JPH0741799B2 - 自動車の折り畳み式屋根 - Google Patents

自動車の折り畳み式屋根

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JPH0741799B2
JPH0741799B2 JP63181938A JP18193888A JPH0741799B2 JP H0741799 B2 JPH0741799 B2 JP H0741799B2 JP 63181938 A JP63181938 A JP 63181938A JP 18193888 A JP18193888 A JP 18193888A JP H0741799 B2 JPH0741799 B2 JP H0741799B2
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ダイムラー−ベンツ アクチエンゲゼルシヤフト
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/08Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position
    • B60J7/12Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position foldable; Tensioning mechanisms therefor, e.g. struts
    • B60J7/1204Control devices, e.g. for compensating tolerances, for defining movement or end position of top, for tensioning the top or for switching to an emergency mode
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
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    • B60J7/1226Soft tops for convertible vehicles
    • B60J7/1265Soft tops for convertible vehicles characterised by kinematic movements, e.g. using parallelogram linkages
    • B60J7/1286Soft tops for convertible vehicles characterised by kinematic movements, e.g. using parallelogram linkages including folding of the quarter windows

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車の折り畳み式屋根に関する。
[従来の技術] 自動車の横方向に延びる主軸心を中心に揺動できる主弓
形部材と、この主弓形部材の両側の支柱にそれぞれ取付
けられ、可撓性の屋根材によって覆われた屋根フレーム
の構造部品としての主案内アームとを有し、前記支柱の
外側に屋根材をぴんと張る屋根材部材レールが配置さ
れ、これら両方の屋根材保持レールが、主弓形部材が上
向きになっている状態において支柱から離されて押し広
げられ、屋根材保持レールの下端が対応した自動車の側
壁に接している張り位置から、主弓形部材の戻り揺動運
動の過程中に、制御機構により支柱近くの折り畳み位置
に移動できるような自動車の折り畳み式屋根は、ドイツ
連邦共和国登録大3523433号公報において既に知られて
いる。
この公知の折り畳み式屋根の場合、その隔室(コンパー
トメント)の中に下ろす場合の下り畳み式屋根の幅が、
屋根が閉じている場合の最大幅よりも明らかに小さいの
で、後部にテーパが付いている形式の自動車の隔室に問
題なしに収容できる。そのような自動車は空力的な理由
からますます普及している。その場合主弓形部材を戻り
方向に揺動して折り畳む際に幅が自動的に小さくなるの
で、操作の快適性も損なわれない。主弓形部材の揺動戻
り角度に関して屋根材保持レールを制御するために、こ
の主弓形部材とその支柱との間に両側に自動車の側面上
縁の近辺範囲において、トグル機構がヒンジ接続されて
おり、そのトグル機構は、U字形屋根材保持リンクを広
げた場合に屋根材保持レールの下側に配置された隔室支
柱カバー板に接触支持されている。この接触支持は、屋
根材保持レールを揺動された折り畳み位置に引っ張る傾
向を有する復帰ばねのバイアス力を受ける。このトグル
機構に基づいて、主弓形部材をその上向き位置から移動
する場合に、必然的に隔室支柱カバー板上におけるトグ
ル機構ないしそのトグル機構側の調整ボルトの摺動が生
ずる。この摺動過程は望ましくない騒音を伴う。という
