JPH0743985A - 帯電部材、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

帯電部材、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JPH0743985A
JPH0743985A JP5208812A JP20881293A JPH0743985A JP H0743985 A JPH0743985 A JP H0743985A JP 5208812 A JP5208812 A JP 5208812A JP 20881293 A JP20881293 A JP 20881293A JP H0743985 A JPH0743985 A JP H0743985A
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JP5208812A
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Inventor
Masaki Oshima
磨佐基 尾島
Kazue Sakurai
和重 櫻井
Junichi Kato
淳一 加藤
Koichi Suwa
貢一 諏訪
Hiroshi Sato
博 佐藤
Satoshi Inami
聡 居波
Tetsuya Sano
哲也 佐野
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】接触帯電装置において、帯電不良を起こすこと
なく、帯電音を低減する。 【構成】芯金2aの周囲を、発泡部材2bと表層部材2
cとからなる弾性体2Bによって囲繞して帯電ローラ2
を構成する。導電層2dと中抵抗層2eとからなる表層
部材2cの層厚を300μm以下にする。これにより、
表層部材2cの硬度を低減し、電源4による印加電圧の
周波数が例えば1500Hz以下の場合に、印加電圧の
AC成分による振動を低減するとともに、振動周波数の
倍音成分の発生を抑制して耳障りな帯電音の発生を有効
に抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動電圧(時間ととも
に電圧値が周期的に変化する電圧)が印加されるととも
に、像担持体に当接または近接されて該像担持体を帯電
する帯電部材、該帯電部材を備えたプロセスカートリッ
ジ、画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置等の帯電装置において、接
触方式のものが知られている。この接触方式の帯電装置
は、電圧を印加した導電性の帯電部材を被帯電体として
の像担持体に当接させ、帯電部材から感光ドラムに直接
的に電荷を転移させることによって像担持体表面を所定
の電位に帯電するものである。このような接触帯電装置
は、従来から広く利用されている非接触方式のコロナ放
電装置に比べて、印加電圧の低減が可能で電源の簡略化
が図れること、帯電過程で発生するオゾン量がごく微量
であること、このためオゾン除去フィルター等をなくし
て排気系の構成の簡便化が図れること、メンテナンスフ
リーであること、構成が簡単であること、等の長所を有
している。このため、接触帯電方式の帯電装置は、電子
写真装置(複写機、レーザビームプリンタ)、静電記録
装置等の画像形成装置において、感光体、誘電体等の像
担持体をはじめ、その他感光ドラム(以下単に「感光ド
ラム」という。)を帯電処理する手段としてコロナ放電
装置に代わるものとして注目され、また実用化されてい
る。
【0003】上述の接触帯電装置においては、感光ドラ
ム表面をむらなく均一に帯電処理するために、交流電圧
に直流電圧を重畳した振動電圧を導電性の接触帯電部材
に印加し、この帯電部材を感光ドラムに当接させて帯電
を行う帯電方式が知られている(例えば、特開始63−
149669号公報)。
【0004】図15にその一実施態様を示す。同図中、
1は感光ドラム(像担持体)であり、例えば、矢印R1
方向に所定の周速度(プロセススピード)にて回転駆動
される。
【0005】2は接触帯電部材としての導電性の帯電ロ
ーラであり、芯金(支持部材)2aとその外周に形成し
