JPH0743670Y2 - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JPH0743670Y2
JPH0743670Y2 JP8117686U JP8117686U JPH0743670Y2 JP H0743670 Y2 JPH0743670 Y2 JP H0743670Y2 JP 8117686 U JP8117686 U JP 8117686U JP 8117686 U JP8117686 U JP 8117686U JP H0743670 Y2 JPH0743670 Y2 JP H0743670Y2
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JP
Japan
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time
azimuth
mecca
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city
Prior art date
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JP8117686U
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俊 山崎
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、例えばイスラム教の拝礼の時刻にメッカの
方角を表示する電子時計に関する。
[従来技術とその問題点] この種の電子時計として、従来、第3図に示すものがあ
る。即ち、ケース本体1上にメカ式コンパス部2と、表
示部3とが設けられている。而してメカ式コンパス部2
は、都市の地磁気に応じて回転する磁石2Aと、この磁石
2Aの周囲に0〜360度までの方角を示す数字を一定間隔
で表示された数字表示部2Bとから成る。またケース本体
1内部には、入力した都市名に応じてメッカの方角を算
出する回路などが設けられている。なお、図示するよう
に、前記数字表示部2Bの0度の方角処理には、数字
「0」の替りにメッカの方向を示すメッカのマーク表示
が設けられている。
また前記表示部3には、現在時刻や方位の角度が数字に
より表示されたり、都市名がアルファベットにより表示
されたりする。
而してこの電子時計の表示部3には、通常は現在時刻が
第3図に示すように表示されている。然し、この電子時
計によって拝礼の時刻に時計の使用者がいる都市におけ
るメッカの方角を知ろうとするときには、例えば図示し
ないスイッチ操作によって使用者のいる都市名を入力す
ると、第4図に示すように、入力した都市名、例えば東
京が「TOKYO」と表示部3に表示される。そして同時に
この表示部3には、入力された都市名に基づいて内部回
路が自動的に算出したその都市における方角検出用の数
値が、例えば「290」と表示される。
そこで使用者はこの数値「290」を読取って電子時計を
回転させ、磁石2AのN極を数字表示部2Bの数値「290」
に一致させるようにする。すると第5図に示すように、
このとき数字表示部2Bのメッカのマーク表示の方角が拝
礼すべきメッカの方角を示すものとなる。
また他の従来例としては、拝礼する時刻が近付くと、例
えば5分前になると放音し、使用者のいる都市に対応す
る数値を、コード表示をみて例えば3桁の数値でスイッ
チ入力するように指示する装置がある。この装置ではこ
のとき、前記入力された数値データに基づいてメッカの
方角を自動的に算出し、而してメッカの方角表示のマー
クの方向がメッカの方角と一致していないときには、装
置を更に時計方向または反時計方向に回転させることを
指示する放音が夫々、異なる内容で放音される。そして
メッカの方角と一致すると更に異なる内容で放音し、そ
のことを報知するようになっている。
然るに、上述した従来の第1例のものでは、拝礼の時刻
になると都市名を先ずスイッチ入力し、次いでそれによ
って求められ表示される数位の方角に磁石のN極を一致
させる操作を行うという2段階の操作が必要で、大変面
倒である。
また第2例のものでは、都市に応じた3桁のコードをい
ちいちコード表をみて確認するか、或いは暗記しておく
必要があり、特に旅行中などでは大変面倒である。その
うえ、第1例同様に、都市に応じたコード入力と、装置
の回転という2段階の操作が必要であり、大変面倒であ
る。
[考案の目的] この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、都市名(現在位置)を入力するだ
けの簡単な操作だけで、メッカの方角が自動的に表示さ
れるようにした機能を有する電子時計を提供しようとす
るものである。
[考案の要点] この考案は上述した目的を達成するために、計時手段
と、報知信号発生手段と、この手段による報知信号によ
り動作する報知手段と、地磁気を検知し、その方位を検
出する方位検出手段と、特定の地域に対する他の複数の
地域の相対的な方位情報を記憶する相対方位情報記憶手
