JPH0744476Y2 - 物品移載装置 - Google Patents

物品移載装置

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JPH0744476Y2
JPH0744476Y2 JP12498289U JP12498289U JPH0744476Y2 JP H0744476 Y2 JPH0744476 Y2 JP H0744476Y2 JP 12498289 U JP12498289 U JP 12498289U JP 12498289 U JP12498289 U JP 12498289U JP H0744476 Y2 JPH0744476 Y2 JP H0744476Y2
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Japan
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arm
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hook
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JP12498289U
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清治 藤原
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、たとえばナックルアーム等の自動車用の部品
を保持して移載する物品移載装置に関する。
(従来技術) 環状部の周りに複数個のアーム部が延設されたナックル
アーム等の自動車用の部品を組立工程等において移載す
る移載装置としては、従来、移載機本体に取り付けた一
対の保持アームを上記環状部の内側の孔部に挿入し、こ
れらの保持アームを互いに開く方向に作動させることに
よってワークのセンタリングを行いながらクランプし、
移載するようにしたものが知られている。この従来の装
置では、たとえばナックルアームを移載する場合、ワー
ク側の環状部の内側には両側のベアリング支持部を仕切
る仕切壁があったので、この仕切壁の形状を利用し、該
仕切壁に保持アーム先端部に設けた凸部を引っかけるよ
う係合させてチャッキングするようにしていた。そし
て、中間部に仕切壁があるナックルアームの場合は、こ
のような従来の移載装置により、保持アームのクランプ
力をそれほど強くしなくてもワークを確実に保持するこ
とができた。
ところで、従来のナックルアームのように環状部の内側
の中間に仕切壁があるようなワークの場合は上記従来の
装置で問題はないが、仕切壁等を有していないワークを
取り扱いたい場合には、上記のような保持アームではそ
の保持が不十分であるという問題がある。このようなワ
ークを従来の装置によって保持し移載しようとすると、
ワークのチャッキングのために大きなクランプ力が必要
となるため装置が大型化するほか、チャッキング時に上
記環状部の内側部分が損傷し易いという問題が発生す
る。
(考案の目的) 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、ワ
ークの孔部の形状に制約を受けることなく、しかも、簡
便な装置によりワークの保持を確実に行うことができる
物品移載装置を提供することを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するために、本考案に係る物品移載装置
は、移載機本体と、該移載機本体に設けられた物品保持
部材とよりなる物品移載装置において、前記物品保持部
材は物品の孔部内に挿入される一対の開閉アームと該開
閉アームの開作動に連動して物品の下部を支持するよう
外方から接近する複数個のフックアームとを備えたもの
とした。
(作用) 移載機本体に設けられた物品保持部材における一対の開
閉アームを物品の孔部内に挿入して開作動させると、各
開閉アームの外面によりワークの孔部の内周面がセンタ
リングされる。それとともに、開閉アームの開作動に連
動してフックアームが外方から接近し、該フックアーム
により物品の下部が支持される。このように、開閉アー
ムとフックアームの両者によりワークが保持されるた
め、チャッキング力が弱くてもワークの保持が確実にな
される。
(実施例) 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る物品移載装置の要部構
造図、第2図は第1図におけるA矢視図である。
この実施例において、移載機本体1の機枠2には水平方
向に案内ロッド3が支持されており、この案内ロッド3
には、互いに間隔をおいて一対のスライダ4,4がそれぞ
れ摺動自在に設けられている。これらスライダ4,4はリ
ンク機構5を介してシリンダ6に連結されており、シリ
ンダ6が第2図中左右方向に進退動することによって、
リンク機構5を介して各スライダ4,4が第1図中左右方
向に接離するよう構成されている。
一方、移載機本体1の下方には一対の開閉アーム7,7
と、該開閉アーム7,7のそれぞれの外側位置に設けられ
た一対のフックアーム8,8とからなる物品保持部材9が
設けられている。
上記各開閉アーム7,7は、鉛直部7a,7aとその上端の外側
方向に向かう水平部7b,7bとよりなる全体に断面略L字
形状の部材とされ、上記水平部7b,7bが前記スライダ4,4