た弾性体としての導電性のゴムローラ2rとからなる。
この帯電ローラ2は芯金2aの両端部をそれぞれ感光ド
ラム1に向けて付勢する加圧ばね3によって、感光ドラ
ム1表面に対して所定の押圧力をもって圧接されてお
り、感光ドラム1の矢印R1方向の回転に伴って矢印R
2方向に従動回転する。
【0006】4は帯電ローラ2に対する電圧印加用の電
源である。帯電ローラ2には、芯金2aを介して、この
電源4により、所定の帯電電圧が印加され、回転駆動さ
れている感光ドラム1表面を均一に帯電する。このとき
の所定の帯電電圧とは、感光ドラム1の帯電開始電圧の
2倍以上のピーク間電圧Vppを有する振動電圧Vac
と直流電圧Vdcとを重畳した振動電圧(Vac+Vd
c)である。
【0007】表面が均一に帯電された感光ドラム1は、
その後、表面に露光手段5の露光を受けて静電潜像が形
成される。この静電潜像は、現像装置6によってトナー
(現像剤)が付着されてトナー像となり、このトナー像
は、不図示の搬送装置によって搬送された転写材7に、
転写装置8によって転写される。トナー像が転写された
転写材7は、その後、定着装置(不図示)によってトナ
ー像が固着され、最終的なコピーとして装置本体外部に
排出される。
【0008】一方、トナー像転写後の感光ドラム1は、
表面に残った残留トナーがクリーニング装置9によって
除去され、次の画像形成プロセスに供される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
接触方式の帯電部材では、帯電バイアスのAC成分に起
因する「帯電音」と呼ばれる振動音が発生し、問題とな
っている。
【0010】以下に、帯電音の発生メカニズムを、帯電
ローラ2を用いたレーザビームプリンタを例に図14
(a)、(b)を参照しながら説明する。
【0011】同図中1は感光ドラムを示し、1aは感光
層、1bは接地されたアルミの基層であり、感光ドラム
1全体は40mm/sのスピードで回転している。
【0012】帯電部材2に印加されている交流電圧がプ
ラスとなるある時点では、図14(a)中の太い実線で
示すように、感光層1aを挟んで、帯電部材2側にプラ
ス、感光ドラム1の基層1b側にマイナスの電荷が誘起
される。これらの電荷が互いに引き合う結果、帯電部材
2と感光ドラム1との間には引力が働き、図中の太い実
線の位置から細い実線の位置に移動する。これは、帯電
部材2に印加されている交流電圧が逆転しても電荷が逆
になるだけで、同様の引力が発生する。交流電圧のプラ
ス、マイナスのピーク間では、誘起電荷が消滅する時点
があり、このとき引力は零となる。このとき、図14
(b)に示すように、帯電部材2は自らの弾性によって
図中太い実線の位置から細い実線の位置に戻る。よっ
て、帯電部材2と感光ドラム1との間には、ACバイア
スの倍の周期で引力が加わり、帯電部材2と感光ドラム
1との双方とも振動する。この結果、「帯電音」が発生
するものと考えられる。なお、中空の感光ドラム1は、
共鳴器として働く傾向があり、帯電部材2が感光ドラム
1を叩いて「帯電音」が発生すると考えてもよい。上述
の説明から明らかなように、交流電圧の周波数をf、帯
電部材2の振動周波数をFとすると、両者の間には次の
関係がある。
【0013】2f〔Hz〕=F〔c/s〕 帯電部材2がその表層に抵抗層を有する場合は、上述の
振動がより複雑化し、発生する帯電音には上述の振動周
波数の倍音成分が増大するため、測定音圧レベルによら
ず、かなり耳障りで不快な帯電音となる場合があった。
【0014】上述の帯電音の解決策として以下の方法が
検討された。 印加交流成分の周波数(帯電周波数)を落とす。
【0015】周波数を300Hz以下にすれば帯電音は
かなり改善される。しかしながら、レーザビームやLE
Dで画像を形成するデジタルPPCやレーザビームプリ
ンタの場合は、画素密度の倍数と帯電周波数とが接近す
ると、「モアレ」と呼ばれる干渉縞が発生する。モアレ
の発生防止には、画素密度とプロセススピードとによっ
て決まる「干渉周波数」以上の帯電周波数が必要とな
る。画素密度及びプロセススピードが速くなるに従っ
て、モアレの発生防止に必要とされる帯電周波数は高く