のは摺動面の潤滑が乗客を汚してしまう恐れがあるた
め、潤滑を行えないからである。更に調整ボルトの頭部
が隔室支柱カバー板上を摺動する際にこれに点接触する
ので、非常に大きな面圧が生じ、これは隔室支柱カバー
板の表面を傷つけてしまう。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、冒頭に述べた形式の折り畳み式屋根
を、屋根材保持レールの揺動過程中における不快な摩擦
音の発生並びに側壁表面の傷が確実に避けられるように
改善することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によればこの目的は、制御機構が側壁に無関係に
配置され、主弓形部材を変位した際に生ずる支柱と主案
内アームとの相対運動を利用して強制的に制御されるこ
とによって達成される。
U字形屋根材保持リンクのかかる機械的な強制制御方式
は、その自動車の側壁から空間的および機能的に完全に
切り離される。
上述した目的に対する択一的な解決策として、制御機構
が側壁に無関係に配置され、屋根材保持レールの下端
が、主弓形部材の戻り揺動運動過程の第1段階中に自動
的に、側壁から離れて支柱に対して高さがずれた位置に
移動できることを提案する。
この実施態様の場合、即ち、制御機構が屋根材保持レー
ルの端部と一緒に側壁から離れて上向きに移動できると
き、この制御機構は自動車の側壁縁に直接あるいはその
上に位置できる。他の場合には側壁縁から十分な高さ間
隔を保持できる。
この実施態様の大きな利点は、上述した本発明の目的を
達成できるほかに、折り畳み式屋根において、屋根が閉
じられている状態において側壁の側壁縁近くの外側輪郭
を幾分覆うような屋根材保持レールを使用することがで
きる。かかる屋根かわら状の重なりは、屋根材保持レー
ルに固定された屋根材もその下側終端範囲において生じ
ているので、折り畳み式屋根の側壁に対する接合部の確
実なレールが容易に保証される。
本発明に基づく折り畳み式屋根は、特許請求の範囲の実
施態様項に記載したように有利に実施できる。
[実施例] 以下図面に示した本発明の実施例について詳細に説明す
る。
第1図に示した自動車2の折り畳み式屋根1は一般に公
知のように、繊維材料から成る屋根材3が張られている
屋根フレームを有している。その屋根フレームの内で、
ここではU字形屋根保持リンク4しか見えない。この保
持リンク4は折り畳み式屋根1の下側終端を形成し、こ
こでは中間位置で図示されている。この上向きの中間位
置において、折り畳み式屋根1が閉鎖した状態において
その下側に位置する隔室カバー5は、その閉鎖位置から
図示した開放位置に移動されている。これによって屋根
の前方鎖錠装置を外した後、折り畳み式屋根1は、自動
車横方向に延びる主軸心14を中心に揺動され、U字状に
形成された後部座席範囲7を取り囲んでいる隔室6の中
に下ろせる。折り畳み式屋根1が下ろされた状態におい
て、隔室カバー5は再び閉じられ、これによって折り畳
み式屋根1は完全に隠される。この自動車2の場合、自
動車後部に向かって大きなテーパが付けられた流線的な
形状をしている。このテーパは空力的な理由から後輪8
の範囲において始まっているので、後輪8の前が最大の
車幅となっている。しかし屋根材3は、それが一方では
側面ガラス窓9の後縁に面一につながり、他方では隔室
6を境界づける側壁10の外側を僅かに覆うように保持さ
れている。これによって折り畳み式屋根1が閉鎖された
状態において、隔室カバー5と側壁10との間の閉鎖接合
部は覆われ、このことは特にスタイル的に望ましいこと
である。
しかしこの形状のために、折り畳み式屋根1のはね上げ
は簡単にできない。折り畳み過程中において自動車の長
手方向に見てU字形屋根材保持リンク4は機械的な強制
制御のもとで同時に前方に移動でき、自動車横方向軸心
を中心に揺動できるので、これは問題なしに隔室6の開
口にぴったりはまり込むが、側面ガラス窓9に続く範囲
において、隔室6に沈み込む前に折り畳み式屋根1の幅
を強制的に狭くする必要がある。
次にその幅を狭くできるフレームの形状について説明す
る。そのために第2図は、折り畳み式屋根1の左側側壁
の主要フレーム部品を、U字形屋根材保持リンク4を除
いて示している。屋根フレームの右側側壁は図示されて
いないが、これは自動車2の中心長手平面に関して左側
側壁に対して鏡面対称となっている。更に屋根フレーム
の両側側壁は自動車の天井を横平面内において覆う主弓
形部材11によって互いに固く接続されている。その主弓
形部材11の内で屋根フレームの左側側壁にある支柱12お
よびこれに固く接続された弓形管13の一部が図面に見え
ている。
側壁10に対して内側にずらして両側に、隔室6の前方脚
部端の範囲において、図示していないブラケツトが車体
に固く接続されている。ブラケツトの下側終端範囲にお
いて、主弓形部材11は、支柱12の下側端に、自動車2の
長手中心平面に対して垂直に延びる主軸心14を中心に揺
