JPH0743642U - 電子部品の処理装置における受渡し装置 - Google Patents

電子部品の処理装置における受渡し装置

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JPH0743642U
JPH0743642U JP1575194U JP1575194U JPH0743642U JP H0743642 U JPH0743642 U JP H0743642U JP 1575194 U JP1575194 U JP 1575194U JP 1575194 U JP1575194 U JP 1575194U JP H0743642 U JPH0743642 U JP H0743642U
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pulley
cam
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chucking
swinging
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阿部裕三
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有限会社ユニキエンジニアリング
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品を前段処理装置から後段処理装置へ
搬送するときは、所定の速度で搬送作動し、後段処理装
置から前段処理装置へ電子部品を取りに行くときには高
速に作動する。 【構成】 側面にカムスロットを穿設し、一方方向に連
続的に回転するカム板と、一端を固定部分に枢支し、他
端にカムフォロアを回転自在に枢着し、該カムフォロア
を前記カムスロットに摺動自在に滑合し、前記カム板の
回転によって、前記枢支点を支点として揺動する駆動ア
ームと、前記駆動アームに駆動されて往復回動される揺
動第一プーリと、前記揺動第一プーリに駆動され、所定
の姿勢を保持した状態で揺動する支持台と、前記支持台
に固設されるチャッキング装置とを備え、前記チャッキ
ング装置の揺動の死点の一方に前段処理装置の供給部を
配設すると共に、死点の他方には後段処理装置の受入部
を配設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子部品の処理装置における受渡し装置に関し、特に、パーツフィ ーダなどの前段処理装置から搬出される電子部品を、検査装置などの後段処理装 置へ繰入れるための、受渡し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置として、特開昭56−96258号公報記載のコンデンサ 供給装置が知られている。 前記コンデンサ供給装置は、モータにクランク機構を介して連結されて一定角 度だけ往復回動する回動軸に、セクタ歯車を設ける。 前記セクタ歯車には2個の歯車を噛合させ、各歯車の軸に第1のアームと、第 2のアーム及びホルダより成るリンク機構とを付設し、リンク機構のホルダ先端 に電子部品を握むチャッキング装置を付設する。
【0003】 そして、セクタ歯車が一定角度だけ往復回動すると、リンク機構を介してチャ ッキング装置が円弧状の軌跡を描いて運動し、この運動の両限点位置(死点)で チャッキング装置が、コンデンサ搬入装置からコンベア装置にコンデンサを受渡 すようにする。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の装置は、往復回動するセクタ歯車が2個の歯車を介してリンク機構 を動作させ、これによりチャッキング装置を円弧運動させるから、前記セクタ歯 車に2個の歯車を噛合させ、更に前記2個の歯車にチャッキング装置を備えたリ ンク機構を付設させる必要があった。 従って、各セクタ歯車、2個の歯車、リンク機構及びチャッキング装置の配置 に制約を受ける。 このため、前記周知構造のコンデンサ搬入装置やコンベア装置の構成によって 前記各部材を離間させるなどの配置換えを行うことは極めて困難であった。
【0005】 特に、複数のチャッキング装置を具備させて、複数列に配列されたコンデンサ を、コンデンサ搬入装置からコンベア装置に受渡すようにすると、前記セクタ歯 車と、これに噛合する2個の歯車及び該歯車に付設されたチャッキング装置を有 するリンク機構の配置とにより、コンデンサ搬入装置及びコンベア装置の構成に 大きな制約を受ける。 このため、既存のものをそのまま利用することができず、多大な設計変更を要 する欠点があった。 しかも、前記従来の装置は、多数の部品点数を要し、コストアップにもなる欠 点を有していた。
