JPH0743433B2 - 圧力降下の少ないフェルールスペーサ - Google Patents

圧力降下の少ないフェルールスペーサ

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JPH0743433B2
JPH0743433B2 JP5064912A JP6491293A JPH0743433B2 JP H0743433 B2 JPH0743433 B2 JP H0743433B2 JP 5064912 A JP5064912 A JP 5064912A JP 6491293 A JP6491293 A JP 6491293A JP H0743433 B2 JPH0743433 B2 JP H0743433B2
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fuel
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    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/34Spacer grids
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    • G21C3/3566Supporting members formed only of elements fixed on the strips
    • GPHYSICS
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    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/34Spacer grids
    • G21C3/344Spacer grids formed of assembled tubular elements
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は沸騰水型原子炉用の燃料
バンドルに関するものであって、更に詳しく言えば、か
かる燃料バンドル内において使用するための燃料棒スペ
ーサに関する。すなわち、短縮された鉛直方向寸法を有
すると共に、隣接した燃料棒間にただ1層のフェルール
管壁を規定するようなフェルールスペーサが開示され
る。かかるスペーサは、燃料バンドルのために利用し得
る所定の横断面寸法内において燃料棒同士が比較的小さ
い間隔で配置されて成る比較的高い密度の燃料棒配列状
態を有する最新の燃料バンドルにおいて使用するために
適している。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子炉は公知である。かかる原
子炉においては、核反応を受ける核燃料は燃料バンドル
内に収容されている。通例、かかる燃料バンドルは1群
の直立した燃料棒を支持しかつ減速材としての水を流入
させるために役立つ下部タイプレートを含んでいる。こ
の下部タイプレートの位置からは燃料棒を包囲するチャ
ネルが上方に向かって伸び、そして燃料バンドルの上端
に配置された上部タイプレートの位置にまで達してい
る。この上部タイプレートは水および発生した蒸気を流
出させるために役立つ。
【0003】燃料バンドルの内部においては、いわゆる
燃料棒スペーサが特定の鉛直方向位置においてそれぞれ
の燃料棒を包囲している。かかる燃料棒スペーサの機能
は、蒸気の発生がもたらす流体力学的な力の作用下で燃
料棒同士が接触して摩擦し合うのを防止すると共に、燃
料棒を所定の並列状態に維持して最高の核的効率を得る
ことにある。かかる目的を達成するため、各々の燃料バ
ンドル内には等間隔で配置された5〜9個(通例は7
個)の燃料棒スペーサを使用するのが普通である。
【0004】次に、燃料バンドルの動作を簡単に説明し
よう。減速材としての水は下部タイプレートを通して燃
料バンドル内に流入するが、かかる水は2つの点で核反
応を助ける。第一に、核反応は速い中性子を生み出す
が、核反応を持続させるためには、減速材の作用下でこ
れらの速い中性子を熱的状態(すなわち、熱エネルギー
に相当した速度を有する状態)にまで減速しなければな
らない。第二に、燃料バンドルはかかる水から蒸気を発
生するが、原子炉はこの蒸気を用いて所望の動力を生み
出すことができる。最初、燃料バンドルの下部に水が流
入するが、この位置には蒸気は存在しない。燃料バンド
ル内を通って水が上昇するのに伴い、蒸気の発生量は増