動可能に支持されている。支柱12はその下側端から出発
して側壁10(第1図)の上縁までほぼ垂直に上向きに延
びて、それから斜め前向きに傾斜した範囲に移行してい
る。その範囲は側面ガラス窓9の後縁の近隣範囲まで延
び、それから弓形管13に移行するまで側面ガラス窓9の
後縁に対してほぼ平行に延びている。弓形管接続部の幾
分下側において、支柱12の内面側に屋根フレーム案内ア
ーム15の後方側がヒンジ接続されている。屋根フレーム
案内アーム15は側壁平面内において前向きで僅かに傾斜
して下向きに延びており、側面ガラス窓9の上縁のほぼ
中央においてその前方端が横側屋根フレーム16にヒンジ
接続されている。屋根フレーム16は左右一体に形成さ
れ、側面ガラス窓9の上縁に対してほぼ平行に延び、支
柱12まで延びており、且つ屋根フレーム16の後方終端部
分16aは約90゜下向きに折り曲げられており、従ってこ
れは支柱12の延び方向において支柱12の内側に位置して
いる。折り曲げられた終端部分16aの下側端に、主案内
アーム17の上端が23でヒンジ接続されている。主案内ア
ーム17はその上側長手部分において後方終端部分16の延
び方向と一致しており、従ってこの手案内アーム17は支
柱12のそばを走り、その長さのほぼ3分の1の後ろで、
更に下向きに斜め後ろに向いた長手部分に移行し、前向
きに折り曲げられた下側終端部分で終えている。この終
端部分は、それが最初の幅の約2倍に広げられているこ
とによって、制御カム18として形成されている。その場
合手案内腕アーム17の経過は、その前向きに折り曲げら
れた下側終端部分が側壁10の上縁対して高さ間隔を隔て
て支柱12の斜め前向きに傾斜した範囲と重なり合うよう
に決められている。その重なりを利用した状態で、制御
カム18と支柱12との間にヒンジ継手が設けられており、
そのヒンジ軸心19は制御カム平面に対して垂直に延びて
いる。ヒンジ軸心19の上側において主案内アーム17にも
う一つのヒンジ継手が配置されてり、そのヒンジ軸心20
は前記ヒンジ軸心19に対して平行に延びている。このビ
ンシ継手によって制御案内アーム21の上側端が主案内ア
ーム17に支持されている。制御案内アーム21はヒンジ軸
心20から出発して下向きに僅かに後ろ向きに延びてお
り、中央範囲が弓状に湾曲され、これによって下側範囲
において斜め前に向いた経路をとっている。制御案内ア
ーム21の下端は、ヒンジ軸心22によって規定されている
支柱と無関係なヒンジ継手でブラケツトに取り付けられ
ている。そのヒンジ軸心22は主軸心14に対して平行に延
び、それがほぼヒンジ軸心19と主軸心14との間に位置す
るように、主軸心14に対して上にずらされている。更に
ヒンジ軸心22は主軸心14に対して前にずらして配置され
ている。支柱12の上には、ヒンジ軸心23の外側上方に屋
根材保持レール24がヒンジ接続されている。そのヒンジ
接続は、屋根材保持レール24の上側終端範囲において自
動車2の中心長手軸心に対してほぼ平行に延びる軸受軸
心25を中心に行われる。屋根材保持レール24は、支柱12
の直線長手部分を覆い、且つ支柱12と同様に側面ガラス
窓9の後縁に対して平行に延びている。しかしその下側
終端範囲は押し広げられた状態(第3図)において、側
面ガラス窓9の後縁に対して平行に位置する支柱12の長
手部分より下向きに突出している。屋根材保持レール24
には屋根材3が図示していない方式で取り付けられ、屋
根材3は側面ガラス窓9への接続範囲においてぴんと張
った状態にされている。この状態において屋根材3は、
それが側面ガラス窓9に外側面が面一に続くように保持
されている。
第3図に関連して明らかに分かるように、屋根材保持レ
ール24は側面ガラス窓9の曲率に相応して湾曲されてい
る角形材から成っている。屋根材保持レール24は押し広
げられた張り位置にあり、この位置において屋根材保持
レール24は、軸受軸心25を中心に支柱12から離れて外側
に揺動され、屋根材3の側面傾斜が側面ガラス窓9の傾
斜に合わされている。屋根材保持レール24の下端は、そ
の内側の部分が短縮されているので、外側において幅狭
い端部26だけが残っている。この端部26は側壁10の上端
から突出した縁27の外側を覆っているので、屋根材保持
レール24は上向きに揺動されているときだけしか再び揺
動できない。これを可能にするために、屋根材保持レー
ル24は全体が支柱12に対して長手方向に移動できる。屋
根材保持レール24の長手方向移動および揺動運動を伝達
するために、支柱12と屋根材保持レール24との間に押広
げレバー28が設けられている。この押広げレバー28の下
端はヒンジ軸心19の高さにおいて外側に位置する支柱12
の側面でヒンジ軸心29に取り付けられてる。押広げレバ
ーはヒンジ軸心29から出発して支柱12に対して約45゜の
角度を成して上向きに延びており、そこで上端は第2の
ヒンジ軸心30で屋根材保持レール24の内側面にヒンジ接
続されている。ヒンジ軸心29、30は相互におよび軸受軸
