JPH0742200Y2 - 共聴用増幅器の電源検出切換回路 - Google Patents

共聴用増幅器の電源検出切換回路

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JPH0742200Y2
JPH0742200Y2 JP1987130641U JP13064187U JPH0742200Y2 JP H0742200 Y2 JPH0742200 Y2 JP H0742200Y2 JP 1987130641 U JP1987130641 U JP 1987130641U JP 13064187 U JP13064187 U JP 13064187U JP H0742200 Y2 JPH0742200 Y2 JP H0742200Y2
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voltage input
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、供給電源電圧の大きさに応じて高低2種類の
電圧入力端子の対応する入力端子側に電源ラインを自動
的に切換接続する共聴用線路増幅器の電源検出切換回路
に関する。
(従来技術) 従来、CATVシステムに使用される線路増幅器、分岐増幅
器等の共聴用増幅器にあっては、複数の増幅器を1グル
ープとして電源装置を設け、電源装置を設置している場
所の増幅器に対しては電源装置から直接電源を供給する
と共に、他の増幅器には同軸ケーブルに直流電源を重畳
して供給するようにしている。
ここで、CATVシステムに使用される電源装置の電源容量
としては、小勢力回路として法的に定められた90VAを越
えない範囲に抑えられており、例えば30V,3Aの直流電源
装置を使用している。
一方、近年にあっては、小勢力回路の特例として、900V
Aまでの電源容量が認められるようになり、この900VAに
あっては、例えば60V,15Aまで電源装置を使用すること
ができ、1台の電源装置で供給できる増幅器の数を増す
ことができる。
ところで、電源装置として90VAのものを使用するか、90
0VAのものを使用するかは、CATVシステムの規模により
さまざまであり、また同一システムであっても、幹線系
統は900VAとするが、幹線からは分岐された端末系統に
ついては90VAとする場合がある。
そこで、近年の共聴用増幅器にあっては、電源装置から
直接または同軸ケーブルを介して受けた直流電源を定電
圧化して増幅回路に供給するスイッチングレギュレータ
等を用いた定電圧回路として、例えば30V入力と60V入力
を切換えられるようにしたものが考えられる。その場
合、工場出しの際又は現場において、その場所の電源仕
様に応じて切換スイッチを30V入力又は60V入力に切換え
るようにする。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、電源入力切換機能を備えた共聴用増幅器
にあっては、人為的にスイッチを切換えて30V入力又は6
0V入力を選択するようにしていたため、60V入力としな
ければならないところ誤って30V入力としたまま設置し
てしまう場合があり、このようにスイッチ切換を誤る
と、30V入力の選択状態で60V入力が加えられることとな
り、定電圧回路は制御能力を越えた過電圧入力を受ける
ため、スイッチングレギュレータ等でなる定電圧回路が
破壊されると同時に、異常な高電圧が増幅器回路に電源
として加えられ、最悪の場合には回路素子を破壊するに
至り、高価な共聴用増幅器を1回の電源投入で壊してし
まう恐れがあった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、人為的な電源電圧の切換選択を必要とすることな
く投入された電源電圧に応じて対応する電圧入力端子に
電源ラインを切換接続して誤った電源入力による破壊か
ら確実に保護できるようにした共聴用増幅器の電源検出
切換回路を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本考案にあっては、予め定めた
高電圧範囲の交流電圧入力を許容する高電圧入力端子と
予め定めた低電圧範囲の交流電圧入力を許容する低電圧
入力端子を備え、前記高電圧入力端子又は低電圧入力端
子に入力する交流電圧を一定の直流電圧に変換して増幅
器回路に供給する定電圧回路と、該定電圧回路に別途設