加する。このようにして蒸気の発生量が増加する結果、
燃料バンドルの上部は水および蒸気の両方を含むことに
なるが、かかる部分は上部二相領域として知られてい
る。最後に、水および発生した蒸気が燃料バンドルの上
部タイプレートを通って流出する。
【0005】燃料バンドルを含む沸騰水型原子炉が最初
に導入された時、最初の原子炉容器の設計に伴って燃料
チャネルの寸法が固定された。その結果、多くの沸騰水
型原子炉用の燃料バンドルの大部分は160インチ程度
の長さを有すると共に、燃料チャネル内にぴったりと嵌
合する約5-1/4インチ×5-1/4インチの正方形横断面を
有している。
【0006】燃料バンドルの固定された寸法内におい
て、燃料バンドルの設計を変更しようとする傾向が見ら
れた。かかる変更は、燃料バンドル内に使用される燃料
棒配列状態の密度および使用される燃料棒スペーサの種
類に関するものであった。このような設計変更の背後に
ある理由を簡単に説明しておこう。最初、燃料棒(すな
わち、不活性の圧縮ガス浴中に配置された燃料ペレット
を収容する密封された長いジルカロイ被覆管)は5-1/4
インチ×5-1/4インチの燃料チャネル横断面内に7×7
の配列状態を成して配置された。かかる燃料バンドル
は、様々な因子のうちでも最高線出力密度(maximum li
near heat generationrate )によって制限される。最
高線出力密度とは、任意の燃料棒が燃料バンドル内の任
意の位置において安全に出力を生じ得るような単位長さ
当りの最高出力である。この最高線出力密度を越える
と、少なくとも最高線出力密度を越えた部分において燃
料棒の密封性は危険にさらされることがある。このよう
な危険の原因となるのは過度のひずみであって、それは
密封された燃料棒被覆管の冶金的性質の低下をもたらす
ことがある。
【0007】最高線出力密度に関する制限条件のため、
燃料バンドルの設計に際しては、燃料バンドル内におけ
る総合燃料棒長さを増大させる比較的高い密度の燃料棒
配列状態が使用されるようになった。このような高密度
の燃料棒配列状態としては、8×8の配列状態、9×9
の配列状態、そして更には10×10のごとき一層高い
密度の配列状態が挙げられる。かかる高密度の燃料棒配
列状態においては、周囲の冷却材に対してより迅速に熱
を伝達するような直径のより小さい燃料棒が使用され
る。このように直径および質量の小さい燃料棒は、燃料
バンドル内において許容されるような最高線出力密度を
有するという好ましい効果をもたらす。それ故、燃料バ
ンドルの設計に際してより高い密度の燃料棒配列状態を
使用することが最近の傾向となっている。
【0008】それと同時に、いわゆる限界出力も燃料バ
ンドルの設計時における制限条件となる。この制限条件
は、「遷移沸騰」として知られる現象に関係している。
簡単に述べれば、燃料バンドルの上部二相領域内におい
ては、燃料棒の表面上に水の被膜が形成されるのが通例
である。蒸気はかかる水膜の表面から発生する。燃料棒
のいわゆる限界出力を越えない限り、(完全には理解さ
れていない)複雑な過程により、かかる水膜は燃料棒被
覆管の外面を覆い続ける。
【0009】燃料棒のいわゆる限界出力を越えると、燃
料棒の表面上には連続した水膜が存在しなくなる。すな
わち、「遷移沸騰」として知られる過程を通じ、水膜の
局部的な断絶が生じるのである。その結果、燃料棒被覆
管の局部温度は遷移沸騰部位において上昇する。遷移沸
騰部位においては被覆管の管壁の冶金的破壊が起こる可
能性があり、従ってかかる燃料棒の密封性は危険にさら
されることになる。
【0010】いわゆるフェルールスペーサ(ferrule sp
acer)即ち金環スペーサは、限界出力に対して有益な効
果を及ぼすことが判明した。かかる有益な効果(および
高密度の燃料棒配列状態におけるそれの制約)を理解す
るためには、フェルールスペーサの構造および機能につ
いて説明する必要がある。フェルールスペーサの構造に
ついて述べれば、各々の燃料棒はスペーサの鉛直方向位
置において金属(通例は比較的小さい中性子吸収断面積
を有するようなジルカロイとして知られる合金)製のフ
ェルールにより包囲されている。各々のフェルールには
複数のストップが設けられていて、該フェルール内に配
置された燃料棒をばねの作用下でそれらのストップに押
付けることにより、燃料棒を所定の離隔状態に維持する
ことができる。燃料棒を押付けるために役立つばねは、
フェルールの内部に取付けられるのが通例である。この