なり、周波数を落とすことができない。例えば、画素密
度600dot/inch、プロセススピード100mm/sの
場合、1000Hz程度の帯電周波数が必要とされる。
さらなる高画素密度化、高速化と考慮した場合には、少
なくとも1500Hz程度の周波数に対応することが必
要と予想される。 印加交流成分のピーク間電圧Vppを帯電開始電圧の
2倍以下とする。
【0016】帯電音の改善には効果的であるが、感光ド
ラム1上に十分に均一な帯電を与えることができず、斑
点状の帯電むらが発生しやすくなる。 感光ドラム1の内部におもり、もしくはゴム等の防振
部材を挿入する。
【0017】感光ドラム1の振動を抑えて、帯電音を低
減する非常に効果的な方法であるが、製造コストが高く
なる、プロセスカートリッジの重量が増す等の問題があ
る。 帯電部材を発泡化し比重を下げる。
【0018】帯電部材2を発泡化し、感光ドラム1を叩
く帯電部材2を軽量化して振動に転化するエネルギーを
低減すること、及び発泡化した帯電部材2の弾性で振動
を吸収すること、を目的としている。この対策は帯電音
の音圧レベル低減に非常に効果的である。用いられる発
泡部材は、ポリスチレン、ポリオレフィン、ポリエステ
ル、ポリウレタン、ポリアミド系等である。また、これ
らにカーボン、酸化錫等の導電性粉体を分散配合して導
電性を付与したものも用いられる。しかしながら、この
帯電部材2は、局所的な帯電むらを防止するため、発泡
部材を覆う表層(例えば抵抗層等)が必要となる。この
表層の存在により高周波が発生しやすく、測定音圧レベ
ルによらず耳障りな帯電音が発生する場合があった。
【0019】本出願人らによれば、帯電音の音圧レベル
が同程度ならば、聴感上、振動周波数F(=2f)に対
する2〜3倍音成分(=4f、6f)の比が大きい場合
に不快に感じる傾向が強いことがパネルテスト(被験者
約40名)によって認められた。
【0020】上述のパネルテストでは、以下のようにし
て帯電音の「不快さ」を数値化して判断した。無響室に
プロセスカートリッジが交換できる構成のレーザビーム
プリンタを設置し、「標準音源」となる接触帯電部材A
と測定対象となる接触帯電部材Bとをそれぞれ別々に装
備した同構成のプロセスカートリッジを2つ用意する。
上述のレーザビームプリンタの前方に5〜7名の被験者
(パネラー)を座らせ、上述の接触帯電部材A、Bの装
備されているプロセスカートリッジを交互に装着して帯
電音を発生させる。被験者には接触帯電部材Aに対する
接触帯電部材Bの聴感上の「快〜不快」のレベルを以下
のような5段階で評価してもらい、その評価の平均値を
もって「不快さ」とした。
【0021】1 静かである(Aに対して) 、ほと
んど聞こえない 2 やや静かである(Aに対して)、注意すれば聞こえ
る 3 ほぼ、同等(Aに対して) 、(音が)気になら
ない 4 ややうるさい(Aに対して) 、(音が)気になる 5 うるさい 、(音が)不快であ
る 交流成分が2kVpp、1500Hzの帯電バイアスを
印加した場合の結果を図13に示す。図中の音圧レベル
は、帯電音をISO 7779の6項に従って測定した
ものである。また、振動周波数である2f音の強度は、
上述のプリンタの前面にマイクロフォンを置き、その波
形をFFT解析したものの表示値であり、各サンプル
(各接触帯電部材)の相対比較のために表記した。高周
波成分(4f音、6f音)の発生度合は、上述の2f音
の強度に対する比で表示した。ここで用いた「標準音
源」の接触帯電部材2は事前に被験者(約40名)の過
半数によって「実用上音が気にならない」と主観的に選
ばれたもので、上述のパネルテストにおいてテスト中に
被験者の評価基準が変わらないように設定したものであ
る。図13中のSampleA〜Gは「不快さ」を調査
するために、いろいろな弾性材料を接触帯電部材に似せ
て作製したものであり、帯電部材としては、実用不可の
ものも含まれている。
【0022】図13の結果より、音圧レベルが同等とみ
なされる場合には、帯電音中で高周波成分である4f
音、6f音のいずれか、もしくは双方の強度が2f音に
比べて明らかに強いものが「うるさい、不快である」と
の評価を受ける。準じて帯電音が4f音、6f音いずれ