置された電源装置から直接または同軸線路を経由して交
流電圧を供給する電源ラインを前記高電圧入力端子又は
低電圧入力端子のいずれか一方に接続する切換スイッチ
と、電源投入までは前記切換スイッチを前記定電圧回路
の高電圧入力端子側に切換えておき、電源投入時に、前
記電源ラインの印加電圧が前記高電圧範囲であることを
検出した時に前記切換スイッチを前記高電圧入力端子側
に、前記電源ラインの印加電圧が前記低電圧範囲である
ことを検出した時に前記切換スイッチを前記低電圧入力
端子側に自動的に切換える電圧検出回路とを設けるよう
にしたものである。
(作用) このような構成を備えた本考案の共聴用増幅器の電源検
出切換回路によれば、電源投入前の状態にあっては、切
換スイッチが定電圧回路の高電圧入力端子に切換接続さ
れているため、電源投入で例えば60Vまたは30Vのいずれ
の電源電圧が供給されても、回路破壊に繋がる過電圧入
力とはならない。
更に、電源投入で30Vが供給された場合には、電圧検出
回路が、この低電圧を検出して切換スイッチを低電圧入
力端子に切換接続するようになり、人為的な切換操作は
一切不要であり、そのため誤操作による回路破壊を完全
に防止することができる。
(実施例) 図は本考案の一実施例を示した回路ブロック図である。
図において、1は入力端子、2は出力端子であり、それ
ぞれ同軸ケーブルがコネクタ接続される。入力端子1か
らの信号ラインは直流カット用のコンデンサC1を介して
前段の増幅回路3に入力され、アッテネータ4でレベル
調整を受けた後、後段の増幅器5より直流カット用のコ
ンデンサC2を介して出力端子2に接続される。入力端子
1とコンデンサC1の間には高周波信号カット用のインダ
クタンスL1を介して電源ライン6が分岐接続され、この
電源ライン6は高周波信号カット用のインダクタンスL2
を介してコンデンサC2と出力端子2の間に接続される。
7は定電圧電源であり、入力交流電圧を一定の直流電圧
に変換して増幅回路3,5に直流電源を供給している。定
電圧電源7は予め定めた高電圧範囲の交流電圧入力、例
えば40〜60Vの電圧入力を許容する高電圧入力端子H
と、予め定めた低電圧範囲、例えば20〜30Vの交流電圧
入力を許容する低電圧入力端子Lを備え、いずれの入力
端子からの電圧入力に対しても常に一定の定電圧出力を
生ずる。
8は切換スイッチであり、切換切片側を電源ライン6に
接続し、切換接点8aにスイッチングレギュレータ7の高
電圧入力端子Hを接続し、また切換接点8bにスイッチン
グレギュレータ7の低電圧入力端子Lを接続している。
9は電圧検出回路であり、電源ライン6の電源電圧を入
力し、この電源電圧が予め定めた所定電圧以下、例えば
30V以下となったときに切換スイッチ8を切換接点8a側
から8b側に切換える。また、電圧検出回路9は電源投入
を受けるまでの間は切換スイッチ8を切換接点8a側に閉
じており、その結果、電源投入前の状態において電源ラ
イン6は切換スイッチ8の切換接点8aを介してスイッチ
ングレギュレータ7の高電圧入力端子Hに接続された状
態に置かれる。
次に、上記の実施例の作用を説明する。
まず、別途設置された電源装置から同軸ケーブルを介し
て電源投入が行なわれる前の状態にあっては、切換スイ
ッチ8は切換接点8a側に閉じており、そのため増幅器の
電源ライン6はスイッチングレギュレータ7の高電圧入
力端子Hに接続された状態にある。
この状態で電源投入が行なわれて60Vの電源電圧が同軸
ケーブルを介して増幅器に与えられたとすると、入力端
子1よりインダクタンスL1を介して電源ライン6に60V
の電源電圧が加わり、同時に切換スイッチ8の切換接点
8aを介してスイッチングレギュレータ7の高電圧入力端
子Hに60Vの電源電圧が入力し、入力電源電圧は高電圧
入力端子Hの許容入力電圧範囲となる40〜60Vにあるこ
とから、スイッチングレギュレータ7は所定の定電圧を
増幅回路3,5に供給して動作状態とする。
一方、電圧検出回路9は電源ライン6の電源電圧60Vを
入力するが入力電圧が予め設定した30Vより大きいこと
から、切換スイッチ8を切換えることなく切換接点8aへ
の接続状態を保つ。
次に、電源投入により30Vの電源電圧が電源ライン6に
供給されたとすると、このときにも切換スイッチ8は切
換接点a側に閉じていることから、スイッチングレギュ
レータ7の高電圧入力端子Hに電源電圧30Vが入力され
る。このとき入力電圧30Vは高電圧入力端子Hの許容入