ように、フェルールスペーサは燃料棒同士が接触して摩
擦し合うのを防止するばかりでなく、燃料棒を所定の離
隔状態に維持して最高の核的および熱的効率を達成する
ために役立つのである。
【0011】次に、燃料棒の限界出力に対する上記のご
ときフェルールスペーサの効果を説明しよう。燃料バン
ドルの上部二相領域内に存在する水/蒸気混合物がフェ
ルールスペーサ中のフェルールを通過した後には、燃料
棒の表面上の水膜が回復する傾向がある。それ故、燃料
バンドルの上端から数えて1番目および2番目のスペー
サ間の鉛直方向距離(または2番目および3番目のスペ
ーサ間の鉛直方向距離)を調節することにより、フェル
ールスペーサを利用して燃料バンドルの限界出力制限条
件を改善することができるのである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】残念ながら、高密度の
燃料棒配列状態においてフェルールスペーサを使用する
ことに問題が無いわけではない。すなわち、たとえば9
×9の燃料棒配列状態を使用する場合、各々の燃料棒は
独立したフェルールによって包囲されなければならな
い。それ故、9×9の燃料棒配列状態を有する燃料バン
ドルにおける5-1/4インチ×5-1/4インチの比較的狭い
横断面を横切る方向においては、9本の燃料棒列の各々
に沿って18層ものフェルール管壁を配置しなければな
らないと共に、燃料棒とフェルールとの間には、蒸気に
変わりつつある水を流すのに十分なだけの空隙を設けな
ければならない。換言すれば、燃料バンドルを横切って
存在する燃料棒の数が増加するのに伴い、燃料棒を保持
するために必要なフェルール管壁の数も増加するのであ
る。
【0013】包囲すべき燃料棒の数に伴って必要なフェ
ルール管壁の数が増加し、しかも利用可能な横断面寸法
(約5-1/4インチ×約5-1/4インチ)が変化しない場
合、燃料棒とフェルールとの間の空隙は次第に減少す
る。やがてこの空隙が特定のレベルに達すると、そこに
は原子炉内に存在する破片が蓄積し易くなると共に、腐
食も起こり易くなる。
【0014】高密度の燃料棒配列状態においては燃料棒
およびフェルールが緊密に配置されているため、更に別
の問題も起こる。すなわち、フェルールが燃料バンドル
の横断面積のより多くの部分を占める結果、冷却材がス
ペーサを通過する際により大きな圧力降下が生じるので
ある。このようなわけで、高密度の燃料棒配列状態にお
けるフェルールスペーサの使用は制限されてきたのであ
る。
【0015】本発明のフェルールスペーサは、上記のご
とき2つの問題(すなわち、高密度の燃料棒配列状態に
おいて生じるような、燃料棒とフェルールとの間の空隙
の減少および圧力降下の増大)を解決しようとするもの
である。1991年8月12日に出願されるとともに、
年 月 日に発行された米国特許第
号となった「かみ合いストリップから形成された水
素化物抵抗性のスペーサ」と称するジョハンソン(Johan
sson) の米国特許出願第07/745293号明細書中
においては、燃料棒スペーサの長さ方向に対して斜めに
伸びるかみ合いストリップから構成されたスペーサが本
発明者の1人によって開示されている。この場合、本発
明の場合と同じく、セル同士の接触部においては隣接し
た燃料棒同士がただ1層の壁によって隔離されるような
スペーサ構造が使用されている。
【0016】本発明のスペーサに比べ、3つの重要な相
違点が存在している。第一に、上述の特許出願明細書中
に開示されたスペーサにおいては、相異なる長さの金属
ストリップを使用する必要がある。このように多くの部
品在庫が必要であることは、製造プロセスにとって過大
な負担を強いることになる。第二に、上述の特許出願明
細書中に開示されたスペーサに対するばねの取付け方法
に問題が無いわけではない。詳しく述べれば、セルマト
リクスのそれぞれの位置にばねを固定するためには、か
み合いストリップに対して注意深く配置されたループば
ねを使用する必要がある。残念ながら、使用される構造
が特殊であるため、高さの縮小したばねをセル間に捕捉
することは困難である。
【0017】第三に、上記のごとき構造を有するスペー
サは商業的な燃料バンドルにおいてこれまで使用された
ことはなかった。1990年12月6日に提出された
「フェルールスペーサ用の自動位置決めばね」と称する
ジョハンソン等の米国特許出願第07/623828号
明細書中において本出願人は、改良されたループばねを
少なくともその図17で示した。かかるループばねは、
本明細書の図2に示されるごとく、燃料棒接触部をそれ