心25の軸方向に対して平行に延びている。押広げレバー
28は屋根材保持レール24の第3図に示した位置において
制御機構31によって揺動不能に拘束されているので、屋
根材保持レール24はこの位置において固定される。
主弓形部材11の戻り揺動過程中(第2a図、第3a図)にお
いて、押広げレバー28は制御機構31を介してヒンジ軸心
29を中心に反時計方向に揺動でき、その場合ヒンジ軸心
30は押広げレバー28の長さに相応した円軌道上を移動さ
れる。それに伴って屋根材保持レール24の長手移動を可
能にするために、軸受軸心25と屋根材保持レール24との
間に、第4図に詳しく示されている摺動ガイド32が設け
られている。この摺動ガイド32は軸受軸心25を規定する
円筒状軸33と、屋根材保持レール24に固く接続されたス
ライダ34とを有している。円筒状軸33は取付けボルト35
によって基板36の対向面に軸方向に締め付けられ、これ
によって位置不動に支持されている。その取付けボルト
353は自動車横方向に支柱12から傾斜している基板36に
ある孔に図面では見えないようにして貫通している。基
板36の対向面側において円筒状軸33は細い頸軸37の形に
されている。スライダ34は断面矩形の開口を持った中空
箱形材として作られている。この場合断面矩形の開口
は、それが円筒軸状33の最大寸法範囲における横断面積
よりも幾分大きいように寸法づけられている。更にスラ
イダ34の後方側面に断面U字形の長手スリツト38が設け
られており、その内法幅は頸軸37の直径よりも幾分大き
い。長手スリツト38を境界づける壁の材料圧さは頸軸37
の軸方向長さよりも薄いので、スライダ34は円筒状軸33
を軸方向および半径方向に案内する。
スライダ34の送り方向においてその端面に対して高さ方
向の間隔を隔てて、そらせキヤツプ39が配置されてお
り、このそらせキヤツプ39によって屋根材3は摺動ガイ
ド32から距離を隔てられている。同時に摺動ガイド32は
屋根面から側壁面への移行範囲において屋根材3に対す
る幅広い接触設置面を形成している。このためにそらせ
キヤツプ39はこの範囲における自動車輪郭に相応して弓
状に湾曲され、その上端が屋根面のすぐ近くにおいて基
板36上の固定軸心40を中心に揺動可能に支持されてい
る。その軸心40の軸心方向は軸受軸心25に対して平行に
延びている。これによってスライダ34の衝突端がそらせ
キヤツプ39の支柱12側にある衝突面に付き当たったと
き、そらせキヤツプ39が軸心40を中心に時計方向に揺動
されることによって(第4a図)、そらせキヤツプ39は横
に上向きにそらされる。しかし所望の衝突過程に対する
条件は、予めそらせキヤツプ39が第4図に示した最初の
位置にあることである。このために基板36の上側面は、
そらせキヤツプ39の衝突面輪郭に適合するように形成さ
れ、そらせキヤツプ39の材料厚さだけ減らして内側にず
れて延びている。そらせキヤツプ39はその自由端に向か
って、それが基板36の幅狭い側に面接触するように幅広
くされている。これによって基板36はそらせキヤツプ39
に対するストツパとしても作用し、その場合そらせキヤ
ツプ39はその上に載っている屋根材3の荷重によって位
置が固定される。
第5図は、押広げレバー装置および制御機構31の協力作
用を明瞭にするためにそれらを斜視図で詳細に示してい
る。この場合明らかなように、ヒンジ軸心29はヒンジ軸
41によって規定され、このヒンジ軸41は支柱12に固定さ
れたヒンジ板43の軸受ブツシユ42に回転可能に支持され
ている。軸受ブツシユ42は、通して形成されておらず、
その長さの前方半部にある分割接合部44によって二つの
ブツシユ部分に分割されている。押広げレバー28は軸受
ブツシユ42側がフオーク状に形成されており、その場合
フオーク端45は一方では分割接合部44の範囲において、
他方ではヒンジ軸41の端部がそこから突出している軸受
ブツシユ42の前で、ヒンジ軸41に相対回転不能に接続さ
れている。押広げレバーのこのヒンジ接続方式によっ
て、屋根材保持レール24の下端側範囲における特に安定
した支持が生ずる。軸受ブツシユ42から突出したヒンジ
軸41の後方端に、くさび状に形成されている連行フイン
ガー46が回り止めして接続され、これは支柱12の下側で
制御カム18の揺動平面内に横に突き出している。この場
合その自由端は、対向して位置する制御カム18に開けら
れている貫通開口47を貫通している。その貫通開口47は
連行フインガー46に対する制御軌道として使用する溝状
窪み48の前方端面にある。この目的に従って窪み48はヒ
ンジ軸心19を中心とする円軌道上を延び、その長さは主
案内アーム17と支柱12との相対変位量に適合されてい
る。
貫通開口47を作るために、舌片49が窪み48の底から切り
起こされ、横に支柱12側に拘束位置に折り曲げられ、こ
の拘束位置において舌片49は連行フインガー46の下側に
係合する。これによって舌片49は拘束ストツパとして使
用し、このストツパによって連行フインガー46は図示し
