JPH0742226Y2 - 永久磁石界磁形同期機 - Google Patents

永久磁石界磁形同期機

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JPH0742226Y2
JPH0742226Y2 JP1985023558U JP2355885U JPH0742226Y2 JP H0742226 Y2 JPH0742226 Y2 JP H0742226Y2 JP 1985023558 U JP1985023558 U JP 1985023558U JP 2355885 U JP2355885 U JP 2355885U JP H0742226 Y2 JPH0742226 Y2 JP H0742226Y2
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JP
Japan
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permanent magnet
stator
synchronous machine
peripheral surface
coil
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JP1985023558U
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健二 佐藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、永久磁石界磁形同期機、特に制御用増幅器
によつて制御運転される同期式のサーボモータの特性改
善した永久磁石界磁形同期機に関する。
〔従来の技術〕
第4図,第5図は従来の永久磁石界磁形同期機を示した
図であり、第4図において、1は外側固定子、2は該外
側固定子1に巻回された外側固定子コイル、3は内側固
定子、4は該内側固定子3に巻回された内側固定子コイ
ル、5は回転子、6は永久磁石、7は薄肉円筒形状の回
転子ヨーク、8は前記回転子5を回転自在に支持するベ
アリング、9は前記ベアリング8と内側固定子3とを支
持するエンドブラケツト、10は前記エンドブラケツト9
に取り付けられ、外側固定子1及び後述する検出器11を
支持しているフレーム、11は前記回転子5の回転を検出
する検出器であり、例えばレゾルバのごときが使用され
ている。12は前記永久磁石6の磁束が通る磁気回路を示
す。なお、17は前記外側固定子1と内側固定子3とで形
成される間隙部である。前述した回転子ヨーク7の外周
面と内周面とに配設された永久磁石6は、各々円周方向
に略等間隔で且つN極とS極とに交互に着磁されてい
る。又、外側固定子1、内側固定子3に夫々巻回されて
いるコイル2,4の巻線構造は前記永久磁石6の極数と同
一極数設けられている三相巻線構造になつている。
従来の永久磁石界磁形同期機は上記のように構成され、
外側固定子1のコイル2、内側固定子3のコイル4に夫
々三相交流電流を流すと、外側固定子1、内側固定子3
に回転磁界が生じ、該回転磁界と回転子ヨーク7に取り
付けられた前記永久磁石6との磁気作用により回転子5
が回転する。回転子5が回転するとその回転位置は前記
検出器11によつて検出され、制御用増幅器(図示せず)
にフイードバツクされる。又、第5図にて図示するよう
に永久磁石6を介して外側固定子1、コイル2に形成さ
れる磁気回路12と、永久磁石6を介して内側固定子3、
コイル4に形成される磁気回路12とは別々になつていた
ために、前記同期機は等価的にみれば2台の同期機(外
側固定子から回転子をみたインナロータ形と内側固定子
から回転子をみたアウタロータ形)で構成されているこ
とになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の永久磁石界磁形同期機では、1台の
同期機が等価的にみれば外側固定子1から回転子5をみ
たインナロータ形と内側固定子3から回転子5をみたア
ウタロータ形の2台の同期機に構成されていることとな
るので、1台の制御用増幅器で該同期機の制御運転を行
なおうとすると2台の同期機を並列運転してこれを制御
しなければならないことと同じになる。そのため、永久
磁石6を介して対向する位置にある外側固定子1のコイ
ル2に流れる電流と内側固定子3のコイル4に流れる電
流の位相が異なるのみならず、外側固定子1と内側固定
子3との温度上昇率も大幅に異なることとなり、微小な
回転数制御やサーボ系を定位置に停止させることができ
ないという問題点があつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、1台の制御用増幅器で微小な回転数制御やサーボ
系の位置決め停止がより正確に行なうことが可能な永久
磁石界磁形同期機を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る永久磁石界磁形同期機は、回転子の外側
に設けられている外側固定子側のコイルと前記回転子の
内周側に設けられている内側固定子側のコイルとを永久
磁石を介して各々同一径線方向上に配設し、同一径線方
向上に配設された両固定子のコイル同志を直列に接続し
て同相コイルとしたものである。
〔作用〕 この考案においては、外側固定子側のコイルと内側固定
子側のコイルとを永久磁石を介して各々同一径線方向上
に配設するとともに、同一径線方向上に配設された両固
定子のコイル同志を直列に接続して同相コイルとしたの
で、磁気回路が外側固定子側と内側固定子側と別個に形
成されることがなく従来のように1台の同期機が等価的
にみて2台の同期機になることがないので、1台の制御
用増幅器で正確な回転数制御をなし得るものである。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示す部分断面図である。
1は外側固定子、2は該外側固定子1に巻回された外側
