JPH0744596Y2 - フォークリフトコンテナ - Google Patents

フォークリフトコンテナ

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JPH0744596Y2
JPH0744596Y2 JP1989007694U JP769489U JPH0744596Y2 JP H0744596 Y2 JPH0744596 Y2 JP H0744596Y2 JP 1989007694 U JP1989007694 U JP 1989007694U JP 769489 U JP769489 U JP 769489U JP H0744596 Y2 JPH0744596 Y2 JP H0744596Y2
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JP
Japan
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fork
forklift
container
groove
pair
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989007694U
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English (en)
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JPH0299730U (ja
Inventor
俊一 山本
敏男 弓山
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、フォークリフトコンテナのフォーク用溝構造
に関する。
[従来の技術] 従来のフォークリフトコンテナにあっては、フォークリ
フトの一対のフォークを受け入れる一対のフォーク用溝
が、フォークリフトコンテナの底部においてコンテナの
運搬上最も適した所に設けられている。すなわち、例え
ば直方体のフォークリフトコンテナでは、その長辺側コ
ンテナ側面に対し直角方向に伸びるように一対のフォー
ク用溝が設けられ、フォーク用溝はコンテナ側面に開口
している。さらに、フォーク用溝の幅は、運搬中にフォ
ークの上でフォークリフトコンテナが幅方向にずれない
ようにするためにはできるだけ狭いほうが良いから、フ
ォークの通常の出し入れに必要な余裕しかフォークの幅
より大きくなっていない。従って、フォークリフトは、
この開口からフォーク用溝にフォークを差し込むため
に、フォークリフトコンテナのコンテナ側面に対し直角
方向から開口に近付くことになる。
[考案が解決しようとする課題] 従来のフォークリフトコンテナにあっては、前述のよう
な構造になっているから、フォークリフトがフォークリ
フトコンテナのフォーク用溝にフォークを差し込むため
には、フォーク用溝の開口のあるコンテナ側面の前に、
フォークの長さ、フォークリフト車体長、更にフォーク
リフトの最少回転半径を考慮した最少進入スペースが少
なくとも必要である。この最少進入スペースが確保でき
ないと、フォークリフトのフォークが、フォークリフト
コンテナのフォーク用溝に対し斜めになって開口に挿入
されることになる。そして、フォークがフォーク用溝に
対し斜めになる角度が通常の出し入れに必要なフォーク
用溝の余裕より大きくなると、フォークは、フォーク用
溝の開口に入ったとしても、フォーク用溝の壁に突き当
たって、それ以上フォーク用溝に進入できない。
ところで、建屋の中にホッパーなどがあって、フォーク
リフトがホッパーなどに近付くために建屋に出入りする
場合、ホッパーなどの場所が狭いために最少進入スペー
スが確保できないことがあり、フォークリフトコンテナ
の容量を小さくしなければならないという問題点があっ
た。また、フォークリフトはトラックや貨車等他の運搬
車両から下ろされたフォークリフトコンテナを運搬する
のに使用されることが多く、このような場合、狭い場所
にフォークリフトコンテナが積み上げられたりすると、
最少進入スペースが確保できないためにフォークリフト
の機能を発揮できないという問題点があった。
従って、本考案は、前述のようなフォークリフトの最少
進入スペースが得られないような場合にも、フォークリ
フトが利用できるようにしたフォークリフトコンテナを
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のフォークリフトコ
ンテナにおいては、該フォークリフトコンテナを運搬す
るためにフォークリフトの一対のフォークを受け入れる
一対のフォーク用溝と、該一対のフォーク用溝に対し30
〜60度の角度で伸びる一対のフォーク用予備溝とが設け
られている。そして、この一対のフォーク用予備溝が開
口する角隅を削除してある。これにより、前記一対のフ
ォークを前記フォーク用溝とは異なる方向からも受け入
れることができるようにした。
[作用] 上記のように構成されたフォークリフトコンテナにフォ
ークリフトを使用すると、フォーク用溝の開口のあるコ
ンテナ側面の前に、フォークの長さ、フォークリフト車
体長、更にフォークリフトの最少回転半径を考慮した最
少進入スペースが得られなくても、フォーク用予備溝へ
フォークを挿入しうる限り、フォーク用予備溝へフォー
クを挿入してフォークリフトコンテナを引き出し、広い
場所へ移した後、フォーク用溝にフォークを挿入してフ
ォークリフトコンテナを運搬できる。
[実施例] 本考案の実施例について図面を参照して説明すると、第
1図および第2図において、直方体のフォークリフトコ
ンテナ10の底部にフォークリフトの一対のフォーク(図
示せず)を受け入れる一対のフォーク用溝12が設けられ
ている。該一対のフォーク用溝12は、フォークリフトコ
ンテナ10の底部において運搬上最も適した所に設けられ
ている。すなわち、直方体のフォークリフトコンテナ10
の長辺側コンテナ側面14に対し直角方向に伸びるように
前記一対のフォーク用溝12が設けられ、コンテナ側面に
開口16を有している。
このような構造によれば、フォークリフトのフォークを
フォーク用溝12に挿入してフォークリフトコンテナ10を
運搬するとき、フォークリフトコンテナ10の重心をフォ
ークリフトに近付けることができるので安定性を図るこ
とができる。
さらに、フォーク用溝12の幅は、運搬中にフォークの上
でフォークリフトコンテナ10が幅方向にずれないように
するためにはできるだけ狭いほうが良いから、フォーク
の通常の出し入れに必要な余裕しかフォークの幅より大
きくなっていない。従って、フォークリフトは、この開
口16からフォーク用溝12にフォークを差し込むために、
フォークリフトコンテナ10のコンテナ側面14に対し直角
方向から開口16に近付くことになる。
本実施例では、さらに一対のフォーク用予備溝18が前記
フォーク用溝12に対して斜めに、図示の場合には45度の
方向に設けられている。この為、該一対のフォーク用予
備溝18の一方の開口20は前記フォーク用溝12の開口16の
間にあり、他方の開口22はフォークリフトコンテナ10の
角隅24にある。そして、他方の開口22のある角隅24で
は、フォークリフトが近付けるようフォークリフトコン
テナ10が部分的に削除されている。このようにフォーク
リフトコンテナ10の角隅24を部分的に削除することは、
次の理由により必要である。すなわち、フォークリフト
のフォークをフォーク用予備溝18に挿入したとき、フォ
ークリフトコンテナ10の角隅24がフォークリフト(フォ
ークの支柱)に当たるから、フォークリフトコンテナ10
の重心がフォークリフトから離れて不安定になりやす
い、従って、フォークリフトコンテナ10の重心をできる
だけフォークリフトに近付けた方が良いから、フォーク
リフトコンテナ10の容量を多少犠牲にしても、図示のよ
うにその角隅24を削除する必要がある。
さらに、該一対のフォーク用予備溝18は、フォークリフ
トコンテナ10の底部において運搬上適した所、すなわち
フォークリフトコンテナ10の重心などを考慮した安定性
の良いところに設けられるとは限らない。しかも、該一
対のフォーク用予備溝18にフォークを挿入してフォーク
リフトコンテナ10を移動するのは短い距離であるから、
運搬上の適性をあまり考慮する必要はない。フォーク用
予備溝18へフォークを挿入してフォークリフトコンテナ
10を一旦引き出し、広い場所へ移した後、フォークリフ
トコンテナ10の長辺側コンテナ側面14の正面からフォー
ク用溝12にフォークを挿入して、フォークリフトコンテ
ナ10を運搬すればよいからである。従って、かなり狭い
場所でも、フォークリフトが入れば、フォークリフトコ
ンテナ10を運び出すことができ、フォークリフトによる
運搬作業を滑らかに行うことができる。尚、前記実施例
では、フォーク用予備溝18をフォーク用溝12に対して45
度に設けたが、フォーク用予備溝18の角度は、30〜60度
にする必要がある。30度未満では、フォーク用予備溝18
を設ける作用・効果を十分奏し得ず、一方、60度を超え
ると、前記のようにフォーク用予備溝18にフォーク挿入
してフォークリフトコンテナ10を運搬する運搬上の適正
をあまり考慮する必要はないとしても、やはり、フォー
クリフトコンテナ10の重心をフォークリフトに近付け難
くなり安定性が低下する。
また、前記実施例では、フォーク用予備溝18が開口する
角隅の一方の側のみを削除したが、必要に応じてフォー
ク用予備溝18が開口する角隅の両方を削除しても良い。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、フォーク挿入用開口のあるコンテナ側面の前
に、フォークの長さ、フォークリフト車体長、更にフォ
ークリフトの最少回転半径を考慮した最少進入スペース
が得られなくても、フォーク用予備溝へフォークを挿入
しうる限り、フォークリフトでフォークリフトコンテナ
を運搬できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかる実施例のフォークリフトコン
テナの平面図である。 第2図は、第1図のフォークリフトコンテナの側面図で
ある。 図中、参照数字は次のものを表す。 10……フォークリフトコンテナ 12……フォーク用溝 14……長辺側コンテナ側面 16……開口 18……フォーク用予備溝 20……開口 22……開口 24……角隅

