついて繰返し行われ、ハニカムコアー面の形状が計測さ
れる。
上記のように、ハニカムコアーの面にコンタクターが着
地し、同コンタクターの位置をスタイラスが検出するも
のとしたことにより、ハニカムコアーの面の形状を計測
可能な計測装置が実現できた。
〔考案の効果〕
本考案のハニカムコアーの形状計測装置は、自動調心ベ
アリングを介して下端にコンタクターが設けられたコン
タクターサポートがサポートハウジングの内面を摺動
し、上記コンタクターサポート内を下端にスタイラスが
設けられたスタイラスホルダーが摺動し、同スラスタホ
ルダーの上端に設けられたホルダーサポートの上端の位
置を渦電流センサーが検出することによつて、ハニカム
コアーの面にコンタクターが着地し、同コンタクターに
スタイラスが接触することにより、ハニカムコアー面の
形状の計測可能な計測装置を実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の説明図である。 1……主軸、2……結合ネジ、3……主軸アセンブリ、
4……ブラケツト、5……センサ引出線、6……渦電流
センサー、7……センサハウジング、8……ボルト、9
……ホルダーサポート、10,11……コイルバネ、12……
サポートハウジング、13……スライドブツシユ、14……
スタイラス、15……コンタクター、16……自動調心ベア
リング、17……ピンボルト、18……コンタクターサポー
ト、19……スタイラスホルダー、20,21……スライドブ
ツシユ、22……ハニカムコアー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端にスタイラスが設けられたスタイラス
    ホルダー、同スタイラスホルダーが摺動可能に貫通し被
    計測ハニカムコアーに接触するコンタクターが自動調心
    ベアリングを介して下端に設けられたコンタクターサポ
    ート、同コンタクターサポートが摺動可能に挿入され上
    記スタイラスホルダーの上端に接続されたホルダーサポ
    ートが摺動可能に貫通するサポートハウジング、同サポ
    ートハウジング上端に接続されたセンサハウジング内に
    設けられ上記ホルダーサポートの上端と対向する位置に
    配設された渦電流センサー、上記サポートハウジング上
    部内面とコンタクターサポート上端の間に設けられた一
    方のバネ、および上記サポートハウジング上部内面とホ
    ルダサポート下端の間に設けられた他方のバネを備えた
    ことを特徴とするハニカムコアーの形状計測装置。
JP1683090U 1990-02-23 1990-02-23 ハニカムコアーの形状計測装置 Expired - Lifetime JPH0744963Y2 (ja)

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JP1683090U JPH0744963Y2 (ja) 1990-02-23 1990-02-23 ハニカムコアーの形状計測装置

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JPH03109104U JPH03109104U (ja) 1991-11-08
JPH0744963Y2 true JPH0744963Y2 (ja) 1995-10-11

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ID=11927113

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JP1683090U Expired - Lifetime JPH0744963Y2 (ja) 1990-02-23 1990-02-23 ハニカムコアーの形状計測装置

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DE102005054593B4 (de) * 2005-11-14 2018-04-26 Immobiliengesellschaft Helmut Fischer Gmbh & Co. Kg Messonde zur Messung der Dicke dünner Schichten

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JPH03109104U (ja) 1991-11-08

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