ぞれに有する第1および第2の直立したばね脚を含んで
いる。一方のばね脚の燃料棒接触部はフェルールスペー
サ中の第1のフェルールの内部に突出し、そして該フェ
ルール内の燃料棒を圧迫するために役立つ。他方のばね
脚の燃料棒接触部はフェルールスペーサ中の隣接した第
2のフェルールの内部に突出し、そして該フェルール内
の隣接した燃料棒を圧迫するために役立つ。ここに示さ
れたばねは短縮型の構造を有している。
【0018】かかる短縮型の構造は、2個の水平ループ
を含んでいる。第1の水平ループはばねの上部に配置さ
れており、また第2の水平ループはばねの下部に配置さ
れている。上部に位置する第1の水平ループは、それの
中央部においてそれぞれのばね脚の上端に連結されてい
る。下部に位置する第2の水平ループは、それの中央部
においてそれぞれのばね脚の下端に連結されている。そ
の結果、圧縮された場合、かかるばねはそれぞれのばね
脚の垂直方向長さ全体にわたって屈曲すると共に、それ
ぞれの水平ループの水平方向長さ全体にわたっても屈曲
することになる。このようにして、縮小された垂直方向
寸法を有しながら優れたたわみ性を示すばねが得られる
のである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、沸騰水
型原子炉用の燃料バンドル内における高密度の燃料棒配
列状態に対して使用するための改良されたフェルールス
ペーサが提供される。このスペーサは、フェルールの高
さを縮小するために役立つ新しい構造のばねを使用する
ものである。第1の実施の態様においては、新しい構造
のばねおよび高さの縮小したフェルールが使用される。
第2の実施の態様においても、新しい構造のばねおよび
高さの縮小したフェルールが使用されるが、この場合の
フェルールは変形されている。フェルールは2個1組の
フェルール対を成して使用される。各々のフェルールは
上方および下方のフェルール半部に分割されている。一
方のフェルール半部からは管壁部分が切除されているの
に対し、他方のフェルール半部は完全な管壁を有してい
る。一方のフェルールの完全な管壁が他方のフェルール
の切除された管壁部分に嵌合するようにして2個のフェ
ルールを対面させることによってフェルール対が形成さ
れる。かかるフェルール対の接触部には、H型の二重ル
ープばねを収容して捕捉するための開口が設けられてい
ることが好ましい。本明細書中においては、燃料棒に対
して円形横断面の包囲体を規定するフェルールおよび燃
料棒に対して八角形横断面の包囲体を規定するフェルー
ルが例示される。フェルール対を構成する各々のフェル
ールは対称性および完全な互換性を有しているから、容
易な組立てを可能にすると共に、組立用部品の在庫を減
少させることができる。
【0020】当業者にとっては自明のごとく、燃料棒間
において2層のフェルール管壁が互いに隣接している従
来のスペーサに比べ、本発明のスペーサは圧力降下の点
で改善されている。すなわち、本発明のスペーサはより
少ない材料を含むと共に、流体の流れに対してより小さ
い投影面積を示す。本発明のスペーサにおいては、かか
る投影面積および材料使用量の減少が協力して圧力降下
性能の改善をもたらすのである。
【0021】
【実施例】先ず図1を見ると、先行技術に基づく典型的
な燃料バンドルBが示されている。かかる燃料バンドル
Bは、下部タイプレート14、上部タイプレート16、
およびマトリクス状を成しながら両タイプレート間に伸
びる複数の燃料棒Fを含んでいる。下部タイプレート1
4、上部タイプレート16および燃料棒FはチャネルC
によって包囲されているが、このチャネルCはスペーサ
Sが見えるように切取られている。かかるスペーサSが
本発明の主題である。一層詳しく述べれば、フェルール
型のスペーサSが本発明の主題を成しているのである。
【0022】次の図2には、特に有用なばね12が示さ
れている。このばね12は、前述の様に、1990年1
2月6日に提出された「フェルールスペーサ用の自動位
置決めばね」と称するジョハンソン(Johansson) 等の米
国特許出願第07/623828号明細書の図17に示
されたものである。図2に示されたばね12は、燃料棒
接触部15および17をそれぞれに有する第1および第
2の直立したばね脚14および16を含んでいる。一方
のばね脚の燃料棒接触部はフェルールスペーサ中の第1
のフェルールの内部に突出し、そして該フェルール内の
燃料棒を圧迫するために役立つ。他方のばね脚の燃料棒
接触部はフェルールスペーサ中の隣接した第2のフェル