かの強度が2f音と同等の強度を持つ場合が「音が気に
なる」レベルとされる。SampleGでは、2f音が
他に比べ大きいにもかかわらず、比較的不快さのレベル
は低い。
【0023】よって、帯電音対策としては、音圧レベル
を低減するとともに、高周波成分を抑える必要がある。
【0024】そこで、本発明は、発泡部材を覆う表層部
材の層厚を300μm以下とすることによって、帯電む
ら、画像品位の低下、コスト高等を招くことなく、帯電
音を低減するようにした帯電部材、プロセスカートリッ
ジ及び画像形成装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、支持部材によって保持され
た弾性体を像担持体に接触させ、前記支持部材に帯電電
圧を印加して前記弾性体を介して像担持体を帯電する帯
電部材において、前記弾性体が、前記支持部材によって
支持された発泡部材と、該発泡部材を囲繞するとともに
前記像担持体に直接当接する単層もしくは複数層の表層
部材とを備え、該表層部材の層厚を300μm以下にす
ることを特徴とする。
【0026】この場合、前記支持部材を介して前記弾性
体に、周波数が1500Hz以下の交流電圧に直流電圧
を重畳した振動電圧を印加するようにしてもよい。
【0027】また、プロセスカートリッジは、少なくと
も、前記像担持体と、上述の帯電部材と、これら像担持
体及び帯電部材を一体的に収容するカートリッジ容器と
を備え、画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に装
着することを特徴とする。
【0028】さらに、画像形成装置は、前記像担持体
と、上述の帯電部材と、前記像担持体を露光して静電潜
像を形成する露光手段と、該静電潜像にトナーを付着さ
せてトナー像を形成する現像装置と、該トナー像を転写
材に転写する転写装置とを備えることを特徴とする。
【0029】また、画像形成装置は、上述のプロセスカ
ートリッジを着脱自在に装着するための装着手段を有す
るものであってもよい。
【0030】
【作用】以上構成に基づき、発泡部材を覆う表層部材の
層厚を300μm以下にすることにより、表層部材の硬
度を低減し、例えば印加電圧の周波数が1500Hz以
下の場合に、印加電圧のAC成分による振動を低減する
とともに、振動周波数の倍音成分の発生を抑制して耳障
りな帯電音の発生を抑制する。
【0031】このほか、表層部材を薄層化することによ
って、帯電部材が像担持体に圧接されやすくなり、帯電
部材の軸長を長くしても不整変形によって像担持体との
間に浮き離れ部分を生じることなく密着するので、帯電
不良部の発生を見ない。さらには、接触帯電部材が像担
持体を叩く力が弱まるので、クリーニング装置をすり抜
けた残留トナーが接触帯電部材によって像担持体に押し
付けられることによって発生していた「トナー融着」現
象を抑制できる。
【0032】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。 〈実施例1〉図1は、本発明に係る帯電部材としての帯
電ローラ2の縦断面を示す模式図、また図2は一端側
の、芯金2aに沿った方向の断面を示す模式図である。
【0033】これらの図中、1は被帯電体(像担持体)
としての帯電極性がマイナスまたはプラスの回転式の感
光ドラムである。2は接触帯電部材としての帯電ローラ
である。この帯電ローラ2は、支持部材としてのステン
レス等の金属でできた芯金2aとその周囲を囲繞する弾
性体2Bとによって構成されている。弾性体2Bは、上
述の芯金2aの外周に同心一体にローラ状に形成された
発泡部材(発泡層)2bに、表層部材2cとして導電層
2dと中抵抗層2eとを順次被覆させた構成のものであ
る。
【0034】発泡部材2bは、ポリスチレン、ポリオレ
フィン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド系等
の発泡部材や、EPDMやウレタンを発泡させた柔軟な
部材に、カーボン、酸化錫などの導電性粉体を分散させ
て体積抵抗率を低くした、比重量が0.1g/cm3
上0.6g/cm3 以下の部材である。本実施例では発