段と、前記他の複数の地域のうち1つを指定する地域指
定手段と、前記報知信号により動作し、前記方位検出手
段により検出された地磁気方位情報と、指定された地域
の相対方位情報とに基づいて、指定された地域における
前記特定の地域の方角を算出する演算手段と、算出され
た前記特定地域の方角を表示する表示手段とを備えた電
子時計であることを要点とする。
[実施例] 以下、第1図および第2図を参照して本考案を電子腕時
計に適用した一実施例を説明する。
第1図は前記実施例の電子腕時計の外観図である。図示
するように、この電子腕時計は、ケース本体11と、この
ケース本体11に夫々一体に設けられた時計バンド12とか
ら成る。そしてケース本体11上には時刻を数字で表示し
たり、また、この時刻表示の囲りにイスラム教の拝礼時
刻になると、時計の使用者のいる都市に対するメッカの
方角をメッカのマーク表示体13Aを備えた表示部13が設
けられ、また前記都市名や、修正時刻などを所定操作で
入力するスイッチ14A〜14Dがケース本体11の側部に設け
られている。なお、前記マーク表示体13Aは、表示部13
内に環状に所定間隔をおいて複数設けられている。
またケース本体11内には、第2図に示す時計回路やメッ
カの方角を算出する回路、表示駆動回路、また拝礼時刻
やアラーム時刻を放音するブザーとその駆動回路等が設
けられている。
次に、第2図により回路構成を説明する。発振回路21〜
時分カウンタ24は所謂、時計回路を構成する。即ち、発
振回路21は基準周波数信号を発生して分周回路22に与
え、周期1秒の信号に分周させ、それを秒カウンタ23に
与えさせる。秒カウンタ23は前記周期1秒の信号をカウ
ントし、秒データa1を得てそれをデコーダ25a、表示駆
動回路26を介し表示装置27に与え、前記表示部13に現在
時刻の秒が表示される。また秒カウンタ23のキャリー信
号は時分カウンタ24に与えられてカウントされ、時分デ
ータa2が得られる。この時分データはデコーダ25b、表
示駆動回路26を介し表示装置27に与えられ、前記表示部
13に現在時刻の時、分が表示される。尚、表示装置27は
例えば液晶表示装置から成っている。
前記時分データa2と同一の時分データa3は拝礼時刻算出
回路28に与えられて、プリセットされている拝礼時刻と
の一致、不一致が算出判断される。そして、拝礼時刻算
出回路28は一致を検出したいときには報音パルス信号b
を発生し、それを報音駆動回路29を介し報音装置30に与
えられてこの報音装置30を構成する、例えばブザーから
報音させ、拝礼時刻であることを報知させる。
同時に拝礼時刻算出回路28は方位演算回路31に対し方角
算出命令cを発生する。
一方、ホール素子方位計32はホール素子等から成り、地
磁気を検出して得られるアナログ出力をパルス信号に変
換し、方位演算回路33に与える。方位演算回路33はこの
与えられたパルス信号から北を表わす方位データdを算
出し、前記方位演算回路31に与える。
また、キー入力回路34は前記スイッチ14A〜14D等から成
り、その所定スイッチの操作出力は制御回路35を介し都
市データメモリ36に与えられて時計使用者のいる都市を
指定する。都市データメモリ36はメッカに対する他の複
数の都市の相対的な方位情報を夫々記憶しており、前記
スイッチ14A〜14Dの所定操作によって都市が指定される
とその都市の方位情報を都市データeとして出力し、方
位演算回路31に与える。
方位演算回路31は前記方位算出命令c、方位データd、
都市データeを受けてメッカの方向を演算し、それを得
るとメッカマーク表示命令fを表示駆動回路26に出力
し、表示装置27に与える。表示装置27ではこれに基づい
て、得られたメッカの方向に対向し、表示部13上にメッ
カのマーク表示体13Aを点灯表示する動作を行う。
次に動作を説明する。発振回路21〜時分カウンタ24から
成る時計回路は周知の計時動作を常時実行している。そ
のため、秒カウンタ23からは秒データa1が出力し、デコ
ーダ25a、表示駆動回路26を介し表示装置27に与えられ
ていると共に、時分カウンタ24から時分データa2が出力
し、デコーダ25b、表示駆動回路26を介し表示装置27に
与えられている。そのため表示部13上には常時、現在時
刻が時、分、秒によって表示されている。
また時分データa2と同一の時分データa3が常時拝礼時刻
算出回路28に与えられており、これに応じて拝礼時刻算
出回路28は、この時分データa3が自身にプリセットされ
ている拝礼時刻の時分データと一致するか否かの算出動
作も実行する。而して両者が一致したときには、拝礼時
刻算出回路28は報音パルス信号bを発生し、報音駆動回
路29に供給する。そのため報音装置30のブザーが駆動さ
れ、拝礼時刻になったことを知らせる報音動作を実行さ
れる。また拝礼時刻算出回路28はこのとき同時に、方位
演算回路31に対し方角算出命令Cを出力する。
一方、時計の使用者はブザー音を聞くと、スイッチ14A
〜14Dのうちの所定スイッチ操作により、使用者がいる
都市名を入力する。このときそのスイッチ操作出力は制