ールの内部に突出し、そして該フェルール内の隣接した
燃料棒を圧迫するために役立つ。ここに示されたばね1
2は短縮型の構造を有している。
【0023】かかる短縮型の構造は、2個の水平ループ
20および24を含んでいる。第1の水平ループ20は
ばねの上部に配置されており、また第2の水平ループ2
4はばねの下部に配置されている。上部に位置する第1
の水平ループ20は、それの中央部においてばね脚14
および16のそれぞれの上端に連結されている。下部に
位置する第2の水平ループ24は、それの中央部におい
てばね脚14および16のそれぞれの下端に連結されて
いる。その結果、圧縮された場合、ばね12はばね脚1
4および16の垂直方向長さ全体にわたって屈曲すると
共に、水平ループ20および24の水平方向長さ全体に
わたっても屈曲することになる。
【0024】第1の水平ループ20には拡張端部21お
よび22が設けられており、また第2の水平ループ24
には拡張端部25および26が設けられている。このよ
うな拡張状態は、第2の水平ループ24の拡張端部25
に含まれる湾曲部28および30によって代表的に表わ
されている。このようにすれば、縮小された垂直方向寸
法を有しながら優れたたわみ性を示すばねが得られる。
本発明の好適なスペーサを組立てるためには、後記に一
層詳しく説明されるごとく、かかるばねの拡張端部25
を2個の対面したフェルール間に捕捉することが好まし
い。
【0025】次の図3Aおよび3Bを見ると、第1の実
施の態様に基づくフェルール対40が示されている。図
3Bにおける横方向が、燃料棒F1 ,F2 の延伸方向で
ある。図3Bからわかる通り、フェルール42は完全部
分42Aと開口60を有する開口部分42Bとを含んで
いる。同様に、フェルール44は完全部分44Aと開口
部分44Bとを含んでいる。それぞれの開口部分は4つ
の開口60を有することが認められよう。これらのフェ
ルールの内部には適当なストップ70が設けられてい
る。
【0026】更にまた、フェルール42および44の間
にはばね捕捉窓が規定されていることが認められよう。
組立てに際しては、先ず部分的に対面させたフェルール
の開口62および64内にばね12(図2)を配置し、
次いでフェルール同士を接触させればよい。その結果、
本発明のスペーサの基本的な構成単位である複合構造物
が得られることになる。
【0027】次の図4を見ると、図3Aおよび3Bのフ
ェルールを使用した完成後のスペーサSが示されてい
る。このスペーサSは水管W1 およびW2 用の空隙を有
している。これらの水管W1 およびW2 の支持手段並び
に外側バンドは従来通りのものであり、従って図示され
ていない。再び図3Aおよび3Bを参照しながら、好適
な実施の態様に基づくフェルール対40の構造を説明し
よう。
【0028】図3Bに示されるごとく、第1のフェルー
ル42が第2のフェルール44と対面している。更にま
た、図3Bでは、第1および第2のフェルール42およ
び44の各々は中心線46によって2つのフェルール半
部に区分されている。すなわち、第1のフェルール42
はフェルール半部42Aおよび42Bを有しており、ま
た第2のフェルール44はフェルール半部44Aおよび
44Bを有している。
【0029】2個のフェルールが対面していてもただ1
層のフェルール管壁が規定されるようにフェルール対を
対面させるための手段を設けることが必要である。かか
る目的のため、フライス削りによってフェルール半部4
2Bおよび44Bから4つの管壁部分が切除される。詳
しく述べれば、2つの特性を有するフライスが使用され
る。
【0030】第一に、かかるフライスは互いに隣接する
フェルールの直径よりも僅かに大きい直径を有してい
る。第二に、管壁の切除時におけるフライスの中心は隣
接するフェルールの中心と全く同じ位置に配置される。
こうしてフライス削りを施すことによって開口60が形
成される。すなわち、フェルール半部42Bには4つの
かかる開口が設けられ、またフェルール半部44Bにも
4つのかかる開口が設けられる。適当な嵌合状態を達成
するため、フェルール半部42Bおよび44Bの縦方向
寸法を僅かに越える位置にまでフライス削りが施されて
いることが認められよう。
【0031】それぞれのフェルール半部同士の嵌合状態
は、図3Aおよび3Bに示される通りである。図3Bか
らわかる通り、フェルール半部42Aはフェルール半部
44Bと嵌合しており、またフェルール半部42Bはフ
ェルール半部44Aと嵌合している。このような構成に