泡させたポリウレタンにカーボンを分散させている。2
b′はこの発泡部材2bの気泡部(空気、窒素、アルゴ
ンガスなどの封入気泡)である。本実施例の発泡部材2
bは、比重量が0.5g/cm3 の単泡で構成したもの
を用いている。
【0035】導電層2dは、発泡部材2b中の気泡部2
b′に起因する局所的な帯電むらを防止するために設け
られている。
【0036】本実施例における帯電ローラ2の仕様は下
記のとおりである。
【0037】芯金2a ;直径6mm、長さ256m
mのステンレス丸棒 発泡部材2b;カーボン分散の発泡ポリウレタン 比重量0.5g/cm3 体積抵抗値103 Ω・cm 層厚2.8mm、長さ230mm 表層部材2c;層厚300μm 導電層2d ;EPDMやウレタンに多量のカーボン、
酸化錫等の導電性粉体を分散させたもの 体積抵抗値105 Ω・cm 層厚80μm 中抵抗層2e;エピクロヒドリンゴム 体積抵抗値109 Ω・cm 層厚220μm 帯電ローラ重量;68g 帯電ローラ硬度;41°(アスカーC) この帯電ローラ2も、前述の図15に示す従来のものと
同様に、芯金2aの両端部を不図示の軸受部材で保持さ
せ、かつ加圧ばね3で感光ドラム1に向けて押圧付勢さ
せて感光ドラム1表面に所定の押圧力、本実施例では、
総圧1000g重で圧接させてあり、感光ドラム1の回
転に伴い従動回転する。この帯電ローラ2には電源4か
ら、帯電ローラ2の芯金2aに接触させた摺動電極(不
図示)を介して、 交流電圧;本実施例では、2.0kVpp、1500H
z 直流電圧;目標帯電電位に相当する直流電圧 の交流電圧と直流電圧とを重畳した重畳振動電圧(Va
c+Vdc)が印加される。これにより、感光ドラム1
表面がAC印加方式で目標帯電電位に均一に接触帯電処
理される。
【0038】比較のため、本実施例の中抵抗層2eの層
厚をいくつか変化させて帯電音の音圧レベルの測定をし
た。測定は、ISO 7779の6項に従って行った。
また、不快音の発生を前述のパネルテストにて評価し
た。なお、印加電圧は、上述の振動電圧である。
【0039】結果を図10に示す。実用上問題ないと考
えられる不快さの評価値を「3.0」以下とすると、上
述の結果から1500Hzの帯電周波数の対応可能な表
層部材2cの層厚は、300μm以下であることが必要
であることがわかる。
【0040】このような帯電音の軽減の効果に対して、
発泡部材2bの発泡状態は、単泡であろうと連泡であろ
うと同様であることはいうまでもない。 〈実施例2〉本実施例の帯電ローラ2は、図3、図4に
示すように、芯金2aに支持された発泡部材2bを、3
層からなる表層部材2c、すなわち中抵抗のチューブ2
fと、チューブ2fの内周面に設けた導電層2gと、チ
ューブ2fの外周面に設けた高抵抗層2hとによって被
覆するようにして構成されている。なお、図3、図4
は、それぞれ実施例1の図1、図2に相当する図であ
る。
【0041】このような構成の帯電ローラ2は、図5に
示すように、先に原料を発泡させた発泡部材2bを作製
し、それに芯金2aと表面部材2cを挿入させて行う方
法や、図6に示すように、チューブ2f、高抵抗層2h
等からなる表層部材2cの内側に芯金2aを立て、発泡
部材2bを芯金2aに差し込み、固定させた状態で発泡
させて作製する方法などがある。これは実施例1のよう
に、形成した発泡部材2bに表層部材2cを構成する各
層を順次被覆していく方法に比べ、表面性、精度、コス
ト面で有利である。導電性の発泡部材2bを覆っている
チューブ2fは実質的に発泡部材2bと分離している。
また、芯金2aと発泡部材2bにおいても同様である。
さらに、軸方向のずれを防止するため、チューブ2fと
発泡部材2b、及び芯金2aと発泡部材2bとの一部を
固定してもよい。
【0042】高抵抗層2hは、感光ドラム1の感光層1
aにピンホールが生じても、印加バイアスがリークする
ことなく安定した帯電を行うために設けた。
【0043】本実施例の具体的な仕様は下記のとおりで
ある。
【0044】発泡部材2b;カーボン分散の発泡エピク