【0006】 本考案は前記従来技術の欠点に鑑み、構成が簡易で保守点検が容易であり、且 つ動力源からチャッキング装置を動作させるに至るまでの機構が、前段処理装置 及び後段処理装置の据付け位置や構造に応じて自由に配置でき、しかも電子部品 を複数列同時に受渡すのに極めて便利な電子部品の処理装置における受渡し装置 を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する手段】
側面にカムスロットを穿設し、一方方向に連続的に回転するカム板と、一端を 固定部分に枢支し、他端にカムフォロアを回転自在に枢着し、該カムフォロアを 前記カムスロットに摺動自在に滑合し、前記カム板の回転によって、前記枢支点 を支点として揺動する駆動アームと、前記駆動アームに駆動されて往復回動され る揺動第一プーリと、前記揺動第一プーリに駆動され、所定の姿勢を保持した状 態で揺動する支持台と、前記支持台に固設されるチャッキング装置とを備え、前 記チャッキング装置の揺動の死点の一方に前段処理装置の供給部を配設すると共 に、死点の他方には後段処理装置の受入部を配設した。
【0008】
【作用】 本考案によれば、電子部品の処理装置における受渡し装置において、構成が簡 易で保守点検が容易であり、また、動力源からチャッキング装置を動作させるに 至るまでの機構が、前段処理装置及び後段処理装置の据付け位置や構造に応じて 自由に配置でき、しかも電子部品を複数列同時に受渡すのに極めて便利である。 また、本考案によれば、一方向に連続回転するカム板にカム溝を形成し、該カ ム溝によってカムフォロアを摺動せしめることによって駆動アーム,揺動アーム 等の往復作動時間を夫々任意の値に設定できるから、作動効率を高め、搬送工程 を短時間に行うことができる。
【0009】 即ち、本考案によれば、駆動アームによってチャッキング装置を運動させる際 、強固に把持すると破壊してしまうような脆弱な電子部品等を把持している往動 時には、電子部品等の把持がチャッキング装置から外れないように所定の速度で 作動させ、その復動時は、空荷であるから、高速作動させることができる。 従って、往動時には必要な所定の時間でチャッキング装置の作動を行わせ、復 動時には高速で作動を行わせるようにすることができるから、反復して搬送する ことにより累計の搬送所要時間を大幅に短縮することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図示した実施例に基づき詳細に説明する。 図1乃至図2において、駆動軸1は、後述する検査装置などの後段処理装置の 回転軸に連結し、前記後段処理装置の動作に同期して回転されるようにし、或い は、前記後段処理装置からパルスなどの同期信号を受けてモータの駆動を制御さ せ、このモータに駆動軸1を駆動させるようにする。
【0011】 駆動軸1は、図2で示されるフレームFに、図示していない軸受により回転自 在に枢着され、該フレームFの底部に据えつけられているギアボックス3に、図 1で示したように自在継手などの継手2を介して連結される。 そして、前記駆動軸1は、ギアボックス3を介して回転第一プーリ4を駆動す るが、更に、伝動ベルト5を介して回転第二プーリ6と連結し、駆動する。 前記回転第二プーリ6は、電磁クラッチ9を介して前記回転軸8に回転を伝達 し、該回転軸8には、カムとマイクロスイッチとから成るタイミング信号発生器 10が設けられ、またカム板11が固設されている。 動力伝達機構7は、ギアボックス3乃至回転軸8によって構成される。
【0012】 前記カム板11は、その一方の側面にカムスロット12が穿設され、このカム スロット12には、カムフォロア13が摺動自在なように滑合され、該カムフォ ロア13は、基端をフレームF(図2参照)に枢支される駆動アーム14に植立 されている。この駆動アーム14の自由端は連結杆15の一端に枢着され、該連 結杆15の他端は受動アーム16の自由端に枢着されている。 前記受動アーム16の基端部は第一往復回動軸17に固着されている。 カム機構Aは、カム板11,駆動アーム14,連結杆15及び受動アーム16 によって構成される。
【0013】 前記第一往復回動軸17には、その両端に揺動第一プーリ18,18が固設さ れ、この揺動第一プーリ18,18は夫々伝動ベルト19,19を介して揺動第 二プーリ20,20を連結されている。尚、この伝動ベルト19,19はテンシ ョンロール21,21によって所定の緊張状態を保持されている。また、各揺動 第二プーリ20,20は、フレームFに対して第二往復回動軸22,22によっ て回動自在に枢支されている。