よれば、図3Aの平面図に示されるごとく、フェルール
半部42Aおよび44Bの接触部は互いに隣接した燃料
棒F1 およびF2 間にただ1層のフェルール管壁を規定
することになる。
【0032】かかる構造物の残部は従来通りのものであ
る。第1のフェルール42の開口62と第2のフェルー
ル44の開口64との間にばね12が捕捉されている。
前述の1990年12月6日に提出された「フェルール
スペーサ用の自動位置決めばね」と称するジョハンソン
等の米国特許出願第07/623828号明細書中に記
載されているごとく、ばね12のそれぞれのばね脚は対
面したフェルールの内部に突出している。やはり従来通
り、それぞれのフェルール半部42A、42B、42A
および42Bはストップ70を有していて、燃料棒F1
およびF2 はばね12の作用下でそれらのストップ70
に対して押付けられている。
【0033】次の図4を見ると、かかるフェルールから
構成されたスペーサSが示されている。図4の平面図に
は、2本の水管W1 およびW2 の配置状態が示されてい
る。スペーサSの位置における水管の支持手段は従来通
りのものであり、従って図示されていない。本発明はま
た、八角形の横断面を有するフェルールに対しても適用
することができる。このような実施の態様は図5、6
A、6Bおよび7に示されている。
【0034】先ず図5を見ると、八角形の形状に折曲げ
る直前のジルカロイ薄板が示されている。前記の場合と
同じく、フェルール80は2つのフェルール半部80A
および80Bに分割されている。フェルール80の一方
のフェルール半部80Bにおいては、4つの管壁部分8
2、84、86および88が切除されている。これらの
切除部分は他方のフェルール半部80Aにまで僅かに侵
入している。更にまた、ばね12を捕捉するため、従来
通りの開口90Aおよび90Bが設けられている。
【0035】次の図6Aおよび6Bを見ると、2個のフ
ェルール80を組立てたところが示されている。フェル
ール80の形成に際しては、通常の製造技術を用いてジ
ルカロイ薄板の打抜きおよび折曲げを行えばよい。な
お、八角形のフェルールの形成方法をここで詳しく述べ
る必要はあるまい。図6Bに示されるごとく、一方のフ
ェルール80のフェルール半部80Aは隣接したフェル
ール80のフェルール半部80Bと嵌合している。これ
らのフェルールの間においては、開口90Aおよび90
Bによって形成されたばね捕捉窓の内部にばね12が捕
捉されている。
【0036】図6Aに示されるごとく、ばね12の作用
下で燃料棒F1 およびF2 は従来通りに形成されたスト
ップ70に対して押付けられている。なお、燃料棒F1
およびF2 の間にはただ1層のフェルール管壁が存在す
ることが認められよう。次の図7を見ると、完成したス
ペーサSが示されている。このスペーサSは水管W1
よびW2 用の空隙を有している。スペーサSの位置にお
ける水管W1 およびW2 の支持手段並びに外側バンドは
従来通りのものであり、従って図示されていない。
【0037】本明細書中に記載された製造技術は、ここ
に例示された10×10の燃料棒配列状態以外の燃料棒
配列状態に対しても適用し得ることは自明であろう。ま
た、本明細書中には一方のフェルール半部から4つの管
壁部分の全てを切除して成るフェルールが記載されてい
る。しかしながら、その他の組合せで管壁部分を切除し
て成るフェルールを使用することもできる。とは言え、
本明細書中に例示されたフェルールは転倒可能な即ち倒
立使用が可能なフェルールアセンブリを与え、従ってス
ペーサの組立てのために必要な部品の在庫を最少限に抑
えることができる点で好ましいのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料バンドルの斜視図であって、かかる燃料バ
ンドル中に使用される複数のスペーサのうちの1個を示
すためにそれの長手方向の大部分が省かれている。
【図2】本発明のフェルールスペーサ中に使用するのに
適したばねの斜視図であって、このばねは1990年1
2月6日に提出された「フェルールスペーサ用の自動位
置決めばね」と称するジョハンソン等の米国特許出願第
07/623828号明細書の図17に示されたもので
ある。
【図3】AおよびBはそれぞれ、本発明の第1の実施の
態様に基づく高さの縮小した円形フェルール対の平面図
および側面図である。
【図4】2本の水管および92個のフェルールを含む1
0×10燃料棒配列状態用フェルールスペーサの平面図
である。
【図5】八角形のフェルールを形成するための金属薄板