ロルヒドリンゴム 比重量0.4g/cm3 体積抵抗値103 Ω・cm 層厚2.6mm、長さ230mm 表層部材2c;層厚300μm チューブ2f;ポリウレタン熱可塑性エラストマー 体積抵抗値107 Ω・cm 層厚150μm 導電層2g ;EPDMやウレタンに多量のカーボン、
酸化錫等の導電性粉体を分散させたもの 体積抵抗値105 Ω・cm 層厚10μm 高抵抗層2h;エピクロヒドリンゴム 体積抵抗値1010Ω・cm 層厚140μm 帯電ローラ重量;69g 帯電ローラ硬度;42°(アスカーC) 感光ドラム1に対する押圧力;総圧1000g 印加振動電圧 交流電圧Vac;2.0kVpp、1
500Hz 直流電圧Vdc;目標帯電電位に相当する直流電圧 比較のため、本実施例の中抵抗層の層厚をいくつか変化
させて帯電音の音圧レベルの測定をした。測定は、IS
O 7779の6項に従って行った。また、不快音の発
生を前述のパネルテストにて評価した。なお、印加電圧
は、上述の振動電圧である。
【0045】結果を図11に示す。本実施例のようなチ
ューブタイプの帯電ローラ2では、チューブ2fの厚さ
をあまり薄くすることができず、実施例1に比べて、チ
ューブ2fの硬度がやや高いこと、発泡部材2bと分離
しておりチューブ2fの振動が比較的自由であることな
どから、高周波成分を発生しやすい。実用上問題ないと
考えられる不快さの評価値を「3.0」以下とすると、
上述の結果から1500Hzの帯電周波数の対応可能な
表層部材2cの層厚は、300μm以下であることが必
要であることがわかる。 〈実施例3〉本実施例の帯電ローラ2は、図7、図8に
示すように、芯金2aに支持された導電性を有しない発
泡部材2bを、4層からなる表層部材2c、すなわち中
抵抗のチューブ2i、チューブ2iの内周面に設けた導
電層2j、チューブ2iの外周面を被覆する中抵抗層2
k、さらに中抵抗層2kを覆う保護層2lによって覆う
ことにより構成されている。なお、図7、図8は、それ
ぞれ実施例1の図1、図2に相当する図である。このチ
ューブタイプの表層部材2cは、長手方向端部で芯金2
aと接着されており、導通が保たれている。保護層2l
は、感光ドラム1及び帯電ローラ2の表層の汚染を防ぐ
ために設けられ、感光層1aの表層に対し化学的に相性
の良い材料が選択される。ただし、本実施例のように、
表層部材2cを多層化することによって、表層部材2c
の硬度が高くなる傾向にある。
【0046】本実施例の具体的な仕様は下記のとおりで
ある。
【0047】 発泡部材2b;発泡エピクロルヒドリンゴム 比重量0.35g/cm3 体積抵抗値1010Ω・cm 層厚2.6mm、長さ230mm 表層部材2c;層厚285μm チューブ2i;ポリウレタン熱可塑性エラストマー 体積抵抗値107 Ω・cm 層厚150μm 導電層2j ;EPDMやウレタンに多量のカーボン、
酸化錫等の導電性粉体を分散させたもの 体積抵抗値105 Ω・cm 層厚10μm 中抵抗層2k;エピクロヒドリンゴム 体積抵抗値1010Ω・cm 層厚120μm 保護層2l ;N−メトキシメチル化ナイロン 体積抵抗値109 Ω・cm 層厚5μm 帯電ローラ重量;70g 帯電ローラ硬度;44°(アスカーC) 感光ドラム1に対する押圧力;総圧1000g 印加振動電圧 交流電圧Vac;2.0kVpp、6
00Hz 直流電圧Vdc;目標帯電電位に相当する直流電圧 比較のため、本実施例の中抵抗層の層厚をいくつか変化
させて帯電音の音圧レベルの測定をした。測定は、IS
O 7779の6項に従って行った。また、不快音の発
生を前述のパネルテストにて評価した。なお、印加電圧
は、上述の振動電圧である。
【0048】結果を図12に示す。実用上問題ないと考
えられる不快さの評価値を「3.0」以下とすると、上
述の結果から1500Hzの帯電周波数の対応可能な表
層部材2cの層厚は、300μm以下であることが必要
であることがわかる。
【0049】なお、本実施例のように、帯電ローラ2の
表層部材2cに導通がとれれば発泡部材2bは導電性を
有する必要はなく、当然ながら帯電音抑制のために材
料、比重、硬度等を自由に選べる。 〈実施例4〉図9を参照して、実施例4を説明する。
【0050】本実施例は、実施例1ないし実施例3のい
ずれかで説明した接触式の帯電部材もしくは帯電装置を
像担持体の帯電手段として用いている画像形成装置のプ