【0014】 前記揺動第二プーリ20,20には揺動アーム23,23の基端が夫々固設さ れており、また、各揺動アーム23,23の基端を二股状に形成し、この二股内 に揺動第三プーリ24,24を収嵌させ、該揺動第三プーリ24,24を第二往 復回動軸22,22に夫々固設する。 前記揺動アーム23,23の先端は、基端と同様に二股状に形成され、二股内 に揺動第四プーリ25,25が回動自在に枢支されている。
【0015】 揺動第三プーリ24,24と揺動第四プーリ25,25とは伝動ベルト26, 26によって連結されている。 前記揺動第四プーリ25,25の第三往復回動軸27,27の相互間には、2 個のコ字状の支持台28,28が固設され、また該支持台28,28には、4個 のチャッキング装置29が固設されている。 チャッキング装置29は、エアの吸入及び排出によって挾み動作をするもので ある。
【0016】 チャッキング装置29の挾み動作は、前記タイミング信号発生器10からの制 御信号を制御装置30が受けて制御するようになっている。 一方、揺動アーム23,23の揺動に伴いチャッキング装置29の揺動の一方 の限点位置には、前記前段処理装置としてのパーツフィーダ31,31の供給部 32,32が配設されている。 つまり、パーツフィーダ31,31は前記構成の装置の両側に据付けておき、 各パーツフィーダ31,31からコンデンサ等の電子部品33,33,…を整列 させて繰り出すように構成されている。
【0017】 供給部32,32は、基台37に電子部品33,33,…のリード線、所謂足 が嵌入するガイド溝34,34と、電子部品33,33,…のリード線以外の本 体を両側より支持させるべく適宜間隔をおいて対向させたガイド板35,35を 有している。 また中央2個のチャッキング装置29b,29cが電子部品33,33,…を チャッキング可能にガイド溝34,34上にストッパー36,36が配設されて いる。
【0018】 基台37には、チャッキング装置29b,29cに次にチャッキングをさせる べく電子部品33,33,…を待機させ、また左右の2個のチャッキング装置2 9a,29dにチャッキングさせるべくストッパーとしても機能するエアシリン ダ38,38を配設する。 ガイド板35,35には各チャッキング装置29にてチャッキング可能に切欠 39…を有しており、またガイド板35の上方には、電子部品33,33,…の 頭部を押圧する押え板40…が配設されている。
【0019】 前記押え板40…には、次にチャッキング装置29b,29cでチャッキング される待機中の電子部品33,33,…を押し出すためのエアノズル41,41 が取付けられている。 更に、チャッキングすべき電子部品33,33,…が切欠39…内に導入され たか否かを検出するセンサ群42が基台37に配設されており、センサ群42は 切欠39…内に電子部品33,33,…が導入されないと、これを検出してチャ ッキング装置29がチャッキング動作をしないように前記制御装置30に接続さ れている。
【0020】 前記各チャッキング装置29の揺動の限点下方には、後段処理装置の受入部4 3…が配設されている。 後段処理装置は、コンデンサ等電子部品33,33,…の良否を検査する装置 またはプリント配設板に自動的に実装するマウント装置など各種のものが適用で きる。 特に、後段処理装置の受入部43,43,…はコンデンサ等電子部品33,3 3,…を1個づつ搬入して検査などの処理をするものに極めて好適であり、例え ば、1個づつ搬入するコンベアまたはバケット形式など各種のものが適用できる 。
【0021】 以上の如き構成において、以下作動の説明をする。 図1乃至図2において、駆動軸1が回転すると、この回転が継手2、ギアボッ クス3及び動力伝達機構7を介して回転軸8に伝えられ、この回転によって回転 軸8が回転する。従って、この時、電磁クラッチ9は、回転第二プーリ6と回転 軸8とを接続した状態にある。 電磁クラッチ9は、後段処理装置への電子部品33,33,…の受渡しに支障 を来たして緊急に停止させる場合に、回転第二プーリ6と回転軸8との間の連結 を切断するものである。
【0022】 回転軸8の回転によってカム板11が回転し、該カム板11のカムスロット1 2にカムフォロア13がガイドされ、これにより駆動アーム14が揺動する。 前記カムスロット12の形状が、カムフォロア13を介して駆動アーム14を 揺動させるに際し、この揺動の一方の死点から他方の死点への揺動速度をカムス ロット12の形状の設定によって任意に決定できる。