の側面図である。
【図6】AおよびBはそれぞれ、八角形フェルール対
の、図3AおよびBと同様な平面図および側面図であ
る。
【図7】図6Aおよび6Bの八角形フェルール対を使用
して成る10×10燃料棒配列状態用フェルールスペー
サの、図4と同様な平面図である。
【符号の説明】
B 燃料バンドル C チャネル F 燃料棒 S スペーサ W 水管 12 ばね 14 ばね脚 15 燃料棒接触部 16 ばね脚 17 燃料棒接触部 20 水平ループ 21 拡張端部 22 拡張端部 24 水平ループ 25 拡張端部 26 拡張端部 42 フェルール 42A フェルール半部 42B フェルール半部 44 フェルール 44A フェルール半部 44B フェルール半部 60 開口 62 開口 64 開口 70 ストップ 80 フェルール 80A フェルール半部 80B フェルール半部 82 管壁部分 84 管壁部分 86 管壁部分 88 管壁部分 90A 開口 90B 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリック・バーティル・ヨハンソン アメリカ合衆国、ノース・カロライナ州、 ライツビル・ビーチ、ユニット3204、イー エクスティー、ルーミナ・アベニュー、 2400番 (56)参考文献 特開 昭53−88494(JP,A) 米国特許5078961(US,A)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沸騰水型原子炉用の燃料バンドル内にお
    ける高密度の燃料棒配列状態に対して使用するためのフ
    ェルールスペーサにおいて、 前記スペーサが2個1組のフェルール対を成して配列さ
    れた1群のフェルールから構成されかつ燃料バンドル内
    の所定の鉛直方向位置においてそれぞれの燃料棒を包囲
    するために役立つフェルールマトリクスから成ってい
    て、 前記フェルールの各々は上方および下方のフェルール半
    部に区分されていて、一方のフェルール半部からは管壁
    部分が切除されているのに対し、他方のフェルール半部
    は完全な管壁を有しており、 そして管壁部分の切除されたフェルール半部が完全な管
    壁を有するフェルール半部と嵌合するようにして前記フ
    ェルール対が形成される結果、前記フェルール対の接触
    部においては隣接した燃料棒間にただ1層の管壁が存在
    しており、 前記フェルールの管壁には燃料棒ストップを規定する手
    段が設けられており、かつ前記フェルール対にはそれを
    構成するそれぞれのフェルール内に配置された燃料棒を
    圧迫するためのばねを収容して捕捉する手段が設けられ
    ている、 ことを特徴とするスペーサ。
  2. 【請求項2】 前記フェルール対を構成する2個のフェ
    ルールが同一の構造を有するものであって、それらは相
    互に対して倒立した状態で配置されている請求項1記載
    のスペーサ。
  3. 【請求項3】 前記フェルールが円形または八角形の横
    断面を有する請求項1記載のスペーサ。
  4. 【請求項4】 前記フェルールがそれぞれの燃料棒に対
    して円形または八角形横断面の包囲体を規定する請求項
    1記載のスペーサ。
  5. 【請求項5】 前記フェルール対を構成する2個のフェ
    ルールが両者間にばねを捕捉するための開口を規定する
    請求項1記載のスペーサ。
  6. 【請求項6】 前記ばねが、 前記フェルール内に配置された燃料棒に接触すべき燃料
    棒接触部を有する第1および第2の直立したばね脚と、 前記第1および第2のばね脚の上端および下端にそれぞ
    れ連結されてばねのたわみ性を増大させることによって
    前記ばねの垂直方向寸法を縮小するために役立つ上部お
    よび下部の水平ループとから成るH型のばねである請求
    項3記載のスペーサ。
  7. 【請求項7】 沸騰水型原子炉用の燃料バンドル内にお
    ける高密度の燃料棒配列状態に対して使用するためのフ
    ェルールスペーサの製造方法において、 2個1組のフェルール対を成して配列された1群のフェ
    ルールから成りかつ燃料バンドル内の所定の鉛直方向位
    置においてそれぞれの燃料棒を包囲するために役立つフ
    ェルールマトリクスを構成する1群のフェルールを用意
    し、 前記フェルールの各々を上方および下方のフェルール半