ロセスカートリッジである。
【0051】本実施例のプロセスカートリッジは、像担
持体としてのドラム状の電子写真感光体(感光ドラム)
1、接触帯電部材としての帯電ローラ2、現像装置6、
クリーニング装置9の4つのプロセス機器をカートリッ
ジ容器Cに一体的に組み込んで構成されている。また、
プロセスカートリッジの装着先となる画像形成装置の装
置本体には、プロセスカートリッジを着脱自在に装着す
るための装着手段が設けられている(不図示)。
【0052】帯電ローラ2は実施例1ないし実施例3に
て説明したものと同様のものであり、不図示の加圧ばね
により感光ドラム1に圧接され、感光ドラム1の回転に
伴って従動回転する。
【0053】現像装置6において、60は現像スリー
ブ、61はトナー(現像剤)Tの収容容器、62は収容
容器61内のトナー攪拌棒であり、トナーTを攪拌する
とともに現像スリーブ60に向けて送り出す。63は現
像スリーブ60上にトナーTを均一な厚さにコートする
ための現像ブレードである。
【0054】クリーニング装置9においては、90はク
リーニングブレード、91はクリーニングブレード90
にて回収されたトナーTを溜めるトナー溜めである。
【0055】11はプロセスカートリッジのドラムシャ
ッターであり、実線示の閉じ状態から点線にて示すよう
に開き状態に開閉自在である。ドラムシャッター11
は、プロセスカートリッジを画像形成装置の装置本体
(不図示)から取り出した状態においては実線示の閉じ
状態にあり、感光ドラム1の外部露出部分面を隠蔽して
感光ドラム1表面を保護している。
【0056】プロセスカートリッジを装置本体に接着す
るときは、ドラムシャッター11を点線のような開き状
態にする、あるいはプロセスカートリッジの装着過程で
ドラムシャッター11が自動的に開き動作し、プロセス
カートリッジが正規に装着されると、感光ドラム1の外
部露出部分面が画像形成装置本体側の転写ローラ(転写
装置、図15参照)8に圧接した状態になる。
【0057】またプロセスカートリッジと装置本体とが
機械的、電気的にカップリングして、装置本体側の駆動
機構でプロセスカートリッジ側の感光ドラム1、現像ス
リーブ60、攪拌棒62等の駆動が可能となり、また装
置本体側の電気回路によりプロセスカートリッジ側の帯
電ローラ2への帯電バイアスの印加、現像スリーブ60
への現像バイアスの印加等が可能となり、画像形成動作
を実行できる状態になる。
【0058】12はプロセスカートリッジのクリーニン
グ装置9と現像装置6との間に設けた露出用窓であり、
装置本体側のレーザスキャナー(不図示)からの出力レ
ーザ光(露光手段)5が、この露出用窓12を通過して
プロセスカートリッジ内に入光して、感光ドラム1表面
が走査露光される。
【0059】本実施例では、帯電ローラ2は、前述した
ように、交流電圧に直流電圧を重畳した振動電圧を印加
しても帯電音の発生がほとんどないので、実質的に帯電
音が聞こえない、非常にコンパクトなプロセスカートリ
ッジを構成することが可能である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
発泡部材を覆う表層部材の層厚を300μm以下とする
ことによって、表層部材の硬度を低減し、印加電圧の周
波数が例えば1500Hz以下の場合に、印加電圧のA
C成分による振動を低減するとともに、振動周波数の倍
音成分の発生を抑制して耳障りな帯電音の発生を有効に
抑制することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の帯電部材の縦断面を示す模式図。
【図2】同じく帯電部材の端部近傍の、芯金方向の断面
を示す模式図。
【図3】実施例2の帯電部材の縦断面を示す模式図。
【図4】同じく帯電部材の端部近傍の、芯金方向の断面
を示す模式図。
【図5】帯電ローラの作製方法を説明する図。
【図6】帯電ローラの他の作製方法を説明する図。
【図7】実施例3の帯電部材の縦断面を示す模式図。
【図8】同じく帯電部材の端部近傍の、芯金方向の断面
を示す模式図。
【図9】実施例4のプロセスカートリッジの構成を示す
縦断面図。
【図10】実施例1の表層部材厚さと、音圧レベル及び