た張り位置に確実に保持される。貫通開口47の内法長さ
は、主案内アーム17が反時計方向に揺動されたとき、係
合している連行フインガー46が係合を維持した状態で傾
動されるように寸法づけられている。更に窪み48の深さ
は、連行フインガー46の自由端が傾動状態において主案
内アーム17を継続して揺動する際に窪み48の底に接触す
るように、連行フインガー46の長さに合わせられてい
る。これによって連行フインガー46の端部が窪み48の底
に接している間、連行フインガー46は下側揺動位置に
(第5a図)に拘束される。
第6図は、屋根フレーム16の後方終端部分16aと屋根材
保持レール24との間の鎖錠装置50を、第3図におけるVI
−VI線に沿った断面図で詳細に示している。
この鎖錠装置50は、折り畳み式屋根1が閉鎖されている
状態において、押広げレバー28および制御機構31が張ら
れた屋根材3および車体のねじれによって連続応力に曝
されるので、これらの構造部品28、31の負荷を軽減する
ために使用する。
このために後方終端部分16aの屋根材保持レール24側の
側面からヒンジ軸心23に対して幾分高さをずらして、後
方終端部分16aに固く接続された横軸ピン51が突出して
いる。この横軸ピン51は円錐形状をしており、屋根材保
持レール24に向かって細くなっている。横軸ピン51は対
向軸受53の挿入開口52にかみ合い接続している。対向軸
受53は対向して屋根材保持レール24の側面に固定されて
いる。対向軸受53は、屋根材保持レール24と終端部分16
aとの成す角度に合わせてくさび状に形成されているの
で、これは終端部分16aの側面に面接触している。挿入
開口52の内法幅は第6a図に見られるように、自動車長主
方向に見て横軸ピン51の座から前向きに増加している。
これによって横軸ピン51が折り畳み式屋根1の閉鎖過程
中にフオーク状の対向軸受53の中に入り込むとき(第6
図)、横軸ピン51の自動的な心出しが生ずる。横軸ピン
51が挿入開口52においてその終端位置をとると、屋根材
保持レール24は鎖錠装置50によって軸方向に拘束され
る。
折り畳み式屋根1は、第2図における上向き位置から主
軸心14を中心に時計方向に約90゜揺動する揺動過程(第
2a図)に相応して、主弓形部材11を変位することによっ
て、隔室6の中に下ろされる。残りのすべてのフレーム
部品は主弓形部材11によって連行でき、その当座の揺動
角度に関連して運動が強制的に制御される。この場合下
り畳み式屋根1の揺動幅の低減は下り畳み過程の第1段
階において行われる。第2a図における位置に到達したと
きに丁度終了するこの折り畳み過程の第1段階中に、屋
根フレーム案内アーム15の支柱側ヒンジ点は、主軸心14
を中心とする円軌道上を後ろ向きに移動され、その場合
側面屋根フレーム16は屋根フレーム案内アーム15の前方
ヒンジ点を介して連行される。ヒンジ軸心20が制御案内
アーム21を介して車体に支持されていることにより、主
案内アーム17は支柱12の揺動運動に際して同じ方向に連
動されず、これは支柱12にある固定ヒンジ軸心19を中心
に反時計方向に揺動される(第2a図)。これによってヒ
ンジ軸心23は前向きに移動され、屋根フレーム案内アー
ム15の前方ヒンジ点は後ろに移動される。この場合関連
して動く側面屋根フレーム16はヒンジ軸心23を中心に時
計方向に強制的に揺動され、その場合折り畳み過程の第
1段階終了後にほぼ垂直に上向きに突出する。折り畳み
過程が継続される場合、屋根フレーム16は全部で約180
゜回転され、隔室6内において支柱12の上側におけるそ
の終端位置に達する。
折り畳み過程の第1段階中に、屋根材保持レール24は同
時に、第3図に示した広げられた張り位置から第3a図に
おける支柱12に近い折り畳み位置まで移動される。この
折り畳み位置において屋根材保持レール24は支柱12の直
ぐ近くに位置する。この折り畳みは次のように行われ
る。
主案内アーム17が支柱12に対してヒンジ軸心19を中心に
逆向きに揺動運動することにより、主案内アーム17に一
体にされた制御カム18も同じように移動される。これに
よって貫通開口47もヒンジ軸心19を中心とする円軌道上
を反時計方向に移動する(第5a図)。従って貫通開口47
の上側を境界づける制御カム18の壁が連行フインガー46
の自由端を下向きに押圧し、これによって連行フインガ
ー46は支柱の固定ヒンジ軸心29を中心に時計方向に揺動
される。その場合ヒンジ軸41は連行フインガー46の連動
運動を押広げレバー28に伝達するので、この押広げレバ
ーは連行フインガー46の揺動運動と同じ方向に移動す
る。この場合第5図および第5a図において明確に理解で
きるように、ヒンジ軸心30が上方に変位することによ
り、屋根材保持レール24は、上向きに移動され、同時に
支柱12の方向に折り畳まれる(第3a図)。このストロー
クの軸方向成分は摺動ガイド32によって受け取られ、長
手スリツト38を境界づけるスライダ34の幅狭い面は頸軸