    部に区分し、 前記フェルール対の接触部において各々のフェルールの
    一方の半部から少なくとも1つの管壁部分を切除し、 管壁部分の切除されたフェルール半部が完全な管壁を有
    するフェルール半部と嵌合することによって前記フェル
    ール対の接触部には隣接した燃料棒間にただ1層の管壁
    が存在するようにして前記フェルール対を形成し、 前記フェルールの管壁に燃料棒ストップを規定する手段
    を設け、 前記フェルール対を構成する一方のフェルール内に突出
    する第1の部分および前記フェルール対を構成する他方
    のフェルール内に突出する第2の部分を有することによ
    り、前記フェルール対を構成するそれぞれのフェルール
    内に配置された燃料棒を前記燃料棒ストップに対して押
    付けるために役立つばねを収容して捕捉する手段を前記
    フェルール対間に設け、 次いで、複数の前記フェルール対を使用することによ
    り、燃料バンドル内の所定の鉛直方向位置において各々
    のフェルールが各々の燃料棒を包囲するように構成され
    たフェルールマトリクスを組立てる、 諸工程から成ることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 ばねを配置する前記工程が、 前記フェルール内に配置された燃料棒に接触すべき燃料
    棒接触部を有する第1および第2の直立したばね脚と、 前記第1および第2のばね脚の上端および下端にそれぞ
    れ連結されてばねのたわみ性を増大させることによって
    前記ばねの垂直方向寸法を縮小するために役立つ上部お
    よび下部の水平ループとから成るH型のばねを配置する
    ことから成る、請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの管壁部分を切除する前
    記工程が、前記一方のフェルール半部の4つの側面に位
    置する管壁部分を切除することから成る請求項7記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 複数の燃料棒、前記燃料棒を支持しか
    つ前記燃料棒の周囲に冷却材としての水を流入させるた
    めに役立つ下部タイプレート、少なくとも一部の前記燃
    料棒の上端を保持しかつ水および発生した蒸気を燃料バ
    ンドルから流出させるために役立つ上部タイプレート、
    及び、前記下部タイプレート、前記燃料棒および前記上
    部タイプレートを包囲して前記燃料バンドル内に隔離さ
    れた流路を規定するために役立つチャネル、を含む沸騰
    水型原子炉用の燃料バンドルにおいて、高密度の燃料棒
    配列状態に対して使用するために役立つ少なくとも1個
    のフェルールスペーサであって、 前記スペーサが2個1組のフェルール対を成して配列さ
    れた1群のフェルールから構成されかつ前記燃料バンド
    ル内の特定の鉛直方向位置においてそれぞれの燃料棒を
    包囲するために役立つフェルールマトリクスから成って
    いて、 前記フェルールの各々は上方および下方のフェルール半
    部に区分されていて、一方のフェルール半部からは管壁
    部分が切除されているのに対し、他方のフェルール半部
    は完全な管壁を有しており、 そして管壁部分の切除されたフェルール半部が完全な管
    壁を有するフェルール半部と嵌合するようにして前記フ
    ェルール対が形成される結果、前記フェルール対の接触
    部においては隣接した燃料棒間にただ1層の管壁が存在
    しており、 前記フェルールの管壁には燃料棒ストップを規定する手
    段が設けられており、かつ前記フェルール対にはそれを
    構成するそれぞれのフェルール内に配置された燃料棒を
    圧迫するためのばねを収容して捕捉する手段が設けられ
    ていることを特徴とする、フェルールスペーサ。
  11. 【請求項11】 前記燃料バンドルが少なくとも1本の
    水管を含む場合において、前記スペーサが前記水管を収
    容するための空隙を規定している請求項10記載のフェ
    ルールスペーサ。
JP5064912A 1992-03-25 1993-03-24 圧力降下の少ないフェルールスペーサ Expired - Lifetime JPH0743433B2 (ja)

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