パネラー評価の関係を示す図。
【図11】実施例2の表層部材厚さと、音圧レベル及び
パネラー評価の関係を示す図。
【図12】実施例3の表層部材厚さと、音圧レベル及び
パネラー評価の関係を示す図。
【図13】接触帯電部材と、音圧レベル及びパネラー評
価の関係を示す図。
【図14】(a)、(b)は、帯電音の発生メカニズム
を示す図。
【図15】従来の画像形成装置の感光ドラム近傍を示す
模式図。
【符合の説明】
1 像担持体(被帯電体、感光ドラム) 2 帯電部材(帯電ローラ) 2B 弾性体 2a 支持部材(芯金) 2b 発泡部材(弾性体) 2b′ 気泡部 2c 表層部材 2d、2g、2j導電層 2e、2k 中抵抗層 2f、2i チューブ 2h 高抵抗層 2l 保護層 3 加圧ばね 4 電源 5 露光手段(出力レーザ光) 6 現像装置 7 転写材 8 転写装置 9 クリーニング装置 C カートリッジ容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/18 (72)発明者 諏訪 貢一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 居波 聡 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐野 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材によって保持された弾性体を像
    担持体に接触させ、前記支持部材に帯電電圧を印加して
    前記弾性体を介して像担持体を帯電する帯電部材におい
    て、 前記弾性体が、前記支持部材によって支持された発泡部
    材と、 該発泡部材を囲繞するとともに前記像担持体に直接当接
    する単層もしくは複数層の表層部材とを備え、 該表層部材の層厚を300μm以下にする、 ことを特徴とする帯電部材。
  2. 【請求項2】 前記支持部材を介して前記弾性体に、周
    波数が1500Hz以下の交流電圧に直流電圧を重畳し
    た振動電圧を印加する、 ことを特徴とする請求項1記載の帯電部材。
  3. 【請求項3】 少なくとも、前記像担持体と、 請求項1または請求項2記載の帯電部材と、 これら像担持体及び帯電部材を一体的に収容するカート
    リッジ容器とを備え、 画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に装着する、 ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記像担持体と、 請求項1または請求項2記載の帯電部材と、 前記像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段
    と、 該静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現
    像装置と、 該トナー像を転写材に転写する転写装置とを備える、 ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のプロセスカートリッジを
    着脱自在に装着するための装着手段を有する、 ことを特徴とする画像形成装置。
JP5208812A 1993-07-30 1993-07-30 帯電部材、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Pending JPH0743985A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09160350A (ja) * 1995-12-08 1997-06-20 Seiko Epson Corp 接触帯電装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09160350A (ja) * 1995-12-08 1997-06-20 Seiko Epson Corp 接触帯電装置

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