37の外周面を上向きに摺動する。第4図および第4a図か
ら理解できるように、スライダ34の上端は、屋根材保持
レール24の直線送りストロークの最終過程中に、そらせ
キヤツプ39の背面側衝突面に突き当たり、そらせキヤツ
プ39を基板36から僅かに持ち上げる。この場合屋根材3
はていねいに上向きに押し離される。屋根材保持レール
24の軸方向送りストロークは横方向送りストロークと重
畳されるので、頸軸37上におけるスライダ34の摺動可能
はその頸軸37を中心としたスライダ34の回動運動と共に
発生し、その場合屋根材保持レール24は、スライダ34が
包囲する円筒状軸33に接触支持していることによって、
頸軸37における回転摺動位置に保持される(第4a図)。
第5図における押し広げられた下側終端位置において、
折り畳み式屋根1が最初の開放過程あるいは最後の閉鎖
過程の状態にない場合に、屋根材保持レール24は固定さ
れねばならない。このために貫通開口47の長さおよび窪
み48の深さは連行フインガー46の長さに関して、この連
行フインガー46が屋根材保持レール24の調整過程の終了
後に貫通開口47から回り出され、下向きに傾斜した状態
においてその下端が窪み48の底に接するように決められ
ている。窪み48が一定した深さを有しているので、連行
フインガー46の端部は主案内アーム17が継続揺動する際
に窪み48の底に沿って滑る(第5a図)。この場合それに
よって連行フインガー46の制御カム18に対する角度は変
化しない。この場合に摩擦音が生じないようにするため
に、窪み48は相応して潤滑されている。主案内アーム17
のこの揺動過程において拘束された連行フインガー46を
介して、押広げレバー28およびそれに伴って屋根材保持
レール24も拘束される。主案内アーム17が折り畳み式屋
根1の閉鎖過程中(第5a図→第5図)に再び時計方向に
揺動されたときに始めて、連行フインガー46端部が再び
貫通開口47に入り込むや否や、連行フインガー46はその
制御カム18に対する角度が変化する。その後で、連行フ
インガー46はその自由端が舌片49が衝突した状態におい
て折り畳み式屋根1の最終閉鎖過程中に強制的に約90゜
反時計方向に揺動された第5図の位置に移動され、その
場合屋根材保持レール24は強制的にその繰り出された張
り位置を再びとる。この過程は同時に屋根材保持レール
24の鎖錠過程と共に行われる。
第6a図から分かるように、終端部分16aは既に屋根材保
持レール24の近辺範囲に位置に、折り畳み式屋根1の継
続閉鎖運動の経過において主案内アーム17による制御の
もとで、屋根材保持レール24の横平面に移動される。そ
の場合横軸ピン51は自動的に対向軸受53の挿入開口52に
挿入され(第6図)、その際挿入開口52の境界面がくさ
び状をしていることにより、屋根材保持レール24の自動
的な心出しが生ずる。これによって屋根材保持レール24
を広げられた張り位置に到達した時点において、既にそ
の軸方向に鎖錠された級端位置が存在する。
【図面の簡単な説明】
第1図は折り畳み式屋根を持った自動車の全体斜視図、
第2図は第1図における折り畳み式屋根の側壁フレーム
の側面図、第3図は第2図における側壁フレームの正面
図、第4図は側壁フレームの屋根材保持レールの上側ヒ
ンジ範囲の斜視図、第5図は支柱における屋根材保持レ
ールの下側ヒンジ範囲の斜視図、第6図は第3図におけ
る屋根材保持レールの鎖錠機構の範囲における内側斜視
図、第2a図、第3a図、第4a図、第5a図および第6a図は、
それぞれ第2図ないし第6図における側壁フレームの主
弓形部材を部分的に変位した実施例の斜視図である。 3……屋根材 10……側壁 11……主弓形部材 12……支柱 16……側面屋根フレーム 17……主案内アーム 18……制御カム 19……ヒンジ軸心 24……屋根材保持レール 25……軸受軸心 28……押広げレバー 31……制御機構 32……摺動ガイド 33……円筒状軸 34……スライダ 39……そらせキヤツプ 40……軸心 46……連行フインガー 47……貫通開口 48……窪み 50……鎖錠装置 51……横軸ピン 52……挿入開口 53……対向軸受

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の横方向に延びる主軸心(14)を中
    心に揺動できる主弓形部材(11)と、この主弓形部材の
    両側の支柱(12)にそれぞれ取り付けられ、可撓性の屋
    根材(3)によって覆われた屋根フレームの構造部品と
    しての主案内アーム(17)とを有し、前記支柱(12)の
    外側に屋根材(3)をぴんと張る屋根材保持レール(2
    4)が配置され、これら両方の屋根材保持レール(24)
    が、主弓形部材(11)が上向きになっている場合に支柱
    (12)から離されて押し広げられ、屋根材保持レール
    (24)の下側が対応した自動車の側壁(10)に接してい
    る張り位置から、主弓形部材(11)の戻り揺動運動の過