御回路35を介し都市データメモリ36に与えられるので、
これに応じて都市データメモリ36から入力された都市
の、メッカに対する相対的な方位情報を表わす都市デー
タeが読出され、方位演算回路31に与えられる。
またこのとき、ホール素子方位計32からは、腕時計を身
につけた使用者の立っている場所の他磁気に応じたパル
ス信号で出力され、方位演算回路33に与えられているの
で、方位演算回路33はこのパルス信号から北を表わす方
位データdを算出し、方位演算回路31に与えている。
そこで前記拝礼時刻が報知されたとき、方位演算回路31
は前記方角算出命令c、方位データd、都市データeか
らメッカの方向を算出し、メッカマーク表示命令fを発
生する。そしてそれを表示駆動回路26を介し表示装置27
に与えるので、表示部13上の複数のマーク表示体13Aの
うち、メッカの方向を向いた1つのマーク表示体13Aが
選択されて点灯表示される。
尚、前記実施例では方位センサとしてホール素子を用い
たが、磁気トランジスタ等の方位センサを用いてもよ
い。
また前記実施例では、液晶表示装置によってメッカのマ
ーク表示体を複数構成し、拝礼時刻にはそのうちの1つ
を選択して点灯表示させることにより、メッカの方向を
電気光学的に表示させたが、これに替えて、メッカの方
向をアナログ針や回転リング等、機械的な方法で表示さ
せてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案は、都市名(現在位置)
を入力するだけで、メッカの方角が自動的に算出され、
表示されるようにした電子時計であるから、従来装置に
比べてその操作が大幅に簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施礼を示し、第1図
は同例の電子腕時計の概観図、第2図は回路構成図、第
3図ないし第5図は従来装置を示し、第3図はその外観
図、第4図、第5図はその使用状態図である。 13……表示部、13A……マーク表示体、21……発振回
路、24……時分カウンタ、25b……デコーダ、26……表
示駆動回路、27……表示装置、28……拝礼時刻算出回
路、30……報音装置、31.33……方位演算回路、32……
ホール素子方位計、34……キー入力回路、36……都市デ
ータメモリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】時間基準信号を計数して時刻を計時する計
    時手段と、 予め設定した時刻に報知信号を出力する報知信号発生手
    段と、 前記報知信号により動作する報知手段と、 地磁気を検知し、その方位を検出する方位検出手段と、 特定の地域に対する他の複数の地域の相対的な方位情報
    を記憶する相対方位情報記憶手段と、 前記他の複数の地域のうちの1つを指定する地域指定手
    段と、 前記報知信号により動作し、前記方位検出手段により検
    出された地磁気方位情報と指定された地域の相対方位情
    報とに基づいて、指定された地域における前記特定の地
    域の方角を算出する演算手段と、 この演算手段によって算出された前記特定地域の方角を
    表示する表示手段とを備えた電子時計。
JP8117686U 1986-05-30 1986-05-30 電子時計 Expired - Lifetime JPH0743670Y2 (ja)

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JP8117686U JPH0743670Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30 電子時計

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JP8117686U JPH0743670Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30 電子時計

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Publication Number Publication Date
JPS62193593U JPS62193593U (ja) 1987-12-09
JPH0743670Y2 true JPH0743670Y2 (ja) 1995-10-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7330730B2 (en) 2001-11-08 2008-02-12 Yamaha Corporation Portable terminal

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7330730B2 (en) 2001-11-08 2008-02-12 Yamaha Corporation Portable terminal

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