【0023】 即ち、電子部品33,33,…を把持したチャッキング装置29を前段処理装 置から後段処理装置へ搬送させる場合の駆動アーム14の作動を、前記把持が保 たれる程度の所定速度に維持されるようにカムスロット12の形状を設定する。 次に、チャッキング装置29が後段処理装置の方にに電子部品33,33,… を取りに行くように搬送させる場合の駆動アーム14の作動は、カムスロット1 2の形状を適切に設定することにより高速に行わせるようにする。
【0024】 駆動アーム14の一往復作動において、一方方向の作動を高速に、そして他方 の方向の作動を低速に設定すると、一往復作動に要する時間を短時間とすること ができるから、一定時間内の作動工程数の差は極めて大なるものとなる。換言す れば、カム板11の回転数を増加させることができる。 駆動アーム14の揺動で、連結杆15及び受動アーム16を介して第一往復回 動軸17が一定角度だけ往復回動する。 これに伴い揺動第一プーリ18,18も一定角度の往復回動をし、伝動ベルト 19,19を介して揺動第二プーリ20,20を所定の角度、例えば180度の 往復回動をせしめる。
【0025】 揺動第二プーリ20,20が往復回動すると、揺動アーム23,23がチャッ キング装置29と共に一定の角度の範囲内において揺動する。 このとき、各揺動第三プーリ24,24は、フレームFに固定されていて、揺 動第二プーリ20,20、つまり揺動アーム23,23の往復揺動によっても回 動しない。 一方、揺動第四プーリ25,25は、各揺動アーム23,23の先端に回動自 在に枢支されており、しかも揺動第三プーリ24,24との間において伝動ベル ト26,26で夫々連結されている。
【0026】 従って、前記各チャッキング装置29a〜29dは、揺動アーム23,23の 揺動に伴って円弧状に移動しても、常時同じ向きに、つまりチャッキングできる 姿勢を保持している。 一方、パーツフィーダ31,31からは、供給部32,32に向けてコンデン サ等電子部品33,33,…が連続して繰出されている。
【0027】 前記チャッキング装置29b,29cで搬出される電子部品33,33,,… は、ストッパー36,36に当接して切欠39,39内に位置しており、また次 にチャッキングして搬出すべき電子部品33,33,…がエアシリンダ38,3 8の伸長状態にあるピストンロッドに当接して待機し、更にピストンロッドに当 接して待機中の電子部品33,33,…に順次次の電子部品33,33,…が当 接して待機する。 そして、図3に示す如く、揺動アーム23,23の揺動に伴い各チャッキング 装置29a〜29dが下降して切欠39…内に嵌入する。
【0028】 チャッキング装置29a〜29dは、切欠39…内に嵌入した後、エアにより 閉じ動作をして切欠39…内の電子部品33,33,…をチャッキングする。 チャッキング装置29a〜29dは揺動アーム23,23の揺動で電子部品3 3,33,…をチャッキングした状態のまま検出装置等後段処理装置の受入部4 3…に向けて移動し、該受入部43…に電子部品33,33,…を差し込む等装 着した後、開き動作をして受渡しを完了し、次に受渡しをすべく揺動アーム23 ,23の揺動に伴い前記供給部32…側に戻る。
【0029】 前記供給部32…の切欠39…内から電子部品33,33,…が搬出された後 は、図4に示す如くエアシリンダ38,38のピストンロッドが縮小して、該ピ ストンロッドと次に搬出される電子部品33,33,…との当接を解除し、図示 していない電磁弁の開放でエアノズル41,41からエアが噴出して電子部品3 3,33,…をストッパー36,36に当接するまで高速で移動させる。
【0030】 つまり、エアシリンダ38,38により待機される位置からチャッキング装置 29b,29cで搬出可能なストッパー36,36に当接する位置までの間は、 後段処理装置の受入部43,43間の距離に対応させて離間させてあり、パーツ フィーダ31,31の励振による移動速度では、チャッキング装置29b,29 cが電子部品33,33,…を受渡してから供給部32,32に戻る1サイクル の動作に要する時間内に電子部品33,33,…がストッパー36,36に到達 し得ないために、エアノズル41,41からのエアの噴出力で電子部品33,3 3,…をストッパー36,36に向けて高速移送させるようにしたものである。