    程中に、制御機構(31)により、支柱(12)近くの折り
    畳み位置に移動されるような自動車の折り畳み式屋根に
    おいて、 制御機構(31)が側壁(10)に無関係に配置され、主弓
    形部材(11)を変位した際に生ずる支柱(12)と主案内
    アーム(17)との相対運動を利用して強制的に制御され
    ることを特徴とする自動車の折り畳み式屋根。
  2. 【請求項2】制御機構(31)が側壁(10)に無関係に配
    置され、屋根材保持レール(24)の下端(26)が、主弓
    形部材(11)の戻り揺動過程の第1段階において自動的
    に、側壁(10)から離れて支柱(12)に対して高さがず
    れた位置に移動できることを特徴とする請求項1記載の
    折り畳み式屋根。
  3. 【請求項3】屋根材保持レール(24)がその制御機構
    (31)によって、支柱(12)近くの折り畳み位置並びに
    側壁(10)から離れた位置に移動できることを特徴とす
    る請求項2記載の折り畳み式屋根。
  4. 【請求項4】制御機構(31)の運動が、主弓形部材(1
    1)を変位した際に生ずる支柱(12)と主案内アーム(1
    7)との相対運動を利用して伝達されることを特徴とす
    る請求項1または2記載の折り畳み式屋根。
  5. 【請求項5】制御機構(31)が、主弓形部材(11)が直
    立した状態において、自動車の側壁(10)の上縁に対し
    て高さ間隔を隔てて配置されていることを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれか1つに記載の折り畳み式屋
    根。
  6. 【請求項6】屋根材保持レール(24)がその上端におい
    て、その支柱(12)上で、自動車の中心長手軸心に対し
    てほぼ平行に延びる軸受軸心(25)を中心に揺動できる
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記
    載の折り畳み式屋根。
  7. 【請求項7】屋根材保持レール(24)の上端とその支柱
    (12)との間に屋根材保持レール(24)の長手方向に延
    びている揺動ガイド(32)が設けられていることを特徴
    とする請求項6記載の折り畳み式屋根。
  8. 【請求項8】屋根材保持レール(24)がその軸受軸心
    (25)上において長手方向に移動可能に案内されている
    ことを特徴とする請求項7記載の折り畳み式屋根。
  9. 【請求項9】各軸受軸心(25)が、支柱(12)側に位置
    不動に保持された円筒状軸(33)によって規定されてい
    ることを特徴とする請求項8記載の折り畳み式屋根。
  10. 【請求項10】円筒状軸(33)が、端面側および半径方
    向側が屋根材保持レール(24)の中空角形部材(スライ
    ダ34)によって取り囲まれ、その断面矩形の開口が、円
    筒状軸(33)の直径に合わされていることを特徴とする
    請求項9記載の折り畳み式屋根。
  11. 【請求項11】両側の支柱(12)上における屋根材保持
    レール(24)の上端の送り方向に屋根材(3)を揺動ガ
    イド(32)に対して間隔を保つそらせキヤツプ(39)が
    配置されていることを特徴とする請求項1ないし10のい
    ずれか1つに記載の折り畳み式屋根。
  12. 【請求項12】両方のそらせキヤツプ(39)がそれらの
    支柱(12)上に、自動車の中心長手軸心に対してほぼ平
    行に延びる軸心(40)を中心に揺動可能に支持されてい
    ることを特徴とする請求項11記載の折り畳み式屋根。
  13. 【請求項13】そらせキヤツプ(39)が最初の位置にお
    いて、支柱(12)の上端に形成したストツパに当たつて
    保持されていることを特徴とする請求項12記載の折り畳
    み式屋根。
  14. 【請求項14】各そらせキヤツプ(39)がその最初の位
    置において、支柱(12)に面したそらせキヤツプ(39)
    の衝突面が、その屋根材保持レール(24)が軸方向に送
    られる際に屋根材保持レールの上端(スライダ34)で押
    上げられるように配置されており、且つそらせキヤツプ
    (39)が下向きに湾曲して形成されていることを特徴と
    する請求項13記載の折り畳み式屋根。
  15. 【請求項15】主案内アーム(17)がその制御機構(3
    1)の近辺範囲において、支柱(12)に固定のヒンジ軸
    心(19)を中心に揺動できることを特徴とする請求項1
    ないし14のいずれか1つに記載の折り畳み式屋根。
  16. 【請求項16】主案内アーム(17)に相対回転不能に接
    続された制御カム(18)が、それぞれ前記ヒンジ軸心
    (19)を中心に回転可能に支持されていることを特徴と
    する請求項15記載の折り畳み式屋根。