固定子コイル、3は内側固定子、4は該内側固定子3に
巻回された内側固定子コイル、5は回転子、6は永久磁
石、7は薄肉円筒形状の回転子ヨーク、8は前記回転子
5を回転自在に支持するベアリング、9は前記ベアリン
グ8と内側固定子3とを支持するエンドブラケット、10
は前記エンドブラケット9に取り付けられ、外側固定子
1及び検出器11を支持しているフレーム、11は前記回転
子5の回転を検出する検出器であり、例えばレゾルバの
ごときが使用されている。12は前記永久磁石6の磁束が
通る磁気回路を示す。前述した永久磁石6は、回転子ヨ
ーク7を挟んでその外周面と内周面とに沿つて各々対向
して略等間隔に配設されており、互いに対向関係にある
内周面側の永久磁石6と外周面側の永久磁石6とは、第
2図にて図示するごとく磁束が同一方向になるように着
磁されている。前述した永久磁石6を介して対向関係に
ある外側固定子1に配設されているコイル2と内側固定
子3に配設されているコイル4とは各々同相になるよう
に直列接続されている。第3図は三相同期機における上
述した対向関係にあるコイル同志の結線図を示したもの
で、2a,2b,2cは外側固定子1に配設されたコイル、4a,4
b,4cは内側固定子3に配設されたコイルであり、コイル
2aとコイル4a,コイル2bとコイル4b,コイル2cとコイル4c
とは夫々同相である。
上記のように構成された永久磁石界磁形同期機におい
て、各々が対向関係にあつて直列に接続されているコイ
ル2a,4a,2b,4b,2c,4cに夫々位相の異なる電流を流すと
外側固定子1、内側固定子3に回転磁界が発生し、第2
図にて図示したごとき磁気回路12が形成される。この磁
気回路12と回転子5に配設された永久磁石6との磁気作
用によつて回転子5に回転力が生ずることとなる。とこ
ろで前述したように各々が対向関係にあるコイル2a,4
a、コイル2b,4b、コイル2c,4cは第3図にて図示するよ
うに各々直列に接続されているので、コイル2aとコイル
4aには同一方向の電流が流れる。同様にコイル2bとコイ
ル4b、コイル2cとコイル4cとの間にも夫々同一方向の電
流が流れる。そのうえ前述した永久磁石6も回転子ヨー
ク7を介して対向関係にある内周側の永久磁石6と外周
側の永久磁石6とは同一極に着磁されているので、外側
固定子1側に発生する磁束密度の方向と内側固定子3側
に発生する磁束密度の方向が同一で常に磁束と電流とを
直交させることができるものである。
なお、上記実施例では薄肉円筒状の回転子ヨーク7に、
ブロツク状の永久磁石6を主に接着剤を用いて配設する
ものを示したが、回転子ヨーク7と永久磁石6とが一体
になつている磁石材により形成されていてもよく、該磁
石材が強度的に優れているものであれば上記実施例と略
同様の効果を奏する。又、上記実施例では、同期式サー
ボモータを例として示したが、発電機にも当然適用可能
であり、その相数、極数は任意のものであつて差支えな
い。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、永久磁石を、その内周
面及び外周面とに沿って各々対向して略等間隔に配設す
るとともに互いに対向関係にある内周面側の永久磁石と
外周面側の永久磁石との磁束が同一方向になるように着
磁し、外側固定子側コイルと内側固定子側コイルとを、
前記永久磁石を介して各々同一径線方向上に配設すると
ともに、同一径線方向上に配設された両固定子のコイル
同士を直列に接続して同相コイルとするように構成した
ので、外側固定子側と内側固定子側とで磁気回路が別々
に形成されるようなことがなくなり、1台の制御用増幅
器でより正確で、かつ容易に制御運転ができる効果が得
られる。また、永久磁石を、その内周面及び外周面とに
沿って各々対向して略等間隔に配設するとともに互いに
対向関係にある内周面側の永久磁石と外周面側の永久磁
石との磁束が同一方向になるように着磁したので、外側
固定子側に発生する磁束密度の方向と内側固定子側に発
生する磁束密度の方向が同一で常に磁束と電流とを直交
させることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す永久磁石界磁形同期
機の部分側断面図、第2図はこの考案の一実施例を示す
永久磁石界磁形同期機の要部を示す拡大部分断面図、第
3図はこの考案の一実施例を示す永久磁石界磁形同期機
が三相同期機である場合のコイルの接続図、第4図は従
来の永久磁石界磁形同期機を示す部分側断面図、第5図
は従来の永久磁石界磁形同期機を示す正面からみた部分
断面図である。 1は外側固定子、2は外側固定子コイル、3は内側固定
子、4は内側固定子コイル、6は永久磁石、7は回転子
ヨーク、17は間隙部である。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周面及び外周面に永久磁石が配設された
    回転子を、各々コイルが周方向に沿って設けられた複数
    の溝に配設された外側固定子及び内側固定子とで形成さ
    れる間隙部に有してなる永久磁石界磁形同期機におい
    て、前記永久磁石は、その内周面及び外周面とに沿って
    各々対向して略等間隔に配設されるとともに互いに対向
    関係にある内周面側の永久磁石と外周面側の永久磁石と
    の磁束が同一方向になるように着磁され、前記外側固定
    子側コイルと内側固定子側コイルとを、前記永久磁石を
    介して各々同一径線方向上に配設するとともに、同一径
    線方向上に配設された両固定子のコイル同士を直列に接
    続して同相コイルとしたことを特徴とする永久磁石界磁
    形同期機。
JP1985023558U 1985-02-22 1985-02-22 永久磁石界磁形同期機 Expired - Lifetime JPH0742226Y2 (ja)

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