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運搬のためにフォークリフトの一対のフォ
    ークを受け入れる一対のフォーク用溝を設けたフォーク
    リフトコンテナにおいて、該一対のフォーク用溝に対し
    30〜60度の角度で伸びる一対のフォーク用予備溝を設
    け、該フォーク用予備溝が開口する角隅を削除して、該
    一対のフォークを該フォーク用溝とは異なる方向からも
    受け入れることができるようにしたことを特徴とするフ
    ォークリフトコンテナ。
JP1989007694U 1989-01-27 1989-01-27 フォークリフトコンテナ Expired - Lifetime JPH0744596Y2 (ja)

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JP1989007694U JPH0744596Y2 (ja) 1989-01-27 1989-01-27 フォークリフトコンテナ

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JP1989007694U JPH0744596Y2 (ja) 1989-01-27 1989-01-27 フォークリフトコンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0299730U JPH0299730U (ja) 1990-08-08
JPH0744596Y2 true JPH0744596Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=31212922

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JP1989007694U Expired - Lifetime JPH0744596Y2 (ja) 1989-01-27 1989-01-27 フォークリフトコンテナ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5994033U (ja) * 1982-12-13 1984-06-26 三菱化学株式会社 合成樹脂製四方差しパレツト

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JPH0299730U (ja) 1990-08-08

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