  17. 【請求項17】主案内アーム(17)のヒンジ軸側の周端
    部が制御カム(18)として形成されていることを特徴と
    する請求項16記載の折り畳み式屋根。
  18. 【請求項18】主案内アーム(17)がその支柱(12)に
    対して制御カム(18)によって相対変位する際に、支柱
    (12)と対応した屋根材保持レール(24)との間に配置
    されたレバー装置が作動されることを特徴とする請求項
    16または17記載の折り畳み式屋根。
  19. 【請求項19】レバー装置が押広げレバー(28)によっ
    て形成され、その端部が一方では支柱(12)に他方では
    屋根材保持レール(24)に位置不動にヒンジ接続されて
    いることを特徴とする請求項18記載の折り畳み式屋根。
  20. 【請求項20】押広げレバー(28)のヒンジ接続が、自
    動車の中心長手軸心に対してほぼ平行で相互に精確に平
    行に延びるヒンジ軸心(29、30)を中心に行われている
    ことを特徴とする請求項19記載の折り畳み式屋根。
  21. 【請求項21】押広げレバー(28)の支柱側ヒンジ軸心
    (29)が、押広げレバーにある固定ヒンジ軸(41)によ
    って規定されていることを特徴とする請求項19または20
    記載の折り畳み式屋根。
  22. 【請求項22】ヒンジ軸(41)に、制御カム(18)の揺
    動範囲に突出した連行フインガー(46)が相対回転不能
    に接続されていることを特徴とする請求項21記載の折り
    畳み式屋根。
  23. 【請求項23】連行フインガー(46)の自由端が、制御
    カム(18)の制御軌道に係合していることを特徴とする
    請求項22記載の折り畳み式屋根。
  24. 【請求項24】制御軌道が、ヒンジ軸心(19)を中心と
    する円弧の形で延びている制御カム(18)にある窪み
    (48)によって形成され、その長さが、制御アーム(1
    7)の支柱(12)に対する揺動角度変位に合わされてお
    り、その場合連行フインガー(46)が端面で窪み(48)
    の底に接触し、窪み(48)の深さに関して揺動制御され
    ることを特徴とする請求項23記載の折り畳み式屋根。
  25. 【請求項25】窪み(48)の前方終端範囲に貫通開口
    (47)が設けられており、この貫通開口(47)が主弓形
    部材(11)の戻り揺動運動過程の第1段階において連行
    フインガー(46)の自由端で貫通されていることを特徴
    とする請求項24記載の折り畳み式屋根。
  26. 【請求項26】窪み(48)の前方端から支柱(12)の方
    向に拘束ストツパが突出していることを特徴とする請求
    項1ないし25のいずれ1つに記載の折り畳み式屋根。
  27. 【請求項27】拘束ストツパが、貫通開口(47)を形成
    するために制御カム(18)から切り起こされて拘束位置
    に折り曲げられた舌片(49)によって形成されているこ
    とを特徴とする請求項26記載の折り畳み式屋根。
  28. 【請求項28】折り畳み式屋根(1)の側面フレーム
    (16)の後方終端部分(16a)が、主弓形部材(11)が
    上向きにされた状態において、下向きに折り曲げられ、
    支柱(12)の屋根材保持レール(24)に対してほぼ垂直
    平面内に位置していることを特徴とする請求項1ないし
    27のいずれか1つに記載の折り畳み式屋根。
  29. 【請求項29】屋根フレーム(16)の折り曲げられた終
    端部分(16a)と屋根材保持レール(24)との間に、両
    側において鎖錠装置(50)が設けられており、折り畳み
    式屋根(1)が閉じられた際に屋根材保持レール(24)
    が前記鎖錠装置によって軸方向に拘束されることを特徴
    とする請求項28記載の折り畳み式屋根。
  30. 【請求項30】終端部分(16a)から屋根材保持レール
    (24)側にそれぞれ横軸ピン(51)が突出しており、こ
    の横軸ピン(51)が、折り畳み式屋根(1)を折り広げ
    る際に終端部分(16a)と屋根材保持レール(24)との
    相対運動中に、屋根材保持レール(24)のフオーク状対
    向軸受(53)に入り込むことを特徴とする請求項29記載
    の折り畳み式屋根。
  31. 【請求項31】対向軸受(53)の挿入開口(52)が、挿
    入方向に見て、くさび状に横軸ピン(51)の直径まで細
    くなっていることを特徴とする請求項30記載の折り畳み
    式屋根。
  32. 【請求項32】横軸ピン(51)が円錐状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項30または31記載の折り畳み式
    屋根。
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