の下部にボルトを介して固定されていて、スライダ4,4
の接離作動に応じて開閉アーム7,7が接離作動するよう
になっている。
また、上記フックアーム8,8は、開閉アーム7,7の外側位
置に該開閉アーム7,7と対向して設けられており、下半
部が内側に向けてくの字状に曲折し、上端部は開閉アー
ム7,7の水平部7b,7bの端部に枢支されている。このフッ
クアーム8,8の背面には、取付座10,10を介して引っ張り
ばね11,11の一端部が取り付けられており、該引っ張り
ばね11,11の他端部は移載機本体1の機枠2の外側端に
下方に向けて張り出したブラケット12,12に取り付けら
れていて、この引っ張りばね11,11によりフックアーム
8,8の下端部は常時開閉アーム7,7から離隔する退避位置
方向に付勢されている。また、フックアーム8,8の下端
部には、移載すべきワークであるナックルアーム13の形
状に合わせて複数個(図示の実施例の場合には、第1図
において左側に2個、右側に1個)の保持爪8a,8aが設
けられており、この保持爪8a,8aによりナックルアーム1
3の環状部13aの外側下端部が保持されるようになってい
る。
一方、機枠2の下端部のフックアーム8,8の背面位置に
は、ストッパ14,14がボルトを介して固定されており、
このストッパ14,14のフックアーム8,8側の下部には、フ
ックアーム8,8の背面上部が当接する傾斜した当たり面1
4a,14aが形成されている。
以上のような構成において、ナックルアーム13を移載す
る際には、まず、移載機本体1をナックルアーム13の上
方に移動し、開閉アーム7,7がナックルアーム13の環状
部13aの内側に挿入されるように下降させる。このと
き、開閉アーム7,7およびフックアーム8,8はそれぞれ第
1図において仮想線で示す位置にある。
次いで、シリンダ6を前進動させると、リンク機構5を
介してスライダ4,4が互いに離隔する方向に移動すると
ともに、スライダ4,4に固定された開閉アーム7,7も同方
向に移動し、これら開閉アーム7,7は環状部13aの内側面
に接触する。この接触によりナックルアーム13のセンタ
リングがなされる。
また、上記スライダ4,4の移動につれてフックアーム8,8
も移動されるが、該フックアーム8,8はその背面上部が
ストッパ14,14の当たり面14a,14aに当接してその移動が
阻止されるため、引っ張りばね11,11の付勢に抗して内
側に回動する。そして、その保持爪8aによりナックルア
ーム13の環状部13aの外側下端部が保持される(第1図
実線位置)。
上記のようにしてナックルアーム13が環状部13aの箇所
で開閉アーム7,7およびフックアーム8,8によりセンタリ
ングされた状態で保持された後、移載機本体1は図示し
ない移動機構により目的位置まで移動され、その後、シ
リンダ6が後退動することにより上記とは逆の作動でナ
ックルアーム13の保持が解除されて移載が完了する。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成されているので、ワークの孔
部の形状に制約を受けることなく、しかも、簡便な装置
によりナックルアームの保持を確実に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る物品移載装置の要部構
造図、第2図は第1図におけるA矢視図である。 1:移載機本体、7:開閉アーム、8:フックアーム、9:物品
保持部材、13:ナックルアーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】移載機本体と、該移載機本体に設けられた
    物品保持部材とよりなる物品移載装置において、前記物
    品保持部材は物品の孔部内に挿入される一対の開閉アー
    ムと該開閉アームの開作動に連動して物品の下部を支持
    するよう外方から接近する複数個のフックアームとを備
    えたことを特徴とする物品移載装置。
JP12498289U 1989-10-24 1989-10-24 物品移載装置 Expired - Lifetime JPH0744476Y2 (ja)

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JP12498289U JPH0744476Y2 (ja) 1989-10-24 1989-10-24 物品移載装置

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JP12498289U JPH0744476Y2 (ja) 1989-10-24 1989-10-24 物品移載装置

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JPH0362789U JPH0362789U (ja) 1991-06-19
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JP6035892B2 (ja) * 2012-06-18 2016-11-30 セイコーエプソン株式会社 ロボットハンド及びロボット装置

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JPH0362789U (ja) 1991-06-19

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