力電圧範囲40〜60Vを外れているが、電圧が低いことか
ら定電圧出力は得られないもののスイッチングレギュレ
ータ7が破壊されたり増幅回路3,5に異常電圧が加わる
ことはない。
一方、電源ライン6に30Vの電源電圧が加わると、電圧
検出回路9が検出出力を生じて切換スイッチ8を切換接
点8bに切換接続するようになり、このため電源ライン6
の30Vの電源電圧は切換スイッチ8の切換接点8bを介し
てスイッチングレギュレータ7の低電圧入力端子Lに供
給されることとなり、このためスイッチングレギュレー
タ7は正常な電圧入力を受けて一定の直流電圧を増幅回
路3,5に供給して動作状態とする。
尚、電圧検出回路9の検出動作には遅延時間を持たせる
ことが望ましい。即ち、60Vの電源電圧が加えられた場
合にも過渡的に電圧検出回路9に設定した閾値30V以下
の状態があることから、この状態で誤って切換スイッチ
8を切換接点8b側に切換えてしまう恐れがあるため、電
源電圧の検出時間に遅延時間を持たせることで電源投入
の過渡状態を過ぎて電源電圧が安定した状態で検出動作
を行なうようになる。
また、上記の実施例にあっては、30Vと60Vの電源供給に
対する切換を例にとるものであったが、本考案はこれに
限定されず、高低2種類の適宜の電源電圧につきそのま
ま適用することができる。
(考案の効果) 以上説明してきたように本考案によれば、電源投入前の
状態にあっては、切換スイッチが定電圧回路の高電圧入
力端子に切換接続されているため、電源導入で例えば60
Vまたは30Vのいずれかの電源電圧が供給されても過電圧
入力による回路破壊を確実に防止できる。
また、電源投入で30Vが供給された場合には電圧検出回
路がこの定電圧を検出して切換スイッチを低電圧入力端
子に自動的に切換接続するようになり、その結果、人為
的な切換操作は一切不要であり、誤操作による誤った電
圧入力で起きる回路破壊を完全に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示した回路ブロック図である。 1:入力端子 2:出力端子 3,5:増幅回路 4:アッテネータ 6:電源ライン 7:定電圧電源 8:切換スイッチ 8a,8b:切換接点 9:電圧検出回路 H:高電圧入力端子 L:低電圧入力端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定めた高電圧範囲の交流電圧入力を許
    容する高電圧入力端子と予め定めた低電圧範囲の交流電
    圧入力を許容する低電圧入力端子を備え、前記高電圧入
    力端子又は低電圧入力端子に入力する交流電圧を一定の
    直流電圧に変換して増幅器回路に供給する定電圧回路
    と、 該定電圧回路に別途設置された電源装置から直接または
    同軸線路を経由して交流電圧を供給する電源ラインを前
    記高電圧入力端子又は低電圧入力端子のいずれか一方に
    接続する切換スイッチと、 電源投入までは前記切換スイッチを前記定電圧回路の高
    電圧入力端子側に切換えておき、電源投入時に、前記電
    源ラインの印加電圧が前記高電圧範囲であることを検出
    した時に前記切換スイッチを前記高電圧入力端子側に、
    前記電源ラインの印加電圧が前記低電圧範囲であること
    を検出した時に前記切換スイッチを前記低電圧入力端子
    側に自動的に切換える電圧検出回路とを備えたことを特
    徴とする共聴用増幅器の電源検出切換回路。
JP1987130641U 1987-08-27 1987-08-27 共聴用増幅器の電源検出切換回路 Expired - Lifetime JPH0742200Y2 (ja)

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JPS6437343U JPS6437343U (ja) 1989-03-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5698335A (en) * 1980-01-07 1981-08-07 Hitachi Ltd Automatic switching power source circuit
JPS59149750A (ja) * 1983-02-08 1984-08-27 株式会社東芝 電源装置

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