【0031】 エアノズル41,41で移送される以外の電子部品33,33,…は、パーツ フィーダ31,31の励振作用により移送され、前記センサ群42のうちのエア シリンダ制御用センサーが電子部品33,33,…の存在を確認すると、エアシ リンダ38,38が動作をして、該エアシリンダ38,38のピストンロッドの 伸長により当接して図3に二点鎖線で示す如く縦列される。
【0032】 そして、前記の如くチャッキング装置29b,29cによりストッパー36, 36に当接している電子部品33,33,…をチャッキングし、またチャッキン グ装置29a,29dによりエアシリンダ38,38のピストンロッドに当接し ている電子部品33,33,…から2個目の電子部品33,33,…をチャッキ ングし、以後前記動作を繰り返えす。
【0033】
【考案の効果】
以上の如く、本考案によれば、電子部品の処理装置における受渡し装置におい て、構成が簡易であって保守点検が容易である許かりか、動力源からチャッキン グ装置を動作させるに至るまでの機構が、前段処理装置及び後段処理装置の据付 け位置や構造に応じて自由に配置でき、しかも電子部品を複数列同時に受渡すの に極めて便利である。
【0034】 殊に、本考案によれば、一方向に連続回転するカム板にカム溝を形成し、該カ ム溝によってカムフォロアを摺動せしめることによって駆動アーム,揺動アーム 等の往復作動時間を夫々任意の値に設定できるから、作動効率を高め、搬送工程 を短時間に行うことができる。
【0035】 即ち、本考案によれば、駆動アームによってチャッキング装置を運動させる際 、強固に把持すると破壊してしまうような脆弱な電子部品等を把持している往動 時には、電子部品等の把持がチャッキング装置から外れないように所定の速度で 作動させ、その復動時は、空荷であるから、高速作動させることができる。 従って、往動時には必要な所定の時間でチャッキング装置の作動を行わせ、復 動時には高速で作動を行わせるようにすることができるから、反復して搬送する ことにより累計の搬送所要時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】受渡し装置の側面図である。
【図3】作動開始状態を示すチャッキング装置の斜視図
である。
【図4】チャッキング状態を示すチャッキング装置の斜
視図である。
【符号の説明】
1 駆動軸 2 継手 3 ギアボックス 4 回転第一プーリ 5,19,26 伝動ベルト 6 回転第二プーリ 7 動力伝達機構 8 回転軸 9 電磁クラッチ 10 タイミング信号発生器 11 カム板 12 カムスロット 13 カムフォロア 14 駆動アーム 15 連結杆 16 受動アーム 17 第一往復回動軸 18 揺動第一プーリ 20 揺動第二プーリ 21 テンションロール 22 第二往復回動軸 23 揺動アーム 24 揺動第三プーリ 25 揺動第四プーリ 27 第三往復回動軸 28 支持台 29 チャッキング装置 30 制御装置 31 パーツフィーダ 32 供給部 33 電子部品 34 ガイド溝 35 ガイド板 36 ストッパー 37 基台 38 エアシリンダ 39 切欠 40 押え板 41 エアノズル 42 センサ−群 43 受入部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面にカムスロットを穿設し、一方方向に
    連続的に回転するカム板と、 一端を固定部分に枢支し、他端にカムフォロアを回転自
    在に枢着し、該カムフォロアを前記カムスロットに摺動
    自在に滑合し、前記カム板の回転によって、前記枢支点
    を支点として揺動する駆動アームと、 前記駆動アームに駆動されて往復回動される揺動第一プ
    ーリと、 前記揺動第一プーリに駆動され、所定の姿勢を保持した
    状態で揺動する支持台と、 前記支持台に固設されるチャッキング装置とを備え、 前記チャッキング装置の揺動の死点の一方に前段処理装
    置の供給部を配設すると共に、死点の他方には後段処理
    装置の受入部を配設したことを特徴とする電子部品の処
    理装置における受渡し装置。
  2. 【請求項2】電子部品の処理装置における受渡し装置に
    おいて、 固定端に前記揺動第二プーリを固設し、自由端に支持台
    を回動自在に枢支した揺動アームと、 前記揺動第二プーリと同軸上において、回動不能に固設
    される揺動第三プーリと、 前記支持台に回動自在なように枢支され、ベルトを介し
    て前記揺動第三プーリに連結される揺動第四プーリとを
    備えたことを特徴とする請求項1記載の電子部品の処理
    装置における受渡し装置。
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